JPH04362929A - カメラシステム、記録システム及びラボシステム - Google Patents

カメラシステム、記録システム及びラボシステム

Info

Publication number
JPH04362929A
JPH04362929A JP26123691A JP26123691A JPH04362929A JP H04362929 A JPH04362929 A JP H04362929A JP 26123691 A JP26123691 A JP 26123691A JP 26123691 A JP26123691 A JP 26123691A JP H04362929 A JPH04362929 A JP H04362929A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
recording
magnetic
information
magnetic recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26123691A
Other languages
English (en)
Inventor
Noboru Komori
昇 小森
Yoshiaki Kato
吉明 加藤
Satoshi Yoshida
敏 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP26123691A priority Critical patent/JPH04362929A/ja
Publication of JPH04362929A publication Critical patent/JPH04362929A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Camera Data Copying Or Recording (AREA)
  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気記録可能な写真フ
ィルム、この写真フィルムを用いた記録の方法・システ
ム、及び同写真フィルムを用いたカメラ・ラボのシステ
ムに関する。本発明は次の通り第1〜第5の視点を含む
【0002】第1の視点において、本発明は、透明な磁
気記録層を備える写真フィルムの情報記録領域とパーフ
ォレーションの配置に関する。
【0003】第2の視点において、本発明は、透明な磁
気記録層を備える写真フィルム及びその記録方法及びシ
ステムに関し、特に写真フィルムにおけるパーフォレー
ションと記録領域の関係、並びに特にカメラ情報の記録
システムに関する。
【0004】第3の視点において、本発明は、透明な磁
気記録層を備える写真フィルムの記録方法及びそのため
の写真フィルムに関し、特に写真フィルム情報の記録に
関する。
【0005】第4の視点において、本発明は、カメラシ
ステムに関し、更に詳しくは磁気記録のための磁気装置
を備えるカメラシステムに関し、特にクロック信号、こ
れとデータ信号の関係、パルス周波数とフィルム送り速
度の関係等に関する。
【0006】第5の視点において、本発明は、カメラシ
ステムに関し、更に詳しくは、磁気記録のための磁気装
置を備えるプレワィンド式カメラシステムに関する。
【0007】
【従来の技術】本発明の第1〜5の各視点における従来
の技術は、次の通りである。
【0008】
【第1の視点における従来の技術】透明な磁気記録層を
備える写真フィルムについては、国際出願番号PCT/
US89/04367及びPCT/US89/0436
2の国際公開された国際出願(国際公開番号WO90/
04214及びWO90/04253)に開示されてい
る。前記国際出願には、図23に示すような、写真フィ
ルムにおける情報記録領域の配置について開示されてい
る。図23は、前記国際出願に開示された従来の写真フ
ィルム100の正面図であり、パーフォレーション 1
25は、長方形の感光画面領域(二点鎖線で囲まれた領
域=コマ)の長辺lと、該長辺に隣合う2本の短辺m及
びnの延長線により囲まれた領域A即ち、コマの側縁部
内に存在する。なお、C0〜C3及びF00〜F29は
、磁気記録トラックである。
【0009】
【第2の視点における従来の技術】透明な磁気記録層を
備える写真フィルムについては、国際出願番号PCT/
US89/04367及びPCT/US89/0436
2の国際公開された国際出願(国際公開番号WO90/
04214及びWO90/04253)に開示されてい
る。前記国際出願には、図23に示すような、写真フィ
ルムにおける情報記録領域の配置について開示されてい
る。図23は、前記国際出願に開示された従来の写真フ
ィルム100の正面図であり、磁気記録トラックC0〜
C3、F00〜F29と感光画面領域(コマ)(二点鎖
線で囲まれた領域)とパーフォレーション 125が示
されている。そして前記国際出願の明細書には、磁気記
録トラックC0〜C3に対して磁気記録可能なカメラに
よって情報を記録する旨記載されている。
【0010】また従来、カメラユーザ、フィルム取次店
及び現像ラボ等の相互間において必要なフィルムに関す
る情報伝達、並びに現像ラボ等におけるユーザ名の管理
等の情報管理を連続フィルム上に記録した磁気記録によ
って行うカメラシステムやラボシステムが提案されてい
る。
【0011】国際公開WO 90/04253号公報は
、このようなカメラシステムを開示している。この公報
記載のカメラシステムの場合、伝達すべき或いは管理す
べき情報を連続フィルム上の磁気記録として記録するに
際し、カメラユーザ、フィルム取次店及び現像ラボ等毎
に専用の記録トラックをフィルム上の各部に配している
。各トラック上においては、クロック信号とデータ信号
とが単一のパルス列として構成され、この信号はトライ
ビット信号(three−part encoded 
data)とすることが示されている。
【0012】上記公報に示されたトライビット信号の波
形図を図24に示す。同図において、各矩形パルスにお
ける立上り転移パルスP1A、P2Aは夫々、記録すべ
き信号周期を規定するクロック信号に対応しており、こ
のクロック信号の周期はtとして示されている。一つの
立上り転移パルスP1Aから次の立下り転移パルスP1
Bまでの時間であるパルス幅tdが、同図(a) の如
くtd=t/3の場合には、データ信号がバイナリ信号
の論理レベル“0”であることを示し、同図(b) の
如くパルス幅tdがtd=2t/3の場合には、データ
信号がバイナリ信号の論理レベル“1”であることを示
している。
【0013】図24の信号で記録された磁化記録を磁気
ヘッドを介して再生した場合の再生信号の波形図を図2
5に示す。同図(a)、(b)において、この再生信号
には、クロック信号に対応する時間に正の尖頭パルスQ
1A、Q2Aが、データ信号に対応する時間に負の尖頭
パルスQ1Bが、夫々生じ、負の尖頭パルスQ1Bが、
前後に配されるいずれの正の尖頭パルスQ1A、Q2A
に近いかで夫々論理レベルの“0”又は“1”が判定さ
れる。 このトライビット信号の場合、クロック信号とデータ信
号とが同じトラック上に記録されているので、カメラシ
ステム、フィルム取次店の磁気装置及びラボシステム等
における各フィルム送り速度の相違にも関わらず、相互
に記録の伝達が可能であり、また記録時と逆方向にフィ
ルムを送る場合でも各ビットの補数となる信号データを
参照することで、そのまま信号の判読を可能としている
【0014】
【第3の視点における従来の技術】従来、カメラユーザ
、フィルム取次店及び現像ラボ等の相互間において必要
なフィルムに関する情報伝達、並びに現像ラボ等におけ
るユーザ名の管理等の情報管理を連続フィルム上に記録
した磁気記録によって行うカメラシステムやラボシステ
ムが提案されていることは第2の視点で述べた通りであ
る。
【0015】既述の通り国際公開WO 90/0425
3号及び同WO 90/04214号公報は、このよう
なカメラシステムを開示している。各トラック上におい
ては、クロック信号とデータ信号とが単一のパルス列と
して構成され、この信号はトライビット信号(thre
e−part encodeddata)とすることが
示されている。
【0016】このトライビット信号の説明は第2の視点
にて既述の通りである。
【0017】
【第4の視点における従来の技術】第2、第3の視点に
て既述の通りであり、記載を省略する。
【0018】
【第5の視点における従来の技術】第2、第3、第4の
視点と同じであり、省略する。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】第1〜5の各視点にお
いて、発明が解決しようとする課題は、次の通りである
【0020】
【第1の視点において発明が解決しようとする課題】パ
ーフォレーションが各コマの側縁部内に存在する場合に
は、一定のフィルム幅において、一つのコマに対する側
縁部内において対応する磁気記録トラックの長さが制限
される。また、この磁気記録領域を増加させるために、
コマ間の間隔を広げたとしても、パーフォレーションの
存在するフィルム側縁部においてはフィルム長手方向へ
十分連続した磁気記録トラック領域とすることができな
い。
【0021】本発明は、第1の視点において、上記第1
の視点における従来技術の問題点を解決した磁気記録兼
用写真フィルム及びそれに対する記録方法を提供するこ
とを目的とする。
【0022】
【第2の視点において発明が解決しようとする課題】図
23の磁気記録トラックC2及びC3に対して記録する
場合、磁気ヘッドがパーフォレーション部(フィルム端
面ないしエッジ部)に当たりあるいは引掛り、磁気ヘッ
ドの摩耗、損傷の一因となり好ましくなく、また、フィ
ルムの送りムラも発生するので、記録情報の信頼性が低
下する。この傾向は、写真フィルムがパーフォレーショ
ン近傍で磁気ヘッド側に突出している場合により一層著
しくなる。さらに画像領域(コマ)内の磁性層に記録ト
ラックを設けて記録を行うことは、ヘッドとの摺動によ
るキズの発生のおそれから好ましいとは言えない。
【0023】さらにカメラ内でのフィルム送り速度はそ
の巻取りの始期と終期で2倍以上変り、また手動巻上と
電動(自動)巻上げで異なりさらに、カメラ機械毎でも
異なる上、電池の消耗によっても異なる。このような不
定でバラツキのあるフィルム送り速度に対し、信頼性の
高いかつできるだけ多くの情報記録を行う必要がある。
【0024】しかし、トライビット方式に従って一定の
クロックに従ってクロック信号とデータ信号を単一のパ
ルス例として一つのトラック上に記録する方法によりカ
メラ内で書込みが行なわれた場合、1つのコマ長に対応
する1つの記録トラックに記録される情報の量には大き
な制限が生じ、安全度を見込む必要からも、さらに制限
される。フィルム送り速度の不定さとバラツキは、さら
にクロック信号を含めて記録信号の不安定度を増す。従
