JPH0436169Y2 - - Google Patents

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JPH0436169Y2
JPH0436169Y2 JP3416687U JP3416687U JPH0436169Y2 JP H0436169 Y2 JPH0436169 Y2 JP H0436169Y2 JP 3416687 U JP3416687 U JP 3416687U JP 3416687 U JP3416687 U JP 3416687U JP H0436169 Y2 JPH0436169 Y2 JP H0436169Y2
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clamp
oil chamber
joint
hydraulic circuit
links
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  • Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は無停電で行われる送配電線の間接活線
工事において、碍子やボルト、ナツト、電線など
を把持する油圧式把持工具に関するものである。
〔従来の技術〕
送配電線の新規架設や取替工事には電線の端末
処理工具や碍子などの把持工具等種々の工具が使
用されており、又これらの工事は作業者が高所作
業車上のバケツトに乗り作業内容に適した各種専
用工具を操作して行われているのが一般的であ
る。しかしながら、近年、作業者の労力の軽減と
間接活線作業に伴う高電圧からの危険を回避する
ために、活線ロボツトを高所作業車に搭載し、こ
の活線ロボツトのアーム先端に各種専用工具を取
付けて行う工法が普及してきている。そこで本願
出願人もロボツトに適用し得る各種工具を種々提
案し、先に出願もしてきている。本考案は、この
ような把持工具に係り、先に出願した実願昭61−
149566号に開示された把持工具に更に改良を施し
たものである。
また、従来の把持工具は手動式のものが広く用
いられ、人手によつて作業を行つているのが一般
的であつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記提案の把持工具には次のような問題点があ
つた。
すなわち、先に提案した把持工具はロボツト側
のバルブからの圧油のリークおよびロボツトアー
ム旋回時における把持工具側油室からの圧油のリ
ークなどにより、クランプ爪の把持力が徐々に弱
まり把持物がゆるんで作業性を損なう虞れがあつ
た。また、碍子専用の把持工具であつたため、碍
子以外の種々の物を把持したい場合、クランプ爪
の変換が容易にできず、従つてクランプ爪、リン
ク等を含めたクランプ機構全体を把持目的物に合
つた形状に製作しなければならずコスト高を招来
していた。
更に、クランプ爪が片開き構造で両開き機構へ
の交換が容易に行われないため、片開き或いは両
開きの方が好都合な把持物があつた場合の交換が
容易でなく、作業性を悪くしていた。
また、上記従来の手動式の把持工具の場合、作
業者への労力負担が大きい上、活線作業時の危険
度も高く、また作業能率の向上が図れないという
問題点を有していた。
本考案は、上記問題点を解決するために成され
らもので、圧油のリークがなく、把持物に対して
常に安定した把持力が得られるとともに、用途に
応じて、クランプ力が調整でき、且つ、クランプ
爪の交換並びに片開き、両開きへの交換も容易に
成し得る作業性及び経済性にすぐれた把持工具を
提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本考案は、工具ボ
デイ内に長手方向に延在するシリンダを設け、該
シリンダ内に前記工具ボデイの前方に突出するロ
ツドを一体形成したピストンを収装し、該ピスト
ンを挾む前記工具ボデイの両側にクランプ側油室
とクランプ開放側油室を夫々形成し、前記クラン
プ側油室はクランプ側油圧回路を介してクランプ
側油圧継手と連通するとともに、前記クランプ開
放側油室はパイロツト油圧回路とクランプ開放側
油圧回路を介したクランプ開放側油圧継手とに
夫々連通し、前記クランプ側油圧回路と前記パイ
