JPH04352831A - 精紡機における粗糸継方法 - Google Patents
精紡機における粗糸継方法Info
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- JPH04352831A JPH04352831A JP13000691A JP13000691A JPH04352831A JP H04352831 A JPH04352831 A JP H04352831A JP 13000691 A JP13000691 A JP 13000691A JP 13000691 A JP13000691 A JP 13000691A JP H04352831 A JPH04352831 A JP H04352831A
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- Japan
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- roving
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- splicing
- new roving
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- Granted
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Landscapes
- Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は精紡機のクリールに吊下
された紡出中の粗糸ボビン(粗糸巻)と予備粗糸巻レー
ルに吊下された満ボビン(予備粗糸巻)とを交換する作
業を行う粗糸替機によるその交換作業に先立って、粗糸
継(篠継)作業を行う粗糸継装置による粗糸継方法に関
するものである。
された紡出中の粗糸ボビン(粗糸巻)と予備粗糸巻レー
ルに吊下された満ボビン(予備粗糸巻)とを交換する作
業を行う粗糸替機によるその交換作業に先立って、粗糸
継(篠継)作業を行う粗糸継装置による粗糸継方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】精紡機、特にリング精紡機ではクリール
に吊下された粗糸巻より粗糸を引出し、下方のドラフト
パートへ供給するようにしている。粗糸のドラフトパー
トへの供給が進み、粗糸巻が空ないしは空に近づくと新
しい粗糸巻と交換する必要があり、その際に紡出中の粗
糸に新に交換する粗糸巻の粗糸端を粗糸継する必要が生
じる。従来、この粗糸継作業は一般に人手により行われ
ていたが、近年、粗糸継作業の自動化が提案されている
(例えば特開昭62ー57957号公報)。
に吊下された粗糸巻より粗糸を引出し、下方のドラフト
パートへ供給するようにしている。粗糸のドラフトパー
トへの供給が進み、粗糸巻が空ないしは空に近づくと新
しい粗糸巻と交換する必要があり、その際に紡出中の粗
糸に新に交換する粗糸巻の粗糸端を粗糸継する必要が生
じる。従来、この粗糸継作業は一般に人手により行われ
ていたが、近年、粗糸継作業の自動化が提案されている
(例えば特開昭62ー57957号公報)。
【0003】前記公報には先端部に形成した粗糸(篠)
案内溝の両側の本体に粗糸把持部材を設け、粗糸案内溝
を横切って往復動する粗糸把持レバーによって、粗糸継
するための満ボビンの粗糸(新粗糸)の把持と、粗糸継
後の小玉ボビンの粗糸(旧粗糸)の把持を行うようにし
た粗糸継ヘッドを設け、粗糸継ヘッドで新粗糸を把持し
た状態で粗糸案内溝に旧粗糸を導入し、旧粗糸と新粗糸
を重合させるとともに旧粗糸の送りに連れて重合部をド
ラフトパートのバックローラに導き、新粗糸及び旧粗糸
の重合部がバックローラに把持された後、旧粗糸を粗糸
把持部材で把持して切断する粗糸継(篠継)方法が開示
されている。ところが、この従来方法では新粗糸は旧粗
糸に誘導されてトランペット内に導入されるとともに、
重合部はバックローラの周速でバックローラによる把持
位置まで移動する。従って、粗糸継完了まで時間が掛か
るという問題がある。特に高級糸の細番手を紡出する場
合には、紡出速度が遅くバックローラの周速も遅いため
粗糸継時間が長くなる。
案内溝の両側の本体に粗糸把持部材を設け、粗糸案内溝
を横切って往復動する粗糸把持レバーによって、粗糸継
するための満ボビンの粗糸(新粗糸)の把持と、粗糸継
後の小玉ボビンの粗糸(旧粗糸)の把持を行うようにし
た粗糸継ヘッドを設け、粗糸継ヘッドで新粗糸を把持し
た状態で粗糸案内溝に旧粗糸を導入し、旧粗糸と新粗糸
を重合させるとともに旧粗糸の送りに連れて重合部をド
ラフトパートのバックローラに導き、新粗糸及び旧粗糸
の重合部がバックローラに把持された後、旧粗糸を粗糸
把持部材で把持して切断する粗糸継(篠継)方法が開示
されている。ところが、この従来方法では新粗糸は旧粗
糸に誘導されてトランペット内に導入されるとともに、
重合部はバックローラの周速でバックローラによる把持
位置まで移動する。従って、粗糸継完了まで時間が掛か
るという問題がある。特に高級糸の細番手を紡出する場
合には、紡出速度が遅くバックローラの周速も遅いため
粗糸継時間が長くなる。
【0004】この問題を解消する粗糸継方法として、紡
出中の粗糸巻からドラフトパートのトランペットに連な
る粗糸(旧粗糸)と、前記粗糸巻と交換すべき予備粗糸
巻から引き出された粗糸(新粗糸)とを把持可能な粗糸
継ヘッドを設け、新粗糸を把持した状態で粗糸継ヘッド
をドラフトパート上方近傍の作業位置に移動配置し、そ
の位置で紡出中の旧粗糸を粗糸継ヘッドで把持、切断し
、その後、新粗糸を把持した状態で旧粗糸を解放し、粗
糸継ヘッドを回動して新粗糸をトランペットに挿入する
粗糸継方法が特開平2−112426号公報等に開示さ
れている。
出中の粗糸巻からドラフトパートのトランペットに連な
る粗糸(旧粗糸)と、前記粗糸巻と交換すべき予備粗糸
巻から引き出された粗糸(新粗糸)とを把持可能な粗糸
継ヘッドを設け、新粗糸を把持した状態で粗糸継ヘッド
をドラフトパート上方近傍の作業位置に移動配置し、そ
の位置で紡出中の旧粗糸を粗糸継ヘッドで把持、切断し
、その後、新粗糸を把持した状態で旧粗糸を解放し、粗
糸継ヘッドを回動して新粗糸をトランペットに挿入する
