JPH04367133A - ポイント・ツー・ポイント通信ネットワークのlan仮想化方法 - Google Patents

ポイント・ツー・ポイント通信ネットワークのlan仮想化方法

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JPH04367133A
JPH04367133A JP3156213A JP15621391A JPH04367133A JP H04367133 A JPH04367133 A JP H04367133A JP 3156213 A JP3156213 A JP 3156213A JP 15621391 A JP15621391 A JP 15621391A JP H04367133 A JPH04367133 A JP H04367133A
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  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、分散データ処理環境
において複数のポイント・ツー・ポイント通信リンクを
用いて仮想的なLAN(ローカル・エリア・ネットワー
ク)を構築する手法に係わり、とくに動的なノード構成
を可能にしたものである。
【0002】
【従来の技術】近年のワークステーションの普及に伴な
い、LANをベースとしたワークステーション間の通信
・分散処理が広く利用されるようになり、標準LANの
仕様インターフェースをベースとした各種アプリケーシ
ョンが整備されつつある。これと呼応して、ワークステ
ーションの利用場所の地理的分散・拡大の要求が増大し
、LANの距離上・構成ノード上の制限を取り除くため
、LANをワイドエリアネットワークのポイント・ツー
・ポイント通信回線と組み合わせる手法や、ポイント・
ツー・ポイント回線上にLANインターフェースを提供
し仮想的なLANを形成する手法が各種開発されてきて
いる。
【0003】ところでポイント・ツー・ポイント回線で
はLANには本質的に存在しないレイヤ3(ネットワー
ク・レイヤ)の処理を行なう必要がある。従来の手法で
は、静的なネットワークを仮定してレイヤ3処理に関す
る問題を言及していないものが多い(例えば特開63−
146536号広報)。また、レイヤ3制御を何らかの
形で意味付けして既存インターフェースの中に取り込む
ことで解決を図っているものもある(例えば、IBM 
ISDN アダプタで採用されているISDNBIOS
では、データ・セッションの設定・解放時に物理リンク
の設定・解放を同時に行う方式を採用している。ISD
NBIOSについては米国インターナショナル・ビジネ
ス・マシーンズ・コーポレーション発行のUser’s
 Guide:ISDN Co−Processor 
Support Programおよび ISDNBI
OS Interface Description:
ISDN Co−Processor Support
 Programに記載がある)。前者は、各ノードの
自律性が高い場合の考慮がなされておらず、特に各ユー
ザが1台のワークステーションを持ち、通信の利用率が
低いような環境においては不経済なものであった。後者
は、LAN本来の処理を越えるものをLANインターフ
ェースに加えることにより、広範な既存LANアプリケ
ーションのポイント・ツー・ポイント回線上での利用に
制限を加えるものとなっている(例えば、上述のISD
NBIOSでは論理データリンクは各物理リンクに対し
て1つしか張れないという制限が加わる)。
【0004】LANの遠隔アクセスを可能としているシ
ステムとしては、現在IEEE 802.1、802.
