JPH0434898B2 - - Google Patents
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- JPH0434898B2 JPH0434898B2 JP1244958A JP24495889A JPH0434898B2 JP H0434898 B2 JPH0434898 B2 JP H0434898B2 JP 1244958 A JP1244958 A JP 1244958A JP 24495889 A JP24495889 A JP 24495889A JP H0434898 B2 JPH0434898 B2 JP H0434898B2
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- ultrasonic
- distance
- transducers
- focus
- information
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- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、被検体内からの超音波エコー信号を
記憶する記憶装置を備え、繰り返しパルス毎に
送・受波する超音波ビームの焦点を遠・近距離用
に設定し、得られるエコー情報を前記記憶装置に
記憶後所定タイミングにおいて読出すことにより
被検体内部走査部位の方位分解能の向上をはかつ
た電子走査型超音波診断装置に関するものであ
る。
記憶する記憶装置を備え、繰り返しパルス毎に
送・受波する超音波ビームの焦点を遠・近距離用
に設定し、得られるエコー情報を前記記憶装置に
記憶後所定タイミングにおいて読出すことにより
被検体内部走査部位の方位分解能の向上をはかつ
た電子走査型超音波診断装置に関するものであ
る。
(従来の技術)
近年、超音波診断装置で超音波の反射を利用し
て被検体の内部状況を観察する診断方法が医学的
に確立されている。
て被検体の内部状況を観察する診断方法が医学的
に確立されている。
この種の装置は、複数の超音波振動子を配列し
た探触子を用い、この複数の振動子のうちいくつ
かを付勢して超音波パルスを被検体中に送波し、
この送波された超音波による被検体内の音響イン
ピーダンスの異なる部位(境界部)からの超音波
エコーを前記超音波振動子によつて受波する操作
を順次繰り返し、同時に受波信号を増幅、輝度変
調することにより被検体内部の超音波反響断層像
を表示部に表示するものである。このように複数
の超音波振動子を電子的に順次切換付勢すること
により超音波ビームの走査方法に、リニア方式と
セクタ方式がある。前者は主に腹部の診断に採用
され、振動子列方向に略直交して送波される超音
波ビームを平行移動させる方式であり、後者は主
に循環器系の診断に採用され、超音波ビームを扇
状に走査する方式である。
た探触子を用い、この複数の振動子のうちいくつ
かを付勢して超音波パルスを被検体中に送波し、
この送波された超音波による被検体内の音響イン
ピーダンスの異なる部位(境界部)からの超音波
エコーを前記超音波振動子によつて受波する操作
を順次繰り返し、同時に受波信号を増幅、輝度変
調することにより被検体内部の超音波反響断層像
を表示部に表示するものである。このように複数
の超音波振動子を電子的に順次切換付勢すること
により超音波ビームの走査方法に、リニア方式と
セクタ方式がある。前者は主に腹部の診断に採用
され、振動子列方向に略直交して送波される超音
波ビームを平行移動させる方式であり、後者は主
に循環器系の診断に採用され、超音波ビームを扇
状に走査する方式である。
次に解像度の良い画像を得るためには、送・受
波する超音波ビームを極力細くする必要があり、
そのために従来電子集束法が広く用いられてい
る。この電子集束については、第1図を用いて説
明する。
波する超音波ビームを極力細くする必要があり、
そのために従来電子集束法が広く用いられてい
る。この電子集束については、第1図を用いて説
明する。
第1図において、任意の繰り返しパルス時に8
個の振動子群1,1a〜1hを同時に駆動するこ
とにより送・受波される超音波ビームパターン外
形2を実線によつて示し、また、この超音波ビー
ムの仮想中心軸3を一点鎖線で示し更に送・受波
される超音波ビームの焦点を4で示してある。
個の振動子群1,1a〜1hを同時に駆動するこ
とにより送・受波される超音波ビームパターン外
形2を実線によつて示し、また、この超音波ビー
ムの仮想中心軸3を一点鎖線で示し更に送・受波
される超音波ビームの焦点を4で示してある。
この図において理解されるように、焦点4近傍
においては超音波ビームが絞られて細くなつてい
るため方位分解能は良くなるが、この4点から離
れるのに従い超音波ビームが広がるため方位分解
能は劣化する。このように超音波ビームの特徴的
現象による方位分解能の劣化問題を解決するため
に従来次のような補正手段が行なわれている。
においては超音波ビームが絞られて細くなつてい
るため方位分解能は良くなるが、この4点から離
れるのに従い超音波ビームが広がるため方位分解
能は劣化する。このように超音波ビームの特徴的
現象による方位分解能の劣化問題を解決するため
に従来次のような補正手段が行なわれている。
第一の方法として、第2図に示すような可変口
径方法がある。例えば、第2図において8個1a
〜1hの進行子群1を同時駆動することにより超
音波ビーム5(一点鎖線)を送波し次に被検体内
部からの超音波エコー受波時において、被検体内
部走査領囲の振動子群1から離れた遠距離部6か
らの超音波エコーを送波時と同一の振動子群1に
よつて受波し、その時の量少ビーム幅となる深度
(深さ方向の位置)に振動子群1の各振動子1a
〜1hの遅延量を制御するものである。
径方法がある。例えば、第2図において8個1a
〜1hの進行子群1を同時駆動することにより超
音波ビーム5(一点鎖線)を送波し次に被検体内
部からの超音波エコー受波時において、被検体内
部走査領囲の振動子群1から離れた遠距離部6か
らの超音波エコーを送波時と同一の振動子群1に
よつて受波し、その時の量少ビーム幅となる深度
(深さ方向の位置)に振動子群1の各振動子1a
〜1hの遅延量を制御するものである。
振動子群1に近い近距離部7からの超音波エコ
ーは、前記遠距離部6の受波時使用の振動子群1
よりも駆動振動子数の少ない振動子群8,1c〜
1fによつて受波され、その時の最小ビーム幅と
なる深度8Fは前記遠距離時の5Fより振動子群
1により近づいた点になるよう各振動子の遅延量
を制御するものである。この時の受波超音波ビー
ムパターン9を実線で示してある。このような可
変口径方法を採用すれば、近距離部7を超音波ビ