粗糸継方法が特開平2−112426号公報等に開示さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特開平2−11242
6号公報等に開示された粗糸継方法では、粗糸継ヘッド
に把持されている新粗糸の端部が粗糸継ヘッドの回動に
よりトランペット内に積極的に挿入されるため、粗糸継
に要する時間が短縮される。しかし、粗糸継ヘッドに把
持された新粗糸の端部はトランペットへの挿入に適した
所定方向へ向かって伸びた状態にあるとは限らず、トラ
ンペットへの挿入時に新粗糸の先端がトランペットの内
壁に当接して折れ曲がりが発生し、トランペットに詰ま
ったり、トランペットの出口からバックローラ側へ送り
出されても、折れ曲がり状態でローラパートに導入され
る場合がある。新粗糸の先端が折れ曲がり状態でローラ
パートに導入されると、ローラパートにおいてローラ間
で折れ曲がり部分の把持ができず、不完全ドラフトのま
まで通過するため、フロントローラから紡出された糸は
スラブ状となってバルーンが過大となり、スネルワイヤ
のスラブキャッチャに引っ掛かり糸切れとなる。
6号公報等に開示された粗糸継方法では、粗糸継ヘッド
に把持されている新粗糸の端部が粗糸継ヘッドの回動に
よりトランペット内に積極的に挿入されるため、粗糸継
に要する時間が短縮される。しかし、粗糸継ヘッドに把
持された新粗糸の端部はトランペットへの挿入に適した
所定方向へ向かって伸びた状態にあるとは限らず、トラ
ンペットへの挿入時に新粗糸の先端がトランペットの内
壁に当接して折れ曲がりが発生し、トランペットに詰ま
ったり、トランペットの出口からバックローラ側へ送り
出されても、折れ曲がり状態でローラパートに導入され
る場合がある。新粗糸の先端が折れ曲がり状態でローラ
パートに導入されると、ローラパートにおいてローラ間
で折れ曲がり部分の把持ができず、不完全ドラフトのま
まで通過するため、フロントローラから紡出された糸は
スラブ状となってバルーンが過大となり、スネルワイヤ
のスラブキャッチャに引っ掛かり糸切れとなる。
【0006】又、トランペットはフロントローラのゴム
コットの寿命を延ばす目的で、通常6〜10mmの幅で
ドラフトローラの軸方向にトラバース運動を行うため、
新粗糸の先端がトランペット内壁に当接し、トランペッ
ト内壁の摩擦抵抗により粗糸の先端が折れ曲がり前記の
不都合が発生する場合もある。本発明は前記の問題点に
鑑みてなされたものであって、その目的は粗糸継ヘッド
で把持した新粗糸を積極的にトランペットに挿入する際
に、新粗糸先端の折れ曲がりを確実に防止して新粗糸を
真っ直ぐな状態でトランペットの出口からバックローラ
へ送り出すことができる精紡機における粗糸継方法を提
供することにある。
コットの寿命を延ばす目的で、通常6〜10mmの幅で
ドラフトローラの軸方向にトラバース運動を行うため、
新粗糸の先端がトランペット内壁に当接し、トランペッ
ト内壁の摩擦抵抗により粗糸の先端が折れ曲がり前記の
不都合が発生する場合もある。本発明は前記の問題点に
鑑みてなされたものであって、その目的は粗糸継ヘッド
で把持した新粗糸を積極的にトランペットに挿入する際
に、新粗糸先端の折れ曲がりを確実に防止して新粗糸を
真っ直ぐな状態でトランペットの出口からバックローラ
へ送り出すことができる精紡機における粗糸継方法を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め本発明においては、先端に粗糸案内溝が形成された粗
糸継ヘッドに前記粗糸案内溝に導入された新粗糸を把持
する把持部材と、粗糸継ヘッドがトランペットへの新粗
糸端導入位置に配置された際に把持部材に把持された状
態の新粗糸端をトランペットの入口から出口に向けて案
内する気流を噴射する噴射部とを設け、粗糸案内溝に導
入された新粗糸を把持部材で把持した後、前記噴射部か
ら気体を噴射し、その状態で粗糸継ヘッドをトランペッ
トへの新粗糸端導入位置に配置し、新粗糸の一部がトラ
ンペット内に挿入された状態で把持部材による新粗糸の
把持を解除し、新粗糸の把持解除後も適時間気体の噴射
を継続するようにした。
め本発明においては、先端に粗糸案内溝が形成された粗
糸継ヘッドに前記粗糸案内溝に導入された新粗糸を把持
する把持部材と、粗糸継ヘッドがトランペットへの新粗
糸端導入位置に配置された際に把持部材に把持された状
態の新粗糸端をトランペットの入口から出口に向けて案
内する気流を噴射する噴射部とを設け、粗糸案内溝に導
入された新粗糸を把持部材で把持した後、前記噴射部か
ら気体を噴射し、その状態で粗糸継ヘッドをトランペッ
トへの新粗糸端導入位置に配置し、新粗糸の一部がトラ
ンペット内に挿入された状態で把持部材による新粗糸の
把持を解除し、新粗糸の把持解除後も適時間気体の噴射
を継続するようにした。
【0008】
【作用】粗糸継ヘッドはその先端に形成された粗糸案内
溝に導入された新粗糸を把持部材で把持した後、噴射部
から気体を噴射する。このとき把持部材に把持されてい
ない新粗糸端部の浮遊繊維は気流により吹き飛ばされ、
把持部材から新粗糸端までの長さが一定となるとともに
、把持部より先端側の新粗糸は気流に沿って伸びる状態
に保持される。次に粗糸継ヘッドがトランペットへの新
粗糸端導入位置に配置され、新粗糸端がトランペット内
に挿入された状態となる。そして、この状態では噴射部
は噴射気流が新粗糸端をトランペットの出口に向けて案
内する状態となる位置に配置されているため、トランペ
ットのトラバース運動により新粗糸の先端がトランペッ
ト内壁に当接しても、新粗糸端は噴射気流の作用により
真っ直ぐな状態に保持される。次いで把持部材による新
粗糸の把持が解除されると、新粗糸端は噴射気流の作用
によりトランペットの出口からバックローラ側に押し出
される。新粗糸の先端がトランペットの出口からバック
ローラ側に出るまで、気体の噴射が継続される。従って
、新粗糸の先端がトランペットの内壁に接触しても折れ
曲がらずにトランペット内を通過し、真っ直ぐな状態で
バックローラに供給される。旧粗糸の切断は一般には新
粗糸のトランペットへの挿入前に行われるが、トランペ
ットへの新粗糸の挿入後に旧粗糸の切断を行ってもよい
。
溝に導入された新粗糸を把持部材で把持した後、噴射部
から気体を噴射する。このとき把持部材に把持されてい
ない新粗糸端部の浮遊繊維は気流により吹き飛ばされ、
把持部材から新粗糸端までの長さが一定となるとともに
