JPH0435780Y2 - - Google Patents

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JPH0435780Y2
JPH0435780Y2 JP1985201782U JP20178285U JPH0435780Y2 JP H0435780 Y2 JPH0435780 Y2 JP H0435780Y2 JP 1985201782 U JP1985201782 U JP 1985201782U JP 20178285 U JP20178285 U JP 20178285U JP H0435780 Y2 JPH0435780 Y2 JP H0435780Y2
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pressure
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、プロセス制御系などにおいて差圧
を検出する差圧伝送器に関し、特にゼロ点の補正
機構に係るものである。
(ロ) 従来の技術 一般に、半導体ピエゾ抵抗式の差圧伝送器は、
第2図に示すように、ボデイaの両側にフランジ
bが設けられて高圧導入室cと低圧導入室dとが
形成され、ボデイa内に過圧保護室eと圧力検出
室fとが形成され、保護室eにベローズgが、検
出室にピエゾ抵抗素子を備えた圧力センサhがそ
れぞれ設けられる一方、各導入室c,dにシール
ダイヤフラムiが設けられ、このシールダイヤフ
ラムiから連通路jを介して保護室e及び検出室
fに亘り封入液kが充填されて構成されている。
この差圧伝送器は、各導入室c,dに導入された
圧力がシールダイヤフラムi及び封入液kを介し
て圧力センサhに作用し、両圧力に差圧が生じる
と、圧力センサhの抵抗値が変化し、この抵抗変
化を電気信号としてリード線lより導出し、差圧
を検出するように成つている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 上述した差圧伝送路において、封入液kは圧力
伝達の媒体であり、非圧縮性液体が用いられる。
しかし、非圧縮性液体といえども圧力が上昇する
に従つて体積も僅かに減少し、その減少量は例え
ば400Kgf/cm2の圧力で2〜5%も圧縮される。
従つて、圧力センサhで区画される両側の封入液
kに液量差があると、減少量に差が生じ、同圧の
静圧印加時にゼロ点がシフトし、静圧誤差を生じ
ていた。特に、設計段階において、左右の封入液
kの量を等しくなるようにしているものの、製作
段階などにおいて僅かにばらつき、封入液量のア
ンバランスが生起することになる。
また、封入液の量がアンバランスであると、温
度変化による膨張収縮量にも差が生じ、温度誤差
の一要因となつていた。
(ニ) 問題点を解決するための手段及び作用 この考案は、ハウジングに圧力の導入室が両側
部に形成されると共に、圧力の検出室が形成さ
れ、この各導入室と検出室とが連通路を介して流
通自在に連通され、前記導入室にシールダイヤフ
ラムが設けられてこの導入室が圧力の導入側と検
出側とに区画される一方、前記検出室に圧力セン
サが設けられてこの検出室が2つの受圧側に区画
され、前記導入室の検出側から連通路を介して検
出室の受圧側に亘り封入液が充填され、この封入
液の液量を調節する調節手段が設けられ、この調
節手段が、封入液を貯留するための貯留室と、こ
の貯留室に一端が連接され且つ他端が前記導入室
の検出側からの検出室の受圧側までに開口された
2つの調節路と、貯留室に設けられた調節プラグ
と、各調節路に設けられた閉塞プラグとからなる
ことを特徴とする。
従つて、両シールダイヤフラムに静圧印加した
状態において、圧力センサ出力のゼロ点がシフト
していると、封入液量の多い方の閉塞プラグを開
動し、調節手段でもつて液量を減少させ、再び閉
塞プラグを閉動し、静圧印加を繰返して封入液量
を均一にし、ゼロ点のシフトを除去するように構
成されている。
(ホ) 実施例 以下、この考案の一実施例を、図面に基づいて
説明する。
第1図に示すように、1は差圧伝送路であつ
て、プロセス制御系等において差圧を検出するも
のである。
この差圧伝送路1のハウジング2は、ボデイ2
aを中央にして両側にフランジ2b,2bが取付
けられて成り、このボデイ2aとフランジ2b,
2b間に高圧の導入室3aと低圧の導入室3bと
が形成されている。また、フランジ2b,2bに
は圧力の導入孔4a,4bが穿設され、各導入室
3a,3bに高圧及び低圧が導入されるように成
つている。
前記ボデイ2aの中央部には圧力の検出室5が
上部に、過圧の保護室6が下部にそれぞれ形成さ
れている。この検出室5には、半導体ピエゾ抵抗
素子より成る圧力センサ7が設けられて、検出室
5が上下2つの受圧側に区画されている。また、
保護室6にはベローズ8が設けられ、このベロー
ズ8は蛇腹部8aに閉塞板8bが連接されて成
り、保護室6が内側と外側とに区画されている。
前記ボデイ2aには、各導入室3a,3bと検
出室5及び保護室6とに連通する2系統の連通路
9a,9bが穿設され、高圧の導入室3aは保護
室6の内側と検出室5の片方の受圧側とに、低圧
の導入室3bは保護室6の外側と検出室5の片方
の受圧側とに流通自在に形成されている。また、
各導入室3a,3bには、シールダイヤフラム1
0a,10bがボデイ2aと各フランジ2b,2
bとに挟持されて設けられ、各導入室3a,3b
が圧力の導入側と検出側とに区画されている。そ
して、この導入側には導入孔4a,4bが、検出
側には連通路9a,9bがそれぞれ開口されてい
る。
更に、各導入室3a,3bにおけるシールダイ
ヤフラム10a,10bから保護室6のベローズ
8及び検出室5の圧力センサ7に亘つて非圧縮性
