JPH04363395A - 水溶性香料組成物の劣化防止方法 - Google Patents
水溶性香料組成物の劣化防止方法Info
- Publication number
- JPH04363395A JPH04363395A JP3163446A JP16344691A JPH04363395A JP H04363395 A JPH04363395 A JP H04363395A JP 3163446 A JP3163446 A JP 3163446A JP 16344691 A JP16344691 A JP 16344691A JP H04363395 A JPH04363395 A JP H04363395A
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- JP
- Japan
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- water
- deterioration
- soluble
- rutin
- glucosylrutin
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- Pending
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- Cosmetics (AREA)
- Anti-Oxidant Or Stabilizer Compositions (AREA)
- Fats And Perfumes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は水溶性香料組成物の劣化
防止方法に関し、更に詳しくは水溶性香料組成物にα−
グルコシルルチンを含有せしめることによって該香料組
成物の香気香味の変化、異味異臭の発生等の不都合な劣
化を効果的に抑制する方法に関する。
防止方法に関し、更に詳しくは水溶性香料組成物にα−
グルコシルルチンを含有せしめることによって該香料組
成物の香気香味の変化、異味異臭の発生等の不都合な劣
化を効果的に抑制する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】天然精油を含水アルコールで抽出して得
られるいわゆるエッセンス類、天然物からの回収香、動
植物材料を含水水混和性有機溶媒で抽出して得られるエ
キストラクト類等の水溶性香料組成物は比較的不安定で
、例えば光、酸素及び熱などによって容易に香りが変化
し、更に着色又は退色又は粘度増加などを伴った劣化が
観察される。これらの水溶性香料組成物は水が存在する
故に油溶性香料組成物よりも更に一層劣化を招き易いこ
とはよく知られている。
られるいわゆるエッセンス類、天然物からの回収香、動
植物材料を含水水混和性有機溶媒で抽出して得られるエ
キストラクト類等の水溶性香料組成物は比較的不安定で
、例えば光、酸素及び熱などによって容易に香りが変化
し、更に着色又は退色又は粘度増加などを伴った劣化が
観察される。これらの水溶性香料組成物は水が存在する
故に油溶性香料組成物よりも更に一層劣化を招き易いこ
とはよく知られている。
【0003】香料の劣化防止に関しては古くから検討さ
れており、例えばパーヒューム(perfumes)に
イオノール、ブチルヒドロキシトルエン(BHT)、ブ
チルヒドロキシアニソール(BHA)及びジイソオイゲ
ノール等のフェノール類とクエン酸を添加してそれらの
劣化を防止する方法が提案されている(ソビエト特許2
24741号公報、1968年)。また天然精油などの
酸化防止剤として従来から、例えばBHA、BHT、没
食子酸プロピル及びdl−α−トコフェロール等が一般
的に使用されている。しかしながら近年に至って、合成
の抗酸化剤は人間の健康にとって好ましくないといわれ
るようになり、これら化学合成品に代わる天然の抗酸化
剤が求められている。
れており、例えばパーヒューム(perfumes)に
イオノール、ブチルヒドロキシトルエン(BHT)、ブ
チルヒドロキシアニソール(BHA)及びジイソオイゲ
ノール等のフェノール類とクエン酸を添加してそれらの
劣化を防止する方法が提案されている(ソビエト特許2
24741号公報、1968年)。また天然精油などの
酸化防止剤として従来から、例えばBHA、BHT、没
食子酸プロピル及びdl−α−トコフェロール等が一般
的に使用されている。しかしながら近年に至って、合成
の抗酸化剤は人間の健康にとって好ましくないといわれ
