JPH04360367A - 走査搬送装置 - Google Patents

走査搬送装置

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JPH04360367A
JPH04360367A JP3134742A JP13474291A JPH04360367A JP H04360367 A JPH04360367 A JP H04360367A JP 3134742 A JP3134742 A JP 3134742A JP 13474291 A JP13474291 A JP 13474291A JP H04360367 A JPH04360367 A JP H04360367A
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Japan
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scanning
conveyance
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nut
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JP3134742A
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English (en)
Inventor
Koji Furukawa
古 川 弘 司
Chikashi Oishi
大 石 近 司
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像記録装置に適用さ
れる走査搬送装置であって、ねじ伝動装置を適用し、か
つ搬送ムラの極めて少ない走査搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ラスター走査、スリット走査等の光走査
が各種の画像記録装置に適用されている。
【0003】このような画像記録装置において、例えば
ラスター走査を適用する装置は、記録用の光ビームを主
走査方向に一次元的に偏向し、この主走査方向と略直交
する方向に記録材料を副走査搬送することにより、結果
的に前記光ビームによって被走査体を2次元的に全面を
走査し、これにより記録材料に画像の記録を行う。
【0004】他方、スリット走査を適用する装置は、ス
リット状の記録光源を、このスリットの長手方向と略直
交する方向に走査移動することにより、あるいはスリッ
ト状の光源に対して記録材料を走査搬送することにより
、記録光により被走査体を全面的に走査し、画像記録を
行う。
【0005】このようなラスター走査を適用する装置に
おいて、大型の原稿や記録材料を搬送する手段として、
原稿等の被走査体を固定する露光台をねじ伝動装置によ
り移動する走査搬送装置がよく知られており、例えば、
実開昭61−184367号公報には、ねじ伝動装置に
よる搬送装置を用いて副走査搬送を行う画像記録装置で
あって、ムラのない正確な副走査搬送を行うことを目的
として、ねじ軸の回転駆動源としてサーボモータを適用
する画像記録装置が提案されている。
【0006】ところで、ムラ等のない良好な画像記録を
行うためには、被走査体の走査搬送を正確でムラのない
一定速度とする必要がある。しかしながら、単にサーボ
モータを適用した前述の画像記録装置では、モータの回
転ムラやねじ軸の偏芯による振動、さらには衝撃や、露
光台移動によるガイド部材との摩擦力の変化やガイド部
材の継ぎ目による振動等、外部より与えられる力によっ
て露光台が振動してしまい、搬送ムラとなってしまう。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、良好な
画像記録を行うためには、所定の一定速度での正確な露
光台(被走査体)の移動を行うことが必要である。とこ
ろが上述のような搬送速度ムラが発生すると、記録した
画像が副走査方向に色ムラ、濃度ムラのある画像となっ
てしまう。
【0008】特に、ラスター走査を適用する画像記録装
