JPH043505B2 - - Google Patents
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- JPH043505B2 JPH043505B2 JP58167351A JP16735183A JPH043505B2 JP H043505 B2 JPH043505 B2 JP H043505B2 JP 58167351 A JP58167351 A JP 58167351A JP 16735183 A JP16735183 A JP 16735183A JP H043505 B2 JPH043505 B2 JP H043505B2
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- time
- electrical signal
- partial thromboplastin
- plasma
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- Prior art date
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N33/00—Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
- G01N33/48—Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
- G01N33/50—Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
- G01N33/86—Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing involving blood coagulating time or factors, or their receptors
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- Biochemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Pathology (AREA)
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
- Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は血液凝固の測定方法および血液凝固
の測定装置に関するものである。
の測定装置に関するものである。
従来例の構成とその問題点
従来、出血性疾患の検査として、出血時間、全
血凝固時間検査などが行われてきたが、最近は血
液凝固の反応過程別の検査として、プロトロンビ
ン時間(PT)、部分トロンボプラスチン時間
(PTT)、活性化部分トロンボプラスチン時間
(APTT)およびフイブリノーゲン濃度(Fbg)
の測定が外因性凝固、内因性凝固、フイブリン形
成の各過程機能検査としてルーチン化されてい
る。それらのうちフイブリノーゲン定量が最も煩
雑で検査コストも高い。
血凝固時間検査などが行われてきたが、最近は血
液凝固の反応過程別の検査として、プロトロンビ
ン時間(PT)、部分トロンボプラスチン時間
(PTT)、活性化部分トロンボプラスチン時間
(APTT)およびフイブリノーゲン濃度(Fbg)
の測定が外因性凝固、内因性凝固、フイブリン形
成の各過程機能検査としてルーチン化されてい
る。それらのうちフイブリノーゲン定量が最も煩
雑で検査コストも高い。
上記した各項目の測定方法は概略次の通りであ
る。
る。
PT:カルシウム加組織トロンボプラスチン試薬
を37℃で予加温しておき、これに血漿を加えて
凝固するまでの時間を測定する。
を37℃で予加温しておき、これに血漿を加えて
凝固するまでの時間を測定する。
PTT(APTT):部分トロンボプラスチン試薬
(活性化部分トロンボプラスチン試薬)と血漿
との混合液をある一定時間37℃で加温してお
き、これに予加温しておいた塩化カルシウム溶
液を加えて凝固するまでの時間を測定する。
(活性化部分トロンボプラスチン試薬)と血漿
との混合液をある一定時間37℃で加温してお
き、これに予加温しておいた塩化カルシウム溶
液を加えて凝固するまでの時間を測定する。
Fbg:フイブリノーゲン標準液(フイブリノーゲ
ン濃度既知)をオーレンベロナール緩衝液でい
くつかの段階に希釈したものを準備する。各希
釈フイブリノーゲン標準液にトロンビン試薬を
加え、凝固するまでの時間を測定する。両対数
グラフにフイブリノーゲン濃度と得られた凝固
時間をプロツトし検量線を引く。濃度未知の被
検血漿の10倍希釈液についてトロンビン試薬を