るようになり、これら化学合成品に代わる天然の抗酸化
剤が求められている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】水溶性香料組成物は一
般的に不安定な化合物の集合からなっており、殊に水の
存在する系においては保存中の熱、光、空気、酵素等の
作用を受け易く、それによって変質し、品質の低下を招
くことはよく知られている。水溶性香料の変質を起こす
反応は酸化、還元、脱水素、加水分解、重合、閉環、開
環、エステル化、脱炭酸、二重結合の移動など数多くの
反応が関与している。従って、従来既知の酸化防止剤は
必ずしも天然香料の劣化変質防止に有効であるとはいえ
ない。
般的に不安定な化合物の集合からなっており、殊に水の
存在する系においては保存中の熱、光、空気、酵素等の
作用を受け易く、それによって変質し、品質の低下を招
くことはよく知られている。水溶性香料の変質を起こす
反応は酸化、還元、脱水素、加水分解、重合、閉環、開
環、エステル化、脱炭酸、二重結合の移動など数多くの
反応が関与している。従って、従来既知の酸化防止剤は
必ずしも天然香料の劣化変質防止に有効であるとはいえ
ない。
【0005】水溶性香料組成物は前記した如く著しく不
安定であり、保存間における劣化変質を防止することは
重大な課題であるにもかかわらず未だ満足すべき技術は
確立されていない。天然物由来の抗酸化性物質はトコフ
ェロール、ポリフェノール等のフェノール類、フラボノ
イド類など数多くの物質が見いだされ、そのうちの幾つ
かは既に実用に供されている。しかしながら、従来既知
の天然抗酸化剤は脂質の酸化抑制を目的とする油溶性の
ものが主体であり、これらの抗酸化剤は油性物質に直接
添加溶解して利用することにより最大の効果が発揮され
る反面、水溶性香料組成物などに対しては充分な劣化防
止効果を有しないという欠点があった。又これら油溶性
抗酸化剤は、例えば界面活性剤等を用いて乳状液とする
か又はアルコール類等に溶解して添加しても、該組成物
に混濁を与えるか又は時間の経過と共に分離する等の課
題がある。
安定であり、保存間における劣化変質を防止することは
重大な課題であるにもかかわらず未だ満足すべき技術は
確立されていない。天然物由来の抗酸化性物質はトコフ
ェロール、ポリフェノール等のフェノール類、フラボノ
イド類など数多くの物質が見いだされ、そのうちの幾つ
かは既に実用に供されている。しかしながら、従来既知
の天然抗酸化剤は脂質の酸化抑制を目的とする油溶性の
ものが主体であり、これらの抗酸化剤は油性物質に直接
添加溶解して利用することにより最大の効果が発揮され
る反面、水溶性香料組成物などに対しては充分な劣化防
止効果を有しないという欠点があった。又これら油溶性
抗酸化剤は、例えば界面活性剤等を用いて乳状液とする
か又はアルコール類等に溶解して添加しても、該組成物
に混濁を与えるか又は時間の経過と共に分離する等の課
題がある。
【0006】一方、ケルセチン、ルチン、コーヒー酸、
メラノイジン等も抗酸化力が強いことがよく知られてい
る。しかし、これらの物質も難溶性、着色性、苦味、価
格が高いことなどの欠点があり、まだ普及するに至って
いない。
メラノイジン等も抗酸化力が強いことがよく知られてい
る。しかし、これらの物質も難溶性、着色性、苦味、価
格が高いことなどの欠点があり、まだ普及するに至って
いない。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、水溶性香
料組成物に配合した場合に、該香料組成物の香気香味に
悪影響を与えることなく且つ充分な劣化変質防止効果を
有し、なお且つ安全性に問題のない劣化変質防止方法を
開発すべく鋭意研究した。その結果、水溶性香料組成物
にα−グルコシルルチンを配合することにより前記のご
とき課題が一挙に解決されることがわかった。
料組成物に配合した場合に、該香料組成物の香気香味に
悪影響を与えることなく且つ充分な劣化変質防止効果を
有し、なお且つ安全性に問題のない劣化変質防止方法を
開発すべく鋭意研究した。その結果、水溶性香料組成物
にα−グルコシルルチンを配合することにより前記のご
とき課題が一挙に解決されることがわかった。
【0008】α−グルコシルルチンに関しては、例えば
食品工業,33(10),48(1990)等に特性及
び食品への応用が記載されている。それによれば、該ル
チンは色素の退色防止効果があり又油脂類の酸化防止剤
として有用であることが開示されている。しかしながら
α−グルコシルルチンが複合要因によって劣化・変敗が