置においては、被走査体の搬送速度(副走査速度)にム
ラを生じると、主走査線のピッチにムラを生じ、副走査
方向に縞状のムラが目立つ画像となってしまう。ねじ伝
動装置を用いて露光台を移動することにより記録材料を
搬送する走査搬送装置においては、前述のモータの回転
ムラやねじ軸の偏芯等に起因する搬送ムラや、衝撃や外
部より与えられる振動等に起因する搬送ムラの問題が解
決されておらず、特にラスター走査による画像記録装置
への適用が非常に困難となっている。
【0009】このような問題点を解決するために、本発
明者らは、ねじ伝動手段を構成するナットの移動方向に
、このナットを挟む位置で露光台に配備される押圧部材
と、この押圧部材とナットとの間でこのナットの両側に
それぞれ配備される付勢部材とを用い、ナットと押圧部
材との間に配された付勢部材が、このナットを両側より
押圧することにより、ナットと露光台とを係合する走査
搬送装置を発明し、先にこれを提案した(特願平3−8
6998号)。
【0010】この走査搬送装置によれば、モータの回転
ムラやねじ軸の偏芯等に起因する、ナットを介して露光
台に伝達される駆動系に源を有する振動を、押圧部材と
ナットとの間に配される付勢部材によって吸収すること
ができ、これらに起因する搬送速度ムラのない、正確な
記録材料の走査搬送を行うことができる。
【0011】しかしながら、上記走査搬送装置をもって
しても、前述のガイド部材の継ぎ目による振動等、外部
から与えられる力に起因する搬送ムラ等を解消するには
至っておらず、さらなる改良が望まれている。
【0012】本発明の目的は、前記従来技術の問題点を
解決することにあり、露光台に記録材料を固定して、こ
の露光台をねじ伝動装置を適用して移動することにより
記録材料の走査搬送を行う走査搬送装置であって、モー
タやねじ軸の回転ムラや振動等、ナットを介して露光台
に伝達される駆動系に源を有する振動のみならず、外部
より与えられる力に起因する振動等も吸収し、これらに
起因する記録材料の走査搬送ムラもない走査搬送装置を
提供することにある。
【0013】また、本発明の第2の態様においては、さ
らに、露光台の振動や移動負荷変動の原因となるバキュ
ームポンプ、サクションポンプ等の吸引装置や吸引ホー
ス等を有するサクション装置を用いずに記録材料を固定
して、吸引ホースが基台上を引きづられること等に起因
する記録材料の走査搬送ムラをも無くし、しかも、より
良好な記録材料の固定が可能な査搬送装置を提供するこ
とにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の第1の態様は、記録材料を走査搬送する走
査搬送装置であって、駆動手段であるねじ伝動装置と、
前記記録材料を載置する載置台、および前記載置台と互
いに非接触状態でこの載置台を保持する、前記ねじ伝動
装置に係合する搬送台より構成される露光台とを有する
ことを特徴とする走査搬送装置を提供する。
【0015】また、本発明の第2の態様は、導電性支持
体上に記録層を有する記録材料を走査搬送する走査搬送
装置であって、駆動手段であるねじ伝動装置と、少なく
とも一部が導電性材料で形成される基台を有する、前記
記録材料を静電吸着により固定する載置台、および前記
載置台と互いに非接触状態でこの載置台を保持する、前
記ねじ伝動装置に係合する搬送台より構成される露光台
と、前記記録材料の導電性支持体と前記載置台の基台と
に電圧を印加する電源とを有することを特徴とする走査
搬送装置を提供する。
【0016】また、前記ねじ伝動装置と前記搬送台との
係合を、前記ねじ伝動装置のナットの移動方向にこのナ
ットを挟む位置で、前記搬送台に固定的に配備される押
圧部材と、前記押圧部材と前記ナットとの間でナットの
両側にそれぞれ配備される付勢部材とを有し、前記ナッ
トと前記押圧部材との間に配された前記付勢部材が、こ
のナットを両側より押圧することにより、前記ナットと
前記搬送台とを係合する係合手段によって行うのが好ま
しい。
【0017】また、磁力によって前記載置台を浮上させ
ることにより、前記載置台と前記搬送台とを完全に非接
触とするのが好ましい。
【0018】
