JPH04365635A - 車両の動力伝達切換装置 - Google Patents
車両の動力伝達切換装置Info
- Publication number
- JPH04365635A JPH04365635A JP14199491A JP14199491A JPH04365635A JP H04365635 A JPH04365635 A JP H04365635A JP 14199491 A JP14199491 A JP 14199491A JP 14199491 A JP14199491 A JP 14199491A JP H04365635 A JPH04365635 A JP H04365635A
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- JP
- Japan
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- transfer case
- rod
- differential
- cam member
- sleeve
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- Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
- Retarders (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は差動機構を有し、エンジ
ンの動力を前輪用および/または後輪用の車軸への動力
伝達を切り換える動力伝達切換装置に関する。
ンの動力を前輪用および/または後輪用の車軸への動力
伝達を切り換える動力伝達切換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の前輪または後輪へのエンジン動力
伝達を切り換える動力伝達切換装置はたとえば特公昭6
3−3194号公報に開示されている。この開示された
構造では、トランスミッションの出力軸と平行なシフト
ロッドを揺動アームによって軸方向に移動させて動力の
伝達を切り換えるようになっている。
伝達を切り換える動力伝達切換装置はたとえば特公昭6
3−3194号公報に開示されている。この開示された
構造では、トランスミッションの出力軸と平行なシフト
ロッドを揺動アームによって軸方向に移動させて動力の
伝達を切り換えるようになっている。
【0003】
【解決しようとする課題】このような従来の構造では、
動力伝達装置のケースの中央部分にシフトフォークなど
の動力伝達切換装置を動作させる機構を備えているので
構造的に複雑かつ大型になる。したがって、本発明の目
的は、簡単な構造で、しかもコンパクトな動力伝達切換
装置を提供することである。
動力伝達装置のケースの中央部分にシフトフォークなど
の動力伝達切換装置を動作させる機構を備えているので
構造的に複雑かつ大型になる。したがって、本発明の目
的は、簡単な構造で、しかもコンパクトな動力伝達切換
装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決する本発
明は以下のように構成される。本発明に係る動力伝達切
換装置は、前輪に動力を伝達する前輪駆動用部材と該前
輪駆動用部材と同軸上に設けられ後輪に動力を伝達する
後輪駆動用部材とを有し、前輪駆動用部材と後輪駆動用
部材との間の差動を許容しつつ動力伝達行う差動装置と
、前記差動装置を収容するトランスファケースと、前記
軸上に移動して前輪駆動用部材と後輪駆動用部材との差
動の許容および禁止を行うスリーブと、該スリーブに係
合し、スリーブを移動させるシフトフォークと、一端が
前記トランスファケースから突出するように前記軸方向
に延び、該シフトフォークを支持して該軸方向に移動可
能にトランスファケースに支持されるロッドと、該ロッ
ドの一端に係合して回転に応じて該ロッドを軸方向に移
動させるカム部材と、該ロッドをカム部材に付勢する付
勢部材と、前記トランスファケースから張り出して設け
られ、前記カム部材の一端が外部に突出した状態で回転
可能に支持する支持部を有し、前記ロッドのトランスフ
ァケースからの突出部とを収容するケース部材と、該カ
ム部材と上記支持部との間をシールするシール部材とを
備えたことを特徴する。
明は以下のように構成される。本発明に係る動力伝達切