、把持部より先端側の新粗糸は気流に沿って伸びる状態
に保持される。次に粗糸継ヘッドがトランペットへの新
粗糸端導入位置に配置され、新粗糸端がトランペット内
に挿入された状態となる。そして、この状態では噴射部
は噴射気流が新粗糸端をトランペットの出口に向けて案
内する状態となる位置に配置されているため、トランペ
ットのトラバース運動により新粗糸の先端がトランペッ
ト内壁に当接しても、新粗糸端は噴射気流の作用により
真っ直ぐな状態に保持される。次いで把持部材による新
粗糸の把持が解除されると、新粗糸端は噴射気流の作用
によりトランペットの出口からバックローラ側に押し出
される。新粗糸の先端がトランペットの出口からバック
ローラ側に出るまで、気体の噴射が継続される。従って
、新粗糸の先端がトランペットの内壁に接触しても折れ
曲がらずにトランペット内を通過し、真っ直ぐな状態で
バックローラに供給される。旧粗糸の切断は一般には新
粗糸のトランペットへの挿入前に行われるが、トランペ
ットへの新粗糸の挿入後に旧粗糸の切断を行ってもよい
。
【0009】
(実施例1)以下、本発明を具体化した第1実施例を図
1〜図13に従って説明する。粗糸継装置1は精紡機機
台に沿って移動して粗糸替え作業を行う粗糸替機(図示
せず)に装備されている。図1に示すように粗糸継ヘッ
ド2は粗糸継装置1の支持アーム3の先端に回動可能に
支持されている。支持アーム3は粗糸継ヘッド2をドラ
フトパート上方の粗糸継位置と粗糸替機の移動に支障と
ならない退避位置とに配置するため、図示しない駆動装
置により駆動される駆動軸4に対して、支持アーム3の
基端において一体回動可能に固定されている。支持アー
ム3の先端には図2に示すようにほぼU字状の取付部3
aが形成され、取付部3aの側方に突出する状態で回転
軸5が支持されている。回転軸5の取付部3a内と対応
する位置には歯付きプーリ6aが一体回転可能に嵌着固
定され、該歯付きプーリ6aと支持アーム3の基端に固
定されたモータ7の駆動軸に嵌着された歯付きプーリ6
bとの間に歯付きベルト8が巻掛けられている。そして
、取付部3aの側方に突出した部分の回動軸5に粗糸継
ヘッド2が一体回転可能に固着され、モータ7の駆動に
より粗糸継ヘッド2が粗糸継位置においてその先端がト
ランペット9に接近する位置まで回動されるようになっ
ている。
1〜図13に従って説明する。粗糸継装置1は精紡機機
台に沿って移動して粗糸替え作業を行う粗糸替機(図示
せず)に装備されている。図1に示すように粗糸継ヘッ
ド2は粗糸継装置1の支持アーム3の先端に回動可能に
支持されている。支持アーム3は粗糸継ヘッド2をドラ
フトパート上方の粗糸継位置と粗糸替機の移動に支障と
ならない退避位置とに配置するため、図示しない駆動装
置により駆動される駆動軸4に対して、支持アーム3の
基端において一体回動可能に固定されている。支持アー
ム3の先端には図2に示すようにほぼU字状の取付部3
aが形成され、取付部3aの側方に突出する状態で回転
軸5が支持されている。回転軸5の取付部3a内と対応
する位置には歯付きプーリ6aが一体回転可能に嵌着固
定され、該歯付きプーリ6aと支持アーム3の基端に固
定されたモータ7の駆動軸に嵌着された歯付きプーリ6
bとの間に歯付きベルト8が巻掛けられている。そして
、取付部3aの側方に突出した部分の回動軸5に粗糸継
ヘッド2が一体回転可能に固着され、モータ7の駆動に
より粗糸継ヘッド2が粗糸継位置においてその先端がト
ランペット9に接近する位置まで回動されるようになっ
ている。
【0010】粗糸継ヘッド2のヘッド本体10の先端に
は後側へ向かって下降傾斜する斜面を持つ膨出部10a
が形成されている。ヘッド本体10の先端には粗糸案内
溝11がヘッド本体10の長手方向及び上下方向に延び
るように形成されている。前記膨出部10aには粗糸案
内溝11を挟んで左右両側に、粗糸案内溝11に連通し
て粗糸案内溝11を膨出部10aの後方及び側方に開放
する切欠部12,13がそれぞれ形成されている。図3
,図4に示すように両切欠部12,13は上下方向にず
れた位置に形成され、上側に位置する一方の切欠部12
の方が下側に位置する他方の切欠部13より長く形成さ
れている。
は後側へ向かって下降傾斜する斜面を持つ膨出部10a
が形成されている。ヘッド本体10の先端には粗糸案内
溝11がヘッド本体10の長手方向及び上下方向に延び
るように形成されている。前記膨出部10aには粗糸案
内溝11を挟んで左右両側に、粗糸案内溝11に連通し
て粗糸案内溝11を膨出部10aの後方及び側方に開放
する切欠部12,13がそれぞれ形成されている。図3
,図4に示すように両切欠部12,13は上下方向にず
れた位置に形成され、上側に位置する一方の切欠部12
の方が下側に位置する他方の切欠部13より長く形成さ
れている。
【0011】ヘッド本体10には前記膨出部10aの後
方に一対の支持ピン14,15が、ヘッド本体10の上
下両側に突出する状態で回転自在に取付けられている。 一方の支持ピン14の下端には旧粗糸把持部材としての
第1キャッチャ16がその基端において一体回転可能に
取付けられ、上端にはレバー17がヘッド本体10の長
手方向に沿って延びる状態でその一端において一体回転
可能に固定されている。第1キャッチャ16はその先端
部が前記一方の切欠部12内に挿入され、支持ピン14
の回動により把持部16aが粗糸案内溝11内に侵入し
て粗糸案内溝11の一方の壁面11aと協動して粗糸を
把持する粗糸把持位置と、把持部16aが粗糸案内溝1
1内から退避して粗糸案内溝11内での粗糸の移動を許
容する待機位置とに移動可能に配置されている。
方に一対の支持ピン14,15が、ヘッド本体10の上
下両側に突出する状態で回転自在に取付けられている。 一方の支持ピン14の下端には旧粗糸把持部材としての
第1キャッチャ16がその基端において一体回転可能に
取付けられ、上端にはレバー17がヘッド本体10の長
手方向に沿って延びる状態でその一端において一体回転
可能に固定されている。第1キャッチャ16はその先端
部が前記一方の切欠部12内に挿入され、支持ピン14
の回動により把持部16aが粗糸案内溝11内に侵入し
て粗糸案内溝11の一方の壁面11aと協動して粗糸を
把持する粗糸把持位置と、把持部16aが粗糸案内溝1
1内から退避して粗糸案内溝11内での粗糸の移動を許
容する待機位置とに移動可能に配置されている。
