JPH0436131B2 - - Google Patents
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- JPH0436131B2 JPH0436131B2 JP14970984A JP14970984A JPH0436131B2 JP H0436131 B2 JPH0436131 B2 JP H0436131B2 JP 14970984 A JP14970984 A JP 14970984A JP 14970984 A JP14970984 A JP 14970984A JP H0436131 B2 JPH0436131 B2 JP H0436131B2
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- JP
- Japan
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- adhesive
- film
- patch
- water
- mucosal
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Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は治療用のまたは鎮痛用の粘膜用貼布剤
に関するものである。
に関するものである。
従来技術
従来の口腔粘膜用貼布剤(例えば特開昭58−
213709号公報)では水溶性又は水膨潤性高分子物
質から成る粘膜接着剤に薬剤を包含せしめたもの
であるが、薬剤の性質によつて、粘膜接着剤から
の放出が速すぎたり、逆に遅すぎたりコントロー
ルし難しい点があつた。また貼布剤を粘膜に貼布
したとき、貼布剤の側端部断面から水分を吸収す
る量が大で、そのため端部が王冠状に膨れて盛り
上り、そこから剥れやすい欠点があつた。
213709号公報)では水溶性又は水膨潤性高分子物
質から成る粘膜接着剤に薬剤を包含せしめたもの
であるが、薬剤の性質によつて、粘膜接着剤から
の放出が速すぎたり、逆に遅すぎたりコントロー
ルし難しい点があつた。また貼布剤を粘膜に貼布
したとき、貼布剤の側端部断面から水分を吸収す
る量が大で、そのため端部が王冠状に膨れて盛り
上り、そこから剥れやすい欠点があつた。
発明の目的
粘膜貼布剤を粘膜に付着させると唾液などの分
泌液中の水分が粘膜接着剤フイルム中に浸入し、
薬剤を逆に放出するが、薬剤の種類によつては放
出性のコントロールが困難となる。本発明は粘膜
接着剤フイルムと粘着剤塗布シートを積層構造と
することによつて薬剤放出のコントロールを適正
化すること、すなわち薬剤の適正な徐放化を行う
ことを目的とすると同時に、水分による膨潤が粘
膜貼布剤の端側部に集中し王冠状に膨れて剥れ易
くなることを、粘着剤塗布シート部を粘膜接着フ
イルムより大きくすることによつて防止すること
を目的とする。
泌液中の水分が粘膜接着剤フイルム中に浸入し、
薬剤を逆に放出するが、薬剤の種類によつては放
出性のコントロールが困難となる。本発明は粘膜
接着剤フイルムと粘着剤塗布シートを積層構造と
することによつて薬剤放出のコントロールを適正
化すること、すなわち薬剤の適正な徐放化を行う
ことを目的とすると同時に、水分による膨潤が粘
膜貼布剤の端側部に集中し王冠状に膨れて剥れ易
くなることを、粘着剤塗布シート部を粘膜接着フ
イルムより大きくすることによつて防止すること
を目的とする。
発明の構成
本発明は、(1) 下記A群から選ばれた1種から
成る基剤に、薬剤含有または非含有の下記B群
から選ばれた非水溶性粘着剤を塗布して形成し
たシートに、薬剤含有または非含有の下記C群
から選ばれたフイルム状粘膜接着剤を積層した
三層構造より成る粘膜用貼布剤。
成る基剤に、薬剤含有または非含有の下記B群
から選ばれた非水溶性粘着剤を塗布して形成し
たシートに、薬剤含有または非含有の下記C群
から選ばれたフイルム状粘膜接着剤を積層した
三層構造より成る粘膜用貼布剤。
