JPH04357420A - 赤外光検出素子 - Google Patents
赤外光検出素子Info
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- JPH04357420A JPH04357420A JP3143997A JP14399791A JPH04357420A JP H04357420 A JPH04357420 A JP H04357420A JP 3143997 A JP3143997 A JP 3143997A JP 14399791 A JP14399791 A JP 14399791A JP H04357420 A JPH04357420 A JP H04357420A
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- Japan
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- infrared
- infrared light
- phosphor
- light
- photodetector
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は赤外光検出素子に係わり
、特に安価で感度の高い赤外光検出素子に関する。
、特に安価で感度の高い赤外光検出素子に関する。
【0002】
【従来の技術および問題点】光通信技術、光情報処理技
術の進展により、近赤外域に発光波長をもつ赤外源が近
年各所で用いられるようになってきている。これに伴い
、光部品、光材料等の製造部門や、これら部品を用いて
システムを構成する部門、またはこれらシステムの保守
をする部門で赤外光を用いた検査の需要が増大し、赤外
光検出器の需要もますます高まってきている。光通信部
品、光情報処理部品の適用領域が広くなるにつれ検査方
法も多岐にわたり必ずしも赤外光強度の正確な測定が必
要でなく、赤外光の有無だけを検知すれば充分である検
査も急速に増大しつつある。特に光部品の接続不良箇所
から漏洩する赤外光を検出することによりシステムの不
良箇所を特定する検査では赤外光の検知のみで充分であ
る場合が多い。
術の進展により、近赤外域に発光波長をもつ赤外源が近
年各所で用いられるようになってきている。これに伴い
、光部品、光材料等の製造部門や、これら部品を用いて
システムを構成する部門、またはこれらシステムの保守
をする部門で赤外光を用いた検査の需要が増大し、赤外
光検出器の需要もますます高まってきている。光通信部
品、光情報処理部品の適用領域が広くなるにつれ検査方
法も多岐にわたり必ずしも赤外光強度の正確な測定が必
要でなく、赤外光の有無だけを検知すれば充分である検
査も急速に増大しつつある。特に光部品の接続不良箇所
から漏洩する赤外光を検出することによりシステムの不
良箇所を特定する検査では赤外光の検知のみで充分であ
る場合が多い。
【0003】現在、光通信用の光源としては1.3μm
帯、1.55μm帯の赤外光源が主として用いられてお
り、これら波長域の赤外光を検出する検出器としてはI
nGaAsを用いた半導体光検出器が広く用いられてい
る。これらの検出器は光強度を正確に測定できるものの
非常に高価であるという欠点があった。
帯、1.55μm帯の赤外光源が主として用いられてお
り、これら波長域の赤外光を検出する検出器としてはI
nGaAsを用いた半導体光検出器が広く用いられてい
る。これらの検出器は光強度を正確に測定できるものの
非常に高価であるという欠点があった。
【0004】一方、量産性に優れ安価な光検出器として
はSiを用いた半導体光検出器があるが、1.3μm帯
、1.55μm帯の光に対して感度を有していないため
この波長域の光を利用する装置の検査に用いることがで
きない。
はSiを用いた半導体光検出器があるが、1.3μm帯
、1.55μm帯の光に対して感度を有していないため
この波長域の光を利用する装置の検査に用いることがで
きない。
【0005】これら半導体光検出器に対し、光強度の精
密測定は困難であるが安価である光検出器として赤外輝
尽蛍光体を用いた光検出器がある。赤外輝尽蛍光体とは
、予め短波長の光を照射した後、赤外光を照射すると可
視域の発光を発生するという蛍光体である。アルカリ土
類金属の硫化物あるいはセレン化物にユーロピウム(E
u)とサマリウム(Sm)あるいはセリウム(Ce)と
サマリウム(Sm)などの2種類以上の希土類を添加し
た蛍光体が最も赤外可視変換効率の高い蛍光体としてよ
く知られている。
密測定は困難であるが安価である光検出器として赤外輝
尽蛍光体を用いた光検出器がある。赤外輝尽蛍光体とは
