JPH04357488A - 放射線作業支援方法及びその装置 - Google Patents

放射線作業支援方法及びその装置

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JPH04357488A
JPH04357488A JP3034035A JP3403591A JPH04357488A JP H04357488 A JPH04357488 A JP H04357488A JP 3034035 A JP3034035 A JP 3034035A JP 3403591 A JP3403591 A JP 3403591A JP H04357488 A JPH04357488 A JP H04357488A
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岩島 澄雄
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、放射線作業支援方法及
びその支援装置に係わり、特にシミュレーションにより
被曝線量を求めるのに好適な放射線作業支援方法及びそ
の支援装置に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】放射性物質を取扱う装置、例えば原子力
発電プラントの定期検査における作業は、放射線管理領
域内に作業員が入る前に、あらかじめ計画された作業計
画,作業手順及び作業工程を打合わせによって確認した
上でなされている。
【0003】このような作業計画は、放射線管理領域内
で作業を行うときの作業員の被曝線量を考慮して立案す
る必要がある。このような作業計画を立案する際の被曝
線量を推定する手法が、特開昭60−120295号公
報に示されている。その手法は、前回作業時の総被曝線
量(当該作業開始から終了までのトータルの被曝線量)
の実績に経年変化及び作業評価係数を積算して今回の作
業における予想総被曝線量を推定するものである。作業
評価係数は、追加作業等があって前回作業と同一の手順
で今回の作業が行えない場合、追加作業が今回の作業全
体に与える影響度である。次に当該作業エリアの最新汚
染実績データ平均値及び指定した作業時間に基づいて、
作業員1人当りの第1作業計画線量を算出する。また予
想総被曝線量に対する第2の作業計画線量を、指定作業
期間及び当該作業に投入する予定人員数に基づいて求め
る。第1及び第2作業計画線量を考慮して、当該作業へ
の投入人員数の修正及び作業計画の立案を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】発明者等が前述の公開
公報に示す放射線管理システムを詳細に検討したところ
、その管理システムでは被曝線量の所定値を満足するよ
うに対象作業の作業手順を作成することができないこと
がわかつた。すなわち、その公開公報では、対象作業の
今回の作業手順が前回の作業手順と異なる場合、作成評
価係数を考慮して被曝線量を推定している。このような
被曝線量の推定では、作業評価係数を適切に設定する必
要がある。しかし、作業評価係数を適切に設定すること
は困難である。このため、推定された予想総被曝線量は
、誤差の大きなものとなり、対象作業に対して適切な作
業手順を作成することは容易ではない。
【0005】本発明の第1の目的は、対象作業に対する
適切な作業手順を得ることができる放射線作業支援方法
及びその支援装置を提供することにある。
【0006】本発明の第2の目的は、対象作業を行う作
業員の動きと作業員の動きにあわせた被曝線量の変化と
作業員の動きにあわせた時間の経過を確認できる放射線
作業支援方法を提供することにある。
【0007】本発明の第3の目的は、被曝線量が所定値
を満足しないとき、被曝抑制を行うべき部分を容易に確
認できる放射線作業支援方法を提供することにある。
【0008】本発明の第4の目的は、対象作業を行う放
射線管理領域内に配置された各構造体の放射線量を容易
に知ることができる放射線作業支援方法を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の目的を達成する本
発明の第1の特徴は、放射性物質を取扱う装置が配置さ
れた放射線管理領域内で行われる対象作業であって複数
の作業手順を含む対象作業を行うために作業員が受ける
被曝線量を、演算処理手段によって、前記放射線管理領
域に関係するレイアウト図形データ及び前記レイアウト
図形データに含まれた構造体に対する放射線データを利
用して算出すること、及び算出された前記被曝線量がそ
の所定値を満足したとき、前記対象作業の作業手順を前
記演算処理手段から出力することにある。
【0010】第2の目的を達成する本発明の第2の特徴
は、放射性物質を取扱う装置が配置された建屋内の放射
線管理領域にある構造体を図形に表示するための第1情
報を、前記放射線管理領域内の構造体のレイアウト状態
を示すレイアウト図形データに基づいて作成すること、
前記放射線管理領域内で行う対象作業を実施する作業員
の動きを模擬した作業員模擬体の複数の状態模擬図形デ
ータを作成すること、前記対象作業を実施する前記作業
員模擬体を図形に表示するための第2情報を、前記状態
模擬図形データに基づいて作成すること、前記構造体の
図形及び前記対象作業を実行するための前記作業員模擬
体の図形を、前記第1及び第3情報に基づいて表示手段
に表示すること、前記作業員模擬体の図形の動きに応じ
て被曝線量を算出すること、前記算出された被曝線量を
前記作業員模擬体の図形の動きに応じて図形または文字
として表示手段に表示すること、前記作業員模擬体の図
形の動きに応じた時間の経過を図形または文字として表
示手段に表示することにある。
【0011】第3の目的を達成する本発明の第3の特徴
は、得られた前記被曝線量がその所定値を満足しないと
き、前記対象作業に含まれる作業手順毎の被曝線量を前
記演算処理手段から出力し、表示画面上に作業員の動き
とそれに対応する被曝線量の変化を表示手段に表示する
ことにある。また、第3の目的は、得られた前記被曝線
量がその所定値を満足しないとき、前記対象作業の遂行
によって作業員が前記放射線管理領域内で動く領域を分
割してなる小区域毎に被曝線量に関する情報を付与する
ことによっても達成できる。
【0012】第4の目的を達成する本発明の第4の特徴
は、放射線管理領域にある各構造体を図形に表示するた
めの第1情報を、前記レイアウト図形データを用いて作
成すること、各々の前記構造体の表面線量率を表示する
ための第2情報を、前記第1情報に付加すること、前記
第2情報が付加された前記第1情報を表示手段に表示す
ることにある。
【0013】
【作用】第1の特徴によれば、放射線管理領域のレイア
ウト図形データを利用して複数の作業手順を含む対象作
業を行うために作業員が受ける被曝線量を算出するので
、放射線管理領域内の複数の構造体の実際の配置関係及
び複数の作業手順を考慮して精度の高い被曝線量を得る
ことができる。従って、算出された被曝線量が所定値を
満足しているとの判定も実際の状態により近い判定とな
り、被曝線量が所定値を満足したときに得られる対象作
業の作業手順は適切なものとなる。
【0014】第2の特徴によれば、各構造体の図形及び
対象作業を実行するための作業員模擬体の図形を表示手
段に表示し、作業員模擬体の図形の動きに応じて被曝線
量を算出しており、かつ算出した被曝線量が作業員模擬
体の動きに応じて表示手段に表示されているので、被曝
線量の変化と対象作業を行う作業員の動きを同時に確認
できる。また、作業員模擬体の動きに応じた時間の経過
を同時に確認できるので作業手順の計画を実時間に対応
して作成することができる。
【0015】第3の特徴によれば、作業手順毎に被曝線
量を求め、またその結果を作業員の作業手順にあわせて
