JPH04358752A - 過給機付エンジンの蒸発燃料制御装置 - Google Patents

過給機付エンジンの蒸発燃料制御装置

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JPH04358752A
JPH04358752A JP3498891A JP3498891A JPH04358752A JP H04358752 A JPH04358752 A JP H04358752A JP 3498891 A JP3498891 A JP 3498891A JP 3498891 A JP3498891 A JP 3498891A JP H04358752 A JPH04358752 A JP H04358752A
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JP
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purge
valve
fuel
compressor
passage
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JP3498891A
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English (en)
Inventor
Kunihiko Nakada
邦彦 中田
Mamoru Yoshioka
衛 吉岡
Toshihisa Sugiyama
敏久 杉山
Yuji Kanto
関東 勇二
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の燃料タンクから
発生する蒸発燃料を燃焼室に導き、大気中に放出される
蒸発燃料を規制するようにした過給機付エンジンの蒸発
燃料制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の燃料タンクから発生する蒸発燃
料をそのまま大気中に放出させることは大気汚染の原因
となるため、この蒸発燃料をエンジンの吸気通路に導入
し、供給燃料とともに燃焼室内で燃焼させるようにした
装置が知られている。この装置では、蒸発燃料は活性炭
などの吸着剤を収納したキャニスタに導かれ、吸着剤に
一時的に吸着される。吸着剤に吸着された蒸発燃料は、
エンジン運転時に吸気管負圧によって吸着剤から離脱し
、吸気とともに燃焼室内に導入される。
【0003】蒸発燃料制御装置に関する先行技術の一例
として、たとえば特開昭61−19962号公報が知ら
れている。この装置では、キャニスタとスロットル弁下
流とを連通するパージ通路にパージ用電磁弁が設けられ
ており、このパージ用電磁弁を吸気空気量に応じてデュ
ーティ制御することにより、蒸発燃料のパージ流量が最
適に調整される。また、蒸発燃料装置を過給機付エンジ
ンに適用した技術が知られている(特公昭62−187
47号公報)。この公報の装置においては、吸気管内の
圧力が負圧域ではキャニスタからサージタンク内へ蒸発
燃料のパージが行なわれ、過給域では過給圧(正圧)で
開く開閉弁を介してターボチャージャのコンプレッサ上
流へ蒸発燃料のパージが行なわれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報の装置のように、燃料タンクからの蒸発燃料を一旦キ
ャニスタに吸着させた後、ターボチャージャのコンプレ
ッサ上流の吸気管負圧を利用してパージさせる場合は、
十分なパージ量を確保することができないという問題が
あった。すなわち、キャニスタに吸着された蒸発燃料を
離脱させるにはキャニスタの流路抵抗に打勝つだけの吸
気管負圧が必要となるが、ターボチャージャのコンプレ
ッサ上流の吸気管負圧は小さいので、キャニスタから蒸
発燃料を十分に離脱させることができず十分なパージ流
量を確保することができない。したがって、十分なパー
ジ流量を得るためには、キャニスタの容量を大きくした
り、パージ通路の径を大きくする必要があるが、この場
合は装置が大きくなり、車両への搭載上困難が伴なう。
【0005】本発明は、上記の問題に着目し、ターボチ
ャージャのコンプレッサ上流の小さな吸気管負圧でも蒸
発燃料のパージ流量を十分に確保することが可能な過給
