JPH04352892A - アルカリ含有スラッジの処理法 - Google Patents
アルカリ含有スラッジの処理法Info
- Publication number
- JPH04352892A JPH04352892A JP3150967A JP15096791A JPH04352892A JP H04352892 A JPH04352892 A JP H04352892A JP 3150967 A JP3150967 A JP 3150967A JP 15096791 A JP15096791 A JP 15096791A JP H04352892 A JPH04352892 A JP H04352892A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sludge
- alkali
- starch
- amount
- waste paper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/64—Paper recycling
Landscapes
- Treatment Of Sludge (AREA)
- Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、脱水したアルカリ性ビ
ールラベルスラッジに、古紙または生澱粉を混合するこ
とにより、該スラッジからのアルカリ液の染みだしを防
止すると共に製紙原料としての取扱いが簡便に行えるよ
うにしたスラッジ処理法に関する。
ールラベルスラッジに、古紙または生澱粉を混合するこ
とにより、該スラッジからのアルカリ液の染みだしを防
止すると共に製紙原料としての取扱いが簡便に行えるよ
うにしたスラッジ処理法に関する。
【0002】
【従来の技術とその問題点】ビール工場から排出される
廃棄物の中で、紙をベースとするもので製紙原料として
回収可能なものに、回収瓶の再生時に発生するラベルス
ラッジと、ラベルの打ち抜きかすとがある。通常、回収
瓶は約4%のアルカリ溶液で洗浄してラベルを剥がすよ
うにしている。剥がされたラベルの大部分は、解繊され
た状態で、最終的にシックナーによって、およそ固形分
濃度で約15%まで脱水濃縮されるが現状では、未だ含
水量が多いことや高アルカリであるために取扱いが難し
い。そのため、製紙原料としては良質であるにもかかわ
らず利用されることはまれで、シックナーから出たスラ
ッジは、そのままトラック積みされ産業廃棄物業者によ
り埋立て用として廃棄されるか、あるいは焼却処分に付
されているのが実情である。
廃棄物の中で、紙をベースとするもので製紙原料として
回収可能なものに、回収瓶の再生時に発生するラベルス
ラッジと、ラベルの打ち抜きかすとがある。通常、回収
瓶は約4%のアルカリ溶液で洗浄してラベルを剥がすよ
うにしている。剥がされたラベルの大部分は、解繊され
た状態で、最終的にシックナーによって、およそ固形分
濃度で約15%まで脱水濃縮されるが現状では、未だ含
水量が多いことや高アルカリであるために取扱いが難し
い。そのため、製紙原料としては良質であるにもかかわ
らず利用されることはまれで、シックナーから出たスラ
ッジは、そのままトラック積みされ産業廃棄物業者によ
り埋立て用として廃棄されるか、あるいは焼却処分に付
されているのが実情である。
【0003】前記スラッジを製紙原料として使用するに
際しては、前記問題点を解決することが必要不可欠であ
る。濃度をあげる対策として、各種の物理的方法、たと
えば真空脱水、スクリーン脱水、遠心脱水およびフイル
タープレス、スクリュープレス等の手段を採用すること
が考えられるが、これら脱水機の導入は多額の設備投資
を必要とすること、工場によっては、工程全体の水ある
いはアルカリのバランスを見直す必要があったり、設置
場所の問題が発生する等、簡単には前記手段を採用でき
ないという実情にある。
際しては、前記問題点を解決することが必要不可欠であ
る。濃度をあげる対策として、各種の物理的方法、たと
えば真空脱水、スクリーン脱水、遠心脱水およびフイル
タープレス、スクリュープレス等の手段を採用すること
が考えられるが、これら脱水機の導入は多額の設備投資
を必要とすること、工場によっては、工程全体の水ある
いはアルカリのバランスを見直す必要があったり、設置
場所の問題が発生する等、簡単には前記手段を採用でき
ないという実情にある。
