JPH04348072A - 不揮発性半導体記憶装置の製造方法 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置の製造方法

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JPH04348072A
JPH04348072A JP3169666A JP16966691A JPH04348072A JP H04348072 A JPH04348072 A JP H04348072A JP 3169666 A JP3169666 A JP 3169666A JP 16966691 A JP16966691 A JP 16966691A JP H04348072 A JPH04348072 A JP H04348072A
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Tokuo Kure
久▲礼▼ 得男
Masahiro Ushiyama
牛山 雅弘
Hiroshi Kawakami
博士 川上
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は不揮発性半導体記憶装置
の製造方法に係り、特に浮遊ゲ−ト電極と制御ゲート電
極からなる2層ゲート電極構造の不揮発性メモリ・トラ
ンジスタと単一ゲート電極構造の周辺回路用MOSトラ
ンジスタとを同一半導体基板上に形成するための不揮発
性半導体記憶装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】浮遊ゲート電極と制御ゲート電極からな
る2層ゲート電極構造の不揮発性メモリ・トランジスタ
では、2層ゲート電極間の容量結合を大きくとることが
高性能化を実現する重要なポイントの一つとなっている
【0003】2層ゲート電極間の層間絶縁膜としては、
浮遊ゲート電極を構成するポリシリコンの熱酸化膜がこ
れまで広く用いられてきたが、メモリセル面積を犠牲に
せずに上記容量結合を増大させるには、この熱酸化膜の
薄膜化が必要になる。しかしながら、ポリシリコン酸化
膜は単結晶シリコンの熱酸化膜に比べて電流が流れやす
く、絶縁耐圧も低いため、薄膜化が困難であった。
【0004】これに対して、酸化膜より高誘電率の材料
で層間絶縁膜を構成することができれば、薄膜化をせず
に容量結合を増大させることが可能になる。従って、特
開昭60−145666号公報あるいは特開昭61−2
29368号公報では上記の考えに基づき、薄いシリコ
ン酸化膜と高誘電率のシリコン窒化膜との2層膜で層間
絶縁膜を構成した不揮発性記憶装置が開示されている。 また、特公平2−2310号公報及び特公平2−231
1号公報には、シリコン窒化膜の上下に薄いシリコン酸
化膜を設けて層間絶縁膜とした不揮発性記憶装置及びそ
の製造方法が開示されている。
【0005】この様に層間絶縁膜に高誘電率材料を用い
る方式は、製造プロセスの低温化の面でも有利である。 ポリシリコンの熱酸化膜を層間絶縁膜に用いる場合、リ
ーク電流をデータ保持特性の許容範囲内に抑えるために
は1000℃乃至1150℃程度の高温酸化が必要であ
った。これに対して、上記公知例では、化学気相堆積法
(CVD法)によるシリコン窒化膜を用いれば、薄いシ
リコン酸化膜の形成も含めて800℃乃至920℃程度
にプロセスを低温化できることが示されている。
【0006】一方、ポリシリコン酸化膜を層間絶縁膜に
用いた不揮発性メモリ・トランジスタを、単一ゲート電
極構造の周辺回路用MOSトランジスタと同一半導体基
板上に形成する製造方法に関しては、特開昭61−42
171号公報及び特開昭62−150781号公報にそ
れぞれ開示されている。
【0007】特開昭61−42171号公報では2層の
導電層(例えばポリシリコン膜)を用い、第1層目及び
第2層目の導電層でメモリ・トランジスタの2層ゲート
電極を形成するとともに、同じ第2層目の導電層で周辺
回路用MOSトランジスタの単一ゲート電極を形成する
製造方法が開示されている。
【0008】また、特開昭62−150781号公報で
は3層の導電層を用い、第1層目及び第2層目の導電層
でメモリ・トランジスタの2層ゲート電極を形成し、第
2層目及び第3層目の導電層で周辺回路用MOSトラン
ジスタの単一ゲート電極をそれぞれ形成する製造方法が
開示されている。
【0009】2層ゲート電極構造の不揮発性メモリ・ト
ランジスタを不揮発性記憶装置のメモリセルとして動作
させるためには、これを駆動する周辺回路用MOSトラ
ンジスタを同一半導体基板上に形成する必要がある。
【0010】既に述べたように、不揮発性メモリ・トラ
ンジスタの層間絶縁膜をポリシリコン酸化膜で構成する
場合には、それに適した製造方法が公知例として明らか
にされている。しかしながら、層間絶縁膜の少なくとも
一部に、従来の技術で述べたシリコン窒化膜のような高
誘電率材料を利用しようとすると、従来技術の組合せで
は以下に示すような問題が生じる。
【0011】すなわち、層間絶縁膜にシリコン窒化膜の
如き高誘電率材料を用いる場合には、当然、層間絶縁膜
と周辺回路用MOSトランジスタのゲート酸化膜とを異
なる工程で形成しなければならないが、この2つの工程
が相互に悪影響を及ぼしあうため、層間絶縁膜及びゲー
ト酸化膜の信頼度を確保するのが困難であると言う問題
である。
【0012】具体的には、周辺回路用MOSトランジス
タを形成する領域の基板上では、メモリ・トランジスタ
の層間絶縁膜として設けた高誘電率膜を除去した後にゲ
ート酸化を行なうことになるが、高誘電率膜の除去の際
に剥き出しになった基板に与えられる汚染あるいはダメ
ージがゲート酸化膜の信頼度を低下させると言うもので
ある。
【0013】すなわち、メモリ・トランジスタ領域のシ
リコン窒化膜上のみにホトレジストを被覆し、ドライエ
ッチングによって周辺回路用MOSトランジスタ部のシ
リコン窒化膜を除去するに際して、シリコン窒化膜とシ
リコン酸化膜とのエッチ・レートの比が充分に取れない
ため、周辺回路用MOSトランジスタ部のシリコン窒化
膜下のシリコン酸化膜もドライエッチングを蒙ることに
より、その下のシリコン基板表面にダメージを受けたり
、ドライエッチング装置よりの重金属等がその下のシリ
コン基板表面に導入され、表面が汚染されると言うもの
である。
【0014】また、メモリ・トランジスタ領域の層間絶
縁膜も、上記シリコン窒化膜の除去工程の際にホトレジ
スト膜を塗布されたり、あるいは周辺回路領域にゲート
酸化膜を形成する前の洗浄工程に曝されたりするため、
低電界におけるリーク電流が増大したり、絶縁耐圧の確
保が困難となると言う問題も有る。
【0015】一方、特開平2−84776号公報では、
周辺回路部のMOSトランジスタのゲート絶縁膜および
メモリ・トランジスタ部の2層ゲート電極構造の層間絶
縁膜へのドライエッチングのプラズマダメージを解決す
るために次のような不揮発性半導体記憶装置の製造方法
が開示されている。
【0016】この方法は、不揮発性半導体記憶装置のメ
モリ・トランジスタ部の2層ゲート電極構造の層間絶縁
膜であるシリコン酸化膜、シリコン窒化膜、シリコン酸