加え、同様に凝固時間を測定し、検量線よりフ
イブリノーゲン濃度を導びき出す。
ン濃度既知)をオーレンベロナール緩衝液でい
くつかの段階に希釈したものを準備する。各希
釈フイブリノーゲン標準液にトロンビン試薬を
加え、凝固するまでの時間を測定する。両対数
グラフにフイブリノーゲン濃度と得られた凝固
時間をプロツトし検量線を引く。濃度未知の被
検血漿の10倍希釈液についてトロンビン試薬を
加え、同様に凝固時間を測定し、検量線よりフ
イブリノーゲン濃度を導びき出す。
上記のようにフイブリノーゲン濃度(Fbg)の
測定では、血漿の希釈:検量線の作成等操作が煩
雑であり、測定に時間を要する。また使用する試
薬も高価なものであり、全体として検査コストが
相当に高くついていた。
測定では、血漿の希釈:検量線の作成等操作が煩
雑であり、測定に時間を要する。また使用する試
薬も高価なものであり、全体として検査コストが
相当に高くついていた。
血液凝固検査は出血が予測される医療を行う場
合に検査することが多く、できる限り迅速な検査
が必要であるが、特にフイブリノーゲン濃度の測
定に従来、多くの時間を要していたため上記迅速
な検査の要求に応えられていないのが実情であ
る。
合に検査することが多く、できる限り迅速な検査
が必要であるが、特にフイブリノーゲン濃度の測
定に従来、多くの時間を要していたため上記迅速
な検査の要求に応えられていないのが実情であ
る。
発明の目的
以上の実情に鑑み、第1の発明は血液凝固測定
を迅速に行える方法を提供することを、また第2
の発明は血液凝固測定を迅速かつ正確に行うこと
ができる装置を提供することを目的とする。
を迅速に行える方法を提供することを、また第2
の発明は血液凝固測定を迅速かつ正確に行うこと
ができる装置を提供することを目的とする。
発明の構成
第1の発明の血液凝固測定方法は、血漿とプロ
トロンビン時間または部分トロンボプラスチン時
間または活性化部分トロンボプラスチン時間の測
定用の凝固試薬とを混合する過程と、 その混合液に光を照射して散乱光または透過光
を捕捉しこれを電気信号に変換しこの電気信号の
レベルの変化を血漿・凝固試薬混合時の初期状態
から最終安定状態に達するまで時間の経過と関連
付けて記録する過程と、 前記電気信号の記録結果に基づき、血漿・凝固
試薬混合時から前記電気信号のレベルが初期状態
のレベルを基準にして最終安定状態のレベルの所
定パーセントまで達するまでに要した時間を前記
プロトロンビン時間または部分トロンボプラスチ
ン時間または活性化部分トロンボプラスチン時間
に相当する値として求める過程と、 前記電気信号の記録結果に基づき、前記電気信
号のレベルの初期状態から最終安定状態までの全
変化量を求め、この全変化量に一定の係数を乗じ
ることによりフイブリノーゲン濃度に相当する値
を求める過程とを含むものである。
トロンビン時間または部分トロンボプラスチン時
間または活性化部分トロンボプラスチン時間の測
定用の凝固試薬とを混合する過程と、 その混合液に光を照射して散乱光または透過光
を捕捉しこれを電気信号に変換しこの電気信号の
レベルの変化を血漿・凝固試薬混合時の初期状態
から最終安定状態に達するまで時間の経過と関連
付けて記録する過程と、 前記電気信号の記録結果に基づき、血漿・凝固
試薬混合時から前記電気信号のレベルが初期状態
のレベルを基準にして最終安定状態のレベルの所
定パーセントまで達するまでに要した時間を前記
プロトロンビン時間または部分トロンボプラスチ
ン時間または活性化部分トロンボプラスチン時間
に相当する値として求める過程と、 前記電気信号の記録結果に基づき、前記電気信
号のレベルの初期状態から最終安定状態までの全
変化量を求め、この全変化量に一定の係数を乗じ
ることによりフイブリノーゲン濃度に相当する値
を求める過程とを含むものである。
PTとFbgとを1操作で測定する場合の試薬は
前記したPT測定用の試薬であり、PTTとFbgと
を1操作で測定する場合の試薬は前記したPTT
測定用の試薬であり、またAPTTとFbgとを1操
作で測定する場合についても同様である。Fbg
は、PT、PTT、APTTの何れと一緒に測定して
も実質上同じ値が得られることが実験によつて確
認されている。
前記したPT測定用の試薬であり、PTTとFbgと
を1操作で測定する場合の試薬は前記したPTT
測定用の試薬であり、またAPTTとFbgとを1操
作で測定する場合についても同様である。Fbg
は、PT、PTT、APTTの何れと一緒に測定して
も実質上同じ値が得られることが実験によつて確
認されている。
この第1の発明の方法によれば、光と電気信号
を利用し、電気信号の変化から即PTまたはPTT
またはAPTTとFbgを求めることができるととも
