JPH04367504A - 塩素ガスの濃縮方法 - Google Patents
塩素ガスの濃縮方法Info
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- JPH04367504A JPH04367504A JP3141780A JP14178091A JPH04367504A JP H04367504 A JPH04367504 A JP H04367504A JP 3141780 A JP3141780 A JP 3141780A JP 14178091 A JP14178091 A JP 14178091A JP H04367504 A JPH04367504 A JP H04367504A
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
用する塩素の濃縮方法に関するものである。
の化学産業で使用されており、各所に塩素の分離のため
の設備が存在する。従来、塩素を含むガスより塩素を分
離する方法としては、ガスを加圧・冷却して液体塩素と
しガスより分離する方法や、塩素系有機溶剤に塩素を吸
収させた溶剤をストリッピングすることにより塩素を分
離する方法が知られている。
ので高価で保守管理の面倒なガス圧縮機や冷凍設備など
が必要となり、特に塩素濃度の比較的低いガスより塩素
を分離する場合には非常な高圧または極低温による操作
となり設備費が増大する。
炭素を使用するが、昨今のフロンガスによる環境問題に
より四塩化炭素の使用が禁止される方向にあり将来でも
有効な方法とは言えなくなった。
り塩素を分離する方法の一つに圧力スイング吸着法があ
る。この分離法の脱着工程では吸着剤に吸着した塩素を
脱着させる際、高真空度減圧下で脱着を行う必要がある
。しかし、工業規模においてこの高真空度を達成するに
は、技術的、経済的に問題が残る。本発明は圧力スイン
グ吸着法の脱着工程をパージと減圧を同時に行うことに
より、工業規模で達成できる真空度で塩素を効率的に脱
着する方法を提供することにある。
として用いられる手段に圧力スイング吸着法がある。こ
の方法の脱着工程では吸着剤に吸着した塩素を脱着させ
る際、高真空度減圧で脱着を行う必要がある。しかし、
工業規模においてこの高真空度を達成するのは、技術的
、経済的に問題が残る。そこで本発明者らは、工業的に
望ましい減圧度で塩素を効率的に脱着することができな
いかという点について鋭意検討し、工業的な減圧度で塩
素を脱着することが可能であることを見出し本発明に至
った。
ガスには塩素以外のガスとしては、酸素・窒素・二酸化
炭素・一酸化炭素・水素・アルゴン・メタンなどの炭化
水素等が存在してよいが、圧力スイング吸着法でこれら
を含むガスから塩素を分離するには、これらのガスと吸
着剤との吸着親和力が塩素に対する場合より充分に差が
あるものを選択する必要がある。そこで本発明に使用す
る塩素の吸着剤としては、合成および天然ゼオライト、
非ゼオライト系多孔質酸性酸化物や活性炭および分子ふ
るいカーボンのような炭素質吸着剤が選択される。
、Y型、L型、ZSM型、天然モルデナイトなどが挙げ
られるが、好ましくは、X型、Y型、L型、ZSM型で
あり、特に好ましくは高ケイ素含有のゼオライトである
。
、アルミナ、シリカ、シリカアルミナ、チタニア、マグ
ネシア等が挙げられる。活性炭としては、果実殻系・木
材系・石炭系・石油系などが吸着剤として使用できが、
この中でも分子ふるいカーボン、ヤシ殻活性炭が好まし
い。これらの吸着剤に対しては塩素は前記の各ガスに比
較しより強い親和力を有しているので、これらの吸着剤
を充填した吸着塔に塩素を含有するガスを導入すると塩
素が他のガスより優先的に吸着されるので、吸着塔のガ
ス出口側では塩素濃度の低いガスが、時にはほとんど検
出されない程度までのガスが得られる。
塩素濃度には特に制限はない。塩素濃度が低い場合には
、脱着による再生操作までの吸着時間は長く取ることが
できる。なお、この吸着操作の操作圧力は後の塩素の脱
着操作より高い圧力にする。
入ガスに含まれる塩素以外のガスの種類や経済的な問題
で決定される。たとえばY型ゼオライトを吸着剤として
使用し、同伴ガスに二酸化炭素が混合されている場合に
は、常温付近でも充分な塩素吸着を行なうことができる
。一方、充填物の劣化防止や設備の材質劣化を防止する
