JPH043609Y2 - - Google Patents

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JPH043609Y2
JPH043609Y2 JP1986010166U JP1016686U JPH043609Y2 JP H043609 Y2 JPH043609 Y2 JP H043609Y2 JP 1986010166 U JP1986010166 U JP 1986010166U JP 1016686 U JP1016686 U JP 1016686U JP H043609 Y2 JPH043609 Y2 JP H043609Y2
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silica
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Description

【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本考案は燃焼の際に排出されるガスの如き高温
ガスのフイルターに関し、更に詳しくは入口およ
び出口ガス圧力差を出来るだけ小さくし、かつ前
記高温ガス中のすす等の粒子を捕集する耐熱フイ
ルターに関するものである。 〔従来の技術〕 従来、高温用のフイルターとしてはハニカム構
造をもつ耐火物成形体や、セラミツクフアイバー
を基材とし各種無機質バインダーを加えて、薄紙
状に抄造し、この薄紙をコルゲート加工したフイ
ルターも知られている。またシリカ・アルミナ質
セラミツクフアイバーを用いて、板状に成形した
成形品も最近知られるようになつてきた。この原
料として使用されるシリカ・アルミナ質セラミツ
クフアイバーは、従来の真空成形法において比較
的容易に成形出来ることのほかに、耐火断熱効果
も高い事から各種形状に成形され、燃焼室のライ
ニング材、非鉄金属の溶湯保温材等に巾広く利用
される、最近最もポピユラーな耐熱無機繊維であ
る。 〔考案が解決しようとする問題点〕 しかしながらシリカ・アルミナ質セラミツクフ
アイバーはその製造方法により、均一な繊維径が
得られないばかりか、不定形のセラミツク粒状物
(以下シヨツトと称す)が30〜50重量%も含まれ
ている。即ち高温に溶解したシリカアルミナ組成
物を繊維化するために、高圧エヤーで吹き飛ばす
か、回転するドラムの遠心力により繊維化する方
法が採られている。その結果適正繊維化粘度の巾
の小さいシリカアルミナ組成では、出来た繊維は
あるものは太く、あるものは細く、またあるもの
はシヨツトとなるからである。したがつて、この
ようにして作られたシリカ・アルミナ質セラミツ
クフアイバーを使用した成形品は、シヨツトを取
り除いて使用するため、その構造上、あたかも一
般の耐火物の如く粒度配合されたち密な成形体と
なり、気孔は十分あるにもかかわらず、高温ガス
を通過させると、圧力損失があつた。また圧力損
失の原因としてシリカ・アルミナ質セラミツクフ
アイバーはおよそ900℃から、ムライトの結晶が
析出し結晶質フアイバーに変化してゆき、さらに
1200℃付近からクリストバライトの結晶も析出し
てくる事がよく知られている。ガラス質から結晶
質へ構造変化をする際に繊維は折れ、微粉化して
ゆく事もよく知られている。このようにして高温
にさらされると、細かい繊維は次第に切断され、
めづまりの原因になりフイルターとしては不向き
であつた。即ち、高温のガス状物を通過させるフ
イルターとした使用した場合、部分的に通気抵抗
がばらつくばかりでなく全体的にも圧損の大きい
ものとなり、入口圧力を上げることが出来る設備
しか、使用出来なかつた。さらに高温のガスフイ
ルターとして使用されるハニカム構造のセラミツ
ク成形体やコルゲート加工したフイルターは圧損
も小さく、フイルターの気孔径も一定に出来る利
点がある反面、構造が複雑で生産する上にもコス
ト高となるし、大きな形状が得られないという欠
点もあつた。 この考案は、これらの欠点を解決すべく、努力
し簡単に生産出来かつ高温用のフイルターとして
圧力損失の出来るかぎり小さいフイルターを提供
するものである。 (問題点を解決するための手段) 即ち、この考案は、シリカ・アルミナ混合組成
物を繊維化する際に発生する粒径44μm以上のシ
ヨツトを40重量%以上含有し、残部がシリカ・ア
ルミナ質繊維状物、無機質結合材および有機質結
合材からなる耐熱フイルターであり、前記シヨツ
トが前記シリカ・アルミナ質繊維状物、無機質結
合材および有機質結合材によつて補強固着されて
なることを特徴とする高温のガス状物を通過させ
る耐熱フイルターである。 〔作用〕 シリカとアルミナ混合組成物を溶解し、繊維化
する際に発生するシヨツトの径はおよそ1000μm
から20μmまで分布し、その形状は第4〜7図に
示す如く、第4図に示す真球状シヨツト、第5図
に示すピーナツツ状シヨツト、第6図に示すおた
まじやくし状シヨツト、第7図に示す卵型状シヨ
ツトの形状になり一定していない。したがつて、
これらの形状のシヨツトを組み合わせた場合、あ
たかも粒度配合したかの如く、気孔の大きさが十
分とされるというメリツトがある。加えて粒子径
の巾が大きく比較的均一な気孔になるというメリ
ツトもある。それゆえ、このシヨツトの一部又は
大部分を粒度配合したシリカ・アルミナ質のムラ
イト粒状物、シヤモツト粒状物に置換しても、本
考案の目的に相達するものでない。さらに前記シ
ヨツトが40重量%以下になると、必然的に補強材
の割合が大きくなり、その結果気孔が小さくな
り、通気抵抗も悪くなる。 次に、このシヨツトを成形体にするための補強
材として同材質のシリカ・アルミナ質の繊維状物
が好適である。高温における熱的性質がまつたく
同一であれば、成形体としての熱安定につなが
り、構造的にも一体感がある。ここで使用するシ
リカ・アルミナ質の繊維状物はあまり繊維径が細
いと、せつかく出来た気孔をふさぐし、太いと補
強効果が小さいので2〜5μmの範囲が選ばれる。
無機質結合剤は一般に使用されるコロイド状シリ
カ、コロイド状アルミナ、粘度質等から一種又は
