JPH04360840A - 血小板減少症治療剤 - Google Patents

血小板減少症治療剤

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JPH04360840A
JPH04360840A JP3232563A JP23256391A JPH04360840A JP H04360840 A JPH04360840 A JP H04360840A JP 3232563 A JP3232563 A JP 3232563A JP 23256391 A JP23256391 A JP 23256391A JP H04360840 A JPH04360840 A JP H04360840A
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JP
Japan
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buf
cells
therapeutic agent
thrombocytopenia
active ingredient
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Application number
JP3232563A
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English (en)
Inventor
Makoto Shiozaki
誠 塩崎
Fumihiko Takatsuki
文彦 高月
Yuzuru Eto
譲 江藤
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Ajinomoto Co Inc
Original Assignee
Ajinomoto Co Inc
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  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は血小板減少症治療剤に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、血小板減少症の治療、及び出血性
疾患の治療には血小板輸血が行われている。血小板輸血
による治療は、材料である血小板を献血によって賄うが
、献血量の不足などの原因により、材料の供給は必ずし
も満足すべき状態ではない。また、頻回の輸血は患者に
とって苦痛であるうえ、主要組織適合性抗原の不一致、
混入した赤血球等の血液型不適合によって、しばしば拒
絶反応、ショック症状を呈することが知られている。さ
らに、輸血材料に由来するウイルスに感染し、肝炎、間
質性肺炎、エイズ等のウイルス性疾患を発症する場合が
あり、輸血を行ううえで問題となっている。
【0003】いっぽう、最近ポリペプチド、インターロ
イキン6(以下IL−6と略す、IL−6はBCDF、
BSF−2とも称せられるが、本発明ではIL−6と言
う表現で統一することにする。)が、血小板生成作用を
有することが示され、血小板減少症ならびに出血性疾患
の治療において血小板輸血に替わる治療薬として応用で
きることが示された(特開平3−101624)。また
、IL−6以外のインターロイキン3(以下IL−3と
称する)、インターロイキン1(以下、IL−1と称す
る)、顆粒球コロニー刺激因子(以下、G−CSFと称
する)についても同様の効果が報告されている。従って
IL−6等の造血因子は血小板減少症治療剤として有用
であるが、IL−6等の因子との併用あるいは単独で血
小板生成に有効な因子が新たに見いだされれば更に優れ
た治療効果が期待できる。
【0004】
【本発明が解決しようとする課題】血小板輸血に替わる
血小板減少症治療剤として、より効果的で副作用の少な
いものが望まれている。本発明の課題は、単独あるいは
IL−6等の因子との併用により血小板生成に有効な因
子をヒト細胞の産生する種々の蛋白質の中から見つけ出
し、血小板減少症の治療に役立つ新規な薬剤を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は上記課題を
解決するために種々のヒト細胞の生産物について血小板
生成に有効な活性を検索した結果、ヒト悪性単球細胞を
特定の分化誘導物質の共存下で培養することによって生
産されるポリペプチドBUF−3又はその類縁体である
