JPH04352821A - 粗紡機の運転方法 - Google Patents

粗紡機の運転方法

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JPH04352821A
JPH04352821A JP11887991A JP11887991A JPH04352821A JP H04352821 A JPH04352821 A JP H04352821A JP 11887991 A JP11887991 A JP 11887991A JP 11887991 A JP11887991 A JP 11887991A JP H04352821 A JPH04352821 A JP H04352821A
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中根 克己
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は粗紡機のフライヤ回転数
を、ボビンに巻き取られた粗糸の長さに応じて変速しつ
つ粗糸巻を形成する粗紡機の運転方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、粗紡機の生産性の向上を図るため
に、高速化とラージパッケージ化が行われる傾向にある
。巻取り時に粗糸に作用する遠心力は粗糸巻の径、すな
わち巻取り量の増大及びフライヤの回転速度の増大につ
れて大きくなり、粗紡機の運転は、この遠心力が粗糸切
れや粗糸の不正ドラフトが生じない範囲の一定値以下に
なるように抑制する必要がある。従来この要求を満足さ
せる粗紡機の運転方法として、特開昭62−85037
号公報には、図4に示すように巻取り開始から満管に至
る間に複数の紡出粗糸長l0,l1,l2,…ln を
選定し、これに対応するフライヤ回転速度N0,N1,
N2,…Nn を予め設定し、これらの値をコンピュー
タに記憶させ、紡出粗糸長を検出しつつ、各設定値間の
フライヤ回転数を補間法によって計算させ、これに対応
する信号を逐次出力してフライヤ駆動用のモータの回転
を制御する方法が開示されている。そして、この方法を
実施する場合は一般に前記紡出粗糸長li とフライヤ
回転速度Ni の組を10以上設定するようにしていた
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記紡出粗
糸長li に対応するフライヤ回転速度Ni の値は経
験的に決められている。そして、粗糸切れを起こさない
フライヤ回転速度の値は粗糸の種類(特に強力)により
異なり、前記のように設定のための入力データ数が多い
場合には、紡出条件に対応した最適なフライヤ回転速度
を紡出条件の変更に伴いその都度入力するのが面倒であ
るという問題がある。又、一般に紡績工場においては、
粗紡機は後工程の精紡機等の稼動状況と関連して運転を
行っており、必ずしも常に粗紡機の最大生産能力での運
転を必要とするわけではない。その場合、粗紡機を最大
生産能力で必要時間だけ運転した後、稼動を停止するこ
とも考えられるが、一般に機械はその最大能力で連続運
転を行うより、ある程度の余裕を持った状態で連続運転
する方が寿命及び保全の面で有利である。従って、粗紡
機を目的の生産性に合った条件で運転することが好まし
い。 粗紡機の生産性は巻取り開始から満管までの平均フライ
ヤ回転数により決まるが、目標とする平均フライヤ回転
数を達成するフライヤ変速曲線を前記方法で決定するの
は難しい。
【0004】本発明は前記の問題点に鑑みてなされたも
のであって、その目的は所望の平均フライヤ回転数を設
定することにより、巻取り開始から満管まで遠心力に起
因する粗糸切れ防止が考慮された速度で自動的にフライ
ヤを回転駆動制御することができる粗紡機の運転方法を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め請求項1に記載の発明では、粗紡機のフライヤ回転数
を、ボビンに巻き取られた粗糸の長さに応じて変速しつ
つ粗糸巻を形成する粗紡機の運転方法において、遠心力
に起因する粗糸切れ防止のためのフライヤ回転数変速曲
線を紡出条件に対応して演算又は選択するフライヤ回転
数変速曲線決定手段を設け、紡出開始から満管までの平
均フライヤ回転数を設定し、その値に基づいて前記決定
手段によりフライヤ回転数変速曲線を決定し、そのフラ
イヤ回転数変速曲線に従うようにフライヤの回転数を制
御するようにした。
【0006】又、請求項2に記載の発明では、粗紡機の
フライヤ回転数を、ボビンに巻き取られた粗糸の長さに
応じて変速しつつ粗糸巻を形成する粗紡機の運転方法に
おいて、遠心力に起因する粗糸切れ防止のためのフライ
ヤ回転数変速曲線を紡出条件に対応して演算又は選択す
