JPH04357309A - 流体圧装置のシリンダ - Google Patents

流体圧装置のシリンダ

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JPH04357309A
JPH04357309A JP16398391A JP16398391A JPH04357309A JP H04357309 A JPH04357309 A JP H04357309A JP 16398391 A JP16398391 A JP 16398391A JP 16398391 A JP16398391 A JP 16398391A JP H04357309 A JPH04357309 A JP H04357309A
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JP
Japan
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piston
cylinder
end side
rod
rod end
Prior art date
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Pending
Application number
JP16398391A
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English (en)
Inventor
Toshimasa Kuroda
黒田 敏正
Kenichi Miyamura
宮村 謙一
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Sodick Co Ltd
Original Assignee
Sodick Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、油圧装置や空圧装置
のアクチュエータとして用いられるシリンダに関するも
ので、ピストンロッドの縮退時における初期駆動力を増
大させた構造のシリンダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】たとえば射出成形機の型締装置において
、型締めを大径の型締シリンダで行い、型の移動を小径
の型開閉シリンダないしブーストシリンダで行う構造の
型締装置を用いた場合、型を型閉じ方向に移動するとき
と型開き方向に移動するときとでは、型開閉シリンダの
ピストンの受圧面積の差により、型開き時の駆動力は型
閉じ時の駆動力より小さくなる。そして型開閉シリンダ
に最も大きな駆動力が要求されるのは、可動金型を固定
金型から引き離すときであり、ピストンロッドを縮退方
向に移動するときの移動開始時である。従って、型引き
離し時に要求される駆動力からピストンのロッドエンド
側の受圧面積を決定してやらねばならないが、そうする
とピストンのヘッドエンド側の受圧面積が必要以上に大
きくなり、型の開閉を速やかに行おうとすると、吐出量
の大きな油圧ポンプが必要になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明では、
ピストンロッドが縮退方向に移動するときの移動開始時
に大きな駆動力を発生させることができる構造のシリン
ダを提供することにより、例えば上記構造の射出成形機
の型開閉シリンダとして用いたときに、充分な大きさの
型引き離し力が得られ、かつそれによって型開閉途中に
おけるピストンの移動速度を低下させることもないシリ
ンダを得ることを目的としている。
【0004】さらにこの発明では、従来のシリンダに替
えて使用できるように、圧力ポートがヘッドエンド側と
ロッドエンド側とに各1個のみとなるようにすることも
目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明のシリンダは、
シリンダチューブ1のロッドエンド側に大径部3を設け
、この大径部に気密に嵌装されるピストン部32と該ピ
ストン部からヘッドエンド側に延びてシリンダチューブ
1に気密に嵌装されるラム部33とを一体に備えた遊動
ピストン31を装着している。そしてピストンロッド2
2を縮退方向に移動させるロッドエンド側の圧力ポート
8は遊動ピストン31よりロッドエンド側に開口させ、
遊動ピストンのピストン部32とラム部33との間に形
成される空室36は大気開放し、遊動ピストン31の両
側の流体室相互を連通させる流路37を設けている。こ
の流路37は、遊動ピストン31の中心をピストンロッ
ド22が貫通しているので、この貫通部に隙間を設ける
ことによって形成するのが最も簡単である。遊動ピスト
ン31よりヘッドエンド側に位置する部分の構造は、従
