JPH0435612B2 - - Google Patents
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- JPH0435612B2 JPH0435612B2 JP60078751A JP7875185A JPH0435612B2 JP H0435612 B2 JPH0435612 B2 JP H0435612B2 JP 60078751 A JP60078751 A JP 60078751A JP 7875185 A JP7875185 A JP 7875185A JP H0435612 B2 JPH0435612 B2 JP H0435612B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cam
- control sleeve
- fuel
- passage
- pump
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はデイーゼルエンジン等に使用される対
向プランジヤ式の燃料噴射ポンプ装置に関する。
向プランジヤ式の燃料噴射ポンプ装置に関する。
(従来の技術)
一般に対向プランジヤ式の燃料噴射ポンプは、
1対又は複数対のプランジヤをロータ軸に直径方
向に対向させて組込むとともに、ロータ軸の周囲
に環状のカムを配置し、ロータ軸の回転にともな
つてプランジヤがカムの内周により駆動されるよ
うになつている。
1対又は複数対のプランジヤをロータ軸に直径方
向に対向させて組込むとともに、ロータ軸の周囲
に環状のカムを配置し、ロータ軸の回転にともな
つてプランジヤがカムの内周により駆動されるよ
うになつている。
(発明が解決しようとする問題点)
ところが従来構造では、燃料噴射ポンプの噴射
特性(噴射時期や噴射率)を調整するための機構
が複雑かつ大形であるという問題があり、又その
ために、噴射特性をエンジンの種々の運転状況に
対応させて最適値に設定することが、難しいとい
う問題点がある。
特性(噴射時期や噴射率)を調整するための機構
が複雑かつ大形であるという問題があり、又その
ために、噴射特性をエンジンの種々の運転状況に
対応させて最適値に設定することが、難しいとい
う問題点がある。
(問題点を解決するための手段)
上記問題を解決するために、本発明は、複数の
対向プランジヤを組込んだロータ軸の周囲にプラ
ンジヤ駆動用の環状のカムを配置して燃料圧送ポ
ンプを構成し、該ポンプの燃料通路に該通路の開
閉タイミングを調整するコントロール装置を併設
し、該コントロール装置に、ロータ軸の外周に嵌
合する環状のコントロールスリーブを設け、コン
トロールスリーブの内周面に円周方向に間隔を隔
てて複数本の溝を設け、上記溝のうち1つの溝は
軸方向と平行に形成され、残りの溝は軸方向の対
して傾斜して互いに平行に延び、ロータ軸には該
軸内の燃料通路から放射状に延びる複数本の燃料
通路を設け、ロータ軸の回転にともなつて燃料通
路を溝に順次間欠的に連通させるように構成し、
これにより上記コントロールスリーブの軸方向の
移動により噴射量を変化させ、コントロールスリ
ーブの円周方向の移動によりカムの使用域を変化
させて噴射率が変化するようにし、上記コントロ
ールスリーブに、エンジンの運転状態に応じてコ
ントロールスリーブを回動させるスリーブ角度位
置調整機構を連結すると共に、コントロールスリ
ーブを軸方向に移動させる軸方向移動機構を連結
し、上記環状カムにエンジンの運転状況に応じて
カムを回動させるカム角度位置調整機構を連結
し、上記軸方向移動機構、スリーブ角度位置調整
機構及び上記カム角度位置調整機構に電磁式アク
チユエータを設け、エンジンの運転状態に応じて
それらのアクチユエータの作動を制御する制御装
置を設けたことを特徴としている。
対向プランジヤを組込んだロータ軸の周囲にプラ
ンジヤ駆動用の環状のカムを配置して燃料圧送ポ
ンプを構成し、該ポンプの燃料通路に該通路の開
閉タイミングを調整するコントロール装置を併設
し、該コントロール装置に、ロータ軸の外周に嵌
合する環状のコントロールスリーブを設け、コン
トロールスリーブの内周面に円周方向に間隔を隔
てて複数本の溝を設け、上記溝のうち1つの溝は
軸方向と平行に形成され、残りの溝は軸方向の対
して傾斜して互いに平行に延び、ロータ軸には該
軸内の燃料通路から放射状に延びる複数本の燃料
通路を設け、ロータ軸の回転にともなつて燃料通
路を溝に順次間欠的に連通させるように構成し、
これにより上記コントロールスリーブの軸方向の