ために原料ガス中の水分は低い方が良く、1000pp
m以下が望ましい。
近づいたところで原料としての塩素を含有するガスの吸
着塔への供給を停止する。続いて吸着塔の操作圧力を降
下させ、吸着している塩素およびその他のガスを脱着さ
せる。この時の脱着操作では真空ポンプ等による減圧脱
着とパージ脱着が同時に行われる。この減圧パ−ジ脱着
再生により、工業的に望ましい減圧度で吸着剤に強く吸
着される塩素を効率的に脱着することができる。また、
この脱着で必要なパージガス量は吸着剤に吸着している
塩素に比べわずかであり、塩素濃度への影響は小さい。 ここでのパージガスには吸着塔出側の処理済ガスを使用
しているが、経済的、設備的に有効であれば外部からパ
ージガスを用いてもよい。また、操作温度は任意である
が、基本的には吸着時の温度と同じにする方が経済的で
ある。もちろん経済的に有効であればいわゆるサーマル
スイング方式をとることも可能である。
も塩素濃度の高いガスを得ることができるとともに塩素
を吸着した吸着剤は脱塩素されるので再生することがで
き、再び次の吸着操作を繰り返し行うことができる。次
に、工業規模におけるより具体的な形での実施の状態に
ついて説明する。図1はその形態を示す。
よりガス圧縮機2に送られ、ここで吸着圧力まで昇圧さ
れた後、切換弁3を経て、3基の吸着塔4a、4b、4
cの内の第1の吸着塔4aに送り込まれる。3基の吸着
塔4a、4b、4cには各々前出の塩素を優先的に吸着
する吸着剤が充填されており、加圧状態で導入された原
料ガス中の塩素が優先的に吸着され、吸着塔4aの出口
には塩素の含有率の低いガス、時にはほとんど検出でき
ない程度に低い塩素濃度のガス(以下処理済ガスとする
)が得られる。この脱塩素ガスは切換弁5、弁6を経て
ブロア7に送られ排出される。(吸着工程)。
着塔4aから吐出した処理済ガスの一部が流量調節機構
8、切換弁9を経て第2の吸着塔4b内に導入され、こ
の塔内に圧力が処理済ガスによって高められる充圧工程
が実施されており、また第3の吸着塔4cではこの塔内
と真空ポンプ10が切換弁11,12aを経て接続され
、同時に吸着塔4aから吐出した処理済ガスの一部が流
量調節機構8、切換弁16を経て吸着塔4c内に導入さ
れ、この塔内の吸着剤が減圧パ−ジ状態で再生処理され
る再生工程が実施されている。
なった吸着塔4aは、切換弁3の切り換えによって原料
ガスの導入が停止されると共に、切換弁13の切り換え
によって塔内が真空ポンプ10とが切換弁12aを経て
接続され、同時に吸着工程にある吸着塔4bから吐出し
た処理済ガスの一部が流量調節機構8、切換弁19を経
て吸着塔4a内に導入され、この塔内が減圧パージ状態
になり、吸着剤に吸着された塩素が脱着され吸着剤が再
生される(再生工程)。この再生工程で製品としての塩
素濃度の高いガスを真空ポンプ10の吐出口から得るこ
とができ、この塩素を高濃度に含有したガスは下流の消
費工程に送られる。
切換弁14を経て導入され、この塔の出口から処理済ガ
スが吐出し、切換弁15、弁6を経てブロア7に送られ
排出される。また第3の吸着塔4cでは第2の吸着塔4
bから吐出される処理済ガスの一部が流量調節機構8、
切換弁16を経て導入され、この塔内の圧力が処理済ガ
スによって高められる充圧工程が実施されている。その
後第3の吸着塔4cでは切換弁17を経て原料ガスが導
入され、処理済ガスが切換弁18、弁6を経てブロア7
に送られ排出される。これと同時に第1の吸着塔4aで
は、第3の吸着塔4cから吐出される処理済ガスの一部
が流量調節機構8、切換弁19を経て導入され、この塔
内の圧力が処理済ガスによって高められる充圧工程が実
施されている。この時第2の吸着塔4bでは、切換弁1
4の切り換えにより原料ガスの導入が停止されると共に
、切換弁20の切り換えによって塔内が真空ポンプ10
とが切換弁12aを経て接続され、同時に吸着工程にあ
る吸着塔4cから吐出した処理済ガスの一部が流量調節
機構8、切換弁9を経て吸着塔4b内に導入され、この
塔内が減圧パージ状態になり、吸着剤に吸着された塩素
が脱着され、吸着剤が再生される。
4a、4b、4cについて交互に操り返すことによって
塩素を含有する原料ガスより塩素を分離し、原料ガス中
の塩素濃度以上の塩素濃度のガスを連続的に得ることが
できる。
明する。 実施例1 合成Y型ゼオライト(ZEOCHEM製)を夫々40g