ってその読み取りに際し、ラボで用いる装置の負担も大
きくなる。従ってこの問題の解消も、このような写真フ
ィルムへの磁気記録システムの実現には必要である。
【0025】本発明は、第2の視点において、上述の各
問題点を解消することを目的とする。
【0026】
【第3の視点において発明が解決しようとする課題】前
記公報には、フィルム固有の情報を写真フィルム全長の
どの領域に記録すべきかについては開示されていない。
【0027】また、一般的にカメラシステム、現像ラボ
で使用されるラボシステム等におけるフィルムの送り速
度は、各カメラシステム、ラボシステム毎に異なるばか
りでなく、例えば同一のカメラにおいても異なる値をと
ることが知られている。即ち、各カメラシステムでは、
通常フィルムを巻き取る軸の回転速度を一定としている
ため、フィルムの送り速度はフィルムの巻き始め部分と
巻き終り部分とで例えば1:3の比で異なる。更に、こ
のフィルム送り速度は、巻き取り時における電池の消耗
度によっても当然異なるものである。
【0028】上記公報のトライビット信号方式における
再生信号の場合、前記の如くデータ信号に対応する負の
尖頭パルスQ1Bが直前又は直後のクロック信号に対応
する正の尖頭パルスQ1A、Q2Aのいずれに近いかに
より論理レベルの“0”又は“1”が判定されるため、
前のクロック信号と後のクロック信号との間で万一フィ
ルム送り速度が何らかの原因によって一定以上変動する
と、データが誤って読み取られるおそれがあるという問
題がある。
【0029】そのため、例えばフィルム感度等のフィル
ム情報が誤って読み取られるおそれがあり、その場合自
動化されたカメラにおいては、その誤った情報に基づい
て撮影がなされる。
【0030】本発明は、第3の視点において、上記第3
の視点における従来技術の問題点を解消した磁気記録可
能な写真フィルムの記録方法及びそのための写真フィル
ムを提供することを目的とする。
【0031】
【第4の視点において発明が解決しようとする課題】一
般的にカメラシステム、現像ラボで使用されるラボシス
テム等におけるフィルムの送り速度は、各カメラシステ
ム、ラボシステム毎に異なるばかりでなく、例えば同一
のカメラにおいても異なる値をとることが知られている
。即ち、各カメラシステムでは、通常フィルムを巻き取
る軸の回転速度を一定としているため、フィルムの送り
速度はフィルムの巻き始め部分と巻き終り部分とで例え
ば1:3の比で異なる。更に、このフィルム送り速度は
、巻き取り時における電池の消耗度によっても当然異な
るものである。
【0032】上記公報のトライビット信号方式における
再生信号の場合、前記の如くデータ信号に対応する負の
尖頭パルスQ1Bが直前又は直後のクロック信号に対応
する正の尖頭パルスQ1A、Q2Aのいずれに近いかに
より論理レベルの“0”又は“1”が判定されるため、
前のクロック信号と後のクロック信号との間で万一フィ
ルム送り速度が何らかの原因によって一定以上変動する
と、データが誤って読み取られるおそれがあるという問
題がある。
【0033】また、上記の如く、フィルムの巻き始めと
巻き終りとの間で三倍ものフィルム送り速度の相違があ
るため記録密度が大幅に異なることとなり、記録密度が
大幅に小さくなる場合にはトラック上の記録領域が各コ
マ毎に記録されるべき情報量に対して不足する場合すら
生ずる。この場合、この領域不足を解消するためにクロ
ック信号の周波数を大きくすることは、ヘッドに使用さ
れる磁性材料の周波数特性との関係から問題が生ずる。
【0034】本発明は、第4の視点において、上記従来
の問題点に鑑み、従来の磁気記録のための磁気装置を備
えるカメラ・ラボシステムにおいてフィルムの送り速度
の変動が生じても、カメラシステムとラボシステム等と
の間で伝達される信号に誤りが生じ難い磁気装置を備え
るカメラシステムを提供することを目的とする。
【0035】また本発明は、第4の視点において、上記
の如きフィルムの送り速度の変動においても、一定の記
録領域を確保可能であると共に、使用される磁気ヘッド
の磁気材料の周波数特性に合致して一定の信頼性を確保
可能なカメラ・ラボシステムを提供することを目的とす
る。
【0036】
【第5の視点において発明が解決しようとする課題】上
記公報に示されたトライビット信号による記録様式の場
合、前記の如くクロック信号とデータ信号とが一つのト
ラック上のパルス列として記録される。通常カメラ情報
は、撮影日時、撮影場所並びに絞り等の撮影条件を含む
ため、これらクロック信号とデータ信号の記録は当然の
こととしてフィルム露光後に行われるフィルム送り時に
行われることとなる。
【0037】しかし、カメラシステムによって記録され
る全てのデータを露光後のフィルム送り時に記録すると
なると、記録すべきデータ量が膨大となり、フィルム送
り速度、当該カメラシステムを制御するマイクロプロセ
ッサの能力、バッファの容量並びに磁気装置の周波数特
性等の性能の点から検討する必要があるが、上記公報の
場合この点に関する記載はない。例えば、カメラ内での
フィルム送り速度は低速であると共にその速度自体が不
安定であり、上記トライビット方式の場合には、データ
の確実性を確保するためには記録密度をきわめて低く設
定せざるを得ないという問題がある。
【0038】また、通常連続フィルムは、全てのコマを
撮影した後にフィルム取次店等に持参され、フィルムの
現像並びに各コマのプリント依頼が行われるものである
。所で、一旦カメラに装填され途中まで露光されたフィ
ルムを取り出し別のカメラに装填し直すこと、即ち別の
カメラを用いて必要な撮影を行うことで未露光のフィル
ム部分を最後まで有効に使用することができれば、第一
のカメラによって既に撮影したフィルム部分の現像を急
ぐあまり残りのフィルム部分において不必要なコマを撮
影する等の必要がなく、このためフィルム及びこれから
得られるプリントの無駄を省くことが可能となるが、従
来このように一本のフィルムを二台のカメラで露光させ
るカメラシステムは知られていない。即ち、コマのスキ
ップ撮影とか、好きなコマ番号に特定の象を撮影すると
かの、撮影順序の自由度は従来のカメラシステムには存
在しない。
【0039】本発明は、第5の視点において、磁気記録
のための磁気装置を備える従来のカメラシステムにおい
て、連続フィルム上の磁気信号の記録のための時期を設
定し、もってマイクロプロセッサ、バッファ及び磁気装
置等の性能範囲内においてカメラシステムにとって適当
なフィルム送り速度によって記録密度の十分に高い磁気
記録を可能とするカメラシステムを提供することを目的
とする。
【0040】更に本発明は、第5の視点において、一つ
の連続フィルムを二台以上のカメラシステムによって露
光することが容易にできる等、撮影コマ、撮影順序等に
自由度の高いカメラシステムを提供することをも目的と
する。
【0041】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、第1〜
5の各視点における課題を解決するための手段は、次の
とおりである。
【0042】
【第1の視点における課題を解決するための手段】本発
明によれば、次の磁気記録兼用写真フィルム及びそれに
対する記録方法により上記第1の視点における目的を達
成することができる。
【0043】(1−1) フィルム基材と、感光層と、
磁気記録可能な透明磁性層から成り、一連の隣接する感
光画面領域の間において、かつ、該画面領域の間の少な
くとも一方のフィルム側縁部にパーフォレーションを備
えると共に、少なくとも一方のフィルム側縁部において
該画面領域に隣接する側面域全長に亘り磁気記録トラッ
ク領域とする磁気記録兼用写真フィルム。
【0044】(1−2) 上記写真フィルムの磁気記録
トラック領域に磁気記録する磁気記録兼用写真フィルム
の記録方法。
【0045】
【第2の視点における課題を解決するための手段】本発
明によれば、次の磁気記録可能な写真フィルム、その記
録方法及びシステムにより、上記第2の視点における目
的を達成することができる。
【0046】(2−1) 磁気記録可能な透明磁性層を
含み、フィルム側縁部の一方にのみパーフォレーション
を有する磁気記録可能な写真フィルムに対し、カメラに
備えられた磁気記録手段によりパーフォレーションの無
いフィルム側縁部側にのみ情報を記録することを特徴と
する磁気記録可能な写真フィルムの記録方法。
【0047】(2−2) フィルム基材と、感光層と、
磁気記録可能な透明磁性層から成り、磁気記録可能な写
真フィルムであって、カメラにおいてパーフォレーショ
ンの無いフィルム側縁部側にのみカメラ情報を記録する
ための記録領域を有することを特徴とする磁気記録可能
な写真フィルム。
【0048】(2−3) 上記(2−2)において、フ
ィルム側縁部の一方側にのみパーフォレーションを有し
、パーフォレーションの無いフィルム側縁部側のみを、
カメラにおいてカメラ情報を記録する磁気記録トラック
領域とすることを特徴とする磁気記録可能な写真フィル
ム。
【0049】(2−4) フィルム基材と、感光層と、
磁気記録可能な透明磁性層から成る磁気記録可能な写真
フィルムに対し、カメラに備えられた磁気記録手段によ
り記録された情報を読み取って書き直す読取り書直し装
置を有することを特徴とする磁気記録可能な写真フィル
ムの記録システム。
【0050】上記システムにおいて、さらにフォーマッ
トを変更して前記情報を書き直すことができる。
【0051】書直し(リライト)は、通例ラボに配した
記録システムにおいて行われ、一定のフィルム送り速度
で読取り、書直しが可能である。従って、記録された情
報の確実化及び安定化を図ることができ、以降の情報読
み取り時の信頼性を向上させることができ、情報を正確
に再記録することができる。以下、その理由について説
明する。
【0052】カメラのフィルム巻取り速度(フィルム走
行速度)は、フィルム走行系の摩擦やフィルム巻取り軸
のフィルム巻取りの進行による径の増加等により必ずし
も一定ではなくバラツキがあるのが一般的である。例え
ば、巻取り軸の回転速度が一定の場合にはフィルム巻取
りの進行により、ワインダー使用時においては30mm
/sec〜90mm/secへと次第に変化し、モータ
ドライブ使用時においては100mm/sec〜300
mm/secへと次第に変化する。そのためカメラで記
録された情報を再現する場合に、そのままで情報を正確
に再現する上で複雑な読取り処理を施す必要があった。 そのような装置を、全てのラボやラボ内の全ての現像処
理ラインに組込むことはコスト上問題がある。
【0053】本発明の記録システムにおいて、上述のよ
うに情報を書直すことにより、このような問題に対して
も対処できる。即ち、まず、本発明のシステムを用いて
、正確な送り速度下に、一定のクロック下で、所定の信
号を正確に書直して所定記録トラックに記録し直すこと
により正確な信号記録が確保され、以降の様々な処理及
びそれに付随する追加記録のための基礎データを構成す