5委員会で規定されたLANブリッジをベースとしたス
プリット・ブリッジによる複数の遠隔LAN接続や、I
EEE 802.9 委員会で進められているLAN/
ISDN相互接続技術がある。前者は、LANの各サイ
トでの存在を仮定しており、LANの無い環境には適用
できない。さらに、LAN間接続の動的変更は考慮され
ていない。後者は、LAN側にはLANの、ISDN側
にはISDNのネットワーク・インターフェースを見せ
てシステムの混在を隠すことを主眼としており、仮想L
ANが目的とするLANアプリケーションの利用は不可
能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術は、ネ
ットワークの構成の動的変更に対する考慮がなされてい
ないものが多く、またなされていても既存のLANイン
ターフェースに組み込む形式を採用したため広範な既存
のLANアプリケーションの利用に難点があった。
【0006】この発明はLAN本来の利用形態でもある
ノードの自律的な利用形態にも対応できる仮想的なLA
Nを複数のポイント・ツー・ポイント通信リンクを用い
て提供することを目的とする。これと同時に既存LAN
アプリケーションの利用を可能とするため、LANの標
準インターフェースをそのままの形式で提供することを
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明では、以上の目
的を達成するために、LANの参加ノードの物理的構成
の動的な変化を制御・管理するレイヤ3制御部(ネット
ワーク・レイヤ制御部)を、LANアプリケーションが
要求するデータ転送を処理するレイヤ2制御部(データ
リンク・レイヤ制御部)とは独立な非同期プロセスとし
て実現する手法を採る。そしてレイヤ3制御部がテーブ
ル形式で保持・管理するLAN構成情報を元に、レイヤ
2制御部がLANデータ転送要求をポイント・ツー・ポ
イント回線上で実現する。
【0008】
【作用】実際のLANにはないレイヤ3制御をレイヤ2
制御と独立して実現することにより、レイヤ3リンクの
設定・切断というLANにはない明示的な処理を、ノー
ドの加入・離脱というLANインターフェース側とは独
立な事象としてシミュレートでき、これはLANインタ
ーフェース側のレイヤ2制御部と非同期に動作する。よ
ってこれにより、従来のLAN LLC(論理リンク・
コントロール) インターフェース機能群をそれらに何
らの制限を課することなく忠実に提供することができる
。また動的な参加ノード構成が可能となり、任意の参加
者間での任意の仮想的なLANをワイドエリアネットワ
ーク下で構築することができる。
【0009】
【実施例】以下この発明の一実施例の仮想LANシステ
ムについて図面を参照して説明しよう。
【0010】図1はこの仮想LANシステムが動的にそ
の構成を変えていく過程の一例を示す。例えば、図1の
例のような動的構成が発生するシナリオとして以下のよ
うな分散ワークステーション環境における利用形態が考
えられる。先ず、ノードAのワークステーションが単独
で作業を行っているとする(図1−a)。ここでAはノ
ードBのワークステーションと共同作業(例えば共同文
書作成)のため、Bとレイヤ3リンク(以下レイヤ3リ
ンクをレイヤ2のリンクと区別するため物理リンクと呼
ぶ)を張り(図1−b)、通信を開始する。この作業中
、ノードCのワークステーションからAへ電子メッセー
ジが送られてくるとする。この場合ノードCがAに対し
物理リンクを張り(図1−c)、そしてデータ通信を行
う。 さらに、上述の共同作業にノードD上のワークステーシ
ョンの参加が必要となったとすると、Dとの間に物理リ
ンクを張り作業を進めることとなる(図1−d)。最後
に並行して処理されていたA・C間のメッセージのやり
取りが終了したとすると、A・C間の物理リンクは切断
される(図1−e)。
【0011】この実施例では IEEE 802 LA
Nアプリケーションをそのまま動作可能とするために、
上述したような物理リンクの動的な構成過程において、
その各時点での対応するLANのサービスを仮想的にア
プリケーションに提供する手法を採る。例えば、図1の
各時点においてこの仮想LANシステムは、ノードAの
LANアプリケーションに図2に示すLANと同等のビ
ューを提供する。以下では、先ず仮想LANを提供する
際に考慮すべき事象を列挙し、そしてその各場合におけ
るLANシステムと仮想LANシステム間の相違点並び
に仮想LANシステム実現のための問題点を明確にし、
その後この実施例が取る手法について言及する。