、予め短波長の光を照射した後、赤外光を照射すると可
視域の発光を発生するという蛍光体である。アルカリ土
類金属の硫化物あるいはセレン化物にユーロピウム(E
u)とサマリウム(Sm)あるいはセリウム(Ce)と
サマリウム(Sm)などの2種類以上の希土類を添加し
た蛍光体が最も赤外可視変換効率の高い蛍光体としてよ
く知られている。
【0006】従って、赤外輝尽蛍光体は赤外光の有無を
検知するだけの検査に対して充分機能する検出器である
。そこで我々は各種赤外輝尽蛍光体を作製しその性能を
評価した。その結果、赤外光の検出感度は最大でも−3
5dBmにしか達せず、微弱な漏洩光を検出するために
は感度不足であることが判明した。これは、赤外輝尽蛍
光体を用いた赤外検知法では、赤外輝尽蛍光体によって
変換された光を肉眼によって検知するため、肉眼の光検
出能力によって検出感度の限界が規定されるためである
。
検知するだけの検査に対して充分機能する検出器である
。そこで我々は各種赤外輝尽蛍光体を作製しその性能を
評価した。その結果、赤外光の検出感度は最大でも−3
5dBmにしか達せず、微弱な漏洩光を検出するために
は感度不足であることが判明した。これは、赤外輝尽蛍
光体を用いた赤外検知法では、赤外輝尽蛍光体によって
変換された光を肉眼によって検知するため、肉眼の光検
出能力によって検出感度の限界が規定されるためである
。
【0007】
【問題点を解決するための手段】本発明は以上の欠点に
鑑みなされたものであり、赤外光検出素子をシリコン光
検出器の受光部の前面に赤外輝尽蛍光体を設けた赤外光
検出素子とすることにより安価で感度の高い赤外光検出
素子を実現したものである。
鑑みなされたものであり、赤外光検出素子をシリコン光
検出器の受光部の前面に赤外輝尽蛍光体を設けた赤外光
検出素子とすることにより安価で感度の高い赤外光検出
素子を実現したものである。
【0008】前記赤外輝尽蛍光体としては、好ましくは
硫化ストロンチウム(SrS)または硫化カルシウム(
CaS)またはセレン化カルシウム(CaSe)にユー
ロピウム(Eu)とサマリウム(Sm)を共に添加した
ものを用いる。
硫化ストロンチウム(SrS)または硫化カルシウム(
CaS)またはセレン化カルシウム(CaSe)にユー
ロピウム(Eu)とサマリウム(Sm)を共に添加した
ものを用いる。
【0009】硫化ストロンチウム(SrS)または硫化
カルシウム(CaS)またはセレン化カルシウム(Ca
Se)に添加するユーロピウム(Eu)とサマリウム(
Sm)の量は、好ましくはそれぞれ10ppm〜5%で
ある。この範囲を逸脱すると、後述の効果を発揮しない
からである。もっとも好ましくは100ppmのオーダ
である。
カルシウム(CaS)またはセレン化カルシウム(Ca
Se)に添加するユーロピウム(Eu)とサマリウム(
Sm)の量は、好ましくはそれぞれ10ppm〜5%で
ある。この範囲を逸脱すると、後述の効果を発揮しない
からである。もっとも好ましくは100ppmのオーダ
である。
【0010】
【作用】図1に示すように本発明の赤外光検出素子は赤
外輝尽蛍光体1とSi光検出器とから構成される。本発
明の赤外光検出素子では、赤外輝尽蛍光体によって赤外
光をSi光検出器が感度を有する波長域の光に変換し、
変換後の光をSi光検出器で検出することを最大の特徴
としている。これにより、従来1.3μm帯、1.55
μm帯の光に対して感度を有していないSi光検出器を
用いてこの波長域の光を検出することを可能にしたもの
である。
外輝尽蛍光体1とSi光検出器とから構成される。本発
明の赤外光検出素子では、赤外輝尽蛍光体によって赤外
光をSi光検出器が感度を有する波長域の光に変換し、
変換後の光をSi光検出器で検出することを最大の特徴
としている。これにより、従来1.3μm帯、1.55
μm帯の光に対して感度を有していないSi光検出器を
用いてこの波長域の光を検出することを可能にしたもの
である。
【0011】以上に記載した赤外光検出機構を本発明の
赤外光検出素子、特に硫化カルシウム(CaS)にユー
ロピウム(Eu)とサマリウム(Sm)を共に添加した
赤外輝尽蛍光体(今後はCaS:Eu,Smと記載)を
用いた赤外光検出素子を例に取り詳細に説明する。
赤外光検出素子、特に硫化カルシウム(CaS)にユー
ロピウム(Eu)とサマリウム(Sm)を共に添加した
赤外輝尽蛍光体(今後はCaS:Eu,Smと記載)を
用いた赤外光検出素子を例に取り詳細に説明する。
【0012】図2はCaS:Eu,Smの赤外波長感度
特性を示す図である。図2から明らかなようにCaS:
Eu,Smは0.8μm〜1.7μmにわたる波長域の
赤外光に対し感度を有しているため1.3μm帯、1.