移動により噴射量を変化させ、コントロールスリ
ーブの円周方向の移動によりカムの使用域を変化
させて噴射率が変化するようにし、上記コントロ
ールスリーブに、エンジンの運転状態に応じてコ
ントロールスリーブを回動させるスリーブ角度位
置調整機構を連結すると共に、コントロールスリ
ーブを軸方向に移動させる軸方向移動機構を連結
し、上記環状カムにエンジンの運転状況に応じて
カムを回動させるカム角度位置調整機構を連結
し、上記軸方向移動機構、スリーブ角度位置調整
機構及び上記カム角度位置調整機構に電磁式アク
チユエータを設け、エンジンの運転状態に応じて
それらのアクチユエータの作動を制御する制御装
置を設けたことを特徴としている。
(作用)
上記構成によると、アクチユエータによりエン
ジンの運転状況に応じてコントロールスリーブ及
び環状カムの角度位置が変えられる。それによ
り、燃料通路が閉鎖されるタイミングが変化する
とともに、その通路閉鎖期間中にプランジヤを駆
動するカム面の区間(カム面の使用域)が変化
し、その結果、燃料噴射率(ロータ軸の単位回転
角度当りの燃料噴射量)が変化し、最適値に設定
される。又、カム面の使用域の変化にともなつて
噴射タイミングが変化するが、カム角度位置調整
機構によりカムを回動させることにより、噴射タ
イミングは最適値に設定される。
ジンの運転状況に応じてコントロールスリーブ及
び環状カムの角度位置が変えられる。それによ
り、燃料通路が閉鎖されるタイミングが変化する
とともに、その通路閉鎖期間中にプランジヤを駆
動するカム面の区間(カム面の使用域)が変化
し、その結果、燃料噴射率(ロータ軸の単位回転
角度当りの燃料噴射量)が変化し、最適値に設定
される。又、カム面の使用域の変化にともなつて
噴射タイミングが変化するが、カム角度位置調整
機構によりカムを回動させることにより、噴射タ
イミングは最適値に設定される。
(実施例)
第1図において、燃料噴射ポンプのケーシング
組立体1の内部には、1対のポンプ軸2及びロー
タ軸3が概ね同芯に配置され、オルダム継手5に
より互いに連結されている。ポンプ軸2は図示さ
れていない機構を介してエンジンの出力軸に連結
している。オルダム継手5の近傍において、ポン
プ軸2には給送ポンプ6のロータ7が取付けてあ
る。燃料給送ポンプ6の入口6aはケーシング組
立体1の内部通路9や継手10及び外部通路(図
示せず)を介して燃料タンクに接続している。給
送ポンプ6の出口6bはケーシング組立体1の内
部の通路11を介して室12に接続している。
組立体1の内部には、1対のポンプ軸2及びロー
タ軸3が概ね同芯に配置され、オルダム継手5に
より互いに連結されている。ポンプ軸2は図示さ
れていない機構を介してエンジンの出力軸に連結
している。オルダム継手5の近傍において、ポン
プ軸2には給送ポンプ6のロータ7が取付けてあ
る。燃料給送ポンプ6の入口6aはケーシング組
立体1の内部通路9や継手10及び外部通路(図
示せず)を介して燃料タンクに接続している。給
送ポンプ6の出口6bはケーシング組立体1の内
部の通路11を介して室12に接続している。
室12にはロータ軸3のオルダム継手5と反対
側の端部13が入込んでおり、端部13とその外
周に嵌合する環状のコントロールスリーブ15に
よりコントロール装置16が形成されている。コ
ントロール装置16は、後述する如く、燃料噴射
特性を調整するように構成されており、室12は
コントロール装置16を介してロータ軸3内部の
通路17に接続するようになつている。通路17
はロータ軸3の中心部をその長手方向に延びてお
り、オルダム継手5の近傍において圧送ポンプ2
0のポンプ室21に接続している。
側の端部13が入込んでおり、端部13とその外
周に嵌合する環状のコントロールスリーブ15に
よりコントロール装置16が形成されている。コ
ントロール装置16は、後述する如く、燃料噴射
特性を調整するように構成されており、室12は
コントロール装置16を介してロータ軸3内部の
通路17に接続するようになつている。通路17
はロータ軸3の中心部をその長手方向に延びてお
り、オルダム継手5の近傍において圧送ポンプ2
0のポンプ室21に接続している。
ロータ軸3の長手方向中間部には、通路17か
らロータ軸3の外周面まで延びる1個の出口通路
22が半径方向に設けてあり、ケーシング組立体
1にはそれぞれ一端が通路22に接続する複数の
(エンジンの気筒数と同数の)通路23が設けて
ある。通路23の他端はケーシング組立体1に固
定したデリバリバルブ25の入口に接続してい