引き起こされるといわれている水溶性香料組成物の変敗
・劣化防止に関して優れた効果のあることに関しては全
く述べられていないし示唆もされていない。以下、本発
明の態様について更に具体的に説明する。
食品工業,33(10),48(1990)等に特性及
び食品への応用が記載されている。それによれば、該ル
チンは色素の退色防止効果があり又油脂類の酸化防止剤
として有用であることが開示されている。しかしながら
α−グルコシルルチンが複合要因によって劣化・変敗が
引き起こされるといわれている水溶性香料組成物の変敗
・劣化防止に関して優れた効果のあることに関しては全
く述べられていないし示唆もされていない。以下、本発
明の態様について更に具体的に説明する。
【0009】本発明における水溶性香料組成物としては
、例えば天然精油を含水アルコールで抽出して得られる
いわゆるエッセンス類;果汁、野菜搾汁、畜肉及び魚貝
類抽出液等の濃縮時に得られる回収香;動植物材料を含
水水混和性有機溶媒で抽出して得られるエキストラクト
類;動植物性材料を液化乃至超臨界状態の炭酸ガスで抽
出して得られる抽出物又は該抽出物から更に含水アルコ
ール可溶部を抽出して得られるエッセンス類等を挙げる
ことができる。
、例えば天然精油を含水アルコールで抽出して得られる
いわゆるエッセンス類;果汁、野菜搾汁、畜肉及び魚貝
類抽出液等の濃縮時に得られる回収香;動植物材料を含
水水混和性有機溶媒で抽出して得られるエキストラクト
類;動植物性材料を液化乃至超臨界状態の炭酸ガスで抽
出して得られる抽出物又は該抽出物から更に含水アルコ
ール可溶部を抽出して得られるエッセンス類等を挙げる
ことができる。
【0010】本発明においては所望により、上記の如き
水溶性香料組成物に可溶化する範囲内であれば如何なる
添加物でも配合することができる。かかる物質としては
、例えば化学合成又は天然物由来の着香料、具体的には
低分子量のアルコール類、エーテル類、エステル類、ア
ルデヒド類、ケトン類、メルカプタン類及びスルフィド
類等の含硫化合物、揮発性有機酸類等の香気を有する化
合物及びこれらを適宜に混合して得られる調合香料等を
挙げることができる。更に動植物材料を炭化水素系有機
溶媒で抽出し、溶媒を除去して得られるオレオレジン類
等の着香料を挙げることができる。また本発明において
は上記の如き着香料のほかに所望により前記水溶性香料
組成物に可溶な着色料、酸味料、甘味料等の他の添加剤
を配合することもできる。
水溶性香料組成物に可溶化する範囲内であれば如何なる
添加物でも配合することができる。かかる物質としては
、例えば化学合成又は天然物由来の着香料、具体的には
低分子量のアルコール類、エーテル類、エステル類、ア
ルデヒド類、ケトン類、メルカプタン類及びスルフィド
類等の含硫化合物、揮発性有機酸類等の香気を有する化
合物及びこれらを適宜に混合して得られる調合香料等を
挙げることができる。更に動植物材料を炭化水素系有機
溶媒で抽出し、溶媒を除去して得られるオレオレジン類
等の着香料を挙げることができる。また本発明において
は上記の如き着香料のほかに所望により前記水溶性香料
組成物に可溶な着色料、酸味料、甘味料等の他の添加剤
を配合することもできる。
【0011】本発明において利用するα−グルコシルル
チンとしては、例えば特公昭54−32073号公報等
に開示されている「ルチン又はエスクリンにでん粉部分
分解物を加え、これにでん粉部分加水分解物からグルコ
ース残基転移作用を有するグリコシダーゼ又はトランス
グリコシダーゼを作用させて、ルチン又はエスクリンに
グルコース残基を等モル以上転移させることによって得
られる水溶性の改善されたルチン又はエスクリン」を挙
げることができる。かかるα−グルコシルルチンは、例
えば「αGルチン」(東洋精糖株式会社)等の商品名で
市販されており、市場で安価に入手することができる。
チンとしては、例えば特公昭54−32073号公報等
に開示されている「ルチン又はエスクリンにでん粉部分
分解物を加え、これにでん粉部分加水分解物からグルコ
ース残基転移作用を有するグリコシダーゼ又はトランス
グリコシダーゼを作用させて、ルチン又はエスクリンに
グルコース残基を等モル以上転移させることによって得
られる水溶性の改善されたルチン又はエスクリン」を挙
げることができる。かかるα−グルコシルルチンは、例
えば「αGルチン」(東洋精糖株式会社)等の商品名で
市販されており、市場で安価に入手することができる。
【0012】水溶性香料組成物に対するα−グルコシル
ルチンの添加量は、水溶性香料組成物中の香気成分の含