同時に表示手段に表示するので、被曝線量を高めている
作業手順を容易に確認できる。オペレータは、この該当
する作業手順での被曝線量を低減する対策案を容易に考
えることができる。また、小区域毎に被曝線量に関係す
る情報を出力するので、被曝線量を高めている小区域を
容易に知ることができる。
【0016】第4の特徴によれば、放射線管理領域にあ
る各構造体を図形に表示するための第1情報と、各構造
体の表面線量率を表示するための第2情報とを表示手段
に表示しているので、各構造体の放射線量を容易に知る
ことができる。
【0017】
【実施例】本発明の好適な一実施例である放射線作業支
援装置を説明する。図2は、本実施例の放射線作業支援
装置の構成を示している。
【0018】演算処理装置5は、演算部5a,処理手順
記憶部5b,入力部5c及び5e、出力部5d及び5g
及び内部メモリである記憶部5fを有する。処理手順記
憶部5bは、図1に示す処理手順を記憶している。入力
装置(キーボード)4は、入力部5cに接続される。記
憶装置6は、入力部5c及び出力部5gに接続される。 記憶装置6は、原子炉プラントの機器及び配管等をレイ
アウトした状態の図形データをある記憶エリアに記憶し
ている。記憶装置6は、他の記憶エリアに前述の機器及
び配管の表面線量率を記憶する。レイアウト図形データ
及び表面線量率のデータは、別々の記憶装置に記憶して
もよい。画像データ記憶装置3は、演算処理装置5の出
力部5dから出力された図形情報等の情報を記憶する。 画像表示制御装置2は、画像データ記憶装置3に記憶さ
れた情報を表示装置(ディスプレイ)1に表示させる。 処理手順記憶部5bに記憶された図1の処理手順は、逐
次、演算部5aに呼出されて実行される。
【0019】本実施例における処理の内容を図1の処理
手順に沿って以下に詳細に説明する。
【0020】まず、レイアウトデータの入力(ステップ
10)が行われる。図3にステップ10の詳細な処理内
容を示す。オペレータは、被曝線量の検討を行う作業(
対象作業)を実施する原子炉プラント内の領域のデータ
を入力装置4から入力する。例えば、図4に示す原子炉
プラント名「X」,建屋名「R」及び領域名「R5B」
が入力される。演算部5aは、これらのデータを入力す
る(ステップ10A)。原子炉プラントが設置された建
屋内は、放射線管理領域である。これらの入力データに
関係する領域(放射線管理領域)における複数の構造体
(機器,配管,建屋の壁,放射線遮蔽体,保温材及びサ
ポート等の総称)がレイアウトされた図形データを記憶
装置6から検索して入力する(ステップ10B)。構造
体とは、放射性物質を扱うプラントの構成要素、そのプ
ラントを収納する建屋の構成要素、及びプラントの設置
によって建屋内に設けられた物体を意味する。このレイ
アウト図形データは、図示していないCADシステムに
よって作成されたものである。CADシステムによるレ
イアウト図形データの作成は、例えば、特開昭62−1
14063号公報の24頁、上部右欄9行から30頁、
上部右欄10行に記載されているように行われる。ステ
ップ10Aで、対象作業を実施する放射線管理領域の替
りに、対象作業を行う構造体または対象作業名を入力し
てもよい。この場合、ステップ10Bは、指定された構
造体、または指定された対象作業を実施する構造体を含
む放射管理領域のレイアウト図形データが検索される。 このようなステップ10は、いずれも指定したレイアウ
ト図形データを検索している。
【0021】ステップ11では、構造体の表面線量率が
算出される。このステップでの詳細処理を図5に示す。 ステップ10Aで入力した放射線管理領域(指定領域)
に配置された構造体に関する表面線量率を記憶装置6か
ら検索して入力する(ステップ11A)。ステップ11
Bは、放射線検出器の実測値に基づく表面線量率計算の
要求の有無を判定する。この要求は、ステップ11Aの
処理終了後にオペレータから入力装置4を介して入力さ
れる。当然のことながら、その要求の要否を求めるガイ
ダンス画面が表示装置1に表示される。その要求がない
場合にはステップ11Cの処理に移る。その要求がある
場合には、ステップ11Dの処理に移る。
【0022】ステップ11Cでは、原子炉プラントの前
回の定期検査終了時点からの経過時間に基づいて、構造
体の表面線量率の増加量を計算する。過去のデータの統
計的な処理に基づく経験式により経過時間に対する表面
線量率の増加量を求めることができる。前回の定期検査
を基準にしている理由は、記憶装置6内の表面線量率の
データが定期検査終了時点での放射線の実測値によって
補正されるからである。このような補正を実施しない場
合には、運転を経験した原子炉プラントの過去データの
傾向に基づく経験式により表面線量率を求める。ステッ
プ11Dは、指定領域内に配置された放射線検出器で測
定された放射線量を入力する。次に現時点での機器及び
配管の表面線量率を計算する(ステップ11E)。ステ
ップ11Cの処理を行った場合には、ステップ11Aで
入力した表面線量率にステップ11Dで得られた表面線
量率の増加量を加算することによって、現時点での表面
線量率Rp が求まる。ステップ11Dの処理を行った
場合には、放射線量の実測値を用いて現時点での表面線
量率Rp を求める。このようにして得られた表面線量
率Rp を記憶部5fに記憶する(ステップ11F)。
【0023】ステップ11の終了後にステップ12が実
行される。図6はステップ12の詳細を示す。ステップ
10Bで入力された図形データを表示のための図形情報
に変換する(ステップ12A)。ステップ11で得られ
た機器または配管に対する表面線量率Rp のレベルに
応じた色情報を選択する。選択された色情報を該当する
機器または配管の図形情報に付加する(ステップ12B
)。 表面線量率Rp のレベル範囲毎に色情報があらかじめ
決められている。例えば、低レベルの表面線量率Rp 
に対しては緑、中間レベルの表面線量率Rp に対して
は黄、及び高レベルの表面線量率Rp に対しては赤と
する。色情報を付加した図形情報が、画像データ記憶装
置3に出力される(ステップ12C)。この図形情報は
、画像表示制御装置2により表示装置1に出力され、表
示装置1で表示される。図7は、表示装置1に表示され
た画像の例である。この中で機器A1 は、表面線量率
Rp が高レベルであるので赤色の線で表示される。表
面線量率Rp が中間レベルである。配線A2 は、黄
色の線で表示される。なお、A3 は壁である。図7の
画像には図示されていないが、作業員が通行できる通路
の図形も併せて表示される。オペレータは、表示装置1
に表示された図7のような原子炉プラントの図形を見る
ことによって、実際の原子炉プラントの各部の表面線量
率を知ることことができる。特に特開昭59−5498
5 号公報及び特開昭61−212782号公報は、放
射線検出器の実測値に基づいて測定対象面を小区画に分
割して小区画毎に放射線強度に応じた色情報を付与する
ことを示している。しかし、本実施例は建屋内の構造体
のレイアウト図形データを利用しているので、実際にレ
イアウトされた各構造体の放射線量がわかる。
【0024】次に、動作シミュレーションデータの作成
(ステップ13)を行う。ステップ13の詳細を図8及
び図9に示す。ステップ10Aで指定した領域内で行わ
れる対象作業名を入力する(ステップ13A)。例えば
、「…系統のストレーナ交換作業」を対象作業名として
入力する。ステップ10Aで対象作業名を入力する場合
には、ステップ13Aの処理は不要である。対象作業が
行われる作業エリアを入力する(ステップ13B)。 作業エリアは、上記指定領域内に含まれる特定の狭い部
分である。対象作業を行う作業員が、建屋Rの入口から
作業エリアまで行くために通る移動ルート(通路)を入
力する(ステップ13C)。この移動ルートの入力は、