換装置は、前輪に動力を伝達する前輪駆動用部材と該前
輪駆動用部材と同軸上に設けられ後輪に動力を伝達する
後輪駆動用部材とを有し、前輪駆動用部材と後輪駆動用
部材との間の差動を許容しつつ動力伝達行う差動装置と
、前記差動装置を収容するトランスファケースと、前記
軸上に移動して前輪駆動用部材と後輪駆動用部材との差
動の許容および禁止を行うスリーブと、該スリーブに係
合し、スリーブを移動させるシフトフォークと、一端が
前記トランスファケースから突出するように前記軸方向
に延び、該シフトフォークを支持して該軸方向に移動可
能にトランスファケースに支持されるロッドと、該ロッ
ドの一端に係合して回転に応じて該ロッドを軸方向に移
動させるカム部材と、該ロッドをカム部材に付勢する付
勢部材と、前記トランスファケースから張り出して設け
られ、前記カム部材の一端が外部に突出した状態で回転
可能に支持する支持部を有し、前記ロッドのトランスフ
ァケースからの突出部とを収容するケース部材と、該カ
ム部材と上記支持部との間をシールするシール部材とを
備えたことを特徴する。
【0005】好ましい態様では、ロッドは両端部でトラ
ンスファケースに支持され、前記付勢部材は前記軸方向
に関し差動装置の一端側に位置し、前記シフトフォーク
およびスリーブは差動装置の他端側に配置されていると
ともに、前記付勢部材はトランスファケースに一端が支
持される。
ンスファケースに支持され、前記付勢部材は前記軸方向
に関し差動装置の一端側に位置し、前記シフトフォーク
およびスリーブは差動装置の他端側に配置されていると
ともに、前記付勢部材はトランスファケースに一端が支
持される。
【0006】
【作用】本発明によればシフトフォークを支持し軸方向
に移動可能なロッドの一端は、トランスファケースから
突出している。したがって、ロッドを移動させる機構は
トランスファケースの外部に配置される。ロッドを移動
させるに当たっては、トランスファケースから突出した
端面にカム部材を係合させ、該カム部材を回転させるこ
とによってロッドを軸方向に移動させる。ロッドの上記
突出部およびカム部材はトランスファケースの外部に位
置し、これらの部材を収容するためにトランスファケー
スから張り出したケース部材が設けられる。このケース
部材はカム部材の一端が突出するような状態で、該カム
部材回動自在に支持している。この突出部を介してカム
部材回転させ、ロッドを軸方向に移動させると、これに
支持されたシフトフォークが移動し、これによってスリ
ーブが移動する。スリーブは差動装置の前輪駆動用部材
と後輪駆動用部材との係合、解除を行う。これによって
差動装置の差動が禁止または許容される。
に移動可能なロッドの一端は、トランスファケースから
突出している。したがって、ロッドを移動させる機構は
トランスファケースの外部に配置される。ロッドを移動
させるに当たっては、トランスファケースから突出した
端面にカム部材を係合させ、該カム部材を回転させるこ
とによってロッドを軸方向に移動させる。ロッドの上記
突出部およびカム部材はトランスファケースの外部に位
置し、これらの部材を収容するためにトランスファケー
スから張り出したケース部材が設けられる。このケース
部材はカム部材の一端が突出するような状態で、該カム
部材回動自在に支持している。この突出部を介してカム
部材回転させ、ロッドを軸方向に移動させると、これに
支持されたシフトフォークが移動し、これによってスリ
ーブが移動する。スリーブは差動装置の前輪駆動用部材
と後輪駆動用部材との係合、解除を行う。これによって
差動装置の差動が禁止または許容される。
【0007】本発明では、ロッドの両端部をトランスフ
ァケースで支持したので安定した支持を行うことができ
る。切り換え機構のシールはケース部材と外部に突出す
るカム部材の支持部との間のシール部材で行うので、ト
ランスファケースのロッド支持部をシールする必要はな
い。またトランスファケースの外部に設けられたカム部
材のみを手動または自動で操作することよって動力伝達
切換が行える。
ァケースで支持したので安定した支持を行うことができ
る。切り換え機構のシールはケース部材と外部に突出す
るカム部材の支持部との間のシール部材で行うので、ト
ランスファケースのロッド支持部をシールする必要はな
い。またトランスファケースの外部に設けられたカム部
材のみを手動または自動で操作することよって動力伝達
切換が行える。