有量等によって適宜選択することができるが、一般的に
は該水溶性香料組成物に対して約0.001〜約10重
量%、好ましくは約0.01〜約1重量%程度の範囲が
しばしば採用される。また所望によりα−グルコシルル
チンに加えて従来既知の劣化防止剤、協力剤又は還元剤
、例えばクロロゲン酸、カフェー酸、フェルラ酸、L−
アスコルビン酸、ルチン、ケルセチン等を配合すること
もできるが、その場合の添加量も総量で上記と同程度で
ある。
ルチンの添加量は、水溶性香料組成物中の香気成分の含
有量等によって適宜選択することができるが、一般的に
は該水溶性香料組成物に対して約0.001〜約10重
量%、好ましくは約0.01〜約1重量%程度の範囲が
しばしば採用される。また所望によりα−グルコシルル
チンに加えて従来既知の劣化防止剤、協力剤又は還元剤
、例えばクロロゲン酸、カフェー酸、フェルラ酸、L−
アスコルビン酸、ルチン、ケルセチン等を配合すること
もできるが、その場合の添加量も総量で上記と同程度で
ある。
【0013】水溶性香料組成物に対するα−グルコシル
ルチンの添加方法、添加時期に関しては特別の制約はな
く、該組成物の調製工程の任意の段階で添加することが
できる。具体的には、例えば天然精油、特に柑橘系精油
等を含水アルコールで抽出して得られるいわゆるエッセ
ンス類の製造に際しては、抽出に利用する含水アルコー
ル類にα−グルコシルルチンをあらかじめ添加溶解して
おくか、又は抽出処理によって得られた抽出液にα−グ
ルコシルルチンを添加溶解することによって行うことが
できる。
ルチンの添加方法、添加時期に関しては特別の制約はな
く、該組成物の調製工程の任意の段階で添加することが
できる。具体的には、例えば天然精油、特に柑橘系精油
等を含水アルコールで抽出して得られるいわゆるエッセ
ンス類の製造に際しては、抽出に利用する含水アルコー
ル類にα−グルコシルルチンをあらかじめ添加溶解して
おくか、又は抽出処理によって得られた抽出液にα−グ
ルコシルルチンを添加溶解することによって行うことが
できる。
【0014】また果汁、野菜搾汁、植物材料、畜肉及び
魚貝類抽出液等の濃縮時に得られる水溶性の回収香につ
いては、得られる回収香にα−グルコシルルチンを直接
添加溶解することによって行うことができるが、更に所
望により上記した如き濃縮しようとする抽出液にα−グ
ルコシルルチンを別に添加しておくことによって、香気
の更に一層優れた且つ安定性に優れた回収香を得ること
ができる。
魚貝類抽出液等の濃縮時に得られる水溶性の回収香につ
いては、得られる回収香にα−グルコシルルチンを直接
添加溶解することによって行うことができるが、更に所
望により上記した如き濃縮しようとする抽出液にα−グ
ルコシルルチンを別に添加しておくことによって、香気
の更に一層優れた且つ安定性に優れた回収香を得ること
ができる。
【0015】さらに、動植物材料を水又は水分含量約1
0〜約90%を有する含水メタノール、エタノール、ア
セトン、グリセリン、プロピレングリコール等の含水水
混和性有機溶媒で抽出して得られるエキストラクト類等
においては、α−グルコシルルチンを抽出溶媒に予め添
加しておくか、抽出処理によって得られる抽出液に添加
するか又は抽出液から溶媒を除去した濃縮物に添加する
等のいずれの態様も採用することができる。以下、実施
例により、本発明の実施態様を具体的に詳しく説明する
。
0〜約90%を有する含水メタノール、エタノール、ア
セトン、グリセリン、プロピレングリコール等の含水水
混和性有機溶媒で抽出して得られるエキストラクト類等
においては、α−グルコシルルチンを抽出溶媒に予め添
加しておくか、抽出処理によって得られる抽出液に添加
するか又は抽出液から溶媒を除去した濃縮物に添加する
等のいずれの態様も採用することができる。以下、実施
例により、本発明の実施態様を具体的に詳しく説明する
。
【0016】
【実施例1】レモンオイル50gに65%(v/v)エ
タノール500gを加え室温下で10分間撹拌した後、
静置して分離する上層のテルペン層を除去し、エタノー
ル層を濾紙濾過してレモンフレーバー495gを得た。 得られたレモンフレーバーにαGルチン(東洋精糖)を
0.04重量%添加溶解し、保存安定性に優れたレモン
フレーバーを調整した(本発明品1)。
タノール500gを加え室温下で10分間撹拌した後、
静置して分離する上層のテルペン層を除去し、エタノー
ル層を濾紙濾過してレモンフレーバー495gを得た。 得られたレモンフレーバーにαGルチン(東洋精糖)を