ロツト油圧回路との間にパイロツト操作チエツク
バブルユニツトを介設する一方、前記工具ボデイ
の前部には前記ロツドの先端に固着した継手と、
該継手に平行して前記工具ボデイに着脱可能に固
定される2本の支柱と、該支柱に取付けられると
ともに前記継手に枢支される一対のリンクと、該
各リンクに着脱可能に固定されるクランプ爪とを
備え、前記継手の前後動により前記クランプ爪の
開閉を可能にするクランプ機構を設けたことを特
徴とする間接活線工事用把持工具を、また、前記
クランプ側油室と前記クランプ開放側油室間、お
よび前記クランプ側油圧回路と前記パイロツト油
圧回路間に、夫々互いに開弁方向を異にするリリ
ーフバルブを介設したことを特徴とする実用新案
登録請求の範囲第1項に記載の間接活線工事用把
持工具を、さらに、前記クランプ機構は、一対の
リンクが夫々各支柱に揺動自在に軸支された可動
リンクとし、一対のクランプ爪を対称形に開閉可
能にした両開きクランプ機構であることを特徴と
する実用新案登録請求の範囲第1項または第2項
に記載の間接活線工事用把持工具を、またさら
に、前記クランプ機構は、一対のリンクの一方を
2本の支柱に固定した固定リンクとし、他方を一
端が前記固定リンクに揺動可能に軸支させた可動
リンクとし、該可動リンクのクランプ爪による開
閉を可能にした片開きクランプ機構であることを
特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項または
第2項に記載の間接活線工事用把持工具を提案す
るものである。
〔作用〕
上記構成の間接活線工事用把持工具によると、
クランプ時においてクランプ側油圧継手、クラン
プ側油圧回路を介してクランプ側油室へ流入した
圧油は、シリンダ内のピストンにも作用しこれを
後退させる。このピストンの後退に伴ない、該ピ
ストンと一体となつているロツドおよび該ロツド
先端に固着してある継手も後退する。これによ
り、両開きクランプ機構を備えるものにあつて
は、工具ボデイに固定された2本ぼ支柱に軸支さ
れ且つ継手に枢支された一対のリンクが支柱を支
点として閉側に対称状に揺動することから、双方
のリンクに固定されたクランプ爪も揺動して所望
の把持物をクランプすることができる。また、片
開きクランプ機構を備えるものにあつては、揺動
可能に構成した一方のリンクがその軸支点を支点
に閉側に揺動し、このリンクに固定されたクラン
プ爪が他方の固定クランプ爪との間で所望の把持
物をクランプすることができる。さらに、両クラ
ンプ機構のものにおいて、クランプ中においては
パイロツト操作チエツクバルブユニツトのチエツ
クバルブがクランプ側油圧回路を閉止するように
なり、従つてクランプ側油室内の油圧力が保持さ
れ所定のクランプ力が維持される。
一方、クランプ開放時はクランプ開放側油圧継
手側より圧油が供給されクランプ開放側油室へ流
入する。この圧油はピストンの後方側面に作用す
るとともにクランプ開放側油室と連通しているパ
イロツト油圧回路にも作用する。パイロツト油圧
回路に流入した圧油は、パイロツト操作チエツク
バルブユニツトのチエツクバルブを開弁して先に
クランプ側油室に蓄圧されている作動油を排出す
る。これによりピストンはロツドとともに前進
し、両開きクランプ機構を備えるものにあつて
は、一対のリンク、クランプ爪を対称状に両開き
に拡開させてクランプを開放する。また、片開き
クランプ機構を備えるものにあつては可動側のリ
ンクとそのクランプ爪を拡開させてクランプを開
放する。
〔実施例〕
以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図は本考案に係る把持工具の要部縦断面
図である。図において把持工具1のボデイ2には
中央部長手方向にピストンスリーブ3Aを嵌入し
た細長のシリンダ3が、又左右両端部にシリンダ
3と連通した太径の内孔4,5が夫々形成されて
いて、左方の内孔4には中心部に中空孔が形成さ
れたヘツドキヤツプ6が、又右方の基端部にはク
ランプ開放側油路7Aガ形成されたエンドキヤツ
プ7が夫々液密状に嵌装されている。内孔4側に
位置するヘツドキヤツプ6端面と内孔4の基端面
間には所定の間隙が形成され、この間隙がクラン
プ側油室8となつている。このクランプ側油室8