BUF−4、及びBUF−5のいずれもがマウスの血小
板生成に有効であることを見いだし、本発明を完成する
に至った。すなわち、本発明はポリペプチドBUF−3
、BUF−4及びBUF−5の内1種類以上の物質を有
効成分として含有することを特徴とする薬である。ポリ
ペプチドBUF−3、BUF−4及びBUF−5の理化
学的性質は以下の通りである。
【0006】(1)  ポリペプチドBUF−3(以下
BUF−3とする)の理化学的性質 (a)構造;単量体A(配列表の配列番号1参照)のホ
モダイマー (b)分子量;単量体として16±1kd(1%メルカ
プトエタノール存在下、SDS電気泳動法)ホモダイマ
ーとして25±1kd(メルカプトエタノール非存在下
、SDS電気泳動法) (c)熱安定性;65℃,60分の加熱で安定(d)プ
ロナーゼ耐性;プロナーゼ処理で失活(e)アミノ酸配
列;単量体Aのアミノ酸配列は配列表の配列番号1に示
す (2)  ポリペプチドBUF−4(以下BUF−4と
する)の理化学的性質 (a)  構造;単量体A及び単量体B(配列表の配列
番号2参照)のへテロダイマー (b)分子量;単量体として16±1kd(1%メルカ
プトエタノール存在下、SDS電気泳動法)へテロダイ
マーとして25±1kd(メルカプトエタノール非存在
下、SDS電気泳動法) (c)熱安定性;65℃,60分の加熱で安定(d)プ
ロナーゼ耐性;プロナーゼ処理で失活(e)アミノ酸配
列;単量体Aのアミノ酸配列は配列表配列番号1に、単
量体Bのアミノ酸配列は配列表配列番号2に示す (3)  ポリペプチドBUF−5(以下BUF−5と
する)の理化学的性質 (a)構造;単量体B(配列表配列番号2参照)のホモ
ダイマー (b)分子量;単量体として16±1kd(1%メルカ
プトエタノール存在下、SDS電気泳動法)ホモダイマ
ーとして25±1kd(メルカプトエタノール非存在下
、SDS電気泳動法) (c)熱安定性;65℃,60分の加熱で安定(d)プ
ロナーゼ耐性;プロナーゼ処理で失活(e)アミノ酸配
列;単量体Bのアミノ酸配列は配列表の配列番号2に示
【0007】尚、本発明に係るBUF−3、BUF−4
、BUF−5とは、配列表の配列番号1及び2に示され
たアミノ酸配列と全く同一の配列を有しなくとも血小板
減少症治療効果を有すれば、その物質は本発明のBUF
−3、BUF−4及びBUF−5に含有されるものとす
る。すなわち、配列表の配列番号1又は配列番号2に示
すアミノ酸配列中の1個又は複数のアミノ酸を他のアミ
ノ酸に置き換えた構造のポリペプチド、及び当該配列に
おいて1個もしくは複数個のアミノ酸がN末端又はC末
端に付加されたポリペプチド、更には当該配列のN末端
またはC末端より1個もしくは複数のアミノ酸が欠損し
、かつ連続しているアミノ酸配列より成るポリペプチド
も含まれるものとする。
【0008】BUF−3はマウスフレンドウイルス誘発
白血病細胞F5−5に対する分化誘導作用を指標に精製
されたポリペプチドである。また、BUF−3はマウス
白血病細胞を正常細胞に分化成熟せしめる活性(特開昭
62−240700、62−234097)以外にも、
貧血防止作用(特開昭62−240700)及び、卵胞
刺激ホルモン分泌作用(Nature,321,776
−779,(1986))を併せ持つ有用な物質である
【0009】尚、BUF−3はEDF(Erythro
id  Differentiation  Fact
or)ともFRP(FSH  Rereasing  
Protein)とも呼ばれているが本発明では従来か
ら用いられているBUF−3という名称を用いることに
する。 一方、BUF−4が卵胞刺激ホルモン分泌作用を有する
ことは既に報告されている(Nature,321,7
76−779,(1986))。尚、BUF−4はアク
チビン(Activin)とも称されているが、本発明
においてはBUF−4という名称を用いることにする。 さらに、BUF−5は特開昭63−119679号公報
に開示されている物質である。上述のようにBUF−3
、BUF−4及びBUF−5には卵胞刺激ホルモン分泌
作用等の作用を有することは既に知られているが、本発
明のごとき血小板生成作用については全く報告されてい
ない。
【0010】さて、本発明のBUF−3、BUF−4及
びBUF−5のいずれの物質も、動物実験でIL−6等
の造血因子との併用あるいは単独投与によって優れた血
小板生成促進作用を有し、またマウス及びヒトの培養細
胞に対して毒性を示さないことにより、血小板減少症の
治療に安全、かつ有効であると考えられる。