機付エンジンの蒸発燃料制御装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的に沿う本発明に
係る過給機付エンジンの蒸発燃料制御装置は、燃料タン
クから発生する蒸発燃料をキャニスタに吸着させ、該キ
ャニスタ吸着された蒸発燃料を吸気管負圧によりメイン
パージ通路を介してスロットル弁下流の吸気通路に導く
ようにした過給機付エンジンの蒸発燃料制御装置におい
て、前記燃料タンクから発生する蒸発燃料をターボチャ
ージャのコンプレッサ上流へ導くサブパージ通路を設け
、該サブパージ通路に、燃料タンク側から前記コンプレ
ッサ上流側に向う蒸発燃料の流れのみを許すチェック弁
と前記コンプレッサ下流の過給圧によって開弁するパー
ジ用開閉弁とを直列に介装したものから成る。
【0007】
【作用】このように構成された過給機付エンジンの蒸発
燃料制御装置においては、ターボチャージャ下流の吸気
通路が負圧の領域では、メインパージ通路を介してキャ
ニスタからの蒸発燃料がスロットル弁下流の吸気通路に
パージされる。エンジンが高負荷域になり、ターボチャ
ージャ下流の吸気通路が過給圧(正圧)になると、サブ
パージ通路に介装されたパージ用開閉弁が開弁される。 サブパージ通路は、燃料タンクで発生する蒸発燃料をキ
ャニスタを介することなくそのままターボチャージャの
コンプレッサに導く通路であるので、パージ用開閉弁の
開弁により、キャニスタからの蒸発燃料はチェック弁を
介してコンプレッサ下流にパージされる。
【0008】このように、燃料タンクで発生した蒸発燃
料をそのままターボチャージャのコンプレッサ上流の吸
気管負圧を利用してパージさせているので、キャニスタ
の流路抵抗が大であっても、その影響は全く受けること
がなくなり、吸気管負圧が小さくとも十分なパージ量を
確保することが可能となる。
【0009】
【実施例】以下に、本発明に係る過給機付エンジンの蒸
発燃料制御装置の望ましい実施例を、図面を参照して説
明する。
【0010】第1実施例 図1ないし図4は、本発明の第1実施例を示しており、
とくに車両に搭載される6気筒エンジンに適用した場合
を示している。このうち、図1は蒸発燃料制御装置を中
心としたエンジンの系統図を示しており、図2は蒸発燃
料制御装置を除いたエンジンの制御系統図を示している
。図2において、1はエンジン、2はサージタンク、3
は排気マニホールドを示す。排気マニホールド3は排気
干渉を伴わない#1〜#3気筒群と#4〜#6気筒群の
2つに集合され、その集合部が連通路3aによって連通
されている。7、8は互いに並列に配置された主ターボ
チャージャ、副ターボチャージャである。ターボチャー
ジャ7、8のそれぞれのタービン7a、8aは排気マニ
ホールド3の集合部に接続され、それぞれのコンプレッ
サ7b、8bは、インタクーラ6、スロットル弁4を介
してサージタンク2に接続されている。
【0011】主ターボチャージャ7は、低吸入空気量域
から高吸入空気量域まで作動され、副ターボチャージャ
8は低吸入空気量域で停止される。双方のターボチャー
ジャ7、8の作動、停止を可能ならしめるために、副タ
ーボチャージャ8のタービン8aの下流に排気切替弁1
7が、コンプレッサ8bの下流に吸気切替弁18が設け
られる。吸、排気切替弁18、17の両方とも開弁のと
きは、両方のターボチャージャ7、8が作動される。副
ターボチャージャ8のタービン8aの下流と主ターボチ
ャージャ7のタービン7aの下流とは、排気バイパス通
路40を介して連通可能となっている。排気バイパス通
路40には、この排気バイパス通路40を開閉する排気
バイパス弁41が設けられている。排気バイパス弁41
は、ダイヤフラム式アクチュエータ42によって開閉さ
れるようになっている。
【0012】低吸入空気量域で停止される副ターボチャ
ージャ8の吸気通路には、1個ターボチャージャから2
個ターボチャージャへの切替を円滑にするために、コン
プレッサ7bの上流とコンプレッサ8bの下流とを連通
する吸気バイパス通路13と、吸気バイパス通路13の
途中に配設される吸気バイパス弁33が設けられる。吸
気バイパス弁33はダイヤフラム式のアクチュエータ1
0によって開閉される。吸気切替弁18の上流と下流と
を連通するバイパス通路には、逆止弁12が設けられて
おり、吸気切替弁18の閉時において副ターボチャージ
ャ8側のコンプレッサ出口圧力が主ターボチャージャ7
側より大になったとき、空気が上流側から下流側に流れ