【0012】他方の支持ピン15の下端には新粗糸把持
部材としての第2キャッチャ18がその基端において一
体回転可能に取付けられ、上端にはレバー19がヘッド
本体10の長手方向に沿って延びる状態でその一端にお
いて一体回転可能に固定されている。第2キャッチャ1
8は前記第1キャッチャ16より短く形成され、その先
端部が前記他方の切欠部13内に挿入され、支持ピン1
5の回動により把持部18aが粗糸案内溝11内に侵入
して粗糸案内溝11の他方の壁面11bと協動して粗糸
を把持する粗糸把持位置と、把持部18aが粗糸案内溝
11内から退避して粗糸案内溝11内での粗糸の移動を
許容する待機位置とに移動可能に配置されている。又、
第2キャッチャ18の先端には、規制部材18bが固定
されている。規制部材18bは線材で形成され、膨出部
10aの下方に延びる状態で固定されるとともに、第2
キャッチャ18が粗糸把持位置に配置された状態では粗
糸案内溝11と交差する規制位置に配置される。
部材としての第2キャッチャ18がその基端において一
体回転可能に取付けられ、上端にはレバー19がヘッド
本体10の長手方向に沿って延びる状態でその一端にお
いて一体回転可能に固定されている。第2キャッチャ1
8は前記第1キャッチャ16より短く形成され、その先
端部が前記他方の切欠部13内に挿入され、支持ピン1
5の回動により把持部18aが粗糸案内溝11内に侵入
して粗糸案内溝11の他方の壁面11bと協動して粗糸
を把持する粗糸把持位置と、把持部18aが粗糸案内溝
11内から退避して粗糸案内溝11内での粗糸の移動を
許容する待機位置とに移動可能に配置されている。又、
第2キャッチャ18の先端には、規制部材18bが固定
されている。規制部材18bは線材で形成され、膨出部
10aの下方に延びる状態で固定されるとともに、第2
キャッチャ18が粗糸把持位置に配置された状態では粗
糸案内溝11と交差する規制位置に配置される。
【0013】前記回転軸5の支持アーム3近傍には支持
ブロック20が一体回転可能に固定され、該支持ブロッ
ク20と前記ヘッド本体10の基端上面間に支持プレー
ト21が固着されている。支持プレート21の一端(支
持アーム3寄り)には支柱22が立設され、支柱22の
先端にプレート23が固定されている。プレート23に
は駆動装置としての一対のエアシリンダ24,25がヘ
ッド本体10と直交する方向に延びるように、その基端
において支軸26を介して支持されている。一方のエア
シリンダ24はそのピストンロッド24aが、前記レバ
ー17の他端にピン27を介して回動可能に連結されて
いる。他方のエアシリンダ25はそのピストンロッド2
5aが、前記レバー19の他端にピン27を介して回動
可能に連結されている。そして、エアシリンダ24,2
5の作動によりレバー17,19を介して前記第1キャ
ッチャ16及び第2キャッチャ18が回動されるように
なっている。なお、粗糸継ヘッド2にはレバー17,1
9及びエアシリンダ24,25を覆うカバー28が、支
持プレート21に固定された取り付け部材(図示せず)
を介して取り付けられ、カバー28の先端は前記粗糸案
内溝11の基端近傍まで延びている。
ブロック20が一体回転可能に固定され、該支持ブロッ
ク20と前記ヘッド本体10の基端上面間に支持プレー
ト21が固着されている。支持プレート21の一端(支
持アーム3寄り)には支柱22が立設され、支柱22の
先端にプレート23が固定されている。プレート23に
は駆動装置としての一対のエアシリンダ24,25がヘ
ッド本体10と直交する方向に延びるように、その基端
において支軸26を介して支持されている。一方のエア
シリンダ24はそのピストンロッド24aが、前記レバ
ー17の他端にピン27を介して回動可能に連結されて
いる。他方のエアシリンダ25はそのピストンロッド2
5aが、前記レバー19の他端にピン27を介して回動
可能に連結されている。そして、エアシリンダ24,2
5の作動によりレバー17,19を介して前記第1キャ
ッチャ16及び第2キャッチャ18が回動されるように
なっている。なお、粗糸継ヘッド2にはレバー17,1
9及びエアシリンダ24,25を覆うカバー28が、支
持プレート21に固定された取り付け部材(図示せず)
を介して取り付けられ、カバー28の先端は前記粗糸案
内溝11の基端近傍まで延びている。
【0014】ヘッド本体10は図3に示すように第1キ
ャッチャ16が収容される切欠部12を有するブロック
29が別体に形成され図示しないねじ等でヘッド本体1
0に一体に固着されている。ブロック29には図3〜図
6に示すように、圧縮空気流を噴射する噴射部を構成す
るパイプ30を収容する収容凹部31が粗糸案内溝11
の基端と対向する位置に粗糸案内溝11に沿って延びる
状態で形成され、収容凹部31の上側と対応する位置に
は収容凹部31内に収容されたパイプ30を保持兼新粗
糸R2を把持する押圧板32が嵌着される偏平な凹部3
3が形成されている。押圧板32は壁面11bと面一に
なる状態で凹部33に嵌着されている。又、図4(d)
及び図5に示すようにパイプ30はその先端が第2キャ
ッチャ16より下方で、収容凹部31の下端から所定の
間隔をおいた位置となる状態で収容凹部31内に収容さ
れている。パイプ30は公知の可変調整減圧弁を介して
コンプレッサ等の圧縮空気源(図示せず)に接続されて
いる。
ャッチャ16が収容される切欠部12を有するブロック
29が別体に形成され図示しないねじ等でヘッド本体1
0に一体に固着されている。ブロック29には図3〜図
6に示すように、圧縮空気流を噴射する噴射部を構成す
るパイプ30を収容する収容凹部31が粗糸案内溝11
の基端と対向する位置に粗糸案内溝11に沿って延びる
状態で形成され、収容凹部31の上側と対応する位置に
は収容凹部31内に収容されたパイプ30を保持兼新粗
糸R2を把持する押圧板32が嵌着される偏平な凹部3
3が形成されている。押圧板32は壁面11bと面一に
なる状態で凹部33に嵌着されている。又、図4(d)
及び図5に示すようにパイプ30はその先端が第2キャ
ッチャ16より下方で、収容凹部31の下端から所定の
間隔をおいた位置となる状態で収容凹部31内に収容さ
れている。パイプ30は公知の可変調整減圧弁を介して
コンプレッサ等の圧縮空気源(図示せず)に接続されて
いる。
【0015】なお、トランペット9の出口9aは図7に