【0012】先ず、仮想LANシステムの構成を変更さ
せる事象には、大別して以下の3つのケースが考えられ
る。 ケース1)  物理リンクを自ノードから張る場合。 
      .....図1−b ケース2)  物理リンクが他ノードから張られる場合
。    .....図1−c ケース3)  物理リンクを切断する(自ノード/他ノ
ードから)場合。..... 図1−e
【0013】ケース1(物理リンクが他ノードから張ら
れる場合)およびケース2(物理リンクを自ノードから
張る場合)はLANでは相手ノードが立上りLANに加
入した状態に対応する。LANでは各ノードが自律的に
加入を行うが、仮想LANでは物理リンクの接続という
明示的な処理を要する。LANにおけるノードの加入と
いう独立事象をシミュレートするため、仮想LANでは
物理リンクの接続を非同期に発生する外部事象として処
理する必要がある。
【0014】ケース3(物理リンクを切断する場合)は
、LANでは相手ノードの(パワーオフ等による)LA
Nからの離脱を意味する。LANでは各ノードが自律的
に離脱を行うが、仮想LANでは物理リンクの切断とい
う明示的な処理を要する。LANにおけるノードの離脱
という独立事象をシミュレートするため、仮想LANで
は物理リンクの接続を非同期に発生する外部事象として
処理する必要がある。
【0015】データの送受信処理に関しては、大別して
以下の2つの場合を考慮する必要がある。 ケース4)  物理リンクが張られている場合。   
       ..... 図1−d ケース5)  物理リンクが全く張られていない場合。     ..... 図1−a
【0016】ケース4(物理リンクが張られている場合
)は、通常のデータ送受信を行っている場合である。 仮想LANシステムでは、共用通信媒体を用いるLAN
とは異なり、実際にデータを送出する回線を選択する必
要が生じる。又、LANのLLC(論理リンク・コント
ロール)フレームのポイント・ツー・ポイント回線のD
LC(データ・リンク・コントロール)フレームへのマ
ッピングも必要となる。さらにMAC(メディア・アク
セス・コントロール)レベルのコマンドを内部で処理を
する必要がある。
【0017】この特殊な場合として、ケース5がある。 ケース5(物理リンクが全く張られていない場合)は、
LANでは自ノードのみがパワーオン(又はLANに加
入)している状態に対応する。ポイント・ツー・ポイン
ト回線では、物理リンク接続とレイヤ2の通信の間には
順序関係があるためこの状態におけるレイヤ2通信は物
理接続エラーとして解される。これに対しLANでは、
レイヤ2データはLAN上に送出される。通信相手の不
在の検出は、これが必要な場合のみタイムアウトなどの
機構により上位レイヤで検出される。よって仮想LAN
では、この状態においてもレイヤ2データの送信を図2
−aにおけるLANの動作をシミュレートする形で受付
ける必要がある。
【0018】図3に、仮想LANシステムの各ノードの
構成を示す。図3において破線の内部に示されるものが
、仮想LANを実現するためのモジュール群であり、モ
ジュールには (1) ポイント・ツー・ポイント通信リンク制御モジ
ュール(NCM)1 (2) 仮想LANネットワーク構成マネージャ(PN
M)2 (3) IEEE 802 LANステーション・コン
ポーネント(SC)3 (4) LANシミュレータ (LS)4(5) 仮想
LAN構成テーブル5 が含まれる。
【0019】ポイント・ツー・ポイント通信リンク制御
モジュール1は、このノードに実際に接続されているポ
イント・ツー・ポイント通信リンクの制御(レイヤ3の
ネットワーク接続制御およびレイヤ2のDLC制御[S
DLC(Synchronous Data Link
 Control)、LAPB(Link Acces
s Procedure Balanced)等])を
行なう部分で、既存の各種ポイント・ツー・ポイント通
信制御システムと同等のものである。各ノードに1つ以
上の通信リンク制御モジュール1が存在する。
【0020】仮想LANネットワーク構成マネージャ2
は通信リンク制御モジュール1のレイヤ3を利用して、
呼の設定・解放を統一的に制御し、仮想LANを論理的
に形成する。上位アプリケーション(ポイント・ツー・
ポイント呼設定モジュール6)には物理リンクの設定・
切断といった仮想LAN形成のためのコマンド・プリミ
ティブを提供する。ネットワーク構成マネージャ2の動
作の詳細は後述する。
【0021】IEEE 802 LANステーション・