る。図示されていないが、デリバリバルブ25の
出口は高圧燃料管を介して各気筒の燃料噴射弁に
接続しており、圧送ポンプ20で加圧された燃料
が通路17,22,23、デリバリバルブ25等
を経て燃料噴射弁に送られて燃料室内へ噴射され
るようになつている。
らロータ軸3の外周面まで延びる1個の出口通路
22が半径方向に設けてあり、ケーシング組立体
1にはそれぞれ一端が通路22に接続する複数の
(エンジンの気筒数と同数の)通路23が設けて
ある。通路23の他端はケーシング組立体1に固
定したデリバリバルブ25の入口に接続してい
る。図示されていないが、デリバリバルブ25の
出口は高圧燃料管を介して各気筒の燃料噴射弁に
接続しており、圧送ポンプ20で加圧された燃料
が通路17,22,23、デリバリバルブ25等
を経て燃料噴射弁に送られて燃料室内へ噴射され
るようになつている。
前記通路11の下流部には電磁弁からなる燃料
遮断弁26が設けてある。燃料遮断弁26は通路
11を閉鎖してエンジンを停止させるためのもの
で、ケーシング組立体1に固定されている。又通
路11の上流部には調圧弁27が設けてある。調
圧弁27もケーシング組立体1に組込まれてお
り、その逃し通路28はポンプ入口6a側の通路
9に接続している。
遮断弁26が設けてある。燃料遮断弁26は通路
11を閉鎖してエンジンを停止させるためのもの
で、ケーシング組立体1に固定されている。又通
路11の上流部には調圧弁27が設けてある。調
圧弁27もケーシング組立体1に組込まれてお
り、その逃し通路28はポンプ入口6a側の通路
9に接続している。
この構成によると、遮断弁26により通路11
を閉鎖した場合、ポンプ6の吐出圧力を受けて調
圧弁27が開放し、ポンプ6の入口6aと出口6
bは通路28を介して接続される。従つて燃料遮
断時に通路11に異常な高圧(ポンプ吐出圧)が
加わることを防止し、ポンプ6やシール等の破損
を防ぐことができる。
を閉鎖した場合、ポンプ6の吐出圧力を受けて調
圧弁27が開放し、ポンプ6の入口6aと出口6
bは通路28を介して接続される。従つて燃料遮
断時に通路11に異常な高圧(ポンプ吐出圧)が
加わることを防止し、ポンプ6やシール等の破損
を防ぐことができる。
第1図の−断面部分図である第2図の如
く、前記圧送ポンプ20は1対(又は2対)の円
柱状プランジヤ30を環状のカム31で駆動する
ようになつている。両プランジヤ30はロータ軸
3の大径部(ロータ)に設けた直径方向の孔に摺
動自在に嵌合している。前記ポンプ室21は両プ
ランジヤ30の間に形成されている。各プランジ
ヤ30のポンプ室21と反対側の端部はシユー3
2及びローラ33を介してカム31の内周のカム
面35に当接している。シユー32はロータ軸3
の外周部の切欠きに摺動自在に嵌合しており、ロ
ーラ33を回動自在に保持している。又カム31
はケーシング組立体1(ハウジング)に回動自在
に取付けてあり、カム角度位置調整機構40によ
りその回転角度位置が調整されるようになつてい
る。
く、前記圧送ポンプ20は1対(又は2対)の円
柱状プランジヤ30を環状のカム31で駆動する
ようになつている。両プランジヤ30はロータ軸
3の大径部(ロータ)に設けた直径方向の孔に摺
動自在に嵌合している。前記ポンプ室21は両プ
ランジヤ30の間に形成されている。各プランジ
ヤ30のポンプ室21と反対側の端部はシユー3
2及びローラ33を介してカム31の内周のカム
面35に当接している。シユー32はロータ軸3
の外周部の切欠きに摺動自在に嵌合しており、ロ
ーラ33を回動自在に保持している。又カム31
はケーシング組立体1(ハウジング)に回動自在
に取付けてあり、カム角度位置調整機構40によ
りその回転角度位置が調整されるようになつてい
る。
カム角度位置調整機構40はケーシング組立体
1に固定されるシリンダ41と、シリンダ41に
摺動自在に嵌合するピストン42等により構成さ
れている。又シリンダ41にはステツプモータか
ら成るアクチユエータ49が併設されている。ア
クチユエータ49の作動ロツド50は圧縮コイル
スプリング51を介してピストン42の中心部の
固定ピン52に連結されている。スプリング51
の近傍において、ピストン42の端部とアクチユ
エータ49のボデイの間には油圧室53が形成さ
れている。油圧室53は通路54を介して室12
に接続している。更にピストン42の長手方向中
間部にはピン47が取付けてある。ピン47はピ
ストン42の直径方向の孔に嵌合しており、一端
部がカム31の孔48に嵌合している。
