JPH04362158A - 高強度非磁性低熱膨張合金およびその製造方法 - Google Patents

高強度非磁性低熱膨張合金およびその製造方法

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JPH04362158A
JPH04362158A JP16351091A JP16351091A JPH04362158A JP H04362158 A JPH04362158 A JP H04362158A JP 16351091 A JP16351091 A JP 16351091A JP 16351091 A JP16351091 A JP 16351091A JP H04362158 A JPH04362158 A JP H04362158A
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Norio Kishida
岸田 紀雄
Shohachi Sawatani
澤谷 昭八
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、0℃から100 ℃に
おける平均熱膨張係数が7〜13×10−6/℃、0℃
から300 ℃における平均熱膨張係数が14〜17×
10−6/℃で、かつ冷間加工後再加熱した状態での引
張強さが80 kgf/mm2 以上であって透磁率が
1.01以下である高強度非磁性低熱膨張合金およびそ
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年,磁気浮上リニアモーターカーの構
造部材を初めとして、原子力産業や各種電気部材におい
て、その磁気損失を少なくするため非磁性材料が要求さ
れ、主にSUS304 を中心としたステンレス鋼が使
用されている。
【0003】しかしながら、該鋼材は引張強さが低く、
熱膨張係数も0〜100 ℃で約17×10−6と大き
く、かつ冷間加工により透磁率が上昇するという欠点を
有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の現状に
鑑み、反強磁性を示すオーステナイト相Fe−Mn合金
に着目し、長年研究を行って開発されたものであり、前
述リニアモーターカーの構造部材やその他に適合する材
料を適切に提供することに成功した。ここにおいて本発
明合金でいう非磁性とは冷間加工の状態においても透磁
率が1.01  以下を示すことであって、従来の非磁
性鋼の特性をはるかに凌駕するものである。
【0005】本発明の要旨は下記の通りである。 第1発明 重量比にてMn20〜33%、B0.001 〜1.0
 %およびNi0.001 〜5.0 %を含有し残部
が実質的にFeおよび不可避の不純物とからなることを
特徴とする高強度非磁性低熱膨張合金。
【0006】第2発明 重量比にて主成分として、Mn20〜33%、B0.0
01 〜1.0 %およびNi0.001〜5.0 %
を含有し残部Feおよび不可避の不純物とからなる合金
に副成分として、Ti,Zr,Hf,V,Nb,Ta,
Cr,Mo,Wのそれぞれ5.0 %以下およびCo,
Cu,Zn,Cd,Al,Ga,In,Si,Ge,S
n,Pb,Sb,希土類元素のそれぞれ4.0 %以下
のうち少なくとも一種または二種以上の全量0.001
 〜5.0 %をFeと置換する形で含有してなること
を特徴とする高強度非磁性低熱膨張合金。
【0007】第3発明 重量比にて主成分として、Mn20〜33%、B0.0
01 〜1.0 %およびNi0.001〜5.0 %
を含有し残部Feおよび不可避の不純物とからなる合金
に副成分として、Ti,Zr,Hf,V,Nb,Ta,
Cr,Mo,Wのそれぞれ5.0 %以下のうち少なく
とも一種または二種以上の全量0.001 〜5.0 