来構造のものと同じでよい。
【0006】上記構造のシリンダのロッドエンド側には
、次のような構造のクッション機構を設けることができ
る。遊動ピストン31の中心にピストンロッド22の外
径より大きな内径の貫通孔71を設けて、遊動ピストン
31の両側の流体室相互を連通する流路37を形成する
。一方ピストン21とピストンロッド22の連結部には
、この貫通孔71にわずかな遊隙をもって挿通されるク
ッションラム72を所望のクッションストロークに相当
する長さで設ける。そしてピストン21と遊動ピストン
31との間に形成される中間流体室38に連通する中間
ポート74を設けて、この中間ポート74とロッドエン
ド側の圧力ポート8との間に逆止弁76と絞り弁75を
並列接続したクッション流路78を設ける。このクッシ
ョン流路は図8に示すように外部配管によって形成して
もよいし、図11に示すようにシリンダに内蔵してもよ
い。逆止弁76の方向は中間流体室38からロッドエン
ド側の圧力ポート8へと流れる流体を遮断する方向に設
ける。
【0007】なおヘッドエンド側のクッション機構は、
ピストン21の反ロッド側にクッションラム81を設け
た従来と同様な機構を採用してやればよい。
【0008】
【作用】シリンダのヘッドエンド側に流体圧が供給され
ると、ピストン21と遊動ピストン31との間に形成さ
れる中間流体室38の流体は流路37を通ってロッドエ
ンド側の圧力ポート8から流出し、従来のシリンダと同
様な動作により、ピストン21がロッドエンド側に移動
し、ピストンロッド22が進出する。そしてピストンス
トロークの終端近くに達したときに、ピストン21が遊
動ピストンのラム部33側の端部に当接し、遊動ピスト
ン31をピストン21で押動してロッドエンド側に移動
させ、遊動ピストンのピストン部32の端部がロッドエ
ンド側のストッパ39に当接してピストン21のロッド
エンド側への移動が停止する。
【0009】シリンダのロッドエンド側の圧力ポート8
に流体圧が供給されると、その流体圧が遊動ピストンの
ピストン部32に作用し、ラム部33との面積差により
遊動ピストン31をヘッドエンド側に移動させようとす
る力が発生する。さらにこの流体圧はピストン21のロ
ッド側の面にも作用するので、結局ピストン21はシリ
ンダの大径部3の面積からピストンロッド22の断面積
を引いた面積に流体圧を乗じた力で駆動される。そして
遊動ピストンのピストン部32がシリンダチューブ1の
端部に衝突した後は、ロッドエンド側の圧力ポート8か
ら流入した流体が流路37を通って中間流体室38に流
れ、ピストン21はそのロッド側の面に作用する流体圧
のみによってヘッドエンド側に移動し、ヘッドエンド側
のストッパに衝突して停止する。
【0010】なお、遊動ピストン31の進退に伴って空
室36の容積が増減するが、この空室はドレンポート9
により大気開放されているので、この空室の容積変化が
遊動ピストン31の動作を妨げることはない。
【0011】次にシリンダのロッドエンド側にクッショ
ン機構を設けたときの動作について説明する。ピストン
21がロッドエンド側に向かって移動しているとき、遊
動ピストン31は戻り配管の流体抵抗に起因する圧力が
遊動ピストン31の両側に作用するので、ヘッドエンド
側に移動している。この状態でピストンロッド22の根
元のクッションラム72の先端が遊動ピストン31の貫
通孔71に挿入されると、この貫通孔を通る流体の流れ
が制限され、中間流体室38とロッドエンド側の圧力ポ
ート8との間に圧力勾配が生じ、その圧力差によって遊
動ピストン31がロッドエンド側に移動する。その後さ
らに移動を続けようとするピストン21で押された中間
流体室38の流体は、絞り弁75を通ってロッドエンド
側の圧力ポート8へと流れ、絞り弁75の流路抵抗によ
って中間流体室38に圧力上昇が生じ、この圧力上昇に
よってピストン21が除々に減速した後ストロークエン
ドに達してピストン21が停止する。
【0012】一方ロッドエンド側の圧力ポート8に流体
圧を作用させたときには、その流体圧が遊動ピストン3
1のピストン部32の端面とクッションラム72の端面
とに作用して遊動ピストン31とピストン21に同時に
後退動作を開始させ、遊動ピストン31がシリンダチュ
ーブ1の端部に当接して移動を停止した後は、逆止弁7
6を通って中間流体室38に流入する流体とロッドエン
ド側の圧力ポート8から流路37を通って中間流体室3
8に流入する流体とによってピストン21は何等抵抗を
受けることなく、遊動ピストン31から離脱し、ヘッド
エンド側へと移動していく。
【0013】
【実施例】第1図ないし第4図はこの発明のシリンダの
第1実施例を示したもので、1はシリンダチューブ、2
はシリンダの大径部3を形成するシリンダブロックで、
シリンダチューブ1とシリンダブロック2とは実質上一