【発明の作用】従来、記録材料を露光台に固定して、こ
の露光台をねじ伝動手段によって移動することにより記
録材料を走査搬送する走査搬送装置では、記録材料を固
定する露光台にねじ伝動手段等の搬送手段を係合し、こ
の露光台を移動することにより記録材料の走査搬送を行
っている。ところが、このような従来の走査搬送装置で
は、ねじ伝動手段のモータの回転ムラに起因する振動や
、露光台(露光台に配備されるガイド部材との係合部材
)とガイド部材との摩擦力の変動や、ガイド部材の継目
を越えることにより発生する振動、さらには前記係合部
材に配されるベアリング、コロ等の回転、転動による振
動、摩擦力の変動等、外部より搬送台に与えられる振動
が、直接露光台に伝達されてしまい、記録材料の搬送速
度ムラが発生して良好な画像記録を行うことができない
【0019】これに対し、本発明の走査露光装置は記録
材料を走査搬送する露光台を、記録材料を載置する載置
台と、磁石によって露光台を浮上させる等の方法により
非接触な状態でこの載置台を保持し、ねじ伝動装置によ
って移動する搬送台とより構成する。
【0020】このような本発明の走査搬送装置において
は、露光台とガイド部材との摩擦ムラによる露光台移動
の負荷変動や、ガイド部材の継目を越える際の衝撃、さ
らには露光台の係合部材に配されるベアリングやコロの
回転や転動に伴う振動等、外部より与えられる振動等は
、非接触である搬送台と載置台との間で吸収され、記録
材料の走査搬送ムラとなる振動や搬送台の速度ムラが、
記録材料を固定する載置台に伝達されることがない。
【0021】しかも、本発明の第2の態様においては、
載置台上への記録材料の吸着固定を静電吸着によって行
う。そのため、吸引手段と載置台とを接続する吸引ホー
ス等の接続手段が不要であり、吸引ホースが基台や基台
上の部材に接触することにより、搬送台(載置台)の移
動に負荷変動を与えたり、また、載置台に振動を与える
ことがない。また、載置台上への記録材料の吸着固定を
静電吸着によって行う構成とすることにより、載置台を
搬送台のみならず他の部材とも完全に非接触とすること
もでき、外部からの影響による載置台の振動を防止する
ことができる。
【0022】しかも、好ましい態様として、露光台(搬
送台)とねじ伝動装置との係合を、ねじ伝動装置のナッ
トを挟んで配される押圧部材と、この押圧部材とナット
との間にこのナットを挟んで配される付勢部材を有する
係合手段によって行うことにより、さらに、モータやね
じ軸の回転ムラや振動等、ナットを介して露光台に伝達
される駆動系に源を有する振動をさらに低減して、より
正確な記録材料の走査搬送を行うことができる。
【0023】従って、本発明の走査搬送装置を適用する
ことにより、記録材料の走査搬送速度をムラのない正確
な一定速度とすることができ、画像ムラのない良好な画
像記録を行うことができ、特に、従来のねじ伝動装置を
適用する際には良好な画像を得ることが困難であった、
ラスター走査を適用する画像記録装置に適用した際にも
、縞状の画像ムラや濃度ムラ等のない良好な画像記録を
行うことができる。
【0024】
【実施態様】以下、本発明に係る走査搬送装置に付いて
、添付の図面に示される好適実施例に基づいて詳細に説
明する。
【0025】図1に、本発明の第2の態様にかかる走査
搬送装置の一例の概略正面図が示される。なお、本発明
の第1の態様の走査搬送装置は、記録材料の固定を静電
吸着で行わない以外は、基本的に図1に示される第2の
態様と同様の構成を有するものであるので、以下の説明
は第2の態様の走査搬送装置を主に行う。
【0026】図1に示される走査搬送装置(以下、搬送
装置とする)10は、導電性の支持体52上に記録層5
4を有する記録材料A(図4参照)を所定方向に走査搬
送する装置であって、載置台12および搬送台14とか
ら構成される露光台16と、載置台12に記録材料Aを
静電吸着するための電源18と、露光台16を矢印a(
あるいはその逆)方向に移動するねじ伝動装置20と、
ねじ伝動装置20と搬送台14とを係合する係合手段6
0とを有する。
【0027】このような搬送装置10をラスター走査に
よる画像記録装置に適用する場合には、各種の光学系に