化膜の3層の層間絶縁膜の上に更にシリコン窒化膜を形
成した後、メモリ・セル部にホトレジスタパターンを部
分的に残して、周辺回路部のMOSトランジスタ部のシ
リコン窒化膜、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜、シリ
コン酸化膜の4層を上から順次エッチングして下部シリ
コン酸化膜をある程度基板上に残した状態でアッシャー
処理によってホトレジストパターンを除去することによ
って、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜、シリコン酸化
膜の3層を上部のシリコン窒化膜で覆い、周辺回路部の
MOSトランジスタのシリコン基板表面の下地のシリコ
ン酸化膜でカバーしてプラズマアッシャーの影響を受け
ないようにしたものである。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、本発明
者等の検討により、特開平2−84776号公報に記載
の製造方法では、更に下記の如き問題を有することが明
らかとされた。
【0018】しなわち、この問題は、メモリ・トランジ
スタ部の4層目のシリコン窒化膜を熱リン酸によりウエ
ットエッチングで除去するに際して、シリコン酸化膜、
シリコン窒化膜、シリコン酸化膜の3層からなるメモリ
・トランジスタ部の層間絶縁膜および周辺回路部のMO
Sトランジスタ部の下地のシリコン酸化膜が熱リン酸に
よりダメージを受け、不揮発性半導体記憶装置の信頼性
を向上することが出来ないと言うものである。
【0019】従って、本発明は2層ゲート電極構造の不
揮発性メモリ・トランジスタと、これを駆動する周辺回
路用MOSトランジスタとを同一半導体基板上に備えた
不揮発性半導体記憶装置の開発に際して上述の如き検討
結果を基にして為されたものであり、その目的とすると
ころは、メモリ・トランジスタの層間絶縁膜の少なくと
も一部にシリコン熱酸化膜以外の高誘電率膜材料を用い
る場合に、周辺回路用MOSトランジスタのゲート酸化
膜の信頼性を高いレベルに保つ事が可能となる不揮発性
半導体記憶装置の製造方法を提供することにある。
【0020】また、本発明の他の目的とするところは、
2層ゲート電極構造の不揮発性メモリ・トランジスタの
層間絶縁膜の信頼性を共に高いレベルに保つ事が可能と
なる不揮発性半導体記憶装置の製造方法を提供すること
にある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、以下の解
決方法に達成されることができる。
【0022】第1の解決方法としては、2層ゲート電極
構造(5、7)を有する不揮発性メモリ・トランジスタ
の高誘電率層間絶縁膜(6)を形成する前に、周辺回路
用MOSトランジスタを形成する領域の基板上を、基板
の熱酸化膜(3)と化学気相堆積法によって形成した導
電膜(例えば多結晶シリコン膜)(5)で順次被覆して
おくものである(図1参照)。
【0023】さらに、第2の解決手段としては、2層ゲ
ート電極構造(5、7)を有する不揮発性メモリ・トラ
ンジスタの高誘電率層間絶縁膜(6)と同時に形成され
た絶縁膜(6)を周辺回路用MOSトランジスタ領域上
で選択的に除去する前に、最終的に2層ゲート電極構造
の不揮発性メモリ・トランジスタの制御ゲート電極の少
なくとも一部となる導電膜(例えば多結晶シリコン膜)
(7)にて不揮発性メモリ・トランジスタの高誘電率層
間絶縁膜(6)の表面を被覆しておくものである(図1
参照)。
【0024】
【作用】第1の解決方法によれば、周辺回路用MOSト
ランジスタ領域の層間絶縁膜(6)を除去する際に、周
辺回路用MOSトランジスタ領域の下地の導電膜(5)
がエッチングによる汚染あるいはダメージに対してバッ
ファ層として働く。また、この導電膜(5)を除去する
必要がある場合にも、導電膜(5)と下地の熱酸化膜(
3)との間のエッチング選択比を通常充分に大きく取る
ことが出来るため、周辺回路用MOSトランジスタ領域
の半導体基板が剥き出しになって汚染あるいはダメージ
を受けることはない。こうして、周辺回路用MOSトラ
ンジスタ領域のゲート酸化膜の信頼性を高めることがで
き、当初の目的を達成することができる。
【0025】第2の解決方法によれば、不揮発性メモリ
・トランジスタ部の層間絶縁膜(6)表面が上地の導電
膜(7)で被覆されているので、この層間絶縁膜(6)
がホトレジストの直接塗布やアッシャ除去の雰囲気に曝
されたり、あるいは、後に続く熱酸化工程(周辺回路用
MOSトランジスタ領域でのゲート酸化膜(8)形成)
での前洗浄の影響を受けたりすることを回避できる。こ
の結果、層間絶縁膜(6)の低電界リーク電流や絶縁破
壊耐性が著しく向上して、当初の目的を達成することが
できる。
【0026】本発明のその他の特徴とその他の目的は、
以下に詳述する実施例から明らかとなろう。
【0027】
【実施例】上記の2つの解決方法を組合せた製造工程の
好適な一例として、3層の堆積導電膜を利用した製造工
程の断面図を図1に示す。
【0028】以下、簡単のために、不揮発性メモリ・ト
ランジスタを形成する半導体基板上の領域を第1の領域
、周辺回路用MOSトランジスタを形成する領域を第2
の領域と呼ぶ。
【0029】以下に、図1の実施例による製造工程を詳
細に説明する。
【0030】図1(A):半導体基板1上に素子分離用
のフィールド酸化膜2とメモリ・トランジスタのゲート
酸化膜3をそれぞれ形成した後、多結晶シリコン膜であ
る第1の導電膜5を堆積する。この導電膜5は、第1の
領域ではメモリ・トランジスタの浮遊ゲート電極となる
一方、第2の領域では後述する様に半導体基板表面の保
護膜となる。
【0031】こうして、後に続く層間絶縁膜6の形成に
先立って、第2の領域の半導体基板表面を被覆する導電
膜5を浮遊ゲート電極5と同一層の導電膜で形成するこ
とができる。
【0032】図1(B):ゲート酸化膜3の誘電率より
高い高誘電率の層間絶縁膜6を形成した後、その上にメ
モリ・トランジスタの制御ゲート電極となる第2の導電
膜7(多結晶シリコン膜)を形成する。
【0033】図1(C):リソグラフィの手法を用いて
、第2の領域上の第2の導電膜7、第1の導電膜5を順
次除去する。
【0034】エッチングにより第2の領域で層間絶縁膜
6を除去するに際し、下地の多結晶シリコン膜5は第2
の領域の半導体表面が汚染あるいはダメージを受けない
ようにするためのバッファ層として働く。
【0035】また、エッチングにより第2の領域で層間
絶縁膜6を除去するに際し、メモリ・セル部の上部の多
結晶シリコン膜7は第1の領域の層間絶縁膜6がホトレ
ジストの直接塗布、アッシャ雰囲気、前洗浄の影響を受
けないようにするためのバッファ層として働く。
【0036】尚、第1の導電膜5のエッチングに際して
は、下地のゲート酸化膜3に対して選択比をもたせるこ
とにより、半導体基板1が露出するのを避けるようにす
ることが望ましい。例えば、ドライエッチングを用いる
場合は、多結晶シリコン膜5とシリコン酸化膜3のエッ
チング選択比は50:1となり、ウェットを用いる場合
は、多結晶シリコン膜5とシリコン酸化膜3のエッチン
グ選択比は更に大きくなり、半導体基板1が露出するの