【0004】また、廃棄処分についても、埋め立て、焼
却いずれの場合にも、廃棄場所での二次汚染の問題が発
生する恐れがあり、一方、製紙原料として使用する場合
にあっても、次のような理由から、現状のままでは不十
分である。すなわち、強アルカリ性のため工場内での処
理上の問題、例えばストレージ、輸送または搬送に際し
てアルカリ液が染みだしたり、或いはこぼれたり、もし
くはパルパーコンベア等の機台上で液が浸出したりする
と、安全面から見ても等閑視できず、その他、該アルカ
リ液の排水への混入時の影響なども懸念されるので、従
来からこれらの点についての解決が望まれていた。
却いずれの場合にも、廃棄場所での二次汚染の問題が発
生する恐れがあり、一方、製紙原料として使用する場合
にあっても、次のような理由から、現状のままでは不十
分である。すなわち、強アルカリ性のため工場内での処
理上の問題、例えばストレージ、輸送または搬送に際し
てアルカリ液が染みだしたり、或いはこぼれたり、もし
くはパルパーコンベア等の機台上で液が浸出したりする
と、安全面から見ても等閑視できず、その他、該アルカ
リ液の排水への混入時の影響なども懸念されるので、従
来からこれらの点についての解決が望まれていた。
【0005】
【問題点を解決するための手段】前述のように現行のビ
ールラベルスラッジは、含水量が多く、高アルカリでは
あるが、スラッジそのものには良質の繊維が多量に含ま
れており、製紙原料としては再利用が十分可能であるの
で、環境保全上もこれを回収出来れば、それによりもた
らされる工業的効果は極めて大きい。既に述べたように
脱水スラッジはおよその固形分濃度が約15%であり、
積み上げられた状態でしばらく放置すると、自重で一部
アルカリを含んだ液が外部に染みだし、しかもそのpH
は13以上と非常にアルカリ濃度が高く、このままでは
輸送あるいは製紙工場内での取扱いが非常に難しい。し
かしながら、前記した液の染みだしを防止できれば、ス
ラッジ取扱う上での問題点も解決できることになる。こ
こにおいて、本発明は、前記の技術的課題を次のように
して解決しようとしたものである。
ールラベルスラッジは、含水量が多く、高アルカリでは
あるが、スラッジそのものには良質の繊維が多量に含ま
れており、製紙原料としては再利用が十分可能であるの
で、環境保全上もこれを回収出来れば、それによりもた
らされる工業的効果は極めて大きい。既に述べたように
脱水スラッジはおよその固形分濃度が約15%であり、
積み上げられた状態でしばらく放置すると、自重で一部
アルカリを含んだ液が外部に染みだし、しかもそのpH
は13以上と非常にアルカリ濃度が高く、このままでは
輸送あるいは製紙工場内での取扱いが非常に難しい。し
かしながら、前記した液の染みだしを防止できれば、ス
ラッジ取扱う上での問題点も解決できることになる。こ
こにおいて、本発明は、前記の技術的課題を次のように
して解決しようとしたものである。
【0006】すなわち、本発明者らは、前記問題点につ
いて種々研究の結果、前記アルカリ含有ビールラベルス
ラッジに対し、古紙または生澱粉を混入すると、それに
よって前記スラッジの含有水分を減らすことができると
同時に、外部へのアルカリ水の染みだしをも防止でき、
併せて製紙原料としての取扱いも容易になることを見出
したものである。
いて種々研究の結果、前記アルカリ含有ビールラベルス
ラッジに対し、古紙または生澱粉を混入すると、それに
よって前記スラッジの含有水分を減らすことができると
同時に、外部へのアルカリ水の染みだしをも防止でき、
併せて製紙原料としての取扱いも容易になることを見出
したものである。
【0007】使用する古紙は、アルカリ液を吸収するた
め密度の低い古紙の方が有利であって、例えば、新聞あ
るいは雑誌古紙は本発明の目的に対して最適である。し
かし古紙はこれにかぎるものでなく、ケント紙、模造紙
あるいは色上などの上質紙系古紙、もしくは中質紙また
は未晒系古紙など、その種類を問わない。また、古紙の
添加量は、前記した脱水後のスラッジ(固形分濃度約1
0〜20%)に対し、重量で約5%以上とすればよい。 上限はとくに問わないが、通常の使用条件下では20%
以下で充分である。使用量が多ければ多いほど、液の吸
収性は改善される。
め密度の低い古紙の方が有利であって、例えば、新聞あ
るいは雑誌古紙は本発明の目的に対して最適である。し
かし古紙はこれにかぎるものでなく、ケント紙、模造紙