【0008】付勢部材、スリーブおよびシフトフォーク
などのトランスファケース内に配置される動力伝達切換
装置の構成部品は差動装置の両側に分散して位置してお
り、トランスファケースの内面付近すなわちケースの空
間の周辺部を利用して配置される。
などのトランスファケース内に配置される動力伝達切換
装置の構成部品は差動装置の両側に分散して位置してお
り、トランスファケースの内面付近すなわちケースの空
間の周辺部を利用して配置される。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につき
説明する。図1を参照すると本発明の1実施例に係る動
力伝達装置の断面図が示されている。図おいて本例の動
力伝達装置は前輪および/または後輪にエンジン動力を
分配して伝達するトランスファ装置1であって、トラン
スミッション(図示せず)の出力側に設けられトランス
ミッションケース2にボルト3を介して結合されるトラ
ンスファケース4内に配置される。
説明する。図1を参照すると本発明の1実施例に係る動
力伝達装置の断面図が示されている。図おいて本例の動
力伝達装置は前輪および/または後輪にエンジン動力を
分配して伝達するトランスファ装置1であって、トラン
スミッション(図示せず)の出力側に設けられトランス
ミッションケース2にボルト3を介して結合されるトラ
ンスファケース4内に配置される。
【0010】トランスファ装置1は、先端部でトランス
ミッションの出力軸5の後端を収容してこれとスプライ
ン嵌合した中空の入力軸6と該入力軸6の後端部を収容
してこれを回動自在に支持するとともにさらに後方に延
びる第1出力部材である後輪用出力軸7を備えている。 この出力軸5、入力軸6および後輪用出力軸7は同軸状
に配置される。トランスファケース4は、これらの軸5
、6および7の軸方向に関して2つ割になっており、前
側部分4aと後側部分4bとがボルト4cで結合されて
構成される。
ミッションの出力軸5の後端を収容してこれとスプライ
ン嵌合した中空の入力軸6と該入力軸6の後端部を収容
してこれを回動自在に支持するとともにさらに後方に延
びる第1出力部材である後輪用出力軸7を備えている。 この出力軸5、入力軸6および後輪用出力軸7は同軸状
に配置される。トランスファケース4は、これらの軸5
、6および7の軸方向に関して2つ割になっており、前
側部分4aと後側部分4bとがボルト4cで結合されて
構成される。
【0011】トランスファ装置1は入力軸6と同軸上に
トランスミッション側から順に第2出力部材である前輪
駆動用スプロケット8、傘歯車式の差動歯車装置9、多
板クラッチ式のビスカスカップリングである差動制限装
置10および差動禁止装置すなわち差動制限装置のロッ
ク機構11がそれぞれ配置される。トランスファケース
4内には、スプロケット12を有しトランスミッション
の出力軸と平行に延びる前輪用駆動軸13が配置される
。入力軸6と同軸上に設けられる前輪駆動用スプロケッ
ト8と、前輪用駆動軸13上に設けられるスプロケット
12とは、チェーン14によって動力伝達可能に結合さ
れている。
トランスミッション側から順に第2出力部材である前輪
駆動用スプロケット8、傘歯車式の差動歯車装置9、多
板クラッチ式のビスカスカップリングである差動制限装
置10および差動禁止装置すなわち差動制限装置のロッ
ク機構11がそれぞれ配置される。トランスファケース
4内には、スプロケット12を有しトランスミッション
の出力軸と平行に延びる前輪用駆動軸13が配置される
。入力軸6と同軸上に設けられる前輪駆動用スプロケッ
ト8と、前輪用駆動軸13上に設けられるスプロケット
12とは、チェーン14によって動力伝達可能に結合さ
れている。
【0012】入力軸6はトランスファケース4の前端部
に設けられるボールベアリング式の軸受装置15に支持
され、また入力軸6と同軸上に配置される後輪用出力軸
7はトランスファケース4の後端部に設けられる軸受装
置16によって支持される。また、前輪用駆動軸13は
、スプロケット12の両側でトランスファケース4に設
けられるボールベアリング式の軸受装置17、18によ
って支持される。
に設けられるボールベアリング式の軸受装置15に支持
され、また入力軸6と同軸上に配置される後輪用出力軸
7はトランスファケース4の後端部に設けられる軸受装
置16によって支持される。また、前輪用駆動軸13は