体である。4はヘッドエンドフランジ、5はロッドエン
ドフランジ、6はシリンダチューブ1とシリンダブロッ
ク2を挟んで両フランジ4、5を締結しているタイロッ
ド、7はヘッドエンド側の圧力ポート、8はロッドエン
ド側の圧力ポート、9はドレンポート、10および11
はシールリングである。
【0014】21はシリンダチューブ1に嵌装されてい
るピストン、22はピストン21と実質上一体のピスト
ンロッド、23はピストン21とシリンダチューブ1の
摺動部に設けられたシールリング、24はピストンロッ
ド22とロッドエンドフランジ5との摺動部に設けられ
たシールリング、31は遊動ピストンである。
【0015】遊動ピストン31は、シリンダブロック2
で形成されたシリンダの大径部3に嵌装されるピストン
部32と、シリンダチューブ1に嵌装されるラム部33
とを一体に備えており、シールリング34、35によっ
てその嵌合部がシールされている。前記ドレンポート9
は、遊動ピストンのピストン部32とラム部33との間
に形成される空室36に開口しており、該空室36を油
タンクに連通させて大気開放している。遊動ピストン3
1の中心部には、ピストンロッド22の外径より大径の
貫通孔が設けられ、この貫通孔に挿通されたピストンロ
ッド22との間に流路37が形成されている。
【0016】第2図ないし第4図はこのシリンダの動作
を示した図で、第2図はピストン21がヘッドエンド端
にあるときの状態であり、このとき遊動ピストン31は
、ロッドエンド側から供給される流体圧によりピストン
部32がシリンダチューブ1の端部に当接するまでヘッ
ドエンド側に移動している。第3図はピストン21がス
トローク途中にあるときの状態を示し、ピストンロッド
22の進出時であれば、ヘッドエンド側の圧力ポート7
から作動流体が供給され、遊動ピストン31とピストン
21の間に形成される中間流体室38の流体は、流路3
7を通ってロッドエンド側の圧力ポート8から流出する
。またピストンロッド22の縮退中であれば、ロッドエ
ンド側の圧力ポート8から流入した作動流体が流路37
を通って、中間流体室38に流入し、ピストン21をヘ
ッドエンド側に移動させる。上記いずれの場合において
も、遊動ピストン31はピストン部32とラム部33の
受圧面積差により、ピストン部32がシリンダチューブ
1の端部に当接した状態で保持される。
【0017】第4図はピストン21がロッドエンド端に
移動したときの状態を示す。このとき遊動ピストン31
は、ピストン21に押動されてロッドエンド側に移動し
、ピストン部32がロッドエンドフランジ5に形成した
ストッパ39に衝突して遊動ピストン31およびピスト
ン21が停止する。このときの動作の詳細については、
上記作用の項で説明したのでここでは省略する。
【0018】第5図ないし第7図に上記構造のシリンダ
を型開閉シリンダとして用いた射出成形機の型締装置の
一例を示す。図中、41は固定プラテン、42は可動プ
ラテン、43はアジャストプレート、44はタイバー、
45はアジャストプレート43とタイバー44とを締結
しているナット、46はアジャストプレート43を移動
させるためのモータ、47ないし49はモータ46の回
転を4本のタイバー44のナット45に伝達するための
歯車列を模式的に示している。51は固定金型、52は
可動金型である。
【0019】53は可動プラテン42に固定されたエジ
ェクタシリンダ、54は型締シリンダで、型締シリンダ
54には型締ラム55が嵌装されている。型締ラム55
の後部には雄スプライン56が設けられており、この雄
スプラインと噛合する雌スプライン57を有するロック
リング58がアジャストプレート43に回動自在に装着
され、このロックリングを回動させるロックシリンダ5
9が設けられている。この発明の構造を備えた型開閉シ
リンダ61は、アジャストプレート43に装着され、ピ
ストンロッド22の先端が可動プラテン42に締着され
ている。
【0020】型開き状態から型開閉シリンダ61のヘッ
ドエンド側に圧油が供給されると、可動プラテン42が
前進し、金型51、52が当接したときに型開閉シリン
ダ61のピストン21がロッドエンド端に達する(正確
には、型締時のタイバーの伸び等を吸収する遊隙を残し
ている。)とともに、型締ラムの雄スプライン56がロ
ックリングの雌スプライン57から外れる。この状態で
ロックシリンダ59により、ロックリング58を回動さ
せて雄スプライン56と雌スプライン57の位相をずら
し(第7図)、雄スプライン56が後退できないように
する。そして型締シリンダ54の油圧室62に圧油を供
給し、タイバー44の伸び変形や金型51、52の圧縮
変形などに相当する量だけ型締ラム55を進出させて金
型51、52を型締めする。この状態で金型51、52