ーム9で走査し、遠距離部6を超音波ビーム5で
走査することとなり、総合的に超音波ビーム5,
9の合成された超音波ビームとなる。すなわち、
仮想中心軸3に沿つた広い範囲に渡つて細いビー
ムによつて走査することとなるため方位分解能の
良い画像を得られるものである。
ーは、前記遠距離部6の受波時使用の振動子群1
よりも駆動振動子数の少ない振動子群8,1c〜
1fによつて受波され、その時の最小ビーム幅と
なる深度8Fは前記遠距離時の5Fより振動子群
1により近づいた点になるよう各振動子の遅延量
を制御するものである。この時の受波超音波ビー
ムパターン9を実線で示してある。このような可
変口径方法を採用すれば、近距離部7を超音波ビ
ーム9で走査し、遠距離部6を超音波ビーム5で
走査することとなり、総合的に超音波ビーム5,
9の合成された超音波ビームとなる。すなわち、
仮想中心軸3に沿つた広い範囲に渡つて細いビー
ムによつて走査することとなるため方位分解能の
良い画像を得られるものである。
第二の可変焦点法について第3図によつて説明
する。これは、例えば8個の振動子1a〜1hか
らなる振動子群1から仮想中心軸3上の点12に焦
点を結ぶように遠音波ビームを送波した後、被検
体内部の振動子群1から遠く離れた遠距離部16
からの超音波エコーを前記送波時と同一の振動子
群1を用いて、点12となるように各振動子の遅延
量を制御して受波するものであり、仮想的に超音
波ビームパターン14(一点鎖線)のように受波
したこととなる。また、近距離部17からの超音
波エコーを前記送波時と同一の振動子群1を用い
て、焦点12より振動子群1に近づいた位置13に
焦点を有するように各振動子の遅延量を制御され
た状態で受波されるものであり、この時の受波ビ
ームパターン15(実線)となる。これら焦点の
移動は、前記超音波ビーム14,15が交差する
時期に各振動子1a〜1hに接続された遅延線の
タツプを選択切換ることによつて行なわれる。
する。これは、例えば8個の振動子1a〜1hか
らなる振動子群1から仮想中心軸3上の点12に焦
点を結ぶように遠音波ビームを送波した後、被検
体内部の振動子群1から遠く離れた遠距離部16
からの超音波エコーを前記送波時と同一の振動子
群1を用いて、点12となるように各振動子の遅延
量を制御して受波するものであり、仮想的に超音
波ビームパターン14(一点鎖線)のように受波
したこととなる。また、近距離部17からの超音
波エコーを前記送波時と同一の振動子群1を用い
て、焦点12より振動子群1に近づいた位置13に
焦点を有するように各振動子の遅延量を制御され
た状態で受波されるものであり、この時の受波ビ
ームパターン15(実線)となる。これら焦点の
移動は、前記超音波ビーム14,15が交差する
時期に各振動子1a〜1hに接続された遅延線の
タツプを選択切換ることによつて行なわれる。
このように受波時に遠距離、近距離それぞれ異
なる焦点を有するように振動子群1,8の遅延量
を制御することにより、仮想中心軸3に沿つた広
い範囲に渡つて細い超音波ビームで走査すること
となり、方位分解能を広い領域に渡り改善できる
ものである。
なる焦点を有するように振動子群1,8の遅延量
を制御することにより、仮想中心軸3に沿つた広
い範囲に渡つて細い超音波ビームで走査すること
となり、方位分解能を広い領域に渡り改善できる
ものである。
更に、近距離からの超音波エコーの受波時に前
述の可変口径方法を組合せ、近距離超音波エコー
の受波における同時駆動振動子数を減少すること
も考えられる。
述の可変口径方法を組合せ、近距離超音波エコー
の受波における同時駆動振動子数を減少すること
も考えられる。
第3の方法として、繰り返しパルス毎に同時駆
動する振動子数を変えるとともに、焦点も変化さ
せる方法を第4図によつて説明する。
動する振動子数を変えるとともに、焦点も変化さ
せる方法を第4図によつて説明する。
最初の繰り返しパルスにおいて、例えば1a〜
1112個からなる振動子群18によつて超音波ビー
ムを送受波し、その時の焦点を振動子群18の仮
想中心軸19上の点20とし、第二の繰り返しパル
スにおいて、前記振動子群18より少ない振動子
数1d〜1k8個からなる振動子群21によつて超
音波ビームを送受波し、その時の焦点を振動子群
21の仮想中心軸22上の前記焦点20より振動
子列により近い点23とし、前記点20を遠距離用、
点23を近距離用焦点と複数の焦点を有するように
超音波ビームを送波する。以後1c〜1n12個か
らなり遠距離焦点を有する振動子群24,1F〜
1m8個からなり近距離焦点を有する振動子群2
5により各々順次走査する。このような走査によ
つて、遠距離、近距離とも方位分解能が向上した
超音波断層像が得られる。また、この場合、同時
駆動振動子数が大のとき遠距離の感度を下げて近
距離のエコーが最適な大きさで得られ、同時駆動
振動子数が小のとき近距離の感度を下げて遠距離
のエコーが最適な大きさで得られるようにする。
1112個からなる振動子群18によつて超音波ビー
ムを送受波し、その時の焦点を振動子群18の仮
想中心軸19上の点20とし、第二の繰り返しパル
スにおいて、前記振動子群18より少ない振動子
数1d〜1k8個からなる振動子群21によつて超
音波ビームを送受波し、その時の焦点を振動子群
21の仮想中心軸22上の前記焦点20より振動
子列により近い点23とし、前記点20を遠距離用、
点23を近距離用焦点と複数の焦点を有するように
超音波ビームを送波する。以後1c〜1n12個か
らなり遠距離焦点を有する振動子群24,1F〜
1m8個からなり近距離焦点を有する振動子群2
5により各々順次走査する。このような走査によ
つて、遠距離、近距離とも方位分解能が向上した
超音波断層像が得られる。また、この場合、同時
駆動振動子数が大のとき遠距離の感度を下げて近
距離のエコーが最適な大きさで得られ、同時駆動
振動子数が小のとき近距離の感度を下げて遠距離
のエコーが最適な大きさで得られるようにする。
第4の方法として、写真合成方法があり、第5
図によつて説明する。
図によつて説明する。
第5図において、第一の走査を振動子群1a〜
1h1を用いて、その時に焦点26が近距離走査
部30内に位置するように超音波ビーム28(実
線)を送受波し、この走査の場合、増幅器(図示
せず)の利得制御部または表示部(図示せず)の
輝度調節部(図示せず)を制御することにより振
動子群1に近い部分(近距離走査部)30のみを
表示し、振動子群1から遠い部分(遠距離走査
部)31を表示しないようにする。
1h1を用いて、その時に焦点26が近距離走査
部30内に位置するように超音波ビーム28(実
線)を送受波し、この走査の場合、増幅器(図示
せず)の利得制御部または表示部(図示せず)の
輝度調節部(図示せず)を制御することにより振