よって光ビームを図1紙面と垂直方向に主走査しつつ、
矢印a(あるいはその逆)方向に露光台16を移動する
ことにより記録材料Aを副走査搬送して、前記光ビーム
により記録材料Aの全面を二次元的に走査して画像記録
(露光)を行う。他方、搬送装置10をスリット走査に
よる画像記録装置に適用する場合には、長手方向が図1
紙面と垂直方向のスリット光源を有する光学系を露光台
16の上部に配備し、矢印a(あるいはその逆)方向に
露光台16を移動することにより、光学系からの記録光
によって記録材料Aを全面的に走査して画像記録(露光
)を行う。
【0028】本発明の第2の態様にかかる搬送装置10
は、静電吸着により載置台12上に記録材料Aを吸着固
定するものである。従って、適用される記録材料Aとし
ては、支持体52が導電性である以外には特に限定はな
く、公知の各種の感光材料が適用可能である。また、支
持体52としてもアルミニウム、カーボン含有のポリエ
チレン、金属を蒸着したフィルム等、記録材料Aの支持
体52として適用可能な導電性材料がいずれも適用可能
である。また、本発明の第2の態様に適用される記録材
料Aは、支持体52の裏面側に絶縁層を有するものであ
っても良い。
【0029】なお、本発明の第1の態様の走査搬送装置
に適用される記録材料には全く限定はなく、支持体が導
電性である、ないを含め、公知の各種の記録材料がすべ
て適用可能である。
【0030】搬送装置10において、ねじ伝動装置20
は、ねじ軸22と、このねじ軸22に螺合するナット2
4と、ねじ軸22の図中左方向端部に係合する図示しな
いねじ伝動装置20の駆動源および減速機等から構成さ
れる。駆動源による回転駆動力は、カップリング等を介
して減速機に伝達されて所定の回転速度に減速されてね
じ軸22に伝達され、ねじ軸22が所定の速度で回転す
る。
【0031】本発明の搬送装置に適用される駆動源には
特に限定はなく、ブラシモータ、ブラシレスモータ等各
種の公知のものがいずれも適用可能であり、特に各種の
サーボモータは特に好適に適用される。また、減速機に
も特に限定はなく、公知の各種のものがいずれも適用可
能である。
【0032】このような駆動系に接続されるねじ軸22
は、右方向端部を支柱26に、左方向端部を図示しない
支柱に回転自在に軸支され、所定の速度で回転される。 本発明の搬送装置10に適用されるねじ軸22には特に
限定はなく、ボールねじ、滑りねじ等、公知のねじ伝動
装置に適用されるすべてのねじ軸がいずれも適用可能で
ある。
【0033】このようなねじ軸22にはナット24が螺
合される。図示例の搬送装置10においては、好ましい
態様としてナット24と露光台16(搬送台14)との
係合は、スプリング等の付勢部材を適用する所定の構成
を有する係合手段60によって行う。この点については
後に詳述する。
【0034】本発明に適用されるナット24としては前
述のねじ軸22に応じてボールねじナット、すべりねじ
ナット等、通常のねじ伝動装置に適用されるものがいず
れも適用可能であり、特に限定はない。
【0035】露光台16は、ねじ伝動装置20に係合す
る搬送台14と、この搬送台14に保持される、静電吸
着によって記録材料Aを吸着固定する載置台12とより
構成され、図示例の搬送装置10においては磁力によっ
て載置台12を浮上することにより載置台12は搬送台
14に非接触に保持される。
【0036】また、搬送台14にはギャレッジ13aお
よび13bが配備され、図示しない支持部材によって支
持されるガイドレール15に係合している。この、ギャ
レッジ13aおよび13b内部には、搬送台14(露光
台16)の移動を円滑にするためのベアリングやコロ等
が配されている。
【0037】図2に露光台16の概略図が示される。
【0038】搬送台14は、凹部32を有する筐体状の
形状を有するものであり、搬送台14はこの凹部32に
、後述する載置台12の下面に形成される凸部34を収
納することにより、載置台12を保持する。
【0039】前述のように、図示例の搬送装置10にお
いては、好ましい態様として、露光台16すなわち搬送
台14とねじ伝動手段20のナット24との係合は、付