建屋Rの入口から作業エリアに行くまでに通る通路を含
む図形データ(記憶装置6から検索)を順次、表示装置
1に表示することによって行う。この移動ルートの入力
を図10に基づいて説明する。図10は、表示装置1に
表示された図形データを示し、記憶装置6から読出した
一部の図形データである。図10において、R0 は作
業員が通る通路であり、Bはステップ13Bで指定され
た作業エリアである。なお、図10では、機器,配管の
図形は省略してある。オペレータは、図10の図形が表
示された画面を見ながら作業員の移動ルート、例えばP
1→P2→P3→P4→P5→P6の移動ルートを入力
装置1から(またはライトペンで)入力する。検討した
い他の移動ルート( 図10ではP1→P2→P7→P
4→P5→P6)がある場合には、その移動ルートも入
力する。ステップ12で、機器及び配管の表面線量率の
情報を図形情報に付加しているので、オペレータは、表
示装置1の画面を見て被曝線量が大きくなる移動ルート
及び逆にそれが低くなる移動ルートを概略把握すること
ができる。このため、被曝線量が大きくなる移動ルート
の設定(入力)を避けることができる。これは、複数の
移動ルートがある場合の被曝線量のシミュレーションに
要する時間を短縮することができる。次に、対象作業に
関する作業手順及び作業要領を入力する(ステップ13
D)。ステップ13Aで入力したストレーナの交換作業
に対する作業手順及び作業要領を図11に示す。このよ
うな作業の対象となる系統を図12に示す。図12にお
いて、50はタンク、51がストレーナ、52が弁及び
53がポンプである。ストレーナ51は、両端にフラン
ジを有する。これらのフランジが、ポンプ53のフラン
ジ及び弁52に取付けられたフランジにボルトによって
着脱可能に取付けられている。弁52は、タンク50に
取付けられた配管54に接続される。図11には示され
ていないが、図11に示すストレーナ交換作業を行うた
めに前述の移動ルートを通って作業エリアまで行く行為
、及び所定の作業を終えて作業エリアから建屋Rの入口
に戻る行為も、それぞれ対象作業の作業手順の1つであ
る。取外し及び取付け作業時におけるその作業対象とな
る機器または配管の代表的な幾つかの形状パターンデー
タを入力する(ステップ13E)。ストレーナ交換作業
では、図12の図形データ(CADシステムによってす
でに作成されて記憶装置6に記憶されている)からスト
レーナ51を取外した状態の形状パターンデータを入力
する。機器を分解する場合には、分解された途中及び分
解後における機器の代表的な幾つかの形状パターンを示
すデータを入力する。点検機器(例えば超音波探傷装置
)を機器または配管に取付ける場合には、その取付け途
中における幾つかの形状パターンのデータを入力する。 ステップ13A〜13Dの各データの入力が、各々のス
テップの前にデータ入力を要請するガイダンスを表示装
置1に表示することによってオペレータに対して督促さ
れる。これらのデータは、入力装置4を用いて入力され
る。装置(例えばプラント,システム)に含まれて取外
しまたは取付けの対象になっている物体(以下、移動対
象部という。 具体例としてはストレーナ51)が、取外しまたは取付
け時に移動する状態のデータを作成する(ステップ13
F)。すなわち、作業の進行により移動するストレーナ
51の移動データを作成する。作業手順及び作業要領の
データを用いて補助装置が必要であるか否かが判定され
る(ステップ13G)。補助装置は、取外しまたは取付
けの対象になっている物体を移動させるときに使用する
機具及び装置である。図11の例で、チェンブロック及
び台車が補助装置となる。
【0025】ステップ13Gの判定が「YES」の場合
にはステップ13H及び13Iが実行される。補助装置
の代表的な形状パターンのデータが入力される(ステッ
プ13H)。オペレータが入力装置4を介して入力する
チェンブロック及び台車の代表的な形状パターンのデー
タが、入力される。このデータ入力も、前述のデータ入
力要請のガイダンスを表示装置1に表示することによっ
て催促される。ステップ13Iは、ステップ13Hで入
力したデータを利用して作業中における補助装置の移動
データを作成する(ステップ13I)。すなわちチェン
ブロック及び台車の移動データが作成される。次に、ス
テップ13Jに移る。ステップ13Gの判定が「NO」
の場合には、ステップ13Jが実行される。ステップ1
3Jは、作業員の模擬図形を作成する。この模擬図形2
0は、図13に示すようなものである。作業員模擬図形
は、特開昭62−114063号公報の図30内の35
で示されるものであり、例えば上記公開公報31頁,下
部左欄の(4)式のような座標が与えられる。作業員模
擬図形は、対象作業を実施する場合に必要な作業員の人
数に相当する数だけ作成される。必要な作業員の人数は
、対象作業に関する作業手順及び作業要領に基づいてオ
ペレータが決める。次に、作業員が行う動作を模擬した
動作シミュレーションデータを各作業員模擬図形に対し
て作成する(ステップ13K)。対象作業を複数の作業
者で行う場合には対象作業に含まれる業務を分担し作業
者毎に担当する業務が決まっている。従って、各作業員
模擬図形の動作シミュレーションデータは、対応する作
業者が担当する業務を行う際の動作に基づいて作成され
る。1つの作業員模擬図形に対する動作シミュレーショ
ンデータは、ある移動ルートの通路R0 を移動すると
きの作業員の動作を模擬した作業員模擬図形の形状デー
タ、及び対象作業内で担当業務を行つている作業員の動
作を模擬した作業員模擬図形の形状データを含む。図1
1の作業手順及び作業要領を実施する場合は、その対象
作業の中で担当する仕事を行うときの作業員模擬図形の
形状データが作成される。ステップ13F,13I,1
3J及び13Kの処理は、本実施例の放射線作業支援装
置とオペレータとの間で、表示装置1及び入力装置4を
介して対話的に行われる。上記の各ステップで作成した
データ及び入力したデータが、記憶部5fに記憶される
(ステップ13L)。各作業員模擬図形内での被曝線量
モニタの設置位置を入力する(ステップ13M)。この
設置位置は、オペレータが入力装置4より指定する。そ
の設置位置は、1つの作業員模擬図形に対して複数であ
つてもよい。設置位置が複数ある場合には、指定された
各位置、例えば頭部,胸部及び腰部等に被曝線量モニタ
が設置されたことになる。ステップ13Nでは、ステッ
プ13F及び13Kで得られた各データを組合わせて、
各作業員模擬図形及び移動対象部の図形(補助装置を使
う場合はその図形を含む)を動作させるシミュレーショ
ンデータS0 であって対象作業全体を通しての一連の
動作を含むシミュレーションデータS0 が作成される
。シミュレーションデータS0 は、建屋Rの入口から
通路R0 を通って作業エリアBに行くまでの作業員の
動作対象作業内での担当業務実施中の作業員の動作、そ
の担当業務における移動対象部及び補助装置の動き、及
び作業エリアBから建屋Rの入口までに戻るまでの作業
員の動作の各データを、対象作業の作業手順及び作業要
領を考慮して組合わせたものである。シミュレーション
時の各作業員模擬図形の移動速度及び動作速度のデータ
を作成する(ステップ13P)。これらの速度データは
、オペレータが入力装置4より入力した実際の作業員の
各速度データを用いて作成される。上記した移動される
対象部分及び補助装置の移動速度データも、関連する前
述のシミュレーション時の速度データを用いて作成され
る。シミュレーション時間を短縮させるために、シミュ
レーション時の各速度は、実際の作業員の各速度に比べ
て著しく短くなっている。例えば、シミュレーションが
20〜30分で終了するようにシミュレーション時の各
速度が設定される。しかし、シミュレーション時間が前