A:コラーゲン、紙、不織布、布、ポリエチレ
ンフイルム、ポリプロピレンフイルム、ポリ
塩化ビニルフイルム、ポロ塩化ビニリデンフ
イルム、ポリエチレンテレフタレートフイル
ム、ナイロンフイルム、ウレタンフイルム、
これらのフイルムの積層物および発泡体 B:ゴム系粘着剤、アクリル系粘着剤、シリコ
ーン系粘着剤、ビニルエーテル系粘着剤、 C:カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシ
エチルセルロース、ヒドロキシプロピルセル
ロース、ゼラチン、カゼイン、アラビアゴ
ム、カラヤゴム、アルギン酸ソーダ、アルギ
ン酸アルキルエステル、ポリアクリル酸エス
テル、ポリアクリル酸ソーダ、ポリビニルピ
ロリドン、ポリビニルアルコール、その他の
水溶性接着剤。
ンフイルム、ポリプロピレンフイルム、ポリ
塩化ビニルフイルム、ポロ塩化ビニリデンフ
イルム、ポリエチレンテレフタレートフイル
ム、ナイロンフイルム、ウレタンフイルム、
これらのフイルムの積層物および発泡体 B:ゴム系粘着剤、アクリル系粘着剤、シリコ
ーン系粘着剤、ビニルエーテル系粘着剤、 C:カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシ
エチルセルロース、ヒドロキシプロピルセル
ロース、ゼラチン、カゼイン、アラビアゴ
ム、カラヤゴム、アルギン酸ソーダ、アルギ
ン酸アルキルエステル、ポリアクリル酸エス
テル、ポリアクリル酸ソーダ、ポリビニルピ
ロリドン、ポリビニルアルコール、その他の
水溶性接着剤。
(2) 非水溶性粘着剤を塗布したシート部を粘膜接
着剤層より大きくした特許請求の範囲第1項記
載の粘膜用貼布剤。
着剤層より大きくした特許請求の範囲第1項記
載の粘膜用貼布剤。
(3) 粘膜接着剤層の外周に露出した非水溶性粘着
剤の上にセパレータを貼り付けた特許請求の範
囲第2項記載の粘膜用貼布剤に関する。
剤の上にセパレータを貼り付けた特許請求の範
囲第2項記載の粘膜用貼布剤に関する。
先に述べたように、粘膜貼布剤を粘膜に付着さ
せると、分泌液中の水分による膨潤作用によつて
薬剤によつてはその放出のコントロールが困難と
なる。故に、その場合は、薬剤を親水性の粘膜接
着フイルムとは異つた水不溶性のゴム系粘着剤、
アクリル系粘着剤などに保持せしめ放出のコント
ロールを行なうのである。
せると、分泌液中の水分による膨潤作用によつて
薬剤によつてはその放出のコントロールが困難と
なる。故に、その場合は、薬剤を親水性の粘膜接
着フイルムとは異つた水不溶性のゴム系粘着剤、
アクリル系粘着剤などに保持せしめ放出のコント
ロールを行なうのである。
本発明について更に詳しく説明する。
(粘着剤層の作用)
本発明は、基材Aと粘膜接着剤Cとの間に粘着
剤層Bを設けたことを大きな特色とする。
剤層Bを設けたことを大きな特色とする。
粘着剤層を設けたことによつて、下記の作用効
果がある。
果がある。
(1) 薬剤放出性の制御
放出を持続したい場合
粘膜接着剤Cからの薬剤の放出速度が粘着剤B
からのそれより遅ければ、粘膜接着剤Cにはいつ
も一定濃度の薬剤が粘着剤Bから供給され、した
がつて一定の速度で粘膜接着剤Cからの薬剤放出
が可能になる。
からのそれより遅ければ、粘膜接着剤Cにはいつ
も一定濃度の薬剤が粘着剤Bから供給され、した
がつて一定の速度で粘膜接着剤Cからの薬剤放出
が可能になる。
貼付中に放出の速度を変えたい場合
粘膜接着剤Cからの薬剤放出速度が粘着剤Bか
らのそれより早ければ、まず粘膜接着剤Cからの
速やかな薬剤放出が生じる。ついで粘着剤Bから
の緩徐な薬剤の供給が粘膜接着剤Cになされ、粘
膜接着剤Cからはただちに薬剤放出が行われるの
で、この場合の放出速度は粘着剤Bからの薬剤放
出速度とほぼ等しくなり、薬剤放出速度は初期よ
りも低速となる。
らのそれより早ければ、まず粘膜接着剤Cからの
速やかな薬剤放出が生じる。ついで粘着剤Bから
の緩徐な薬剤の供給が粘膜接着剤Cになされ、粘
膜接着剤Cからはただちに薬剤放出が行われるの