内に溶融樹脂が射出され、それが冷却固化した後、型締
ラムの油圧室62の油圧力が開放され、型締ラムの背圧
室63に圧油を供給して雄スプライン56の後端とロッ
クリング58との押接力を開放し、ロックシリンダ59
で雄スプライン56と雌スプライン57の位相が一致す
るようにロックリング58を回動させる。
【0021】そして型開閉シリンダ61のロッドエンド
側に圧油を供給して金型51、52を開く。このときこ
の発明の構造を備えた型開閉シリンダ61は、型開き開
始時に大きな力を発揮して金型51、52を引き離し、
その後速やかに可動プラテン42を型開き位置に移動さ
せる。金型51、52を引き離すときには、樹脂の付着
力に抗して金型を引き離す必要があり、強い力を必要と
するが、この発明の構造のシリンダ61によれば、遊動
ピストン31のピストン部32の径を大きくすることに
より、型開き開始時の型開閉シリンダ61の力をいくら
でも大きくすることができ、しかも金型51、52が引
き離された後は、遊動ピストンのピストン部32の大き
さに係わりなく、速やかにピストン21を後退させるこ
とができ、極めて好都合である。
【0022】図8ないし図11はシリンダのロッドエン
ド側にクッション機構を設けた実施例を示したものであ
る。以下、前述した第1実施例と異なる部分についての
み説明する。
【0023】71は遊動ピストン31の中心に設けた貫
通孔で、この貫通孔71はピストンロッド22の外径よ
り大きな径を有するものとする。ピストン21とピスト
ンロッド22の連結部には、径を2段階に変化させてク
ッションラム72とストッパリング73とが形成されて
いる。クッションラム72は、遊動ピストンの貫通孔7
1にわずかな遊隙をもって挿入される外径とし、クッシ
ョンラム72が貫通孔71に挿入されることによって、
貫通孔71を流れる油の流れが制限されるようにする。 クッションラム72は、その外径をわずかに円錐形とし
て貫通孔71を通る油の流れが徐々に制限されるように
することもできる。
【0024】シリンダチューブ1には、ピストン21が
ロッドエンド側に接近したときに、ピストン21と遊動
ピストン31のラム部33とクッションラム72とによ
って形成される中間流体室38に開口する中間ポート7
4が設けられている。ストッパリング73は、遊動ピス
トン31が左右に移動したときに、中間ポート74が遊
動ピストンのラム部33あるいはピストン21によって
閉鎖されることがないようにするために設けたものであ
る。この中間ポート74は絞り弁75と逆止弁76を並
列接続した外部配管77によってロッドエンド側の圧力
ポート8に連通されている。
【0025】ピストン21の反ロッド側には、ヘッドエ
ンド側ストローク端でピストン21にクッション作用を
与えるためのクッションラム81が設けられている。こ
のクッションラム81は、ヘッドエンドフランジ4に設
けたクッション孔82に挿入されたとき、シリンダチュ
ーブ1内からヘッドエンド側の圧力ポート7へと流れる
流体の流量を制限してヘッドエンド側での衝撃を吸収す
る公知の構造のものである。
【0026】以上のように構成されたクッション機構の
動作は、前記作用の項で説明したとおりであり、図8は
クッションラムの先端が遊動ピストン31の貫通孔71
の端部に達したときの状態を、図9はクッション途中の
状態を、図10はピストン21がストロークエンドに達
して停止した状態をそれぞれ示している。
【0027】図8の状態から中間流体室38の圧力上昇
によって遊動ピストン31がロッドエンド側ストローク
端まで移動し、遊動ピストン31が停止した後中間流体
室38の圧力が急激に上昇してクッション動作が開始さ
れる。そして図9に示す途中の状態を経てそのストロー
クエンドでピストン21が停止する。ピストン21のス
トロークエンドは、シリンダ自体のストローク端で規制
される場合とピストンロッド22で駆動される部材の移
動端によって規制される場合とがある。図10は後者の
場合を示しており、たとえば前述した射出成形機の可動
金型と固定金型の当接によってピストン21の進出スト
ロークが規制されたときの状態を示している。このとき
のストロークの余裕分Tpは、たとえば前述した射出成
形機では型締シリンダで金型が締結されたときのタイバ
ー44の伸びを吸収するストロークとなる。
【0028】図8ないし図10に示した実施例は、逆止
弁76と絞り弁75とを外部配管77によって形成した
ものであるが、図11に示すように、クッション動作を
行わせるための絞り弁75と逆止弁76とをシリンダ自
体に内蔵することもできる。図11に示す絞り弁はニー
ドルバルブ、逆止弁はボールチェックバルブであり、そ
れぞれ中間流体室38とロッドエンド側の圧力ポート8
を繋ぐクッション流路78および79の途中に設けられ
ている。図11に示したものでは、ニードル83を設け