1に固定されるシリンダ41と、シリンダ41に
摺動自在に嵌合するピストン42等により構成さ
れている。又シリンダ41にはステツプモータか
ら成るアクチユエータ49が併設されている。ア
クチユエータ49の作動ロツド50は圧縮コイル
スプリング51を介してピストン42の中心部の
固定ピン52に連結されている。スプリング51
の近傍において、ピストン42の端部とアクチユ
エータ49のボデイの間には油圧室53が形成さ
れている。油圧室53は通路54を介して室12
に接続している。更にピストン42の長手方向中
間部にはピン47が取付けてある。ピン47はピ
ストン42の直径方向の孔に嵌合しており、一端
部がカム31の孔48に嵌合している。
上記構成によると、ロータ軸3の回転にともな
つてカム面35がプランジヤ30を押込むことに
より、ポンプ室21において燃料が加圧され、前
述の如く燃料噴射弁へ送られる。又ローラ33が
カム面35の頂部を通過してプランジヤ30が外
方へ移動できる状態になると、第1図の給送ポン
プ6から通路11,17等を経てポンプ室21へ
燃料が供給される。
つてカム面35がプランジヤ30を押込むことに
より、ポンプ室21において燃料が加圧され、前
述の如く燃料噴射弁へ送られる。又ローラ33が
カム面35の頂部を通過してプランジヤ30が外
方へ移動できる状態になると、第1図の給送ポン
プ6から通路11,17等を経てポンプ室21へ
燃料が供給される。
そして、上記加圧動作において、カム31の角
度位置が変わると、実際に燃料噴射動作時(加圧
動作時)にローラ33を押すカム面35の区間
(使用域)が変化する。そのために噴射動作時の
ローラ33のリフトや移動速度が変化し、燃料噴
射率が変化する。従つてカム角度位置調整機構4
0によりカム31の角度位置を変えることによ
り、燃料噴射率が調整される。
度位置が変わると、実際に燃料噴射動作時(加圧
動作時)にローラ33を押すカム面35の区間
(使用域)が変化する。そのために噴射動作時の
ローラ33のリフトや移動速度が変化し、燃料噴
射率が変化する。従つてカム角度位置調整機構4
0によりカム31の角度位置を変えることによ
り、燃料噴射率が調整される。
又アクチユエータ49は後述する如くエンジン
回転数や負荷に対応してロツド50を移動させる
ようになつており、エンジン回転数や負荷が変化
すると、ロツド50がピストン42を移動させ、
ピストン42がピン47を介してカム31を回動
させる。従つてカム31の角度位置すなわち噴射
率はエンジン回転数等に対応して設定される。一
方、第1図の給送ポンプ6はエンジン出力軸によ
り駆動されており、給送ポンプ6から通路11及
び第2図の通路54を経て油圧室53へ導入され
る油圧もエンジン回転数に対応している。そのた
めにエンジン回転数が変化すると、油圧室53か
らピストン42に加わる力も変化する。このよう
にエンジン回転数に対応する力が油圧室53から
もピストン42に加わるので、上記アクチユエー
タ49から小さい力を加えるだけで、ピストン4
2は確実かつ速やかに移動し、又アクチユエータ
49に要求される力は小さい。
回転数や負荷に対応してロツド50を移動させる
ようになつており、エンジン回転数や負荷が変化
すると、ロツド50がピストン42を移動させ、
ピストン42がピン47を介してカム31を回動
させる。従つてカム31の角度位置すなわち噴射
率はエンジン回転数等に対応して設定される。一
方、第1図の給送ポンプ6はエンジン出力軸によ
り駆動されており、給送ポンプ6から通路11及
び第2図の通路54を経て油圧室53へ導入され
る油圧もエンジン回転数に対応している。そのた
めにエンジン回転数が変化すると、油圧室53か
らピストン42に加わる力も変化する。このよう
にエンジン回転数に対応する力が油圧室53から
もピストン42に加わるので、上記アクチユエー
タ49から小さい力を加えるだけで、ピストン4
2は確実かつ速やかに移動し、又アクチユエータ
49に要求される力は小さい。
第1図の如く、ケーシング組立体1にはガバナ
55が組付けてある。ガバナ55はリニアーソレ
ノイドから成るアクチユエータ61を備えてい
る。アクチユエータ61は後述する如くエンジン
の回転数や負荷の変化に対応して作動するように
なつており、コントロールスリーブ15を軸方向
に移動させるための軸方向移動機構に連動連結し
ている。軸方向移動機構は、ピン59及び偏心ピ
ン60等から構成されると共に、ロツド62を介
して上記アクチユエータ61に連結している。す