コンポーネント3は IEEE 802 LANを実現
するソフトウェア・モジュールで、IEEE 802 
の LAN LLCステーション・コンポーネントと同
等のものである。これは IEEE 802 インター
フェースを上位レイヤ・アプリケーション7たとえばA
PPC(Advanced Program−to−P
rogramCommunication)、NETB
IOS(Network Basic Input/O
utput System)、TCP/IP(Tran
smission Control Protocol
/ Internet Protocol)に提供し、
IEEE 802 に準拠したLANアプリケーション
であれば変更なしに動かすことができる。ステーション
・コンポーネント3はLANのLLCフレームを組立て
、これをLANシミュレータ4に渡す。LANのMAC
アドレスはこのステーション・コンポーネント3に対応
して割り振られる。
【0022】LANシミュレータ4の主な仕事は、現在
の仮想LANの構成に基づいてステーション・コンポー
ネント3から渡されたLANのLLCフレームに対応す
るポイント・ツー・ポイント通信リンクを判別し、これ
をそのリンク用DLCフレーム(LAPBフレーム等)
に変換し、対応する通信リンク制御モジュール1に渡す
ことである。また、通信リンク制御モジュール1へ到着
したDLCフレームをLANのLLCフレームに変換し
、これをステーション・コンポーネント3へ渡す。この
動作の詳細は後述する。また、LANシミュレータ4は
自ノードMACアドレスの追加・削除(後述)やLAN
ハードウェアの初期化要求などのMACコマンドを解釈
・処理する。LANハードウェアの初期化要求に対して
は、LANシミュレータ4の内部状態及び自ノードアド
レスの初期化の処理を行なう。
【0023】図4に典型的なLANおよびポイント・ツ
ー・ポイント通信リンクのLLCフレーム形式(IEE
E 802 LLCフレーム、LAPBフレーム)を示
す。
【0024】LANのLLCフレーム(図4−a)には
宛先アドレスフィールド(DA)、発信元アドレスフィ
ールド(SA)があり、これを用いてLAN上の複数の
ノードの中から一対の通信ノード(宛先・発信元ノード
)を決定している。さらに、DSAP・SSAPフィー
ルドを用いてノード上のSAP(サービス・アクセス・
ポイント)を指定する形式になっており、これで一対の
ノード上のSAP間でのLLCフレームの送信が可能と
なる。DA、SAには、ステーション・コンポーネント
3毎に割り当てられているLANのMACアドレスを利
用する。このMACアドレスにはLANノードを一意的
に判別できる個別MACアドレスの他に、グループMA
Cアドレス、ファンクショナルMACアドレス、同報通
信用MACアドレスを指定することができる。各ノード
では、自ノードのこれらのアドレスをソフトウェア的に
設定するためのMACコマンドが提供される。  これ
に対し、ポイント・ツー・ポイント通信リンクのDLC
フレーム(図4−b)では、通信相手ノードは物理的に
一意に決まるため、DA、SAフィールドはない。また
、LANとは違ってSAPフィールドもない、すなわち
SAPをベースとしてフレームを形成していない。その
かわりに、1つのアドレスフィールド(A)が提供され
、これを用いて1物理リンク上での論理リンクの多重化
を実現している。この実施例においても、このアドレス
フィールドを用いて通常のデータ用のレイヤ2リンクと
仮想LAN管理データ用のレイヤ2リンクを多重化する
。送信側では、LANシミュレータ4でLANのLLC
フレームからマッピングされたDLCフレームをデータ
用リンクへ、ネットワーク構成マネージャからの管理デ
ータ及び自ノードアドレス変換のMACコマンド発生時
(後述)のLANシミュレータ4からの管理データを仮
想LAN管理用リンクへ流す。受信側では、データ用リ
ンクからのデータをLANシミュレータ4に、仮想LA
N管理用リンクからのデータをネットワーク構成マネー
ジャ2に渡す。
【0025】LANシミュレータ4が用いる現在の仮想
LANの構成情報は、仮想LAN構成テーブル5(図5
)に格納される。このテーブルの各エントリーには、N
CM番号、ノード上に定義されているMACアドレス、
MACアドレスのタイプ、各物理リンクで使われるDL
Cの種類、そしてアドレス・インデックス番号が収めら
れている。NCM番号0のエントリーには自ノードのア
ドレス情報が、それ以外は対応する通信リンク制御モジ
ュールを介して接続されているノードのアドレス情報が