るフライヤ回転数変速曲線決定手段を設け、紡出開始か
ら満管までの平均フライヤ回転数を設定し、その値に基
づいて前記決定手段によりフライヤ最高回転速度を演算
するとともにフライヤ回転数変速曲線を決定し、そのフ
ライヤ最高回転速度とフライヤ回転数変速曲線に従うよ
うにフライヤの回転数を制御するようにした。
【0007】
【作用】本発明では、紡出開始から満管までの平均フラ
イヤ回転数を設定すると、その値に基づいてフライヤ回
転数変速曲線決定手段により紡出条件に対応したフライ
ヤ回転数変速曲線が決定される。フライヤ回転数変速曲
線決定手段は遠心力に起因する粗糸切れ防止のためのフ
ライヤ回転数変速曲線を多数記憶し、その中から紡出条
件に対応したフライヤ回転数変速曲線を選択するか、紡
出条件に対応してフライヤ回転数変速曲線を所定の式に
従って演算して目的のフライヤ回転数変速曲線を決定す
る。そして、そのフライヤ回転数変速曲線に従うように
フライヤの回転数がボビンに巻き取られた粗糸の長さす
なわち粗糸巻径に応じて変速制御される。
【0008】又、請求項2に記載の発明では、設定され
た平均フライヤ回転数に基づいてフライヤ最高回転速度
が演算されるとともにフライヤ回転数変速曲線が決定さ
れる。そして、そのフライヤ最高回転速度及びフライヤ
回転数変速曲線に従うようにフライヤの回転数が変速制
御される。
【0009】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1〜
図3に従って説明する。粗紡機の駆動系は基本的には本
願出願人が先に提案(特開昭63ー264923号公報
)したものと同じである。フロントローラ1はその回転
軸1aの一端と、主モータMにより回転駆動されるドラ
イビングシャフトとの間に配設された歯車列を介して回
転駆動されるようになっている。フライヤ2の上部には
被動歯車3が一体回転可能に嵌着固定され、前記ドライ
ビングシャフトの回転がベルト伝動機構を介して伝達さ
れる回転軸4に嵌着された駆動歯車5を介して回転され
るようになっている。一方、ボビンレール6上に装備さ
れたスピンドル7の被動歯車7aと噛合する駆動歯車8
が嵌着固定された回転軸9には、ドライビングシャフト
の回転力と、インバータ10を介して変速駆動される可
変速モータ11による回転力とが差動歯車機構12によ
り合成されて伝達されるようになっている。
【0010】ボビンレール6に固定されたリフターラッ
ク13と噛合する歯車14が嵌着された回転軸15には
、前記可変速モータ11により駆動される駆動軸の回転
が切替機構16及び歯車列を介して伝達される。そして
、切替機構16が図示しない成形装置に連結されるとと
もに成形装置の運動と連動して作動され、リフターラッ
ク13すなわちボビンレール6の昇降運動の方向が変更
されるようになっている。フロントローラ1と一体的に
回転される歯車17の近傍と、フライヤ2の被動歯車3
の近傍には回転速度検出器18,19がそれぞれ配設さ
れている。又、フライヤアーム2aの下部寄り及びプレ
ッサ20の先端部20aには反射性の被検出部材21が
貼付されている。フライヤ2の周囲の所定位置には前記
被検出部材21を検出する光学的センサSA,SBが配
設されている。
【0011】制御装置22はフライヤ回転数変速曲線決
定手段としての中央処理装置(以下CPUという)23
と、制御プログラムを記憶した読出し専用メモリ(RO
M)よりなるプログラムメモリ24と、入力装置25に
より入力された入力データ及びCPU23における演算
処理結果等を一時記憶する読出し及び書替可能なメモリ
(RAM)よりなる作業用メモリ26とからなり、CP
U23はプログラムメモリ26に記憶されたプログラム
データに基づいて動作する。ゲレン、繊維種、撚数、巻
取り開始時におけるボビン径、満管長等の紡出条件や平
均フライヤ回転数を入力する入力装置25は制御装置2
2にキーボードとして一体に組込まれている。
【0012】作業用メモリ26には粗糸巻取り時に粗糸
巻表面の粗糸に働く遠心力に起因する粗糸切れ防止を目
的とした、巻取り開始から満管までのフライヤ回転数と
粗糸巻径との関係を示すフライヤ回転数変速曲線データ
が紡出条件に対応して多数記憶されている。CPU23
は入力装置25により入力された平均フライヤ回転数と
、紡出条件に基づいてその平均フライヤ回転数となるフ
ライヤ回転数変速曲線を前記作業用メモリに記憶された
データから選択し、そのフライヤ回転数変速曲線に従う
ようにフライヤの回転数を制御するようになっている。
【0013】次に前記のように構成された装置の作用を
説明する。機台の運転に先立ってまずゲレン、繊維種、
撚数、巻取り開始時におけるボビン径、満管長等の紡出