なわち、アクチユエータ61がロツド62をその
長手方向に移動させることにより、ピン59が回
動してピン59の先端の偏心ピン60がロータ軸
3の軸方向に移動するようになつている。
55が組付けてある。ガバナ55はリニアーソレ
ノイドから成るアクチユエータ61を備えてい
る。アクチユエータ61は後述する如くエンジン
の回転数や負荷の変化に対応して作動するように
なつており、コントロールスリーブ15を軸方向
に移動させるための軸方向移動機構に連動連結し
ている。軸方向移動機構は、ピン59及び偏心ピ
ン60等から構成されると共に、ロツド62を介
して上記アクチユエータ61に連結している。す
なわち、アクチユエータ61がロツド62をその
長手方向に移動させることにより、ピン59が回
動してピン59の先端の偏心ピン60がロータ軸
3の軸方向に移動するようになつている。
第1図ならびに第1図の−断面略図である
第3図の如く、前記コントロールスリーブ15
は、外周部の一部を円周方向に延びる切欠き65
と、外周部を軸方向に延びる切欠き66とを備え
ている。上記ピン60は円周方向の切欠き65に
嵌合しており、ピン59の回動にともなつてコン
トロールスリーブ15を軸方向に移動させるよう
になつている。又軸方向の切欠き66にはスリー
ブ角度位置調整機構70のピン71が嵌合してお
り、ピン71によりコントロールスリーブ15を
回動させるようになつている。
第3図の如く、前記コントロールスリーブ15
は、外周部の一部を円周方向に延びる切欠き65
と、外周部を軸方向に延びる切欠き66とを備え
ている。上記ピン60は円周方向の切欠き65に
嵌合しており、ピン59の回動にともなつてコン
トロールスリーブ15を軸方向に移動させるよう
になつている。又軸方向の切欠き66にはスリー
ブ角度位置調整機構70のピン71が嵌合してお
り、ピン71によりコントロールスリーブ15を
回動させるようになつている。
スリーブ角度位置調整機構70はケーシング組
立体1に設けたシリンダ72にコントロールスリ
ーブ15の接線方向に延びるピストン73を組込
んで構成されており、上記ピン71はピストン7
3の長手方向中間部の直径方向の孔に嵌込まれて
いる。ピストン73の一方の端部にはステツプモ
ータから成るアクチユエータ80の作動ロツド8
1が当接している。ピストン73の他方の端部と
シリンダ72の内周に固定したスナツプリング8
3の間には圧縮コイルスプリング84が設けてあ
る。又ピストン73の両端は油圧室85,86に
面しており、これらの油圧室85,86はそれぞ
れ通路87を介して室12に連通している。
立体1に設けたシリンダ72にコントロールスリ
ーブ15の接線方向に延びるピストン73を組込
んで構成されており、上記ピン71はピストン7
3の長手方向中間部の直径方向の孔に嵌込まれて
いる。ピストン73の一方の端部にはステツプモ
ータから成るアクチユエータ80の作動ロツド8
1が当接している。ピストン73の他方の端部と
シリンダ72の内周に固定したスナツプリング8
3の間には圧縮コイルスプリング84が設けてあ
る。又ピストン73の両端は油圧室85,86に
面しており、これらの油圧室85,86はそれぞ
れ通路87を介して室12に連通している。
第3図の拡大部分略図である第4図及びコント
ロールスリーブ15の内面の展開図である第5図
の如く、コントロールスリーブ15の内面には円
周方向に間隔を隔てて例えば3本の溝P,Q,R
が設けてある。溝Pはコントロールスリーブ15
の軸方向に延びているが、溝Q,Rはコントロー
ルスリーブ15の軸方向に対して傾斜して互いに
平行に延びている。従つて溝Qは一方の端部qa
が溝Pから最も円周方向に離れ、他方の端部端部
qbが溝Pに対して最も接近している。又ロータ
軸3には通路17からロータ軸3の外周まで放射
状に延びる例えば4本の通路S1〜S4が設けて
ある。
ロールスリーブ15の内面の展開図である第5図
の如く、コントロールスリーブ15の内面には円
周方向に間隔を隔てて例えば3本の溝P,Q,R
が設けてある。溝Pはコントロールスリーブ15
の軸方向に延びているが、溝Q,Rはコントロー
ルスリーブ15の軸方向に対して傾斜して互いに
平行に延びている。従つて溝Qは一方の端部qa
が溝Pから最も円周方向に離れ、他方の端部端部
qbが溝Pに対して最も接近している。又ロータ
軸3には通路17からロータ軸3の外周まで放射
状に延びる例えば4本の通路S1〜S4が設けて
ある。
上記構成によると、ロータ軸3の回転にともな
つて通路S1〜S4は溝P,Q,Rに間欠的に接