を防止することができる。
【0037】図1(D):第2の領域の半導体基板表面
を新たに熱酸化して周辺回路用MOSトランジスタのゲ
ート酸化膜8を形成した後、第3の導電膜10(多結晶
シリコン膜)を連続して形成する。
【0038】図1(E):第1の領域で上記第3の導電
膜10を完全に除去するとともに、第2の領域では同じ
第3の導電膜10を加工して周辺回路用MOSトランジ
スタの単層ゲート電極を形成する。第1の領域で第3の
導電膜10を除去するに当っては、図1(D)の熱酸化
時に第2の導電膜7の上に形成された酸化膜9をストッ
パとして用いる。続いて、第1の領域で第2の導電膜7
、層間絶縁膜6、及び第1の導電膜5を順次加工するこ
とによりメモリ・トランジスタの2層ゲート電極を形成
し、以下通常のソース、ドレイン領域の形成工程へと続
く。
【0039】上述した2つの解決方法を組合せた製造工
程の他の好適な例として、2層の堆積導電膜を利用した
製造工程の断面図を図2に示す。
【0040】図2(A):半導体基板1上に素子分離用
のフィールド酸化膜2、メモリ・トランジスタのゲート
酸化膜3および周辺回路用MOSトランジスタのゲート
酸化膜4をそれぞれ形成した後、第1の導電膜5を堆積
する。
【0041】この導電膜5は、第1の領域ではメモリ・
トランジスタの浮遊ゲート電極となる一方、第2の領域
では後述する様に半導体基板表面の保護膜となる。
【0042】こうして、後に続く層間絶縁膜6の形成に
先立って、第2の領域の半導体基板表面を被覆する導電
膜5を浮遊ゲート電極5と同一層の導電膜で形成するこ
とができる。
【0043】図2(B):層間絶縁膜6を形成した後、
その上にメモリ・トランジスタの制御ゲート電極となる
第2の導電膜7を連続して形成する。
【0044】図2(C):リソグラフィの手法を用いて
、第2の領域上の第2の導電膜7、層間絶縁膜6を順次
除去する。
【0045】図2(D):第1の領域で第2の導電膜7
、層間絶縁膜6、及び第1の導電膜5を順次加工するこ
とによりメモリ・トランジスタの2層ゲート電極を形成
するとともに、第2の領域では第1の導電膜5を加工す
ることにより周辺回路用MOSトランジスタのゲート電
極を形成する。以下通常のソース、ドレイン領域の形成
工程へと続く。
【0046】前記2つの解決方法を組み合わせた製造工
程の他の好適な例として、図2の製造工程にゲート電極
材料の低抵抗化工程を追加した例を図3に示す。
【0047】図3(A)、(B)、(C)は、図2(A
)、(B)、(C)の各工程と全く同様である。この後
に、以下の工程が追加される。
【0048】図3(D’):1層目及び2層目の導電膜
5、7と電気的に一体となる3層目の導電膜10a(例
えば金属シリサイド膜のように多結晶シリコンよりも低
抵抗の導電膜)を全面に形成する。
【0049】図3(E):3層目の導電膜10a及び1
層目の導電膜5を加工して周辺回路用MOSトランジス
タのゲート電極を形成するのに続いて、3層目の導電膜
10a及び2層目の導電膜7、層間絶縁膜6、1層目の
導電膜5を重ね切り加工することにより不揮発性メモリ
・トランジスタの2層ゲート電極を形成する。以下通常
のソース、ドレイン領域の形成工程へと続く。
【0050】図4は、本実施例で述べる製造方法により
同一半導体基板上に形成した不揮発性メモリ・トランジ
スタ及び周辺回路用MOSトランジスタからなる集積回
路素子の断面図である。
【0051】特に制限されないが、図4の集積回路素子
は単結晶p型シリコンからなる半導体基板11上に形成
されている。nチャネルMOSトランジスタはかかる半
導体基板11と同一導電型のp型ウエル領域12表面に
形成されたn型ソース、ドレイン領域29、30、この
ソース領域とドレイン領域間のチャネル上に形成された
薄いゲート酸化膜27、および第3の導電膜(タングス
テンポリサイド膜、即ちポリシリコンとタングステンシ
リサイドの2層膜)からなるゲート電極28から構成さ
れる。
【0052】一方、pチャネルMOSトランジスタは上
記半導体基板11とは逆導電型のn型ウエル領域13に
形成されている。このn型ウエル領域13表面に形成さ
れたp型ソース、ドレイン領域31、32、このソース
領域とドレイン領域間のチャネル上に形成された薄いゲ
ート酸化膜27、および第3の導電膜(タングステンポ
リサイド膜、即ちポリシリコンとタングステンシリサイ
ドの2層膜)からなるゲート電極28から構成される。
【0053】特に制限されないが、本実施例のnチャネ
ル及びpチャネルMOSトランジスタはいわゆるLDD
(Lightly Doped Drain)構造を用
いている。
【0054】不揮発性メモリ・トランジスタは、nチャ
ネルMOSトランジスタと同じく、p型ウエル領域12
上に形成されている。この不揮発性メモリ・トランジス
タは、ゲート酸化膜(トンネル酸化膜)16、第1の導
電膜(多結晶シリコン膜)からなる浮遊ゲート電極17
、薄いシリコン酸化膜18、20とシリコン窒化膜19
の複合膜である層間絶縁膜、第2の導電膜(同じく多結
晶シリコン膜)からなる制御ゲート電極21、サイドウ
ォールスペーサ26の形成前に形成されたソース領域2
4、ドレイン領域22、及びドレインシールド領域23
から構成される。浮遊ゲート電極17、層間絶縁膜18
、19、20、及び制御ゲート電極21は1回のリソグ
ラフィ工程でゲート長方向に重ね切り加工され、スタッ
ク型の2層ゲート電極構造が実現されている。
【0055】ゲート酸化膜16は半導体基板11の表面
を熱酸化することにより形成された酸化シリコン膜から
なり、その膜厚は10nm程度である。
【0056】層間絶縁膜は前述のようにシリコン酸化膜
とシリコン窒化膜の複合膜であり、多結晶シリコン浮遊
ゲート電極17の表面に約4nmの厚さの熱酸化膜18
を形成した後、化学気層堆積法で形成した膜厚20nm
のシリコン窒化膜19の表面に更に約4nmの厚さ熱酸
化膜20を形成したもので、酸化膜換算膜厚はおよそ1
8nmである。
【0057】多結晶シリコン制御ゲート電極21は、層
間絶縁膜18、19、20の静電容量結合により浮遊ゲ
ート電極17の電位を制御する働きをする。制御ゲート
電極21および浮遊ゲート電極17のチャネル長方向の
端部は前述のように一回のリソグラフィグ工程で加工さ
れており、そのゲート長は1.0μm程度である。また
、制御ゲート電極21は後述するワード線Wと一体にな
っている。
【0058】ドレイン領域22はn+型半導体領域から
構成され、コンタクトホールを介してアルミニウム配線
35からなるデータ線Dに接続されている。
【0059】ドレイン領域22を取り囲むように、ドレ
インシールド領域23がp+型半導体領域で形成されて
おり、熱平衡状態でのしきい値電圧設定、後述する書込
み動作でのチャネルホットエレクトロンの注入効率向上
、及びパンチスルー防止を実現している。
【0060】ソース領域は砒素(As)を不純物とする
n+型半導体領域24からなり、さらに、後述するソー
ス線SLを構成している。
【0061】なお、14は素子分離用のLOCOS法に
よるフィールド酸化膜、15はp+型半導体領域からな
る寄生チャネル防止用のチャネルストッパ、35アルミ