55μm帯の赤外光を検出することができる。図2の波
長域の波長をもった光がCaS:Eu,Sm赤外輝尽蛍
光体に入射すると図3に示す波長域の可視光に変換され
る。
特性を示す図である。図2から明らかなようにCaS:
Eu,Smは0.8μm〜1.7μmにわたる波長域の
赤外光に対し感度を有しているため1.3μm帯、1.
55μm帯の赤外光を検出することができる。図2の波
長域の波長をもった光がCaS:Eu,Sm赤外輝尽蛍
光体に入射すると図3に示す波長域の可視光に変換され
る。
【0013】図4はSi光検出器の波長感度領域を示す
図である。図4と図3を比較すると明らかなようにCa
S:Eu,Sm赤外輝尽蛍光体によって変換された可視
光の波長域はSi検出器の波長感度領域に入っているた
めSi光検出器によって効率よく検出することができる
。
図である。図4と図3を比較すると明らかなようにCa
S:Eu,Sm赤外輝尽蛍光体によって変換された可視
光の波長域はSi検出器の波長感度領域に入っているた
めSi光検出器によって効率よく検出することができる
。
【0014】以上の過程すなわち赤外光の入射、蛍光体
内での赤外可視変換、Si光検出器による光検出により
感度よく赤外検出が可能となるものである。
内での赤外可視変換、Si光検出器による光検出により
感度よく赤外検出が可能となるものである。
【0015】
【実施例】以下本発明、赤外光検出素子について、実施
例によってさらに具体的に説明する。
例によってさらに具体的に説明する。
【0016】
【実施例1】図1において赤外可視変換部1としてCa
S:Eu,Sm蛍光体を用いたことを特徴とする赤外光
検出素子について説明する。
S:Eu,Sm蛍光体を用いたことを特徴とする赤外光
検出素子について説明する。
【0017】赤外可視変換部1を作製するに当たっては
、CaS:Eu,Sm蛍光体粉末を有機バインダー中に
分散させ、ガラス基板上に塗布し乾燥させる。この蛍光
体粉末を塗布したガラスをシリコン光検出器の受光部に
接着して素子を形成した。ここで、該蛍光体に添加する
添加物の濃度は赤外可視変換効率を高めるためにEuを
500ppm、Smを150ppmとした。また、湿気
などによる蛍光体の劣化を防ぐために蛍光体を塗布した
ガラス基板は蛍光体面をシリコン光検出器の受光面に接
する向きで接着した。
、CaS:Eu,Sm蛍光体粉末を有機バインダー中に
分散させ、ガラス基板上に塗布し乾燥させる。この蛍光
体粉末を塗布したガラスをシリコン光検出器の受光部に
接着して素子を形成した。ここで、該蛍光体に添加する
添加物の濃度は赤外可視変換効率を高めるためにEuを
500ppm、Smを150ppmとした。また、湿気
などによる蛍光体の劣化を防ぐために蛍光体を塗布した
ガラス基板は蛍光体面をシリコン光検出器の受光面に接
する向きで接着した。
【0018】表1は上記のようにして作製した赤外光検
出素子の1.3μm帯、1.55μm帯の赤外光に対す
る最小検出感度と、Si光検出器を用いずに肉眼によっ
て検出した場合の最小検出感度と赤外輝尽蛍光体を用い
ずにSi光検出器だけを用いて検出した場合の最小検出
感度とを比較して示したものである。この結果から、本
発明の赤外光検出素子が肉眼による検出感度と比較して
、検出感度が高いことが明らかである。
出素子の1.3μm帯、1.55μm帯の赤外光に対す
る最小検出感度と、Si光検出器を用いずに肉眼によっ
て検出した場合の最小検出感度と赤外輝尽蛍光体を用い
ずにSi光検出器だけを用いて検出した場合の最小検出
感度とを比較して示したものである。この結果から、本
発明の赤外光検出素子が肉眼による検出感度と比較して
、検出感度が高いことが明らかである。
【0019】
【表1】
【0020】
【実施例2】図1において赤外可視変換部1としてSr
S:Eu,Sm蛍光体を用いたことを特徴とする赤外光
検出素子について説明する。
S:Eu,Sm蛍光体を用いたことを特徴とする赤外光
検出素子について説明する。
【0021】赤外可視変換部1を作製するに当たっては
、SrS:Eu,Sm蛍光体粉末を有機バインダー中に
分散させ、ガラス基板上に塗布し乾燥させる。この蛍光