には後記するピストンのストツパ9がビス10,
10によりヘツドキヤツプ6に固定されている。
一方、エンドキヤツプ7と内孔5基端面間には
クランプ開放側油室11が形成されていて、この
クランプ開放側油室11には一側方が一部前記シ
リンダ3に嵌挿されるとともに鍔部が内孔5基端
面に当接している中空状のピストンガイド12
と、該ピストンガイド12の右方基端部にネジ1
3,13により固定されるとともに油路14Aが
形成されたピストンストツパ14とが内装されて
いる。シリンダ3内に位置するピストンガイド1
2にはバツクアツプリング15およびOリング1
6を外嵌して圧油の漏洩を防止している。17は
ロツド17A、太径ピストン17B、小径ピスト
ン17Cとから成るピストン本体で、ロツド17
Aは前記ヘツドキヤツプ6を挿通して先端部が後
記するクランプ側に突出している。太径ピストン
17Bはシリンダ3に摺動可能に収装され、また
小径ピストン17Cはピストンガイド12に摺動
可能に収装されている。太径ピストン17Bおよ
び小径ピストン17Cの外周にはバツクアツプリ
ング18A,18B並びにOリング19A,19
B夫々外嵌され圧油の漏洩を防止している。ま
た、ロツド17Aが摺接するヘツドキヤツプ6に
は、ブツシユ20A,20Bを圧入してロツド1
7Aの摩耗を防止するとともに、バツクアツプリ
ング21およびOリング22を嵌挿してクランプ
側油室8からの圧油の洩れを防止している。
前記エンドキヤツプ7には中空状の取手23が
螺着され、この取手23が図示しない活線ロボツ
トのアームにアタツチメントを介して固定される
ようになつている。またエンドキヤツプ7の端部
には、該エンドキヤツプ7のクランプ開放側油路
7Aに臨ませたクランプ開放側油圧継手となるカ
ツプラ24が螺着され、図示しない油圧源と接続
される。
ボデイ2のシリンダ3近傍には、両内孔4,5
すなわちクランプ側油室8とクランプ開放側油室
11に連通するリリーフバルブ室25が形成さ
れ、該リリーフバルブ室25内にはクランプ側油
室8方向に対してのみ開弁するリリーフバルブ2
6が内装されている。なお、27はシリンダ3と
外気とを連通する通気孔でピストン本体17の往
復摺動を容易ならしめている。
ところで、ボデイ2の図中上方部にはパイロツ
ト操作ブロツク28が該ボデイ2と一体的に設け
られていて、このパイロツト操作ブロツク28内
には、該パイロツト操作ブロツク28を水平方向
に貫通してバルブ室29Aとピストン室29Bと
を対向状に連通させた連通孔29と、該連通孔2
9のバルブ室29Aに連通するとともに前記クラ
ンプ側油室8へ通じる垂直方向のクランプ側油路
30と、同じく連通孔29のピストン室29Bと
前記クランプ開放側油室11間とを連通する垂直
方向のパイロツト油路31と、連通孔29の略中
間部より垂直上方へ延設してクランプ側ポートと
した油路32と、該油路32に連通するとともに
前記パイロツト油路31並びにピストン室2クラ
ンプBに連通する水平方向のリリーフバルブ室3
3とが形成されている。前記連通孔29には、バ
ルブ室29Aに内装されたチエツクバルブ34と
ピストン室29Bに内装されたパイロツトピスト
ン35とで構成されるパイロツト操作チエツクバ
ルブユニツトが収装されていて、パイロツトピス
トン35お移動時に該パイロツトピストン35の
先端ロツド35Aとチエツクバルブ34のボール
とが当接可能となる。36は連通孔29の貫通孔
を閉塞するメクラプラグでチエツクバルブ34の
開弁圧を調整する機能をも兼ね、同じく37はパ
イロツトピストン35のストツパを兼ねたメクラ
プラグである。
前記リリーフバルブ室33には、右方のパイロ
ツト油路31側に開弁可能なリリーフバルブ38
が収装され、このリリーフバルブ38の開弁圧は
調整ネジ39により調整可能となつている。前記
油路32にはコネクタ40とクランプ側油圧継手
となるカツプラ41を介して図示しない油圧源か
ら圧油が供給されるようになつている。
次に両開きクランプ機構50を説明する。ボデ
イ2より突出しているロツド17Aの先端には側
面視コ字形の継手51が螺着されている。またロ
ツド17Aを挾む上下両側のボデイ2の先端面に
は、支柱52,52がその一側方をボデイ2に挿
入されて固定ピン53,53により着脱可能に取