ニウム配線、33、34はアルミニウム配線35に対す
る2層の層間絶縁膜である。不揮発性メモリ・トランジ
スタのドレイン領域上、及び周辺回路用MOSトランジ
スタのソース、ドレイン領域上、また図4には示されて
いないが素子分離領域の各ゲート電極上に、それぞれコ
ンタクトホールが形成されている。
【0062】なお、図4では省略しているが、アルミニ
ウム配線35上には、化学気層堆積法により形成したP
SG(燐・シリケート・ガラス)膜およびその上のプラ
ズマシリコン窒化膜からなるファイナル・パッシベーシ
ョン膜が設けられている。
【0063】図5は本実施例の製造方法により実現され
る電気的書換え可能な不揮発性半導体記憶装置の一例を
示す内部ブロック図である。
【0064】メモリアレイM−ARRAYでは、図4に
示した不揮発性メモリ・トランジスタ構造の1素子で1
ビットが構成されている。
【0065】Xデコーダ(XDCR)、Yデコーダ(Y
DCR)、不揮発性メモリ・トランジスタのソースに高
電圧を供給してプログラムを行なうための高電圧発生回
路(ED)等が本発明の周辺回路を構成し、この周辺回
路は図4のCMOS構造によって構成される。
【0066】図6は、本発明の実施例によるメモリセル
アレイ4ビット分のレイアウトを示した平面図である。
【0067】図6中の番号は基本的に図4と対応してい
るが、新しいものとして、37は素子分離用LOCOS
領域14と活性領域の境界線、38はメタル配線からな
るデータ線35(D)とメモリセルのドレイン領域22
を接続するコンタクトホールである。また、ポリシリコ
ン制御ゲート電極21はメタルデータ線35(D)と直
交する方向に延在してワード線を構成している。
【0068】この不揮発性半導体記憶装置の動作の詳細
は、米国特許第4、698、787号に記載されている
ものと原理的に同様であるので、ここでは省略する。
【0069】本発明の実施例による製造工程の流れを説
明するため、図7乃至図18の製造工程の断面図及び平
面図に付いて詳細に説明する。
【0070】図7に示すように、p型半導体基板11の
主表面側に、通常のCMOS用ツインタブプロセスによ
りp型ウエル領域12及びn型ウエル領域13を形成し
、更にLOCOSプロセスにより素子分離用フィールド
酸化膜14及びp+型半導体領域からなる寄生チャネル
防止用のチャネルストッパ15を形成する。
【0071】次に、活性領域表面を熱酸化して厚さ10
nmのゲート酸化膜16を形成した後、引き続いて第1
の導電膜である厚さ200nmの多結晶シリコン膜17
を公知の化学気層堆積法で堆積させる。この多結晶シリ
コン膜17に公知の熱拡散法あるいはイオン打ち込み法
により、n型不純物である燐(P)をドーピングした後
、図8の平面図に示すように、メモリ・トランジスタ領
域で、この多結晶シリコン膜17を最終的に浮遊ゲート
電極とするのに適した形状となるように加工する。この
時、周辺回路用MOSトランジスタ領域ではこの多結晶
シリコン膜をそのまま残し、カバーとして用いる。
【0072】続いて、メモリ・トランジスタの層間絶縁
膜となるシリコン酸化膜18、20と窒化膜19の複合
膜を形成する。まず、ポリシリコン膜17の表面を熱酸
化し、厚さ4nmの薄い酸化膜18を形成する。次に、
公知の化学気層堆積法で厚さ20nmのシリコン窒化膜
19を形成した後、その表面熱酸化し厚さ4nmのシリ
コン酸化膜20とする。
【0073】こうして形成した酸化膜18/窒化膜19
/酸化膜20からなる3層構造の複合層間絶縁膜上に、
第2の導電膜である厚さ300nmの多結晶シリコン膜
21を形成する。層間絶縁膜18、19、20は形成後
直ちに多結晶シリコン膜21で被覆され、その後剥き出
しになることはないので、信頼度の高い層間絶縁膜特性
を実現することができる。多結晶シリコン膜21には、
1層目の場合と同様公知の熱拡散法あるいはイオン打ち
込み法により、n型不純物である燐(P)をドーピング
する。
【0074】次に、図9に示すように、周辺回路用MO
Sトランジスタ領域上に形成された第2の多結晶シリコ
ン膜21、層間絶縁膜18、19、20、並びに第1の
多結晶シリコン膜17を公知のドライエッチング技術で
順次除去する。
【0075】図9では示されていないが、周辺回路用M
OSトランジスタ領域で層間絶縁膜18、19、20を
エッチングしている時、周辺回路用MOSトランジスタ
領域の基板表面およびゲート酸化膜16は第1の多結晶
シリコン膜17で完全にカバーされている。また、第1
の多結晶シリコン膜17のドライエッチングでは、下地
のゲート酸化膜16に対して充分大きなエッチング選択
比(30〜50程度)を実現することができるので、既
に説明したように、この一連のドライエッチング工程で
周辺回路用MOSトランジスタ領域の基板表面が露出し
たり、汚染やダメージの影響を受ける心配は全くない。
【0076】続いて、周辺回路用MOSトランジスタ領
域の基板表面を洗浄後、熱酸化により周辺回路用MOS
トランジスタ用の厚さ18nmのゲート酸化膜27を形
成する。この時、メモリ・トランジスタ部の第2の多結
晶シリコン膜21の表面には厚さ60nm程度の酸化膜
27’が同時に形成される。
【0077】この後、第3の導電膜であるタングステン
ポリサイド膜28を形成する。このタングステンポリサ
イド膜28の形成手順としては、まず厚さ150nmの
多結晶シリコン膜を形成し、これに公知の熱拡散法ある
いはイオン打ち込み法により、n型不純物である燐(P
)を5×1020/cm3程度の濃度までドーピングす
る。続いて、公知の化学気層堆積法により厚さ150n
mのタングステンシリサイド膜を上述の多結晶シリコン
膜上に直接形成し、電気的に一体となったタングステン
ポリサイド膜28を得る。
【0078】次に、図10に示すように、メモリ・トラ
ンジスタ領域上では第3の導電膜であるタングステンポ
リサイド膜28を除去する。一方、周辺回路用MOSト
ランジスタ領域上では同膜をそのままの状態で残してお
く。この時、メモリ・トランジスタ領域をカバーしてい
る第2の多結晶シリコン膜21端部の段差で、上記タン
グステンポリサイド膜28がエッチ残りするのを防止す
るため、本除去は等方性のドライエッチング技術を利用
して行なう。また、酸化膜27’で上記エッチングを止
めることができるので、メモリ・トランジスタ領域は全
く悪影響を受けない。
【0079】続いて、酸化膜27’をウェットエッチで
除去し、第2の多結晶シリコン膜21の表面を完全に露
出させる。
【0080】次に、図11に示すように、周辺回路用M
OSトランジスタ部で第3の導電膜であるタングステン
ポリサイド膜28を異方性ドライエッチング技術でパタ
ーンニングして、周辺回路用MOSトランジスタのゲー
ト電極28を形成する。これに続いて、メモリ・トラン
ジスタ部で異方性ドライエッチングを行うことにより、
第2の多結晶シリコン21、3層構造の層間絶縁膜18
、19、20、第1の多結晶シリコン17からなるスタ
ック型の2層ゲート電極構造を形成する。この時、メモ
リ・トランジスタ部の2層ゲート電極構造は異方性ドラ
イエッチング技術により、1回のリソグラフィ工程で重
ね切り加工する。
【0081】続いて、ホトレジストマスクを利用したイ