あるいは色上などの上質紙系古紙、もしくは中質紙また
は未晒系古紙など、その種類を問わない。また、古紙の
添加量は、前記した脱水後のスラッジ(固形分濃度約1
0〜20%)に対し、重量で約5%以上とすればよい。 上限はとくに問わないが、通常の使用条件下では20%
以下で充分である。使用量が多ければ多いほど、液の吸
収性は改善される。
【0008】次に、澱粉について述べると、生澱粉でよ
く、増粘性の高いものほど有利である。例えばタピオカ
澱粉はもっとも実用に適するが、それに限るものではな
く、小麦、トウモロコシ、米、ジャガイモなど、種類を
問わない。澱粉の添加量としては前記と同様に、スラッ
ジに対し、重量で約1%以上であればよく、上限につい
ては制限はないが通常の使用条件下では2%以下で充分
である。なお、使用量が多ければ、それだけ保水性が改
善されることは前記古紙の場合と同様である。
く、増粘性の高いものほど有利である。例えばタピオカ
澱粉はもっとも実用に適するが、それに限るものではな
く、小麦、トウモロコシ、米、ジャガイモなど、種類を
問わない。澱粉の添加量としては前記と同様に、スラッ
ジに対し、重量で約1%以上であればよく、上限につい
ては制限はないが通常の使用条件下では2%以下で充分
である。なお、使用量が多ければ、それだけ保水性が改
善されることは前記古紙の場合と同様である。
【0009】
【実施態様】次に、実施例を挙げて本発明を具体的に説
明する。
明する。
【0010】[実施例1]予め容器の底部に、新聞古紙
を表1に示すとおり敷き詰めておき、ここに固形分濃度
を表1に示すように3通りに調整して成る前記スラッジ
100Kgを投入し、一定荷重(一例として150
Kg/m2)をかけ、そのまま5時間放置した。この間
に前記容器の底部より染みだす液量を測定した。古紙に
よるアルカリの吸収は、充分に混合した場合は速いが、
積み重ねただけの場合はやや時間が必要である。新聞の
使用量に応じて、吸収量は増加する。古紙の使用量を前
記アルカリスラッジに対し、重量で5%程度とすれば、
ほとんど該スラッジからのアルカリ液の染みだしは発生
しない。ただし、20%以上の添加を行えば、処理後の
スラッジ濃度が増加するため、取扱いが非常に容易にな
る。
を表1に示すとおり敷き詰めておき、ここに固形分濃度
を表1に示すように3通りに調整して成る前記スラッジ
100Kgを投入し、一定荷重(一例として150
Kg/m2)をかけ、そのまま5時間放置した。この間
に前記容器の底部より染みだす液量を測定した。古紙に
よるアルカリの吸収は、充分に混合した場合は速いが、
積み重ねただけの場合はやや時間が必要である。新聞の
使用量に応じて、吸収量は増加する。古紙の使用量を前
記アルカリスラッジに対し、重量で5%程度とすれば、
ほとんど該スラッジからのアルカリ液の染みだしは発生
しない。ただし、20%以上の添加を行えば、処理後の
スラッジ濃度が増加するため、取扱いが非常に容易にな
る。
【0011】
表1:ビールラベル
スラッジへの古紙添加実験新聞古紙添加量 スラッジ
重量 処理前の 染みだし液量
処理後の対スラッジ重量% (Kg)
スラッジ (Kg)
スラッジ
固形分濃度%
固形分濃度%──────────
─────────────────────────
─ 5 100
10 2.1
12.8 10 1
00 10
0.1 14.2 15
100 10
0.0 15.4
20 100 10
0.0 17.
2 25 100
10 0.0
20.4──────────────────
──────────────────
5 100 15
0.0 18.0
10 100
15 0.0
19.9 15 100
15 0
.0 21.4 20
100 15
0.0 24.3───────
─────────────────────────
──── 5 100
20 0.
0 22.3 10
100 20
0.0 23.8 15
100 20
0.0 26.6 表1:ビールラベル
スラッジへの古紙添加実験新聞古紙添加量 スラッジ
重量 処理前の 染みだし液量
処理後の対スラッジ重量% (Kg)
スラッジ (Kg)
スラッジ
固形分濃度%
固形分濃度%──────────
─────────────────────────
─ [比較例] 0 100
10 13.8
11.6 0
100 15
9.2 16.5
0 100 20
0.2 20.