%をFeと置換する形で含有してなることを特徴とする
高強度非磁性低熱膨張合金。
【0008】第4発明 重量比にて主成分として、Mn20〜33%、B0.0
01 〜1.0 %およびNi0.001〜5.0 %
を含有し残部Feおよび不可避の不純物とからなる合金
に副成分として、Co,Cu,Zn,Cd,Al,Ga
,In,Si,Ge,Sn,Pb,Sb,希土類元素の
それぞれ4.0 %以下のうち少なくとも一種または二
種以上の全量0.001 〜5.0 %をFeと置換す
る形で含有してなることを特徴とする高強度非磁性低熱
膨張合金。
【0009】第5発明 重量比にてMn20〜33%、B0.001 〜1.0
 %およびNi0.001 〜5.0 %を含有し残部
が実質的にFeおよび不可避の不純物とからなる合金を
(a)500 ℃以上融点以下の高温で1分間以上10
0 時間以下加熱して均質化処理を施した後、焼入れす
るかあるいは毎秒1℃以下の速度で徐冷して焼鈍を行う
工程と、(b)上記焼入れ後あるいは焼鈍後、10%以
上の熱間加工または冷間加工を行う工程と、(c)上記
熱間加工または冷間加工後、200 ℃以上融点以下の
温度で1分間以上100 時間以下加熱し、ついで毎秒
1℃以下の速度で徐冷する工程とよりなる処理を施すこ
とを特徴とする高強度非磁性低熱膨張合金の製造方法。
【0010】第6発明 重量比にて主成分として、Mn20〜33%、B0.0
01 〜1.0 %およびNi0.001〜5.0 %
を含有し残部Feおよび不可避の不純物とからなる合金
に副成分として、Ti,Zr,Hf,V,Nb,Ta,
Cr,Mo,Wのそれぞれ5.0 %以下およびCo,
Cu,Zn,Cd,Al,Ga,In,Si,Ge,S
n,Pb,Sb,希土類元素のそれぞれ4.0 %以下
のうち少なくとも一種または二種以上の全量0.001
 〜5.0 %をFeと置換する形で含有してなる合金
を、(a)500 ℃以上融点以下の高温で1分間以上
100 時間以下加熱して均質化処理を施した後、焼入
れするかあるいは毎秒1℃以下の速度で徐冷して焼鈍を
行う工程と、(b)上記焼入れ後あるいは焼鈍後、10
%以上の熱間加工または冷間加工を行う工程と、(c)
上記熱間加工または冷間加工後、200 ℃以上融点以
下の温度で1分間以上100 時間以下加熱し、ついで
毎秒1℃以下の速度で徐冷する工程とよりなる処理を施
すことを特徴とする高強度非磁性低熱膨張合金の製造方
法。
【0011】第7発明 重量比にて主成分として、Mn20〜33%、B0.0
01 〜1.0 %およびNi0.001〜5.0 %
を含有し残部Feおよび不可避の不純物とからなる合金
に副成分として、Ti,Zr,Hf,V,Nb,Ta,
Cr,Mo,Wのそれぞれ5.0 %以下のうち少なく
とも一種または二種以上全量0.001 〜5.0 %
をFeと置換する形で含有してなる合金を、(a)50
0 ℃以上融点以下の高温で1分間以上100 時間以
下加熱して均質化処理を施した後、焼入れするかあるい
は毎秒1℃以下の速度で徐冷して焼鈍を行う工程と、(
b)上記焼入れ後あるいは焼鈍後、10%以上の熱間加
工または冷間加工を行う工程と、(c)上記熱間加工ま
たは冷間加工後、200 ℃以上融点以下の温度で1分
間以上100 時間以下加熱し、ついで毎秒1℃以下の
速度で徐冷する工程とよりなる処理を施すことを特徴と
する高強度非磁性低熱膨張合金の製造方法。
【0012】第8発明 重量比にて主成分として、Mn20〜33%、B0.0
01 〜1.0 %およびNi0.001〜5.0 %
を含有し残部Feおよび不可避の不純物とからなる合金
に副成分として、Co,Cu,Zn,Cd,Al,Ga
,In,Si,Ge,Sn,Pb,Sb,希土類元素の
それぞれ4.0 %以下のうち少なくとも一種または二
種以上の全量0.001 〜5.0 %をFeと置換す