【0011】本発明の血小板減少症治療剤はBUF−3
、BUF−4及びBUF−5のうち1種類以上の物質を
有効成分として含有するものであるから、上記有効成分
を単独で含有するものでもよいし、また、2種類以上の
物質を組み合わせて含有するものでもよい。更に助剤と
して、IL−6,IL−3、IL−1及びG−CSFの
内1種類以上の物質を含有させても良い。特にIL−6
と組み合わせて用いた場合には優れた効果を呈する。 本発明の血小板減少症治療剤はIL−6等の因子の投与
に前後して、或は同時に用いることにより最も効果を発
揮するが、単独の使用でも効果が期待できる。本治療剤
は主として非経口的(静脈内、皮下、筋肉内、経皮、経
粘膜)に投与される。前記有効成分の投与量は、BUF
−3,BUF−4又はBUF−5のいずれか1つの物質
のみを単独で用いる場合は、いずれの物質を用いる場合
でも、通常成人1日あたり約0.01mg〜100mg
であり、これを1回又は数回に分けて投与すれば良い。 また、2種類以上を組み合わせて投与する場合(即ち、
(a)BUF−3とBUF−4、(b)BUF−3とB
UF−5,(c)BUF−4とBUF−5、(d)BU
F−3、BUF−4及びBUF−5)も、各物質の薬効
はほぼ等しいことより、通常成人1日あたり約0.01
mg〜100mgを1回または数回に分けて投与すれば
良い。もちろん、投与量は患者の血小板数、病状、患者
の体重及び当業者が認める他の因子によって変化するの
で、上記投与量を厳守する必要はなく、臨機応変に決定
すればよい。また、助剤としてIL−6等の造血因子を
もちいる場合のその投与量も特に制限はないが、通常成
人1日あたり約0.01mg−100mg投与すれば良
い。
【0012】本発明に使用するBUF−3等の有効成分
の製剤化は通常の方法によって行われ、主として注射剤
とされるが、他にカプセル剤、錠剤等の剤形へ製剤化さ
れても良い。注射剤を調製する場合には主薬のBUF−
3及び/またはBUF−4及び/またはBUF−5に必
要により、IL−6等の助剤、pH調整剤、緩衝剤、安
定化剤、保存剤などを添加し、常法により静脈内、皮下
、筋肉内用注射剤とすればよい。また、経口用製剤を調
製する場合は主薬のBUF−3及び/又はBUF−4及
び/またはBUF−5に賦形剤、さらに必要に応じてI
L−6等の助剤、結合剤、崩壊剤、着色剤等を加え常法
により錠剤、カプセル剤等としても良い。注射剤、錠剤
、カプセル剤等の製剤中のBUF−3及び/又はBUF
−4及び/又はBUF−5の含量は製剤を100とした
場合、通常0.01−100重量部、好ましくは0.1
−10重量部にすれば良い。
【0013】次に、本発明に使用するBUF−3、BU
F−4及びBUF−5の製造法について、以下に説明す
る。まず、BUF−3であるが、BUF−3を産生する
ヒト悪性単球細胞としては、ヒト白血病細胞またはヒト
骨髄細胞を人為的に悪性化させたもの、より具体的には
次のようなものがある。ヒト慢性骨髄性白血病細胞とし
てはU−937細胞(ATCC  CRL  1593
  、Int.J.Cancer17:565(197
6)),K562細胞(Blood45:321(19
75))、急性単球性白血病細胞としてはTHP−1細
胞(Int.J.Cancer26:171−176(
1980))等を挙げることができる。もちろん、BU
F−3を生産していれば、上記以外のヒト白血病細胞を
用いても構わない。  さて特定の分化誘導物質は、悪
性化単球細胞と接触させた時、この細胞をマクロファー
ジ、顆粒球細胞に分化誘導させると共に、BUF−3を
生産せしめる作用を有する物質であり、具体的にはアク
チノマイシンD、マイトマイシンC、コンカナバリンA
及びホルボールエステル(TPA)等の特定の分化誘導
物質である。
【0014】本発明のBUF−3を生成せしめる方法は
、悪性化単球細胞を少なくとも1種又は2種以上の上記
特定の分化誘導物質共存下で培養することによりなされ
、BUF−3は培養液中(細胞外)に産生される。細胞
を培養する培地は、動物細胞を培養する通常の培地が用
いられ、通常1〜5x106個/mlの密度で、35〜
38℃にて4〜6%の炭酸ガス気流中で緩やかにかくは
んしつつ行われる。特定の分化誘導物質は、通常培養の
最初より培地に添加しても良く又培養の途中から添加し
てもよい。添加量は分化誘導物質の種類によって異なる
がアクチノマイシンD、マイトマイシンC等の場合には
0.1〜10μg/ml、TPAの場合には1〜500
μg/mlである。このようにして1〜5日間培養する