体粉末を塗布したガラスをシリコン光検出器の受光部に
接着して素子を形成した。ここで、該蛍光体に添加する
添加物の濃度は赤外可視変換効率を高めるためにEuを
500ppm、Smを150ppmとした。また、湿気
などによる蛍光体の劣化を防ぐために蛍光体を塗布した
ガラス基板は蛍光体面をシリコン光検出器の受光面に接
する向きで接着した。
、SrS:Eu,Sm蛍光体粉末を有機バインダー中に
分散させ、ガラス基板上に塗布し乾燥させる。この蛍光
体粉末を塗布したガラスをシリコン光検出器の受光部に
接着して素子を形成した。ここで、該蛍光体に添加する
添加物の濃度は赤外可視変換効率を高めるためにEuを
500ppm、Smを150ppmとした。また、湿気
などによる蛍光体の劣化を防ぐために蛍光体を塗布した
ガラス基板は蛍光体面をシリコン光検出器の受光面に接
する向きで接着した。
【0022】表2は上記のようにして作製した赤外光検
出素子の1.3μm帯、1.55μm帯の赤外光に対す
る最小検出感度と、Si光検出器を用いずに肉眼によっ
て検出した場合の最小検出感度と赤外輝尽蛍光体を用い
ずにSi光検出器だけを用いて検出した場合の最小検出
感度とを比較して示したものである。この結果から、本
発明の赤外光検出素子が肉眼による検出感度と比較して
、検出感度が高いことが明らかである。
出素子の1.3μm帯、1.55μm帯の赤外光に対す
る最小検出感度と、Si光検出器を用いずに肉眼によっ
て検出した場合の最小検出感度と赤外輝尽蛍光体を用い
ずにSi光検出器だけを用いて検出した場合の最小検出
感度とを比較して示したものである。この結果から、本
発明の赤外光検出素子が肉眼による検出感度と比較して
、検出感度が高いことが明らかである。
【0023】
【表2】
【0024】
【実施例3】図1において赤外可視変換部1としてCa
S:Eu,Sm薄膜を形成したガラス基板を用いたこと
を特徴とする赤外光検出素子について説明する。
S:Eu,Sm薄膜を形成したガラス基板を用いたこと
を特徴とする赤外光検出素子について説明する。
【0025】上記素子を作製するに当たっては、まず、
ガラス基板を純水、トリクレンで洗浄し真空蒸着装置内
に設置し、ガラス基板上にユーロピウムとサマリウムを
添加したCaS蛍光体膜を10μmの厚さで形成した。 ここで、該蛍光体層は赤外可視変換素子を作製するため
に酸化ユーロピウム(Eu2O3)を500ppm、酸
化サマリウム(Sm2O3)を150ppm添加したC
aSペレットを蒸発源として電子ビーム蒸着法によって
形成した。この後、CaS:Eu,Sm薄膜を形成した
ガラス基板を適切な大きさに切断しシリコン光検出器の
受光部に接着して素子を形成した。
ガラス基板を純水、トリクレンで洗浄し真空蒸着装置内
に設置し、ガラス基板上にユーロピウムとサマリウムを
添加したCaS蛍光体膜を10μmの厚さで形成した。 ここで、該蛍光体層は赤外可視変換素子を作製するため
に酸化ユーロピウム(Eu2O3)を500ppm、酸
化サマリウム(Sm2O3)を150ppm添加したC
aSペレットを蒸発源として電子ビーム蒸着法によって
形成した。この後、CaS:Eu,Sm薄膜を形成した
ガラス基板を適切な大きさに切断しシリコン光検出器の
受光部に接着して素子を形成した。
【0026】表3は上記のようにして作製した赤外光検
出素子の1.3μm帯、1.55μm帯の赤外光に対す
る最小検出感度と、Si光検出器を用いずに肉眼によっ
て検出した場合の最小検出感度と赤外輝尽蛍光体を用い
ずにSi光検出器だけを用いて検出した場合の最小検出
感度とを比較して示したものである。この結果から、本
発明の赤外光検出素子が肉眼による検出感度と比較して
、検出感度が高いことが明らかである。
出素子の1.3μm帯、1.55μm帯の赤外光に対す
る最小検出感度と、Si光検出器を用いずに肉眼によっ
て検出した場合の最小検出感度と赤外輝尽蛍光体を用い
ずにSi光検出器だけを用いて検出した場合の最小検出
感度とを比較して示したものである。この結果から、本
発明の赤外光検出素子が肉眼による検出感度と比較して
、検出感度が高いことが明らかである。
【0027】