続し、それにより噴射特性が以下のように調整さ
れる。
つて通路S1〜S4は溝P,Q,Rに間欠的に接
続し、それにより噴射特性が以下のように調整さ
れる。
図示の実施例では、第4図の通路S1が溝Pを
通過して全ての通路S1〜S4がいずれの溝P,
Q,Rにも連通しない状態になると、すなわち通
路17が室12に対して閉鎖されると、燃料の噴
射が開始される。この動作の後、例えば通路S1
に対して回転方向前方に位置する通路S2が溝Q
に連通すると、すなわち通路17が室12に開放
されると、燃料の噴射が終了する。なお、溝R
は、噴射終了時における燃料スピルを良好にカツ
トするための溝であり、燃料噴射の終了時に、通
路17と連通するS3が、通路S2から位相角
90°ずれた位置において溝Rにも連通するので、
燃料スピルのシヤープカツト(燃料の噴射切れ)
が良好に行なわれる。
通過して全ての通路S1〜S4がいずれの溝P,
Q,Rにも連通しない状態になると、すなわち通
路17が室12に対して閉鎖されると、燃料の噴
射が開始される。この動作の後、例えば通路S1
に対して回転方向前方に位置する通路S2が溝Q
に連通すると、すなわち通路17が室12に開放
されると、燃料の噴射が終了する。なお、溝R
は、噴射終了時における燃料スピルを良好にカツ
トするための溝であり、燃料噴射の終了時に、通
路17と連通するS3が、通路S2から位相角
90°ずれた位置において溝Rにも連通するので、
燃料スピルのシヤープカツト(燃料の噴射切れ)
が良好に行なわれる。
このように噴射開始から噴射終了までの時間は
通路S1が溝Pを通過してから通路S2が溝Qに
接続するまでの時間に対応するが、その噴射時間
はコントロールスリーブ15の軸方向の位置によ
つて次のように変化する。すなわちコントロール
スリーブ15が第5図で矢印M方向に移動し、通
路S1〜S4がコントロールスリーブ15に対し
て第5図で1点鎖線で示す位置へ相対的に移動し
た場合、通路S2は溝Qの端部qaを通過するこ
とになり、通路S1が溝Pを通過してから通路S
2が溝Qに接続するまでの時間は長くなる。又コ
ントロールスリーブ15が矢印N方向に移動し、
通路S1〜S4がコントロールスリーブ15に対
して第5図で破線で示す位置へ相対的に移動した
場合、通路S2は溝Qの端部qbを通過すること
になり、通路S1が溝Pを通過してから通路S2
が溝Qに接続するまでの時間は短くなる。
通路S1が溝Pを通過してから通路S2が溝Qに
接続するまでの時間に対応するが、その噴射時間
はコントロールスリーブ15の軸方向の位置によ
つて次のように変化する。すなわちコントロール
スリーブ15が第5図で矢印M方向に移動し、通
路S1〜S4がコントロールスリーブ15に対し
て第5図で1点鎖線で示す位置へ相対的に移動し
た場合、通路S2は溝Qの端部qaを通過するこ
とになり、通路S1が溝Pを通過してから通路S
2が溝Qに接続するまでの時間は長くなる。又コ
ントロールスリーブ15が矢印N方向に移動し、
通路S1〜S4がコントロールスリーブ15に対
して第5図で破線で示す位置へ相対的に移動した
場合、通路S2は溝Qの端部qbを通過すること
になり、通路S1が溝Pを通過してから通路S2
が溝Qに接続するまでの時間は短くなる。
従つて第1図のガバナ55によりコントロール
スリーブ15の軸方向の位置を調整することによ
り、燃料噴射時間、すなわち燃料噴射量を調整す
ることができる。
スリーブ15の軸方向の位置を調整することによ
り、燃料噴射時間、すなわち燃料噴射量を調整す
ることができる。
又第4図のコントロールスリーブ15を回動さ
せて角度位置を変更することにより、通路S1〜
S4が溝P,Q,Rと連通するタイミングが変化
する。従つて第3図のスリーブ角度位置調整機構
70によりコントロールスリーブ15の回転角度
位置を変えることにより、燃料噴射のタイミング
が変更され、又タイミングの変更にともなつて、
噴射動作時にプランジヤ30を押すカム面35の
区間(使用域)が変化し、噴射率が変化する。
せて角度位置を変更することにより、通路S1〜
S4が溝P,Q,Rと連通するタイミングが変化
する。従つて第3図のスリーブ角度位置調整機構
70によりコントロールスリーブ15の回転角度
位置を変えることにより、燃料噴射のタイミング
が変更され、又タイミングの変更にともなつて、
噴射動作時にプランジヤ30を押すカム面35の
区間(使用域)が変化し、噴射率が変化する。
そして前記アクチユエータ80はエンジンの回
転数や負荷に対応させてロツド81を移動させる