に、二種の測定が1操作で行えることから、従来
方法に比べて大幅な時間短縮が可能となる。
を利用し、電気信号の変化から即PTまたはPTT
またはAPTTとFbgを求めることができるととも
に、二種の測定が1操作で行えることから、従来
方法に比べて大幅な時間短縮が可能となる。
また、第2の発明の血液凝固測定装置は、第1
図に示すように、血漿とプロトロビン時間または
部分トロンボプラスチン時間または活性化部分ト
ロンボプラスチン時間の測定用の凝固試薬とを注
入するセルaと、このセルaの内容液を撹拌する
手段bと、前記セルaに光を照射する発光器c
と、前記セルaからの散乱光または透過光を受光
して電気信号に変換する光電変換器dと、前記電
気信号をデイジタル信号に変換するA/D変換器
eと、例えばマイクロコンピユータMiCなどを使
用するものとして、前記A/D変換器eからのデ
イジタル信号の値を血漿・凝固試薬混合時の初期
状態から最終安定状態に達するまで時間の経過と
関連付けて記憶する手段f1と、前記デイジタル信
号の変化の停止を判別する手段f2と、前記デイジ
タル信号入力開始時点からデイジタル信号の初期
状態の値を基準にして最終安定状態の値の所定パ
ーセントまで達するまでに要した時間を前記プロ
トロビン時間(PT)または部分トロンボプラス
チン時間(PTT)または活性化部分トロンボプ
ラスチン時間(APTT)に相当する値として演
算する手段f3と、前記デイジタル信号の初期状態
の値から最終安定状態の値までの全変化量を求
め、この全変化量に一定の係数を乗じることによ
りフイブリノーゲン濃度(Fbg)に相当する値を
求める手段f4と、前記各演算手段f3,f4によつて
得られた値を表示する手段gとを備えたものであ
る。
図に示すように、血漿とプロトロビン時間または
部分トロンボプラスチン時間または活性化部分ト
ロンボプラスチン時間の測定用の凝固試薬とを注
入するセルaと、このセルaの内容液を撹拌する
手段bと、前記セルaに光を照射する発光器c
と、前記セルaからの散乱光または透過光を受光
して電気信号に変換する光電変換器dと、前記電
気信号をデイジタル信号に変換するA/D変換器
eと、例えばマイクロコンピユータMiCなどを使
用するものとして、前記A/D変換器eからのデ
イジタル信号の値を血漿・凝固試薬混合時の初期
状態から最終安定状態に達するまで時間の経過と
関連付けて記憶する手段f1と、前記デイジタル信
号の変化の停止を判別する手段f2と、前記デイジ
タル信号入力開始時点からデイジタル信号の初期
状態の値を基準にして最終安定状態の値の所定パ
ーセントまで達するまでに要した時間を前記プロ
トロビン時間(PT)または部分トロンボプラス
チン時間(PTT)または活性化部分トロンボプ
ラスチン時間(APTT)に相当する値として演
算する手段f3と、前記デイジタル信号の初期状態
の値から最終安定状態の値までの全変化量を求
め、この全変化量に一定の係数を乗じることによ
りフイブリノーゲン濃度(Fbg)に相当する値を
求める手段f4と、前記各演算手段f3,f4によつて
得られた値を表示する手段gとを備えたものであ
る。
実施例の説明
血漿と凝固試薬とを注入する恒温反応セルa
は、第2図のように恒温槽1内にセツトされるも
のであるが、セツトされる前にピペツト2の押ボ
タン3を押すことにより凝固試薬が添加され、恒
温槽1外に設けられた撹拌手段bにより血漿と凝
固試薬とが瞬時に混合される。前記ピペツト2に
は押ボタン3を押す際に作動するスイツチ4が設
けられている。一方、撹拌手段bは、ゴム等の弾
性材でつくられた回転体10とこれを偏心状態で
固定する軸をもつたモータ11とから構成されて
いる。したがつて、セルaを回転体10に押付け
モータ11を高速回転させると、セルaの下部が
高速で回転し、振盪を行つたのと同様の撹拌効果
が得られる。
は、第2図のように恒温槽1内にセツトされるも
のであるが、セツトされる前にピペツト2の押ボ
タン3を押すことにより凝固試薬が添加され、恒
温槽1外に設けられた撹拌手段bにより血漿と凝
固試薬とが瞬時に混合される。前記ピペツト2に
は押ボタン3を押す際に作動するスイツチ4が設
けられている。一方、撹拌手段bは、ゴム等の弾
性材でつくられた回転体10とこれを偏心状態で
固定する軸をもつたモータ11とから構成されて
いる。したがつて、セルaを回転体10に押付け
モータ11を高速回転させると、セルaの下部が
高速で回転し、振盪を行つたのと同様の撹拌効果
が得られる。
発光器cとしては、例えば発光ダイオード、白
熱ランプ、レーザなどが用いられる。光電変換器
dとしては、例えばフオトダイオード、フオトト
ランジスタ、CdS素子などが用いられる。光電変
換器dは、セルaからの透過光は入らずセルaか
らの散乱光のみが入る位置に設けられている。