ることができる。その際好ましくは、フォーマットを変
更して前記情報を書直す。これにより多くの情報を記録
することが可能になる。
【0054】なお、このシステムに従えば、圧縮された
形で、情報記録が所定トラック上に可能になるので、上
記(2−1)、(2−2)、(2−3)に示した、パー
フォレーションのない個々のフィルム側縁部のみの記録
トラックで、十分な量のデータの記録が可能になるし、
また現像以後の処理のための余分な記録領域が新たに確
保できる。
【0055】
【第3の視点における課題を解決するための手段】本発
明によれば、次の磁気記録可能な写真フィルムの記録方
法及びそのための写真フィルムにより、上記第3の視点
における目的を達成できる。
【0056】(3−1) フィルム基材と、感光層と、
磁気記録可能な透明磁性層から成り、該フィルム基材の
長手方向の先端部分にフィルム情報を磁気記録した磁気
記録可能な写真フィルム(請求項8の発明)。
【0057】好ましくは、先端部分は、フィルムのリー
ド部である。
【0058】(3−2) 磁気記録可能な透明磁性層を
含む磁気記録可能な写真フィルムの長手方向の先端部分
にフィルム情報を磁気記録し、該フィルム情報を読取り
、読み取ったフィルム情報を前記写真フィルムに再び磁
気記録する磁気記録可能な写真フィルムの記録方法(請
求項10の発明)。
【0059】好ましくは、先端部分は、フィルムのリー
ド部である。
【0060】(3−3) フィルム基材と、感光層と、
磁気記録可能な透明磁性層を含み、フィルムリード部に
隣接する記録用延長部をフィルム幅以内で設けて成る磁
気記録可能な写真フィルム(請求項12の発明)。
【0061】(3−4) 磁気記録可能な透明磁性層を
含む写真フィルムの感光画面領域ごとにフィルム情報を
記録する磁気記録可能な写真フィルムの記録方法(請求
項13の発明)。
【0062】(3−5) 磁気記録可能な透明磁性層を
含む写真フィルムの少なくとも2ケ所の磁気記録領域に
フィルム情報を記録する磁気記録可能な写真フィルムの
記録方法(請求項14の発明)。
【0063】
【作用】(第3の視点) 請求項8及び10の発明 前記写真フィルムの長手方向の先端部分にフィルム情報
を磁気記録し、該フィルム情報を読取り、読み取ったフ
ィルム情報を前記写真フィルムに再び磁気記録すること
により、効率良くフィルム情報を記録することができる
。例えば、新しいフィルムを使用する場合、第1にフィ
ルムをカメラに装填の際の巻き上げ開始の当初に最も重
要なフィルム情報を確実にしかも最も早く読取ることが
できる。また、フィルムをカメラに装填した後にフィル
ム全体を巻き取って所望の位置に所望の数だけフィルム
情報を記録することができる。さらに、写真フィルム上
には、この先端部での読取り情報に基づいてフィルム情
報がフィルムの以後の部分に複数回記録できるので、前
記先端部分以外のフィルム情報を各コマ毎等にその都度
読取ることによりフィルム情報をチェックしつつ撮影す
ることができる。
【0064】請求項12の発明 フィルムリード部に隣接する記録用延長部をフィルム幅
以内で設けて成る写真フィルムなので、フィルムの先端
部分において、フィルム情報を十分に記録することがで
きると共に、その他の情報の予備の記録領域とすること
ができる。また、同一のフィルム情報を複数回記録する
こともできるので、フィルム情報の読取りミスを防止す
ることができる。なお、フィルム全長の先端部にフィル
ム情報を記録することの利点は、請求項8及び10の発
明において述べた通りである。
【0065】請求項13の発明 前記写真フィルムの感光画面領域(コマ)ごとにフィル
ム情報を記録することにより、フィルム情報をコマごと
に読取りフィルム情報を確認して撮影できると共に、フ
ィルムの途中の任意のコマから撮影を開始することがで
き、フィルム情報の読取りミスを防止することができる
【0066】請求項14の発明 前記写真フィルムの少なくとも2ヶ所の磁気記録領域に
フィルム情報を記録することにより、フィルム情報をフ
ィルム上の異なった位置で2回以上読取ることができる
ので、フィルム情報を確認して撮影することができ、フ
ィルム情報の読取りミスを防止することができる。特に
、写真フィルムの長手方向先端部ないしその近傍に記録
すれば、より一層効果的である。
【0067】
【第4の視点における課題を解決するための手段】本発
明の前記第4の視点における目的は、画像形成のための
感光層と、磁気記録のための磁性層とを有する連続フィ
ルムに使用され、磁気記録のための磁気装置を備えるカ
メラシステムにおいて、前記磁気記録のためのクロック
信号とデータ信号とがパルス周期tを有する一つのパル
ス列から構成されており、前記クロック信号が前記パル
ス列の各矩形パルスの第一のレベルから第二のレベルに
移行する夫々の転移パルスから成り、前記データ信号が
該転移パルスを始点とするパルス幅tdの選択によって
構成されるバイナリ信号から成り、前記パルス周期t及
びパルス幅tdが、バイナリ信号の論理レベルに従って
0<td/t≦1/4又は3/4≦td/t<1と規定
されるカメラシステムによって達成される(請求項15
)。
【0068】また本発明の前記目的(第4の視点)は、
画像形成のための感光層と、磁気記録のための磁性層と
を有する連続フィルムに使用され、磁気記録のための磁
気装置を備えるカメラシステムにおいて、前記磁気記録
のためのクロック信号とデータ信号とがパルス周期tを
有する一つのパルス列から構成されており、該パルス周
期tがカメラシステムにおけるフィルム送り速度に従っ
て可変であるカメラシステムによっても達成される(請
求項17)。
【0069】更に本発明の前記目的は、画像形成のため
の感光層と、磁気記録のための磁性層とを有する連続フ
ィルムに使用され、磁気記録のための磁気装置を備える
カメラシステムにおいて、前記連続フィルムがワインダ
ーにより送られるものであり、該送り速度が30mm/
s〜90mm/sの範囲にあること、前記磁気記録のた
めのクロック信号とデータ信号とが一つのパルス列から
構成され、前記クロック信号の周波数fが 50 Hz≦f≦4kHz の範囲にあるカメラシステム、又は前記連続フィルムが
モータドライブにより送られるものであり、該送り速度
が100mm/s〜300mm/sの範囲にあること、
前記磁気記録のためのクロック信号とデータ信号とが一
つのパルス列から構成され、前記クロック信号の周波数
fが150 Hz≦f≦12 kHz の範囲にあるカメラシステムによっても達成される(請
求項18、19)。
【0070】更に本発明の前記目的(第4の視点)は、
画像形成のための感光層と、磁気記録のための磁性層と
を有する連続フィルムに使用され、磁気記録のための磁
気装置を備えるラボシステムにおいて、前記連続フィル
ムがモータドライブにより送られるものであり、該送り
速度が200mm/s〜500mm/sの範囲にあるこ
と、前記磁気記録のためのクロック信号とデータ信号と
が一つのパルス列から構成され、前記クロック信号の周
波数fが300 Hz≦f≦20 kHz の範囲にあるラボシステムによって達成される。
【0071】
【作用】(第4の視点)パルス周期t及びパルス幅td
に関してtd/tを前記の如く規定したことにより、デ
ータ信号として成る負の尖頭パルスは、論理レベルが“
0”又は“1”のいずれの場合においてもその前後に配
されるクロック信号の中心位置からの時間と、前又は後
の夫々のクロック信号からの時間とが同じになるため前
又は後へのいずれの方向への時間ずれに対してもデータ
の判読誤りが生じ難い信号とすることができる(請求項
15)。
【0072】パルス周期tをフィルム送り速度に従って
可変とすることで、各コマ毎の記録領域をフィルムの巻
始め及び巻終りの如何に拘らず、一定量だけ確保できる
(請求項17)。
【0073】また、クロック信号の周波数fを前記の如
く規定したことにより、各コマ毎に一定の記録領域を確
保できると共に、規格化出力がほぼ一定である良好な再
生信号を得る磁気記録とすることができる(請求項18
、19、20)。
【0074】
【第5の視点における課題を解決するための手段】本発
明の前記第5の視点における目的は、画像形成のための
感光層と、磁気記録のための磁性層とを有する連続フィ
ルムに使用され、磁気記録のための磁気装置を備えるカ
メラシステムにおいて、連続フィルムの装填時に該連続
フィルムが既に磁気信号記録済か否かを調べ、磁気信号
記録済でないと判定したときには、連続フィルムのプレ
ワィンドを行い、所定の磁気信号を連続フィルム上に記
録するカメラシステムによって達成される(請求項21
)。
【0075】初期フォーマット化のためプレワィンド中
に記録される磁気信号としては、各コマ毎の撮影条件等
に関係のないデータが選ばれ、例えば各コマ毎に付され
るコマ番号情報、クロック信号、カメラID番号(又は
カメラ所有者記号)情報等がある。
【0076】
【作用】(第5の視点)新しいフィルムが装填された場
合初期フォーマット化を行うことによりコマ番号等の設
定が可能であり、また撮影条件等に関係しないデータに
ついてはプレワィンド中に予め記録しておくことで、露
光後のフィルム送り中に記録すべきデータを少なくする
ことができ、カメラシステムにとって適当なフィルム送
り速度を維持しながらマイクロプロセッサ、バッファ及
び磁気装置等の性能を一定範囲以下に選定することがで
きる。
【0077】各コマ毎に付されるコマ番号をプレワィン
ド中に記録させることにより、後にカメラシステムでこ
のコマ番号を指定することによって、コマの配列順序に
従うことなく任意のコマ上に撮影を行なうことが可能と
なる。2台以上のカメラを用いて一本のフィルムに撮影
することも可能になる。その結果さらに、一つのカメラ
にASAの異なる複数のフィルムを交互に入れて順次所
望のコマ位置に撮影することも可能となる。
【0078】なお、このコマ番号は、例えばパーフォレ
ーションの位置を読み取ってそれに対応して設定するこ
とができるし、またやや装置が複雑化するが、プレワィ
ンド時の速度の関数としてコマを設定することもできる
。これは、パーフォレーションのない場合、或いは、通
常のフィルムのように連続的にパーフォレーションがあ
るフィルムの場合等に適する。
【0079】初期フォーマット化は、上記コマ位置及び
コマ番号の設定の他にクロック信号、カメラID番号等
の情報の記録を含む。また、この初期フォーマット化で
は、既にフィルム上に記録されていた情報(例えばAS
A)に基いてカメラシステム内で露光条件の計算を行う
ための設定等が行われる。なお、本発明のカメラシステ
ムには典型的には35mmフィルムを念頭におくが、必
ずしもこれに限定されない。
【0080】
【好適な実施態様】第1〜3の各視点における好適な実
施態様は次のとおりである。
【0081】
【第1の視点における好適な実施態様】パーフォレーシ
ョンは、一連の隣接する感光画面領域(コマ)の間にお