ることができるようにしてある。なお、図中、14はコ
ンプレッサ出口側の吸気通路、15はコンプレッサ入口
側の吸気通路を示す。吸気通路15はエアフローメータ
24を介してエアクリーナ23に接続される。排気通路
を形成するフロントパイプ20は、排気ガス触媒21、
22を介して排気マフラーに接続される。吸気切替弁1
8はアクチュエータ11によって開閉され、排気切替弁
17はダイヤフラム式アクチュエータ16によって開閉
されるようになっている。ウエストゲートバルブ31は
、アクチュエータ9によって開閉されるようになってい
る。
【0013】アクチュエータ9、10、11、16、4
2は、過給圧または負圧の導入によって作動するように
なっている。各アクチュエータ9、10、11、16、
42には、正圧タンク51からの過給圧または負圧とエ
アフローメータ24の下流からの大気圧とを選択的に切
り替えるために、第1、第2、第3、第4、第5、第6
の電磁弁25、26、27、28、32、44が接続さ
れている。各電磁弁25、26、27、28、32、4
4の切替は、エンジンコントロールコンピュータ29か
らの指令に従って行なわれる。なお、第2の電磁弁26
へ負圧を導入する通路には、負圧の一方の流れのみを許
すチェック弁45が介装されている。
【0014】第1の電磁弁25のONは、吸気切替弁1
8を弁開とするようにアクチュエータ11を作動させ、
OFFは吸気切替弁18を全閉とするようにアクチュエ
ータ11を作動させる。第4の電磁弁28のONは、排
気切替弁17を全開とするようにアクチュエータ16を
作動させ、OFFは排気切替弁17を全閉するようにア
クチュエータ10を作動させ、OFFは吸気バイパス弁
33を全開するようにアクチュエータ10を作動させる
【0015】排気バイパス弁41を作動させるアクチュ
エータ42に大気圧を導入する第5の電磁弁32は、O
N、OFF制御でなく、デューティ制御される。同様に
、ウエストゲートバルブ31を作動させるアクチュエー
タ9に大気圧を導く第6の電磁弁44は、ON、OFF
制御でなく、デューティ制御される。デューティ制御は
、周知の通り、デューティ比により通電時間を制御する
ことであり、デジタル的に通電、非通電の割合を変える
ことにより、アナログ的に平均電流が可変制御される。 なお、デューティ比は、1サイクルの時間に対する通電
時間の割合であり、1サイクル中の通電時間をA、非通
電時間をBとすると、デューティ比=A/(A+B)×
100(%)で表わされる。本実施例では、第5の電磁
弁32と第6の電磁弁44をデューティ制御することに
より、これらの電磁弁の開口量を可変させることが可能
となっている。
【0016】排気バイパス弁41の開度は、アクチュエ
ータ42のダイヤフラム室42aに導入される過給気の
大気へのブリード量(リーク量)を第5の電磁弁32の
デューティ制御によって可変させることにより可変可能
となっている。ウェストゲートバルブ31の開度は、ア
クチュエータ9のダイヤフラム室9bに導入される過給
気の大気へのブリード量(リーク量)を第6の電磁弁4
4のデューティ制御によって可変させることにより可変
可能となっている。
【0017】エンジンコントロールコンピュータ29は
、エンジンの各種運転条件検出センサと電気的に接続さ
れ、各種センサからの信号が入力される。エンジン運転
条件検出センサには、吸気管圧力センサ30、スロット
ル開度センサ5、吸入空気量測定センサとしてのエアフ
ローメータ24、エンジン回転数センサ50、および酸
素センサ19が含まれる。エンジンコントロールコンピ
ュータ29は、演算をするためのセントラルプロセッサ
ユニット(CPU)、読み出し専用のメモリであるリー
ドオンリメモリ(ROM)、一時記憶用のランダムアク
セスメモリ(RAM)、入出力インターフェイス(I/
Oインターフェイス)、各種センサからのアナログ信号
をディジタル量に変換するA/Dコンバータを備えてい
る。
【0018】図1は、蒸発燃料制御装置を中心としたエ
ンジンの系統図を示している。図中、61は車両に搭載
される燃料タンクを示している。燃料タンク61で発生
した蒸発燃料は、通路62を介してチャコールキャニス
タ63に導かれるようになっている。チャコールキャニ
スタ63は、周知の通り活性炭が収納された蒸発燃料の
吸着容器であり、燃料タンク61からの蒸発燃料は、こ