動子群1に近い部分(近距離走査部)30のみを
表示し、振動子群1から遠い部分(遠距離走査
部)31を表示しないようにする。
次の走査振動子群1a〜1h1を用いて、その
時の焦点27が遠距離部31内に位置するよう超
音波ビーム29(一点鎖線)を送受波し、この走
査では、増幅器の利得制御部、または表示部の輝
度調節器(図示せず)を制御することにより遠距
離走査部31のみを表示し近距離走査部30は表
示しないようにする。これら2回の走査と表示部
(図示せず)に取り付けられたカメラのシヤツタ
ーとを同期させ、各走査に応じてシヤツターを開
くようにし、2回の走査により1枚の合成写真を
得るようにする。この得られる超音波合成像は
遠、近距離とも方位分解能が改善されたものとな
る。しかし、前述の4方法には次のような欠点が
ある。
時の焦点27が遠距離部31内に位置するよう超
音波ビーム29(一点鎖線)を送受波し、この走
査では、増幅器の利得制御部、または表示部の輝
度調節器(図示せず)を制御することにより遠距
離走査部31のみを表示し近距離走査部30は表
示しないようにする。これら2回の走査と表示部
(図示せず)に取り付けられたカメラのシヤツタ
ーとを同期させ、各走査に応じてシヤツターを開
くようにし、2回の走査により1枚の合成写真を
得るようにする。この得られる超音波合成像は
遠、近距離とも方位分解能が改善されたものとな
る。しかし、前述の4方法には次のような欠点が
ある。
(発明が解決しようとする課題)
第一の可変口径方法は、受波時にのみ行なえる
ものであつて、送波時には行なうことができな
い。したがつて、送波時の超音波ビームは何らビ
ーム幅を絞る手段が講じられないため、いかに受
波時細いビームが得られても、送受総合でビーム
が大幅に細くなることは期待できない。
ものであつて、送波時には行なうことができな
い。したがつて、送波時の超音波ビームは何らビ
ーム幅を絞る手段が講じられないため、いかに受
波時細いビームが得られても、送受総合でビーム
が大幅に細くなることは期待できない。
また、受波時の口径変化のために、受波時駆動
振動子数の切換を増幅器の前段階で行なうため、
切換時のスイツチングノイズが増幅され、表示さ
れる超音波像にノイズが表示されるという欠点も
ある。
振動子数の切換を増幅器の前段階で行なうため、
切換時のスイツチングノイズが増幅され、表示さ
れる超音波像にノイズが表示されるという欠点も
ある。
第二の可変焦点法も、第一の可変口径方法同様
に受波時のみ行なうものであり、送波時の超音波
ビームは何らビーム幅を絞る手段が講じられない
ため、前述のように送受の超音波ビームの相乗効
果により送受総合でのビームパターンが大幅に細
くはならず、期待する程の分解能の向上は得られ
ない。また、前述同様遅延線タツプの切換ノイズ
が表示断層像上に現出する欠点がある。
に受波時のみ行なうものであり、送波時の超音波
ビームは何らビーム幅を絞る手段が講じられない
ため、前述のように送受の超音波ビームの相乗効
果により送受総合でのビームパターンが大幅に細
くはならず、期待する程の分解能の向上は得られ
ない。また、前述同様遅延線タツプの切換ノイズ
が表示断層像上に現出する欠点がある。
第三の繰り返しパルスごとに同時駆動振動子数
を変えるとともに焦点を移動する方法について
も、各パルス毎の同時駆動振動子群により超音波
走査毎に焦点を変えるために、例えば近距離部の
画像に注目すると高分解能の走査線は走査線1本
置きに現出されることとなり、見掛け上走査線密
度が1/2に減少することとなる。遠距離部につい
て同様のことが言える。また、近距離部と遠距離
部との境界部が不連続となる欠点もある。
を変えるとともに焦点を移動する方法について
も、各パルス毎の同時駆動振動子群により超音波
走査毎に焦点を変えるために、例えば近距離部の
画像に注目すると高分解能の走査線は走査線1本
置きに現出されることとなり、見掛け上走査線密
度が1/2に減少することとなる。遠距離部につい
て同様のことが言える。また、近距離部と遠距離
部との境界部が不連続となる欠点もある。
第四の写真合成による方法は、得られる像があ
くまでも静止画像であるため、診断上非常に有効
な実時間表示の要望に答えるものではない。
くまでも静止画像であるため、診断上非常に有効
な実時間表示の要望に答えるものではない。
以上のように従来の4方法にはそれぞれ欠点が
あり、本発明はこれら欠点を解決し、仮想中心軸
上全体に沿つて、細い超音波ビームを送受するこ
とにより高い方位分解能を得るとともに可変口
径、移動焦点法におけるスイツチ切換時のノイズ
の問題を減少し、しかも実時間表示のできる電子
走査方式の超音波診断装置を提供することを目的
とするものである。
あり、本発明はこれら欠点を解決し、仮想中心軸
上全体に沿つて、細い超音波ビームを送受するこ
とにより高い方位分解能を得るとともに可変口
径、移動焦点法におけるスイツチ切換時のノイズ
の問題を減少し、しかも実時間表示のできる電子
走査方式の超音波診断装置を提供することを目的
とするものである。
[発明の構成]
(発明を解決するための手段)
本発明は上記の課題を解決し且つ目的を達成す
るために、次のような手段を講じた構成としてい
る。すなわち、複数の単位振動子を配列してなる
超音波プローブを用いこれら単位振動子のうち任
意個数の振動子を順次付勢するために繰り返しパ
ルスを発生する回路を備え、被検体の所定方向へ
超音波ビームを送波しそのエコー情報を受波する
ことにより超音波像を得るようにした超音波診断
装置において、励振する振動子数を変更すること
により行なわれるビーム口径制御と送受波におけ
る振動子の遅延量を変更することにより行なわれ
る焦点制御とを、遠距離に焦点を設定するときは
大口径とし近距離に焦点を設定するときは小口径
とし方位方向の分解能を均一化する送受波制御手
段と、送受波した異なる距離の焦点の超音波ビー
ムの当該焦点位置における表示感度を均一にする
ためにエコーが生じた深さに対応した利得で感度
補正を行う利得制御手段と、この利得制御手段に
て補正された遠距離及び近距離焦点からの各エコ
ー情報のいずれか或いは両方を前記繰り返しパル
ス毎に記憶する記憶手段と、前記繰り返しパルス
に同期して遠距離焦点或いは近距離焦点からの各
エコー情報を前記繰り返しパルス毎に前記記憶手
段から読出し、これら各エコー情報を合成して表
示部に供給する切換手段とを具備したことを特徴
とするものである。
るために、次のような手段を講じた構成としてい
る。すなわち、複数の単位振動子を配列してなる
超音波プローブを用いこれら単位振動子のうち任
意個数の振動子を順次付勢するために繰り返しパ
ルスを発生する回路を備え、被検体の所定方向へ
超音波ビームを送波しそのエコー情報を受波する