る形で含有してなる合金を、(a)500 ℃以上融点
以下の高温で1分間以上100 時間以下加熱して均質
化処理を施した後、焼入れするかあるいは毎秒1℃以下
の速度で徐冷して焼鈍を行う工程と、(b)上記焼入れ
後あるいは焼鈍後、10%以上の熱間加工または冷間加
工を行う工程と、(c)上記熱間加工または冷間加工後
、200 ℃以上融点以下の温度で1分間以上100 
時間以下加熱し、ついで毎秒1℃以下の速度で徐冷する
工程とよりなる処理を施すことを特徴とする高強度非磁
性低熱膨張合金の製造方法。
【0013】
【作用】すなわち本発明においては、Mn20〜33%
、B0.001 〜1.0 %およびNi0.001 
〜5.0 %を含み、残部実質的にFeおよび不可避の
不純物とからなるか、あるいはこれを主成分とし、さら
に副成分■として、Ti,Zr,Hf,V,Nb,Ta
,Cr,Mo,Wのそれぞれ5.0 %以下、また他の
副成分■としてCo,Cu,Zn,Cd,Al,Ga,
In,Si,Ge,Sn,Pb,Sb,希土類元素のそ
れぞれ4.0 %以下、さらに前記2群に含まれる副成
分のうち任意の元素の合計5.0 %以下の一種または
二種以上の全量0.001 〜5.0%をFeと置換す
る形で含有してなる合金について、簡易な熱処理と加工
により発揮し得ることを見出したもので、その目的とす
るところはSUS304 などのステンレス鋼と比較し
て機械的強度が高く、透磁率が冷間加工状態で1.01
以下と小さく、しかも熱膨張係数が0℃〜100 ℃に
おいて7〜13×10−6/℃および0℃〜300 ℃
において14〜17×10−6/℃と小さい高強度非磁
性低熱膨張合金として各種用途に適合する新規な材料を
提供することにある。
【0014】上述の簡易な熱処理と加工の方法は次の通
りである。(a)溶体化処理のため、500 ℃以上融
点以下の高温で1分間以上(例えば5分乃至100 時
間)加熱後、焼入れするかあるいは毎秒1℃以下の速度
で徐冷して焼鈍を行う。(b)上記焼入れ後あるいは焼
鈍後、10%以上の熱間加工または冷間加工を行い、さ
らに200 ℃以上融点以下の温度で1分間以上(例え
ば5分乃至100 時間)加熱し、ついで毎秒1℃以下
の速度で徐冷する。
【0015】次に本発明合金の製造方法について説明す
る。まず上記組成範囲において適量のMn,B,Niお
よびFeのみかあるいはこれを主成分としてさらに副成
分を加え、不活性ガスを通じながら通常の溶解炉によっ
て溶解した後、脱酸剤としてのSi,Al,Caなどを
0.1 %以下添加して有害な不純物を除き充分に撹拌
して組成的に均一な溶融合金を造る。なお、ホウ素Bを
使用する場合、結晶質ホウ素Bのみならず非晶質ホウ素
BあるいはFerroボロンも有効に作用することは勿
論である。次にこれを鉄型に注入して鋳塊を造り、50
0 ℃以上融点以下の温度で1分間以上(例えば5分乃
至100 時間)保持した後、焼入れするかあるいは毎
秒1℃以下の速度で徐冷する。さらにこれを常温あるい
は常温以上融点以下の温度において鍛造、圧延、引抜き
あるいはスウェージして用途に適合する形状に成型する
。次にこれを200 ℃以上融点以下の温度で1分間以
上(例えば5分乃至100 時間)加熱し、ついで毎秒
1℃以下の速度で徐冷して製品とする。
【0016】次に本発明の実施例について述べる。 実施例1 表1に示す合金成分の全量(約2kg)をアルミナ坩堝
中で、Arガスを通じながら高周波誘導電気炉により溶
解した後、溶湯をよく撹拌し、鉄型に鋳込んで50×5
0 mm2の角型鋳塊を得た。次にその一部を鍛造によ
って約20mmの丸棒にし、1050℃で1時間加熱後
100 ℃/時間の速度で冷却した。それを常温で種々
の加工率を施して丸棒とし、それから長さ100 mm
および15mmの丸棒2本を切りとり、一方を冷間加工
状態、他方を200 ℃,400 ℃,600 ℃,8