A/D変換器eをもつインターフエース12の後
段に接続されるマイクロコンピユータMiCは制御
器5、演算器6、記憶器7やクロツク発生手段i
などを有している。表示手段gとして数字表示器
8と印字器9とが用いられている。マイクロコン
ピユータMiCは恒温槽1のヒータ13の温度制御
回路14に設定温度を送る。またモータ制御回路
にオン信号と、タイマ時間経過後にオフ信号を送
る。
熱ランプ、レーザなどが用いられる。光電変換器
dとしては、例えばフオトダイオード、フオトト
ランジスタ、CdS素子などが用いられる。光電変
換器dは、セルaからの透過光は入らずセルaか
らの散乱光のみが入る位置に設けられている。
A/D変換器eをもつインターフエース12の後
段に接続されるマイクロコンピユータMiCは制御
器5、演算器6、記憶器7やクロツク発生手段i
などを有している。表示手段gとして数字表示器
8と印字器9とが用いられている。マイクロコン
ピユータMiCは恒温槽1のヒータ13の温度制御
回路14に設定温度を送る。またモータ制御回路
にオン信号と、タイマ時間経過後にオフ信号を送
る。
プロトロンビン時間(PT)とフイブリノーゲ
ン濃度(Fbg)の測定の場合の動作を説明する。
ン濃度(Fbg)の測定の場合の動作を説明する。
先ず、カルシウム加組織トロンボプラスチン試
薬を37℃で予め加温しておき、これに血漿を加え
恒温反応セルaに入れる。この時制御器5は0点
を知らせるスタート信号を受ける。
薬を37℃で予め加温しておき、これに血漿を加え
恒温反応セルaに入れる。この時制御器5は0点
を知らせるスタート信号を受ける。
発光器cすなわち発光ダイオード(LED)よ
りセルaに単色光が投入され、その散乱光が光電
変換器dすなわちフオトダイオードに受容され、
散乱光の強さひいては血液凝固(懸濁)の程度に
応じた強さの電気信号に変換される。この電気信
号はアナログ信号であり、増幅器hによつて増幅
されたのち、A/D変換器eによりデイジタル信
号に変換され、マイクロコンピユータMiCへ入力
される。
りセルaに単色光が投入され、その散乱光が光電
変換器dすなわちフオトダイオードに受容され、
散乱光の強さひいては血液凝固(懸濁)の程度に
応じた強さの電気信号に変換される。この電気信
号はアナログ信号であり、増幅器hによつて増幅
されたのち、A/D変換器eによりデイジタル信
号に変換され、マイクロコンピユータMiCへ入力
される。
マイクロコンピユータMiCはピペツト2のスイ
ツチ4からのスタート信号を受信し、装置内のタ
イマをスタートさせると同時にモータ11に出力
信号を一定の短時間にわたつて発信し回転体10
を高速回転させるので、この間セルaを回転体1
0に押しつけることにより瞬時にしてセルa内の
血漿と凝固試薬とが混合される。
ツチ4からのスタート信号を受信し、装置内のタ
イマをスタートさせると同時にモータ11に出力
信号を一定の短時間にわたつて発信し回転体10
を高速回転させるので、この間セルaを回転体1
0に押しつけることにより瞬時にしてセルa内の
血漿と凝固試薬とが混合される。
制御器5は上記スタート信号によつてスタート
するクロツク発生手段i(クロツクジエネレータ)
を持ち、記憶器7、演算器6と協働して、血漿と
凝固試薬とが混合された時からの光電変換器dの
出力に応じ印字器9を駆動してプロツト印字を行
わせる。そのプロツト印字の一例を第3図に示
す。
するクロツク発生手段i(クロツクジエネレータ)
を持ち、記憶器7、演算器6と協働して、血漿と
凝固試薬とが混合された時からの光電変換器dの
出力に応じ印字器9を駆動してプロツト印字を行
わせる。そのプロツト印字の一例を第3図に示
す。
反応が進んでフイブリンが形成されかけるA点
までは出力はある一定レベルで変化しない。その
後急に散乱光が増加しB点を経て、増加が停止す
るC点に至る。この変化は、実際にはかなり急峻
なものである。
までは出力はある一定レベルで変化しない。その
後急に散乱光が増加しB点を経て、増加が停止す
るC点に至る。この変化は、実際にはかなり急峻
なものである。
ほぼ中間高さ(A点0%、C点100%とすると
40%のB点)に至るまでの時間T、つまり前述し
たところのデイジタル信号入力開始時点からデイ
ジタル信号の初期状態の値を基準にして最終安定
状態の値の所定パーセント(この例では40%)ま
で達するまでに要した時間をプロトロンビン時間
(PT)とする。
40%のB点)に至るまでの時間T、つまり前述し
たところのデイジタル信号入力開始時点からデイ
ジタル信号の初期状態の値を基準にして最終安定
状態の値の所定パーセント(この例では40%)ま
で達するまでに要した時間をプロトロンビン時間
(PT)とする。
A、C点の電圧出力差H、つまり先に述べたと