で、この場合の放出速度は粘着剤Bからの薬剤放
出速度とほぼ等しくなり、薬剤放出速度は初期よ
りも低速となる。
(2) 形状維持性
従来の粘膜貼付剤において側端部が王冠状に膨
潤する現象は、粘膜貼付剤の表裏両面と側端部か
ら水分が粘膜接着剤に侵入することに起因してい
た。
潤する現象は、粘膜貼付剤の表裏両面と側端部か
ら水分が粘膜接着剤に侵入することに起因してい
た。
本発明においては、水不溶性の中間層(すなわ
ち粘着剤層)を介在させるから、面幕接着剤の裏
面から水分が粘膜接着剤に侵入することを防止す
ることができる。したがつて、第1図に示すよう
な基本的構造の粘膜貼付剤であつても、従来品と
比較すれば、形状維持性は著しく向上した。
ち粘着剤層)を介在させるから、面幕接着剤の裏
面から水分が粘膜接着剤に侵入することを防止す
ることができる。したがつて、第1図に示すよう
な基本的構造の粘膜貼付剤であつても、従来品と
比較すれば、形状維持性は著しく向上した。
更に、本願発明の特定の実施態様(たとえば第
3図および第4図に示すように、粘膜接着剤層を
粘着剤層より小さくしたもの)を採用した場合に
おいては、粘膜貼付剤を粘膜に貼付した時に粘着
剤層が粘膜接着剤層を覆うようにして粘膜に付着
するから、粘膜接着剤層の接着剤断面から水分が
侵入することを防止し、その結果として粘膜貼付
剤の形状維持性がいつそう良好となる。
3図および第4図に示すように、粘膜接着剤層を
粘着剤層より小さくしたもの)を採用した場合に
おいては、粘膜貼付剤を粘膜に貼付した時に粘着
剤層が粘膜接着剤層を覆うようにして粘膜に付着
するから、粘膜接着剤層の接着剤断面から水分が
侵入することを防止し、その結果として粘膜貼付
剤の形状維持性がいつそう良好となる。
(薬剤)
粘着剤中に含まれる薬剤と、粘膜接着剤に含ま
れる薬剤は同じものでも別のものでもよい。口内
アフタ治療用薬剤、歯痛抑制剤、狭心症治療剤
等、種々の目的に応じた薬剤を用いることができ
る。
れる薬剤は同じものでも別のものでもよい。口内
アフタ治療用薬剤、歯痛抑制剤、狭心症治療剤
等、種々の目的に応じた薬剤を用いることができ
る。
(セパレータ)
必要に応じて用いるセパレータとしては、シリ
コン処理したフイルム、シート〔ポリエチレンラ
ミネート紙、クレーコート紙、ポリエチレンフイ
ルム、ポリプロピレンフイルム、ポリエチレンテ
レフタレートフイルムおよびそれらのアルミニウ
ムラミネート物等〕を使用する。
コン処理したフイルム、シート〔ポリエチレンラ
ミネート紙、クレーコート紙、ポリエチレンフイ
ルム、ポリプロピレンフイルム、ポリエチレンテ
レフタレートフイルムおよびそれらのアルミニウ
ムラミネート物等〕を使用する。
本発明の粘膜用貼布剤は、必要ならば基剤に粘
着剤を塗布するに先立つて下塗り剤を塗布しても
よい。
着剤を塗布するに先立つて下塗り剤を塗布しても
よい。
なお、本製剤は、口腔、外陰部などの粘膜に主
として適用するものであり、特に第2図に示すよ
うに、粘膜接着剤の周囲に粘着層を露出したもの
は、粘膜適用時の外縁端部の膨潤を押え、第1図
に示す場合よりさらに接着性を改良することがで
きる。この場合第3図又は第4図に示すように、
粘着剤の上にセパレーターを貼りつける。第5図
はアルミニウムパツクにして保存した例を示す。
として適用するものであり、特に第2図に示すよ
うに、粘膜接着剤の周囲に粘着層を露出したもの
は、粘膜適用時の外縁端部の膨潤を押え、第1図
に示す場合よりさらに接着性を改良することがで
きる。この場合第3図又は第4図に示すように、
粘着剤の上にセパレーターを貼りつける。第5図
はアルミニウムパツクにして保存した例を示す。
(実施例)
以下に実施例を挙げて説明するが、本発明はこ
れに限定されるものではない。
れに限定されるものではない。
実施例 1 アフタ治療用粘膜貼布剤
素練した天然ゴム10gをn−ヘキサン72g、ト
ルエン10gから成る混合溶媒中に投入して膨潤さ
せる。更にポリブテンHV−300(日本石油化学)