述の時間よりも短くなるように、または長くなるように
、各速度を設定することも可能である。
【0026】1つの対象作業に対して複数の作業者がい
る場合、作業エリアB内での待時間を少なくするために
建屋Rの入口からの走行開始時間(作業者模擬図形の移
動開始時間)は作業者の担当業務に応じて違わせて設定
する。この設定は、入力装置4を用いて行う。ステップ
13M,13N及び13Pで作成されたまたは入力され
たデータが、記憶部5fに記憶される(ステップ13Q
)。以上で、ステップ13の処理が終了する。
【0027】ステップ14では、被曝放射線量のシミュ
レーションが行われる。ステップ14では、ステップ1
3Mで入力した被曝線量モニタ設置位置で被曝線量が算
出される。ステップ14の詳細は、図14及び図15に
示す。ステップ14の最初の手順は、作業員模擬図形の
データ,表面線量率Rp 及び各作業員模擬図形に対す
るシミュレーションデータS0 を記憶部5fから読込
む(ステップ14A)。ステップ14Bは、ステップ1
4Aで入力したデータに基づいて、作業員模擬図形がス
テップ13Pで作成した移動速度で移動するときの図形
を表示のための図形情報に変換する。この図形情報が、
ステップ12Aで作成された機器,配管,建屋の壁,放
射線遮蔽体、及び通路R0 の図形情報と共に画像デー
タ記憶装置3に出力される。従って、設定された1つの
移動ルートの通路R0 に沿つて作業員模擬図形が移動
するシミュレーションを構成する画面のうち1コマが表
示装置1の画面に写出される。表示装置1の画面は、図
19が示すようにステップ12Aで作成された機器,配
管,建屋の壁,放射線遮蔽体、及び通路R0 の図形情
報と作業員模擬図形の移動する状態とを重ねあわせ同時
に表示する領域19Aと、後述する作業員模擬図形の移
動する状態にあわせて算出される被曝線量を表示する領
域19Bと、作業員模擬図形が移動したり、作業したり
する時間を表示する領域19Cとに別れており、前述の
シミュレーションを構成する画面の1コマは19Aに出
力される。ステップ14Cでは、作業員模擬図形があら
かじめ設定された移動ルートの各部分毎の移動が完了し
たか否かを判断する。移動ルートの各部分とは、移動ル
ートをその長手方向に所定幅で細分して得られる各小区
域をいう。建屋Rの入口からの移動開始時間が異なる作
業員模擬図形は、ステップ13Pにより設定された所定
の時間がきたときに移動を開始する。ステップ14Cの
判定が「NO」の場合にはステップ14Bに戻る。この
判定が「YES」の場合は、ステップ14Dに進み、移
動ルートを移動するとき、移動ルートの各部分毎に作業
員の被曝線量ED1 を求める。移動ルートを移動する
各作業員模擬図形の移動速度は同じであるので、ある1
つの作業員模擬図形を用いて被曝線量ED1 を求める
。すなわち、被曝線量ED1 は、ステップ13Mで入
力した設定位置での被曝線量であり、各小区間毎に機器
及び配管の表面線量率Rp に基づいて求められる。こ
の被曝線量ED1 は、作業員模擬図形が小区域を通過
するのに要する時間T1 にも関係する。時間T1 が
長ければ被曝線量ED1 は大きくなり、逆に時間T1
 が短ければそれは小さくなる。その時間T1 は、シ
ミュレーション時の作業員模擬図形の移動速度に応じて
求められる。実際の作業員が小区域を通過するのに要す
る時間T2は、時間T1 に比べて著しく長い。従って
、被曝線量ED1 は、時間T1と時間T2との関係式
を用いて時間T2 に対応したものとして算出される。 更に、被曝線量ED1 は、作業員模擬図形の位置とそ
の位置に放射線の影響を与える機器または配管との間に
、建屋Rの壁または放射線遮蔽体がある場合、それによ
る放射線の遮蔽効果を考慮することにより算出される。 壁または放射線遮蔽体の有無は、CADシステムによっ
て作成されたレイアウト済みの図形データをステップ1
0Bで入力しているので、容易に判別できる。このよう
にして求められた小区域毎の被曝線量ED1 は、作業
員模擬図形が小区域を通過に合わせて表示装置1の領域
19Bに例えば、棒グラフなどの図形や数値として出力
される。1つの移動ルートの小区域において被曝線量E
D1 が算出された後、その移動ルートを移動するとき
の累計被曝線量ED2を算出する(ステップ14E)。 すなわち、累計被曝線量ED2は、小区域を通過する毎
にその小区域の被曝線量ED1を加算していったもので
あり、この途中経過の被曝線量は表示装置1の領域19
Bに例えば、棒グラフなどの図形や数値として出力され
る。作業員模擬図形が作業員が建屋Rの入口から現時点
までに費やした時間T0が時間T2の累計値として表示
装置1の領域19Cに例えば、アナログ時計またはディ
ジタル時計を摸した図形、または文字として表示される
(ステップ14F)。時間T0 は、小区域を移動する
のに要する時間T2 を合計することにより得られる。 ステップ14Gでは、作業員模擬図形が1つの移動ルー
トの移動を完了したか否かを判別する。この判定が「N
O」の場合にはステップ14Bに戻り、移動の続きを実
行する。この判定が「YES」の場合は、ステップ14
Hに進み、ステップ13Cにおいて設定された他の移動
ルートがあるか否かが判定される。この判定が「YES
」の場合は、残りの移動ルートの1つを選択して(ステ
ップ14J)ステップ14B〜ステップ14Gの処理が
繰返される。ステップ14Fの判定が「NO」になると
、ステップ14Iの処理が行われる。ステップ14Iで
は、合計被曝線量ED2 が最小になる移動ルートを選
択する。
【0028】ステップ14Aで入力したデータに基づい
て、各作業員模擬図形が、ステップ13Pで作成した動
作速度で分担業務が遂行する際の形状を表示のための図
形情報に変換する(ステップ14K)。更に、ステップ
14Kは、ステップ14Aで入力したデータに基づいて
移動対象部及び補助装置の図形も表示のための図形情報
に変換する。ここでは、得られたそれらの図形情報がス
テップ14Bと同様に機器等の図形情報と共に表示装置
1の領域19Aに出力される。これによって、作業エリ
アB内での各作業員の動作,移動対象部の動き及び補助
装置の動きが、対象作業の作業手順の順序に従って各作
業員模擬図形、上記対象部分及び補助装置の模擬図形の
動きとなって表示装置1の領域19Aに表示される。対
象作業を実施する際における各模擬図形の作業手順に沿
った一連の動きは、ステップ13Nにおいて該当する作
業手順及び作業要領に基づいて必要なデータが作成され
ているために生じる。すなわち、ステップ13Nにおい
て、各作業員模擬図形の担当業務に対する動きを作業手
順のステップ(図11のNo.1〜7)に沿って並べ替
えるデータを作成することによって、対象作業における
一連の動作を模擬できるのである。作業手順のステップ
を作業手順ステップという。ステップ14Lでは、作業
員模擬図形が作業手順ステップが完了したか否かを判断
する。ステップ14Lの判定が「NO」の場合にはステ
ップ14Kに戻る。この判定が「YES」の場合は、ス
テップ14Mに進む。
【0029】各作業員に対する各作業手順ステップ毎の
被曝線量ED3 を該当する作業員の担当業務の範囲内
でそれぞれ計算する(ステップ14M)。被曝線量ED
3 の計算は、ステップ14D被曝線量ED1 の計算
と同様に行われる。当然、建屋の壁,放射線遮蔽体の効
果も考慮される。ただし、担当業務の範囲内で作業員が
1つの作業手順ステップに関する業務を実行するのに実
際に要する時間T4 は、その業務を実行するシミュレ
ーション時の時間T3よりも長い。従って、被曝線量E
D3は、時間T3と時間T4の関係式を用いて時間T4
に対応するものとして算出される。時間T3 は、ステ
ップ13Pで設定した動作速度により求められる。この
ようにして求められた各作業員に対する各作業手順ステ