オン打ち込みと、それに続く熱アニール工程とにより、
n+型半導体領域24からなるソース領域、n+型半導
体領域22からなるドレイン領域、及びp+型半導体領
域23からなるドレインシールド領域をそれぞれ形成す
る。
【0082】この後は、周辺回路MOSトランジスタ部
で公知のCMOSプロセス工程によりLDD構造のnチ
ャネル、pチャネルMOSトランジスタを形成するとと
もに、ノンドープおよびボロン/リンドープのシリコン
酸化膜堆積、コンタクトホール形成、アルミニウムから
なるメタル配線形成を経ることにより、図4に示した不
揮発性メモリ・トランジスタ及び周辺回路用MOSトラ
ンジスタからなる不揮発性半導体記憶装置が実現される
【0083】上述の製造工程による不揮発性半導体記憶
装置では、メモリアレイのワード線を構成するメモリ・
トランジスタの制御ゲート電極は多結晶シリコンで形成
される。この制御ゲート電極を、周辺回路用MOSトラ
ンジスタのゲート電極と同様にタングステンポリサイド
のような低抵抗配線で形成するためには、製造工程の一
部を図12、図13に示すように変更すれば良い。図1
2、図13は、図10、図11にそれぞれ対応している
【0084】図12でポイントとなる変更点は、以下の
2点である。
【0085】(1)第3の導電膜28をタングステンポ
リサイド膜ではなく、厚さ150nmの多結晶シリコン
単層膜とする。
【0086】(2)メモリ・トランジスタ領域上から第
3の導電膜28を除去した後、第2の導電膜21上の熱
酸化膜27’を除去するのに連続して、第4の導電膜4
0を形成する。この第4の導電膜40は化学気層堆積法
によるタングステンシリサイド膜であり、150nmの
厚さを有する。
【0087】その後、図13に示すようにメモリ・トラ
ンジスタ部と周辺回路用トランジスタ部で異方性ドライ
エッチングによりそれぞれゲート電極をパターニングす
る。以上の変更により、メモリ・トランジスタ領域上で
は、タングステンシリサイド膜40が第2の導電膜であ
る多結晶シリコン膜21と電気的に一体となり、タング
ステンポリサイド構造の制御ゲート電極を得ることがで
きる。尚、メモリ・トランジスタの2層ゲート電極の高
さを必要以上に高くしないために、第2の導電膜である
多結晶シリコン膜21の厚さは150nmまで薄くする
のが望ましい。一方、周辺回路用MOSトランジスタ領
域上では、タングステンシリサイド膜40が第3の導電
膜である多結晶シリコン膜28と電気的に一体となり、
タングステンポリサイド構造の周辺MOSトランジスタ
ゲート電極が実現される。
【0088】また、上記製造工程による不揮発性半導体
記憶装置では、周辺回路用MOSトランジスタのゲート
酸化膜は1つの仕様(18nm)となっている。これを
2つの仕様(たとえば18nmと35nm)として、周
辺回路用MOSトランジスタを読出しの高速動作用と書
換えの高電圧駆動用で使い分けられるようにするには、
製造工程の一部を以下のように変更すればよい。
【0089】以下、図14乃至図18を用いて説明する
【0090】図14に示すように、p型ウエル領域12
及びn型ウエル領域13、フィールド酸化膜14及び、
チャネルストッパ15を、図7の製造工程と同様に形成
する。
【0091】次に、活性領域表面を熱酸化して厚さ10
nmのゲート酸化膜16を形成した後、図7の製造工程
と同様に、1層目の導電膜である厚さ200nmのポリ
シリコン膜17を堆積させる。更に、メモリ・トランジ
スタ領域でこのポリシリコン膜17を浮遊ゲート電極と
するのに適した形状となるよう加工する。この時、第1
、第2の周辺回路用MOSトランジスタ領域ではポリシ
リコン膜17をそのまま残しておく。
【0092】続いて、メモリ・トランジスタの層間絶縁
膜となるシリコン酸化膜18、20と窒化膜19の複合
膜、2層目のポリシリコン膜21を連続的に形成する。
【0093】次に、図15に示すように、周辺回路用M
OSトランジスタ領域上に形成された2層目のポリシリ
コン膜21、層間絶縁膜18、19、20、1層目のポ
リシリコン膜17、を公知のドライエッチング技術、ゲ
ート酸化膜16をウエットエッチング技術により順次除
去する。
【0094】その後、熱酸化膜36を28nm形成する
。この時、メモリ・トランジスタ領域にあるポリシリコ
ン膜上の酸化膜41は56nm程度となる。その後、ホ
トエッチング工程により第2の周辺MOSトランジスタ
領域にある熱酸化膜36をウエットエッチングにより除
去する。
【0095】更に、図16に示すように、この活性領域
表面を新たに熱酸化して厚さ18nm程度のゲート酸化
膜39を形成する。この時、第1の周辺回路用MOSト
ランジスタ領域の酸化膜38の膜厚は35nm程度に、
またメモリ・トランジスタ領域のポリシリコン膜上の酸
化膜41では90nm程度となる。
【0096】続いて、3層目の導電膜(ポリシリコン膜
、或いはタングステンポリサイド膜のような金属シリサ
イド膜とポリシリコン膜の複合膜)40を全面に形成し
た後、この第3の導電層40を異方性エッチング技術に
より図17に示すように、それぞれの周辺MOS領域に
ゲート電極を形成する。
【0097】ここで、メモリ・トランジスタ領域と周辺
回路用MOSトランジスタ領域の境界段差部では、第3
の導電層40がエッチングしきれずに残る。しかし、周
辺回路用MOSトランジスタの配線が、この段差部を横
切らないようなレイアウトにするか、メモリ・トランジ
スタ領域を含むこの部分のみを、別のエッチング工程に
より除去することで配線間ショートの問題は生じない。
【0098】続いて、図18に示すように、ホトエッチ
ング工程により、メモリ・トランジスタ領域上の酸化膜
41、2層目ポリシリコン21、3層構造の層間絶縁膜
18、19、20、1層目ポリシリコン17からなる、
スタック型の2層ゲート電極を形成する。
【0099】以降、図4と同様にソース、ドレイン領域
、コンタクトホール、アルミニウム配線の形成により、
図18に示した不揮発性メモリ・トランジスタと、2つ
の仕様のゲート酸化膜で構成される周辺回路用MOSト
ランジスタからなる不揮発性半導体記憶装置が実現され
る。
【0100】本実施例によれば、次の効果を得ることが
できる。
【0101】(1)シリコン酸化膜よりも誘電率が大き
いシリコン窒化膜との複合膜材料を層間絶縁膜に適用し
たスタックトゲート型不揮発性メモリ・トランジスタと
これを駆動する周辺回路用MOSトランジスタを、信頼
度の高い製造プロセス工程によって同一半導体基板上に
集積化することが可能となる。
【0102】(2)この結果、メモリセル面積および層
間絶縁膜ゲート酸化膜の信頼性を犠牲にすることなく、
書込み、読出し、消去特性の優れた高集積不揮発性半導
体記憶装置を実現することができる。
【0103】なお、本実施例では層間絶縁膜としてシリ
コン酸化膜/シリコン窒化膜/シリコン酸化膜からなる
3層構造の複合層間絶縁膜を用いた場合について述べた
が、本発明はこれに限定されるものではない。シリコン
酸化膜/シリコン窒化膜の2層構造、あるいはタンタル
酸化膜(Ta2O5)のような他の高誘電率膜及びその
複合膜を利用する場合についても、本発明の有効性は変
わらない。