ようになつており、そのためにエンジン回転数や
負荷が変化すると、ロツド81に押されてピスト
ン73が移動してコントロールスリーブ15を回
動させる。従つてコントロールスリーブ15の角
度位置すなわち噴射タイミングや噴射率はエンジ
ン回転数や負荷に対応して最適値に設定される。
転数や負荷に対応させてロツド81を移動させる
ようになつており、そのためにエンジン回転数や
負荷が変化すると、ロツド81に押されてピスト
ン73が移動してコントロールスリーブ15を回
動させる。従つてコントロールスリーブ15の角
度位置すなわち噴射タイミングや噴射率はエンジ
ン回転数や負荷に対応して最適値に設定される。
上述の各アクチユエータ49,61,80は図
示されていない制御装置(マイクロコンピユー
タ:図示せず)により作動を制御されるようにな
つている。該制御装置には第1図の負荷センサー
88や第3図の回転センサー89が接続してお
り、それらの検地器からの信号に基づいて制御装
置がアクチユエータ49,61,80の作動を制
御するようになつている。上記負荷センサー88
はガバナ55に併設されている。又上記回転セン
サー89は第1図のポンプ軸2の端部に設けた大
径ギヤ90の歯を第3図のピツクアツプ部91に
より検出するようになつている。なお図示の装置
の外観は第6図に示す通りである。
示されていない制御装置(マイクロコンピユー
タ:図示せず)により作動を制御されるようにな
つている。該制御装置には第1図の負荷センサー
88や第3図の回転センサー89が接続してお
り、それらの検地器からの信号に基づいて制御装
置がアクチユエータ49,61,80の作動を制
御するようになつている。上記負荷センサー88
はガバナ55に併設されている。又上記回転セン
サー89は第1図のポンプ軸2の端部に設けた大
径ギヤ90の歯を第3図のピツクアツプ部91に
より検出するようになつている。なお図示の装置
の外観は第6図に示す通りである。
(発明の効果)
以上説明したように本発明によると、コントロ
ールスリーブ15ならびに圧送ポンプ20のカム
31の角度位置を変えて噴射率や噴射タイミング
を調整するようにしたので、燃料噴射特性を向上
させるとともに、構造の簡単化及び軽量化を図る
ことができる。又移動部(コントロールスリーブ
15やカム31)を電磁式アクチユエータ49,
80により移動させるようにしたので、移動部の
移動、すなわち燃料噴射状態をエンジン運転状態
に正確かつ速やかに追従させることができ、高速
型エンジンのように運転状態が大きく変化するエ
ンジンにおいても、常に最適の噴射状態に保つて
エンジン性能を向上させることができる。換言す
れば制御用の移動部が軽量かつ簡単であることに
より、アクチユエータ49,80によりそれらを
移動させることができ、上述の如く燃料噴射状態
の追従性を高めることができる。
ールスリーブ15ならびに圧送ポンプ20のカム
31の角度位置を変えて噴射率や噴射タイミング
を調整するようにしたので、燃料噴射特性を向上
させるとともに、構造の簡単化及び軽量化を図る
ことができる。又移動部(コントロールスリーブ
15やカム31)を電磁式アクチユエータ49,
80により移動させるようにしたので、移動部の
移動、すなわち燃料噴射状態をエンジン運転状態
に正確かつ速やかに追従させることができ、高速
型エンジンのように運転状態が大きく変化するエ
ンジンにおいても、常に最適の噴射状態に保つて
エンジン性能を向上させることができる。換言す
れば制御用の移動部が軽量かつ簡単であることに
より、アクチユエータ49,80によりそれらを
移動させることができ、上述の如く燃料噴射状態
の追従性を高めることができる。
第1図は本発明実施例の断面図、第2図は第1
図の−断面部分図、第3図は第1図の−
断面図、第4図は第3図の拡大部分略図、第5図
は第4図の展開略図、第6図は実施例の装置の側
面略図である。 3……ロータ軸、15……コントロールスリー
ブ、16……コントロール装置、20……燃料圧
送ポンプ、30……プランジヤ、31……カム、
40……カム角度位置調整機構、49,80……
アクチユエータ、70……スリーブ角度位置調整
機構。
図の−断面部分図、第3図は第1図の−
断面図、第4図は第3図の拡大部分略図、第5図
は第4図の展開略図、第6図は実施例の装置の側
面略図である。 3……ロータ軸、15……コントロールスリー
ブ、16……コントロール装置、20……燃料圧
送ポンプ、30……プランジヤ、31……カム、
40……カム角度位置調整機構、49,80……