のチャコールキャニスタ63の活性炭に一旦吸着される
ようになっている。チャコールキャニスタ63には、メ
インパージ通路64が接続されている。
【0019】メインパージ通路64の下流端は、スロッ
トル弁下流のサージタンク2に接続されている。メイン
パージ通路64には、制御弁としての第2のバキューム
コントロールバルブ(VCV2)69とパージ用電磁弁
70が介装されている。第2のバキュームコントロール
バルブ69とパージ用電磁弁70とは、直列に接続され
ている。第2のバキュームコントロールバルブ69は、
ダイヤフラム式のアクチュエータ69aによって開閉駆
動されるようになっている。アクチュエータ69aのダ
イヤフラム室には、スロットル全閉時に通路71を介し
てスロットル弁4の直下流の負圧が導かれるようになっ
ている。パージ用電磁弁70は、バキュームスイッチン
グバルブから構成されており、エンジンコントロールコ
ンピュータ29によるデューティ比の変化によってメイ
ンパージ通路64を流れる蒸発燃料のパージ量を制御す
る機能を有する。
【0020】エンジンコントロールコンピュータ29は
、エアフローメータ24およびエンジン回転数センサ5
0からの信号によりエンジン1回転当りの吸入空気量を
算出する機能を有している。また、エンジンコントロー
ルコンピュータ29は、エンジン回転数(NE)とエン
ジン1回転当りの吸入空気量(GN)とに基づき、図4
に示すデューティ比マップM1 からデューティ比を求
め、パージ用電磁弁70のデューティ制御を行なう機能
を有している。
【0021】燃料タンク61とキャニスタ63との間の
通路62には、サブパージ通路65の上流端が接続され
ている。サブパージ通路65の下流端は、主ターボチャ
ージャ7のコンプレッサ7b上流に接続されている。サ
ブパージ通路65は、燃料タンク61から発生する蒸発
燃料をそのまま主ターボチャージャ7のコンプレッサ7
b上流へ導く機能を有する。サブパージ通路65には、
パージ用開閉弁としての第1のバキュームコントロール
バルブ(VCV1)66が介装されている。第1のバキ
ュームコントロールバルブ66は、ダイヤフラム式のア
クチュエータ66aによって開閉駆動されるようになっ
ている。アクチュエータ66aのダイヤフラム室には、
通路67を介してコンプレッサ7b下流側の過給圧が導
かれるようになっている。サブパージ通路65の上流端
と第1のバキュームコントロールバルブ66との間には
、燃料タンク61側からコンプレッサ7b側へ向う蒸発
燃料の流れのみを許すチェック弁75が第1のバキュー
ムコントロールバルブ66と直列に介装されている。
【0022】図3は、チャコールキャニスタ63を拡大
したものを示している。チャコールキャニスタ63の蒸
発燃料の流入口側にはチェック弁63aが設けられてお
り、流出口側にはチェック弁63bが設けられている。 一方のチェック弁63aには、燃料タンク61からチャ
コールキャニスタ63に向う蒸発燃料の流れのみを許す
機能をしている。他方のチェック弁63bは、キャニス
タ63からサージタンク2側へ向う蒸発燃料の流れのみ
を許す機能を有している。
【0023】メインパージ通路64の流路断面積は、サ
ブパージ通路65の流路断面積と同じか、またはそれよ
りも小となっている。すなわち、サブパージ通路65は
、メインパージ通路64よりも多量の蒸発燃料が流れる
ことが可能に構成されている。また、サブパージ通路6
5に配置されるチェック弁75は、チャコールキャニス
タ63側のチェック弁63a、63bよりも小さな負圧
で開弁可能となっている。
【0024】つぎに、上記のエンジンの蒸発燃料制御装
置における作用について説明する。高吸入空気量域では
、吸気切替弁18と排気切替弁17がともに開かれ、吸
気バイパス弁33が閉じられる。これによって2個ター
ボチャージャ7、8が駆動され、十分な過給空気量が得
られ、出力が向上される。低速域でかつ高負荷時には、
吸気切替弁18と排気切替弁17がともに閉じられ、吸
気バイパス弁33が開かれる。これによって1個のター
ボチャージャ7のみが駆動される。低吸入空気量域で1
個ターボチャージャとする理由は、低吸入空気量域では
1個ターボチャージャ過給特性が2個ターボチャージャ
過給特性より優れているからである。1個ターボチャー
ジャとすることにより、過給圧、トルクの立上りが早く
なり、レスポンスが迅速となる。低吸入空気量域から高