勢部材や押圧部材を適用する係合手段60によって行わ
れる。
【0040】図3に、搬送台14下面に配される係合手
段60の概略図が示される。
【0041】図示例の搬送装置10においては、係合手
段60は、ハウジング62と、付勢部材としてのスプリ
ング64aおよび64bとから構成される。
【0042】ハウジング62は搬送台14の下面に固定
されており、側壁66および68によって移動方向(矢
印a方向)前後にナット24を挟む(以下、挟むとは矢
印a方向前後とする)ように配される。つまり、図示例
の搬送装置においてはハウジング62の側壁66および
68が押圧部材として作用する。
【0043】ナット24は、前述のようにねじ軸22が
回転することにより矢印a方向に移動するものであり、
移動方向中央部にフランジ24aが形成される。
【0044】このようなナット24と、これを挟んで配
される側壁66および68との間には、それぞれ付勢部
材であるスプリング64aおよび64bが配される。ス
プリング64aはフランジ24aおよび側壁66に係合
して、他方、スプリング64bはフランジ24aおよび
側壁68に係合して、両スプリングは両側よりナット2
4を挟んで押圧するように付勢する。
【0045】つまり、図示例の係合手段60においては
、ナット24を挟む位置に押圧部材である側壁66およ
び68を配備し、ナット24と側壁66とにスプリング
64aを係合して、他方、ナット24と側壁68とにス
プリング64bを係合して、側壁66および68に支持
されたスプリング64aおよびスプリング64bによっ
て、ナット24を移動方向の両側より付勢することによ
り、ナット24とハウジング62、つまりナット24と
搬送台14とを結合する。
【0046】スプリング等の付勢部材と重りとからなる
振動系においては、この振動系が有する共振周波数以上
の振動には追従することはできない。つまり、付勢部材
に外部より振動が与えられても、その振動が前記振動系
の共振周波数以上のものであれば、この振動は重りに伝
達される事はなく、付勢部材によって急速に減衰される
【0047】本発明の搬送装置10に適用される係合手
段60はこれを応用したものであって、ナット24と搬
送台14(ハウジング62)とを直接結合することなく
、スプリング64aおよび64bを介し、その付勢力に
よって結合する。つまり、図示例の係合手段60におい
ては、搬送台14とスプリング64aおよび64bとに
よって付勢部材と重りとからなる振動系を形成して、ス
プリング64aおよび64bを介して搬送台14とナッ
ト24とを結合する構成を有することにより、モータや
ねじ軸22の回転ムラやそれに起因するの振動等、ねじ
伝動装置20の駆動系によるこの振動系の共振周波数以
上の振動が、スプリング64aおよび64bとハウジン
グ62との間で吸収され、搬送台14に伝達されること
がない。従って、搬送ムラのない正確な記録材料Aの走
査搬送が可能となる。
【0048】このような係合手段については、本出願人
による特願平3−86998号明細書に詳述されている
【0049】なお、本発明の搬送装置においては、ねじ
伝動装置20と搬送台14との係合はこのような係合手
段60による方法に限定はされず、ねじ伝動手段のナッ
トと搬送台、あるいは搬送台のハウジングとをねじ止め
、溶接等の方法によって固定した構成としてもよい。
【0050】図示例の搬送装置10においては、このよ
うな搬送台14に保持される載置台12は、導電性材料
で形成される基台36上に、絶縁層38を有するもので
あり、前述のように、図示例の装置においては下面に搬
送台14の凹部32に収納される凸部34が形成される
【0051】基台36を形成する導電性材料には特に限
定はなく、アルミニウム、ステンレス等各種の公知の導
電性材料がいずれも適用可能である。
【0052】なお、搬送装置10においては、基台36
全体を導電性材料で形成するものには限定されず、絶縁
性の材料上に導電層を配して基台を形成し、その上層に
絶縁体層20を形成して、導電層に電源18を接続可能
とした構成としてもよく、また、記録材料Aの載置に対
応する部分のみ導電性材料で形成しても良い。