を1.5g、石油系脂環族樹脂〔クイントンB−170
(日本ゼオン)〕を11g、老化防止剤としてジブチ
ルヒドロキシトルエン〔スワノツクスBHT(精工
化学)〕を0.1g、分散剤としてポリエチレングリ
コール2000 0.1gをトルエン8gに加熱溶解した
溶液を加えてよく攪拌して溶解した後、吉草酸ベ
タメタゾン0.022gをアセトン4gに溶解した溶
液を添加して更に攪拌して均一な粘着液をする。
この粘着液を厚さ約80μmの軟質ポリエチレンフ
イルム上に溶剤揮散後の粘着剤厚さが60g/m2に
なる割合に塗布し、溶剤を揮散させて粘着シート
とする。本シート1cm2中には吉草酸ベタメタゾン
を6μg含有する。本シートを直径1.13cmの円型に
打抜いた。
ルエン10gから成る混合溶媒中に投入して膨潤さ
せる。更にポリブテンHV−300(日本石油化学)
を1.5g、石油系脂環族樹脂〔クイントンB−170
(日本ゼオン)〕を11g、老化防止剤としてジブチ
ルヒドロキシトルエン〔スワノツクスBHT(精工
化学)〕を0.1g、分散剤としてポリエチレングリ
コール2000 0.1gをトルエン8gに加熱溶解した
溶液を加えてよく攪拌して溶解した後、吉草酸ベ
タメタゾン0.022gをアセトン4gに溶解した溶
液を添加して更に攪拌して均一な粘着液をする。
この粘着液を厚さ約80μmの軟質ポリエチレンフ
イルム上に溶剤揮散後の粘着剤厚さが60g/m2に
なる割合に塗布し、溶剤を揮散させて粘着シート
とする。本シート1cm2中には吉草酸ベタメタゾン
を6μg含有する。本シートを直径1.13cmの円型に
打抜いた。
一方、ヒドロキシプロピルセルロース10gを蒸
留水100gに溶解し、これに吉草酸ベタメタゾン
0.012gをアセトン1gに溶解した溶液を加え、
良く攪拌してガラス板上に乾燥後の塗布量が50
g/m2となるような割合に塗布し、乾燥してフイ
ルムとする。このフイルムをガラス板よりはがし
直径0.95cmの円型に打抜き、前述の粘着シート打
抜き品の上に同心円状に貼合せ、粘膜用貼布剤を
得た。
留水100gに溶解し、これに吉草酸ベタメタゾン
0.012gをアセトン1gに溶解した溶液を加え、
良く攪拌してガラス板上に乾燥後の塗布量が50
g/m2となるような割合に塗布し、乾燥してフイ
ルムとする。このフイルムをガラス板よりはがし
直径0.95cmの円型に打抜き、前述の粘着シート打
抜き品の上に同心円状に貼合せ、粘膜用貼布剤を
得た。
本剤1枚に(1cm2)中には吉草酸ベタメタゾン
を10μg含有する。
を10μg含有する。
本貼布剤を舌裏に付着させたところ、外縁端部
が膨潤することなく、48時間は自然にはがれるこ
とがなく、また、剥離後の貼布部位にはコルチコ
ステロイドの血管収縮作用にもとづく貧血班が白
く観察された。なお、粘着剤層に吉草酸ベタメタ
ゾンを添加せず、粘膜接着フイルムにのみ添加し
たものは、24時間後には貧血班は認められなかつ
た。
が膨潤することなく、48時間は自然にはがれるこ
とがなく、また、剥離後の貼布部位にはコルチコ
ステロイドの血管収縮作用にもとづく貧血班が白
く観察された。なお、粘着剤層に吉草酸ベタメタ
ゾンを添加せず、粘膜接着フイルムにのみ添加し
たものは、24時間後には貧血班は認められなかつ
た。
実施例 2 歯痛抑制用粘膜貼布剤
2−エチルヘキシルアクリレート80g、酢酸ビ
ニル10g、メチルアクリレート6g、アクリル酸
4gを酢酸エチル200gを溶媒として、過酸化ベ
ンゾイル0.2gの存在舌に60℃で12時間重合を行
つた。得られた共重合物を精製して精製共重合物
20gを80gの酢酸エチルに溶解し、インドメタシ
ン13gをアセトン40gに加温溶解した溶液を加え
て攪拌した。この粘着液を溶媒揮散後固型分が50
g/m2になるように表面スキンの発泡ウレタンの
スキン面に塗布し、乾燥した。
ニル10g、メチルアクリレート6g、アクリル酸
4gを酢酸エチル200gを溶媒として、過酸化ベ
ンゾイル0.2gの存在舌に60℃で12時間重合を行