、スプロケット12の両側でトランスファケース4に設
けられるボールベアリング式の軸受装置17、18によ
って支持される。
【0013】さらにトランスミッションケース2には、
入力軸6の前端部に係合するオイルシール19が設けら
れる。差動歯車装置9は、傘歯車式であり、入力軸6と
同軸上に対向して配置される第1サイドギア20と、第
2サイドギア21を有する。第1サイドギア20はスプ
ロケット8と一体に設けられ、第2サイドギア21は、
後輪用出力軸7の前端にこれと一体的に設けられる。第
1および第2サイドギア20、21の間には、ピニオン
軸22に支持されたピニオンギア23が両サイドギア2
0、21と噛合関係を有して介在する。ピニオン軸22
は入力軸6にスプライン結合しており、入力軸6の回転
動力が伝達されうるようになっている。
入力軸6の前端部に係合するオイルシール19が設けら
れる。差動歯車装置9は、傘歯車式であり、入力軸6と
同軸上に対向して配置される第1サイドギア20と、第
2サイドギア21を有する。第1サイドギア20はスプ
ロケット8と一体に設けられ、第2サイドギア21は、
後輪用出力軸7の前端にこれと一体的に設けられる。第
1および第2サイドギア20、21の間には、ピニオン
軸22に支持されたピニオンギア23が両サイドギア2
0、21と噛合関係を有して介在する。ピニオン軸22
は入力軸6にスプライン結合しており、入力軸6の回転
動力が伝達されうるようになっている。
【0014】スプロケット8すなわち第1サイドギア2
0はその中心部を入力軸6が貫通する筒体であって、入
力軸6によりこれと相対回転可能に支持される。図示の
ようにスプロケット8の歯形成部は第1サイドギア20
の歯形成部の半径方向外側に形成されており、両者は重
なった位置関係になっている。本例の構造では入力軸6
の軸方向に関し、スプロケット8の歯形成部の後端部は
、第1サイドギア20の歯形成部を越えてピニオン軸2
2の中心軸付近まで延びている。
0はその中心部を入力軸6が貫通する筒体であって、入
力軸6によりこれと相対回転可能に支持される。図示の
ようにスプロケット8の歯形成部は第1サイドギア20
の歯形成部の半径方向外側に形成されており、両者は重
なった位置関係になっている。本例の構造では入力軸6
の軸方向に関し、スプロケット8の歯形成部の後端部は
、第1サイドギア20の歯形成部を越えてピニオン軸2
2の中心軸付近まで延びている。
【0015】上記スプロケット8および第1サイドギア
20を構成する筒体は、スプロケット8の歯形成部を越
え、ピニオンギアの外側をその形状に沿って湾曲しつつ
さらに後方に延びている。この筒体の後端には、筒体に
連続して後方に延びる環状の延長部24が設けられる。 この延長部24の前端は、ボルト24aによって筒体の
後端に結合されている。延長部24の後端部は、第2サ
イドギア21の背後まで延び、後輪用出力軸7に回動可
能に支持されている。したがって、スプロケット8およ
び第1サイドギア20を構成する筒体とこの筒体の後部
に一体的に結合される延長部24との結合体はアーチ状
の断面を有する回転体を成し、内部にピニオン軸22、
ピニオンギア23および第2サイドギア22を包み込む
差動歯車装置9のデフケースを構成する。この場合、上
記回転体の前部を構成する上記筒体は入力軸6に回動可
能に支持され、一方、回転体後部を構成する延長部24
は、後輪用出力軸7に回動可能に支持される。したがっ
て、デフケースを構成するアーチ状の回転体は前後両端
で支持されることになる。
20を構成する筒体は、スプロケット8の歯形成部を越
え、ピニオンギアの外側をその形状に沿って湾曲しつつ
さらに後方に延びている。この筒体の後端には、筒体に
連続して後方に延びる環状の延長部24が設けられる。 この延長部24の前端は、ボルト24aによって筒体の
後端に結合されている。延長部24の後端部は、第2サ
イドギア21の背後まで延び、後輪用出力軸7に回動可
能に支持されている。したがって、スプロケット8およ
び第1サイドギア20を構成する筒体とこの筒体の後部
に一体的に結合される延長部24との結合体はアーチ状
の断面を有する回転体を成し、内部にピニオン軸22、
ピニオンギア23および第2サイドギア22を包み込む
差動歯車装置9のデフケースを構成する。この場合、上
記回転体の前部を構成する上記筒体は入力軸6に回動可
能に支持され、一方、回転体後部を構成する延長部24