ップ毎の被曝線量ED3 は、各作業員模擬図形の担当
業務に対する一連の動作に合わせて表示装置1の領域1
9Bに例えば、棒グラフなどの図形や数値として出力さ
れる。シミュレーション時での各作業手順ステップにお
ける所要時間T5 も、上記の動作速度により求められ
る。その作業手順ステップの実際の所要時間Ti は時
間T5 の関数として求められる。ある作業者の担当業
務が2つの作業手順ステップを含みそれらの作業手順ス
テップの間に他の作業員が行う作業手順ステップがある
場合、この他の作業員が自分の担当業務である作業手順
ステップを実施している間の時間を前者の作業員にとっ
ては次の担当業務を行うまでの待ち時間となる。ステッ
プ14Nは、このような作業待ち時間における被曝線量
ED4 を計算する。作業待ち時間は、他の作業者が行
っている業務に要する時間T3 を用いて時間T3 と
時間T4 の関係式から求められる。各作業者毎に対象
作業実施中における合計被曝線量ED5 を計算する(
ステップ14P)。すなわち、合計被曝線量ED5 は
、各作業ステップ毎の被曝線量ED3及び作業待ち時間
における被曝線量ED4を各作業員模擬図形の一連の動
作毎に加算していったものであり、この途中経過の被曝
線量は表示装置1の領域19Bに例えば、棒グラフなど
の図形や数値として出力される。合計被曝線量ED5 
は、1人の作業員に対するすべての被曝線量ED3 及
びED4 を合計したものである。ステップ14Qでは
、対象作業の実施に関係する時間を求める。 具体的には、ステップ14Qは第1,第2及び2つの処
理ステップを有する。第1の処理ステップは、担当業務
を終了するまでに作業エリアB内に滞在する時間Ts 
を各作業員毎に求める。この時間Ts は、作業エリア
B内で担当業務を遂行するために費やす時間T4 及び
作業待ち時間のすべてを作業員毎に合計することによっ
て算出される。第2の処理ステップは、作業エリアB内
での対象作業の開始時から終了時までに費やす時間Tm
 を算出するものである。これは、各作業手順ステップ
に対する所要時間Ti を合計することによって算出さ
れる。これら時間T4および時間Tiの合計は各作業員
模擬図形の一連の動作毎に順次計算されるが、計算され
た結果は表示装置1の領域19Cに例えば、アナログ時
計またはディジタル時計を摸した図形として表示される
。ステップ14Rでは、作業員模擬図形が作業手順ステ
ップが完了したか否かを判断する。ステップ14Rの判
定が「NO」の場合にはステップ14Kに戻る。この判
定が「YES」の場合は、ステップ14Rに進む。
【0030】作業員が移動ルートを往復するときに受け
る被曝線量と作業員が対象作業実施中に受ける被曝線量
との合計量ED6を作業員毎に計算する(ステップ14
S)。後者の被曝線量は、被曝線量ED5 である。前
者の被曝線量は、被曝線量ED2 が最小になる移動ル
ートを通るときの被曝線量ED2 を2倍にしたもので
ある。 これは、往路と復路での被曝線量が等しいからである。 今まで述べたステップ14の各処理は、あたかもステッ
プ13Mで指定された設置位置に設けられた被曝線量モ
ニタによって、作業員が対象作業を遂行するときに被曝
する放射線量を測定することに相当すると言える。すな
わち、上記設置位置に被曝線量モニタを設けた作業員模
擬図形が対象作業を行うための移動及び動作を行う間、
被曝線量モニタが被曝線量を計測する。以上の各ステッ
プで得られた各被曝線量及び各時間のデータは、記憶部
5fに記憶される。また、以上の各ステップで得られた
各被曝線量,最小被曝線量の移動ルート、及び各時間の
データが、画像データ記憶装置3に出力される(ステッ
プ14T)。これらの情報は、表示装置1に表示される
。これにより、オペレータは、最小被曝線量の移動ルー
ト,移動ルート走行時の被曝線量,対象作業実施中の被
曝線量、各々の所要時間を知ることができる。これらの
情報は、放射線作業計画を立案する際に非常に有益なも
のとなる。すなわち、放射線作業計画(作業工程表,m
an−Sv(シーベルト)山積表及び作業手順要領)の
作業が、著しく容易になる。対象作業における各作業員
の動きをシミュレーションして被曝線量を算出すると同
時に、各作業員の動きを表示装置1に表示しているので
、オペレータは被曝線量を算出しているときに対象作業
における一連の各作業員の動きを知ることができる。 また、放射線管理領域内での作業員の実際の動き、動作
をシミュレーションして被曝線量を求めているので、得
られた被曝線量は精度が著しく高い。特に、放射線管理
領域内にレイアウトされた構造体の図形データ及びその
構造体の表面線量率を用いて作業員模擬図形が被曝する
放射線量を算出しているので、実際の放射線管理領域内
での作業員と構造体との間の実際の距離及びそれらの実
際の位置関係を反映でき、算出された被曝線量の精度は
より高くなる。ステップ14までの処理によって得られ
た結果が、条件を満足するか否かを判定する(ステップ
15)。この処理の詳細を図16に示す。ステップ15
では、所定の労働時間内に対象作業が完了するかの判定
(ステップ15A)、対象作業のman−SvがOKで
あるか否かの判定(ステップ15D)及び各作業員の被
曝線量が最大許容被曝線量以下であるか否かの判定(ス
テップ15G)が行われる。なお、各作業員は、作業エ
リアB内での対象作業における自分の最後の担当業務が
終了した時点で作業エリアBを離れる。すなわち、各作
業員は、他の作業エリアで遂行する業務がない場合には
最小被曝線量は移動ルートを通って建屋Rの入口まで戻
る。
【0031】まず、ステップ15Aでは、まず移動ルー
トを往復するのに要する時間(時間T0の2倍)及び時
間Tm を加える。次に、この加算によって得られる時
間が、所定の労働時間(例えば8時間/日)以内である
か否かを判定する。この判定が「NO」であれば、ステ
ップ15Bに移る。ステップ15Bでは、所定の労働時
間内に完了する対象作業の範囲を設定するように指示す
るガイダンスを画像データ記憶装置3に出力する。この
ガイダンスは、表示装置1に表示される。ステップ15
Bにおいて、このガイダンスと共に各作業手順ステップ
の所要時間Ti 及び時間T0 が出力される。これら
の時間は、表示装置4の領域19Cに表示される。オペ
レータは、そのガイダンスを見て入力装置4よりその対
象作業の範囲を入力する。この対象作業の範囲が演算部
5aに入力される(ステップ15C)。オペレータは、
表示装置1に時間T0 及びTi が表示されるので、
所定労働時間内に完了する対象作業の範囲を設定するこ
とが簡単にできる。これは、所定労働時間から移動ルー
トの往復に要する時間を引いた時間になるようにし、作
業手順ステップの所要時間Ti に基づいて1日に実施
できる作業手順ステップを選択することが極めて容易に
なるからである。また、オペレータは、移動ルートの往
復に要する時間及び各作業手順ステップの所要時間Ti
 を知ることができるので、対象作業の実施に何日要す
るのかの概算を行うことができる。従って、概算にて得
られた日数になるように各日に対象作業の範囲を振分け
ることができる。これらの対象作業の範囲は、ステップ
15Cで入力される。その後、設定された対象作業の範
囲を適用したステップ13〜14及び15Aの処理が繰
返される。
【0032】ステップ15Aの判定が「YES」であれ
ば、ステップ15Dの処理に移る。ステップ15Dは、
ステップ14Mで計算した各作業員の被曝線量ED6 
を更に合計して得られるman−Svの値を算出する。 man−Svとは、複数の作業員が放射線管理領域(例
えば原子炉建屋)内にいる間にそれらの作業員全員が被
曝する放射線量の合計値(総被曝線量という)である。 前述したようにステップ14にて算出された被曝線量の
精度が高いので、対象作業に対して得られた総被曝線量