00 ℃,900 ℃および1000℃で1時間加熱し
た後100 ℃/時間の速度で冷却して測定した。熱膨
張係数は縦型全膨張計(DL7000)により、透磁率
は透磁率計により200 Oe の磁界中常温で測定し
た。表2には、本発明合金の測定値の一例と代表的な既
知の非磁性合金2種とを比較して示してある。この表か
ら明らかな如く、本発明合金はいずれも従来の非磁性合
金に比し、0℃〜100 ℃あるいは0℃〜300 ℃
のいずれの温度範囲においても熱膨張係数が小さく、か
つ機械的強度が大きい。また透磁率も極めて小さく、優
れた非磁性合金であることがわかる。
【0017】実施例2 図1および図2には前記方法で作製したNo. 1合金
について、それぞれ900 ℃で1時間焼鈍した状態か
らの冷間加工率と熱膨張係数との関係および80%冷間
加工状態のものを時効した時の時効温度と熱膨張係数と
の関係が示してある。図に見るように本発明合金は冷間
加工率を変えることにより熱膨張係数を小さくすること
ができ、またこの値は700 ℃程度までの時効によっ
て殆んど変わらないことがわかる。これは本発明合金に
おいて基本組成に含有されるBがNi,FeあるいはM
nと共にFeB,Fe2 B,Ni3 BあるいはMn
B,Mn2 Bなどの化合物を形成し、Fe−Mnの地
に微細に分散される結果、熱膨張が抑制され低熱膨張係
数が得られるのである。
【0018】実施例3 図3および図4には前記方法で作製したNo. 1合金
について、それぞれ80%冷間加工後、時効した場合の
引張強さおよびビッカース硬度と時効温度との関係、お
よび80%冷間加工後600 ℃で時効した場合の引張
強さおよびビッカース硬度と時効時間との関係を示す。 引張強さおよびビッカース硬度は時効温度とともに上昇
し、約600 ℃付近に緩やかな極大を作る。また、例
えば600 ℃で時効する場合、その温度に約1分間保
持すればその効果が現われ始め、約60分間の保持で熱
処理は殆んど完成することがわかる。
【0019】実施例4 図5には表1に示した比較合金No. 101 と本発
明合金No. 1およびNo. 4について80%冷間
加工後600 ℃で1時間時効した状態の熱膨張Δl/
lと温度との関係が示してある。図5に示す通り、比較
合金は300 ℃の高温度では伸びの勾配が極めて大き
いが、本発明合金はいずれも小さく優れた低熱膨張合金
であることがわかる。従って本発明合金は常温および高
温において使用するリニアモーターカー用部材、測定機
器あるいはその他の構造物の部材として非常に好適であ
る。本発明合金と比較合金の組成と、これらの合金を8
0%冷間加工後、600 ℃、5時間加熱し徐冷した状
態の諸特性は表1と表2に示す通りである。
【0020】
【表1】
【0021】
【表2】
【0022】最後に本発明合金の組成を限定した理由を
述べる。まず、Fe−Mn−B−Ni4元合金において
、Mn20〜33%、B0.001 〜1.0 %、N
i0.001 〜5.0 %、残部Feと限定したのは
、その組成範囲外では熱膨張係数が本発明の目的とする
、0℃から100 ℃で7〜13×10−6/℃および
0℃から300 ℃で14〜17×10−6/℃の範囲
を越えるからである。Mnは合金の反強磁性特性を安定
化させるに必須の元素であり、この範囲より少ないと強
磁性相が出現し易くなり、これを越えると反強磁性相が
少なくなるからである。また、BおよびNiはFe−M
n地中に溶け込んでFeB,Fe2 B,Ni3 B,
MnB,Mn2 B化合物を生成させ、熱膨張係数を低
下させかつ機械的強度を向上させるに必須の元素であり
、これより少ないと化合物相が生成されず、これを越え
ると化合物相が過多になり機械的強度を下げるからであ
る。
【0023】つぎに副成分をTi,Zr,Hf,V,N