いて、該コマの間の少なくとも一方のフィルム側縁部に
備えられていれば良く、必要に応じ両方のフィルム側縁
部に備える。
【0082】磁気記録トラック領域は、フィルム幅方向
において画面領域に隣接する側縁部部分からなる側面域
の全長に少くとも亘って設け、必要であればフィルム長
手方向においてコマ間の間隔部に達していても良い。パ
ーフォレーションを一方のフィルム側縁部にのみ備えた
場合、他のフィルム側縁部の磁気記録トラック領域は、
一つのコマについてフィルム長手方向に同じ長さにでき
れば良い。
【0083】一つのコマに対する側面域の磁気記録トラ
ック領域には、フィルムの長手方向に1本のトラック又
は2本以上の並列トラックを設定し、必要によりこれら
をフィルム長手方向に2以上に分割して設定しても良い
【0084】さらに、磁気記録トラック領域は、画面領
域(コマ)と重なる位置に配置しても良いが、磁気ヘッ
ドとの接触によりキズが生じる可能性がある場合には、
前記側面域に十分記録できれば画面領域との重複範囲へ
の記録は避けることが好ましい。但し、それで不足の場
合には、好ましくは、各コマの側縁部に近い部分のトラ
ック領域から用いることが好ましい。画面領域と重なる
磁気記録トラック領域には、フィルムの長手方向に2本
以上のトラックを並列に設定しても良く、必要によりこ
れらをフィルム長手方向に2以上に分割して設定しても
良い。
【0085】本発明の写真フィルムは、好ましくは、フ
ィルム基材の一方の面側に感光層を設け、他方の面側に
磁気記録可能な透明磁性層を設けて成るものであり、前
記透明磁性層の表面は静電防止性や潤滑性を有する保護
層で被覆されていても良い。
【0086】透明磁性層は、本発明の写真フィルムが写
真フィルムとして使用できる程度に透明であればよく、
微細な磁性体が透明なベース層中に低密度で分散して成
るもので良い。
【0087】また、本発明の写真フィルムは、カートリ
ッジに収納されたままでカメラに装填して使用するよう
にしても良い。
【0088】
【第2の視点における好適な実施態様】カメラに備えら
れた磁気記録手段により、パーフォレーションの無い側
のフィルム側縁部に記録する情報としては、例えば、ス
トロボ発光の有無、光源の種類、使用レンズの種類、撮
影日、撮影時間、露光の有無、タイトル、フィルム感度
、撮影したカメラ、撮影者、シャッター速度、露光時間
、しぼりの大きさ等があり、以上総括してカメラ情報と
いう。
【0089】例えば、パーフォレーションの無い側のフ
ィルム側縁部に記録された情報(カメラ情報)の書直し
は、本発明の記録システムを用いて、前記情報を読み取
り、好ましくは、読み取った情報をフィルム送り又は磁
気ヘッド等の磁気記録手段の送り等の送りを一定にして
フィルム側縁部側に記録する。これによりクロック間隔
を一定にでき、正確なデータの記録が可能になる。ラボ
等に備えられた精密なフィルム走行系を有する磁気記録
手段を用いる場合には、読み取った情報は、パーフォレ
ーションの無いフィルム側縁部以外の領域に記録しても
良い。読み取った情報を同じ領域に記録する場合には、
記録されている情報を消去することなくリライトすれば
十分である。もちろん書直しの際に記録する情報は、カ
メラで記録された情報をそのまま記録しても良く、情報
の一部を選択して記録しても良く、新たな情報を追加し
て記録しても良い。
【0090】書き直しに際し、フォーマットを、ラボの
記録システムと適合したフォーマットに変更して記録す
ることができる。カメラ情報のカメラ内での記録フォー
マットは、カメラの多様性、送り速度の変化、バラツキ
等を考慮して定めているので、十分な冗長度が要求され
る。それに対し、精密なラボ用記録システムにおいては
さらに密度の高いフォーマットの設定が可能である。
【0091】このことにより、さらに記録のために使用
するトラックの設定領域を、側縁部内(またはさらにそ
の近傍のみ)に限定しても、十分な量の記憶容量を確保
できる。
【0092】フォーマットの変更としては、例えば、特
定情報についての指定されたトラックの変更、トラック
幅、トラック間の間隔、トラックの位置、記録フィール
ドの数、クロック等の変更がある。
【0093】
【第3の視点における好適な実施態様】フィルム情報と
しては、例えば、フィルムの感度、コマの数、種類、製
造日、使用期限、製造番号等がある。
【0094】請求項8及び10の発明 前記写真フィルムの長手方向の先端部分へのフィルム情
報の磁気記録は、フィルム製造過程で行なうことができ
る。
【0095】フィルム情報の読取りは、例えば、カメラ
に備えられた磁気ヘッド等の磁気記録手段により行なう
ことができる。読取った情報の写真フィルムへの再記録
は、例えば前記カメラの磁気ヘッド等により行なうこと
ができる。
【0096】請求項12の発明 記録用延長部は、好ましくは、コマと隣接するフィルム
側縁部(以下、フィルム側縁部という。)の磁気記録ト
ラックとフィルム長手方向において対応するトラックを
設けることができる程度の広さで設ける。
【0097】本発明の写真フィルムは、好ましくは、フ
ィルム基材の一方の面側に感光層を設け、他方の面側に
磁気記録可能な透明磁性層を設けて成るものであり、前
記透明磁性層の表面は静電防止性や潤滑性を有する保護
層で被覆されていても良い。
【0098】透明磁性層は、本発明の写真フィルムが写
真フィルムとして使用できる程度に透明であればよく、
微細な磁性体が透明なベース層中に低密度で分散して成
るもので良い。
【0099】また、本発明の写真フィルムは、カートリ
ッジに収納されたままでカメラに装填して使用するよう
にしても良い。
【0100】請求項13の発明 好ましくは、フィルム側縁部の磁気記録領域に記録する
【0101】フィルム情報の記録は、カメラに備えられ
た磁気ヘッド等の磁気記録手段により行なう。
【0102】フィルム情報は、写真フィルムの長手方向
先端部に記録された情報を読取って得られたものとする
ことができる。
【0103】請求項14の発明 特に好ましくは、写真フィルムの長手方向先端部分のリ
ード部と第1番目又は第2番目のコマのフィルム側縁部
、第1番目と第2番目のコマの夫々のフィルム側縁部に
記録する。必要であれば、各コマごとに記録することが
でき、コマごとに記録する場合、好ましくは、コマのフ
ィルム側縁部に記録する。
【0104】フィルム情報の記録は、カメラに備えられ
た磁気ヘッド等の磁気記録手段により行なう。
【0105】フィルム情報は、写真フィルムの長手方向
先端部に記録された情報を読取って得られたものとする
ことができる。
【0106】なお、本願発明の各方法で使用する写真フ
ィルムは、前記請求項12の発明のもののみに限られな
い。また、パーフォレーションは、フィルム側縁部の一
方又は両方に有していてもよく、有しなくても良い。パ
ーフォレーションの位置は、コマ間のフィルム側縁部で
も良い。
【0107】
【実施例】本発明の第1〜5の各視点における実施例は
次のとおりである。
【0108】
【第1の視点における実施例】 (実施例1−1)以下、図面により第1の視点における
本発明の実施例を説明する。図1は、本発明の写真フィ
ルムの一例の正面方向における情報記録領域の配置を示
す図である。
【0109】写真フィルム1のパーフォレーション2は
、隣接する感光画面領域(二点鎖線で囲まれた領域)3
及び3′の間において、かつ、該画面領域(コマ)3及
び3′の間の一方のフィルム側縁部に備えられている。
【0110】即ち、図1のパーフォレーション2は、感
光画面領域3のフィルム幅方向に平行な短辺3aの延長
線と、該短辺3aと対向している感光画面領域3′の短
辺3′bの延長線と、写真フィルムの長辺1e、1e′
によって囲まれる領域の一方のフィルム側縁部に存在す
る。
【0111】磁気記録トラックt1及びt2は、フィル
ム幅方向において画面領域3の一辺に隣接する側面域の
全長(感光画面領域3の短辺3aと短辺3bの夫々の延
長線によって規定される長さ)に亘って設定されている
。磁気記録トラックt3及びt4は、夫々、前記短辺3
aの延長線と前記短辺3bの延長線によってトラックの
長さが規定されているが、一つの画面領域について同一
の長さであれば良く、トラックt3、t4を、例えばパ
ーフォレーション2の辺2aの延長線とパーフォレーシ
ョン2′の辺2′aの延長線によって長さを規定しても
良く、パーフォレーション2の辺2bの延長線とパーフ
ォレーション2′の辺2′bの延長線によって長さを規
定しても良く、パーフォレーション2′と2の夫々の対
象軸によって長さを規定しても良い。
【0112】なお、パーフォレーションは、一点鎖線で
表すように、フィルムのもう一方の側縁部にさらに設け
てもよい。
【0113】磁気記録トラックt1、t2、t3、t4
は、カメラ装填時にカメラによって情報を記録するトラ
ックとすることができる。そのためのカメラを図2に示
す。磁気ヘッド21は、トラックt1及びt2に情報を
記録する。磁気ヘッド22は、トラックt3及びt4に
情報を記録する。
【0114】図3には、パーフォレーションの検出によ
り、該パーフォレーションに対する画面領域を決定する
ためのブロック図の一例を示す。
【0115】画面領域と重複する領域に設定された磁気
記録トラック(t5以下)は、例えば、ラボ等の現像処
理装置に設けられた磁気ヘッド等の磁気記録再生手段に
より記録再生して使用することができる。
【0116】
【第2の視点における実施例】以下、図面により第2の
視点における本発明の実施例を説明する。
【0117】(実施例2−1)図4は、本発明の記録方
法で使用する写真フィルムの一例の正面方向の記録情報
の配置を示す図である。
【0118】フィルム基材と、該フィルム基材の一方の
面側に設けられた感光層と、該フィルム基材の他面側に
設けられた磁気記録可能な透明磁性層から成り、フィル
ム側縁部の一方にのみパーフォレーション1を有する磁
気記録可能な写真フィルム2に対し、図5に示されたカ
メラに備えられた磁気ヘッド21によりパーフォレーシ
ョンの無い側のフィルム側縁部の磁気記録トラックt1
及びt2にのみ記録する。
【0119】(実施例2−2)図6は、ラボでの再記録
のブロック図である。
【0120】実施例2−1で用いたのと同様な写真フィ
ルム1のトラックt1及びt2にカメラ内で記録した情
報を記録システムSを用いて磁気ヘッドAでフィルム2
を焼き付け機に送り込む時に読み取り、前記読み取った
情報を焼き付け機から送り出すときに磁気ヘッドBでフ
ィルム送りを一定にしてトラックt1及びt2に再度書
き込む。
【0121】(実施例2−3)実施例2−2において、
さらに、再度書込みの際、クロック周期を変えて書込む
。その際対応するフォーマットの初期化を施す。
【0122】(実施例2−4)図23の記録トラックC
1〜C3にカメラ内で記録されたカメラ情報を記録シス
テムSで読み取り、記録トラックC0、C1上に圧縮し
て書込む。
【0123】(実施例2−5)実施例2−1〜2−4の