ころのデイジタル信号の初期状態の値から最終安
定状態の値までの全変化量に、一定の係数kを掛
けるなどして較正した値をフイブリノーゲン濃度
(Fbg)として数字表示器8で、前記のプロトロ
ンビン時間(PT)Tとともに表示させる。なお、
上記のA、C点の電圧出力差Hの実際の数値は、
数値の構成の違い(発光器、光電変換器、増幅器
としてどのようなものを使用するかということ)
によつて、種々異なり、また単位をどのようにと
るかによつても異なるものであつて、一意的に決
まるものではない。したがつて、上記した一定の
係数kについても一意的に決まるものではない。
このため、測定装置を構成した後、フイブリノー
ゲン濃度が既知の検体血漿について測定を行うこ
とにより、電圧出力差Hを測定し、これに基づい
て係数kを算出するようにしている。
ころのデイジタル信号の初期状態の値から最終安
定状態の値までの全変化量に、一定の係数kを掛
けるなどして較正した値をフイブリノーゲン濃度
(Fbg)として数字表示器8で、前記のプロトロ
ンビン時間(PT)Tとともに表示させる。なお、
上記のA、C点の電圧出力差Hの実際の数値は、
数値の構成の違い(発光器、光電変換器、増幅器
としてどのようなものを使用するかということ)
によつて、種々異なり、また単位をどのようにと
るかによつても異なるものであつて、一意的に決
まるものではない。したがつて、上記した一定の
係数kについても一意的に決まるものではない。
このため、測定装置を構成した後、フイブリノー
ゲン濃度が既知の検体血漿について測定を行うこ
とにより、電圧出力差Hを測定し、これに基づい
て係数kを算出するようにしている。
上記のマイクロコンピユータMiCについての機
能フローチヤートを第4図に示す。第5図に実行
プログラムのフローチヤートを示す。以下、これ
について説明する。
能フローチヤートを第4図に示す。第5図に実行
プログラムのフローチヤートを示す。以下、これ
について説明する。
ステツプ(1)で初期化し、ステツプ(2)でピペツト
2のスイツチ4からのスタート信号を入力待ちと
し、入力があればステツプ(3)でクロツクをスター
トさせる。ついで、ステツプ(4)でサンプルクロツ
クを入力する。ステツプ(5)でクロツクカウントを
+1する。ステツプ(6)でA/D変換器eからデー
タV()を読み込む。V()はクロツクカウン
トにおける入力電圧値である。ステツプ(7)でデ
ータV()およびクロツクカウントをメモリ
に転送する。ステツプ(8)で表示手段gへ駆動信号
を発信する。
2のスイツチ4からのスタート信号を入力待ちと
し、入力があればステツプ(3)でクロツクをスター
トさせる。ついで、ステツプ(4)でサンプルクロツ
クを入力する。ステツプ(5)でクロツクカウントを
+1する。ステツプ(6)でA/D変換器eからデー
タV()を読み込む。V()はクロツクカウン
トにおける入力電圧値である。ステツプ(7)でデ
ータV()およびクロツクカウントをメモリ
に転送する。ステツプ(8)で表示手段gへ駆動信号
を発信する。
ステツプ(9)において、入力電圧値の偏差V()
−V(−1)=ΔVの演算を行い、ステツプ(10)で
偏差ΔVが0であるか否かを判断する。つまり第
3図AにおいてC点に至つたか否かを判断する。
この判断においてNOならばステツプ(4)へ戻り再
び、データ読み込み、表示、記憶を行う。YES
ならばステツプ(11)に移り、V()が規定値
V0以上か否か、つまり第3図AでA点以前なの
かC点に至つたのかの弁別を行う。NOならばス
テツプ(4)へ戻り、YESならば、つまりC点に達
したならばステツプ(12)へ移る。
−V(−1)=ΔVの演算を行い、ステツプ(10)で
偏差ΔVが0であるか否かを判断する。つまり第
3図AにおいてC点に至つたか否かを判断する。
この判断においてNOならばステツプ(4)へ戻り再
び、データ読み込み、表示、記憶を行う。YES
ならばステツプ(11)に移り、V()が規定値
V0以上か否か、つまり第3図AでA点以前なの
かC点に至つたのかの弁別を行う。NOならばス
テツプ(4)へ戻り、YESならば、つまりC点に達
したならばステツプ(12)へ移る。
ステツプ(12)において、最終値V(N)と初
期値V(1)との偏差Hを演算し、ステツプ(13)で
偏差Hに較正を行う。つまり一定の係数Kを掛け
算してHsを求める。この値Hsがフイブリノーゲ
ン濃度(Fbg)である。ステツプ(14)において
フイブリノーゲン濃度Hsを数字表示器8に出力
して表示させる。次いで偏差Hの40%相当時刻tn
を求めるに当たり、まずステツプ(15)で演算V
(1)+(40/100)×H=Vmを行い、次いでステツ
プ(16)でVmを挾むVmに最も近い2つの値V