ことにより超音波像を得るようにした超音波診断
装置において、励振する振動子数を変更すること
により行なわれるビーム口径制御と送受波におけ
る振動子の遅延量を変更することにより行なわれ
る焦点制御とを、遠距離に焦点を設定するときは
大口径とし近距離に焦点を設定するときは小口径
とし方位方向の分解能を均一化する送受波制御手
段と、送受波した異なる距離の焦点の超音波ビー
ムの当該焦点位置における表示感度を均一にする
ためにエコーが生じた深さに対応した利得で感度
補正を行う利得制御手段と、この利得制御手段に
て補正された遠距離及び近距離焦点からの各エコ
ー情報のいずれか或いは両方を前記繰り返しパル
ス毎に記憶する記憶手段と、前記繰り返しパルス
に同期して遠距離焦点或いは近距離焦点からの各
エコー情報を前記繰り返しパルス毎に前記記憶手
段から読出し、これら各エコー情報を合成して表
示部に供給する切換手段とを具備したことを特徴
とするものである。
(作用)
このような構成を具備することにより、異なる
時相で得られる遠距離/近距離からの各エコー情
報を、記憶手段を介することで一致させ、さらに
これら深さの異なる各エコーに対して感度補正を
行なうことでこの走査線の深さ方向への連続性を
良好にしていることによつて、時相は異なるが被
検体の深さに応じ最適にビームを集束させること
が可能となり、しかも、異なる時相は記憶手段を
介することで一致させ且つ深さ方向への連続性を
良好にすることを可能としている。従つて、表示
部に供する時には深さによらず広い範囲に渡つて
高い方位分解能の超音波断層像を表示することが
できる。
時相で得られる遠距離/近距離からの各エコー情
報を、記憶手段を介することで一致させ、さらに
これら深さの異なる各エコーに対して感度補正を
行なうことでこの走査線の深さ方向への連続性を
良好にしていることによつて、時相は異なるが被
検体の深さに応じ最適にビームを集束させること
が可能となり、しかも、異なる時相は記憶手段を
介することで一致させ且つ深さ方向への連続性を
良好にすることを可能としている。従つて、表示
部に供する時には深さによらず広い範囲に渡つて
高い方位分解能の超音波断層像を表示することが
できる。
(実施例)
以下、図面を参照して本発明の一実施例につい
て説明する。
て説明する。
本実施例では、異なる焦点を2ケとした時の可
変焦点法と可変口径法を組み合わせたものを受信
のみではなく、送受信で行う場合について説明す
る。
変焦点法と可変口径法を組み合わせたものを受信
のみではなく、送受信で行う場合について説明す
る。
第6図において、制御部100によつて作られ
た繰り返しパルスに対応して、発振器101から
励振されたトリガパルスは遅延線群(遅延線タツ
プ切換回路も含む)102を経て、パルサー群1
03を駆動する。このパルサー群103から出力
される励振された高電圧パルスは、プローブ10
4に含まれる振動子を励振、超音波パルスを送信
する。この超音波パルスは被検体内を伝搬し、体
内の音響インピーダンスの異なる境界面より反射
され、この反射パルスつまり送信パルスは再度プ
ローブ104に含まれる振動子により受信され、
遅延線群105(遅延線タツプ切換回路も含む)
に入力される。
た繰り返しパルスに対応して、発振器101から
励振されたトリガパルスは遅延線群(遅延線タツ
プ切換回路も含む)102を経て、パルサー群1
03を駆動する。このパルサー群103から出力
される励振された高電圧パルスは、プローブ10
4に含まれる振動子を励振、超音波パルスを送信
する。この超音波パルスは被検体内を伝搬し、体
内の音響インピーダンスの異なる境界面より反射
され、この反射パルスつまり送信パルスは再度プ
ローブ104に含まれる振動子により受信され、
遅延線群105(遅延線タツプ切換回路も含む)
に入力される。
この遅延線群105において所定量の遅延時間
を与えられた受信信号は増幅、検波部106によ
り増幅、検波される。その時、利得制御部107
によつて、体内の深い所からのエコーと近い所か
らのエコーの利得を調節する。前記増幅、検波部
106を介した受信信号は、図示されいてAD変
換器でAD変換された後メモリ部108に一度情
報を蓄積した後、Bモード用輝度変調部109
で、輝度変調された後、表示部110に送られ画
像として表示されるか、メモリ部108を介さず
直接前記Bモード用輝度変調部109を介して表
示部110に送られる。増幅、検波された後の受
信信号を、メモリ部を介してから表示するかメモ
リを介さず直接表示するかは、SW1,SW2に
よつて行われ、これは制御部100によつて制御
される。
を与えられた受信信号は増幅、検波部106によ
り増幅、検波される。その時、利得制御部107
によつて、体内の深い所からのエコーと近い所か
らのエコーの利得を調節する。前記増幅、検波部
106を介した受信信号は、図示されいてAD変
換器でAD変換された後メモリ部108に一度情
報を蓄積した後、Bモード用輝度変調部109
で、輝度変調された後、表示部110に送られ画
像として表示されるか、メモリ部108を介さず
直接前記Bモード用輝度変調部109を介して表
示部110に送られる。増幅、検波された後の受
信信号を、メモリ部を介してから表示するかメモ
リを介さず直接表示するかは、SW1,SW2に
よつて行われ、これは制御部100によつて制御
される。
Bモード表示の時は、前記Bモード用輝度変調
部109の他に距離方向掃引波発生部111ビー
ム位置指示用信号発生部112によつて、必要信
号が表示部110に送られ、Bモード表示され
る。
部109の他に距離方向掃引波発生部111ビー
ム位置指示用信号発生部112によつて、必要信
号が表示部110に送られ、Bモード表示され
る。
また、前記制御部100は、発振器101、遅
延線群102,105、パルサー群103、増
幅・検波部106、利得制御部107、距離方向
掃引波発生部111、ビーム位置指示用信号発生
部112をも制御する。
延線群102,105、パルサー群103、増
幅・検波部106、利得制御部107、距離方向
掃引波発生部111、ビーム位置指示用信号発生
部112をも制御する。
次に上記実施例の動作について説明する。
第7図aは繰り返しパルスで、パルスが励起さ
れた時に超音波パルスが振動子より発射されるも
のとする。
れた時に超音波パルスが振動子より発射されるも
のとする。
前記制御部100によつて作られる前記繰り返
しパルスは以下の形をしている。
しパルスは以下の形をしている。
繰り返しパルスRP1のt0時間の後にRP1′の
パルスを励起する。そしてRP1′のt1時間の後に
RP2のパルスを励起し、これを順々に繰り返す。
つまり繰り返しパルスはt0+t1時間内に2つの繰
り返しパルスを励起し、超音波パルスはt0,t1時