夫々の処理は、現像処理の前又は後に行う。
【0124】(実施例2−6)実施例2−1〜2−4の
処理は、現像処理の工程の連続工程として行う。
【0125】(実施例2−7)実施例2−1〜2−4の
処理は、焼付工程の前に読取りを行い、焼付工程の後に
書込みを行って行う。
【0126】なお、以上の実施例で使用した写真フィル
ムとして、図7に示された写真フィルム1を使用するこ
ともできる。図7においてt1〜t4は磁気記録トラッ
クであり、pはパーフォレーションであり、二点鎖線で
示される感光画面領域の間に配置されている。
【0127】
【第3の視点における実施例】以下図面により第3の視
点における本発明の実施例を説明する。
【0128】(実施例3−1)図8は、本発明の請求項
12の発明の一例の写真フィルム1の正面方向の記録領
域を示す図であり、フィルムリード部1aに隣接する記
録用延長部1bをフィルム幅で設けて成る。なお、Pは
パーフォレーションであり、Kはコマである(以下同様
)。
【0129】(実施例3−2)図8の写真フィルムの長
手方向の先端部分の磁気トラックt1〜t5にフィルム
情報を磁気記録し、該フィルム情報を図12に示された
カメラで読取り、読取ったフィルム情報を前記写真フィ
ルムに前記カメラで磁気記録する。
【0130】図12は、磁気ヘッド51及び52を備え
たカメラの概略図であり、前記磁気ヘッドによりフィル
ム情報を読取り及び記録することができる。図13は、
前記カメラでの記録を行なうブロック図である。
【0131】(実施例3−3)実施例3−1の写真フィ
ルムと同様な写真フィルムの感光画面領域(コマ)ごと
にコマのフィルム側縁部の磁気記録トラックt21に、
フィルム情報(フィルムリード部に記録されていたフィ
ルム情報を前記と同様なカメラで読み取って得られたも
の)を前記カメラで記録する(図9参照)。
【0132】(実施例3−4)実施例3−1の写真フィ
ルムと同様の写真フィルム30の第1番目と第2番目の
コマK1及びK2のフィルム側縁部の磁気記録トラック
t31及びt32にフィルム情報(フィルムリード部に
記録されたフィルム情報を前記図12のカメラと同様の
カメラで読取って得られたもの)を記録する(図10参
照)。
【0133】(実施例3−5〜3−8)図11で示され
るようにコマ間のフィルム側縁部にパーフォレーション
Pを有する以外は、実施例3−1〜3−4における写真
フィルムと同様の写真フィルム41とする。同図中、t
41〜t44は磁気記録トラック、コマは二点鎖線で示
す。
【0134】
【第4の視点における実施例】 (実施例4)図面にもとづいて本発明のカメラ・ラボシ
ステムについて更に説明する。図14は、本発明の一実
施例のカメラシステム1の全体図を示し、カメラの裏蓋
2を開けてその内側を示す斜視略図である。図14にお
いて、このカメラシステム1はレンズ3の背部両側に配
されるフィルム巻取りスプール4と連続フィルムを収容
したパトローネ5とをその内部に有する。連続フィルム
は、図示されない電動機によって夫々回転されるこれら
パトローネ5及びフィルム巻取りスプール4の間を双方
向に移動可能に配される。
【0135】連続フィルムは、レンズ側に面する一方側
の面には感光剤を含む感光層が、他方側の面には磁性材
料を含む透明磁性層が、夫々塗布されており、更に透明
磁性層の上面には保護層が形成されている。裏蓋2上に
は、裏蓋2を閉めたときに連続フィルムに対して磁気記
録を書き込み、或いは読み出しが可能な位置に二個の電
磁変換素子7、8を有する磁気ヘッド6が支持されてい
る。
【0136】図15は、連続フィルムにおける磁気記録
のためのトラック配置を、撮影画面となる各コマ(画像
領域)と共に示すフィルムの平面図である。図15の場
合、連続フィルム10のリード部11に近い部分のコマ
13を二コマだけ示している。連続フィルム10にはパ
ーフォレーションとも呼ばれるフィルム送り用のための
移送孔12が、原則として各コマ13毎に一つずつコマ
の上部後端付近に配され、他にリード部11に近い側に
も一つの移送孔12が設けられている。
【0137】磁気記録のためのトラック14、15は、
夫々各コマ13に対応して、各コマの下段側に二列ずつ
配される。各トラック14、15は前記磁気ヘッド6の
各電磁変換素子7、8によって、磁気記録の書込み或い
は読出しが行われる。
【0138】図16は、各トラック14、15上に記録
される磁気記録の磁気ヘッド6における信号波形図であ
る。 同図に示した矩形パルス信号はクロック信号とデータ信
号との双方を含んでおり、各パルスの立上り転移パルス
P1A、P2Aをクロック信号に、立下り転移パルスP
1Bをデータ信号に、夫々対応させてある。
【0139】図16の(a)には、バイナリ信号の論理
レベル“0”の波形が示され、この場合パルス周期t(
T)に対してパルス幅tdはtd=T/4としてある。 また同図(b)には、バイナリ信号の論理レベル“1”
の波形が示され、パルス周期t(T)に対してパルス幅
tdはtd=3T/4としてある。
【0140】図17の(a)、(b)は夫々図16の(
a)、(b)の信号によって記録される磁気記録を再生
したときの再生信号を示す信号波形図である。同図(a
)は、再生信号のバイナリ信号が論理レベル“0”であ
る場合を示し、データ信号に対応する負の尖頭パルスQ
1Bは、先行するクロック信号として成る正の尖頭パル
スQ1AからT/4だけ遅れ、後続するクロック信号と
して成る正の尖頭パルスQ2Aより3T/4だけ進んで
いる。また同図(b)に、再生信号のバイナリ信号が論
理レベル“1”である場合を示す。データ信号に対応す
る負の尖頭パルスQ1Bは同図(a)とは異なり、先行
する正の尖頭パルスQ1Aから3T/4だけ遅れ、後続
する正の尖頭パルスQ2AよりT/4だけ進んでいる。 上記の様に構成した結果、図17の(a)、(b)に示
されているように負の尖頭パルスQ1Bは、隣接する正
の尖頭パルスQ1A、Q2Aの中心時刻O点と、夫々の
近い側の正の尖頭パルスQ1A、Q2Aとの中心に有る
。ここのため従来のトライビット方式に比べて、論理レ
ベル“0”と“1”とが誤って読み取られるのは、負の
尖頭パルスの位置がパルス間の時刻O点からT/4以上
ずれる場合であり、フィルムの送り速度の変動に対して
かなりの余裕がある。従ってカメラシステムにおけるフ
ィルム送り速度の変動が生じても信号が誤って読み出さ
れる虞れを減じている。
【0141】磁気ヘッド6に支持される電磁変換素子7
、8のコア部材は、例えばパーマロイ、センダスト或い
はアモルファス等の磁性材料から構成される。磁性材料
の保磁力Hcは600、750、850 Oeの内から
選定され、この保磁力の媒体の場合、磁気ヘッドの特性
は、通常のオーディオヘッドとほぼ同様である。また、
トラック幅は1〜2mm程度である。
【0142】カメラシステムにおけるフィルム送り速度
は、例えばワインダー使用時の場合では30mm/s〜
90mm/sの範囲であり、モータドライブ使用の場合
では100mm/s〜300mm/sの範囲である。フ
ィルム送り速度30mm/s〜300mm/sの範囲に
おいては、磁気ヘッドの規格化出力は図18に示したよ
うになっている。なお、同図の場合保磁力Hcが600
 Oe、フィルム送り速度が30mm/sの場合を示し
ているが、周波数依存の特性は前記各Hc値及び前記各
フィルム送り速度値でほぼ同様のカーブで示される。
【0143】図18において、クロック信号及びデータ
信号の再生信号が周波数に殆ど依存しなくなる範囲とし
ては、クロック信号の波長値λでλ=25μm以上(こ
の場合規格出力は−3dBとなる)が必要であり、好ま
しくはλ=50μm以上とする。従ってワインダー使用
であってフィルム送り速度が90mm/sの場合、上限
として使用可能な周波数範囲f90は 1/f90×90mm/s≧λ、λ=25μmとして

式1】 となる。また好ましい周波数範囲f90′は、f90′
≦2kHzである。
【0144】同様にしてモータドライブ使用時であって
フィルム送り速度300mm/sの場合、上限として使
用可能な周波数範囲f300は 1/f300×300mm/s≧λ、λ=25μmとし
て∴f300≦12 kHz となる。また好ましい周波数範囲f300′は、f30
0′≦6 kHzである。
【0145】一方、クロック信号の下限の周波数は、フ
ィルム1コマの長さに対して実際に記録可能なビット数
と各コマ毎に要求される情報のビット数とから求められ
る。要求される情報ビット数と1コマのトラックの長さ
とからクロック信号の波長λは0.6mm以下と算定さ
れ、従って、クロック信号の周波数は、ワインダー使用
時で低速時の30mm/sの場合50 Hz以上と、モ
ータドライブ使用時で低速時の100mm/sの場合1
50 Hz以上と、夫々計算される。
【0146】上記をまとめると、カメラシステムにおけ
るクロック信号の周波数範囲は、ワインダー使用の場合
、使用可能な範囲は50 Hz〜4 kHz(パルス周
期として20 ms〜0.25 ms)、好ましくは1
00 Hz〜2 kHz(パルス周期として10 ms
〜 0.5 ms)、モータドライブ使用の場合、使用
可能な範囲は150 Hz〜12 kHz (パルス周
期として6.7 ms〜0.08 ms)、好ましくは
300 Hz〜6 kHz(パルス周期として3.3 
ms〜0.16 ms)である。
【0147】またラボシステムにおいては、モータドラ
イブが使用されており、フィルム送り速度は通常200
mm/s〜500mm/sの範囲にある。この場合にも
上記同様の理由からクロック信号において使用可能な周
波数範囲は、300 Hz≦f≦2 kHz(パルス周
期として3.3 ms〜0.05 ms)、好ましくは
、600 Hz≦f≦16 kHz(パルス周期として
1.7 ms〜0.1 ms)である。
【0148】本カメラシステムにおける各コマ毎の磁気
記録の信号構成の一例を示すと、図15において第一の
トラック14にはコマ番号が記録されると共に、一コマ
毎に撮影日時、撮影条件等が記録される。また、第二の
トラックには、例えばカメラコード等のカメラ所有者固
有の信号が記録される。更に、場合によってはフィルム
のコマ13上部に、或いはコマ13部分の透明磁性層上
に、別の磁気記録のためのトラックが配され、このトラ
ック上に、カメラユーザがフィルムの現像を依頼した後
になってフィルム取次店の磁気装置又はラボシステム等
による磁気記録が行なわれる。この場合、コマ上部のト
ラックには、フィルムメーカによるフィルムの定格に関
する情報を示す磁気記録が施されることもできる。
【0149】
【第5の視点における実施例】 (実施例5)図面にもとづいて本発明のカメラシステム
について更に説明する。図19は、本発明の一実施例の
カメラシステム1の全体図を示し、カメラの裏蓋2を開
けてその内側を示す斜視略図である。図19において、
このカメラシステム1はレンズ3の背部両側に配される
フィルム巻取りスプール4と連続フィルムを収容したパ