(K)・V(K+1)をメモリのテーブルから読み出
す。ステツプ(17)で第3図BのΔを比例配分の
演算{Vm−V(K)}/{V(K+1)−V(K)}=Δ
によつて求め、ステツプ(18)においてプロトロ
ンビン時間Tを演算(K+Δ)×to=Tによつて
求める。ここでtoはクロツク周期である。ステツ
プ(19)においてプロトロンビン時間Tを数字表
示器8に出力し表示させる。そして、最後のステ
ツプ(20)で得られたデータを印字する。
期値V(1)との偏差Hを演算し、ステツプ(13)で
偏差Hに較正を行う。つまり一定の係数Kを掛け
算してHsを求める。この値Hsがフイブリノーゲ
ン濃度(Fbg)である。ステツプ(14)において
フイブリノーゲン濃度Hsを数字表示器8に出力
して表示させる。次いで偏差Hの40%相当時刻tn
を求めるに当たり、まずステツプ(15)で演算V
(1)+(40/100)×H=Vmを行い、次いでステツ
プ(16)でVmを挾むVmに最も近い2つの値V
(K)・V(K+1)をメモリのテーブルから読み出
す。ステツプ(17)で第3図BのΔを比例配分の
演算{Vm−V(K)}/{V(K+1)−V(K)}=Δ
によつて求め、ステツプ(18)においてプロトロ
ンビン時間Tを演算(K+Δ)×to=Tによつて
求める。ここでtoはクロツク周期である。ステツ
プ(19)においてプロトロンビン時間Tを数字表
示器8に出力し表示させる。そして、最後のステ
ツプ(20)で得られたデータを印字する。
なお、プロトロンビン時間(PT)をHの40%
相当時間としたのは経験に基いてのものである。
しかし、第3図Aにおいて点A〜点Cへの立上が
りは実際はかなり急峻であり、現実問題としては
10%〜90%の相当時間とてもあまり誤差は生じな
い。つまり、特許請求の範囲における所定パーセ
ントの具体的数値としては、10%〜90%の範囲の
任意の値を選ぶことができる。
相当時間としたのは経験に基いてのものである。
しかし、第3図Aにおいて点A〜点Cへの立上が
りは実際はかなり急峻であり、現実問題としては
10%〜90%の相当時間とてもあまり誤差は生じな
い。つまり、特許請求の範囲における所定パーセ
ントの具体的数値としては、10%〜90%の範囲の
任意の値を選ぶことができる。
また、部分トロンボプラスチン時間(PTT)
や活性掛部分トロンボプラスチン時間(APTT)
の測定においても、フイブリノーゲン濃度
(Fbg)の値Hs(=k・H)はプロトロンビン時
間(PT)の測定での値とほぼ等しいことが実験
によつて確認された。そして、点A〜点Cへの立
上がりも同様に急峻であつた。
や活性掛部分トロンボプラスチン時間(APTT)
の測定においても、フイブリノーゲン濃度
(Fbg)の値Hs(=k・H)はプロトロンビン時
間(PT)の測定での値とほぼ等しいことが実験
によつて確認された。そして、点A〜点Cへの立
上がりも同様に急峻であつた。
第6図に従来法によるフイブリノーゲン濃度と
プロトロンビン時間(PT)測定における第3図
Aの電圧偏差Hとの相関の一例を、また、第7図
に従来法によるフイブリノーゲン濃度と活性化部
分トロンボプラスチン時間(APTT)測定にお
ける電圧偏差Hとの相関の一例を示す。他の追試
験からH値はフイブリノーゲン濃度値として十分
有効性をもつことが確認された。第6図の回帰直
線の式は、 y=0.23・X+18.95 相関係数は r=0.855 であり、また第7図の回帰直線の式は y=0.19・X+6.88 相関係数は r=0.901 である。
プロトロンビン時間(PT)測定における第3図
Aの電圧偏差Hとの相関の一例を、また、第7図
に従来法によるフイブリノーゲン濃度と活性化部
分トロンボプラスチン時間(APTT)測定にお
ける電圧偏差Hとの相関の一例を示す。他の追試
験からH値はフイブリノーゲン濃度値として十分
有効性をもつことが確認された。第6図の回帰直
線の式は、 y=0.23・X+18.95 相関係数は r=0.855 であり、また第7図の回帰直線の式は y=0.19・X+6.88 相関係数は r=0.901 である。
なお、第2図で想像線で示すように光電変換器
dはセルaからの透過光を受光するようにしても
よい。この場合、第3図に対応するグラフは、一
定の高いレベルをつづけたのち急激に立ち下が
り、その後一定の低いレベルに至るようなグラフ
となる。
dはセルaからの透過光を受光するようにしても
よい。この場合、第3図に対応するグラフは、一
定の高いレベルをつづけたのち急激に立ち下が
り、その後一定の低いレベルに至るようなグラフ
となる。
発明の効果
第1の発明の血漿凝固測定方法によれば、光と
電気信号を利用して電気信号の変化から、直ち
に、プロトロンビン時間(PT)または部分トロ
ンボプラスチン時間(PTT)または活性化部分