【0053】図示例の搬送装置10においては、載置台
12の上面には絶縁層38が形成される。
【0054】絶縁層38を構成する絶縁材料には特に限
定はなく、公知の絶縁材料がいずれも適用可能である。 具体的には、PET(ポリエチレンテレフタレート)、
フッ素樹脂、ポリプロピレン等が好適に例示される。ま
た、その厚さにも特に限定はなく、絶縁層38を形成す
る絶縁材料に応じて、載置台12と記録材料A(支持体
52)とを確実に絶縁できる厚さを適宜設定すればよい
【0055】絶縁層38は載置台12上面に固定された
ものであってもよく、あるいは載置台12に着脱自在に
構成されたものであってもよい。絶縁層38を着脱自在
に構成することにより、図4に示される記録材料Aのよ
うに裏面側に絶縁層を有さない感光材料のみならず、裏
面に絶縁層を有する記録材料にも適用が可能となる。
【0056】絶縁層38を載置台12着脱自在にする方
法には特に限定はなく、各種の治具を用いる方法、載置
台12と絶縁層38とに互いに嵌合する凹凸を形成する
方法、磁石による方法等、公知の各種の方法がいずれも
適用可能である。
【0057】なお、適用する記録材料が裏面に絶縁層を
有するものである場合には、載置台12に形成される絶
縁層38は不要である。
【0058】本発明の第2の態様の搬送装置10におい
ては、載置台12は静電吸着によって記録材料Aを吸着
固定するものであり、記録材料Aの搬送開始前の状態、
つまり露光台16が図1(a)に示されるホームポジシ
ョンにある状態では、記録材料Aおよび載置台12の基
台36には電源18によって電圧が印加され、記録材料
Aは載置台12に静電吸着される。
【0059】図4に、載置台12上に記録材料Aを静電
吸着により固定した際を概念的に示す。
【0060】前述のように、電源18は、このような載
置台12の基台36および記録材料Aの支持体52に電
圧を印加する。ここで、図示例の搬送装置10において
は、導電性の基台および支持体52の間には絶縁層38
が形成されているので、載置台12および支持体52に
は接続された電極に応じた電荷、つまり、図示例におい
ては記録材料Aの支持体52はプラスに、載置台12の
基台36はマイナスに帯電する。そのため、両者は静電
吸着され、記録材料Aは載置台12(絶縁層38)上に
吸着固定される。
【0061】また、搬送装置10においては、記録材料
Aの吸着後は電圧の印加を行わなくても、載置台12と
支持体52とを短絡しない限り記録材料Aの吸着固定は
継続される。従って、図1(b)に示されるように、露
光台16が移動して、電源18と基台36および支持体
50とが切り離された際においても、記録材料Aは載置
台12上に好適に吸着固定された状態とすることができ
、露光台16を移動した際にも、電源と載置台12とを
接続する電源コードや、載置台12に電源を配設する必
要がなく、正確な載置台12の移動が可能である。
【0062】また、載置台12上の記録材料Aの吸着固
定の開放は、スイッチ等を設け、載置台12と支持体5
2とを短絡すればよい。
【0063】電源18による印加電圧には特に限定はな
く、適用する記録材料Aのカールや曲り癖の程度、絶縁
層38の厚さ等に応じて十分な静電吸着力を発揮できれ
ば良い。なお、少なくとも記録材料Aのカールや曲り癖
は記録光の焦点深度以下に矯正する必要がある。
【0064】載置台12上への記録材料Aの固定を静電
吸着でおこなうことにより、感光材料を吸引固定するた
めのサクションポンプ等の吸引手段や、この吸引手段と
露光台とを連結する吸引ホース等を不要とすることがで
きるので、露光台を移動する際に吸引ホースが基台上を
引きずられ、また基台上に配置される各種の部材に接触
することによる負荷変動や振動、吸引手段による振動等
によって、露光台の移動速度ムラや振動等が発生するこ
とがなく、より正確な記録材料の走査搬送が可能である
【0065】なお、本発明の第1の態様の搬送装置は、
載置台への記録材料の固定は静電吸着により行うもので
はないので、載置台(基台)の材料、絶縁層の有無等の
制限は全くなく、この点に関しては従来の搬送装置と同
様でよい。