の精度も高くなる。その総被曝線量は、移動ルート走行
時の被曝線量も含む。算出された総被曝線量の値が所定
の条件を満足するときはステップ15Gに移る。その値
が所定の条件を満足しないときはステップ15Eに移る
。 総被曝線量(man−Sv)の計算値がOKか否かの判
定には、以下の2つの方法がある。本実施例では、いず
れの方法を採用してもよい。すなわち、第1の方法は、
あらかじめ定められたman−Svの設定値とman−
Svの計算値を比較し、後者の値が前者の値以下である
ときにOKと判断するものである。第2の方法は、ma
n−Svの設定値を設けずman−Svの計算値を表示
装置1に表示させ、オペレータが入力装置4を介して入
力した「OKである」との信号を受けて本実施例の装置
がOK、すなわちman−Svの計算値がその所定値を
満足していると判断するものである。ステップ15Eは
、man−Svの計算値を高めている要因、すなわち被
曝防止対策を行うべきところの情報を作成し、この情報
を画像データ記憶装置3に出力する。その情報は、ステ
ップ12Cで出力された情報と共に表示装置1に表示さ
れる。ステップ15Eで作成される情報は、対象作業の
各作業手順(作業エリアまで行くとき及び作業エリアか
ら帰るとき移動ルートを作業員が移動する手順も含む)
毎の被曝線量のうち所定順位までにある被曝線量(例え
ば最も大きい値から3番目までの被曝線量)を、該当す
る作業手順と組合わせて作られる。これらの被曝線量は
、ステップ14D及び14Iによつて求められている。 オペレータは、ステップ15Eで作成された情報が写出
された表示装置1を見ることによって、対象作業の実施
によるトータルの被曝線量(man−Sv)を高めてい
る作業手順を知ることができる。なお、作業手順毎では
なく作業手順を実施するために作業員が動く領域をステ
ップ14Cのような小区間に分離し、この小区間毎に被
曝線量をステップ14Iで求めた場合には、所定数の小
区域での被曝線量と該当する小区域とを含む情報が、ス
テップ15Eで作成される。当然のことながら、ステッ
プ14Cで算出された移動ルートの小区域での被曝線量
に対する情報も、作成される。小区域での被曝線量を用
いた情報をステップ15Eで作成する場合は、以下のよ
うにしてもよい。すなわち、ステップ12Aで得られた
図形情報の上記の小区域の部分に算出された被曝線量の
レベルに応じた色情報を付加する。被曝線量のレベルは
、例えば10段階に設定し、各々のレベル毎に異なる色
が決められている。このような被曝線量の色情報が付加
されたステップ12Aで得られた図形情報と共に表示装
置1に表示される。更にステップ12Bで得られた色情
報も、表示装置1に表示される。このため、オペレータ
は、man−Svを高めているため小区域を容易に知る
ことができ、それに影響を与えている線量率の高い放射
線源(構造体)も容易に確認できる。従って、オペレー
タは、man−Svを低減する対策案を、容易に考える
ことができる。前述の作業手順の被曝線量の情報を、ス
テップ12A,12Bの情報と共に表示装置1に表示す
ることも可能である。すべての作業手順またはすべての
小区間の被曝線量の情報を表示してもよい。
【0033】オペレータは、ステップ15Eで作成され
た情報を見てman−Svを減少させる対策案を考える
。そして、オペレータは、その対策案を入力装置4から
入力する。演算部5aは、その対策案を入力する(ステ
ップ15F)。その後、その対策案を反映したステップ
13以降の処理が繰返される。対策案及びその対策案に
基づく処理について説明する。例えば、最初、ステップ
13Dでストレーナの交換作業として図11のNo. 
2〜7の各作業手順を入力したとする。ステップ13E
〜13Q,14A〜14N,15A及び15Dの各処理
が行われる。ステップ15Dは、「NO」と判定する。 ステップ15Eは、タンク50内に放射線量の高い液体
が充填されている関係上、No. 3〜6の作業手順で
の作業員の被曝線量が高くなる。表示装置1にタンク5
0が高レベルの表面線量率であることを示す色で表示さ
れているので、オペレータはタンク50がNo. 3〜
6の作業手順での被曝線量に影響を与えていることを知
る。このため、オペレータは、対策案としてNo. 2
の作業手順の前に図11のNo. 1の作業手順を実施
することを考え、ステップ15Fによってその対策案が
入力される。この対策案を反映した状態で被曝線量がシ
ミュレーションされる。タンク50内の放射性液体がN
o. 1の作業手順によって外部に排出されるので、N
o.3〜No.6の作業手順での被曝線量は前回求めた
値よりも減少する。この場合においても、再びステップ
15Eにより、No. 2〜7の作業手順での被曝線量
が高いと表示されたとする。オペレータは、表示装置2
に表示された図12の図形を見てタンク50内に放射性
液体が残っていることへの対策として、タンク50のス
トレーナ51に面する側に仮設できる可搬式の放射線遮
蔽体を設置することを考える。このため、オペレータは
、図11のNo. 2の作業手順とNo. 3の作業手
順との間に、タンク50のストレーナ51に面する側に
可搬式放射線遮蔽体を設置するという作業手順を入力装
置4より入力する。演算部5aは、再度の対策案に対し
て前述の各処理を繰返す。これらの処理が実施によって
、ステップ15Dの判定が「YES」になったとき、ス
テップ15Gに移る。なお、ステップ15Dでは、「Y
ES」と判定したときに、その判定を得ることができた
対象作業の全作業手順を記憶装置6の所定のエリアに記
憶させる。この記憶された情報は、次回の点検時でステ
ップ13Aによってその対策作業が入力されたとき、ス
テップ13Dで検索されて入力される。
【0034】ステップ15Gは、対象作業を実行する場
合において受ける各々の作業員の被曝線量が最大許容被
曝線量以下であるか否かが判定される。最大許容被曝線
量は、1日,1週間,3ケ月及び1年毎に決められてい
る。いずれかの最大許容被曝線量が満足されない場合は
、ステップ15Gの判定が「NO」となる。ステップ1
5Gで「NO」と判定された作業員の被曝線量を加えて
も最大許容被曝線量を満足する作業員を選択する(ステ
ップ15H)。各作業員の被曝線量は、記憶装置6に記
憶されている。
【0035】ステップ15Gの判定が「YES」の場合
、ステップ16が実行される。ステップ16は、ステッ
プ15Dにおいてman−Svの所定値を満足した対象
作業の全作業手順を画像データ記憶装置3に出力する。 これらの作業手順は、表示装置1に表示される。更に、
これらの作業手順は、オペレータの要求によりプリンタ
7によって印字される。プリンタ7も、1種の表示手段
である。演算部5aによって得られる他の情報も、オペ
レータの要求によってプリンタ7に出力することも可能
である。また、ステップ16は、対象作業においてma
n−Svの所定値を満足したときに各作業員毎に実施す
る担当業務を出力することもできる。これも、表示装置
1に表示される。
【0036】このような本実施例によれば、対象作業を
実施する場合において被曝線量(特に総被曝線量)が所
定値を満足するような作業手順を容易に作成することが
できる。特に、算出された被曝線量の値の精度が高いの
で、被曝線量の所定値を満足する適切な作業手順を作成
することができる。所定の被曝線量を満足する適切な一
連の作業手順を対象作業に対して作成できることは、そ
の対象作業の遂行に必要な職種毎の作業員人数の計画を
立てる上で非常に有益である。なお、放射線管理領域内
で行う対象作業が複数ある場合には、対象作業毎に少な
くともステップ13〜16の処理が実行される。
【0037】図17は、図1の処理手順を実行する演算
処理装置5を機能的に表現したものである。図1の処理
手順を実行する演算処理装置5は、構造体図形情報作成