【0104】また、本実施例では、不揮発性メモリ・ト
ランジスタ1素子でメモリセルを構成できる高集積型で
、かつ電気的書換えが可能な不揮発性半導体記憶装置を
例に取って述べてきたが、本発明はこれに限定されるも
のではない。紫外線消去型のFAMOS(Floati
ng gate Avalanche injecti
on MOS)を始めとして、浮遊ゲート電極を有する
不揮発性メモリ・トランジスタを用いた不揮発性半導体
記憶装置一般に本発明は有効である。
【0105】上述の実施例に比べ導電膜の形成工程を少
なくした製造方法について、図19乃至図22を用いて
以下に説明する述べる。
【0106】図22は本実施例で述べる製造方法により
同一半導体基板上に形成した不揮発性メモリ・トランジ
スタ及び周辺回路用MOSトランジスタからなる集積回
路素子の断面図であり、図19乃至図21は本実施例に
よる製造工程を説明する断面図である。
【0107】図19乃至図22の本実施例で述べる製造
方法により同一半導体基板上に形成した不揮発性メモリ
・トランジスタ及び周辺回路用MOSトランジスタの構
造は既に説明した実施例とほぼ同様であるので、説明は
省略する。
【0108】次に図19乃至図21を用いて、この実施
例による製造工程の流れを詳細に説明する。
【0109】図19に示すように、p型半導体基板11
の主表面に、通常のCMOS用ツインタブプロセスによ
りp型ウエル領域12及びn型ウエル領域13を形成し
、更にLOCOSプロセスにより素子分離用フィールド
酸化膜14及びp+型半導体領域からなる寄生チャネル
防止用のチャネルストッパ15を形成する。
【0110】次に、活性領域表面を熱酸化して厚さ15
nmのゲート酸化膜27を形成した後、ホトエツチング
工程によりメモリ・トランジスタ領域の熱酸化膜を除去
し、この活性領域表面を再び熱酸化して厚さ10nmの
ゲート酸化膜16を形成する。この時周辺回路用MOS
トランジスタ領域のゲート酸化膜27の膜厚は18nm
程度となる。
【0111】続いて、1層目の導電膜である厚さ200
nmの多結晶シリコン膜17を公知の化学気層堆積法で
堆積させる。この多結晶シリコン膜に公知の熱拡散法あ
るいはイオン打ち込み法により、n型不純物である燐(
P)をドーピングした後、メモリ・トランジスタ領域で
この多結晶シリコン膜17を浮遊ゲート電極とするのに
適した形状となるようパターンニングする。この時、周
辺回路用MOSトランジスタ領域では多結晶シリコン膜
17をそのまま残しておく。
【0112】続いて、上述の実施例と同様にメモリ・ト
ランジスタの層間絶縁膜となるシリコン酸化膜18、2
0と窒化膜19の複合膜、及び2層目の導電膜21を順
次形成する。この時の2層目の導電膜21は多結晶シリ
コン膜、或いはタングステンシリサイド膜と多結晶シリ
コン膜の2層膜とする。
【0113】こうして、複合層間絶縁膜18、19、2
0は、形成後直ちに多結晶シリコン膜21で被覆され、
その後剥き出しになることはないので、信頼度の高い層
間絶縁膜特性を実現することができる。
【0114】次に、図20に示すように、周辺回路用M
OSトランジスタ領域上に形成された第2の導電膜21
、層間絶縁膜18、19、20を公知のドライエッチン
グ技術で順次除去する。層間絶縁膜18、19、20を
エッチングしている時、周辺回路用MOSトランジスタ
領域は1層目の多結晶シリコン膜17で完全にカバーさ
れている。この一連のドライエッチング工程で周辺回路
用MOSトランジスタ領域の基板表面が汚染やダメージ
の影響を受ける心配は全くない。
【0115】次に、図21に示すように、1層目多結晶
シリコン膜17を異方性ドライエッチング技術でパター
ンニングして、周辺回路用MOSトランジスタのゲート
電極を形成するとともに、これに続いて、第2の導電膜
21、3層構造の層間絶縁膜18、19、20、1層目
多結晶シリコン膜17からなるスタック型の2層ゲート
電極を形成する。この時、2層ゲート電極は異方性ドラ
イエッチング技術により、1回のリソグラフィ工程で重
ね切り加工する。
【0116】以降、上述の実施例と同様のソース、ドレ
イン領域の形成工程及び配線工程を行う。以上の工程に
より、図22に示した不揮発性メモリ・トランジスタ及
び周辺回路用MOSトランジスタからなる不揮発性半導
体記憶装置が実現される。
【0117】本実施例によれば、少ない導電膜により不
揮発性メモリ・トランジスタ及び周辺回路用MOSトラ
ンジスタからなる不揮発性半導体記憶装置が実現できる
【0118】なお、本実施例では既に説明したように、
様々な層間絶縁膜や導電膜材料に適用できる。また、浮
遊ゲート電極を有する不揮発性メモリ・トランジスタを
用いた不揮発性半導体記憶装置一般に本発明は有効であ
る。
【0119】次に、不揮発性半導体記憶装置において周
辺回路を高耐圧で且つ高速にするため、周辺MOSトラ
ンジスタのゲート絶縁膜を2つの仕様にした際の製造方
法について、図23乃至図28を用いて詳細に説明する
【0120】図23乃至図28は本実施例による製造工
程を説明する断面図及び平面図である。
【0121】まず、図28の構造は、周辺MOSトラン
ジスタのゲート酸化膜を2つの仕様(18/35nm)
としている点が特徴である。
【0122】図23に示すように、p型ウエル領域12
及びn型ウエル領域13、フィールド酸化膜14及び、
p+型半導体領域からなる寄生チャネル防止用のチャネ
ルストッパ15を上述の実施例と同様に形成する。
【0123】次に、活性領域表面を熱酸化して厚さ30
nmのゲート酸化膜51を形成した後、メモリ・トラン
ジスタ領域にあるゲート酸化膜51をホトエッチング工
程により除去する。その後、メモリ・トランジスタ領域
の活性領域表面を熱酸化して厚さ10nmのゲート酸化
膜50を形成する。この時、第1の周辺MOS領域にあ
るゲート酸化膜51の膜厚は35nmになる。引き続い
て、上述の実施例と同様1層目の導電層である厚さ20
0nmの多結晶シリコン膜49を形成し、メモリ・トラ
ンジスタ領域は、この多結晶シリコン膜49を浮遊ゲー
ト電極となるようパターニングすると共に、第1、第2
の周辺回路用MOSトランジスタ領域では全面保護する
ように多結晶シリコン膜49を残す。
【0124】続いて、メモリ・トランジスタの層間絶縁
膜となるシリコン酸化膜18、20と窒化膜19の複合
膜、及び2層目の導電層である厚さ300nmのポリシ
リコン膜52を形成する。
【0125】その後、図24に示すように、第1、第2
の周辺回路用MOSトランジスタ領域上に形成された2
層目の多結晶シリコン膜52、層間絶縁膜18、19、
20を公知のドライエッチング技術で順次除去する。
【0126】次に、図25に示すように、第2の周辺回
路用MOSトランジスタ領域にある1層目の多結晶シリ
コン膜49を公知のドライエッチング技術により除去す
る。その後ウエットエッチングによりゲート酸化膜51
を除去する。
【0127】引き続いて、図26に示すように第2の周
辺回路用MOSトランジスタ部の活性領域表面を再び熱
酸化して厚さ18nmのゲート酸化膜53を形成する。 この時、メモリ・トランジスタ領域、第1の周辺回路用
MOSトランジスタ領域にあるポリシリコン膜上では5