付けられ、この支柱52,52の先端部にはクラ
ンプ支持部52A,52Bが一体的に設けられて
いる。クランプ支持部52Aは第2図に示すよう
に側面視コ字形に形成され、クランプ支持部52
Bは上下両面がフラツトな平面状となつている。
継手51とクランプ支持部52A,52Bには、
夫々リンク54A,54Bが揺動軸55、支持軸
56,56の挿通により揺動自在に連結されてい
る。リンク54Bは、前後が二又状となつた板体
により形成され、下方のクランプ支持部52Bに
おいてはこれを挾持する態様で、又継手51にお
いては該継手51のコ字状内に位置する態様で連
結されている。またリンク54Aは第2図に示す
ように前部に二又状の嵌合溝を有する板体により
形成され、上方のクランプ支持部52Aにおいて
は該クランプ支持部52Aのコ字状内に位置して
挾持されるとともに、継手51においては該継手
51に挾持されているリンク54Bのコ字状内に
位置する態様で連結されている。なお、57,5
7は長孔でリンク54A,54Bの揺動を容易な
らしめるためのものである。
このような連結態様により、双方のリンク54
A,54BHAロツド17Aの進退により互にに
相対的な連動が可能となる。
リンク54A,54B前部の二又状となつた嵌
合溝には夫々クランプ爪58,58が固定ピン5
9,59……によつて着脱可能に嵌合挾着され、
双方のクランプ爪58,58はボデイ2の長手方
向中心線Pを中心として互に相対した対称形の開
閉動作をするようになる。
次に作用を説明する。
第1図と第3図の油圧回路を参照しながら、ま
ずクランプ時の作用を説明する。
図示しない油圧源からパイロツト操作ブロツク
28のカツプラ41側より作動油が供給される
と、圧油は油路32から連通孔29に流入し、パ
イロツト操作チエツクバルブユニツトUのチエツ
クバルブ34を開弁する。そして圧油はクランプ
側油路30を介してボデイ2のクランプ側油室8
に流入し、シリンダ3に収装された太径ピストン
17Bに作用する。これによりピストン17Bは
図中右方に後退してロツド17Aを引き、該ロツ
ド17A先端に固着された継手51を介して両リ
ンク54A,54B並びに該両リンク54A,5
4Bに固定してあるクランプ爪58,58を夫々
対向状に接近させる。この時碍子G等の把持対象
物が第1図示に示すようにクランプされることに
なる。
なおこのクランプ時において、例えば油路32
に臨ませてあるリリーフバルブ38の開弁圧を25
〜35Kgf/cm2に設定しておけば、ピストン17B
にはこの圧力にほぼ等しい油圧力が作用し、所定
のクランプ力で碍子Gをクランプすることにな
る。またクランプ側のカツプラー41側に圧油の
リークがあつても、クランプ中は、パイロツト操
作チエツクバルブユニツトUのチエツクバルブ3
4によるクランプ側油圧回路の閉動作により圧油
の逆流が防止され、所定のクランプ力が保たれ
る。
次にクランプ開放時について説明する。
この場合、図示しない油圧源の回路を切換えて
クランプ開放側のカツプラ24側に作動油を供給
して行う。
カツプラ24から流入した圧油は、クランプ開
放側油室11に入りピストンストツパ14に形成
された油路14Aを通してピストンガイド12内
の小径ピストン17C基端面に作用する。同時に
圧油はクランプ開放側油室11と連通しているパ
イロツト油路31を介してピストン室29Bのパ
イロツトピストン35にパイロツト圧として作用
する。このパイロツト圧によりパイロツトピスト
ン35は図中左方に押圧され、該パイロツトピス
トン35と一体となつているロツド35Aがチエ
ツクバルブ34のボールと当接してこれを開弁す
る。このチエツクバルブ34の開弁に伴い、それ
までクランプ側油室8およびシリンダ3に蓄圧さ
れていた圧油が油路32をリターンポートとして
カツプラ41側に排出されるため、クランプ側油
圧回路の油圧は急速に減圧されるようになる。こ
の結果、小径ピストン17Cに作用していたクラ
ンプ開放油圧により、ピストン本体17は図中左
方に前進し、クランプ爪58,58が図示2点鎖
線のように対称形に両開きするようになる。この
ピストン本体17の前進により、シリンダ3並び
にクランプ側油室8に流入していた作動油は太径
ピストン17Bにより一部排出されるとになる。
また、クランプ開放時の圧力はリリーフバルブ