示すように、紡出中の旧粗糸R1が存在する状態で新粗
糸R2が十分通過可能に縦長に形成されている。次に前
記のように構成された装置による粗糸継方法について説
明する。第1キャッチャ16は図2,図8に示すように
ピストンロッド24aが突出位置に配置された状態では
その把持部16aが粗糸案内溝11内から退避した待機
位置に配置され、図9に示すようにピストンロッド24
aが没入位置に配置された状態ではその把持部16aが
粗糸案内溝11の一方の壁面11aと協動して粗糸を把
持可能な粗糸把持位置に配置される。又、第2キャッチ
ャ18は図2に示すようにピストンロッド25aが没入
位置に配置された状態ではその把持部18aが粗糸案内
溝11内から退避した待機位置に配置され、図8,図9
に示すようにピストンロッド25aが突出位置に配置さ
れた状態ではその把持部18aが粗糸案内溝11の他方
の壁面11bと協動して粗糸を把持可能な粗糸把持位置
に配置される。
示すように、紡出中の旧粗糸R1が存在する状態で新粗
糸R2が十分通過可能に縦長に形成されている。次に前
記のように構成された装置による粗糸継方法について説
明する。第1キャッチャ16は図2,図8に示すように
ピストンロッド24aが突出位置に配置された状態では
その把持部16aが粗糸案内溝11内から退避した待機
位置に配置され、図9に示すようにピストンロッド24
aが没入位置に配置された状態ではその把持部16aが
粗糸案内溝11の一方の壁面11aと協動して粗糸を把
持可能な粗糸把持位置に配置される。又、第2キャッチ
ャ18は図2に示すようにピストンロッド25aが没入
位置に配置された状態ではその把持部18aが粗糸案内
溝11内から退避した待機位置に配置され、図8,図9
に示すようにピストンロッド25aが突出位置に配置さ
れた状態ではその把持部18aが粗糸案内溝11の他方
の壁面11bと協動して粗糸を把持可能な粗糸把持位置
に配置される。
【0016】満ボビンから引き出された新粗糸R2を把
持する場合には、図2に示すように第1キャッチャ16
及び第2キャッチャ18が待機位置に配置され、粗糸案
内溝11の奥まで粗糸が自由に侵入可能な状態で、新粗
糸R2が粗糸案内溝11の奥まで導入される。新粗糸R
2が粗糸案内溝11の奥まで導入された状態で他方のエ
アシリンダ25が作動され、ピストンロッド25aの突
出作動によりレバー19とともに第2キャッチャ18が
図2の反時計方向に回動される。そして、図8に示すよ
うにその把持部18aが粗糸案内溝11の他方の壁面1
1bに当接する粗糸把持位置に配置され、前記他方の壁
面11bと協動して新粗糸R2を把持する。新粗糸R2
は粗糸案内溝11の奥に導入された状態で、その他方の
壁面11bに第2キャッチャ18の把持部18aによっ
て押圧されることにより把持されるため、第2キャッチ
ャ18による把持作用を受ける際にほとんど移動せず、
新粗糸R2の先端位置が安定する。
持する場合には、図2に示すように第1キャッチャ16
及び第2キャッチャ18が待機位置に配置され、粗糸案
内溝11の奥まで粗糸が自由に侵入可能な状態で、新粗
糸R2が粗糸案内溝11の奥まで導入される。新粗糸R
2が粗糸案内溝11の奥まで導入された状態で他方のエ
アシリンダ25が作動され、ピストンロッド25aの突
出作動によりレバー19とともに第2キャッチャ18が
図2の反時計方向に回動される。そして、図8に示すよ
うにその把持部18aが粗糸案内溝11の他方の壁面1
1bに当接する粗糸把持位置に配置され、前記他方の壁
面11bと協動して新粗糸R2を把持する。新粗糸R2
は粗糸案内溝11の奥に導入された状態で、その他方の
壁面11bに第2キャッチャ18の把持部18aによっ
て押圧されることにより把持されるため、第2キャッチ
ャ18による把持作用を受ける際にほとんど移動せず、
新粗糸R2の先端位置が安定する。
【0017】新粗糸R2の把持は精紡機機台の手前側の
ドラフトパートから離れた位置で行われ、新粗糸R2の
把持終了後、支持アーム3が駆動軸4の回動により精紡
機機台側へ傾動され、粗糸継ヘッド2がドラフトパート
の上方近傍の粗糸継作業位置へ移動配置される。ヘッド
本体10の上方にカバー28が存在するため、粗糸継ヘ
ッド2の移動時に満ボビンに連なる新粗糸R2が折れ曲
がったり、レバー17,19等に引っ掛かったりするの
が確実に防止される。
ドラフトパートから離れた位置で行われ、新粗糸R2の
把持終了後、支持アーム3が駆動軸4の回動により精紡
機機台側へ傾動され、粗糸継ヘッド2がドラフトパート
の上方近傍の粗糸継作業位置へ移動配置される。ヘッド
本体10の上方にカバー28が存在するため、粗糸継ヘ
ッド2の移動時に満ボビンに連なる新粗糸R2が折れ曲
がったり、レバー17,19等に引っ掛かったりするの
が確実に防止される。
【0018】粗糸継ヘッド2が粗糸継作業位置へ移動配
置されると、図10に示すように粗糸案内溝11に紡出
中の旧粗糸R1が導入される。第2キャッチャ18が粗
糸把持位置に配置された状態では、規制部材18bより
奥側へ旧粗糸R1が移動するのが阻止され、旧粗糸R1
は第1キャッチャ16の把持作用を受ける位置に保持さ
れる。粗糸継ヘッド2が粗糸継作業位置に配置された後
、同位置において一方のエアシリンダ24が作動されて
ピストンロッド24aが没入作動される。これにより第
1キャッチャ16がレバー17とともに図8の時計方向
に回動され、図9に示すようにその把持部16aが粗糸
案内溝11の一方の壁面11aに旧粗糸R1を押圧する
粗糸把持位置に配置され、前記一方の壁面11aと協動
して旧粗糸R1を把持する。
置されると、図10に示すように粗糸案内溝11に紡出
中の旧粗糸R1が導入される。第2キャッチャ18が粗
糸把持位置に配置された状態では、規制部材18bより
奥側へ旧粗糸R1が移動するのが阻止され、旧粗糸R1
は第1キャッチャ16の把持作用を受ける位置に保持さ
れる。粗糸継ヘッド2が粗糸継作業位置に配置された後
、同位置において一方のエアシリンダ24が作動されて
ピストンロッド24aが没入作動される。これにより第
1キャッチャ16がレバー17とともに図8の時計方向
に回動され、図9に示すようにその把持部16aが粗糸
案内溝11の一方の壁面11aに旧粗糸R1を押圧する
粗糸把持位置に配置され、前記一方の壁面11aと協動
して旧粗糸R1を把持する。
【0019】次にモータ7が駆動されて粗糸継ヘッド2