トローネ5とをその内部に有する。連続フィルムは、図
示されない電動機によって夫々回転されるこれらパトロ
ーネ5及びフィルム巻取りスプール4の間を双方向に移
動可能に配される。
【0150】連続フィルムは、レンズ側に面する一方側
の面には感光剤を含む感光層が、他方側の面には磁性材
料を含む透明磁性層が、夫々塗布されており、更に透明
磁性層の上面には保護層が形成されている。裏蓋2上に
は、裏蓋2を閉めたときに連続フィルムに対して、磁気
記録の書込み/読出しが可能な位置に夫々二個の電磁変
換素子7、8、7′、8′を有する二個の磁気ヘッド6
、6′が支持されている。マイクロプロセッサ30は、
公知の如くカメラの絞り、露光時間等の制御を行うと共
に、フィルム送り用モータ及び磁気ヘッド等を含むカメ
ラシステム全体を制御する。
【0151】図20は、連続フィルムにおける磁気記録
のためのトラック配置を、撮影画面となる一つのコマ(
画像領域)と共に示すフィルムの部分平面図である。 連続フィルム10にはパーフォレーションとも呼ばれる
フィルム送り用のための移送孔12が、原則として各コ
マ13毎に一つずつ、各コマの上部後端付近に配される
【0152】磁気記録のためのトラック14〜17は、
夫々各コマ13に対応して、各コマの上段及び下段側に
各二列ずつ配される。各トラック14〜17は、前記磁
気ヘッド6、6′の各電磁変換素子7、8、7′、8′
によって、夫々磁気記録の書込み及び読出しが行われる
。フィルムリード部11付近のトラック14に相当する
列には、磁気記録済の場合にその旨の信号が記録される
表示領域20が配されており、この表示領域はフィルム
巻終り部にも同様位置に配される。この表示領域20に
おいては、フィルムが順方向に送られるか或いは逆方向
に送られるかについての情報も記録されている。
【0153】図21は、バイナリ信号から成る磁気信号
の記録を連続フィルム上に書込むために磁気ヘッドに与
えられる記録用信号を示すものであり、記録データD、
クロック信号CL及びデータ信号DSが対応して示され
ている。図21において、クロック信号CLがHレベル
及びLレベルのいずれにあるときも各一回データ信号D
Sが出力され、この記録データDの論理レベルが“1”
のときに転移パルスが出され、データ信号DSのレベル
がHレベルからLレベルに、又はLレベルからHレベル
に夫々移行する。また、記録データDの論理レベルが“
0”のときにはデータ信号DSのレベルの移行は生じな
い。
【0154】図22は、図21のクロック信号及びデー
タ信号の波形を有する記録信号によって、トラック14
及び15に書き込まれた磁気信号を、磁気ヘッド6を介
して再生したときの再生信号波形を示す。同図において
、クロック信号に対応する各尖頭パルスL1〜L5の間
でデータ信号が読みとられ、このクロック信号の各尖頭
パルスの間においてデータ信号に尖頭パルスQ1、Q2
、Q3が存在するときには論理レベルが“1”、存在し
ないときには論理レベルが“0”と夫々判定され、同図
に示した再生データD1が得られる。
【0155】本実施例のカメラシステムの作動について
、再び図19及び図20を参照して説明する。このカメ
ラシステム上に連続フィルム10が装填されると、磁気
ヘッド6においてフィルムリード部11の表示領域20
にフォーマット済の磁気信号が記録されているかどうか
、並びにフィルム送りが順方向かどうかがまず読み取ら
れる。フォーマット済の信号が記録されていない新フィ
ルムの場合には、カメラシステム1は、この連続フィル
ム10をパトローネ5からフィルム巻取りスプール4に
送ることによってプレワィンドしながら、第一のトラッ
ク14上にはクロック信号を、第二のトラック15上に
はカメラコード及びコマ番号を、夫々磁気ヘッド6の電
磁変換素子7、8を介して記録することによってフォー
マット化を行う。このとき第二のトラック15のデータ
は当然のこととしてクロック信号に同期させる。また、
既に表示領域20にフォーマット済の信号が記録されて
いる場合には、そのままプレワィンドのみが行われる。 このように予めクロック信号を記録することで、その後
におけるフィルム送り速度の異なる各システム間の信号
伝達を可能とし、更に同一システム内におけるフィルム
送り速度の変動に際しても正確な信号の記録再生が可能
となる。
【0156】プレワィンドしながらの初期フォーマット
化において、フィルム送り用の移送孔12の位置を検出
し、或いはフィルム送り用モータの回転数から、マイク
ロプロセッサ30はフィルム送り速度を算出する。マイ
クロプロセッサ30は、この算出されたフィルム送り速
度に従って前記クロック信号の周波数を変化させ、磁気
記録に際して各ビット毎の記録領域が各コマ毎に所定の
長さ範囲内に収まるように、クロック周波数の制御を行
う。
【0157】次に各コマの撮影にあたっては、フィルム
は逆に巻取りスプール4からパトローネ5に順次巻き取
られる。マイクロプロセッサ30は、表示領域20の表
示に従ってフィルム送りが逆方向であること、並びに初
期フォーマット化が行われてフィルムが撮影準備完了状
態にあることを確認する。一つのコマの撮影後、パトロ
ーネ5側にフィルムを巻取る際には、コマの上段側に対
応して配された磁気ヘッド6′の電磁変換素子7′、8
′によって、撮影日時、レンズの絞り値、シャッター速
度、ズームデータ等の撮影に関するデータがフィルム上
の第三及び第四のトラック16、17に記録される。ま
たこのとき、付属ケーブルを介して着脱自在にカメラシ
ステムに接続されるキーボードによって入力されたデー
タに従って、撮影場所、被写体に関する情報等の記録を
行なうことも可能である。この信号は、ラボシステムに
おいてフィルムの現像後にフィルム上に文字として出力
させるようにすることができる。
【0158】撮影者によるコマ番号の選択入力に従って
、連続フィルム上の任意のコマ番号位置をレンズの露光
位置に送りそのコマ位置で撮影を行なうことも、或いは
別の選択入力に従ってコマ間隔をとばして撮影する(S
KIP記録)こともいずれも可能である。この場合、未
露光のコマを残して一旦パトローネ5内に連続フィルム
を巻き取り、このフィルムをカメラから取り出して別の
カメラに移し、未露光部分のみを別のカメラシステムで
撮影することも可能である。このようにすると一台のカ
メラのみで一本の連続フィルムを全て露光する必要があ
った従来の方式に比べると、別の場所で、かつ別のカメ
ラによって撮影を行う撮影者に、一部露光済のフィルム
のみを渡してこのフィルム上に撮影させることができる
ので、不必要なコマを撮影して早く現像に出す等の無駄
を排除できる。また、既に撮影済のコマでの再撮影は各
コマ毎の磁気記録の存在によって禁止されるため二重露
光の問題は生じない。
【0159】フィルム取次店及び現像ラボ等では、第一
のトラック14に記録されたクロック信号に同期してカ
メラシステムで記録された所望のデータを読み出し、現
像条件及びプリント条件の設定、或いは顧客情報の把握
、所定のコマのみのプリント要求等の各場合に使用する
。 また場合によっては、撮影済のコマ部分には取次店や現
像ラボ等では、自身が必要な情報を新にフィルム上に記
録することも可能である。この場合には、フィルム全面
に塗布された透明磁性層の内、既にカメラシステムによ
って磁気信号が記録された部分を除いた部分、例えばコ
マ内部部分にこの磁気記録が行われる。
【0160】本実施例の場合、カメラシステムによって
フィルム上に記録される磁気記録のためのトラックが、
各コマの上側及び下側に各二列ずつ配される例を示した
が、当然のこととして、トラック数は任意に設定可能で
あり、例えば下側二列のみトラックを設け、一方にクロ
ック信号を他方にデータを記録することができ、また移
送孔のない側にのみトラックを配し、このトラックを三
列としそのうちの一列にはクロック信号を、他の二列に
各データを、夫々記録することもできる。
【0161】また移送孔12が各コマの上側後端部に配
される例を示したが、移送孔は各コマの中間部に配する
ことも或いはこの移送孔をなくして、コマ上側の記録ト
ラックを各コマの長さと同じ長さだけ設けることもでき
る。この場合には、新フィルムにおける初期フォーマッ
ト化のためのトラックは、コマ上側のトラックに行うこ
とが可能である。
【0162】
【発明の効果】第1〜5の各視点における発明の効果は
次のとおりである。
【0163】
【第1の視点における発明の効果】本発明の磁気記録兼
用写真フィルムは、一連の隣接する感光画面領域の間に
おいて、かつ、該画面領域の間の少なくとも一方のフィ
ルム側縁部にパーフォレーションを備えると共に、少な
くとも一方のフィルム側縁部において該画面領域に隣接
する側面域全長に亘り磁気記録トラック領域とするので
、一画面領域あたりの磁気記録領域が広く、パーフォレ
ーションの存在するフィルム側縁部の磁気記録トラック
は十分長く連続している。
【0164】第1視点の磁気記録兼用写真フィルムの記
録方法によれば、この写真フィルムを使用して情報を記
録することができる。
【0165】
【第2の視点における発明の効果】請求項3、4及び5
に示す本発明の磁気記録可能な写真フィルムの記録方法
及びそのための写真フィルムは、フィルム側縁部の一方
にのみパーフォレーションを有する磁気記録可能な写真
フィルムに対し、カメラに備えられた磁気記録手段によ
り情報を記録するに際し、パーフォレーションの無い側
のフィルム側縁部にのみ記録するのでパーフォレーショ
ンが存在する側のフィルム側縁部に記録する場合に発生
する既述の問題点(ヘッドの摩耗、送り速度のバラツキ
の発生等)なしに、情報を確実に記録することができる
【0166】本発明の記録システム(請求項6)を用い
て、さらに、フィルムにカメラ内で記録された情報を書
き直すことにより、フィルムに記録されたカメラ情報の
不安定な状態を確実かつ安定な磁気記録情報に転換して
記録することができ、それ以降(特に現像後或いは焼付
後)に再度情報読取りを行う時の信頼性を向上させるこ
とができ、かくして、情報を正確に再現することができ
る。また再読取りの際の読取装置の装置上の負担を軽減
できる。
【0167】
【第3の視点における発明の効果】請求項8及び10の
発明によれば、効率良くフィルム情報を記録することが
できる。例えば、新しいフィルムを使用する場合、第1
にフィルムをカメラに装填の際の巻き上げ開始の当初に
最も重要なフィルム情報を確実にしかも最も早く読取る
ことができる。また、フィルムをカメラに装填した後に
フィルム全体を巻き取って所望の位置に所望の数だけフ
ィルム情報を記録することができる。さらに、写真フィ
ルム上には、この先端部での読取り情報に基づいてフィ
ルム情報がフィルムの以後の部分に複数回記録できるの
で、前記先端部分以外のフィルム情報を各コマ毎等にそ
の都度読取ることによりフィルム情報をチェックしつつ
撮影することができる。
【0168】請求項12の発明によれば、フィルムの先