収められている。物理リンクが張られていない通信リン
ク制御モジュールのエントリーは空である。アドレス・
インデックス番号は、相手ノードに複数のMACアドレ
スが定義されている場合(1つの個別MACアドレス+
複数のグループ又はファンクショナルMACアドレス)
にこれを識別するために使われる。同報通信用アドレス
に対しては固定のアドレス・インデックス番号(例えば
−1)が割り当てられる。
【0026】相手ノードのアドレス情報は、呼の接続・
切断と共にネットワーク構成マネージャ2によって更新
・管理される。図6に呼の接続時(ケース1(発信者側
)、およびケース2(着信者側))におけるネットワー
ク構成マネージャ2の動作例を示す。レイヤ3プロトコ
ルで物理リンクの設定が終了すると、ネットワーク構成
マネージャ2は対応する通信リンク制御モジュール1上
でレイヤ2の仮想LAN間利用リンクを張り、これを用
いて自ノードに登録されているアドレスを互いに相手側
に送る。受手側のネットワーク構成マネージャ2では、
この相手ノードアドレスを仮想LAN構成テーブル5の
対応するNCM番号のエントリーに登録する。図に示す
ように、このテーブル情報の交換の前後で、テーブルの
独占アクセス権の獲得・解放(LOCK、UNLOCK
)を行なう。 これは、自ノード情報の更新(後述)による情報の不整
合が発生するのを防ぐ。又、この呼設定処理の段階でレ
イヤ2データ用リンクも張り、LANシミュレータ4間
のデータ転送処理の準備をする。
【0027】呼の切断時(ケース3)のネットワーク構
成マネージャ2の動作を図7に示す。ネットワーク構成
マネージャ2は物理リンク切断のレイヤ3プロトコルの
完了後、仮想LAN構成テーブル5から切断された物理
リンクに対応する通信リンク制御モジュール1に関連す
るすべてのエントリーを削除する。
【0028】自ノードのアドレス情報は、デフォールト
のアドレスに関してはシステムの立ち上げ時にこれを設
定する。それ以外は、すなわちMACコマンドによる自
ノードアドレスの追加削除は、ステーション・コンポー
ネント3を経由してLANシミュレータ4が受付け処理
をする。この動作を図8に示す。ここでも、テーブルの
独占アクセス権の獲得・解放を処理の前後で行なう。追
加または削除されたエントリーは仮想LAN管理リンク
を用いて現在接続されているすべての相手ノードに知ら
せる。受信側(ネットワーク構成マネージャ2)は、こ
れを元に仮想LAN構成テーブル5を更新する。
【0029】LANシミュレータ4でのデータ送受信処
理(送信先物理リンクの選択・LAN LLCフレーム
とポイント・ツー・ポイント回線のDLCフレーム間の
フレームマッピング)には、以上のようにして用意され
た仮想LAN構成情報を利用する。この処理はデータの
送受信時点での情報を元に行なっており、構成情報の変
更と非同期で実現できる。データの送受信の手順を以下
に示す。なおこのデータは、ポイント・ツー・ポイント
回線上ではアドレスフィールド(A)による多重化を用
いて仮想LAN管理用データと区別される。
【0030】1.送信側LANシミュレータ4は仮想L
AN構成テーブル5を参照して、LAN LLCフレー
ムのDAフィールドに対応するMACアドレスを持つ通
信リンク制御モジュール1を探す。 2.発見できれば、DA、SAフィールドを外してデー
タをその通信リンク制御モジュール1のデータ用リンク
へ送り出す。ここでDSAP、SSAP、制御フィール
ドは情報フレームの一部として送られる。また同時に、
受信MACアドレスに対応するアドレス・インデックス
番号情報も情報フィールドに含める。 3.グループ・アドレス及びファンクショナル・アドレ
スに対する送信の場合は、すべての対応する通信リンク
制御モジュール1に対して1、2を繰り返して実行する
。又、同報通信ではすべての通信リンク制御モジュール
1が選択される。 4.1で指定されたアドレスが発見できなければそのフ
レームは捨てられる。 5.受信側通信リンク制御モジュール1によりレイヤ2
データ用リンクのデータ−のみLANシミュレータ4へ
渡される。(管理用データは上述のとおりネットワーク
構成マネージャ2に渡される。) 6.受信側LANシミュレータ4はDLCフレームから
LLCフレームを仮想LAN構成テーブル5を用いて以
下のように組み立てる。SAフィールドは受信したNC
M番号下の個別MACアドレスを仮想LAN構成テーブ
ル5を用いて、DAフィールドは情報フィールドを用い
て送られてきたアドレス・インデックス番号に対応する