たネジ84を回動することによってクッションの強さを
調整することができる構造となっているが、そのような
調整が必要でなければ、遊動ピストンの貫通孔71とク
ッションラム72の間の遊隙を管理することによって、
絞り弁75およびそのクッション流路78を省略した構
造とすることも可能である。
【0029】
【発明の効果】以上説明したこの発明の構造によれば、
ピストンロッドを縮退させる方向にピストンを移動させ
るときに、その移動開始時にピストンのロッド側の遊動
ピストンの受圧面積が付加されるので大きな力でピスト
ンロッドの後退動作を開始させることができ、しかも一
旦ピストンロッドが後退を開始した後は、通常の流体圧
シリンダと同様にピストンのロッド側の受圧面積に対応
する力および速度で後退することとなり、ピストンロッ
ドを後退させる際の始動時に大きな力を必要とする箇所
に用いる流体圧シリンダとして極めて有用である。
【0030】また、圧力ポートの配置が従来の複動型シ
リンダと同一なので、従来のシリンダに替えてこの発明
のシリンダを用いる際に油圧回路の変更が不要であり、
油圧回路を複雑化することもないという特徴がある。
【0031】またこのような遊動ピストンを設けた構造
においても、ロッドエンド端にクッション機構を設ける
ことが可能であり、ストローク端での衝撃の発生のない
シリンダを得ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のシリンダの断面図
【図2】ピスト
ンがヘッドエンド側にあるときの断面図
【図3】ピスト
ンがストローク途中にあるときの断面図
【図4】ピスト
ンがロットエンド端に移動したときの断面図
【図5】射出成形機の型締装置の断面側面図
【図6】型
締ラムのロック開放状態の背面図
【図7】型締ラムのロ
ック状態の背面図
【図8】第2実施例のシリンダの断面
図
【図9】クッション動作の途中の状態の断面図
【図1
0】ピストンがロッドエンドに達した状態の断面図
【図11】第3実施例のシリンダの部分断面図
【符号の説明】
1  シリンダチューブ 3  大径部 8  圧力ポート 31  遊動ピストン 32  ピストン部 33  ラム部 37  流路 61  型開閉シリンダ 71  貫通孔 72  クッションラム 75  絞り弁 76  逆止弁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  シリンダチューブ(1) のロッドエ
    ンド側に大径部(3) が設けられ、この大径部に気密
    に嵌装されるピストン部(32)と該ピストン部からヘ
    ッドエンド側に延びてシリンダチューブ(1) に気密
    に嵌装されるラム部(33)とを一体に備えた遊動ピス
    トン(31)が装着されており、ロッドエンド側の圧力
    ポート(8)は遊動ピストン(31)よりロッドエンド
    側に開口しており、遊動ピストン(31)のピストン部
    とラム部の間の空室(36)は大気開放されており、遊
    動ピストン(31)の両側の流体室相互を連通させる流
    路(37)が設けられている、流体圧装置のシリンダ。
  2. 【請求項2】  請求項1記載の流路(37)が遊動ピ
    ストン(31)の中心にピストンロッド(22)の外径
    より大径の貫通孔(71)を設けることによって形成さ
    れており、ピストン(21)とピストンロッド(22)
    の連接部にこの貫通孔(71)にわずかな遊隙を残して
    挿入されるクッションラム(72)が設けられており、
    ピストン(21)がロッドエンド側のストロークエンド
    付近に位置するときにピストン(21)と遊動ピストン
    (31)のラム部(33)との間に形成される中間流体
    室(38)とロッドエンド側圧力ポート(8) との間
    に逆止弁(76)と絞り弁(75)とを並列接続したク
    ッション流路(78)が設けられており、逆止弁(76
    )は中間流体室(38)からロッドエンド側圧力ポート
    (8) へと向かう流れを遮断していることを特徴とす
    る、請求項1記載のシリンダ。
JP16398391A 1990-07-27 1991-06-06 流体圧装置のシリンダ Pending JPH04357309A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009287714A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Kayaba Ind Co Ltd 流体圧シリンダ

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