を充填したステンレス製の吸着塔3塔中の第1吸着塔に
25〜30℃にて塩素(15%)・二酸化炭素(15%
)・ヘリウム(70%)の組成のガスを5atmの圧力
に調節して200ml/minで12分間通気した。 この間第1吸着塔から流出する処理済ガスをガスクロマ
トグラフ分析を行いガス組成を分析したところ塩素ガス
は100〜300ppm検出された。通気完了後、原料
ガスの供給を停止し再生工程に移る。再生は真空ポンプ
で第1吸着塔100mmHg abs.の圧力におき
、同時に吸着工程にある第2吸着塔出側から得られる処
理済ガスの一部(5ml/min)を用いて第1吸着塔
へ吸着時と逆方向のガス流れでパージを5分間行い、塩
素ガスを脱着させた。脱着したガスを分析したところ塩
素濃度77%であり、この時吸着塔内の吸着ガス回収率
は99%であった。この脱着後の吸着カラムに再び初め
と同様の組成のガスを同条件で通気したところ、やはり
12分間は流出するガスの塩素濃度は100〜300p
pmであった。
を充填したステンレス製の吸着塔3塔中の第1吸着塔に
25〜30℃にて塩素(15%)・二酸化炭素(15%
)・ヘリウム(70%)の組成のガスを5atmの圧力
に調節して200ml/minで12分間通気した。 この間第1吸着塔から流出する処理済ガスをガスクロマ
トグラフ分析を行いガス組成を分析したところ塩素ガス
は100〜300ppm検出された。
工程に移る。再生は真空ポンプで第1吸着塔を200m
mHg abs.の圧力におき、同時に吸着工程にあ
る第2吸着塔出側から得られる処理済ガスの一部(5m
l/min)を用いて第1吸着塔へ吸着時と逆方向のガ
ス流れでパ−ジを5分間行い、塩素ガスを脱着させた。 脱着したガスを分析したところ塩素濃度67%であり、
この吸着塔内の吸着ガス回収率は80%であった。この
脱着後の吸着カラムに再び初めと同様の組成のガスを同
条件で通気したところ、やはり12分間は流出するガス
の塩素濃度は100〜300ppmであった。
gを充填したステンレス製の吸着塔3塔中の第1吸着塔
に60℃にて、塩素(15%)・二酸化炭素(15%)
・ヘリウム(70%)の組成のガスを5atmの圧力に
調節して200ml/minで6分間通気した。この間
第1吸着塔から流出する処理済ガスをガスクロマトグラ
フ分析を行いガス組成を分析したところ、塩素ガスは2
00〜500ppm検出された。
工程に移る。再生は真空ポンプで第1吸着塔を100m
mHg abs.の圧力におき、同時に吸着工程にあ
る第2吸着塔出側から得られる処理済ガスに一部(5m
l/min)を用いて、第1吸着塔へ吸着時と逆方向の
ガス流れでパージを5分間行い、塩素ガスを脱着させた
。 脱着したガスを分析したところ塩素濃度71%であり、
この時吸着塔内の吸着ガス回収率は99%であった。こ
の脱着後の吸着カラムに再び初めと同様の組成のガスを
同条件で通気したところ、やはり6分間は流出するガス
の塩素濃度は200〜500ppmであった。
g充填したステンレス製の吸着塔3塔中の第1吸着塔に
60℃にて塩素(15%)・二酸化炭素(15%)・ヘ
リウム(70%)の組成のガスを5atmの圧力に調節
して200ml/minで6分間通気した。この間第1
吸着塔から流出する処理済ガスをガスクロマトグラフ分
析を行いガス組成の分析したところ塩素ガスは300〜
800ppm検出された。通気完了後原料ガスの供給を
停止し再生工程に移る。再生は真空ポンプで第1吸着塔
を100mmHg abs.の圧力におき、同時に吸
着工程にある第2吸着塔出側から得られる処理済ガスの
一部(5ml/min)を用いて第1吸着塔へ吸着時と
逆方向のガス流れでパ−ジを5分間行い、塩素ガスを脱
着させた。脱着したガスを分析したところ塩素濃度71
%であり、この時吸着塔内の吸着ガス回収率は99%で
あった。この脱着後の吸着カラムに再び初めと同様の組
成のガスを同条件で通気したところ、やはり6分間は流
出するガスの塩素濃度は300〜800ppmであった
。
を充填したステンレス製の吸着塔3塔中の第1吸着塔に
60℃にて塩素(15%)・二酸化炭素(15%)・ヘ
リウム(70%)の組成のガスを5atmの圧力に調節
して、200ml/minで6分間通気した。この間第
1吸着塔から流出する処理済ガスをガスクロマトグラフ
分析を行いガス組成を分析したところ、塩素ガスは20
0〜500ppm検出された。