自ノードMACアドレスをテーブル5を用いてそれぞれ
復元する。DSAP、SSAP、制御.情報フィールド
はDLCフレームの情報フィールドから取り出してセッ
トする。
【0031】以上、物理リンクが張られている場合(ケ
ース4)における送受信の機構を述べたが、これは物理
リンクが全く張られていない場合(ケース5)にそのま
ま対応できる。すなわち1で対応する通信リンク制御モ
ジュール1が見つからないため自動的にステップ4へ移
り、フレームは破棄されることになる。
【0032】なおこの発明は上述実施例に限定されるも
のではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が
可能である。たとえば上述実施例では仮想LANのみに
言及したが、仮想LANと実際のLANとをブリッジ手
法により結合することもできる。
【0033】
【発明の効果】この発明で得られる効果としては、先ず
、 − 任意の参加者間での任意のLANの動的な形成、−
 LANシステムのリモートシステムへの拡張、が挙げ
られる。さらにその上で、 − 既存LANアプリケーションの有効利用、− アプ
リケーションの共用によるソフトウェア開発効率の向上
、などが挙げられる。
【0034】遠隔接続もサポートするポイント・ツー・
ポイント通信リンクの利用によりLANにあった距離の
制限は当然のことながらなくなる。その上(LANの無
い環境、例えばポータブルマシンの利用時などでも)任
意の参加者間での任意のLANが動的に形成できるとい
うメリットがあり、この点で距離の制限を取ることので
きる遠隔LANブリッジよりも勝っている。又、動的な
仮想LANの形成は各ユーザが1台のワークステーショ
ンを持ち、通信の利用率が低いような分散ワークステー
ション環境における経済性の面でのメリットもある。
【0035】これまでこのような手法が考えられなかっ
た理由としては、遠隔通信リンクのコスト高・低スピー
ドという問題があったためと考えられる。逆に言うと、
この制限があったため、これを打ち破ることのできるL
ANが普及したともいえる。現時点では、未だ上記問題
が解決されてはなく、ローカル・システムとの格差が残
ってはいるが、近年の光ファイバの普及、ATM(As
ynchronous Transfer Mode)
、広帯域ISDNの前進などを見ると、近い将来通信ハ
ードウェアの面でのローカル・リモートの格差は埋めら
れていくと考えられる。
【0036】これに対し、ソフトウェアの面での進歩は
格段に遅いと言える。そこで、豊富な既存のLANアプ
リケーションの利用は非常に有効な一手段と考えらる。 ところが、遠隔通信リンクのネットワーク形態はLAN
の形態とは異なり、サポートされる通信インターフェー
スも異なる。このため、将来高速リモート通信リンクが
出現しても、現在LANベースで広く研究が進められて
いる分散処理アプリケーションなどの比較的高速な通信
媒体が必要な既存のアプリケーションの利用は難しい。 本発明で述べるLANの特性を忠実に再現し全く同じイ
ンターフェースを提供する仮想LANの導入がこの問題
を解決し、上記のメリットを得るキーとなるといえる。 さらに、アプリケーションの共用という面でも、ソフト
ウェアの開発効率を大きく改善するものと期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の動的な構成の変化例を示す
図である。
【図2】図1の構成の変化に対応するLAN構成を示す
図である。
【図3】上述実施例の構成を示すブロック図である。
【図4】上述実施例のLANシミュレータ4の動作を説
明するための図である。
【図5】上述実施例の仮想LAN構成テーブルの内容を
説明する図である。
【図6】上述実施例の仮想LANネットワーク構成マネ
ージャ2の動作を説明するフローチャートである。
【図7】上述実施例の  仮想LANネットワーク構成
マネージャ2の動作を説明するフローチャートである。
【図8】上述実施例の  仮想LANネットワーク構成
マネージャ2の動作を説明するフローチャートである。
【符合の説明】
1・・・ポイント・ツー・ポイント通信リンク制御モジ
ュール、2・・・仮想ネットワーク構成マネージャ、3
・・・IEEE  802LANステーション・コンポ
ーネント、4・・・LANシミュレータ、5・・・仮想
LAN構成テーブル、6・・・ポイント・ツー・ポイン
ト呼設定モジュール、7・・・上位レイヤ・アプリケー
ション。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポイント・ツー・ポイント通信リンクによ
