JPH0436267Y2 - - Google Patents

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JPH0436267Y2
JPH0436267Y2 JP1986155727U JP15572786U JPH0436267Y2 JP H0436267 Y2 JPH0436267 Y2 JP H0436267Y2 JP 1986155727 U JP1986155727 U JP 1986155727U JP 15572786 U JP15572786 U JP 15572786U JP H0436267 Y2 JPH0436267 Y2 JP H0436267Y2
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JP
Japan
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sheet
mold compound
sheet mold
pattern
molded product
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JP1986155727U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、食品などを盛りつけるのに使用する
トレーなどの模様付圧縮成型品に関し、更に具体
的には、シートモールドコンパウンドと繊維製の
絵付シートを重ねて圧縮成形して成る模様付圧縮
成型品に関する。
〔従来の技術〕
シートモールドコンパウンドとは、不飽和ポリ
エステル樹脂を主体とし、これに充填材、触媒、
離型剤、顔料等を混合してペースト状としたもの
を、短く切断したガラス繊維と共にポリエチレン
等のフイルムの間に挟んで、ロールで圧してシー
ト状又は板状に成形したものである。
このシートモールドコンパウンドは、適切に制
限された流動性を有する均質なシート状成形材料
であるため、その適量を坪量して所望の金型に入
れ、加熱しつゝ圧縮成形することにより、複雑な
形状の製品も、多くのパーツに分けることなく一
体に成形でき、然も、大型の製品の成形も用意で
あるので、電子機器のハウジング、自動車のフロ
ントエンドパネル、トランスミツシヨンカバー、
パラボラアンテナ、バスタブ、ヘルメツト、サー
フボード、電子レンジ用トレー等、種々の分野に
於いて広く利用されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
而して、従来、シートモールドコンパウンドに
よる成形品に絵付をしようとする場合、シートモ
ールドコンパウンドと所望の模様を付けた繊維製
の絵付シートとを重ねて金型により圧縮成形する
ものである。
然るときは、この圧縮成形時にシートモールド
コンパウンドが溶融するので、繊維製の絵付シー
トとがその表層部に押し込まれると共に、溶融し
たシートモールドコンパウンドが絵付シートの繊
維の間に浸透し、両者が複合一体化して絵付層が
形成されるので、シートモールドコンパウンドの
みから成る基層部と、上記絵付層とから成る模様
付圧縮成型品が得られる。
而して、従来はこの成形時に溶融したシートモ
ールドコンパウンドの一部が圧縮成形体の縁辺部
からその表面に滲出して絵付シートの模様を損な
うので、成形品の商品価値が低下するという問題
があつた。
この問題を解決するには、コンパウンドの滲出
を阻止すれば良いが、これは非常に困難である。
本考案者は、従来のシートモールドコンパウン
ドに用いられている二酸化チタン等の不透明顔料
を、透明若しくは半透明の顔料に代えることによ
り、上記の問題を解決し得ることを発見し、本考
案を完成した。
二酸化チタン等の不透明無機顔料は、安価であ
る上、シートモールドコンパウンドの加工性等を
損なうことなく優れた色調を与えるものとして従
来多用されていたが、トレー等の模様付圧縮成型
品を製造する場合に使用するシートモールドコン
パウンド用としては、無色又は有色の透明顔料の
方が優れていることが判明した。
本考案は叙上の観点に立つてなされたものであ
つて、その目的とするところは、加圧成形時にシ
ートモールドコンパウンドが表面に滲み出しても
成形品の模様が損なわれることがなく、従つて歩
留り良く製造でき、常に所期の鮮明な模様を有す
る圧縮成形品を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的は、使用するシートモールドコンパ
ウンドとして、透明な顔料のみを含むもの、又