【0066】また、本発明の第1の態様における載置台
への記録材料の固定方法にも特に限定はなく、サクショ
ンによる方法、磁石を用いる方法、各種の治具用いる方
法等、公知の各種の方法がいずれも適用可能である。し
かしながら、固定方法としてサクションを適用すると、
前述のような吸引ホースによる悪影響を避けることがで
きないので、好ましくは磁石や治具を適用する方法等、
載置台とほかの部材とを非接触な状態で記録材料を固定
する方法を適用するのが好ましい。
【0067】前述のように、露光台16は搬送台14の
凹部32に載置台12の凸部34を収納して、搬送台1
4が載置台12を保持することにより構成されるもので
あるが、本発明の搬送装置10においては、載置台12
は搬送台14とは非接触な状態でこの搬送台14に保持
されるものであり、図示例においては載置台12を磁力
で浮上させることにより両者を非接触な状態とする。
【0068】搬送装置10において、搬送台14の凹部
32には磁石40a,b,c,dおよびeが、他方、載
置台12の凸部34には、前記磁石40a,b,c,d
およびeの互いに対向する磁石と反発する磁石42a,
b,c,dおよびeがそれぞれ配備されている。ここで
、載置台12はその凸部34が搬送台14の凹部32に
収納されることにより搬送台14に保持されるが、凸部
34が凹部32に収納されても、互いに配備される磁石
が反発して載置台12を浮上させるので、載置台12は
搬送台14に接触することなく搬送台14に保持される
【0069】従って、ねじ伝動装置20の振動や、ギャ
レッジ13aおよび13bとガイドレール15との摩擦
ムラによる負荷変動や、ガイドレール15の継目を越え
る際の衝撃や外部より与えられる振動、さらにはギャレ
ッジ13aおよび13bに配されるベアリングやコロが
回転、転動する際の振動等、外部から与えられる力によ
って搬送台14が振動しても、この振動は搬送台14と
載置台12との間で吸収され、記録材料Aを吸着固定す
る載置台12に伝達されることがない。しかも、前述の
ように搬送装置10においては静電吸着によって載置台
12に記録材料Aを吸着固定するので、吸引ホース等が
不要であるので載置台12を他の部材と完全に非接触と
することができる。
【0070】このような搬送装置10によれば、モータ
の回転ムラ等が係合手段60によって吸収されること、
前述の吸引ホースが基台等に接触することによる悪影響
が無いことと等と相俟って、記録材料Aを保持する載置
台を振動等による速度ムラなく極めて高精度で移動する
ことができ、記録材料Aの走査搬送を極めて高精度なも
のとすることができる。従って、本発明の搬送装置を画
像記録装置に適用することにより、画像ムラのない高精
度かつ良好な画像記録を行うことができる。
【0071】本発明の搬送装置に適用される磁石には特
に限定はなく、各種の永久磁石や電磁石等、磁力で載置
台12浮上させて搬送台14を非接触とすることができ
るものであれば良い。また、磁石40および42の数や
配置位置にも特に限定はなく、載置台12を浮上させて
搬送台14と非接触とできる数および位置を、磁石の磁
力や載置台の重量、サイズ等に応じて適宜設定すればよ
い。
【0072】なお、載置台12と搬送台14とを非接触
にする方法は図示例の磁石を適用する方法に限定はされ
ず、搬送台14の凹部32に適当な液体を充填し、これ
に載置台12を浮遊させる方法等、各種の方法が適用可
能である。
【0073】図示例の搬送装置10においては、載置台
12の凸部34を搬送台14の凹部32に収納する事に
より、載置台12を搬送台14に保持する構成を有する
ものであったが、本発明はこれに限定はされず、例えば
、載置台に凹部を、搬送台に凸部を設けた構成、載置台
あるいは搬送台に凹部を設け、他方をこの凹部に収納す
る構成等、ねじ伝動手段に係合する搬送台によって、載
置台を移動可能に保持することができる、各種の構成が
いずれも適用可能である。
【0074】以上、本発明の走査搬送装置について詳細
に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種