    り接続される複数のノードの各々に、上位レイヤのコマ
    ンドからLANの論理リンク・コントロール・サブレイ
    ヤのデータ・ユニットを生成し、かつ上記論理リンク・
    コントロール・サブレイヤのデータ・ユニットから上記
    上位レイヤへのリスポンスを生成する論理リンク・コン
    トロール・サブレイヤ処理手段と、上記ポイント・ツー
    ・ポイント通信リンクを制御するリンク制御手段と、当
    該仮想LANシステムの構成情報をストアする手段と、
    上記ポイント・ツー・ポイント通信リンクの接続および
    切断に応じて上記仮想LANの構成情報を修正する手段
    と、上記論理リンク・コントロール・サブレイヤ処理手
    段からの上記LANの論理リンク・コントロール・サブ
    レイヤのデータ・ユニットを、上記構成情報に応じて、
    ポイント・ツー・ポイント通信リンクのデータ・ユニッ
    トに変換して、上記リンク制御手段に供給する手段と、
    上記リンク制御手段が受け取ったポイント・ツー・ポイ
    ント通信リンクのデータ・ユニットを、上記構成情報に
    応じて、上記LANの論理リンク・コントロール・サブ
    レイヤのデータ・ユニットに変換して上記論理リンク・
    コントロール・サブレイヤ処理手段に供給する手段とを
    設け、上記ノードの各々においてLANの論理リンク・
    コントロール・サブレイヤに対するアプリケーションを
    実行できるようにしたことを特徴とするLANを仮想化
    したポイント・ツー・ポイント通信ネットワーク。
  2. 【請求項2】上記ポイント・ツー・ポイント通信リンク
    のデータ・ユニットはデータ・リンク・コントロール・
    レイヤのデータ・ユニットとする請求項1記載のポイン
    ト・ツー・ポイント通信ネットワーク。
  3. 【請求項3】ポイント・ツー・ポイント通信リンクによ
    り接続される複数のノードの各々に、上位レイヤのコマ
    ンドからLANの論理リンク・コントロール・サブレイ
    ヤのデータ・ユニットを生成するステップと、上記論理
    リンク・コントロール・サブレイヤのデータ・ユニット
    から上記上位レイヤへのリスポンスを生成するステップ
    と、上記ポイント・ツー・ポイント通信リンクを制御す
    るステップと、仮想LANの構成情報をストアするステ
    ップと、上記ポイント・ツー・ポイント通信リンクの接
    続および切断に応じて上記仮想LANの構成情報を修正
    するステップと、上記論理リンク・コントロール・サブ
    レイヤのデータ・ユニットを、上記構成情報に応じて、
    ポイント・ツー・ポイント通信リンクのデータ・ユニッ
    トに変換して、上記ポイント・ツー・ポイント通信リン
    クを介して転送するステップと、上記ポイント・ツー・
    ポイント通信リンクを介して受け取った上記ポイント・
    ツー・ポイント通信リンクのデータ・ユニットを上記論
    理リンク・コントロール・サブレイヤのデータ・ユニッ
    トに変換するステップとを実行させることを特徴とする
    ポイント・ツー・ポイント通信ネットワークのLAN仮
    想化方法。
  4. 【請求項4】ポイント・ツー・ポイント通信リンクによ
    り接続される複数のノードの各々に、当該ノードと他の
    ノードとの間においてポイント・ツー・ポイント通信リ
    ンクの接続を行うステップと、上記ポイント・ツー・ポ
    イント通信リンクの接続に応じて仮想LANの構成情報
    を修正するステップと、上位レイヤのコマンドからLA
    Nの論理リンク・コントロール・サブレイヤのデータ・
    ユニットを生成するステップと、上記論理リンク・コン
    トロール・サブレイヤのデータ・ユニットを、上記構成
    情報に応じて、ポイント・ツー・ポイント通信リンクの
    データ・ユニットに変換して、上記ポイント・ツー・ポ
    イント通信リンクを介して転送するステップと、上記ポ
    イント・ツー・ポイント通信リンクを介して受け取った
    上記ポイント・ツー・ポイント通信リンクのデータ・ユ
    ニットを上記論理リンク・コントロール・サブレイヤの
    データ・ユニットに変換するステップと、上記論理リン
    ク・コントロール・サブレイヤのデータ・ユニットから
    上記上位レイヤへのリスポンスを生成するステップと、