アクチユエータ、70……スリーブ角度位置調整
機構。
Claims (1)
- 1 複数の対向プランジヤ30を組込んだロータ
軸3の周囲にプランジヤ駆動用の環状のカム31
を配置して燃料圧送ポンプ20を構成し、該ポン
プ20の燃料通路17に該通路17の開閉タイミ
ングを調整するコントロール装置16を併設し、
該コントロール装置16に、ロータ軸3の外周に
嵌合する環状のコントロールスリーブ15を設
け、コントロールスリーブ15の内周面に円周方
向に間隔を隔てて複数本の溝P,Q,Rを設け、
上記溝P,Q,Rのうち1つの溝Pは軸方向と平
行に形成され、残りの溝Q,Rは軸方向の対して
傾斜して互いに平行に延び、ロータ軸3には該軸
3内の燃料通路17から放射状に延びる複数本の
燃料通路S1,S2,S3,S4を設け、ロータ
軸3の回転にともなつて燃料通路S1,S2,S
3,S4を溝P,Q,Rに順次間欠的に連通させ
るように構成し、これにより上記コントロールス
リーブ15の軸方向の移動により噴射量を変化さ
せ、コントロールスリーブ15の円周方向の移動
によりカム31の使用域を変化させて噴射率が変
化するようにし、上記コントロールスリーブ15
に、エンジンの運転状態に応じてコントロールス
リーブ15を回動させるスリーブ角度位置調整機
構70を連結すると共に、コントロールスリーブ
15を軸方向に移動させる軸方向移動機構を連結
し、上記環状カム31にエンジンの運転状況に応
じてカム31を回動させるカム角度位置調整機構
40を連結し、上記軸方向移動機構、スリーブ角
度位置調整機構70及び上記カム角度位置調整機
構40に電磁式アクチユエータ61,80,49
を設け、エンジンの運転状態に応じてそれらのア
クチユエータ61,80,49の作動を制御する
制御装置を設けたことを特徴とする燃料噴射ポン
プ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60078751A JPS61237840A (ja) | 1985-04-12 | 1985-04-12 | 燃料噴射ポンプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60078751A JPS61237840A (ja) | 1985-04-12 | 1985-04-12 | 燃料噴射ポンプ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61237840A JPS61237840A (ja) | 1986-10-23 |
| JPH0435612B2 true JPH0435612B2 (ja) | 1992-06-11 |
Family
ID=13670594
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60078751A Granted JPS61237840A (ja) | 1985-04-12 | 1985-04-12 | 燃料噴射ポンプ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61237840A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1073058A (ja) * | 1996-08-29 | 1998-03-17 | Zexel Corp | 内面カム式分配型燃料噴射装置 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58113869U (ja) * | 1982-01-27 | 1983-08-03 | トヨタ自動車株式会社 | 分配型燃料噴射ポンプ |
| JPS59110835A (ja) * | 1982-12-16 | 1984-06-26 | Nippon Denso Co Ltd | 分配型燃料噴射ポンプの燃料噴射量制御装置 |
| JPS59172262U (ja) * | 1983-05-04 | 1984-11-17 | 日産自動車株式会社 | 分配型燃料噴射ポンプ |
-
1985
- 1985-04-12 JP JP60078751A patent/JPS61237840A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61237840A (ja) | 1986-10-23 |
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