工程に移る。再生は真空ポンプで第1吸着塔を100m
mHg abs.の圧力におき、同時に吸着工程にあ
る第2吸着塔出側から得られる処理済ガスの一部(5m
l/min)を用いて第1吸着塔へ吸着時と逆方向のガ
ス流れでパージを5分間行い、塩素ガスを脱着させた。 脱着したガスを分析したところ塩素濃度79%であり、
この時吸着塔内の吸着ガス回収率は99%であった。こ
の脱着後の吸着塔に再び初めと同様の組成のガスを同条
件で通気したところ、やはり6分間は流出するガスの塩
素濃度は200〜500ppmであった。
を充填したステンレス製の吸着塔3塔中の第1吸着塔に
25〜30℃にて塩素(15%)・二酸化炭素(15%
)・ヘリウム(70%)の組成のガスを5atmの圧力
に調節して200ml/minで12分間通気した。 この間第1吸着塔から流出する処理済ガスをガスクロマ
トグラフ分析を行いガス組成を分析したところ、塩素ガ
スは100〜300ppm検出された。
空ポンプで第1吸着塔を100mmHg abs・の
圧力に5分間おき、塩素ガスを脱着させた。吸着したガ
スを分析したところ塩素濃度62%であり、この時吸着
塔内の吸着ガス回収率は62%であった。この脱着後の
吸着塔に再び初めと同様の組成のガスを同条件で通気し
たところ、やはり12分間は流出するガスの塩素濃度は
100〜300ppmであった。
特に減圧パージにより吸着剤に強く吸着する塩素を効率
よく脱着し塩素を含有するガスより塩素を容易に分離・
濃縮する方法を提供するもので、その工業的価値は非常
に大きい。本発明は塩素を利用する設備において付属設
備として実施される。
を用いる設備の模式図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 塩素を吸着しうる吸着剤を充填した吸
着塔に、塩素を含有するガスを導入して塩素を吸着させ
、その後ガスの導入を停止し、吸着工程が終了した吸着
塔にパージガスを導入しつつ同時にガス導入時よりも低
い圧力下で脱着を行ない導入ガスの塩素濃度より高い塩
素濃度のガスを得るとともに吸着剤を再生することを特
徴とする塩素の濃縮方法。 - 【請求項2】 塩素を吸着しうる吸着剤がゼオライト
である請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 塩素を吸着しうる吸着剤が非ゼオライ
ト系多孔質酸性酸化物である請求項1記載の方法。 - 【請求項4】 塩素を吸着しうる吸着剤が活性炭であ
る請求項1記載の方法。 - 【請求項5】 活性炭が分子ふるいカーボンである請
求項4記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3141780A JP2909254B2 (ja) | 1991-06-13 | 1991-06-13 | 塩素ガスの濃縮方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3141780A JP2909254B2 (ja) | 1991-06-13 | 1991-06-13 | 塩素ガスの濃縮方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04367504A true JPH04367504A (ja) | 1992-12-18 |
| JP2909254B2 JP2909254B2 (ja) | 1999-06-23 |
Family
ID=15300000
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3141780A Expired - Lifetime JP2909254B2 (ja) | 1991-06-13 | 1991-06-13 | 塩素ガスの濃縮方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2909254B2 (ja) |
-
1991
- 1991-06-13 JP JP3141780A patent/JP2909254B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2909254B2 (ja) | 1999-06-23 |
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