トロンボプラスチン時間(APTT)とフイブリ
ノーゲン濃度(Fbg)とを測定できるが、還元す
ると単に1操作のみで二種の測定が素早く行える
という効果がある。また、第2の発明の血液凝固
測定装置によれば、上記第1の発明による測定方
法でその測定値を極めて正確に割り出すことがで
きるという効果がある。
電気信号を利用して電気信号の変化から、直ち
に、プロトロンビン時間(PT)または部分トロ
ンボプラスチン時間(PTT)または活性化部分
トロンボプラスチン時間(APTT)とフイブリ
ノーゲン濃度(Fbg)とを測定できるが、還元す
ると単に1操作のみで二種の測定が素早く行える
という効果がある。また、第2の発明の血液凝固
測定装置によれば、上記第1の発明による測定方
法でその測定値を極めて正確に割り出すことがで
きるという効果がある。
第1図は第2の発明の構成を示すブロツク図、
第2図は実施例の構成図、第3図Aは時間・出力
の相関グラフ、第3図Bは第3図AのB点付近の
拡大図、第4図は機能フローチヤート、第5図は
実行プログラムのフローチヤート、第6図はプロ
トロンビン時間測定時のHとフイブリノーゲン濃
度との相関グラフ、第7図は活性化部分トロンボ
プラスチン時間測定時のHとフイブリノーゲン濃
度との相関グラフである。 a……セル、b……撹拌手段、c……発光器、
d……光電変換器、e……A/D変換器、f1……
記憶手段、f2……信号変化停止判定手段、f3,f4
……演算手段、g……表示手段。
第2図は実施例の構成図、第3図Aは時間・出力
の相関グラフ、第3図Bは第3図AのB点付近の
拡大図、第4図は機能フローチヤート、第5図は
実行プログラムのフローチヤート、第6図はプロ
トロンビン時間測定時のHとフイブリノーゲン濃
度との相関グラフ、第7図は活性化部分トロンボ
プラスチン時間測定時のHとフイブリノーゲン濃
度との相関グラフである。 a……セル、b……撹拌手段、c……発光器、
d……光電変換器、e……A/D変換器、f1……
記憶手段、f2……信号変化停止判定手段、f3,f4
……演算手段、g……表示手段。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 血漿とプロトロンビン時間または部分トロン
ボプラスチン時間または活性化部分トロンボプラ
スチン時間の測定用の凝固試薬とを混合する過程
と、 その混合液に光を照射して散乱光または透過光
を捕捉しこれを電気信号に変換しこの電気信号の
レベルの変化を血漿・凝固試薬混合時の初期状態
から最終安定状態に達するまで時間の経過と関連
付けて記録する過程と、 前記電気信号の記録結果に基づき、血漿・凝固
試薬混合時から前記電気信号のレベルが初期状態
のレベルを基準にして最終安定状態のレベルの所
定パーセントまで達するまでに要した時間を前記
プロトロンビン時間または部分トロンボプラスチ
ン時間または活性化部分トロンボプラスチン時間
に相当する値として求める過程と、 前記電気信号の記録結果に基づき、前記電気信
号のレベルの初期状態から最終安定状態までの全
変化量を求め、この全変化量に一定の係数を乗じ
ることによりフイブリノーゲン濃度に相当する値
を求める過程とを含む血液凝固測定方法。 2 血漿とプロトロンビン時間または部分トロン
ボプラスチン時間または活性化部分トロンボプラ
スチン時間の測定用の凝固試薬とを注入するセル
と、このセルの内溶液を撹拌する手段と、前記セ
ルに光を照射する発光器と、前記セルからの散乱
光または透過光を受光して電気信号に変換する光
電変換器と、前記電気信号をデイジタル信号に変
換するA/D変換器と、このA/D変換器からの
デイジタル信号の値を血漿・凝固試薬混合時の初
期状態から最終安定状態に達するまで時間の経過
と関連付けて記憶する手段と、前記デイジタル信
号入力開始時点からデイジタル信号の初期状態の
値を基準にして最終安定状態の値の所定パーセン
トまで達するまでに要した時間を前記プロトロン
ビン時間または部分トロンボプラスチン時間また
は活性化部分トロンボプラスチン時間に相当する
値として演算する手段と、前記デイジタル信号の
初期状態の値から最終安定状態の値までの全変化
量を求め、この全変化量に一定の係数を乗じるこ
とによりフイブリノーゲン濃度に相当する値を求
める手段と、前記各演算手段によつて得られた値
を表示する手段とを備えた血液凝固測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16735183A JPS6058555A (ja) | 1983-09-09 | 1983-09-09 | 血液凝固測定方法および測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16735183A JPS6058555A (ja) | 1983-09-09 | 1983-09-09 | 血液凝固測定方法および測定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6058555A JPS6058555A (ja) | 1985-04-04 |