が回転軸5を中心に図10の反時計方向に回動され、図
11に示すように粗糸継ヘッド2とトランペット9との
間で旧粗糸R1が切断される。そして、ドラフトパート
に連なる旧粗糸R1は図12に示すように自重でトラン
ペット9の後方へ垂れ下がった状態となる。次いで一方
のエアシリンダ24が作動されて第1キャッチャ16が
待機位置に配置され、第1キャッチャ16による旧粗糸
R1の把持が解除される。又、旧粗糸R1の切断後、パ
イプ30から圧力0.3〜1.0kg/cm2 の圧縮
空気が噴射される。圧縮空気は収容凹部31に沿った気
流となり、新粗糸R2の端部が噴射気流の作用により真
っ直ぐな状態に保持される。又、このとき第2キャッチ
ャ18に把持されていない新粗糸R2端部の浮遊繊維は
気流により吹き飛ばされ、第2キャッチャ18から新粗
糸R2の端までの長さが一定となる。噴射圧は繊維の種
類、太さ等に応じて適切な値に調整される。
が回転軸5を中心に図10の反時計方向に回動され、図
11に示すように粗糸継ヘッド2とトランペット9との
間で旧粗糸R1が切断される。そして、ドラフトパート
に連なる旧粗糸R1は図12に示すように自重でトラン
ペット9の後方へ垂れ下がった状態となる。次いで一方
のエアシリンダ24が作動されて第1キャッチャ16が
待機位置に配置され、第1キャッチャ16による旧粗糸
R1の把持が解除される。又、旧粗糸R1の切断後、パ
イプ30から圧力0.3〜1.0kg/cm2 の圧縮
空気が噴射される。圧縮空気は収容凹部31に沿った気
流となり、新粗糸R2の端部が噴射気流の作用により真
っ直ぐな状態に保持される。又、このとき第2キャッチ
ャ18に把持されていない新粗糸R2端部の浮遊繊維は
気流により吹き飛ばされ、第2キャッチャ18から新粗
糸R2の端までの長さが一定となる。噴射圧は繊維の種
類、太さ等に応じて適切な値に調整される。
【0020】圧縮空気の噴射が継続された状態でモータ
7が逆転駆動されて粗糸継ヘッド2が図11の位置から
時計方向に回動され、粗糸継ヘッド2は図12に示すト
ランペット9への新粗糸端導入位置に配置される。粗糸
継ヘッド2が新粗糸端導入位置に配置された状態では、
パイプ30からの噴射気流が新粗糸端をトランペット9
の出口9aに向けて案内する状態に保持される。従って
、第2キャッチャ18に把持された新粗糸R2もその先
端がトランペット9の出口9aに指向して真っ直ぐに伸
びた状態に保持される。次いで他方のエアシリンダ25
が作動されて第2キャッチャ18による新粗糸R2の把
持が解除される。第2キャッチャ18による把持が解除
されると、新粗糸R2は噴射気流の作用によりトランペ
ット9の出口9aに向かって移動され、出口9aからバ
ックローラ34側に押し出される。そして、新粗糸R2
は旧粗糸R1に重ねられた状態でバックローラ34に供
給されて粗糸継ぎが行われ、その後は新粗糸R2により
紡出が継続される。なお、新粗糸R2の先端がバックロ
ーラ34に噛み込まれた時点でパイプ30からの圧縮空
気の噴射が停止される。
7が逆転駆動されて粗糸継ヘッド2が図11の位置から
時計方向に回動され、粗糸継ヘッド2は図12に示すト
ランペット9への新粗糸端導入位置に配置される。粗糸
継ヘッド2が新粗糸端導入位置に配置された状態では、
パイプ30からの噴射気流が新粗糸端をトランペット9
の出口9aに向けて案内する状態に保持される。従って
、第2キャッチャ18に把持された新粗糸R2もその先
端がトランペット9の出口9aに指向して真っ直ぐに伸
びた状態に保持される。次いで他方のエアシリンダ25
が作動されて第2キャッチャ18による新粗糸R2の把
持が解除される。第2キャッチャ18による把持が解除
されると、新粗糸R2は噴射気流の作用によりトランペ
ット9の出口9aに向かって移動され、出口9aからバ
ックローラ34側に押し出される。そして、新粗糸R2
は旧粗糸R1に重ねられた状態でバックローラ34に供
給されて粗糸継ぎが行われ、その後は新粗糸R2により
紡出が継続される。なお、新粗糸R2の先端がバックロ
ーラ34に噛み込まれた時点でパイプ30からの圧縮空
気の噴射が停止される。
【0021】前記のように粗糸継ヘッド2が新粗糸端導
入位置に配置されてから新粗糸R2の先端がバックロー
ラ34に噛み込まれるまで、パイプ30から新粗糸R2
をトランペット9の出口9aに向けて案内する噴射気流
が存在するため、トランペット9のトラバース運動によ
り新粗糸R2の先端がトランペット9の内壁に接触して
も折れ曲がらずにトランペット9内を通過し、真っ直ぐ
な状態でバックローラ34に供給されて粗糸継ぎの成功
率が向上する。又、新粗糸R2がトランペット9に導入
される前に切断され、トランペット9から垂れ下がって
いる旧粗糸R1は質量が大きいため、噴射気流によって
その位置が変動することはない。
入位置に配置されてから新粗糸R2の先端がバックロー
ラ34に噛み込まれるまで、パイプ30から新粗糸R2
をトランペット9の出口9aに向けて案内する噴射気流
が存在するため、トランペット9のトラバース運動によ
り新粗糸R2の先端がトランペット9の内壁に接触して
も折れ曲がらずにトランペット9内を通過し、真っ直ぐ
な状態でバックローラ34に供給されて粗糸継ぎの成功
率が向上する。又、新粗糸R2がトランペット9に導入
される前に切断され、トランペット9から垂れ下がって
いる旧粗糸R1は質量が大きいため、噴射気流によって
その位置が変動することはない。
【0022】又、この実施例では新粗糸R2の把持位置
と、旧粗糸R1の把持位置が粗糸案内溝11の上下方向
だけでなく長手方向においても分離されているため、旧
粗糸R1の切断時に旧粗糸R1が新粗糸R2に絡む虞が
ない。 (実施例2)次に第2実施例を図14及び図15に従っ
て説明する。この実施例では粗糸継ヘッド2に設けられ
た新粗糸端をトランペットの出口に向けて案内する気流
を噴射する噴射部の構成が前記実施例の場合と異なって
いる。すなわち、ブロック29には切欠部12の下方位
置にヘッド本体10の長手方向と平行に延びる溝35と
、該溝35に連通するとともに粗糸案内溝11の基端と
対向する位置において下方に延びる溝36とが形成され
ている。溝35の基端には圧縮空気源に連結されたパイ
プ37の端部がホースジョイント38を介して接続され
ている。又、図14(a)に示すように、溝35,36
は先端側を除きプレート39で覆われている。従って、