b,Ta,Cr,Mo,Wのそれぞれ5.0 %以下、
Co,Cu,Zn,Cd,Al,Ga,In,Si,G
e,Sn,Pb,Sb,希土類元素のそれぞれ4.0 
%以下、前記2群に含まれる副成分のうち任意の元素の
合計5.0 %以下の一種または二種以上の全量0.0
01 〜5.0 %と限定したのは、これらの組成範囲
外では熱膨張係数が本発明の目的とする、0℃から10
0 ℃で7〜13×10−6/℃および0℃から300
 ℃で14〜17×10−6/℃の範囲を越えるからで
ある。また、これらの副成分は機械的強度と耐食性の改
善元素であり、切削などの機械加工性の改善に有効に寄
与する。尚、希土類元素は、Sc,Yおよびランタン系
元素からなるものであり、その副成分添加の効果は上述
のように同一である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の代表的な合金の熱膨張係数と冷
間加工率との関係を示した図である。
【図2】図2は本発明の代表的な合金の80%冷間加工
後時効した場合の熱膨張係数と時効温度との関係を示し
た図である。
【図3】図3は本発明の代表的な合金を80%冷間加工
後時効した場合の引張強さとおよびビッカース硬度と時
効温度との関係を示した図である。
【図4】図4は本発明の代表的な合金を80%冷間加工
後600 ℃で時効した場合の引張強さとおよびビッカ
ース硬度と時効時間との関係を示した図である。
【図5】図5は本発明の代表的な合金を600 ℃で時
効した状態と従来の非磁性合金の熱膨張曲線を比較した
図である。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  重量比にてMn20〜33%、B0.
    001 〜1.0 %およびNi0.001 〜5.0
     %を含有し残部が実質的にFeおよび不可避の不純物
    とからなることを特徴とする高強度非磁性低熱膨張合金
  2. 【請求項2】  重量比にて主成分として、Mn20〜
    33%、B0.001 〜1.0 %およびNi0.0
    01 〜5.0 %を含有し残部Feおよび不可避の不
    純物とからなる合金に副成分として、Ti,Zr,Hf
    ,V,Nb,Ta,Cr,Mo,Wのそれぞれ5.0 
    %以下およびCo,Cu,Zn,Cd,Al,Ga,I
    n,Si,Ge,Sn,Pb,Sb,希土類元素のそれ
    ぞれ4.0 %以下のうち少なくとも一種または二種以
    上の全量0.001 〜5.0 %をFeと置換する形
    で含有してなることを特徴とする高強度非磁性低熱膨張
    合金。
  3. 【請求項3】  重量比にて主成分として、Mn20〜
    33%、B0.001 〜1.0 %およびNi0.0
    01 〜5.0 %を含有し残部Feおよび不可避の不
    純物とからなる合金に副成分として、Ti,Zr,Hf
    ,V,Nb,Ta,Cr,Mo,Wのそれぞれ5.0 
    %以下のうち少なくとも一種または二種以上の全量0.
    001 〜5.0 %をFeと置換する形で含有してな
    ることを特徴とする高強度非磁性低熱膨張合金。
  4. 【請求項4】  重量比にて主成分として、Mn20〜
    33%、B0.001 〜1.0 %およびNi0.0
    01 〜5.0 %を含有し残部Feおよび不可避の不
    純物とからなる合金に副成分として、Co,Cu,Zn
    ,Cd,Al,Ga,In,Si,Ge,Sn,Pb,
    Sb,希土類元素のそれぞれ4.0 %以下のうち少な
    くとも一種または二種以上の全量0.001 〜5.0
     %をFeと置換する形で含有してなることを特徴とす
    る高強度非磁性低熱膨張合金。
  5. 【請求項5】  重量比にてMn20〜33%、B0.