26により設定され、従つて例えば開弁圧を20Kg
f/cm2にセツトした場合、クランプ開放側油室1
1の油圧およびパイロツト圧はこれと同等に保た
れ、20Kgf/cm2を越えた場合にはリリーフバルブ
26を開弁してクランプ側油室8に圧油を逃が
し、それ以上の油圧の高まりを防止する。
以上のように両開きクランプ機構の場合、クラ
ンプ爪の拡開範囲が広いので必然的に把持対象物
の範囲も広くなり、作業性上有利である。
次にクランプ爪の片開き機構と片開き機構への
交換方法について説明する。なお、前記両開き機
構のものと同一物は同じ符号を付す。
第4図において、片開きクランプ機構60は支
柱61,61が一体となつた固定リンク62と、
一側方が支柱61,61に嵌挿されてネジ63,
63およびピン64,64により夫々固定された
支持ピン65,65と、前記固定リンク62に嵌
挿されて支持軸66を支点として揺動可能な可動
リンク67と、該可動リンク67および前記固定
リンク62に固定ピン59,59……により着脱
可能に取付けられるクランプ爪58,58とによ
り構成されている。中心線Pの線上にあたる固定
リンク62には長孔69が、また可動リンク67
の基端部には傾斜状の長孔70が夫々形成され、
この双方の長孔を通して双方のリンク62,67
は揺動軸71により連結される。
このように構成された片開きクランプ機構を前
述の把持工具1のボデイ2に取付ける場合、前記
固定リンク62の支柱61,61に固着された双
方の支持ピン65,65間の寸方を、前記両開き
機構の支柱52,52間の寸法と同等にすること
により容易に行われる。すなわち、まず両開きク
ランプ機構50を固定ピン53,53および揺動
軸55を引き抜いてボデイ2並びに継手51から
取外したのち、片開きクランプ機構60を第4図
2点鎖線のようにボデイ2および継手51に対し
固定ピン53,53、揺動軸71の挿入によつて
連結する。これにより、ロツド17Aが進退する
と可動リンク67のみが支持軸66を支点として
揺動し、これに固定されているクランプ爪58が
図示2点鎖線の如く片側に開閉するようになる。
この片開きクランプ機構60は、固定側クランプ
爪58を把持物に接触させることにより、把持時
において把持物に対する中心位置での把持位置決
めが容易となり、碍子等の把持に極めて好適であ
る。
次にクランプ爪の他の実施例およびその交換方
法を説明する。前記両開き及び片開きのクランプ
爪は碍子等の比較的大きな物の把持用であつた
が、作業内容によつてはボルト、ナツト、電線等
の比較的小さな物の把持も考えられる。
第5図示は上記小さな把持物用のクランプ爪を
示したもので、クランプ爪72,72の把持部を
略フラツトに形成するとともに、双方の基端部側
に前記両開きクランプ機構50及び片開きクラン
プ機構60の夫々リンク54A,54B,67,
62に形成した各固定ピン59,59……の挿入
孔と適合するピン孔73,73……を穿設してお
き、更に夫々のリンク先端部の二又状嵌合溝(第
2図参照)と嵌合可能な段部74,74を設けた
構造としておけばクランプ爪のみが容易に交換可
能となる。
なおクランプ爪の形状は上記実施例に限定され
るものではなく、把持対象物の形状によつて種々
に変更可能なことは勿論である。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案の間接活線工事用把
持工具によれば次のような効果が得られる。
(1) クランプ側油室とクランプ側油圧継手間のク
ランプ側油圧回路と、クランプ開放側油圧と連
通するパイロツト油圧回路との間に、パイロツ
ト操作チエツクバルブユニツトを介設いたこと
により、クランプ中における圧油のリークによ
るクランプ爪の開き防止が図れ、把持物の落下
の危険性が回避されるとともに作業性、作業能
率が大幅に向上する。
(2) クランプ機構およびクランプ爪を着脱可能と
したので、両開きクランプ機構と片開きクラン
プ機構との互換性を持たせることが可能になる
とともに、把持対象物に応じて各種形状のクラ
ンプ機構およびクランプ爪の交換が容易に可能
となつた。即ち、把持対象物が広範囲になり、
またクランプ時の作業性が改善される。更に、
間接活線工事に必要な種々の把持物に合わせて