は、後輪用出力軸7に回動可能に支持される。したがっ
て、デフケースを構成するアーチ状の回転体は前後両端
で支持されることになる。
【0016】差動制限装置10は、差動歯車装置9の後
端側に隣接して設けられ、入力軸6と同軸上に外筒部材
25とこれに対向する内筒部材26とを有する。外筒部
材25の内面には、リング状の複数のクラッチプレート
27が入力軸6の軸方向に所定の間隔で取り付けられる
とともに、内筒部材26の外面には、同様にリング状の
複数のクラッチプレート28がそれぞれ外筒25のクラ
ッチプレート27の間に位置するように所定の間隔をお
いて取り付けられる。すわなち内外筒のクラッチプレー
ト27、28は、交互にオーバーラップした関係で配置
される。外筒部材25の前後の端部には、リング状の端
板29、30が取り付けられる。端板29、30の内端
側には、シール部材31、32が設けられ、このシール
部材31、32を介して内筒部材26の外面と接触する
ようになっている。これによって外筒部材25と内筒部
材26とのクラッチプレート27、28が配置される空
間は閉空間となり、この閉空間には粘性流体が封入され
てビスカスカップリングを構成する。
端側に隣接して設けられ、入力軸6と同軸上に外筒部材
25とこれに対向する内筒部材26とを有する。外筒部
材25の内面には、リング状の複数のクラッチプレート
27が入力軸6の軸方向に所定の間隔で取り付けられる
とともに、内筒部材26の外面には、同様にリング状の
複数のクラッチプレート28がそれぞれ外筒25のクラ
ッチプレート27の間に位置するように所定の間隔をお
いて取り付けられる。すわなち内外筒のクラッチプレー
ト27、28は、交互にオーバーラップした関係で配置
される。外筒部材25の前後の端部には、リング状の端
板29、30が取り付けられる。端板29、30の内端
側には、シール部材31、32が設けられ、このシール
部材31、32を介して内筒部材26の外面と接触する
ようになっている。これによって外筒部材25と内筒部
材26とのクラッチプレート27、28が配置される空
間は閉空間となり、この閉空間には粘性流体が封入され
てビスカスカップリングを構成する。
【0017】この場合、外筒部材25の前部端板29に
はスプラインが形成され、延長部24の外面に形成され
たスプラインとスプライン結合しており、回転体の回転
力が伝達され得るようになっている。また、内筒部材2
6は、後輪用出力軸7とスプライン結合しており後輪用
出力軸7の回転とともに回転する。ロック機構11は、
差動制限装置10の後端側に隣接して設けられる。ロッ
ク機構11は差動制限装置10の内筒部材26の後端部
を後方に延長して形成される部分とスプライン結合する
スリーブ33と、一端でこのスリーブ33に係合して軸
方向に移動させるシフトフォーク34と、入力軸6に平
行に延びシフトフォーク34の他端を支持するロッド3
5とを有する。ロッド35はトランスファケース4を突
出して延びており、両端でトランスファケース4に軸方
向移動可能に支持されている。ロッド35の後端にはカ
ム部材36が係合している。さらにロッド35には、該
ロッド35を図において右方に付勢するコイルバネ37
が設けられ、該バネ37はトランスファケース4の内面
との間に圧縮状態で係合している。
はスプラインが形成され、延長部24の外面に形成され
たスプラインとスプライン結合しており、回転体の回転
力が伝達され得るようになっている。また、内筒部材2
6は、後輪用出力軸7とスプライン結合しており後輪用
出力軸7の回転とともに回転する。ロック機構11は、
差動制限装置10の後端側に隣接して設けられる。ロッ
ク機構11は差動制限装置10の内筒部材26の後端部
を後方に延長して形成される部分とスプライン結合する
スリーブ33と、一端でこのスリーブ33に係合して軸
方向に移動させるシフトフォーク34と、入力軸6に平
行に延びシフトフォーク34の他端を支持するロッド3
5とを有する。ロッド35はトランスファケース4を突
出して延びており、両端でトランスファケース4に軸方
向移動可能に支持されている。ロッド35の後端にはカ
ム部材36が係合している。さらにロッド35には、該
ロッド35を図において右方に付勢するコイルバネ37
が設けられ、該バネ37はトランスファケース4の内面
との間に圧縮状態で係合している。
【0018】スリーブ33の前端部外面には差動制限装