間ごとに発射されるのである。その時の受信され
た超音波エコーの様子を第7図bに示す。RP1
の時に発射される超音波は第8図中の振動子群1
に含まれる口径a1の振動子群(1c〜1jまでの
8個の振動子)によつて励振される。その時、前
記遅延線群102によつて、送信時に深さ方向距
離γNの点113Fに音響的焦点が形成されるよ
うに電子集束法を行い、受信時にも、前記遅延線
群105によつて、送信時と同様に距離γNの点
に音響的焦点が形成されるように電子集束法を行
う。その時の送受総合の超音波ビームを第8図中
113(実践)で示す。
パルスを励起する。そしてRP1′のt1時間の後に
RP2のパルスを励起し、これを順々に繰り返す。
つまり繰り返しパルスはt0+t1時間内に2つの繰
り返しパルスを励起し、超音波パルスはt0,t1時
間ごとに発射されるのである。その時の受信され
た超音波エコーの様子を第7図bに示す。RP1
の時に発射される超音波は第8図中の振動子群1
に含まれる口径a1の振動子群(1c〜1jまでの
8個の振動子)によつて励振される。その時、前
記遅延線群102によつて、送信時に深さ方向距
離γNの点113Fに音響的焦点が形成されるよ
うに電子集束法を行い、受信時にも、前記遅延線
群105によつて、送信時と同様に距離γNの点
に音響的焦点が形成されるように電子集束法を行
う。その時の送受総合の超音波ビームを第8図中
113(実践)で示す。
RP1′の時に発射される超音波は、口径a2の振
動子群(1a〜11の12個の振動子)によつて励
振される。そして、送受信時の焦点は深さ方向距
離γF(γF>γN)に置かれる。その時の送受総合の
超音波ビームを第8図中114(一点鎖線)に示
す。
動子群(1a〜11の12個の振動子)によつて励
振される。そして、送受信時の焦点は深さ方向距
離γF(γF>γN)に置かれる。その時の送受総合の
超音波ビームを第8図中114(一点鎖線)に示
す。
超音波ビーム113と114の交点を距離の位
置とすると、第7図中aのt0はt0=γ0/c(c:超
音波の体内速度)であり測定したい体内距離をγ1
とするとt1=γ1/cとなる。したがつて、t0の時
間には、方位分解能の良い近距離エコー情報が得
られ、t1の時間には、方位分解能の良い遠距離エ
コー情報が得られることになる。
置とすると、第7図中aのt0はt0=γ0/c(c:超
音波の体内速度)であり測定したい体内距離をγ1
とするとt1=γ1/cとなる。したがつて、t0の時
間には、方位分解能の良い近距離エコー情報が得
られ、t1の時間には、方位分解能の良い遠距離エ
コー情報が得られることになる。
次にメモリ部108の動作を説明する。
t0期間の近距離エコー情報はメモリ部108に
一度記録される。この様子を第7図c,d,eに
示す。cはSW1の開閉を制御する信号、dは
SW2の開閉を制御する信号、eはSW3の開閉
を制御する信号で、Highレベルの時にスイツチ
が閉じ、Lowレベルの時にスイツチが開くもの
とする。従つて、t0期間にメモリ部108に記録
された近距離エコー情報は、t1期間の前半、t0期
間に読み出され、t1期間の後半(t1−t0)期間は
メモリ108を介さない情報が表示部110へ送
られる。
一度記録される。この様子を第7図c,d,eに
示す。cはSW1の開閉を制御する信号、dは
SW2の開閉を制御する信号、eはSW3の開閉
を制御する信号で、Highレベルの時にスイツチ
が閉じ、Lowレベルの時にスイツチが開くもの
とする。従つて、t0期間にメモリ部108に記録
された近距離エコー情報は、t1期間の前半、t0期
間に読み出され、t1期間の後半(t1−t0)期間は
メモリ108を介さない情報が表示部110へ送
られる。
次にBモード表示する時の前記距離方向掃引波
発生部111と前記ビーム位置指示用信号発生部
の動作を第7図f,gで説明する。
発生部111と前記ビーム位置指示用信号発生部
の動作を第7図f,gで説明する。
第7図fは距離方向掃引波信号のタイムチヤー
トであり、gはビーム位置指示用信号のタイムチ
ヤートである。ここでは、リニア式電子走査型に
ついて説明するものである。f,gからわかるよ
うにBモード表示時の1つの走査線はt0+t1期間
に1本形成される。セクタ式電子走査型の場合も
同様に必要信号により、t0+t1期間に1走査線を
形成するようにする。
トであり、gはビーム位置指示用信号のタイムチ
ヤートである。ここでは、リニア式電子走査型に
ついて説明するものである。f,gからわかるよ
うにBモード表示時の1つの走査線はt0+t1期間
に1本形成される。セクタ式電子走査型の場合も
同様に必要信号により、t0+t1期間に1走査線を
形成するようにする。
また第7図hは前記利得制御部107により前
記増幅部106の増幅度の時間的変化を制御する
信号のタイムチヤートで、繰り返しパルスt1期間
のメモリ108からの情報とメモリを介さない情
報の境界点のエコー感度を一致させるための信号
である。
記増幅部106の増幅度の時間的変化を制御する
信号のタイムチヤートで、繰り返しパルスt1期間
のメモリ108からの情報とメモリを介さない情
報の境界点のエコー感度を一致させるための信号
である。
以上の動作により、表示部110の画像は第9
図の如く、メモリ108を介した情報(斜線部)
とメモリを介さない情報の合成画像となる。ここ
で、aはリニア式電子走査型の例で、bはセクタ
式走査型の例である。
図の如く、メモリ108を介した情報(斜線部)
とメモリを介さない情報の合成画像となる。ここ
で、aはリニア式電子走査型の例で、bはセクタ
式走査型の例である。
次に本実施例の効果を説明すると、本発明によ
ると表示部110に表示される断層像を形成する
ための超音波ビームは第7図で示したSW1,
SW2,SW3のスイツチング動作により繰り返
しパルスのt1期間のものであり、第8図の送受総
合の超音波ビーム113の距離間のものと、超音
波ビーム114の距離(γ1−γ0)の間のものの合
成された超音波ビーム(第8図中実線で示された
超音波ビーム)となる。これは近距離、遠距離と
もに方位分解能の良い超音波ビームの合成で仮想
軸115に沿つて広い範囲に渡つて方位分解能が
良いものとなる。例えば、第8図において送信時
に口径a2でγFの位置に焦点を置き、受信時には、
口径a1でγNの位置に焦点口径a2でγFの位置に焦点
というように可変口径法と可変焦点法を組み合わ
せると、送受総合の超音波ビームは第8図中11
6の如くなる。図から明白なように本発明による
超音波ビームは、送受総合では、前記可変口径、
可変焦点法に比較してはるかに細く、よつて方位
分解能も著しく改善するものである。
ると表示部110に表示される断層像を形成する
ための超音波ビームは第7図で示したSW1,