0nm程度の酸化膜55、56が形成される。次に、3
00nmの第3の導電層(多結晶シリコン膜、或いはタ
ングステンポリサイド膜のような金属シリサイド膜と多
結晶シリコン膜の複合膜)54を公知の化学気層堆積法
で堆積させる。その後、メモリ・トランジスタ領域、及
び第1の周辺回路用MOSトランジスタ領域にある第3
の導電膜54をドライエッチングにより除去する。
【0128】更に、図27に示すように、第1の周辺回
路用MOSトランジスタ領域にある多結晶シリコン膜4
9、及び上部の酸化膜56、第2の周辺回路用MOSト
ランジスタ領域にある第3の導電膜54をドライエッチ
ング技術によりゲート電極に加工する。続いて、ホトエ
ッチング工程により2層目多結晶シリコン膜52、3層
構造の層間絶縁膜18、19、20、1層目多結晶シリ
コン膜49からなるスタック型の2層ゲート電極を形成
する。この時、上記多層膜は異方性ドライエッチング技
術により、1回のリソグラフィ工程で重ね切り加工する
【0129】以降、上述の実施例と同様にソース、ドレ
イン領域及び、コンタクトホール形成、アルミニウム配
線形成により、図28に示すように不揮発性メモリ・ト
ランジスタと、2つの仕様のゲート酸化膜で構成される
周辺回路用MOSトランジスタからなる不揮発性半導体
記憶装置が実現される。
【0130】以上述べた本実施例によれば、周辺回路用
MOSトランジスタのゲート酸化膜厚を2つの仕様とす
ることができ、周辺回路用MOSトランジスタを読出し
の高速動作用と書換えの高電圧駆動用で使い分けること
が可能となる。
【0131】
【発明の効果】本発明によれば、シリコン酸化膜よりも
誘電率が大きい膜材料を層間絶縁膜に適用した不揮発性
メモリ・トランジスタと、これを駆動する周辺回路用M
OSトランジスタを、信頼度の高い製造プロセス工程に
よって同一半導体基板上に集積化することが可能となる
。この結果、メモリセル面積を犠牲にすることなく、書
込み、読出し、消去特性の優れた不揮発性半導体記憶装
置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本的な実施例による不揮発性半導体
記憶装置の製造方法を示す図である。
【図2】本発明の基本的な実施例による不揮発性半導体
記憶装置の製造方法を示す図である。
【図3】本発明の基本的な実施例による不揮発性半導体
記憶装置の製造方法を示す図である。
【図4】本発明の具体的な実施例による製造方法による
形成した不揮発性半導体記憶装置の断面図である。
【図5】本発明の具体的な実施例による不揮発性半導体
記憶装置の内部ブロック図である。
【図6】本発明の具体的な実施例による不揮発性半導体
記憶装置のメモリセルアレイ4ビット分のレイアウト平
面図である。
【図7】本発明の具体的な実施例による不揮発性半導体
記憶装置の製造方法を示す図である。
【図8】本発明の具体的な実施例による不揮発性半導体
記憶装置のメモリセルアレイのレイアウト平面図である
【図9】本発明の具体的な実施例による不揮発性半導体
記憶装置の製造方法を示す図である。
【図10】本発明の具体的な実施例による不揮発性半導
体記憶装置の製造方法を示す図である。
【図11】本発明の具体的な実施例による不揮発性半導
体記憶装置の製造方法を示す図である。
【図12】本発明の具体的な実施例による不揮発性半導
体記憶装置の製造方法を示す図である。
【図13】本発明の具体的な実施例による不揮発性半導
体記憶装置の製造方法を示す図である。
【図14】本発明の他の具体的な実施例による不揮発性
半導体記憶装置の製造方法を示す図である。
【図15】本発明の他の具体的な実施例による不揮発性
半導体記憶装置の製造方法を示す図である。
【図16】本発明の他の具体的な実施例による不揮発性
半導体記憶装置の製造方法を示す図である。
【図17】本発明の他の具体的な実施例による不揮発性
半導体記憶装置の製造方法を示す図である。
【図18】本発明の他の具体的な実施例による不揮発性
半導体記憶装置の製造方法を示す図である。
【図19】本発明の他の具体的な実施例による不揮発性
半導体記憶装置の製造方法を示す図である。
【図20】本発明の他の具体的な実施例による不揮発性
半導体記憶装置の製造方法を示す図である。
【図21】本発明の他の具体的な実施例による不揮発性
半導体記憶装置の製造方法を示す図である。
【図22】本発明の他の具体的な実施例による不揮発性
半導体記憶装置の製造方法を示す図である。
【図23】本発明の他の具体的な実施例による不揮発性
半導体記憶装置の製造方法を示す図である。
【図24】本発明の他の具体的な実施例による不揮発性
半導体記憶装置の製造方法を示す図である。
【図25】本発明の他の具体的な実施例による不揮発性
半導体記憶装置の製造方法を示す図である。
【図26】本発明の他の具体的な実施例による不揮発性
半導体記憶装置の製造方法を示す図である。
【図27】本発明の他の具体的な実施例による不揮発性
半導体記憶装置の製造方法を示す図である。
【図28】本発明の他の具体的な実施例による不揮発性
半導体記憶装置の製造方法を示す図である。
【符号の説明】
1…半導体基板、2…素子分離用のフィールド酸化膜、
3…不揮発性メモリ・トランジスタのゲート酸化膜、5
…1層目の導電膜(メモリ・トランジスタの浮遊ゲート
電極、周辺回路用MOSトランジスタ領域のカバー)、
6…層間絶縁膜、7…2層目の導電膜(メモリ・トラン
ジスタの制御ゲート電極、層間絶縁膜6のカバー)、8
…周辺回路用MOSトランジスタのゲート絶縁膜、10
…3層目の導電膜(周辺回路用MOSトランジスタのゲ
ート電極)。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同一半導体基板の第1の領域と第2の領域
    とに、それぞれ、浮遊ゲート電極と制御ゲート電極を有
    する不揮発性メモリ・トランジスタと周辺回路用MOS
    トランジスタとを形成するための製造方法であって、上
    記第1の領域および上記第2の領域上に、それぞれ、シ
    リコン酸化膜を形成する第1の工程と、上記第1の工程
    の後、上記シリコン酸化膜上に第1の導電層を形成し、
    該第1の導電層の不要部分を除去することにより上記第
    1の領域の上記シリコン酸化膜上に上記第1の導電層を
    パターニングする第2の工程と、上記第2の工程の後、
    上記第1の領域の第1の導電層および上記第2の領域の
    上記シリコン酸化膜上に上記シリコン酸化膜よりも誘電
    率の大きな層間絶縁膜を形成する第3の工程と、上記第
    3の工程の後、上記層間絶縁膜を上記第2の領域の上記
    シリコン酸化膜上で除去し、上記第1の領域の上記層間
    絶縁膜上に第2の導電層を形成する他の工程とを有し、
    上記第2の工程において、上記第2の領域上の上記第1
    の導電層は除去されること無く、残留する如く上記第1
    の導電層が部分的に除去され、その結果、上記第2の領
    域の上記第1の導電層を介して上記第2の領域の上記シ
    リコン酸化膜上に上記第3の工程によって上記層間絶縁
    膜が形成され、上記第2の領域の上記第1の導電層上の