の変更および改良を行ってもよいのはもちろんである。
【0075】
【発明の効果】以上、詳細に説明したとおり、本発明の
走査搬送装置によれば、露光台をねじ伝動装置を適用し
て移動することにより記録材料の走査搬送を行う走査搬
送装置において、露光台を記録材料を固定する載置台と
、ねじ伝動装置と係合する搬送台とから構成し、両者を
非接触とすることにより、モータやねじ軸の回転ムラや
振動等、ナットを介して露光台に伝達される駆動系に源
を有する振動のみならず、外部より与えられる力に起因
する振動等も好適に吸収することができ、露光台の搬送
ムラを極めて小さいものとできる。
【0076】しかも、本発明の第2の態様の走査搬送装
置においては、露光台の振動や移動負荷変動の原因とな
るバキュームポンプ、サクションポンプ等の吸引装置や
吸引ホース等を有するサクション装置を用いず、静電吸
着で記録材料で固定するので、吸引ホース等によって与
えられる振動や負荷変動等による、記録材料の走査搬送
への悪影響がない。
【0077】従って、本発明の走査搬送装置によれば、
記録材料の副走査搬送を、搬送速度ムラのない、極めて
高精度なものとすることができ、副走査方向の濃度ムラ
、色ムラ等のない高画質な画像記録を行うことができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の走査搬送装置の概略正面図である。
【図2】図1の部分拡大図である。
【図3】図1に示される走査搬送装置の係合手段の概略
図である。
【図4】図1に示される走査搬送装置において記録材料
を固定した際を概念的に示す図である。
【符号の説明】
10  走査搬送装置 11  基板 12  載置台 13a,13b  ギャレッジ 14  搬送台 15  ガイドレール 16  露光台 18  電源 20  ねじ伝動装置 22  ねじ軸 24  ナット 26  支柱 32  凹部 34  凸部 36  基台 38  絶縁層 40a,40b,40c,40d,40e,42a,4
2b,42c,42d,42e  磁石52  支持体 54  記録層 60  係合手段 62  ハウジング 64a,64b  スプリング 66,68  側壁 A  記録材料

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  記録材料を走査搬送する走査搬送装置
    であって、駆動手段であるねじ伝動装置と、前記記録材
    料を載置する載置台、および前記載置台と互いに非接触
    状態でこの載置台を保持する、前記ねじ伝動装置に係合
    する搬送台より構成される露光台とを有することを特徴
    とする走査搬送装置。
  2. 【請求項2】  導電性支持体上に記録層を有する記録
    材料を走査搬送する走査搬送装置であって、駆動手段で
    あるねじ伝動装置と、少なくとも一部が導電性材料で形
    成される基台を有する、前記記録材料を静電吸着により
    固定する載置台、および前記載置台と互いに非接触状態
    でこの載置台を保持する、前記ねじ伝動装置に係合する
    搬送台より構成される露光台と、前記記録材料の導電性
    支持体と前記載置台の基台とに電圧を印加する電源とを
    有することを特徴とする走査搬送装置。
  3. 【請求項3】  前記ねじ伝動装置と前記搬送台との係
    合を、前記ねじ伝動装置のナットの移動方向にこのナッ
    トを挟む位置で、前記搬送台に固定的に配備される押圧
    部材と、前記押圧部材と前記ナットとの間でナットの両
    側にそれぞれ配備される付勢部材とを有し、前記ナット
    と前記押圧部材との間に配された前記付勢部材が、この
    ナットを両側より押圧することにより、前記ナットと前
    記搬送台とを係合する係合手段によって行う請求項1ま
    たは2に記載の走査搬送装置。
JP3134742A 1991-06-06 1991-06-06 走査搬送装置 Withdrawn JPH04360367A (ja)

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