SW2,SW3のスイツチング動作により繰り返
しパルスのt1期間のものであり、第8図の送受総
合の超音波ビーム113の距離間のものと、超音
波ビーム114の距離(γ1−γ0)の間のものの合
成された超音波ビーム(第8図中実線で示された
超音波ビーム)となる。これは近距離、遠距離と
もに方位分解能の良い超音波ビームの合成で仮想
軸115に沿つて広い範囲に渡つて方位分解能が
良いものとなる。例えば、第8図において送信時
に口径a2でγFの位置に焦点を置き、受信時には、
口径a1でγNの位置に焦点口径a2でγFの位置に焦点
というように可変口径法と可変焦点法を組み合わ
せると、送受総合の超音波ビームは第8図中11
6の如くなる。図から明白なように本発明による
超音波ビームは、送受総合では、前記可変口径、
可変焦点法に比較してはるかに細く、よつて方位
分解能も著しく改善するものである。
また、スイツチング動作は増幅後に行われるの
で、スイツチングノイズの画像に及ぼす影響は非
常に少なく、従来の可変焦点法、可変口径法に見
られるスイツチング時のノイズが表示画像上に影
響を及ぼすことがない。
で、スイツチングノイズの画像に及ぼす影響は非
常に少なく、従来の可変焦点法、可変口径法に見
られるスイツチング時のノイズが表示画像上に影
響を及ぼすことがない。
また、近距離エコー情報は繰り返しパルス
(RP1,RP2、……)発生後のt0時間に、遠距
離エコー情報は繰り返しパルス(RP1′,RP
2′、……)発生後のt1時間に得られるよう、近
距離焦点側から遠距離焦点側へ焦点を変更してい
くに従い、反射エコーを各焦点位置から得るのに
必要な時間だけ繰り返しパルスの発生周期が長く
なるように繰り返しパルスを発生させているの
で、繰り返しパルスを一定周期で発生する場合
(最遠距離焦点位置からの反射エコーを得るのに
必要なだけの長さの周期が必要)に比べて超音波
像1画面を得るのに要する時間を短くすることが
できる。
(RP1,RP2、……)発生後のt0時間に、遠距
離エコー情報は繰り返しパルス(RP1′,RP
2′、……)発生後のt1時間に得られるよう、近
距離焦点側から遠距離焦点側へ焦点を変更してい
くに従い、反射エコーを各焦点位置から得るのに
必要な時間だけ繰り返しパルスの発生周期が長く
なるように繰り返しパルスを発生させているの
で、繰り返しパルスを一定周期で発生する場合
(最遠距離焦点位置からの反射エコーを得るのに
必要なだけの長さの周期が必要)に比べて超音波
像1画面を得るのに要する時間を短くすることが
できる。
また、近年のメモリICの発展により、第9図
に示された画像においてメモリによる画像と実時
間の画像との間に画質の差ないものと考えられ
る。
に示された画像においてメモリによる画像と実時
間の画像との間に画質の差ないものと考えられ
る。
また、例えば、γ0=7cm、γ1=15cm、とする
と、t0=91.5μsec,t1=196μsec(超音波の体内速
度を1530m/secとする)となる。この94.5μsec
期間の情報がメモリ内に入力され、入力される時
に次の実時間情報につながるのであるから、時間
遅れは91.5〜183.0μsecとなり、近年の超音波診
断における実時間と称している時間誤差がγ1=15
cmの時は最高196μsecであることを考えると、本
発明における時間遅れは無視できるほど小さい値
であり本発明による方法は十分実時間であると言
える。特に腹部診断では、十分無視できる時間遅
れと考えられる。また、本発明によると、第4図
で示した移動焦点方法のように走査線の長さが減
少するという欠点もない。
と、t0=91.5μsec,t1=196μsec(超音波の体内速
度を1530m/secとする)となる。この94.5μsec
期間の情報がメモリ内に入力され、入力される時
に次の実時間情報につながるのであるから、時間
遅れは91.5〜183.0μsecとなり、近年の超音波診
断における実時間と称している時間誤差がγ1=15
cmの時は最高196μsecであることを考えると、本
発明における時間遅れは無視できるほど小さい値
であり本発明による方法は十分実時間であると言
える。特に腹部診断では、十分無視できる時間遅
れと考えられる。また、本発明によると、第4図
で示した移動焦点方法のように走査線の長さが減
少するという欠点もない。
本発明の表示方法は、メモリ108を介した情
報と、メモリを介さない実時間の情報の2つの組
合せであるが、第10図に示すように、実時間表
示の部分もメモリ108に一旦記憶した後、SW2
の切換操作により交互に表示部110へ出力する
方法も考えられる。
報と、メモリを介さない実時間の情報の2つの組
合せであるが、第10図に示すように、実時間表
示の部分もメモリ108に一旦記憶した後、SW2
の切換操作により交互に表示部110へ出力する
方法も考えられる。
また、本発明は、異なる2つの焦点を設定した
ものであるが、焦点は1つに固定し、異なる2つ
の振動子数を設定しても良い。その際、近距離情
報は少ない振動子数によつて得られ、遠距離情報
は多い振動子数によつて得られるようにする。
ものであるが、焦点は1つに固定し、異なる2つ
の振動子数を設定しても良い。その際、近距離情
報は少ない振動子数によつて得られ、遠距離情報
は多い振動子数によつて得られるようにする。
また、本発明の第2の実施例として、第7図に
示す繰り返しパルスaのパルス間隔t0をt0=γ0/
cに限定するものではなく、t0≧μ0/cであれば
良いのであつて、t0=t1でも良い。t0=t1のとき、
第7図に相当するタイムチヤートを第11図に示
す。
示す繰り返しパルスaのパルス間隔t0をt0=γ0/
cに限定するものではなく、t0≧μ0/cであれば
良いのであつて、t0=t1でも良い。t0=t1のとき、
第7図に相当するタイムチヤートを第11図に示
す。
また、本発明の第2の実施例は、2つの繰り返
しパルスで、1本の走査線を構成し、始めの繰り
返しパルスでは、近距離に焦点を置き、次の繰り
返しパルスでは、遠距離に焦点を置いているが、
その逆で、最初遠距離に焦点を置き、次に近距離
に焦点を置くようにしても構わない。その時の第
7図に相当するタイムチヤートを第12図に示
す。第11図、第12図のa′〜h′,a″〜h″は全て
第7図のa〜hに対応するのである。
しパルスで、1本の走査線を構成し、始めの繰り
返しパルスでは、近距離に焦点を置き、次の繰り
返しパルスでは、遠距離に焦点を置いているが、
その逆で、最初遠距離に焦点を置き、次に近距離
に焦点を置くようにしても構わない。その時の第
7図に相当するタイムチヤートを第12図に示
す。第11図、第12図のa′〜h′,a″〜h″は全て
第7図のa〜hに対応するのである。
また、以上の本発明の第1の実施例、第2の実