手段5A,放射線情報作成手段5B,移動対象部移動デ
ータ作成手段5C,作業員動作データ作成手段5D,対
象作業シミュレーションデータ作成手段5E,被曝線量
算出手段5F、及び被曝線量判定手段5Gを有している
と言える。構造体図形情報作成手段5Aは、ステップ1
0A,10B及び12Aの処理を実行し、入力装置4に
より指定された放射線管理領域内に配置された各構造体
を表示するための図形情報を作成する。この図形情報は
、画像データ記憶装置3に出力される。放射線情報作成
手段5Bは、構造体図形情報作成手段5Aがステップ1
0Bで入力したレイアウト図形データを入力し、このレ
イアウト図形データに含まれる構造体に関する放射線情
報を作成する。この情報作成は、ステップ11A〜11
E,12B及び12Cによって行われる。移動対象部の
移動データ作成手段5Cは、ステップ13A,13B,
13D〜13Iの処理を実行する。移動データ作成手段
5Cは、構造体図形情報作成手段5Aから出力されたレ
イアウト図形データ、及び対象作業に対する各作業手順
に基づいて前述したようにステップ13F及び13Iの
処理により、対象作業に対応した移動対象部の移動デー
タ及び必要に応じて補助装置の移動データを作成する。 作業員動作データ作成手段5Dは、ステップ13A〜1
3D,13J及び13Kの処理を実行する。対象作業シ
ミュレーション情報作成手段5Eは、ステップ13M,
13N,13P,14B及び14Hの処理を行う。すな
わち、対象作業シミュレーション情報作成手段5Eは、
構造体図形情報作成手段5Aで得られた図形情報,デー
タ作成手段5D及び5Eで得られたデータ、及び入力装
置4から入力された被曝線量モニタの設置位置及び各速
度データを入力して、対象作業を行うための構造体が配
置された領域内での一連の作業員の動きを示す図形情報
及び移動対象部等の動きを示す図形情報を作成する。こ
れらの図形情報は、作成手段5Aで作成された図形情報
と共に画像データ記憶装置3に出力される。被曝線量算
出手段5Fは、ステップ14B〜14I及び14K〜1
4Tの処理を実行する。被曝線量算出手段5Fは、放射
線情報作成手段5Bで得られた指定された放射線管理領
域内の各構造体の放射線情報、及び対象作業シミュレー
ション情報作成手段5Eで得られた各図形情報に基づい
て、指定された被曝線量モニタの設定位置での被曝線量
を算出する。算出された各被曝線量は、画像データ記憶
装置3及び被曝線量判定手段5Gに出力される。被曝線
量判定手段5Gは、ステップ15A〜15F及び16の
処理を実行する。ステップ15Dの判定が「YES」の
とき、ステップ16の処理によって作業員動作データ作
成手段5Dのデータ作成に用いられた対象作業に関する
全ての作業手順が、画像データ表示装置3に出力される
。画像データ表示装置3に入力されたデータ及び情報は
、図1の処理手順で説明したように表示装置1に表示さ
れる。図18は、図5に詳細に示すステップ11の処理
手順の他の実施例である。本実施例の処理手順は、図5
に示す処理手順のうちステップ11Fを取去ってステッ
プ11Eの後に新たにステップ11G及び11Hを加え
たものである。これらの異なる部分についてのみ説明す
る。ステップ11Gでは、得られた構造体(機器等)の
表面線量率Rp を用いて、指定領域内を細分して得ら
れた小さな区域毎に放射線量率Rsを計算する。次に得
られた各放射線量率Rsを記憶部5fに記憶する(ステ
ップ11H)。このような図18に示す処理手順を図5
に示すそれの替りに図1に示すステップ11として用い
る場合は、ステップ12以降において用いる表面線量率
Rp を放射線量率Rs にする。図18の処理手順を
ステップ11の替りに用いた場合も、前述した実施例と
同様な効果を得ることができる。
【0038】
【発明の効果】本発明の第1の特徴によれば、対象作業
に対して、所定の被曝線量を満足する適切な作業手順を
容易に得ることができる。
【0039】本発明の第2の特徴によれば、対象作業に
おける作業員の被曝線量を算出すると同時に、その対象
作業の各作業手順を実行する作業員の動き、および作業
員の動きに対応した被曝線量の変化を同時に確認するこ
とができる。また、作業員模擬体の動きに応じた時間の
経過を同時に確認できるので作業手順の計画を実時間に
対応して作成することができる。
【0040】本発明の第3の特徴によれば、所定の被曝
線量が満足されないとき、オペレータは、被曝を抑制す
べき作業手順または区域を容易に知ることができる。こ
れによって、被曝を抑制する対策案を簡単に考えること
ができる。
【0041】本発明の第4の特徴によれば、対象作業を
行う放射線管理領域内に配置された各構造体の放射線を
容易に知ることができる。特に、レイアウト図形データ
に基づく各構造体の実際の配線状態と共に放射線量情報
を表示するので、実際の構造体の配置状態での放射線量
の分布を知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である図2の放射線作業支援装
置で実行される処理手順の説明図である。
【図2】本発明の実施例である放射線作業支援装置の構
成図である。
【図3】図1のステップ10の詳細説明図である。
【図4】図3のステップ10Aで入力されるデータの一
例を示す説明図である。
【図5】図1のステップ11の詳細説明図である。
【図6】図1のステップ12の詳細説明図である。
【図7】図6のステップ12Cで出力されたデータの一
例を表示装置に表示した状態を示す説明図である。
【図8】図1のステップ13の詳細説明図である。
【図9】図1のステップ13の詳細説明図である。
【図10】移動ルートの入力例を示す説明図である。
【図11】図8のステップ13Dで入力した作業手順及
び作業要領の一例を示す説明図である。
【図12】ある対象作業が実施される系統の斜視図であ
る。
【図13】図8のステップ13Jで作成された作成員模
擬図形の一例を示す説明図である。
【図14】図1のステップ14の詳細説明図である。
【図15】図1のステップ14の詳細説明図である。
【図16】図1のステップ15の詳細説明図である。
【図17】図1の処理手順を実行する図2の演算処理装
置5を機能的に示した説明図である。
【図18】ステップ11の他の実施例の詳細説明図であ
る。
【図19】表示装置1の画面出力の一例を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1…表示装置、2…画像表示制御装置、3…画像データ
記憶装置、4…入力装置、5…演算処理装置、6…記憶
装置、20…作業員模擬図形。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】放射性物質を取扱う装置が配置された放射
    線管理領域内で行われる対象作業であって複数の作業手
    順を含む対象作業を行うために作業員が受ける被曝線量
    を、演算処理手段によって、前記放射線管理領域に関係
    するレイアウト図形データ及び前記レイアウト図形デー
    タに含まれた構造体に対する放射線データを利用して算
    出し、表示装置上に図形及び文字として出力することを
    特徴とする放射線作業支援方法。
  2. 【請求項2】放射性物質を取扱う装置が配置された放射
    線管理領域内で行われる対象作業であって複数の作業手
    順を含む対象作業を行う場合における作業の動きを、演
    算処理手段によって、前記放射線管理領域に関するレイ
    アウト図形データを利用してシミュレーションし、その
    経緯を表示画面上に表示すること、シミュレーションさ
    れる前記作業員の動きに応じて前記作業員が受ける被曝
    線量を前記演算処理手段によって算出し、表示画面上に
    図形または文字として出力すること、及びシミュレーシ