0────────────────────────
────────────[実施例2]固形分濃度10
〜20%の範囲にあるビールラベルスラッジ 100K
gを容器に採取しこれにタピオカ澱粉を粉体のまま、表
2に示すとおり該スラッジの重量に対する割合で添加し
、充分に混合後、一定荷重(300 Kg/m2)をか
け、そのまま30分間放置した。この間に前記容器の底
部より染みだす液量を測定した。澱粉のアルカリによる
膨潤は非常に速く、常温下でも5〜6分程度で完了する
。
スラッジへの古紙添加実験新聞古紙添加量 スラッジ
重量 処理前の 染みだし液量
処理後の対スラッジ重量% (Kg)
スラッジ (Kg)
スラッジ
固形分濃度%
固形分濃度%──────────
─────────────────────────
─ 5 100
10 2.1
12.8 10 1
00 10
0.1 14.2 15
100 10
0.0 15.4
20 100 10
0.0 17.
2 25 100
10 0.0
20.4──────────────────
──────────────────
5 100 15
0.0 18.0
10 100
15 0.0
19.9 15 100
15 0
.0 21.4 20
100 15
0.0 24.3───────
─────────────────────────
──── 5 100
20 0.
0 22.3 10
100 20
0.0 23.8 15
100 20
0.0 26.6 表1:ビールラベル
スラッジへの古紙添加実験新聞古紙添加量 スラッジ
重量 処理前の 染みだし液量
処理後の対スラッジ重量% (Kg)
スラッジ (Kg)
スラッジ
固形分濃度%
固形分濃度%──────────
─────────────────────────
─ [比較例] 0 100
10 13.8
11.6 0
100 15
9.2 16.5
0 100 20
0.2 20.
0────────────────────────
────────────[実施例2]固形分濃度10
〜20%の範囲にあるビールラベルスラッジ 100K
gを容器に採取しこれにタピオカ澱粉を粉体のまま、表
2に示すとおり該スラッジの重量に対する割合で添加し
、充分に混合後、一定荷重(300 Kg/m2)をか
け、そのまま30分間放置した。この間に前記容器の底
部より染みだす液量を測定した。澱粉のアルカリによる
膨潤は非常に速く、常温下でも5〜6分程度で完了する
。
【0012】タピオカ澱粉の添加を増大させると、それ
に応じて保水量も増加した。そのため、スラッジの固形
分濃度10%では添加量2%で、同濃度15%では添加
量1%でスラッジからのアルカリ液の溶出は極めて少な
くなり、スラッジの取り扱いは容易となる(表2参照)
。
に応じて保水量も増加した。そのため、スラッジの固形
分濃度10%では添加量2%で、同濃度15%では添加
量1%でスラッジからのアルカリ液の溶出は極めて少な
くなり、スラッジの取り扱いは容易となる(表2参照)
。
【0013】
表2:ビールラベル
スラッジへの澱粉添加実験 生澱粉添加量
スラッジ重量 処理前の
染みだし液量 対スラッジ重量%
(Kg) スラッジ
(Kg)
固形分濃度%
────────────────
────────────────────
0.5 100
10 16.
1 1.0
100 10
5.3 2.0
100
10 0.4
5.0 100
10
0.1 10.0
100 10
0.0 ──────────
─────────────────────────
─ 0.25 100
15
12.9 0.5
100 15
11.1
1.0 100
15 2
.1 2.0
100 15
0.1 5.
0 100
15 0.0
10.0 10
0 15
0.0 ────────────
────────────────────────
0.25 100
20
5.7 0.5
100 20
0.4
1.0 100
20 0
.0 2.0
100 20
0.0 ────────
─────────────────────────
─── [比較例] 0 10
0 10
21.0 0
100
15 14.0
0 100
20
9.7 ─────────────────
───────────────────ちなみに、常
温下で生澱粉に水を添加しただけでは、澱粉は膨潤せず
、保水効果も発現しないが、本発明におけるビールラベ
ルスラッジは高濃度のアルカリを含んでいるので、この
場合には該アルカリが澱粉の結晶構造に取り込まれ、同
時に水も結晶水として同伴されるので、保水性の改善に
も寄与することになる。
スラッジへの澱粉添加実験 生澱粉添加量
スラッジ重量 処理前の
染みだし液量 対スラッジ重量%
(Kg) スラッジ
(Kg)
固形分濃度%
────────────────
────────────────────
0.5 100
10 16.