の封入液11a,11bが充填され、導入室3
a,3bの圧力が圧力センサ7に伝達されるよう
に構成されている。
また、前記ボデイ2aの下部には封入液11
a,11bの液量を調節する調節手段12が設け
られており、この調節手段12は封入液11a,
11bの貯留室12aに調節プラグ12bが移動
自在に螺合されて成り、調節プラグ12bにより
貯留室12aの容量を増減するように成つてい
る。この貯留室12aには2本の調節路13a,
13bの一端が開口され、この各調節路13a,
13bは他端が各導入室3a,3bの検出側に開
口され、封入液11a,11bを貯留室12aに
案内するように成つている。更に、ボデイ2aに
は閉塞プラグ14a,14bが螺合され、各調節
路13a,13bが開閉自在に構成されている。
これら貯留室12a、調節プラグ12b、調節路
13a,13b、閉塞プラグ14a,14bで調
節手段12が構成されている。
尚、15は調節プラグ12b及び閉塞プラグ1
4a,14bに密接するOリングで、16は圧力
センサ7に接続されてリード線で、17はこのリ
ード線16をボデイ2a内で被うハーメチツクシ
ールである。
次に、この差圧伝送路1の差圧検出動作につい
て説明する。
先ず、封入液11a,11bを充填して組立を
完了した後、閉塞プラグ14a,14bで調節路
13a,13bを閉塞した状態において、両導入
室3a,3bに静圧を印加する。そして、圧力セ
ンサ7の出力を導出し、差圧がゼロであるか否か
を計測する。すなわち、静圧印加時であるため、
左右の圧力は等しく、差圧は原則としてゼロであ
る。その際、圧力センサ7の出力がゼロでない時
は、圧力センサ7の両側における封入液11a,
11bの液量が異なつていることになり、液量の
多い方は圧縮量が多く、シールダイヤフラム10
a又は10bでその圧縮量を吸収する。従つて、
封入液11a,11bの多い方は僅かに印加圧力
より低く、圧力センサ7は差圧を検出することに
なる。
そこで、圧力センサ7の出力により液量の多い
封入液11a,11bを減少するか、或いは少な
い封入液11b,11aを増加するか何れかの操
作を行う。先ず、調節する方の閉塞プラグ14
a,14bを開動して調節路13a,13bを開
放し、調節プラグ12bを回動する。この回動に
より、貯留室12aの容量が変化し、封入液11
a,11bを増減する。その後、再び静圧を印加
して圧力センサ7の出力がゼロになつたか否かを
検出する。そして、ゼロになるまで上記動作を繰
返し、ゼロ点の補正を行うことになる。
次に、プロセス圧等の差圧検出は、各導入室3
a,3bの圧力がシールダイヤフラム10a,1
0b及び封入液11a,11bを介して圧力セン
サ7に作用し、差圧によつて抵抗値が変化し、こ
の抵抗変化より差圧を検出する。
また、過大圧力が印加されると、ベローズ8の
蛇腹部8aが伸び(又は縮み)て閉塞板8bが変
位することにより、封入液11a,11bが移動
し、過大圧が印加された側のシールダイアフラム
10a又は10bが背後のボデイ2aに当たる。
そのため、それ以上は封入液の移動がなくなり、
従つて、それ以上の過大圧は圧力センサ7まで伝
わらなくなり、圧力センサ7は過大圧から保護さ
れる。
尚、この実施例は、半導体ピエゾ抵抗式とした
が、静電容量式としてもよい。
また、調節手段12は実施例に限られず、封入
液を増減できるものであればよい。
(ヘ) 考案の効果 以上のように、この考案の差圧伝送器によれ
ば、封入液量の調節手段を設け、この調節手段が
貯留室、2つの調節路、調節プラグ、及び閉塞プ
ラグで構成されるため、静圧印加時にゼロ点がシ
フトすると、片方の閉塞プラグを開動して片側の
封入液量を調節することができるので、圧力セン
サの両側の封入液量を等しくすることができるか
ら、圧力変化による封入液量の増減差がなく、ゼ
ロ点シフトを調節して差圧を正確に検出すること
ができる。
また、両側の封入液量を等しくすることができ
るので、温度変化による膨張収縮量も等しくなる
から、温度誤差も除去することができる。
更に、封入液が密封状態にあり、この状態のま
まで封入液量の増減を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例を示す差圧伝送
器の縦断面図、第2図は、従来例を示す差圧伝送
器の縦断面図である。 1……差圧伝送器、2……ハウジング、3a,
3b……導入室、5……検出室、7……圧力セン
サ、9a,9b……連通路、10a,10b……
シールダイヤフラム、11a,11b……封入
液、12……調節手段、13a,13b……調節
路、14a,14b……閉塞プラグ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハウジングに圧力の導入室が両側部に形成され
    ると共に、圧力の検出室が形成され、この各導入
    室と検出室とが連通路を介して流通自在に連通さ
    れ、前記導入室にシールダイヤフラムが設けられ
    てこの導入室が圧力の導入側と検出側とに区画さ
    れる一方、前記検出室に圧力センサが設けられて
    この検出室が2つの受圧側に区画され、前記導入
    室の検出側から連通路を介して検出室の受圧側に
    亘り封入液が充填され、この封入液の液量を調節
    する調節手段が設けられ、この調節手段は、封入
    液を貯留するための貯留室と、この貯留室に一端
    が連接され且つ他端が前記導入室の検出側からの
    検出室の受圧側までに開口された2つの調節路
    と、貯留室に設けられた調節プラグと、各調節路
    に設けられた閉塞プラグとからなることを特徴と
    する差圧伝送器。
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