    上記層間絶縁膜が上記他の工程で除去されることを特徴
    とする不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  2. 【請求項2】上記第1の領域の上記第1の導電層と上記
    第2の導電層は、それぞれ、上記浮遊ゲート電極と上記
    制御ゲート電極とを形成することを特徴とする請求項1
    記載の不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  3. 【請求項3】上記周辺回路用MOSトランジスタの制御
    ゲート電極は上記第2の工程で形成された上記第1の導
    電層を含んでいることを特徴とする請求項2記載の不揮
    発性半導体記憶装置の製造方法。
  4. 【請求項4】上記層間絶縁膜の一部は少なくともシリコ
    ン窒化膜を含んでいることを特徴とする請求項1又は請
    求項2記載の不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  5. 【請求項5】上記層間絶縁膜の一部は少なくともシリコ
    ン窒化膜を含んでいることを特徴とする請求項3記載の
    不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  6. 【請求項6】同一半導体基板の第1の領域と第2の領域
    とに、それぞれ、浮遊ゲート電極と制御ゲート電極を有
    する不揮発性メモリ・トランジスタと周辺回路用MOS
    トランジスタとを形成するための製造方法であって、上
    記第1の領域および上記第2の領域上に、それぞれ、シ
    リコン酸化膜を形成する第1の工程と、上記第1の工程
    の後、上記シリコン酸化膜上に第1の導電層を形成し、
    該第1の導電層の不要部分を除去することにより上記第
    1の領域の上記シリコン酸化膜上に上記第1の導電層を
    パターニングする第2の工程と、上記第2の工程の後、
    上記第1の領域の第1の導電層および上記第2の領域の
    上記シリコン酸化膜上に上記シリコン酸化膜よりも誘電
    率の大きな層間絶縁膜を形成する第3の工程と、上記第
    3の工程の後、上記層間絶縁膜を上記第2の領域の上記
    シリコン酸化膜上で除去し、上記第1の領域の上記層間
    絶縁膜上に第2の導電層を形成する他の工程とを有し、
    上記他の工程において、上記層間絶縁膜を上記第2の領
    域の上記シリコン酸化膜上で除去するのに先立って、上
    記第1の領域の上記層間絶縁膜上に第2の導電層が形成
    されていることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置の
    製造方法。
  7. 【請求項7】上記第1の領域の上記第1の導電層と上記
    第2の導電層は、それぞれ、上記浮遊ゲート電極と上記
    制御ゲート電極とを形成することを特徴とする請求項6
    記載の不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  8. 【請求項8】上記周辺回路用MOSトランジスタの制御
    ゲート電極は上記第2の工程で形成された上記第1の導
    電層を含んでいることを特徴とする請求項7記載の不揮
    発性半導体記憶装置の製造方法。
  9. 【請求項9】上記層間絶縁膜の一部は少なくともシリコ
    ン窒化膜を含んでいることを特徴とする請求項6又は請
    求項7記載の不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  10. 【請求項10】上記層間絶縁膜の一部は少なくともシリ
    コン窒化膜を含んでいることを特徴とする請求項8記載
    の不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  11. 【請求項11】同一半導体基板の第1の領域と第2の領
    域とに、それぞれ、浮遊ゲート電極と制御ゲート電極を
    有する不揮発性メモリ・トランジスタと周辺回路用MO
    Sトランジスタとを形成するための製造方法であって、
    上記第1の領域および上記第2の領域上に、それぞれ、
    シリコン酸化膜を形成する第1の工程と、上記第1の工
    程の後、上記シリコン酸化膜上に第1の導電層を形成し
    、該第1の導電層の不要部分を除去することにより上記
    第1の領域の上記シリコン酸化膜上に上記第1の導電層
    をパターニングする第2の工程と、上記第2の工程の後
    、上記第1の領域の第1の導電層および上記第2の領域
    の上記シリコン酸化膜上に上記シリコン酸化膜よりも誘
    電率の大きな層間絶縁膜を形成する第3の工程と、上記
    第3の工程の後、上記層間絶縁膜を上記第2の領域の上
    記シリコン酸化膜上で除去し、上記第1の領域の上記層
    間絶縁膜上に第2の導電層を形成する他の工程とを有し
    、上記第2の工程において、上記第2の領域上の上記第
    1の導電層は除去されること無く、残留する如く上記第
    1の導電層が部分的に除去され、その結果、上記第2の
    領域の上記第1の導電層を介して上記第2の領域の上記
    シリコン酸化膜上に上記第3の工程によって上記層間絶
    縁膜が形成され、上記第2の領域の上記第1の導電層上
    の上記層間絶縁膜が上記他の工程で除去され、上記他の
    工程において、上記層間絶縁膜を上記第2の領域の上記
    シリコン酸化膜上で除去するのに先立って、上記第1の
    領域の上記層間絶縁膜上に第2の導電層が形成されてい
    ることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置の製造方法
  12. 【請求項12】上記第1の領域の上記第1の導電層と上
    記第2の導電層は、それぞれ、上記浮遊ゲート電極と上
    記制御ゲート電極とを形成することを特徴とする請求項
    11記載の不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  13. 【請求項13】上記周辺回路用MOSトランジスタの制
    御ゲート電極は上記第2の工程で形成された上記第1の
    導電層を含んでいることを特徴とする請求項12記載の
    不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  14. 【請求項14】上記層間絶縁膜の一部は少なくともシリ
    コン窒化膜を含んでいることを特徴とする請求項11又
    は請求項12記載の不揮発性半導体記憶装置の製造方法
  15. 【請求項15】上記層間絶縁膜の一部は少なくともシリ
    コン窒化膜を含んでいることを特徴とする請求項13記
    載の不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
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