この粗糸継ヘッド2ではパイプ37から圧縮空気が供給
されると、供給された圧縮空気の一部が一方の溝35の
先端側から粗糸継ヘッド2の前側に向かって噴射され、
残りが他方の溝36の先端側から前記実施例と同方向に
噴射される。
と、旧粗糸R1の把持位置が粗糸案内溝11の上下方向
だけでなく長手方向においても分離されているため、旧
粗糸R1の切断時に旧粗糸R1が新粗糸R2に絡む虞が
ない。 (実施例2)次に第2実施例を図14及び図15に従っ
て説明する。この実施例では粗糸継ヘッド2に設けられ
た新粗糸端をトランペットの出口に向けて案内する気流
を噴射する噴射部の構成が前記実施例の場合と異なって
いる。すなわち、ブロック29には切欠部12の下方位
置にヘッド本体10の長手方向と平行に延びる溝35と
、該溝35に連通するとともに粗糸案内溝11の基端と
対向する位置において下方に延びる溝36とが形成され
ている。溝35の基端には圧縮空気源に連結されたパイ
プ37の端部がホースジョイント38を介して接続され
ている。又、図14(a)に示すように、溝35,36
は先端側を除きプレート39で覆われている。従って、
この粗糸継ヘッド2ではパイプ37から圧縮空気が供給
されると、供給された圧縮空気の一部が一方の溝35の
先端側から粗糸継ヘッド2の前側に向かって噴射され、
残りが他方の溝36の先端側から前記実施例と同方向に
噴射される。
【0023】この実施例の粗糸継ヘッド2を使用して前
記実施例と同様に粗糸継作業を行うと、粗糸案内溝11
の幅が粗糸に対して十分なゆとりがなく粗糸が粗糸案内
溝11に緩やかに挟まった状態となった場合においても
、旧粗糸R1の切断後に溝35からの噴射気流の作用に
より、旧粗糸R1が粗糸案内溝11内から直ちに確実に
離脱して、トランペット9の後方に垂れ下がった状態と
なる。従って、旧粗糸R1の切断後、直ちに新粗糸R2
のトランペット9への挿入が可能となり、粗糸継時間の
短縮が可能となる。
記実施例と同様に粗糸継作業を行うと、粗糸案内溝11
の幅が粗糸に対して十分なゆとりがなく粗糸が粗糸案内
溝11に緩やかに挟まった状態となった場合においても
、旧粗糸R1の切断後に溝35からの噴射気流の作用に
より、旧粗糸R1が粗糸案内溝11内から直ちに確実に
離脱して、トランペット9の後方に垂れ下がった状態と
なる。従って、旧粗糸R1の切断後、直ちに新粗糸R2
のトランペット9への挿入が可能となり、粗糸継時間の
短縮が可能となる。
【0024】なお、本発明は前記各実施例に限定される
ものではなく、例えば、第2キャッチャ18の規制部材
18bを省略したり、第1実施例においてパイプ30と
して断面形状が楕円形、四角形等円形以外の形状のもの
を使用したり、パイプ30に代えてヘッド本体10に溝
加工を施して圧縮空気の噴射部を形成したり、粗糸案内
溝11を挟んで両側から空気流を噴射するする構成を採
用したりしてもよい。又、前記実施例においては旧粗糸
R1を切断した後、新粗糸R2の端部をトランペット9
に挿入する粗糸継方法、いわゆる追い継について説明し
たが、特開昭62−57957号公報に開示された方法
のように旧粗糸R1を切断する前に新粗糸R2の端部を
トランペット9に挿入し、その後、旧粗糸R1を切断す
る粗糸継方法に適用してもよい。その場合でも新粗糸R
2は粗糸継ヘッド2の回動と噴射気流の作用により積極
的にトランペット9及びバックローラ34に供給される
ので粗糸継作業の時間は短くなる。又、前記実施例では
粗糸継装置1に粗糸継ヘッド2が1個装備されていたが
、粗糸継装置1に粗糸継ヘッド2を2個一組あるいは3
個以上装備して同時に複数錘の粗糸継作業を行ってもよ
い。さらには、旧粗糸R1の切断に第1キャッチャ16
の把持作用を使用せずに、粗糸案内溝11に導入された
旧粗糸R2に圧縮空気を吹きつけて切断する方法を採用
してもよい。又、品種替えを行う際等のように紡出中の
粗糸が完全に使用された後、新たに粗糸端をトランペッ
トを経てバックローラへ供給する場合にも適用できる。
ものではなく、例えば、第2キャッチャ18の規制部材
18bを省略したり、第1実施例においてパイプ30と
して断面形状が楕円形、四角形等円形以外の形状のもの
を使用したり、パイプ30に代えてヘッド本体10に溝
加工を施して圧縮空気の噴射部を形成したり、粗糸案内
溝11を挟んで両側から空気流を噴射するする構成を採
用したりしてもよい。又、前記実施例においては旧粗糸
R1を切断した後、新粗糸R2の端部をトランペット9
に挿入する粗糸継方法、いわゆる追い継について説明し
たが、特開昭62−57957号公報に開示された方法
のように旧粗糸R1を切断する前に新粗糸R2の端部を
トランペット9に挿入し、その後、旧粗糸R1を切断す
る粗糸継方法に適用してもよい。その場合でも新粗糸R
2は粗糸継ヘッド2の回動と噴射気流の作用により積極
的にトランペット9及びバックローラ34に供給される
ので粗糸継作業の時間は短くなる。又、前記実施例では
粗糸継装置1に粗糸継ヘッド2が1個装備されていたが
、粗糸継装置1に粗糸継ヘッド2を2個一組あるいは3
個以上装備して同時に複数錘の粗糸継作業を行ってもよ
い。さらには、旧粗糸R1の切断に第1キャッチャ16
の把持作用を使用せずに、粗糸案内溝11に導入された
旧粗糸R2に圧縮空気を吹きつけて切断する方法を採用
してもよい。又、品種替えを行う際等のように紡出中の
粗糸が完全に使用された後、新たに粗糸端をトランペッ
トを経てバックローラへ供給する場合にも適用できる。
【0025】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、旧
粗糸との繊維間の絡みを利用して新粗糸をトランペット
からバックローラに誘導する方法に比較して短時間で粗
糸継を行うことができ、しかも、噴射部からの噴射気流
の作用により把持部材に把持されていない新粗糸端部の
浮遊繊維が吹き飛ばされて把持部材から新粗糸端までの
長さが一定となるとともに、粗糸継ヘッドで把持した新
粗糸が積極的にトランペットに挿入される際に、新粗糸
先端の折れ曲がりが確実に防止されて新粗糸が真っ直ぐ
な状態でトランペットの出口からバックローラへ送り出
されるので、粗糸継成功率が高くなる。
粗糸との繊維間の絡みを利用して新粗糸をトランペット
からバックローラに誘導する方法に比較して短時間で粗
糸継を行うことができ、しかも、噴射部からの噴射気流