端部分において、フィルム情報を十分に記録することが
できると共に、その他の情報の予備の記録領域とするこ
とができる。また、同一のフィルム情報を複数回記録す
ることもできるので、フィルム情報の読取りミスを防止
することができる。なお、フィルム全長の先端部にフィ
ルム情報を記載することの利点は、請求項8及び10の
発明において述べた通りである。
【0169】請求項13の発明によれば、フィルム情報
をコマごとに読取りフィルム情報を確認して撮影できる
と共に、フィルムの途中の任意のコマから撮影を開始す
ることができ、フィルム情報の読取りミスを防止するこ
とができる。
【0170】請求項14の発明によれば、フィルム情報
をフィルム上の異なった位置で2回以上読取ることがで
きるので、フィルム情報を確認して撮影することができ
、フィルム情報の読取りミスを防止することができる。 特に、写真フィルムの長手方向先端部ないしその近傍に
記録すれば、より一層効果的である。
【0171】
【第4の視点における発明の効果】以上説明したように
本発明のカメラシステムにおいて、パルス列におけるパ
ルス周期tとパルス幅tdとの関係を0<td/t≦1
/4又は3/4≦td/t<1と規定した構成により、
フィルム送り速度の変動に際して信号の誤りが生じ難い
カメラシステムを提供することができた。
【0172】更に、クロック信号の周波数領域をカメラ
・ラボシステムのフィルム送り速度或いはさらに磁気ヘ
ッドの特性に従って規定したことにより、良好な周波数
特性に従って信号の記録再生が可能であると共に各コマ
毎に必要なビット数の確保が容易なカメラ・ラボシステ
ムの提供が可能となった。
【0173】
【第5の視点における発明の効果】以上説明したように
本発明では、新しい連続フィルムが装填されたときにプ
レワィンドを行いながら所定の磁気信号を記録するとし
た構成により、フィルムの初期フォーマット化が可能で
あり、その結果撮影条件等のデータとこれらプレワィン
ド中に記録されるデータとを分けて記録することができ
るので、フィルム露光後に記録すべきデータを減らすこ
とができ、カメラシステムに設けられるマイクロプロセ
ッサ、バッファ及び磁気装置等の性能範囲内において一
定の記録密度を維持しながらカメラシステムにとって適
当な送り速度に従ってフィルムを送ることが可能なカメ
ラシステムを提供することができた。
【0174】前記磁気信号が各コマ毎に記録されるコマ
番号情報を含むこととすれば、任意のコマ位置での撮影
が可能となり、一台のカメラから他のカメラにフィルム
を移して撮影することができ、フィルムの無駄、及びそ
れから生ずるプリントの無駄を除くことができるカメラ
システムを提供できる。
【0175】前記磁気信号がクロック信号を含むことと
すれば、カメラシステムとラボシステム等の互いにフィ
ルム送り速度が異なるシステム間の信号伝達を可能とす
ると共に、一つのシステムにおけるフィルム送り速度の
変動に際しても、記録密度が十分に高く且つ正確な磁気
信号の記録再生が可能なカメラシステムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1〜5の各視点における図面の簡単な説明は次のとお
りである。
【図1】図1〜図3は第1の視点の実施例、図23は関
連の従来技術に関する。図1は本発明の写真フィルムの
正面方向における情報記録領域の配置を示す図である。
【図2】第1の視点の実施例に関し、本発明の写真フィ
ルムに情報を記録することができるカメラの概略図であ
る。
【図3】第1の視点の実施例に関し、パーフォレーショ
ンの検出により、パーフォレーションに対する画面領域
を決定するためのブロック図の一例を示す図である。
【図4】図4〜図7は第2の視点の実施例、図23、2
4及び25は対応する従来技術に関する。図4は本発明
の記録方法で使用する写真フィルムの一例の正面におけ
る記録情報の配置を示す図である。
【図5】第2の視点の実施例に関し、本発明の記録方法
で使用するカメラの一例の概略図である。
【図6】第2の視点の実施例に関し、ラボでの再記録を
行う記録システムのブロック図である。
【図7】第2の視点の実施例に関し、本発明の他の実施
例(写真フィルム)である。
【図8】図8〜図13は第3の視点の実施例、図24及
び25は対応する従来技術に関する。図8は請求項12
の発明の一例の写真フィルムの正面方向の記録領域を示
す図である。
【図9】第3の視点の実施例に関し、請求項12の発明
の一例の写真フィルムの正面方向の記録領域を示す図で
ある。
【図10】第3の視点の実施例に関し、請求項12の発
明の一例の写真フィルムの正面方向の記録領域を示す図
である。
【図11】第3の視点の実施例に関し、請求項12の発
明の一例の写真フィルムの正面方向の記録領域を示す図
である。
【図12】第3の視点の実施例に関し、磁気記録可能な
カメラの概略図である。
【図13】第3の視点の実施例に関し、前記カメラでの
記録を行なうブロック図である。
【図14】図14〜図18は第4の視点の実施例、図2
4及び25は対応する従来技術に関する。図14は本発
明のカメラシステムの全体構成を示すカメラシステムの
一実施例を示す斜視図である。
【図15】第4の視点の実施例に関し、図14のカメラ
システムに使用される連続フィルムの情報記録位置の一
例を示すフィルム平面図である。
【図16】第4の視点の実施例に関し、図14のカメラ
システムにおいて磁気ヘッドを介して記録するための記
録用信号波形の一例を示す信号波形図である。
【図17】第4の視点の実施例に関し、図16の信号に
よって記録された磁気記録の再生信号の波形図である。
【図18】第4の視点の実施例に関し、一般的な磁気記
録の再生信号における波長と規格化出力との関係を示す
グラフである。
【図19】図19〜図22は第5の視点の実施例に関す
る。図19は、本発明の一実施例のカメラシステムの全
体を示すため、カメラの裏蓋を開いて示す斜視図である
【図20】第5の視点の実施例に関し、図19のカメラ
システムで使用される連続フィルムの平面図である。
【図21】第5の視点の実施例に関し、図19のカメラ
システムの磁気ヘッドに与えられる記録信号の波形図で
ある。
【図22】図21の信号でフィルム上に記録された磁気
信号を、磁気ヘッドによって再生した信号の波形図であ
る。
【図23】従来の写真フィルムの情報記録領域の配置を
示す図である(第1、2の視点に対応)。
【図24】従来のカメラシステムにおけるトライビット
信号の波形図である(第2、3、4の視点に対応)。
【図25】図24の信号を再生したときの波形図である
(第2、3、4の視点に対応)。
【図14及び図15の符号の説明】 1…カメラシステム 5…パトローネ 6…磁気ヘッド 7、8…電磁変換素子 10…連続フィルム 11…フィルムリード部 12…移送孔 13…コマ 14、15…トラック
【図19及び図20の符号の説明】 1…カメラシステム 5…パトローネ 6、6′…磁気ヘッド 7、8、7′、8′…電磁変換素子 10…連続フィルム 12…移送孔 13…コマ 14〜17…トラック 20…表示領域 30…マイクロプロセッサ

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィルム基材と、感光層と、磁気記録可能
    な透明磁性層から成り、一連の隣接する感光画面領域の
    間において、かつ、該画面領域の間の少なくとも一方の
    フィルム側縁部にパーフォレーションを備えると共に、
    少くとも一方のフィルム側縁部において該画面領域に隣
    接する側面域全長に亘り磁気記録トラック領域とするこ
    とを特徴とする磁気記録兼用写真フィルム。
  2. 【請求項2】請求項1記載の写真フィルムの磁気記録ト
    ラック領域に磁気記録することを特徴とする磁気記録兼
    用写真フィルムの記録方法。
  3. 【請求項3】磁気記録可能な透明磁性層を含み、フィル
    ム側縁部の一方にのみパーフォレーションを有する磁気
    記録可能な写真フィルムに対し、カメラに備えられた磁
    気記録手段によりパーフォレーションの無いフィルム側
    縁部側にのみ情報を記録することを特徴とする磁気記録
    可能な写真フィルムの記録方法。
  4. 【請求項4】フィルム基材と、感光層と、磁気記録可能
    な透明磁性層から成り、磁気記録可能な写真フィルムで
    あって、カメラにおいてパーフォレーションの無いフィ
    ルム側縁部側にのみカメラ情報を記録するための記録領
    域を有することを特徴とする磁気記録可能な写真フィル
    ム。
  5. 【請求項5】フィルム側縁部の一方側にのみパーフォレ
    ーションを有し、パーフォレーションの無いフィルム側
    縁部側のみを、カメラにおいてカメラ情報を記録する磁
    気記録トラック領域とすることを特徴とする請求項4に
    記載の磁気記録可能な写真フィルム。
  6. 【請求項6】フィルム基材と、感光層と、磁気記録可能
    な透明磁性層から成る磁気記録可能な写真フィルムに対
    し、カメラに備えられた磁気記録手段により記録された
    情報を読み取って書き直す読取り書直し装置を有するこ
    とを特徴とする磁気記録可能な写真フィルムの記録シス
    テム。
  7. 【請求項7】フォーマットを変更して前記情報を書き直
    すことを特徴とする請求項6記載の磁気記録可能な写真
    フィルムの記録システム。
  8. 【請求項8】フィルム基材と、感光層と、磁気記録可能
    な透明磁性層から成り、該フィルム基材の長手方向の先
    端部分にフィルム情報を磁気記録したことを特徴とする
    磁気記録可能な写真フィルム。
  9. 【請求項9】前記先端部分は、フィルムのリード部であ
    ることを特徴とする請求項8記載の磁気記録可能な写真
    フィルム。
  10. 【請求項10】磁気記録可能な透明磁性層を含む写真フ
    ィルムの長手方向の先端部分にフィルム情報を磁気記録
    し、該フィルム情報を読取り、読み取ったフィルム情報
    を前記写真フィルムに再び磁気記録することを特徴とす
    る磁気記録可能な写真フィルムの記録方法。
  11. 【請求項11】前記先端部分は、フィルムのリード部で
    あることを特徴とする請求項10記載の磁気記録可能な
    写真フィルムの記録方法。
  12. 【請求項12】フィルム基材と、感光層と、磁気記録可
    能な透明磁性層を含み、フィルムリード部に隣接する記
    録用延長部をフィルム幅以内で設けて成ることを特徴と
    する磁気記録可能な写真フィルム。
  13. 【請求項13】磁気記録可能な透明磁性層を含む写真フ
    ィルムの感光画面領域ごとにフィルム情報を記録するこ
    とを特徴とする磁気記録可能な写真フィルムの記録方法
  14. 【請求項14】磁気記録可能な透明磁性層を含む写真フ