は、適量の透明顔料と聡明性を失わせない限度の
不透明顔料とを含むものを用いることによつて達
成される。
〔作用〕
叙上の如く構成することにより、シートモール
ドコンパウンドが成形品の表面に滲み出しても、
模様等の鮮明度が損なわれることがない。
〔実施例〕
以下、図面により本考案の詳細を説明する。
第1図乃至第3図は、本考案に係る模様付圧縮
成型品を製造する際のシートモールドコンパウン
ドと繊維製の絵付シートとを重ね合わせる状態を
示す斜視図、第4図は金型を用いて上記シートモ
ールドコンパウンドと絵付シートとを重ね合わせ
る圧縮成形する状態を示す断面図、第5図及び第
6図は上記により圧縮成形して得られた絵付シー
トの一例を示す斜視図及びそのA−A断面図であ
る。
第1図に於いて、10は圧縮すべき所定量のシ
ートモールドコンパウンドを示し、これに模様等
20が印刷(勿論、手書などでも良い。)された
繊維製の絵付シート30を重ね合わせる。
この絵付シート30は第2図に示すように、シ
ートモールドコンパウンド10のいずれか一方の
面のみに重ねてもよいし、第3図に示すようにそ
の両面に配置してもよい。
本考案に於いて使用する絵付シート30は、木
綿、羊毛、麻等の天然繊維、レーヨン、アセテー
ト等の化学繊維、ナイロン、ポリエステル、ポリ
ビニルアルコール、アクリル、ポリ塩化ビニル、
ポリ塩化ビニルデン等の合成繊維、ガラスクロス
等のガラス繊維などの繊布又は不織布であつて、
溶融したシートモールドコンパウンド10が浸透
し、複合、一体化した得るものに、所望の模様等
の印刷を施したものである。
尚、溶融したシートモールドコンパウンド10
が浸透しない紙等は使用できない。
又、模様等20を印刷する方法は、凸版印刷、
凹版(グラビア)印刷、オフセツト印刷、シルク
印刷、転写印刷、電子印刷等のいずれでもよい。
尚、使用する染料、顔料としては、耐熱性のも
のを使用することが望ましい。
本考案に於いて使用するシートモールドコンパ
ウンド用の透明顔料としては、一般的には無機顔
料が使用されるが、特殊な有機顔料、例えば縮合
アゾ系、スレン系、モノアゾ系および少量のカー
ボンブラツクから成る顔料等も推奨されるもので
ある。
これらの透明顔料を用いると、圧縮成形後の硬
化製品が透明となり、又カーボンブラツクを含む
ものを用いるとその含有量に応じた透明度のスモ
ークとなる。
第4図は、上記の如くして模様等を印刷した不
織布等から成る絵付シート30と、シートモール
ドコンパウンド10とを重ね合わせて金型に装填
して圧縮成形する状態を示す断面図であり、図
中、50は雄型、60は雌型である。
この際、金型の上に先に絵付シート30を装着
し、その上にシートモールドコンパウンド10を
重ねて成形することが推奨される。
そのようにすると、模様等の位置決めが容易で
あり、またシートモールドコンパウンドの流れに
模様が巻き込まれる恐れがないため、歩留りが向
上する。
通常の圧縮成形条件は、温度100〜180℃、圧力
30〜150Kg/cm2である。尚、成形時間は、目的と
する成形物自体の大きさ、肉厚等によつて変わる
が、通常、1〜5分程度で良い。
而して、この成形工程中に、絵付シート30は
溶融したシートモールドコンパウンド10の表層
部に押し込まれ、逆に溶融したシートモールドコ
ンパウンドの一部が絵付シート30の繊維の間の
空隙に浸透するので、シートモールドコンパウン
ドのみから成る基層の上に、シートモールドコン
パウンドと絵付シートとが一体化された複合絵付
層が形成され、その絵付層の表面には繊維が露出
せず、絵付面はシートモールドコンパウンドによ
り薄く覆われた平滑面となるので、鮮やかな模様
が現れる。
この際、シートモールドコンパウンド10の端
部からシートモールドコンパウンドの相当量が流
出し、絵付層の表面に被膜を形成することがある
が、これら被膜も透明であるから、模様が掩蔽さ
れることがない。
次に、第4図について説明する。
雄型50と、雌型60の間には、所定の大きさ
に裁断された絵付シート30と、透明顔料を含む
シートモールドコンパウンドが重ねて装填されて
おりこれにより、第5図に示すトレー70が圧縮
成形される。
図示されている一実施例に於いては、絵付シー
ト30として、ポリエステル繊維から成る不織布
に、ニトロセルロースとアルキド系の顔料を含む
インキにより木目模様をグラビア印刷したものが
使用された。
常用のトレーなどを製造するときは、上記の如
き絵付シート30をシートモールドコンパウンド
と重ね、温度150℃、圧力100Kg/cm2の条件で3分
間圧縮成形する。
得られたトレー70(415mm×310mm、深さ20