施例、第3の実施例では2つの繰り返しパルスで
1つの走査線を構成するものであるが、3つ以上
の繰り返しパルスで1つの走査線を構成しても構
わない。
施例、第3の実施例では2つの繰り返しパルスで
1つの走査線を構成するものであるが、3つ以上
の繰り返しパルスで1つの走査線を構成しても構
わない。
次に本発明の第4の実施例を第13図によつて
説明する。動作は第1の実施例の場合とほぼ同じ
であるが、メモリが2個であるので、SW1〜
SW5のスイツチング動作を第14図に示す。a
は繰り返しパルスでRP1,RP3,RP5……の
ときは、第8図中の振動子列1に含まれる口径a2
の振動子によつて励振される。その時、送信・受
信ともに距離γNの点に焦点を置く。繰り返しパル
スRP2,RP4,RP6……のときは、第8図中
の口径a2の振動子によつて励振され、送信・受信
時ともに距離γFの点に焦点を置く。その時の送受
総合の超音波ビームを113,114に示す。
説明する。動作は第1の実施例の場合とほぼ同じ
であるが、メモリが2個であるので、SW1〜
SW5のスイツチング動作を第14図に示す。a
は繰り返しパルスでRP1,RP3,RP5……の
ときは、第8図中の振動子列1に含まれる口径a2
の振動子によつて励振される。その時、送信・受
信ともに距離γNの点に焦点を置く。繰り返しパル
スRP2,RP4,RP6……のときは、第8図中
の口径a2の振動子によつて励振され、送信・受信
時ともに距離γFの点に焦点を置く。その時の送受
総合の超音波ビームを113,114に示す。
次に2ケのメモリの使い方をSW1〜SW5の
開閉動作を第14図によつて説明する。タイムチ
ヤートcは第13図のSW1、c′は第13図の
SW2、dは第13図SW3、d′は第13図のSW
4、eは第13図のSW5の開閉のための制御信
号を示したもので、Highレベルの時にスイツチ
が閉じ、Lowレベルの時にスイツチが開くもの
とする。また、fは距離方向掃引波信号のタイム
チヤートであり、gはビーム位置指示用信号のタ
イムチヤートである。f,gはリニア式の信号で
あるが、セクタ式の場合も必要により、ビーム位
置が表示器に表示される。
開閉動作を第14図によつて説明する。タイムチ
ヤートcは第13図のSW1、c′は第13図の
SW2、dは第13図SW3、d′は第13図のSW
4、eは第13図のSW5の開閉のための制御信
号を示したもので、Highレベルの時にスイツチ
が閉じ、Lowレベルの時にスイツチが開くもの
とする。また、fは距離方向掃引波信号のタイム
チヤートであり、gはビーム位置指示用信号のタ
イムチヤートである。f,gはリニア式の信号で
あるが、セクタ式の場合も必要により、ビーム位
置が表示器に表示される。
RP2の時、焦点はγN(遠距離)にあるので方位
分解能の良い遠距離情報が得られる。その遠距離
情報はSW5を閉じることによつて(第14図中
g)実時間表示されるとともにSW2を閉じるこ
とによつて(第14図中d)メモリ2,117に
情報が記録される。その時の近距離情報は、RP
1のときにメモリ108に記録された近距離情報
を取り出す(第14図中c,e)ことによつて、
表示部110上において画像合成が行われる。
分解能の良い遠距離情報が得られる。その遠距離
情報はSW5を閉じることによつて(第14図中
g)実時間表示されるとともにSW2を閉じるこ
とによつて(第14図中d)メモリ2,117に
情報が記録される。その時の近距離情報は、RP
1のときにメモリ108に記録された近距離情報
を取り出す(第14図中c,e)ことによつて、
表示部110上において画像合成が行われる。
次の繰り返しパルスRP3のときは、近距離情
報を実時間表示するとともにメモリ108に情報
を記録し、遠距離情報はメモリ117に蓄えられ
ていた情報を取り出すことによつて、表示部11
0に画像合成が行われる。
報を実時間表示するとともにメモリ108に情報
を記録し、遠距離情報はメモリ117に蓄えられ
ていた情報を取り出すことによつて、表示部11
0に画像合成が行われる。
また、第14図hは前記利得制御部107によ
り前記増幅部106の増幅度の時間的変化を制御
する信号のタイムチヤートで画像表示された遠距
離情報と近距離情報の境界線のエコー感度を一致
できる。
り前記増幅部106の増幅度の時間的変化を制御
する信号のタイムチヤートで画像表示された遠距
離情報と近距離情報の境界線のエコー感度を一致
できる。
以上述べたように本発明は、メモリを介した情
報と実時間、情報の合成であるが、実時間表示の
部分をメモリに書き換えて、そのメモリへの入出
力は瞬時に行うようにしても良い。
報と実時間、情報の合成であるが、実時間表示の
部分をメモリに書き換えて、そのメモリへの入出
力は瞬時に行うようにしても良い。
また、本発明は異なる2つの焦点を設定したも
のであるが、焦点は1つに固定し、異なる2つの
振動子数を設定しても良い。その際、近距離情報
は少ない振動子数によつて得られ、遠距離情報は
多い振動子数によつて得られるようにする。
のであるが、焦点は1つに固定し、異なる2つの
振動子数を設定しても良い。その際、近距離情報
は少ない振動子数によつて得られ、遠距離情報は
多い振動子数によつて得られるようにする。
また、第4の実施例では、2つのレートパルス
で1ラスターを構成するものであるが、3つ以上
のレートパルスによつて1ラスターを構成しても
構わない。その時のメモリの数の決め方焦点距離
の決め方、焦点の数の決め方、口径を変化させる
方法は本発明の思想により決定されることは言う
までもない。
で1ラスターを構成するものであるが、3つ以上
のレートパルスによつて1ラスターを構成しても
構わない。その時のメモリの数の決め方焦点距離
の決め方、焦点の数の決め方、口径を変化させる
方法は本発明の思想により決定されることは言う
までもない。
[発明の効果]
以上のように本発明によれば、被検体内部を複
数に分割し、その分割領域に適した超音波ビーム
により走査し、少なくとも一分割領域から得られ
た超音波エコー情報をメモリに記憶し、その他の
分割領域からの超音波エコー情報とを交互に表示
部に出力することにより画像合成し広い範囲に渡
つて方位分割能の改善された超音波断層像を表示
するものである。
数に分割し、その分割領域に適した超音波ビーム
により走査し、少なくとも一分割領域から得られ
た超音波エコー情報をメモリに記憶し、その他の
分割領域からの超音波エコー情報とを交互に表示
部に出力することにより画像合成し広い範囲に渡
つて方位分割能の改善された超音波断層像を表示
するものである。
第1図は、従来の電子集束法による点集束の超
音波ビームを模式的に示した図、第2図は従来の
可変口径法による受信時の超音波ビームを模式的
に示した図、第3図は従来の可変集束法による受