あらかじめクランプ爪のみを製作しておくこと
により、クランプ機構全体の製作に比べて大幅
なコスト低減を図ることもできる。
(3) クランプ側油室とクランプ開放側油室間、お
よびクランプ側油圧回路とパイロツト油圧回路
間に介設したリリーフバルブにより、クランプ
力およびクランプ開放力が任意に設定でき、特
にクランプ側油圧回路に臨ませたリリーフバル
ブの開弁圧を調整することにより把持物に合わ
せたクランプ力が自在に得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案2係る把持工具全体の要部縦断
面図、第2図はクランプ機構の第1図における上
方側側面図、第3図は油圧回路図、第4図は片開
きクランプ機構の平面図、第5図はクランプ爪の
他の実施例を示す平面図である。 2……ボデイ、3……シリンダ、6……ヘツド
キヤツプ、7……エンドキヤツプ、8……クラン
プ側油室、11……クランプ開放側油室、12…
…ピストンガイド、17……ピストン本体、17
A……ロツド、17B……太径ピストン、17C
……小径ピストン、23……取手、24,41…
…カツプラ、26,38……リリーフバルブ、3
0……クランプ側油路、31……パイロツト油
路、34……チエツクバルブ、35……パイロツ
トピストン、50……両開きクランプ機構、51
……継手、52……支柱、54A,54B……リ
ンク、58……クランプ爪、60……片開きクラ
ンプ機構、62……固定リンク、67……可動リ
ンク。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 工具ボデイ内に長手方向に延在するシリンダ
    を設け、該シリンダ内に前記工具ボデイの前方
    に突出するロツドを一体形成したピストンを収
    装し、該ピストンを挾む前記工具ボデイの両側
    にクランプ側油室とクランプ開放側油室を夫々
    形成し、前記クランプ側油室はクランプ側油圧
    回路を介してクランプ側油圧継手と連通すると
    ともに、前記クランプ開放側油室はクランプ開
    放側油圧回路を介してクランプ開放側油圧継手
    に連通し、前記クランプ開放側油室に連通して
    設けたパイロツト油圧回路と前記クランプ側油
    圧回路との間にパイロツト操作チエツクバルブ
    ユニツトを介設する一方、前記工具ボデイの前
    部には前記ロツドの先端に固着した継手と、該
    継手に平行して前記工具ボデイに着脱可能に固
    定される2本の支柱と、該支柱に取付けられる
    とともに前記継手に枢支される一対のリンク
    と、該各リンクの着脱可能に固定されるクラン
    プ爪とを備え、前記継手の前後動により前記ク
    ランプ爪の開閉を可能にするクランプ機構を設
    けたことを特徴とする間接活線工事用把持工
    具。 (2) 前記クランプ側油室と前記クランプ開放側油
    室間、および前記クランプ側油圧回路と前記パ
    イロツト油圧回路間に、夫々互いに開弁方向を
    異にするリリーフバルブを介設したことを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項に記載の
    間接活線工事用把持工具。 (3) 前記クランプ機構は、一対のリンクが夫々各
    支柱に揺動自在に軸支された可動リンクとし一
    対のクランプ爪を対称形に開閉可能にした両開
    きクランプ機構であることを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項または第2項に記載の
    間接活線工事用把持工具。 (4) 前記クランプ機構は、一対のリンクの一方を
    2本の支柱に固定した固定リンクとし、他方を
    一端が前記固定リンクに揺動可能に軸支させた
    可動リンクとし、該可動リンクのクランプ爪に
    よる開閉を可能にした片開きクランプ機構であ
    ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項または第2項に記載の間接活線工事用把持
    工具。
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