条件や平均フライヤ回転数が入力装置25により入力さ
れる。次いで機台が駆動されて主モータMによりフロン
トローラ1及びフライヤ2がそれぞれ回転駆動される。 機台の駆動と同時に可変速モータ11も駆動され、差動
歯車機構12に入力された主モータMの回転力と、可変
速モータ11の回転力とが差動歯車機構12で合成され
、合成された回転力により回転軸9が駆動されてスピン
ドル7が回転駆動される。これによりドラフト装置で延
伸された粗糸Rがフライヤ2により加撚され、フライヤ
2より高速で回転するボビンBに層状に巻取られる。 又、切替機構16、回転軸15等を介してリフターラッ
ク13とともにボビンレール6が昇降動される。巻取り
速度及びボビンレール6の昇降速度は可変速モータ11
の回転速度を変更することにより変更される。
【0014】又、機台の駆動とともに回転速度検出器1
8,19及び光学的センサSA,SBからの出力信号が
CPU23に入力され、CPU23は特開平2−216
227号公報に開示された測定方法と同様にして、回転
速度検出器19及び両光学的センサSA,SBからの出
力信号に基づいて常に粗糸巻径φを演算する。そして、
CPU23は当該粗糸巻径φに対応するフライヤ回転数
を、後記するようにして設定されたフライヤ回転数変速
曲線から決定し、そのフライヤ回転数となるように出力
インタフェース27、モータ駆動回路28及びインバー
タ10を介して可変速モータ11を駆動制御する。
【0015】次に巻取り開始から満管までのフライヤ回
転数変速曲線を決定する手順を説明する。巻取り時の遠
心力により粗糸に作用する張力Tn は次式で表される
ことが知られている(繊維工学、Vol.22、No.
7(1969)、P.1〜P.10 )。 Tn =ρ(NF /60)2(1/t+πφ)2 ρ
…粗糸線密度 [g/cm] NF …フライヤ回転数 [rpm] φ…粗糸巻径 [cm] t…1cm当たりの撚数 従って、張力Tn が一定となるように巻取りを行うに
は、粗糸巻径φの増加に伴い次式に従って減速を行えば
よい。
【0016】NF(φ)=C/(25.4/T+πφ)
C…定数 T…1インチ当たりの撚数 しかし、粗糸巻径φとフライヤ回転数との関係を示す式
NF(φ)に対応する曲線はCの値により任意性があり
、Cの値に対応した数の曲線NF(φ)が存在する。そ
のため多数の曲線の中から1つの曲線を選択する必要が
あり、曲線NF(φ)が通過する一点を決めることによ
り曲線NF(φ)が決定される。そして、その一点とし
てゲレン、繊維種により許される満管径Φにおけるフラ
イヤ回転数NFfを表す点を設定する。これにより曲線
NF(φ)は次式となる。
【0017】   NF(φ)=NFf(25.4/T+πΦ)/(2
5.4/T+πφ)…■しかし、粗紡機には構造上許さ
れるフライヤ回転数NF の最大値が存在するため、巻
取り開始時の粗糸巻径すなわちボビンBの外径を上式に
代入した時のフライヤ回転数NFiの値が粗紡機の最大
回転数より大きな場合は、実際の運転では巻取り開始後
しばらくは粗紡機の最大回転数以下で運転せざるを得な
い。従って、図3に示すように、満管径Φにおけるフラ
イヤ回転数NFfが大きな場合は、前記■式で表される
回転数が粗紡機の最大回転数と等しくなる粗糸巻径φ0
 になるまでは、フライヤ回転数は粗紡機の最大回転数
に制限され、その後■式で表される曲線NF(φ)に従
う。従って、粗紡機の最大回転数をNFiとし、ボビン
Bの外径をDmmとすると、■式は次のように表される
【0018】NF(φ)=NFi(constant)
…■(D≦φ<φ0 )   NF(φ)=NFf(25.4/T+πΦ)/(2
5.4/T+πφ)…■    (φ0 ≦φ≦Φ)   φ0 =ΦNFf/NFi+(25.4/πT)(
NFf/NFi−1)…■一方、巻取り開始から満管ま
での平均フライヤ回転数Navは次式で表される。
【0019】Nav∝(全紡出長)/(全紡出時間)=
∫dr/∫dt ∴Nav=∫dr/∫(dr/NF(φ))ここでdr
=Adφ [A:定数] とする線型近似を行うと、N
avは次式となる。 Nav=∫dφ/∫(dφ/NF(φ))…■■式に■
,■式を代入し、D≦φ≦Φの範囲で積分すると、Na
vは次式となる。
【0020】   Nav=(Φ−D)NFf/{(Φ+25.4/π
T)(1+k2)/2−(D+25.4/πT)k}■
k…NFf/NFi ■式は粗糸巻径φ0 がボビンBの外径Dより大きいこ
と、すなわち巻取り初期におけるフライヤ回転数が粗紡
機に許容される最大回転数で一定に保持されることを前
提にして導かれたものであるが、巻取り初期からフライ
ヤ回転数が■式の曲線NF(φ)に従って変化する場合
もある。その場合Navは次式となる。
【0021】   Nav=(Φ+25.4/πT)NFf/{(Φ+