信時の超音波ビームを模式的に示した図、第4図
は従来の繰り返しパルスごとに焦点距離を変える
方法を示した図、第5図は従来の写真合成による
方法を説明する図、第6図は本発明の一実施例の
超音波診断装置の概略構成を示すブロツク図、第
7図は第6図に示した超音波診断装置のタイムチ
ヤート図、第8図は本発明の超音波診断装置の原
理を示した図、第9図は本発明の超音波診断装置
による表示方法を示した図、第10図は、本発明
の第二の実施例の超音波診断装置のメモリ部を示
した図、第11図は、本発明の第二の実施例のタ
イムチヤートを示した図、第12図は本発明の第
三の実施例のタイムチヤートを示した図、第13
図は本発明の第四の実施例の超音波診断装置の概
略構成を示したブロツク図、第14図は第13図
に示した超音波診断装置のタイムチヤートを示し
た図である。 100……制御部、101……発振器、102
……送信用遅延線群、103……パルサー群、1
04……プローブ、105……受信用遅延線群、
106……増幅、検波部、107……利得制御
部、108……第一のメモリ部、109……Bモ
ード用輝度変調部、110……表示部、111…
…距離方向掃引波発生器、112……ビーム位置
指示用信号発生部、117……第二のメモリ部。
音波ビームを模式的に示した図、第2図は従来の
可変口径法による受信時の超音波ビームを模式的
に示した図、第3図は従来の可変集束法による受
信時の超音波ビームを模式的に示した図、第4図
は従来の繰り返しパルスごとに焦点距離を変える
方法を示した図、第5図は従来の写真合成による
方法を説明する図、第6図は本発明の一実施例の
超音波診断装置の概略構成を示すブロツク図、第
7図は第6図に示した超音波診断装置のタイムチ
ヤート図、第8図は本発明の超音波診断装置の原
理を示した図、第9図は本発明の超音波診断装置
による表示方法を示した図、第10図は、本発明
の第二の実施例の超音波診断装置のメモリ部を示
した図、第11図は、本発明の第二の実施例のタ
イムチヤートを示した図、第12図は本発明の第
三の実施例のタイムチヤートを示した図、第13
図は本発明の第四の実施例の超音波診断装置の概
略構成を示したブロツク図、第14図は第13図
に示した超音波診断装置のタイムチヤートを示し
た図である。 100……制御部、101……発振器、102
……送信用遅延線群、103……パルサー群、1
04……プローブ、105……受信用遅延線群、
106……増幅、検波部、107……利得制御
部、108……第一のメモリ部、109……Bモ
ード用輝度変調部、110……表示部、111…
…距離方向掃引波発生器、112……ビーム位置
指示用信号発生部、117……第二のメモリ部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 複数の単位振動子を配列してなる超音波プロ
ーブを有し、送受波時に任意個数の単位振動子の
遅延量を変更することによつて焦点制御を行い深
さ距離の異なる複数焦点位置近傍からの各エコー
情報を得、これら各エコー情報を合成することに
より超音波像を求め表示部に表示する超音波診断
装置において、 前記複数焦点の近距離焦点側から遠距離焦点側
へ焦点を変更していくに従い発生周期が長くなる
よう任意個数の振動子を順次付勢するための繰り
返しパルスを発生する手段と、 超音波ビームを送受波する振動子数を変更する
ことにより行われるビーム口径制御と送受波にお
ける振動子の遅延量を変更することにより行われ
る焦点制御とを近距離に焦点を設定するときは小
口径とし遠距離に焦点を設定するときは大口径と
する送受波制御手段と、 前記複数焦点位置毎の表示感度を均一にするた
めエコーが生じた深さに対応した利得で感度補正
を行う利得制御手段と、 前記利得制御手段にて補正された最遠距離焦点
位置を除いた前記複数焦点位置からの各エコー情
報、又は全ての前記複数焦点位置からの各エコー
情報を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段にて記憶された各エコー情報を読
出し各焦点位置の深さ距離に応じて各エコー情報
を合成して前記表示部に供給する手段とを具備し
たことを特徴とする超音波診断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24495889A JPH02277444A (ja) | 1989-09-22 | 1989-09-22 | 超音波診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24495889A JPH02277444A (ja) | 1989-09-22 | 1989-09-22 | 超音波診断装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10815979A Division JPS5634337A (en) | 1979-08-27 | 1979-08-27 | Ultrasonic diagnosing device |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02277444A JPH02277444A (ja) | 1990-11-14 |
| JPH0434898B2 true JPH0434898B2 (ja) | 1992-06-09 |
Family
ID=17126483
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24495889A Granted JPH02277444A (ja) | 1989-09-22 | 1989-09-22 | 超音波診断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02277444A (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53142071A (en) * | 1977-05-17 | 1978-12-11 | Aloka Co Ltd | Ultrasonic diagnosing device |
| JPS54115789U (ja) * | 1978-02-03 | 1979-08-14 |
-
1989
- 1989-09-22 JP JP24495889A patent/JPH02277444A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02277444A (ja) | 1990-11-14 |
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