mm、肉厚1.8mm)には木目模様が極めて美麗で光
沢ある平滑面として絵付けされており、従来問題
のあつたトレイ縁辺部の木目模様も鮮明であつ
た。
又、シートモールドコンパウンドに適量のカー
ボンブラツクを加えてトレー全体をスモークとし
ても問題が生じなかつた。
尚、本考案の構成は叙上の実施例に限定される
ものではなく、例えば、シートモールドコンパウ
ンドに含ませる透明顔料、模様等を施す繊維シー
トの構成、及び、圧縮成形方法等は本考案の目的
が達成される範囲であれば他の如何なるものであ
つても良く、本考案はその目的の範囲内に於いて
上記の説明から当業者が容易に想到し得る総ての
変更実施例を方摂するものである。
〔考案の効果〕
本考案は、叙上の如く構成されるから、本考案
によるときは、絵付シートに施した模様当が損な
われることがなく、これらを鮮明に表した模様付
圧縮成型品を安価かつ大量に提供し得るものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は、本考案に係る模様付圧縮
成型品を製造する際、シートモールドコンパウン
ドと繊維製の絵付シートとを重ね合わせる状態を
示す斜視図、第4図は金型を用いて上記シートモ
ールドコンパウンドと絵付シートとを重ね合わせ
圧縮成形する状態を示す断面図、第5図及び第6
図は上記により圧縮成形して得られた絵付シート
の一例を示す斜視図及びそのA−A断面図であ
る。 10……シートモールドコンパウンド、20…
…模様等、30……繊維製の絵付シート、50…
…雄型、60……雌型、70……トレー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 透明なシートモールドコンパウンド10のみ
    から成る基層部と、上記シートモールドコンパ
    ウンド10の少なくとも一方の表層部内に設け
    られた繊維製の絵付シート30を含む絵付層と
    から成る模様付圧縮成型品。 (2) シートモールドコンパウンド10の顔料とし
    て透明顔料のみを含む実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の模様付圧縮成型品。 (3) シートモールドコンパウンド10が顔料とし
    て適量の透明顔料と、透明性を失わせない限度
    内の不透明顔料とを含む実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の模様付圧縮成型品。
JP1986155727U 1986-10-13 1986-10-13 Expired JPH0436267Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986155727U JPH0436267Y2 (ja) 1986-10-13 1986-10-13

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986155727U JPH0436267Y2 (ja) 1986-10-13 1986-10-13

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Publication Number Publication Date
JPS6360630U JPS6360630U (ja) 1988-04-22
JPH0436267Y2 true JPH0436267Y2 (ja) 1992-08-27

Family

ID=31076688

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986155727U Expired JPH0436267Y2 (ja) 1986-10-13 1986-10-13

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS511754A (ja) * 1974-06-27 1976-01-08 Mitsubishi Electric Corp
JPS5161372A (en) * 1974-11-25 1976-05-27 Jiro Sasai Tokoseisoshokubanno seizohoho

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6360630U (ja) 1988-04-22

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