    ョンされる前記作業員の動きに対応した時間経過を表示
    画面上に図形または文字として出力することを特徴とす
    る放射線作業支援方法。
  3. 【請求項3】放射性物質を取扱う装置が配置された建屋
    内での複数の構造体のレイアウト状態を示すレイアウト
    図形データを記憶している記憶手段から、入力手段で指
    定された前記レイアウト図形データを演算処理手段によ
    って選択すること、前記入力手段で指定された対象作業
    であって複数の作業手順を含む前記対象作業を行うため
    に作業員が受ける被曝線量を、前記選択されたレイアウ
    ト図形データに含まれた前記構造体に対する放射線デー
    タを用い前記演算処理手段によって算出し、その結果を
    表示装置に図形または文字で出力することを特徴とする
    放射線作業支援方法。
  4. 【請求項4】前記放射線データが記憶手段から読出され
    る請求項5の放射線作業支援方法。
  5. 【請求項5】放射性物質を取扱う装置が配置された建屋
    内での複数の構造体のレイアウト状態を示すレイアウト
    図形データを記憶している記憶手段から、入力手段で指
    定されたレイアウト図形データを演算処理手段によって
    選択すること、前記入力手段で指定された対象作業であ
    って複数の作業手順を含む前記対象作業を行う場合にお
    ける作業員の動きを前記演算処理手段によって前記選択
    された前記レイアウト図形データを利用してシミュレー
    ションし、その経緯を表示画面上に表示すること、前記
    対象作業を行うために作業員が受ける被曝線量を、シミ
    ュレーションされる前記作業員の動きに応じて前記演算
    処理手段によって算出すること、算出された被曝線量を
    シミュレーションされる前記作業員の動きに応じて図形
    または文字として表示装置に表示すること、及びシミュ
    レーションされる前記作業員の動きに対応した時間経過
    を表示画面上に図形または文字として出力することを特
    徴とする放射線作業支援方法。
  6. 【請求項6】放射性物質を取扱う装置が配置された建屋
    内の放射線管理領域にある構造体を図形に表示するため
    の第1情報を、前記放射線管理領域内の構造体のレイア
    ウト状態を示すレイアウト図形データに基づいて作成す
    ること、前記放射線管理領域内で行う対象作業を実施す
    る作業員の動きを模擬した作業員模擬体の複数の状態模
    擬図形データを作成すること、前記対象作業を実施する
    前記作業員模擬体を図形に表示するための第2情報を、
    前記状態模擬図形データに基づいて作成すること、前記
    構造体の図形及び前記対象作業を実行するための前記作
    業員模擬体の図形を、前記第1及び第2情報に基づいて
    表示手段に表示すること、前記作業員模擬体の図形の動
    きに応じて被曝線量を算出すること、前記算出された被
    曝線量を図形または文字として表示装置に表示すること
    を特徴とする放射線作業支援方法。
  7. 【請求項7】入力装置と、放射線管理領域に複数の構造
    体を配置した状態でのレイアウト図形データを記憶して
    いる第1記憶エリアと、前記入力装置の出力によって指
    定された前記放射線管理領域に関するレイアウト図形デ
    ータを前記第1記憶エリアから選択すること、前記入力
    装置より出力された対象作業であって入力された複数の
    作業手順を含む前記対象作業を行うために作業員が被曝
    する放射線量を選択されたレイアウト図形データ及び前
    記選択されたレイアウト図形データに含まれた構造体に
    対する放射線データであって入力された前記放射線デー
    タを利用して算出すること、前記算出結果を図形または
    文字として表示する表示手段とを備えたことを特徴とす
    る放射線作業支援装置。
  8. 【請求項8】入力装置と、放射線管理領域に複数の構造
    体を配置した状態でのレイアウト図形データを記憶して
    いる第1記憶エリアと、前記入力装置の出力によって指
    定された前記放射線管理領域に関するレイアウト図形デ
    ータを前記第1記憶エリアから選択すること、前記入力
    装置から出力された対象作業であって入力された複数の
    作業手順を含む対象作業を行う場合における作業員の動
    きを、前記選択されたレイアウト図形データを利用して
    シミュレーションすること、シミュレーションされる前
    記作業員の動きに応じて前記作業員が被曝する放射線量
    を算出すること、算出された前記被曝線量を図形または
    文字として表示すること、及びシミュレーションされる
    前記作業員の動きに対応した時間経過を図形または文字
    として表示する手段を備えたことを特徴とする放射線作
    業支援装置。
  9. 【請求項9】入力装置と、放射線管理領域に複数の構造
    体を配置した状態でのレイアウト図形データを記憶して
    いる第1記憶エリアと、前記入力装置の出力によって指
    定された前記放射線管理領域に関するレイアウト図形デ
    ータを前記第1記憶エリアから選択すること、前記放射
    線管理領域にある構造体を図形に表示するための第1情
    報を、前記レイアウト図形データに基づいて作成するこ
    と、入力装置より出力された対象作業であって入力され
    た複数の作業手順を含む前記対象作業を実施する作業員
    の動きを模擬した作業員模擬体の複数の状態模擬図形デ
    ータを作成すること、前記対象作業を実施する前記作業
    員模擬体を図形に表示するための第2情報を、前記状態
    模擬図形データに基づいて作成すること、及び前記作業
    員模擬体の図形の動きに応じて作業員の被曝線量を算出
    することを実行する処理手順を記憶する第2記憶エリア
    と、前記処理手順に基づいて得られた前記第1及び第2
    情報を出力する処理手順と、前記処理手段から出力され
    た前記第1及び第2情報を表示する表示手段とを備えた
    ことを特徴とする放射線作業支援装置。
  10. 【請求項10】放射線管理領域に複数の構造体を配置し
    た状態でのレイアウト図形データを記憶している記憶手
    段と、指定された前記放射線管理領域にある前記構造体
    を図形に表示するための第1情報を、前記指定された放
    射線管理領域に関する前記レイアウト図形データであっ
    て前記記憶手段から選択された前記レイアウト図形デー
    タに基づいて作成する構造体図形情報作成手段と、入力
    された対象作業であって入力された複数の作業手順を含
    む前記対象作業を実施する作業員の動きを模擬した作業
    員模擬体の複数の状態模擬図形データを作成する作業員
    動作データ作成手段と、前記指定された放射線管理領域
    内で前記対象作業を実施する一連の前記作業員模擬体の
    形状を図形に表示するための第2情報を前記状態模擬図
    形データを作成する対象作業シミュレーション情報作成
    手段と、前記指定された放射線管理領域内の各構造体の
    放射線情報を入力された放射線データに基づいて作成す
    る放射線情報作成手段と、前記作業員模擬体内の指定さ
    れた位置での被曝線量を、前記第2の情報及び前記放射
    線情報に基づいて算出する被曝線量算出手段と、前記第
    1及び第2情報、及び前記作業手順の情報を表示する表
    示手段とを備えた放射線作業支援装置。
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