    ィルムの少なくとも2ケ所の磁気記録領域にフィルム情
    報を記録することを特徴とする磁気記録可能な写真フィ
    ルムの記録方法。
  15. 【請求項15】画像形成のための感光層と、磁気記録の
    ための磁性層とを有する連続フィルムに使用され、磁気
    記録のための磁気装置を備えるカメラシステムにおいて
    、前記磁気記録のためのクロック信号とデータ信号とが
    パルス周期tを有する一つのパルス列から構成されてお
    り、前記クロック信号が前記パルス列の各矩形パルスの
    第一のレベルから第二のレベルに移行する夫々の転移パ
    ルスから成り、前記データ信号が該転移パルスを始点と
    するパルス幅tdの選択によって構成されるバイナリ信
    号から成り、前記パルス周期t及びパルス幅tdが、バ
    イナリ信号の論理レベルに従って 0<td/t≦1/4又は3/4≦td/t<1と規定
    されることを特徴とするカメラシステム。
  16. 【請求項16】前記データ信号は6 bit毎に一のパ
    リティ信号を含むことを特徴とする請求項15記載のカ
    メラシステム。
  17. 【請求項17】画像形成のための感光層と、磁気記録の
    ための磁性層とを有する連続フィルムに使用され、磁気
    記録のための磁気装置を備えるカメラシステムにおいて
    、前記磁気記録のためのクロック信号とデータ信号とが
    パルス周期tを有する一つのパルス列から構成されてお
    り、該パルス周期tがカメラシステムにおけるフィルム
    送り速度に従って可変であることを特徴とするカメラシ
    ステム。
  18. 【請求項18】画像形成のための感光層と、磁気記録の
    ための磁性層とを有する連続フィルムに使用され、磁気
    記録のための磁気装置を備えるカメラシステムにおいて
    、前記連続フィルムがワインダーにより送られるもので
    あり、該送り速度が30mm/s〜90mm/sの範囲
    にあること、前記磁気記録のためのクロック信号とデー
    タ信号とが一つのパルス列から構成され、前記クロック
    信号の周波数fが 50 Hz≦f≦4 kHz の範囲にあることを特徴とするカメラシステム。
  19. 【請求項19】画像形成のための感光層と、磁気記録の
    ための磁性層とを有する連続フィルムに使用され、磁気
    記録のための磁気装置を備えるカメラシステムにおいて
    、前記連続フィルムがモータドライブにより送られるも
    のであり、該送り速度が100mm/s〜300mm/
    sの範囲にあること、前記磁気記録のためのクロック信
    号とデータ信号とが一つのパルス列から構成され、前記
    クロック信号の周波数fが 150 Hz≦f≦12 kHz の範囲にあることを特徴とするカメラシステム。
  20. 【請求項20】画像形成のための感光層と、磁気記録の
    ための磁性層とを有する連続フィルムに使用され、磁気
    記録のための磁気装置を備えるラボシステムにおいて、
    前記連続フィルムがモータドライブにより送られるもの
    であり、該送り速度が200mm/s〜500mm/s
    の範囲にあること、前記磁気記録のためのクロック信号
    とデータ信号とが一つのパルス列から構成され、前記ク
    ロック信号の周波数fが 300 Hz≦f≦20 kHz の範囲にあることを特徴とするラボシステム。
  21. 【請求項21】画像形成のための感光層と、磁気記録の
    ための磁性層とを有する連続フィルムに使用され、磁気
    記録のための磁気装置を備えるカメラシステムにおいて
    、連続フィルムの装填時に該連続フィルムが既に磁気信
    号記録済か否かを調べ、磁気信号記録済でないと判定し
    たときには、連続フィルムのプレワィンドを行い、所定
    の磁気信号を連続フィルム上に記録することを特徴とす
    るカメラシステム。
  22. 【請求項22】前記所定の磁気信号は初期フォーマット
    化信号を含むことを特徴とする請求項21記載のカメラ
    システム。
  23. 【請求項23】前記所定の磁気信号が各コマ毎に記録さ
    れるコマ番号情報を含むことを特徴とする請求項21又
    は22記載のカメラシステム。
  24. 【請求項24】前記所定の磁気信号がクロック信号を含
    むことを特徴とする請求項21〜23の一に記載のカメ
    ラシステム。
JP26123691A 1990-09-14 1991-09-13 カメラシステム、記録システム及びラボシステム Pending JPH04362929A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26123691A JPH04362929A (ja) 1990-09-14 1991-09-13 カメラシステム、記録システム及びラボシステム

Applications Claiming Priority (11)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24279690 1990-09-14
JP24279890 1990-09-14
JP24279990 1990-09-14
JP24279790 1990-09-14
JP2-242797 1990-09-14
JP2-242796 1990-09-14
JP2-242800 1990-09-14
JP2-242798 1990-09-14
JP24280090 1990-09-14
JP2-242799 1990-09-14
JP26123691A JPH04362929A (ja) 1990-09-14 1991-09-13 カメラシステム、記録システム及びラボシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04362929A true JPH04362929A (ja) 1992-12-15

Family

ID=27554149

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26123691A Pending JPH04362929A (ja) 1990-09-14 1991-09-13 カメラシステム、記録システム及びラボシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04362929A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5313914A (en) * 1976-07-24 1978-02-08 Yoshibumi Ogasawara Rolled microfilm with magnetic tape at end
JPH02135330A (ja) * 1988-09-12 1990-05-24 Eastman Kodak Co 写真カメラ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5313914A (en) * 1976-07-24 1978-02-08 Yoshibumi Ogasawara Rolled microfilm with magnetic tape at end
JPH02135330A (ja) * 1988-09-12 1990-05-24 Eastman Kodak Co 写真カメラ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0424972B1 (en) Film feeding device with magnetic information recording
EP0039492B1 (en) A film cassette and a photographing device using the same
JP2911155B2 (ja) フィルム上の専用磁気トラックを用いる自己クロッキングコード化/復号化フィルム情報交換システム
US5325138A (en) Camera using film with magnetic record portion
US5835802A (en) Magnetically recordable photographic film recording method and system therefor and camera laboratory system
JP2687258B2 (ja) 情報記録部を備えたフィルムに対して使用されるヘッド装置及び情報記録部を備えたフィルムを使用する装置
JPH04171433A (ja) 磁気記憶部付フィルムを用いるカメラ
JP2845536B2 (ja) フィルム上の専用磁気トラックを用いるコマ毎データ記録フィルム情報交換システム
KR100331004B1 (ko) 녹화정보기록방법및카세트
US5724623A (en) Camera using a film with a magnetic memory portion
JPH04362929A (ja) カメラシステム、記録システム及びラボシステム
US5634158A (en) Magnetics-on-film, multi-track image area interleaved record/reproduce system
JPH08234318A (ja) フィルム画像表示装置及び方法
JPH05504855A (ja) 擬似フォーマットフィルムエンコード用カメラ装置
JP2664528B2 (ja) 写真用フイルムのデータ併合方法及び装置
US5898476A (en) Data format for magnetically coated film
JPH0854676A (ja) 磁気記録部付きフィルムを用いるカメラ
JPH04246639A (ja) 磁気記憶部付フィルムを用いるカメラ
JP3333895B2 (ja) カメラ及びカメラの磁気記録装置
JP2669563B2 (ja) 情報記録方法
JPH08114844A (ja) カメラ
JPH09258387A (ja) 磁性体付きフィルム用カメラ
JPH06332058A (ja) 磁気記録可能なカメラ
EP0756196A2 (en) Magnetics head system for interleaved recording and/or reproducing of information in multiple tracks on a magnetic-on-film layer in the image area of photographic filmstrips
JPH0854677A (ja) 磁気記録部付きフィルムを用いるカメラ

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990223