置10の外筒部材25の後部端板30の後端に設けられ
た内側スプラインと係合する外側スプラインが設けられ
る。スリーブ33は図示の位置では、外筒部材25とス
プライン結合しておらず、したがって、外筒部材25と
内筒部材26とは相対回転可能の状態となっている。す
なわち、ロック機構11は解除の状態にある。スリーブ
33は前方、すなわち図において左方に移動して外筒部
材25とスプライン結合すると差動制限装置10の内外
筒は相対回転不能に結合されてロック機構11が作動状
態となる。
置10の外筒部材25の後部端板30の後端に設けられ
た内側スプラインと係合する外側スプラインが設けられ
る。スリーブ33は図示の位置では、外筒部材25とス
プライン結合しておらず、したがって、外筒部材25と
内筒部材26とは相対回転可能の状態となっている。す
なわち、ロック機構11は解除の状態にある。スリーブ
33は前方、すなわち図において左方に移動して外筒部
材25とスプライン結合すると差動制限装置10の内外
筒は相対回転不能に結合されてロック機構11が作動状
態となる。
【0019】図2を合わせて参照すると、カム部材36
はトランスファケース4から張り出して形成されたケー
ス部分38に回動可能に取り付けられている。カム部材
36は、ロッド35の端面と係合するカム部を挟んで両
端で支持されている。ケース部分38の一端は開口して
おり、その開口部からカム部材36の一端が突出して操
作部36aを構成する。この操作部36aには、適当な
操作部材を係合させるための貫通穴39が設けられてい
る。また、操作部36に隣接する支持部にはリング状の
オイルシール40が、ケース部分38の内面とカム部材
36の外面との間に介在する。また、他方の支持部には
、両者の間にピン42が介在するように挿入され、カム
部材36がケース部分38内において所定の位置に保持
されるようになっている。カム部材36のカム部はカム
部材36の回転中心軸に関して非対称に形成してあるの
で、カム部材36が回転するのに応じてロッド35は図
1において左右に移動し、これにともないシフトフォー
ク34を介してスリーブ33が上記ロック機構11の作
動位置と解放位置との間を左右に移動することとなる。
はトランスファケース4から張り出して形成されたケー
ス部分38に回動可能に取り付けられている。カム部材
36は、ロッド35の端面と係合するカム部を挟んで両
端で支持されている。ケース部分38の一端は開口して
おり、その開口部からカム部材36の一端が突出して操
作部36aを構成する。この操作部36aには、適当な
操作部材を係合させるための貫通穴39が設けられてい
る。また、操作部36に隣接する支持部にはリング状の
オイルシール40が、ケース部分38の内面とカム部材
36の外面との間に介在する。また、他方の支持部には
、両者の間にピン42が介在するように挿入され、カム
部材36がケース部分38内において所定の位置に保持
されるようになっている。カム部材36のカム部はカム
部材36の回転中心軸に関して非対称に形成してあるの
で、カム部材36が回転するのに応じてロッド35は図
1において左右に移動し、これにともないシフトフォー
ク34を介してスリーブ33が上記ロック機構11の作
動位置と解放位置との間を左右に移動することとなる。
【0020】以上の構造において、エンジンからの動力
はトランスミッション装置を介してトランスミッション
装置の出力軸5に伝達され、これとスプライン結合され
た差動歯車装置9の入力軸6に伝達される。入力軸6に
伝達された動力は、入力軸6とスプライン結合したピニ
オン軸22に伝達され、これをピニオンギア23ととも
に入力軸6周りの回動させる。このときピニオンギア2
3は第1サイドギア20、第2サイドギア21と噛合し
ているので、ピニオン軸2の入力軸6周りの回動によっ
てサイドギア20、21が入力軸6周りに回動する。第
1サイドギア20はスプロケット8と一体で回転体を構
成しているので、第1サイドギア20の回動はスプロケ
ット8の回転を意味する。このスプロケット8の回転は
チェーン14を介してスプロケット12に伝達され、前
輪用駆動軸13を回転させる。
はトランスミッション装置を介してトランスミッション
装置の出力軸5に伝達され、これとスプライン結合され
た差動歯車装置9の入力軸6に伝達される。入力軸6に
伝達された動力は、入力軸6とスプライン結合したピニ
オン軸22に伝達され、これをピニオンギア23ととも