    当該ノードと他のノードとの間において上記ポイント・
    ツー・ポイント通信リンクの切断を行うステップと、上
    記ポイント・ツー・ポイント通信リンクの切断に応じて
    仮想LANの構成情報を修正するステップとを実行させ
    ることを特徴とするポイント・ツー・ポイント通信ネッ
    トワークのLAN仮想化方法。
  5. 【請求項5】上記仮想LANの構成情報を修正するため
    のデータが、上記論理リンク・コントロール・サブレイ
    ヤのデータ・ユニットに変換されるべきデータとともに
    上記ポイント・ツー・ポイント通信リンクを介して転送
    される請求項4記載のポイント・ツー・ポイント通信ネ
    ットワークのLAN仮想化方法。
  6. 【請求項6】上記ポイント・ツー・ポイント通信リンク
    のデータ・ユニットは、上記構成情報を修正するための
    データか、論理リンク・コントロール・サブレイヤのデ
    ータ・ユニットに変換されるべきデータかを表示するフ
    ィールドを含む請求項5記載のポイント・ツー・ポイン
    ト通信ネットワークのLAN仮想化方法。
  7. 【請求項7】複数のノードをポイント・ツー・ポイント
    通信リンクにより接続してなるポイント・ツー・ポイン
    ト通信ネットワークのLAN仮想化用アダプタにおいて
    、上位レイヤのコマンドからLANの論理リンク・コン
    トロール・サブレイヤのデータ・ユニットを生成し、か
    つ上記論理リンク・コントロール・サブレイヤのデータ
    ・ユニットから上記上位レイヤへのリスポンスを生成す
    る論理リンク・コントロール・サブレイヤ処理手段と、
    上記ポイント・ツー・ポイント通信リンクを制御するリ
    ンク制御手段と、当該仮想LANシステムの構成情報を
    ストアする手段と、上記ポイント・ツー・ポイント通信
    リンクの接続および切断に応じて上記仮想LANの構成
    情報を修正する手段と、上記論理リンク・コントロール
    ・サブレイヤ処理手段からの上記LANの論理リンク・
    コントロール・サブレイヤのデータ・ユニットを、上記
    構成情報に応じて、ポイント・ツー・ポイント通信リン
    クのデータ・ユニットに変換して、上記リンク制御手段
    に供給する手段と、上記リンク制御手段が受け取ったポ
    イント・ツー・ポイント通信リンクのデータ・ユニット
    を、上記構成情報に応じて、上記LANの論理リンク・
    コントロール・サブレイヤのデータ・ユニットに変換し
    て上記論理リンク・コントロール・サブレイヤ処理手段
    に供給する手段とを設け、上記ノードの各々においてL
    ANの論理リンク・コントロール・サブレイヤに対する
    アプリケーションを実行できるようにしたことを特徴と
    するポイント・ツー・ポイント通信ネットワークの仮想
    LANアダプタ。
  8. 【請求項8】ポイント・ツー・ポイント通信リンクによ
    り接続されるノードにおいて実行されるLAN仮想化用
    コンピュータ・プログラム製品において、上位レイヤの
    コマンドからLANの論理リンク・コントロール・サブ
    レイヤのデータ・ユニットを生成するステップと、上記
    論理リンク・コントロール・サブレイヤのデータ・ユニ
    ットから上記上位レイヤへのリスポンスを生成するステ
    ップと、上記ポイント・ツー・ポイント通信リンクを制
    御するステップと、仮想LANの構成情報をストアする
    ステップと、上記ポイント・ツー・ポイント通信リンク
    の接続および切断に応じて上記仮想LANの構成情報を
    修正するステップと、上記論理リンク・コントロール・
    サブレイヤのデータ・ユニットを、上記構成情報に応じ
    て、ポイント・ツー・ポイント通信リンクのデータ・ユ
    ニットに変換して、上記ポイント・ツー・ポイント通信
    リンクを介して転送するステップと、上記ポイント・ツ
    ー・ポイント通信リンクを介して受け取った上記ポイン
    ト・ツー・ポイント通信リンクのデータ・ユニットを上
    記論理リンク・コントロール・サブレイヤのデータ・ユ
    ニットに変換するステップとを上記ノードに実行させる
    ことを特徴とするLAN仮想化用コンピュータ・プログ
    ラム製品。
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