つた。得られた共重合物を精製して精製共重合物
20gを80gの酢酸エチルに溶解し、インドメタシ
ン13gをアセトン40gに加温溶解した溶液を加え
て攪拌した。この粘着液を溶媒揮散後固型分が50
g/m2になるように表面スキンの発泡ウレタンの
スキン面に塗布し、乾燥した。
次に、アルギン酸ソーダ20g、n−オクタデシ
ルブロマイド36gをトルエン200g中窒素気流下
100℃で8時間反応させ、内容物をn−ヘキサン
中に投入、精製してアルギン酸n−オクタデシル
を得た(収量36g)。このアルギン酸n−オクタ
デシル10gを蒸留水100gに溶解し、これをガラ
ス板上に乾燥後の塗布量が20g/m2となるように
塗布し乾燥した。このフイルムを直径1.0cmに打
ち抜き、前述の粘着シートを貼合し、直径1.13cm
の円型に打抜いたものの上に同心円状に重ね、貼
合せた。
ルブロマイド36gをトルエン200g中窒素気流下
100℃で8時間反応させ、内容物をn−ヘキサン
中に投入、精製してアルギン酸n−オクタデシル
を得た(収量36g)。このアルギン酸n−オクタ
デシル10gを蒸留水100gに溶解し、これをガラ
ス板上に乾燥後の塗布量が20g/m2となるように
塗布し乾燥した。このフイルムを直径1.0cmに打
ち抜き、前述の粘着シートを貼合し、直径1.13cm
の円型に打抜いたものの上に同心円状に重ね、貼
合せた。
本品1cm2中にインドメタシン0.3mgを含有する。
本品は歯ぐき、舌裏など唾液でぬれた粘膜表面に
良く接着し、粘膜接着フイルムの切断面から水が
侵入することによる周辺部の膨潤、およびそれに
よる自然剥離がなく、貼布後48時間は自然にはが
れることがなく、抜歯後の歯痛などを良く抑制し
た。
本品は歯ぐき、舌裏など唾液でぬれた粘膜表面に
良く接着し、粘膜接着フイルムの切断面から水が
侵入することによる周辺部の膨潤、およびそれに
よる自然剥離がなく、貼布後48時間は自然にはが
れることがなく、抜歯後の歯痛などを良く抑制し
た。
発明の効果
本発明の粘膜用貼布剤は粘着剤層を設けて多層
構造としたため、薬剤の性質に応じた粘着剤を選
ぶことによつて薬剤放出をコントロールすること
ができ、且つ、貼布剤の外縁端部からの水分浸入
による膨潤が押えられ、接着性が改善された。
構造としたため、薬剤の性質に応じた粘着剤を選
ぶことによつて薬剤放出をコントロールすること
ができ、且つ、貼布剤の外縁端部からの水分浸入
による膨潤が押えられ、接着性が改善された。
第1〜第5図は本発明の粘膜用貼布剤の断面図
である。 第1〜第5図において、1は基材、2は下塗り
剤、3は粘着剤、4は粘膜接着剤、5はセパレー
タ、6はアルミニウムパツクを表す。
である。 第1〜第5図において、1は基材、2は下塗り
剤、3は粘着剤、4は粘膜接着剤、5はセパレー
タ、6はアルミニウムパツクを表す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記A群から選ばれた1種から成る基剤に、
薬剤含有または非含有の下記B群から選ばれた非
水溶性粘着剤を塗布して形成したシートに、薬剤
含有または非含有の下記C群から選ばれたフイル
ム状粘膜接着剤を積層した三層構造より成る粘膜
用貼布剤。 A:コラーゲン、紙、不織布、布、ポリエチレン
フイルム、ポリプロピレンフイルム、ポリ塩化
ビニルフイルム、ポロ塩化ビニリデンフイル
ム、ポリエチレンテレフタレートフイルム、ナ
イロンフイルム、ウレタンフイルム、これらの
フイルムの積層物および発泡体 B:ゴム系粘着剤、アクリル系粘着剤、シリコー
ン系粘着剤、ビニルエーテル系粘着剤、 C :カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシ
エチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロ
ース、ゼラチン、カゼイン、アラビアゴム、カ
ラヤゴム、アルギン酸ソーダ、アルギン酸アル
キルエステル、ポリアクリル酸エステル、ポリ