【表3】
【0028】
【実施例4】図1において赤外可視変換部1としてCa
Se:Eu,Sm蛍光体を用いたことを特徴とする赤外
光検出素子について説明する。
Se:Eu,Sm蛍光体を用いたことを特徴とする赤外
光検出素子について説明する。
【0029】赤外可視変換部1を作製するに当たっては
、CaSe:Eu,Sm蛍光体粉末を有機バインダー中
に分散させ、ガラス基板上に塗布し乾燥させる。この蛍
光体粉末を塗布したガラスをシリコン光検出器の受光部
に接着して素子を形成した。ここで、該蛍光体に添加す
る添加物の濃度は赤外可視変換効率を高めるためにEu
を500ppm、Smを150ppmとした。また、湿
気などによる蛍光体の劣化を防ぐために蛍光体を塗布し
たガラス基板は蛍光体面をシリコン光検出器の受光面に
接する向きで接着した。
、CaSe:Eu,Sm蛍光体粉末を有機バインダー中
に分散させ、ガラス基板上に塗布し乾燥させる。この蛍
光体粉末を塗布したガラスをシリコン光検出器の受光部
に接着して素子を形成した。ここで、該蛍光体に添加す
る添加物の濃度は赤外可視変換効率を高めるためにEu
を500ppm、Smを150ppmとした。また、湿
気などによる蛍光体の劣化を防ぐために蛍光体を塗布し
たガラス基板は蛍光体面をシリコン光検出器の受光面に
接する向きで接着した。
【0030】表4は上記のようにして作製した赤外光検
出素子の1.3μm帯、1.55μm帯の赤外光に対す
る最小検出感度と、Si光検出器を用いずに肉眼によっ
て検出した場合の最小検出感度と赤外輝尽蛍光体を用い
ずにSi光検出器だけを用いて検出した場合の最小検出
感度とを比較して示したものである。この結果から、本
発明の赤外光検出素子が肉眼による検出感度と比較して
、検出感度が高いことが明らかである。
出素子の1.3μm帯、1.55μm帯の赤外光に対す
る最小検出感度と、Si光検出器を用いずに肉眼によっ
て検出した場合の最小検出感度と赤外輝尽蛍光体を用い
ずにSi光検出器だけを用いて検出した場合の最小検出
感度とを比較して示したものである。この結果から、本
発明の赤外光検出素子が肉眼による検出感度と比較して
、検出感度が高いことが明らかである。
【0031】
【表4】
【0032】なお上記実施例においては、蛍光体層とし
ては、粉末蛍光体を有機バインダーに分散したものや電
子ビーム蒸着法によって作製した蛍光体薄膜を用いたが
、本発明においては、これに限定されるものではなく、
蛍光体層形成方法としてはスパッタ法、MOCVD法、
CVD法などの各種薄膜形成法を用いた場合でも検出感
度の高い赤外光検出素子が実現できる。また、素子構成
としては反射防止を目的とする層や、蛍光体の保護を目
的とするための層などをさらに加えて形成した多層構造
の素子でも検出感度の高い赤外光検出素子が実現できる
。
ては、粉末蛍光体を有機バインダーに分散したものや電
子ビーム蒸着法によって作製した蛍光体薄膜を用いたが
、本発明においては、これに限定されるものではなく、
蛍光体層形成方法としてはスパッタ法、MOCVD法、
CVD法などの各種薄膜形成法を用いた場合でも検出感
度の高い赤外光検出素子が実現できる。また、素子構成
としては反射防止を目的とする層や、蛍光体の保護を目
的とするための層などをさらに加えて形成した多層構造
の素子でも検出感度の高い赤外光検出素子が実現できる
。
【0033】
【発明の効果】以上述べてきたように、赤外光検出素子
を本発明構成の赤外検出素子とすること、すなわち、シ
リコン光検出器の受光部の前面に硫化ストロンチウム(
SrS)または硫化カルシウム(CaS)またはセレン
化カルシウム(CaSe)にユーロピウム(Eu)とサ
マリウム(Sm)を共に添加した赤外輝尽蛍光体を用い
た赤外可視変換部を設けたことを特徴とする赤外光検出
素子とすることによって、従来技術の有していた課題を
解決して検出感度が高く、かつ安価な赤外光検出素子を
提供することができた。
を本発明構成の赤外検出素子とすること、すなわち、シ
リコン光検出器の受光部の前面に硫化ストロンチウム(
SrS)または硫化カルシウム(CaS)またはセレン
化カルシウム(CaSe)にユーロピウム(Eu)とサ