    001 〜1.0 %およびNi0.001 〜5.0
     %を含有し残部が実質的にFeおよび不可避の不純物
    とからなる合金を(a)500 ℃以上融点以下の高温
    で1分間以上100 時間以下加熱して均質化処理を施
    した後、焼入れするかあるいは毎秒1℃以下の速度で徐
    冷して焼鈍を行う工程と、(b)上記焼入れ後あるいは
    焼鈍後、10%以上の熱間加工または冷間加工を行う工
    程と、(c)上記熱間加工または冷間加工後、200 
    ℃以上融点以下の温度で1分間以上100 時間以下加
    熱し、ついで毎秒1℃以下の速度で徐冷する工程とより
    なる処理を施すことを特徴とする高強度非磁性低熱膨張
    合金の製造方法。
  6. 【請求項6】  重量比にて主成分として、Mn20〜
    33%、B0.001 〜1.0 %およびNi0.0
    01 〜5.0 %を含有し残部Feおよび不可避の不
    純物とからなる合金に副成分として、Ti,Zr,Hf
    ,V,Nb,Ta,Cr,Mo,Wのそれぞれ5.0 
    %以下およびCo,Cu,Zn,Cd,Al,Ga,I
    n,Si,Ge,Sn,Pb,Sb,希土類元素のそれ
    ぞれ4.0 %以下のうち少なくとも一種または二種以
    上の全量0.001 〜5.0 %をFeと置換する形
    で含有してなる合金を、(a)500 ℃以上融点以下
    の高温で1分間以上100 時間以下加熱して均質化処
    理を施した後、焼入れするかあるいは毎秒1℃以下の速
    度で徐冷して焼鈍を行う工程と、(b)上記焼入れ後あ
    るいは焼鈍後、10%以上の熱間加工または冷間加工を
    行う工程と、(c)上記熱間加工または冷間加工後、2
    00 ℃以上融点以下の温度で1分間以上100 時間
    以下加熱し、ついで毎秒1℃以下の速度で徐冷する工程
    とよりなる処理を施すことを特徴とする高強度非磁性低
    熱膨張合金の製造方法。
  7. 【請求項7】  重量比にて主成分として、Mn20〜
    33%、B0.001 〜1.0 %およびNi0.0
    01 〜5.0 %を含有し残部Feおよび不可避の不
    純物とからなる合金に副成分として、Ti,Zr,Hf
    ,V,Nb,Ta,Cr,Mo,Wのそれぞれ5.0 
    %以下のうち少なくとも一種または二種以上全量0.0
    01 〜5.0 %をFeと置換する形で含有してなる
    合金を、(a)500 ℃以上融点以下の高温で1分間
    以上100 時間以下加熱して均質化処理を施した後、
    焼入れするかあるいは毎秒1℃以下の速度で徐冷して焼
    鈍を行う工程と、(b)上記焼入れ後あるいは焼鈍後、
    10%以上の熱間加工または冷間加工を行う工程と、(
    c)上記熱間加工または冷間加工後、200 ℃以上融
    点以下の温度で1分間以上100 時間以下加熱し、つ
    いで毎秒1℃以下の速度で徐冷する工程とよりなる処理
    を施すことを特徴とする高強度非磁性低熱膨張合金の製
    造方法。
  8. 【請求項8】  重量比にて主成分として、Mn20〜
    33%、B0.001 〜1.0 %およびNi0.0
    01 〜5.0 %を含有し残部Feおよび不可避の不
    純物とからなる合金に副成分として、Co,Cu,Zn
    ,Cd,Al,Ga,In,Si,Ge,Sn,Pb,
    Sb,希土類元素のそれぞれ4.0 %以下のうち少な
    くとも一種または二種以上の全量0.001 〜5.0
     %をFeと置換する形で含有してなる合金を、(a)
    500 ℃以上融点以下の高温で1分間以上100 時
    間以下加熱して均質化処理を施した後、焼入れするかあ
    るいは毎秒1℃以下の速度で徐冷して焼鈍を行う工程と
    、(b)上記焼入れ後あるいは焼鈍後、10%以上の熱
    間加工または冷間加工を行う工程と、(c)上記熱間加
    工または冷間加工後、200 ℃以上融点以下の温度で
    1分間以上100 時間以下加熱し、ついで毎秒1℃以
    下の速度で徐冷する工程とよりなる処理を施すことを特
    徴とする高強度非磁性低熱膨張合金の製造方法。
JP3163510A 1991-06-07 1991-06-07 高強度非磁性低熱膨張合金およびその製造方法 Expired - Fee Related JP2628806B2 (ja)

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