の作用により把持部材に把持されていない新粗糸端部の
浮遊繊維が吹き飛ばされて把持部材から新粗糸端までの
長さが一定となるとともに、粗糸継ヘッドで把持した新
粗糸が積極的にトランペットに挿入される際に、新粗糸
先端の折れ曲がりが確実に防止されて新粗糸が真っ直ぐ
な状態でトランペットの出口からバックローラへ送り出
されるので、粗糸継成功率が高くなる。
【図1】本発明を具体化した第1実施例の粗糸継装置の
側面図である。
側面図である。
【図2】同じくカバーを取り除いた状態の粗糸継ヘッド
の平面図である。
の平面図である。
【図3】粗糸継ヘッドの部分斜視図である。
【図4】(a)は図1のA−A線拡大断面図、(b)は
図1のB−B線拡大断面図、(c)は図1のC−C線拡
大断面図、(d)は(a)のD−D線断面図である。
図1のB−B線拡大断面図、(c)は図1のC−C線拡
大断面図、(d)は(a)のD−D線断面図である。
【図5】ブロックの側面図である。
【図6】(a)は図5のE−E線断面図、(b)は図5
のF−F線断面図である。
のF−F線断面図である。
【図7】トランペットの断面図である。
【図8】第2キャッチャが把持位置に配置された状態を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図9】両キャッチャが把持位置に配置された状態を示
す平面図である。
す平面図である。
【図10】旧粗糸が粗糸案内溝内に導入された状態を示
す側面図である。
す側面図である。
【図11】旧粗糸の切断状態を示す側面図である。
【図12】粗糸継ヘッドが新粗糸端導入位置に配置され
た状態を示す側面図である。
た状態を示す側面図である。
【図13】新粗糸端がトランペット出口へ挿入された状
態を示す側面図である。
態を示す側面図である。
【図14】(a)は第2実施例の粗糸継ヘッドのブロッ
クを示す側面図、(b)はその正面図である。
クを示す側面図、(b)はその正面図である。
【図15】(a)は図14(a)のG−G線断面図、(
b)は図14(a)のH−H線断面図である。
b)は図14(a)のH−H線断面図である。
2…粗糸継ヘッド、9…トランペット、9a…出口、1
0…ヘッド本体、11…粗糸案内溝、18…把持部材と
しての第2キャッチャ、30…噴射部を構成するパイプ
、35,36…噴射部を構成する溝、39…噴射部を構
成するプレート、R1…旧粗糸、R2…新粗糸。
0…ヘッド本体、11…粗糸案内溝、18…把持部材と
しての第2キャッチャ、30…噴射部を構成するパイプ
、35,36…噴射部を構成する溝、39…噴射部を構
成するプレート、R1…旧粗糸、R2…新粗糸。
Claims (1)
- 【請求項1】 先端に粗糸案内溝が形成された粗糸継
ヘッドに前記粗糸案内溝に導入された新粗糸を把持する
把持部材と、粗糸継ヘッドがトランペットへの新粗糸端
導入位置に配置された際に把持部材に把持された状態の
新粗糸端をトランペットの入口から出口に向けて案内す
る気流を噴射する噴射部とを設け、粗糸案内溝に導入さ
れた新粗糸を把持部材で把持した後、前記噴射部から気
体を噴射し、その状態で粗糸継ヘッドをトランペットへ
の新粗糸端導入位置に配置し、新粗糸の一部がトランペ
ット内に挿入された状態で把持部材による新粗糸の把持
を解除し、新粗糸の把持解除後も適時間気体の噴射を継
続する精紡機における粗糸継方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13000691A JP2882092B2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 精紡機における粗糸継方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13000691A JP2882092B2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 精紡機における粗糸継方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04352831A true JPH04352831A (ja) | 1992-12-07 |
| JP2882092B2 JP2882092B2 (ja) | 1999-04-12 |
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ID=15023822
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13000691A Expired - Fee Related JP2882092B2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 精紡機における粗糸継方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2882092B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5586428A (en) * | 1993-07-26 | 1996-12-24 | Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho | Roving bobbin changing method and apparatus for spinning machine |
-
1991
- 1991-05-31 JP JP13000691A patent/JP2882092B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5586428A (en) * | 1993-07-26 | 1996-12-24 | Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho | Roving bobbin changing method and apparatus for spinning machine |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2882092B2 (ja) | 1999-04-12 |
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