D)/2+25.4/πT}…■■式で得られる平均フ
ライヤ回転数Navは粗紡機を最高出力で運転した場合
の平均フライヤ回転数であり、max Navと書くべ
きものである。そして、粗紡機の運転を行う場合、実現
したい平均フライヤ回転数Navの値は必ずしも粗紡機
を最高出力で運転する必要がない値、すなわちmax 
Navより小さな値の場合もある。その場合は初期回転
数NFiを演算する必要がある。これはNF(φ)=N
Fiの直線と■式との交点φ0 を求めることに等しい
。φ=φ0 のときNF(φ)=NFiとなるから、N
Fi=NFf(25.4/T+πΦ)/(25.4/T
+πφ0 )となる。 又、■式に■式を代入してD≦φ≦Φの範囲で積分した
式をφ0 について解くことによりφ0 は次式で表さ
れる。
【0022】
【数1】
【0023】そして、平均フライヤ回転数Navを実現
するための曲線NF(φ)は次式となる。   NF(φ)=NFf(25.4/T+πΦ)/(2
5.4/T+πφ0 )…■(一定)    (D≦φ
<φ0 )   NF(φ)=NFf(25.4/T+πΦ)/(2
5.4/T+πφ)…■    (φ0 ≦φ≦Φ) すなわち、設定された平均フライヤ回転数Navの値が
max Navより小さな値の場合は、粗糸巻径φが■
式から演算されるφ0 に達するまでは■式に従い、φ
0 に達した後は■式に従うようにフライヤが駆動され
ることにより目的が達成される。
【0024】次に図1のフローチャートに従って巻取り
開始から満管までのフライヤ回転数変速曲線を決定する
手順を説明する。作業者が入力装置25によりゲレンG
、繊維種F、1インチ当たりの撚数T、ボビン径D、満
管粗糸長R0を入力すると(ステップS1)、CPU2
3は満管径ΦをΦ=KR0 +Dに従って算出する(ス
テップS2)(ただし、Kは定数である)。次いでCP
U23は当該紡出条件において満管時に許される最高フ
ライヤ回転数NFfと、粗紡機で許されるフライヤ最高
初速NFiとを確認し(ステップS3)、その値に基づ
いて■式によりφ0 を算出する(ステップS4)。次
にφ0 とボビン径Dとを比較し(ステップS5)、φ
0 がボビン径D以上であればステップS6に進んで■
式により最高出力での平均フライヤ回転数max Na
vを演算し、φ0 がボビン径Dより小さければステッ
プS7に進んで■式によりmax Navを演算する。 そして、ステップS6あるいはステップS7で演算され
たmax Navが表示される(ステップS8)。
【0025】作業者は表示されたmax Navを確認
し(ステップS9)、そのmax NavでよければO
Kの確認信号をキー入力する(ステップS10)。これ
によりCPU23は■,■式に示されるフライヤ回転数
変速曲線NF(φ)を制御用のフライヤ回転数変速曲線
と決定する(ステップS11)。一方、max Nav
より小さな平均フライヤ回転数での運転を希望する場合
には希望の平均フライヤ回転数Navを入力する(ステ
ップS12)。CPU23は■式によりφ0 を演算し
(ステップS13)、D≦φ<φ0 の範囲では■式に
より、φ0 ≦φ≦Φの範囲では■式によりそれぞれ示
されるフライヤ回転数変速曲線NF(φ)を制御用のフ
ライヤ回転数変速曲線として決定する(ステップS14
)。
【0026】前記のように作業者は紡出条件と平均フラ
イヤ回転数を設定するだけで、CPU23が自動的にフ
ライヤ回転数変速曲線NF(φ)を設定し、粗糸巻径φ
に対応してそのフライヤ回転数となるように出力インタ
フェース27、モータ駆動回路28及びインバータ10
を介して可変速モータ11を駆動制御する。例えば、粗
紡機の許容最高回転数が1500rpmで、ボビンの外
径Dが45mm、満管径Φが145mmの場合、満管時
の許容回転数が900rpmの条件で、かつ最高出力で
運転した場合の平均フライヤ回転数max Navは1
247rpmとなる。その条件で運転を行う場合には、
フライヤ回転数は粗糸巻径がφ01までは1500rp
mに保持され、粗糸巻径がφ01からは図3にAで示す
フライヤ回転数変速曲線NF(φ)に従う。しかし、平
均フライヤ回転数Navが1100rpmで運転したい
場合は、図3に破線で示すように粗糸巻径がφ02まで
はフライヤ回転数が1151rpmに保持され、粗糸巻
径がφ02からは図3にAで示すフライヤ回転数変速曲
線NF(φ)に従うことになる。
【0027】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、例えば、ゲレン、繊維種、撚数、巻取り開
始時におけるボビン径、満管長等の紡出条件を入力装置
25で入力する際に同時に平均フライヤ回転数Navを
入力し、CPU23がmax Navを演算した後、そ