に入力軸6周りの回動させる。このときピニオンギア2
3は第1サイドギア20、第2サイドギア21と噛合し
ているので、ピニオン軸2の入力軸6周りの回動によっ
てサイドギア20、21が入力軸6周りに回動する。第
1サイドギア20はスプロケット8と一体で回転体を構
成しているので、第1サイドギア20の回動はスプロケ
ット8の回転を意味する。このスプロケット8の回転は
チェーン14を介してスプロケット12に伝達され、前
輪用駆動軸13を回転させる。
【0021】また、第2サイドギア21に伝達された動
力は、第2サイドギア21と一体に設けられた後輪用出
力軸7に伝達されて後輪を駆動する。差動制限装置10
の外筒部材25は、スプロケット8および第1サイドギ
ア20と一体回転する延長部24とスプライン結合して
いるので前輪駆動系への動力によって回転する。また、
差動制限装置10の内筒部材26は、後輪用出力軸7と
スプライン結合しているので後輪駆動系の動力によって
回転する。この場合外筒部材25と、内筒部材26との
回転差が大きくなると内外筒のクラッチプレート27、
28および両者の間に介在する粘性流体との間の摩擦力
が大きくなって前後輪駆動系の回転差の増大に抵抗する
。すなわち、差動制限装置10の差動制限動作が発揮さ
れることになる。
力は、第2サイドギア21と一体に設けられた後輪用出
力軸7に伝達されて後輪を駆動する。差動制限装置10
の外筒部材25は、スプロケット8および第1サイドギ
ア20と一体回転する延長部24とスプライン結合して
いるので前輪駆動系への動力によって回転する。また、
差動制限装置10の内筒部材26は、後輪用出力軸7と
スプライン結合しているので後輪駆動系の動力によって
回転する。この場合外筒部材25と、内筒部材26との
回転差が大きくなると内外筒のクラッチプレート27、
28および両者の間に介在する粘性流体との間の摩擦力
が大きくなって前後輪駆動系の回転差の増大に抵抗する
。すなわち、差動制限装置10の差動制限動作が発揮さ
れることになる。
【0022】一方、カム部材36の貫通穴39に適当な
操作部材を係合して回転させロッド35を図示の位置か
ら左にバネ37を圧縮しつつ移動させると、シフトフォ
ーク34がスリーブ33を左方に移動させる。これによ
って、スリーブ33が外筒部材25とスプライン結合し
、差動制限装置10の内外筒25、26の相対回転を拘
束するロック状態となる。この結果入力軸6と後輪用出
力軸7との相対回転はなくなり、エンジン動力は後輪用
出力部材である出力軸7および前輪用出力部材であるス
プロケット8に対して差動禁止状態で伝達されることと
なる。
操作部材を係合して回転させロッド35を図示の位置か
ら左にバネ37を圧縮しつつ移動させると、シフトフォ
ーク34がスリーブ33を左方に移動させる。これによ
って、スリーブ33が外筒部材25とスプライン結合し
、差動制限装置10の内外筒25、26の相対回転を拘
束するロック状態となる。この結果入力軸6と後輪用出
力軸7との相対回転はなくなり、エンジン動力は後輪用
出力部材である出力軸7および前輪用出力部材であるス
プロケット8に対して差動禁止状態で伝達されることと
なる。
【0023】
【効果】本発明によれば、ロッドの両端部をトランスフ
ァケースで支持したので安定した支持を行うことができ
る。切り換え機構のシールはケース部材と外部に突出す
るカム部材の支持部との間にシール部材を一箇所設ける
だけで行うことができるので簡単な構造にすることがで
きる。しかもこのシール部材にはスラスト方向の力は作
用しないので信頼性、耐久性の面でも好ましい。また、
トランスファケースの外部に設けられたカム部材のみを
手動または自動で操作することよって動力伝達切換が行
えるので、構成が簡単でありコンパクトである。
ァケースで支持したので安定した支持を行うことができ
る。切り換え機構のシールはケース部材と外部に突出す
るカム部材の支持部との間にシール部材を一箇所設ける
だけで行うことができるので簡単な構造にすることがで
きる。しかもこのシール部材にはスラスト方向の力は作
用しないので信頼性、耐久性の面でも好ましい。また、
トランスファケースの外部に設けられたカム部材のみを
手動または自動で操作することよって動力伝達切換が行
えるので、構成が簡単でありコンパクトである。
【0024】付勢部材、スリーブおよびシフトフォーク