とBUF−3は培養液中に蓄積される。
【0015】また、BUF−3の生産は組換えDNA法
による生産法を用いても構わない。組換えDNA法はB
UF−3をコードする遺伝子すなわち、単量体Aを含有
するプラスミドにより形質転換された真核動物細胞(具
体的にはIFO−50146等)を培養液中で培養し、
培養液中に当該BUF−3を製造せしめるというもので
ある(特開昭64−2580,  Biochem.B
iophys.Res.Commun.151,230
−235(1988))。
【0016】BUF−4及びBUF−5の生産は組換え
DNA法によるBUF−3の生産に準じて行われる。B
UF−4を生成せしめる方法は、BUF−4をコードす
る遺伝子、即ち単量体A及び単量体Bを含有するプラス
ミドにより形質転換された真核生物を培養液中で培養し
、培養液中にBUF−4を製造させればよい(特開昭6
3−119679)。またBUF−5を生成せしめる方
法はBUF−5をコードする遺伝子、即ち単量体Bを含
有するプラスミドにより形質転換された真核生物を培養
液中で培養し、培養液中にBUF−5を製造させればよ
い(特開昭63−119679)。
【0017】さて、このように生産されたBUF−3も
しくはBUF−4もしくはBUF−5の精製は通常のポ
リペプチドの精製法に従って行われる。例えば培養液を
限外濾過法で濃縮し、この濃縮液からポリペプチドを塩
析し、透析後陰イオン交換体を使用するイオン交換クロ
マトグラフィーを行うことにより粗ポリペプチド標品が
得られる。この粗標品について疎水クロマトグラフィー
またはクロマトフォーカシング法によりほとんどの夾雑
蛋白が除去される。またこの両者を組み合わせるとさら
に精製倍率を向上することができる。このようにして精
製した標品について逆相高速液体クロマトグラフィー(
HPLC)またはスーパーローズまたはMonoQ  
HR5/5カラムを装備したFPLC(ファルマシア製
FastProtein  Peptide  Pol
ynucleotide  Liquid  Chro
matography)システムによる高性能ゲル濾過
法またはイオン交換クロマトグラフィーを行うことによ
り精製することができる。また、上述のようなポリペプ
チドの一般的精製法とは別に本発明者等が開発した所定
の濃度の有機酸を含む有機溶媒を駆使する精製法(特願
昭63−131268)を用いて精製しても構わない。
【0018】BUF−3は、フレンドウイルス誘発白血
病細胞F5−5(Bibl.Haemat.,43,3
7(1976))に対する分化誘導作用を有するので、
この作用を利用してBUF−3の定性及び定量分析がで
き、F5−5を用いる分析は、Proc.Natl.A
cad.Sci.,71,98,(1975)に記載の
方法にしたがって行われる。また活性の表示はF5−5
細胞分化が明瞭に確認される検体原液の希釈率の逆数の
値を原液1.0ml当りの活性とする。この発明方法で
BUF−3を生産したとき、培養液は4〜1000単位
/mlの活性を示す。このようにして目的とするBUF
−3が生産される。尚、本方法の詳細は特開昭62−2
34097号公報、特開昭62−24070号公報に記
載されている。
【0019】以下、本発明を実施例に従って具体的に説
明する。
【0020】(実施例1)C57/BL6マウス(雄、
9週令、日本チャールズリバー(株))を用い、1群4
匹を被験動物として用いた。実験群は、対照群、BUF
−3単独投与群、IL−6単独投与群、およびBUF−
3とIL−6の併用投与群の4群構成とした。BUF−
3投与は以下の方法で行った。すなわち、前述の方法で
得られたBUF−3を、10mM酢酸を含む注射用蒸留
水に溶解し、50μg/mlの投与液を調製し、ミニ浸
透圧ポンプ(米国ALZA社製  model2001
)に充填した。実験開始1日目にBUF−3単独投与群
及びBUF−3とIL−6の併用投与群マウスをエーテ
ル麻酔下で開腹したのち、腹くう内に上記ミニ浸透圧ポ
ンプを移入し、直ちに開腹部を縫合した。対照群及びI
L−6単独投与群マウスには10mM酢酸のみを含む注
射用蒸留水を充填したミニ浸透圧ポンプを同じ方法で腹
くう内に移入した。ミニ浸透圧ポンプは、充填した投与
液を一定速度で7日間にわたって放出し続ける装置であ
る。本実験に用いたmodel2001は、放出速度1
μl毎時なので、BUF−3は50ng毎時の速度で実
験開始8日目まで連続的に腹くう内に投与される。
【0021】IL−6投与は以下の方法で行った。J.