吸入空気量域に移行するとき、つまり1個ターボチャー
ジャから2個ターボチャージャ作動へ切り替えるときに
は、吸気切替弁18および排気切替弁17が閉じられて
いるときに排気バイパス弁41をデューティ制御により
小開制御し、さらに吸気バイパス弁33を閉じることに
より副ターボチャージャ8の助走回転数を高め、ターボ
チャージャの切替をより円滑(切替時のショックを小さ
く)に行うことが可能になる。
【0025】上述の制御過程では、スロットル弁4が開
弁されると制御弁としての第2のバキュームコントロー
ルバルブ69のダイヤフラム室には、スロットル弁4の
直上流の大気圧が導かれ、第2のバキュームコントロー
ルバルブ69は開弁状態となる。したがって、サージタ
ンク2内が負圧の場合は、チャコールキャニスタ63に
吸着されていた蒸発燃料は、メインパージ通路64を介
してサージタンク2に導かれ、この時の蒸発燃料のパー
ジ量はパージ用電磁弁70のデューティ制御によって制
御される。このように、メインパージ通路64は、低、
中吸入空気量域でのみパージを行なう機能を有する。
【0026】サージタンク2内が過給によって正圧にな
った場合は、パージ用電磁弁70の閉弁によりメインパ
ージ通路64は閉じられる。この状態では、第1のバキ
ュームコントロールバルブ66のアクチュエータ66a
には正圧が導かれ、第1のバキュームコントロール66
の開弁によりサブパージ通路65は開かれる。サブパー
ジ通路65が開かれると、燃料タンク61内の蒸発燃料
は、主ターボチャージャ7のコンプレッサ7b上流の吸
気管負圧によって主ターボチャージャ7のコンプレッサ
7bの直上流に導かれ、蒸発燃料のパージが行なわれる
。このように、高負荷域では、燃料タンク61内の蒸発
燃料はキャニスタ63を介することなく直接主ターボチ
ャージャ7のコンプレッサ7b上流にパージされるので
、サブパージ通路65の流路抵抗がキャニスタ61側の
流路抵抗に比べて大幅に小となり、十分なパージ量の確
保が可能となる。
【0027】高負荷域では、燃料タンク61内の圧力は
燃料の活発な蒸発によって正圧になっているので、上述
の主ターボチャージャ7のコンプレッサ7b上流の負圧
に加えて燃料タンク61内の正圧が利用でき、圧力差の
増加により、多くのパージ量の確保が可能となる。さら
に、多量のパージ量が確保できることにより、蒸発燃料
の発生がとくに多量となる連続高負荷走行時でも、チャ
コールキャニスタ63が蒸発燃料によって飽和すること
もなくなり、チャコールキャニスタ63からの燃料流出
も防止される。したがって、サブパージ通路65の径を
大きくしたり、チャコールキャニスタ63の容量を大き
くする必要がなくなり、装置の車両への搭載自由度が拡
大される。
【0028】第2実施例 図5は、本発明の第2実施例を示している。第2実施例
が第1実施例と異なるところは、バイパスパージ通路の
有無のみであり、その他の部分は第1実施例に準じるの
で、準じる部分に第1実施例と同一の符号を付すことに
より、準じる部分の説明を省略し、異なる部分について
のみ説明する。図5において、メインパージ通路64に
は、パージ用電磁弁70と制御弁としての第2のバキュ
ームコントロールバルブ69とを迂回するバイパスパー
ジ通路72が接続されている。これにより、第2のバキ
ュームコントロールバルブ69の上流とパージ用電磁弁
70の下流とは、バイパスパージ通路70によって連通
されている。バイパスパージ通路72の流路断面積は、
メインパージ通路64の流路断面積よりも小に設定され
ている。本実施例では、メインパージ通路64の内径が
4mmに設定され、バイパスパージ通路72の内径が0
.5mmに設定されている。バイパスパージ通路72に
は、蒸発燃料のパージ流量を制限する絞り弁(オリフス
)73が介装されている。
【0029】このように構成された第2実施例において
は、メインパージ通路64のパージ用電磁弁70が、信
号線の断線や信号線を接続するためのコネクタの外れ等
によって全閉状態で故障した場合は、メインパージ通路
64からの蒸発燃料のパージは行なわれなくなる。この
場合、パージ通路64には、パージ用電磁弁70と制御
弁としての第2のバキュームコントロールバルブ69と
を迂回するバイパスパージ通路72が接続されているの
で、チャコールキャニスタ63に吸着された蒸発燃料は
、バイパスパージ通路72を介してサージタンク2内に