0.04重量%添加溶解し、保存安定性に優れたレモン
フレーバーを調整した(本発明品1)。
【0017】
【比較例1】実施例1と同じレモンオイル50gに65
%(v/v)エタノール500gを加え室温下で10分
間撹拌した後、静置して分離する上層のテルペン層を除
去し、エタノール層を濾紙濾過してレモンフレーバー4
95gを得た(比較品1)。
%(v/v)エタノール500gを加え室温下で10分
間撹拌した後、静置して分離する上層のテルペン層を除
去し、エタノール層を濾紙濾過してレモンフレーバー4
95gを得た(比較品1)。
【0018】
【実施例2】オレンジオイル50gに65%(v/v)
エタノール500g及びαGルチン(東洋精糖)0.5
gを加え、室温で10分間撹拌した後静置して上層のテ
ルペン層を除去し、得られた下層のアルコール層を10
℃に冷却後濾紙濾過してオレンジフレーバー480gを
得た(本発明品2)。
エタノール500g及びαGルチン(東洋精糖)0.5
gを加え、室温で10分間撹拌した後静置して上層のテ
ルペン層を除去し、得られた下層のアルコール層を10
℃に冷却後濾紙濾過してオレンジフレーバー480gを
得た(本発明品2)。
【0019】
【比較例2】実施例2と同じオレンジオイル50gに6
5%(v/v)エタノール500gを加え、室温で10
分間撹拌した後静置して上層のテルペン層を除去し、得
られた下層のアルコール層を10℃に冷却後濾紙濾過し
てオレンジフレーバー480gを得た(比較品2)。
5%(v/v)エタノール500gを加え、室温で10
分間撹拌した後静置して上層のテルペン層を除去し、得
られた下層のアルコール層を10℃に冷却後濾紙濾過し
てオレンジフレーバー480gを得た(比較品2)。
【0020】
【実施例3】マダガスカル産のバニラビーンズ100g
を常圧下に水蒸気蒸留し、回収香(凝縮液)200gを
得た。得られた回収香にαGルチンを0.02重量%添
加溶解させ本発明のバニラフレーバーを得た(本発明品
3)。
を常圧下に水蒸気蒸留し、回収香(凝縮液)200gを
得た。得られた回収香にαGルチンを0.02重量%添
加溶解させ本発明のバニラフレーバーを得た(本発明品
3)。
【0021】
【比較例3】実施例3と同様にしてαGルチン無添加の
比較品を調整した(比較品3)。
比較品を調整した(比較品3)。
【0022】
【実施例4】焙煎粉砕コーヒー豆(サントスNO.2、
L値20)100gに60%(v/v)エタノール50
0gとαGルチン0.5gを加えて70℃で1時間撹拌
抽出後、冷却、遠心分離及び濾紙濾過して本発明のコー
ヒーフレーバー350gを得た(本発明品4)。
L値20)100gに60%(v/v)エタノール50
0gとαGルチン0.5gを加えて70℃で1時間撹拌
抽出後、冷却、遠心分離及び濾紙濾過して本発明のコー
ヒーフレーバー350gを得た(本発明品4)。
【0023】
【比較例4】実施例4においてαGルチンを添加しなか
ったほかは実施例4と同一条件によってコーヒーフレー
バーを調整した(比較品4)。
ったほかは実施例4と同一条件によってコーヒーフレー
バーを調整した(比較品4)。
【0024】
【実施例5】実施例1〜2及び比較例1〜2で得られた
レモンフレーバー及びオレンジフレーバーを温度37℃
で3週間及び2カ月間保存した後、4℃の冷蔵庫に保存
しておいた試料を標準としてそれに対する変質劣化の程
度を、よく訓練された10名のパネルにより官能評価を
行った。その結果を表1(3週間後)及び表2(2カ月
後)に示す。評価点は10名のパネルの平均値で示す(
以下、同じ)。
レモンフレーバー及びオレンジフレーバーを温度37℃
で3週間及び2カ月間保存した後、4℃の冷蔵庫に保存
しておいた試料を標準としてそれに対する変質劣化の程
度を、よく訓練された10名のパネルにより官能評価を
行った。その結果を表1(3週間後)及び表2(2カ月
後)に示す。評価点は10名のパネルの平均値で示す(
以下、同じ)。
【0025】
【表1】
評価点 5 大変優れている。
4 優れている。
3 普通
2 劣っている。
1 大変劣っている。
【0026】
【表2】
【0027】
【実施例6】実施例3〜4及び比較例3〜4得られたバ
ニラフレーバー及びコーヒーフレーバーを実施例5と同
様に温度37℃で3週間及び2カ月間保存した後、4℃
の冷蔵庫に保存しておいた試料を標準としてそれに対す
る変質劣化の程度を、よく訓練された10名のパネルに
より官能評価を行った。その結果を表3(3週間後)及
び表4(2カ月後)に示す。