マリウム(Sm)を共に添加した赤外輝尽蛍光体を用い
た赤外可視変換部を設けたことを特徴とする赤外光検出
素子とすることによって、従来技術の有していた課題を
解決して検出感度が高く、かつ安価な赤外光検出素子を
提供することができた。
【図1】本発明赤外光検出素子の基本的構成を示す断面
図。
図。
【図2】CaS:Eu,Sm赤外輝尽蛍光体の赤外波長
感度特性を示す図。
感度特性を示す図。
【図3】CaS:Eu,Sm赤外輝尽蛍光体の赤外輝尽
発光スペクトルを示す図。
発光スペクトルを示す図。
【図4】Si光検出器の波長感度特性を示す図。
1 赤外輝尽蛍光体
2 Si光検出器
Claims (2)
- 【請求項1】 シリコン光検出器の受光部の前面に赤
外可視変換部を設けた構造の赤外光検出素子において、
該赤外可視変換部に赤外輝尽蛍光体を用いたことを特徴
とする赤外光検出素子。 - 【請求項2】 前記赤外輝尽蛍光体は硫化ストロンチ
ウム(SrS)、あるいは硫化カルシウム(CaS)、
あるいはセレン化カルシウム(CaSe)にユーロピウ
ム(Eu)とサマリウム(Sm)を共に添加したもので
あることを特徴とする請求項1記載の赤外光検出素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3143997A JPH04357420A (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | 赤外光検出素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3143997A JPH04357420A (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | 赤外光検出素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04357420A true JPH04357420A (ja) | 1992-12-10 |
Family
ID=15351913
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3143997A Pending JPH04357420A (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | 赤外光検出素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04357420A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011523319A (ja) * | 2008-06-11 | 2011-08-04 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 照明システムに関する光学受信器 |
| US8157441B2 (en) * | 2007-11-22 | 2012-04-17 | Yamatake Corporation | Temperature sensor probe |
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1991
- 1991-05-20 JP JP3143997A patent/JPH04357420A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8157441B2 (en) * | 2007-11-22 | 2012-04-17 | Yamatake Corporation | Temperature sensor probe |
| JP2011523319A (ja) * | 2008-06-11 | 2011-08-04 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 照明システムに関する光学受信器 |
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