パージされる。そのため、チャコールキャニスタ63は
燃料タンク61からの蒸発燃料によって飽和状態になる
ことは回避され、チャコールキャニスタ63からの燃料
流出は防止される。なお、バイパスパージ通路72の流
路断面積は、メインパージ通路64の流路断面積よりも
小となっているので、パージ量が不必要に増大すること
もなく、パージ用電磁弁70の正常時にも空燃比がオー
バリッチになることはない。さらに、バイパスパージ通
路72のパージ量は、絞り弁73によって正確に調整さ
れるため、所望の空燃比を狙うことも可能となる。その
他の作用は、第1実施例に準じる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る過給
機付エンジンの蒸発燃料制御装置によるときは、燃料タ
ンクから発生する蒸発燃料をターボチャージャのコンプ
レッサ上流へ導くサブパージ通路を設け、このサブパー
ジ通路に、燃料タンク側からコンプレッサ上流に向う蒸
発燃料の流れのみを許すチェック弁とコンプレッサ下流
の過給圧によって開弁するパージ用開閉弁とを直列に介
装するようにしたので、高負荷域では燃料タンクで発生
した蒸発燃料をそのままターボチャージャのコンプレッ
サ上流にパージさせることができる。したがって、キャ
ニスタの流路抵抗が大であってもその影響はなく、コン
プレッサ上流の吸気管負圧が小さくとも、十分なパージ
流量を確保することができる。その結果、キャニスタの
容量を大きくしたり、パージ通路の径を大きくすること
も不要となり、装置の車両への搭載自由度を大とするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る過給機付エンジンの
蒸発燃料制御装置の系統図である。
【図2】図1のエンジンの制御系統図である。
【図3】図1におけるチャコールキャニスタの拡大断面
図である。
【図4】図1の装置におけるパージ用電磁弁のデューテ
ィ比を求めるマップ図である。
【図5】本発明の第2実施例に係る過給機付エンジンの
蒸発燃料制御装置の系統図である。
【符号の説明】
1  エンジン 2  サージタンク 4  スロットル弁 7  主ターボチャージャ 8  副ターボチャージャ 29  エンジンコントロールコンピュータ61  燃
料タンク 63  チャコールキャニスタ 64  メインパージ通路 65  サブパージ通路 66  パージ用開閉弁(第1のバキュームコントロー
ルバルブ) 69  制御弁(第2のバキュームコントロールバルブ
)70  パージ用電磁弁(バキュームスイッチングバ
ルブ) 72  バイパスパージ通路 75  チェック弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  燃料タンクから発生する蒸発燃料をキ
    ャニスタに吸着させ、該キャニスタ吸着された蒸発燃料
    を吸気管負圧によりメインパージ通路を介してスロット
    ル弁下流の吸気通路に導くようにした過給機付エンジン
    の蒸発燃料制御装置において、前記燃料タンクから発生
    する蒸発燃料をターボチャージャのコンプレッサ上流へ
    導くサブパージ通路を設け、該サブパージ通路に、燃料
    タンク側から前記コンプレッサ上流側に向う蒸発燃料の
    流れのみを許すチェック弁と前記コンプレッサ下流の過
    給圧によって開弁するパージ用開閉弁とを直列に介装し
    たことを特徴とする過給機付エンジンの蒸発燃料制御装
    置。
JP3498891A 1991-02-06 1991-02-06 過給機付エンジンの蒸発燃料制御装置 Pending JPH04358752A (ja)

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JP3498891A JPH04358752A (ja) 1991-02-06 1991-02-06 過給機付エンジンの蒸発燃料制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017180363A (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 三菱電機株式会社 パージソレノイドバルブ

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