| JPH043505B2 true JPH043505B2 (ja) | 1992-01-23 |
Family
ID=15848113
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16735183A Granted JPS6058555A (ja) | 1983-09-09 | 1983-09-09 | 血液凝固測定方法および測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6058555A (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2610434B2 (ja) * | 1987-06-05 | 1997-05-14 | 株式会社 京都第一科学 | 血液凝固能測定方法 |
| JP2994557B2 (ja) | 1994-09-02 | 1999-12-27 | 株式会社アズウェル | フィブリノゲン測定方法およびその測定試薬 |
| JP4858092B2 (ja) | 2006-11-07 | 2012-01-18 | アイシン精機株式会社 | 車両用ステップ装置 |
| JP4957523B2 (ja) * | 2007-11-22 | 2012-06-20 | アイシン精機株式会社 | 車両用ステップ装置 |
| JP5312834B2 (ja) * | 2008-03-31 | 2013-10-09 | シスメックス株式会社 | 血液凝固分析装置、血液凝固分析方法、及び、コンピュータプログラム |
| JP5312835B2 (ja) * | 2008-03-31 | 2013-10-09 | シスメックス株式会社 | 血液凝固分析装置、血液凝固分析方法、及びコンピュータプログラム |
| ES2688183T3 (es) * | 2008-03-31 | 2018-10-31 | Sysmex Corporation | Analizador de coagulación de sangre y método de análisis de coagulación de sangre |
| JP7191613B2 (ja) * | 2018-09-26 | 2022-12-19 | キヤノンメディカルシステムズ株式会社 | 血液凝固分析装置 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5467496A (en) * | 1977-11-09 | 1979-05-30 | Itoman Kk | Device for measuring solidification of blood plasma |
| JPS5469497A (en) * | 1977-11-12 | 1979-06-04 | Kyoto Daiichi Kagaku Kk | Method and device for measuring blood solidification time |
| DE3005923A1 (de) * | 1980-02-16 | 1981-09-03 | Compur-Electronic GmbH, 8000 München | Photometrisches verfahren und photometrische vorrichtung zur bestimmung von reaktionsablaeufen |
| JPS56140240A (en) * | 1980-04-04 | 1981-11-02 | Hitachi Ltd | Photometer for blood coagulation measurement |
| JPS5730954A (en) * | 1980-08-01 | 1982-02-19 | Hitachi Ltd | Measuring device for blood coagulation |
-
1983
- 1983-09-09 JP JP16735183A patent/JPS6058555A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6058555A (ja) | 1985-04-04 |
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