などのトランスファケース内に配置される動力伝達切換
装置の構成部品は差動装置の両側に分散して位置させる
のでトランスファケース空間の周辺部を有効利用できコ
ンパクト化を図ることができる。
などのトランスファケース内に配置される動力伝達切換
装置の構成部品は差動装置の両側に分散して位置させる
のでトランスファケース空間の周辺部を有効利用できコ
ンパクト化を図ることができる。
【図1】本発明の1実施例にかかる動力伝達装置の断面
図、
図、
【図2】差動禁止装置のカム機構を示す部分断面図であ
る。
る。
1 動力伝達装置
2 トランスミッションケース
3 ボルト
4 トランスファケース
5 トランスミッション出力軸
6 入力軸
7 後輪用出力軸
8 スプロケット
9 差動歯車装置
10 差動制限装置
11 ロック機構
12 スプロケット
13 前輪用駆動軸
14 チェーン
15 軸受装置
16 軸受装置
17 軸受装置
18 軸受装置
20 第1サイドギア
21 第2サイドギア
22 ピニオン軸
23 ピニオンギア
24 延長部
25 外筒部材
26 内筒部材
27 クラッチプレート
28 クラッチプレート
29 端板
30 端板
31 シール部材
32 シール部材
33 スリーブ
34 シフトフォーク
35 ロッド
36 カム部材
37 バネ
38 ケース部分
39 貫通穴
40 オイルシール
Claims (2)
- 【請求項1】前輪に動力を伝達する前輪駆動用部材と該
前輪駆動用部材と同軸上に設けられ後輪に動力を伝達す
る後輪駆動用部材とを有し、前輪駆動用部材と後輪駆動
用部材との間の差動を許容しつつ動力伝達行う差動装置
と、前記差動装置を収容するトランスファケースと、前
記軸上に移動して前輪駆動用部材と後輪駆動用部材との
差動の許容および禁止を行うスリーブと、該スリーブに
係合し、スリーブを移動させるシフトフォークと、一端
が前記トランスファケースから突出するように前記軸方
向に延び、該シフトフォークを支持して該軸方向に移動
可能にトランスファケースに支持されるロッドと、該ロ
ッドの一端に係合して回転に応じて該ロッドを軸方向に
移動させるカム部材と、該ロッドをカム部材に付勢する
付勢部材と、前記トランスファケースから張り出して設
けられ、前記カム部材の一端が外部に突出した状態で回
転可能に支持する支持部を有し、前記ロッドのトランス
ファケースからの突出部とを収容するケース部材と、該
カム部材と上記支持部との間をシールするシール部材と
を備えたことを特徴する車両の動力伝達切換装置。 - 【請求項2】前記ロッドは両端部でトランスファケース
に支持されており、前記付勢部材は前記軸方向に関し差
動装置の一端側に位置し、前記シフトフォークおよびス
リーブは差動装置の他端側に配置されているとともに、
前記付勢部材はトランスファケースに一端が支持されて
いる請求項1記載の動力伝達切換装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14199491A JPH04365635A (ja) | 1991-06-13 | 1991-06-13 | 車両の動力伝達切換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14199491A JPH04365635A (ja) | 1991-06-13 | 1991-06-13 | 車両の動力伝達切換装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04365635A true JPH04365635A (ja) | 1992-12-17 |
Family
ID=15304926
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14199491A Pending JPH04365635A (ja) | 1991-06-13 | 1991-06-13 | 車両の動力伝達切換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04365635A (ja) |
-
1991
- 1991-06-13 JP JP14199491A patent/JPH04365635A/ja active Pending
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