アクリル酸ソーダ、ポリビニルピロリドン、ポ
リビニルアルコール、その他の水溶性接着剤。 2 非水溶性粘着剤を塗布したシート部を粘膜接
着剤層より大きくした特許請求の範囲第1項記載
の粘膜用貼布剤。 3 粘膜接着剤層の外周に露出した非水溶性粘着
剤の上にセパレータを貼り付けた特許請求の範囲
第2項記載の粘膜用貼布剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14970984A JPS6130517A (ja) | 1984-07-20 | 1984-07-20 | 三層構造より成る粘膜用貼付剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14970984A JPS6130517A (ja) | 1984-07-20 | 1984-07-20 | 三層構造より成る粘膜用貼付剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6130517A JPS6130517A (ja) | 1986-02-12 |
| JPH0436131B2 true JPH0436131B2 (ja) | 1992-06-15 |
Family
ID=15481103
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14970984A Granted JPS6130517A (ja) | 1984-07-20 | 1984-07-20 | 三層構造より成る粘膜用貼付剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6130517A (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH072632B2 (ja) * | 1985-12-16 | 1995-01-18 | ニチバン株式会社 | 口腔粘膜付着用錠剤 |
| US5750136A (en) * | 1989-11-03 | 1998-05-12 | Riker Laboratories, Inc. | Bioadhesive composition and patch |
| US5750134A (en) * | 1989-11-03 | 1998-05-12 | Riker Laboratories, Inc. | Bioadhesive composition and patch |
| DE10126577C2 (de) * | 2001-05-31 | 2003-10-30 | Paul Haslauer | Verwendung von Algenblättern zur Herstellung von Körperumschlägen sowie Vorprodukt dafür |
| KR100471919B1 (ko) * | 2001-07-04 | 2005-03-08 | 주식회사 엘지생활건강 | 유연한 치아 미백 용 패취 |
| KR100458337B1 (ko) * | 2002-06-25 | 2004-12-03 | 주식회사 엘지생활건강 | 치아 미백 부착제 |
| JP3866720B2 (ja) | 2004-02-04 | 2007-01-10 | 本田技研工業株式会社 | 車両用ドア |
| JP7287032B2 (ja) | 2019-03-20 | 2023-06-06 | 株式会社リコー | シート、シート積層体、医薬品、シートの製造方法、及びシート積層体の製造方法 |
-
1984
- 1984-07-20 JP JP14970984A patent/JPS6130517A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6130517A (ja) | 1986-02-12 |
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