のmax NavとNavとを比較し、max Nav
がNavより大きい場合は入力されたNav達成のため
のφ0 を演算するとともに■,■式を制御用のフライ
ヤ回転数変速曲線として決定し、それ以外のときには■
,■式を制御用のフライヤ回転数変速曲線として決定す
るようにしてもよい。又、平均フライヤ回転数Navを
max Navより小さな値で運転する場合、巻取り初
期の定速部だけでなく曲線部全体のフライヤ回転数も小
さくした条件で運転を行ってもよい。 又、スピンドル7の変速駆動手段としてコーンドラムを
使用した駆動系を採用したり、フライヤ駆動系、スピン
ドル駆動系、ボビンレール駆動系をそれぞれ別個のモー
タで駆動する構成としてもよい。
【0028】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、所
望の平均フライヤ回転数を設定することにより、巻取り
開始から満管まで遠心力に起因する粗糸切れ防止が考慮
された速度でフライヤを回転駆動制御することができ、
フライヤ変速曲線や平均フライヤ回転数を計算する手間
及び多数のデータを入力する手間が解消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】フライヤ回転数変速曲線を決定する手順を示す
フローチャートである。
【図2】粗紡機の駆動系の概略図である。
【図3】フライヤ回転数変速曲線を示す図である。
【図4】従来のフライヤ回転数変速曲線を示す図である
【符号の説明】
2…フライヤ、6…ボビンレール、18…回転速度検出
器、19…粗糸巻径検出手段を構成する回転速度検出器
、SA,SB…粗糸巻径検出手段を構成する光学的セン
サ、23…演算手段としてのCPU、26…作業用メモ
リ、B…ボビン。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  粗紡機のフライヤ回転数を、ボビンに
    巻き取られた粗糸の長さに応じて変速しつつ粗糸巻を形
    成する粗紡機の運転方法において、遠心力に起因する粗
    糸切れ防止のためのフライヤ回転数変速曲線を紡出条件
    に対応して演算又は選択するフライヤ回転数変速曲線決
    定手段を設け、紡出開始から満管までの平均フライヤ回
    転数を設定し、その値に基づいて前記決定手段によりフ
    ライヤ回転数変速曲線を決定し、そのフライヤ回転数変
    速曲線に従うようにフライヤの回転数を制御する粗紡機
    の運転方法。
  2. 【請求項2】  粗紡機のフライヤ回転数を、ボビンに
    巻き取られた粗糸の長さに応じて変速しつつ粗糸巻を形
    成する粗紡機の運転方法において、遠心力に起因する粗
    糸切れ防止のためのフライヤ回転数変速曲線を紡出条件
    に対応して演算又は選択するフライヤ回転数変速曲線決
    定手段を設け、紡出開始から満管までの平均フライヤ回
    転数を設定し、その値に基づいて前記決定手段によりフ
    ライヤ最高回転速度を演算するとともにフライヤ回転数
    変速曲線を決定し、そのフライヤ最高回転速度とフライ
    ヤ回転数変速曲線に従うようにフライヤの回転数を制御
    する粗紡機の運転方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5987866A (en) * 1997-10-22 1999-11-23 Zinser Textilmaschinen Gmbh Spinning process utilizing roving frames and ring-spinning frames
US6038845A (en) * 1996-07-16 2000-03-21 Zinser Textilmaschinen Gmbh Method for changing the bobbins in a roving frame

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US6038845A (en) * 1996-07-16 2000-03-21 Zinser Textilmaschinen Gmbh Method for changing the bobbins in a roving frame
US5987866A (en) * 1997-10-22 1999-11-23 Zinser Textilmaschinen Gmbh Spinning process utilizing roving frames and ring-spinning frames

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