それ以上の組み合わせで選ばれる。無機質結合剤
もあまり多いと気孔をふさぐし、あまり少ないと
効果がうすい。前記シリカ・アルミナ質シヨツト
ならびに繊維状物の合計量の1〜5重量%が好適
に選ばれる。有機質結合剤は常温での成形体のハ
ンドリング強度をたらすため使用され、一般に用
いられているでんぷん、ラテツクス、ポリアクリ
ルアミド等の一種又はそれ以上の組み合わせで選
ばれる。これらの有機質結合剤は、高温になると
焼失してしまうため、添加量は任意であるが、コ
スト面から見て、前記シリカ・アルミナ質シヨツ
トならびに繊維状物の合計量の5〜10重量%が好
適に選ばれる。 なお、補強用として有機繊維、たとえばパル
プ、麻、スフ等の添加も一層効果がある。 〔実施例〕 以下に本考案の耐熱フイルターの製造方法の一
例を述べる。 本考案の耐熱フイルターは、粒径が44μm以上
のシヨツトを18重量%含有するシリカ・アルミナ
フアイバー400gと粒径が44μm以上のシヨツトを
90重量%含有し平均粒径が約50μmであるシヨツ
ト280g、コロイドシリカ100ml、ニトリルブタジ
エン系ラテツクス100ml(固形分40%)、木節粘土
100gを50の水中に投入して充分攪拌混合して
スラリーとなし、このスラリー中にポリアクリル
アミド系凝集剤1%水溶液20mlを添加し、攪拌混
合した後、抄紙機により厚さ5mmのシート状に成
形し、次いで105℃で8時間乾燥することにより
製造することができる。 次に、前述の如き方法で製造された耐熱フイル
ターを図面によつて説明すれば、第1図におい
て、1−シリカ・アルミナ質の繊維状物であり、
2−シリカ・アルミナ質シヨツト、3−無機ある
いは有機結合剤で構成された耐熱フイルターの拡
大図であり、第2図は第1図と同様に、4−有機
質繊維で構成された耐熱フイルターである。第3
図は第2図のシリカ・アルミナ質シヨツトの一部
を5−ムライト粒状物に置換した構成の耐熱フイ
ルターである。 第4〜7図は、シリカ・アルミナ質のセラミツ
クフアイバーの繊維化時に発生するシヨツトで、
第4図は、真球状シヨツト、第5図は、ピーナツ
ツ状シヨツト、第6図は、おたまじやくし状シヨ
ツト、第7図は、卵状シヨツトをあらわす。 第8図は、従来のセラミツクフアイバー成形品
の模式図で1はシリカ・アルミナフアイバー、2
はシヨツト、3は無機あるいは有機結合剤をあら
わす。 〔考案の効果〕 本考案の耐熱フイルターを用いて圧力損失を測
定した結果を第1表に示す。
【表】
【表】 この結果からわかるように従来のセラミツクフ
アイバー成形品よりはるかに低い圧力損失を得る
ことが出来る耐熱フイルターを提供するものであ
る。 また本考案の耐熱フイルターはその圧力損失の
小さい事から燃焼ガスを通過させ燃焼するバーナ
ータイル用としても使用出来、産業上画期的なも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の耐熱フイルターの拡大図、
第2図は第1図に示した耐熱フイルターに有機質
繊維を加えた耐熱フイルターの拡大図、第3図は
第2図に示した耐熱フイルターのシリカ・アルミ
ナ質シヨツトの一部をムライト粒状物に置換した
構成の耐熱フイルターの拡大図、第4〜7図はシ
リカ・アルミナ質シヨツトの形状を示す拡大図、
第8図は従来のセラミツクフアイバー成形品の模
式図である。 符号の説明、1……シリカ・アルミナ質繊維状
物、2……シリカ・アルミナ質シヨツト、3……
結合材、4……有機質繊維、5……ムライト粒状
物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シリカ・アルミナ混合組成物を繊維化する際に
    発生する粒径44μm以上のシヨツトを40重量%以
    上含有し、残部がシリカ・アルミナ質繊維状物、
    無機質結合材および有機質結合材からなる耐熱フ
    イルターであり、前記シヨツトが前記シリカ・ア
    ルミナ質繊維状物、無機質結合材および有機質結
    合材によつて補強固着されてなることを特徴とす
    る高温のガス状物を通過させる耐熱フイルター。
JP1986010166U 1986-01-27 1986-01-27 Expired JPH043609Y2 (ja)

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JP1986010166U JPH043609Y2 (ja) 1986-01-27 1986-01-27

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JP1986010166U JPH043609Y2 (ja) 1986-01-27 1986-01-27

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JPS62123219U JPS62123219U (ja) 1987-08-05
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JP2860574B2 (ja) * 1990-01-10 1999-02-24 松下電器産業株式会社 集塵機用フード
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JPS5638548A (en) * 1979-09-05 1981-04-13 Hitachi Ltd Controlling apparatus of air-fuel ratio for carburetor
JPS58223421A (ja) * 1982-06-21 1983-12-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 繊維セラミツクフイルタ

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JPS62123219U (ja) 1987-08-05

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