ニラフレーバー及びコーヒーフレーバーを実施例5と同
様に温度37℃で3週間及び2カ月間保存した後、4℃
の冷蔵庫に保存しておいた試料を標準としてそれに対す
る変質劣化の程度を、よく訓練された10名のパネルに
より官能評価を行った。その結果を表3(3週間後)及
び表4(2カ月後)に示す。
【0028】
【表3】
【0029】
【表4】
【0030】
【実施例7】下記の配合割合により、保存安定性に優れ
たバニラフレーバーを調製した。 バニラエキスブルボン 800gバ
ニリン
15gバニラオレオレジン
10gエタノール
110g水
65gαGルチン
0.4g
たバニラフレーバーを調製した。 バニラエキスブルボン 800gバ
ニリン
15gバニラオレオレジン
10gエタノール
110g水
65gαGルチン
0.4g
【
0031】
0031】
【実施例8】下記の配合割合により、保存安定性に優れ
たコーヒーフレーバーを調製した。 酢酸エチル
3gジアセチル
2g酢酸
1gフルフラ
ール 10g
フルフリルメルカプタン1% 3gコー
ヒーエキス 600g
エタノール
231g水
150gαGルチン
0.4g
たコーヒーフレーバーを調製した。 酢酸エチル
3gジアセチル
2g酢酸
1gフルフラ
ール 10g
フルフリルメルカプタン1% 3gコー
ヒーエキス 600g
エタノール
231g水
150gαGルチン
0.4g
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、天然精油を含水アルコ
ールで抽出して得られるいわゆるエッセンス類;果汁、
野菜搾汁、畜肉及び魚貝類抽出液等の濃縮時に得られる
回収香;動植物材料を水混和性有機溶媒で抽出して得ら
れるエキストラクト類;天然物の水溶性エキストラクト
類などの水溶性香料組成物にα−グルコシルルチンを含
有せしめることによって、該水溶性香料組成物の香気香
味に何らの悪影響を与えることなしにそれら香料組成物
の保存間における香気香味の変質・劣化を効果的に抑制
することができる。
ールで抽出して得られるいわゆるエッセンス類;果汁、
野菜搾汁、畜肉及び魚貝類抽出液等の濃縮時に得られる
回収香;動植物材料を水混和性有機溶媒で抽出して得ら
れるエキストラクト類;天然物の水溶性エキストラクト
類などの水溶性香料組成物にα−グルコシルルチンを含
有せしめることによって、該水溶性香料組成物の香気香
味に何らの悪影響を与えることなしにそれら香料組成物
の保存間における香気香味の変質・劣化を効果的に抑制
することができる。
Claims (1)
- 【請求項1】 水溶性香料組成物にα−グルコシルル
チンを含有せしめることを特徴とする該香料組成物の劣
化防止方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3163446A JPH04363395A (ja) | 1991-06-10 | 1991-06-10 | 水溶性香料組成物の劣化防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP3163446A JPH04363395A (ja) | 1991-06-10 | 1991-06-10 | 水溶性香料組成物の劣化防止方法 |
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| JPH04363395A true JPH04363395A (ja) | 1992-12-16 |
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| JP3163446A Pending JPH04363395A (ja) | 1991-06-10 | 1991-06-10 | 水溶性香料組成物の劣化防止方法 |
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| JP (1) | JPH04363395A (ja) |
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|---|---|---|---|---|
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1991
- 1991-06-10 JP JP3163446A patent/JPH04363395A/ja active Pending
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