1 1.0
100 10
5.3 2.0
100
10 0.4
5.0 100
10
0.1 10.0
100 10
0.0 ──────────
─────────────────────────
─ 0.25 100
15
12.9 0.5
100 15
11.1
1.0 100
15 2
.1 2.0
100 15
0.1 5.
0 100
15 0.0
10.0 10
0 15
0.0 ────────────
────────────────────────
0.25 100
20
5.7 0.5
100 20
0.4
1.0 100
20 0
.0 2.0
100 20
0.0 ────────
─────────────────────────
─── [比較例] 0 10
0 10
21.0 0
100
15 14.0
0 100
20
9.7 ─────────────────
───────────────────ちなみに、常
温下で生澱粉に水を添加しただけでは、澱粉は膨潤せず
、保水効果も発現しないが、本発明におけるビールラベ
ルスラッジは高濃度のアルカリを含んでいるので、この
場合には該アルカリが澱粉の結晶構造に取り込まれ、同
時に水も結晶水として同伴されるので、保水性の改善に
も寄与することになる。
【0014】
【発明の効果】上記のとおり、アルカリ性スラッジへの
古紙または澱粉の添加は、輸送時の液漏れ防止として効
果があるのみならず、本発明による処理物を古紙原料と
して使用した場合には、次のような利点を発揮する。す
なわち、同スラッジに含まれるアルカリは、脱墨工程に
おいてインクの鹸化、紙中の樹脂の鹸化、繊維の膨潤あ
るいは過酸化水素漂白の促進剤として機能するだけでな
く、古紙を添加混合したときには、その古紙そのものが
原料として使用できるし、一方、澱粉を添加混合した際
にも、それによって紙の強度を向上させる効果が生ずる
等、少しも障害にならない。なお、生澱粉の添加量が低
いときには、アルカリ液の染みだしが若干生ずるが、従
来の無処理に比較して相当量減らすことができるので、
それだけ取り扱いが容易となる。
古紙または澱粉の添加は、輸送時の液漏れ防止として効
果があるのみならず、本発明による処理物を古紙原料と
して使用した場合には、次のような利点を発揮する。す
なわち、同スラッジに含まれるアルカリは、脱墨工程に
おいてインクの鹸化、紙中の樹脂の鹸化、繊維の膨潤あ
るいは過酸化水素漂白の促進剤として機能するだけでな
く、古紙を添加混合したときには、その古紙そのものが
原料として使用できるし、一方、澱粉を添加混合した際
にも、それによって紙の強度を向上させる効果が生ずる
等、少しも障害にならない。なお、生澱粉の添加量が低
いときには、アルカリ液の染みだしが若干生ずるが、従
来の無処理に比較して相当量減らすことができるので、
それだけ取り扱いが容易となる。
Claims (3)
- 【請求項1】脱水後のアルカリ含有スラッジに、古紙ま
たは生澱粉を混合したことを特徴とするスラッジ処理法
。 - 【請求項2】脱水後のアルカリ含有スラッジに、古紙を
該スラッジに対し、重量で約5%以上混合したことを特
徴とするスラッジ処理法。 - 【請求項3】脱水後のアルカリ含有スラッジに、生澱粉
を前記スラッジに対し、重量で約0.5%以上混合した
ことを特徴とするスラッジ処理法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15096791A JP2943402B2 (ja) | 1991-05-28 | 1991-05-28 | アルカリ含有スラッジの処理法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15096791A JP2943402B2 (ja) | 1991-05-28 | 1991-05-28 | アルカリ含有スラッジの処理法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04352892A true JPH04352892A (ja) | 1992-12-07 |
| JP2943402B2 JP2943402B2 (ja) | 1999-08-30 |
Family
ID=15508354
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15096791A Expired - Fee Related JP2943402B2 (ja) | 1991-05-28 | 1991-05-28 | アルカリ含有スラッジの処理法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2943402B2 (ja) |
-
1991
- 1991-05-28 JP JP15096791A patent/JP2943402B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2943402B2 (ja) | 1999-08-30 |
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