Biochem.,104,30−34,(1989)
に記載されている方法で得られたIL−6をC57/B
L6マウスより得られたマウス血清0.2%を含む注射
用生理的食塩水に溶解し、5μg/mlの投与液を調製
した。実験開始7日目からIL−6単独投与群およびB
UF−3とIL−6併用投与群マウスには上記投与液を
1回0.1ml(IL−6  0.5μg)1日2回皮
下注射投与を5日間おこなった。対照群およびBUF−
3単独投与群にはマウス血清0.2%のみを含む注射用
生理的食塩水を同じ方法で投与した。
【0022】各実験群のマウスを実験開始12日目に屠
殺後、ただちに大腿骨を摘出し骨髄中のCFU−Meg
細胞(血小板を生成する巨核球細胞の前駆細胞)の数を
Exp.Hematol.,7,345−351,(1
979)に記載されている方法で測定した。測定結果を
表1に示した。BUF−3とIL−6併用投与群のCF
U−Meg数は骨髄細胞4万個あたり平均18.3個で
、対照群の平均10.0個に比べて有意に多いのみなら
ず、IL−6単独投与群の平均12.0個に対しても有
意に多かった。
【0023】
【表1】
【0024】つぎに、各実験群マウスの骨髄中の巨核細
胞の成熟度を以下の方法で比較した。すなわち、巨核球
細胞の成熟度は細胞の大きさに反映されるため、摘出し
た大腿骨の切片標本から倍率400倍の顕微鏡写真を作
製し、写真上の各巨核球細胞の直径をノギスにて測定し
た。各実験群について巨核球細胞69ないし72個の直
径を平均した結果を表2に示した。BUF−3単独投与
群、およびBUF−3とIL−6併用投与群ではいずれ
も平均7.0mmであり、対照群の6.6mmに対し有
意に大きく、BUF−3投与により、巨核球細胞の成熟
が促進された。
【0028】
【表2】
【0029】(実施例2)上記実施例1と同様の条件で
BUF−5の投与効果を検討した。9週令の雄C57/
BL6マウスを用い、1群4匹を被験動物として用いた
。実験群は、対照群、BUF−5単独投与群、IL−6
単独投与群、及びBUF−5とIL−6の併用投与群の
4群構成とした。BUF−5投与は前述の方法で得られ
たBUF−5を10mM酢酸を含む注射用蒸留水に溶解
し50μg/mlとした投与液を用い、実施例1におけ
るBUF−3と同様の方法で行った。また、IL−6投
与は実施例1と同一の条件で行った。
【0030】骨髄中のCFU−Meg細胞数はBUF−
5とIL−6の併用投与群において対照群ならびにIL
−6単独投与群よりも有意に多かった。また、巨核球細
胞の平均直径はBUF−5単独投与群ならびにBUF−
5とIL−6の併用投与群に於て対照群及びIL−6単
独投与群よりも有意に大きい値であった。
【0031】
【本発明の効果】本発明に係るBUF−3、BUF−4
及びBUF−5の内、1種類以上の物質を有効成分とす
る血小板減少症治療剤は、骨髄に作用して血小板を生成
する巨核球細胞の成熟を促進するのみならず、IL−6
等の造血因子と併用することにより、巨核球の前駆細胞
を増加させるため、血小板減少症の治療に有効である。 また、従来の治療法である血小板輸血の問題点である、
拒絶反応やウイルス感染などが原理的に発生しない。従
って本発明の血小板減少症治療剤は従来用いられている
血小板輸血に替わる優れた治療剤として使用できる。B
UF−3、BUF−4及びBUF−5はヒト由来蛋白な
ので抗原性が低く、アレルギーを起こしにくい為に長期
間の使用が可能である。本発明に係る血小板減少症治療
薬はIL−6との併用により完全な効果を発揮するが、
単独あるいは他の造血因子との併用によっても効果を期
待し得る。
【配列表】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ポリペプチドBUF−3、BUF−4
    及びBUF−5の内1種類以上の物質を有効成分として
    含有する血小板減少症治療剤
  2. 【請求項2】  助剤として更にインターロイキン6、
    インターロイキン3,インターロイキン1及び顆粒球コ
    ロニー刺激因子の内、1種類以上の物質を含有してなる
    請求項1記載の血小板減少症治療剤。
JP3232563A 1991-06-06 1991-06-06 血小板減少症治療剤 Pending JPH04360840A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101649316B1 (ko) 2016-04-05 2016-08-18 (주)건호이엔씨 클린 로터리 밸브
JP2020128377A (ja) * 2014-05-15 2020-08-27 エンジーケム ライフサイエンシーズ コーポレーションEnzychem Lifesciences Corporation 白血球減少症及び血小板減少症に対する治療方法

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