JPH04367604A - ファスナーチェーンの絵付け装置 - Google Patents
ファスナーチェーンの絵付け装置Info
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- JPH04367604A JPH04367604A JP24015791A JP24015791A JPH04367604A JP H04367604 A JPH04367604 A JP H04367604A JP 24015791 A JP24015791 A JP 24015791A JP 24015791 A JP24015791 A JP 24015791A JP H04367604 A JPH04367604 A JP H04367604A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、スライドファスナー
チェーンのファスナーエレメントに、美麗で表面強度に
優れた装飾を施すファスナーチェーンの絵付け装置に関
するものである。
チェーンのファスナーエレメントに、美麗で表面強度に
優れた装飾を施すファスナーチェーンの絵付け装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、縁部に多数のプラスチック製ファ
スナーエレメントを一定間隔に植設した一対のファスナ
ーテープを噛み合い状態で組み合わせてなるスライドフ
ァスナーチェーンのファスナーエレメントに装飾を施し
たものとしては、第1には、まず、ファスナーチェーン
のファスナーエレメント上に蒸着金属との密着を良くす
るためのアンダーコート層をマスキングを用いたスプレ
ーによって塗布し、乾燥し完全に硬化させる。次に蒸着
槽内にファスナーチェーンを置いてファスナーエレメン
トのアンダーコート層上にマスキングをして金属蒸着を
行い、光沢図柄が施されたファスナーチェーンを取り出
す。次に、ファスナーエレメントの金属蒸着を保護する
ためのオーバーコート層を再びマスキングを用いたスプ
レー法によって塗布し、乾燥により完全に硬化させて仕
上げるものである。第2は、長尺状のファスナーチェー
ンを連続的に送りだし、シルクスクリーン印刷法やオフ
セット印刷法によりファスナーエレメントに連続的に印
刷を行い、印刷による着色図柄を施すものである。
スナーエレメントを一定間隔に植設した一対のファスナ
ーテープを噛み合い状態で組み合わせてなるスライドフ
ァスナーチェーンのファスナーエレメントに装飾を施し
たものとしては、第1には、まず、ファスナーチェーン
のファスナーエレメント上に蒸着金属との密着を良くす
るためのアンダーコート層をマスキングを用いたスプレ
ーによって塗布し、乾燥し完全に硬化させる。次に蒸着
槽内にファスナーチェーンを置いてファスナーエレメン
トのアンダーコート層上にマスキングをして金属蒸着を
行い、光沢図柄が施されたファスナーチェーンを取り出
す。次に、ファスナーエレメントの金属蒸着を保護する
ためのオーバーコート層を再びマスキングを用いたスプ
レー法によって塗布し、乾燥により完全に硬化させて仕
上げるものである。第2は、長尺状のファスナーチェー
ンを連続的に送りだし、シルクスクリーン印刷法やオフ
セット印刷法によりファスナーエレメントに連続的に印
刷を行い、印刷による着色図柄を施すものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第1の
ものは、塗装する工程と金属蒸着の工程とはまったく別
個に設けた装置によって行わなくてはならないので、フ
ァスナーチェーンを短冊状に切断し、バッジ処理を行う
必要がある。このため、絵付途中のファスナーチェーン
を持ちまわって各工程を断続的に行わなくてはならない
。また、それぞれの工程でファスナーエレメントのみに
塗装するためにマスキングを行う必要もあり、非常に繁
雑で手間がかかり量産性が低いものであった。しかも、
アンダーコート層とオーバーコート層はスプレーによっ
て塗布するが、硬化性樹脂がファスナーエレメント上で
泳いだり流出したりするので、均一な膜厚が得られにく
く、金属蒸着などのアンダーコート層の上を加工したり
する次の工程がスムーズに行えない。また、結合部やフ
ァスナーテープに硬化性樹脂が流出するとスライダーが
滑らかに動かなくなったり、テープが浸食されたりする
。さらに、マスキングを用いたスプレー法では、精密な
パターン化ができないという問題点もある。また、第2
のものは、蒸着による金属光沢を組み合せた図柄を得る
ことが不可能である。また、表面耐性に劣った絵付けし
かできなかった。本発明は以上のような問題点を解決し
、ファスナーチェーンのファスナーエレメントのみに任
意の図柄を形成し、優れた表面耐性を有する絵付きファ
スナーチェーンを簡単に製造することができるファスナ
ーチェーンの絵付け装置を提供することを目的とする。
ものは、塗装する工程と金属蒸着の工程とはまったく別
個に設けた装置によって行わなくてはならないので、フ
ァスナーチェーンを短冊状に切断し、バッジ処理を行う
必要がある。このため、絵付途中のファスナーチェーン
を持ちまわって各工程を断続的に行わなくてはならない
。また、それぞれの工程でファスナーエレメントのみに
塗装するためにマスキングを行う必要もあり、非常に繁
雑で手間がかかり量産性が低いものであった。しかも、
アンダーコート層とオーバーコート層はスプレーによっ
て塗布するが、硬化性樹脂がファスナーエレメント上で
泳いだり流出したりするので、均一な膜厚が得られにく
く、金属蒸着などのアンダーコート層の上を加工したり
する次の工程がスムーズに行えない。また、結合部やフ
ァスナーテープに硬化性樹脂が流出するとスライダーが
滑らかに動かなくなったり、テープが浸食されたりする
。さらに、マスキングを用いたスプレー法では、精密な
パターン化ができないという問題点もある。また、第2
のものは、蒸着による金属光沢を組み合せた図柄を得る
ことが不可能である。また、表面耐性に劣った絵付けし
かできなかった。本発明は以上のような問題点を解決し
、ファスナーチェーンのファスナーエレメントのみに任
意の図柄を形成し、優れた表面耐性を有する絵付きファ
スナーチェーンを簡単に製造することができるファスナ
ーチェーンの絵付け装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の目的を
達成するために、次のように構成した。すなわち、この
発明のファスナーチェーンの絵付け装置は、移送中のフ
ァスナーチェーンのファスナーエレメントの表面に硬化
性樹脂よりなるアンダーコート層を連続的に塗布する塗
布装置と、前記アンダーコート層を半硬化状態に硬化す
る半硬化装置と、前記アンダーコート層の上に絵付け層
を連続的に転写する転写装置と、前記絵付け層の上に硬
化性樹脂よりなるオーバーコート層を連続的に塗布する
塗布装置と、前記アンダーコート層およびオーバーコー
ト層を完全硬化状態に硬化する硬化装置とを順次連続し
て設けたものである。また前記絵付け層の上に硬化性樹
脂よりなるオーバーコート層を連続的に塗布する塗布装
置の次に、前記オーバーコート層を半硬化状態に硬化す
る半硬化装置と、前記アンダーコート層およびオーバー
コート層を完全硬化状態に硬化させる硬化装置とを設け
るようにしてもよい。また、上記構成において、前記ア
ンダーコート層を塗布する塗布装置がディスペンサー装
置によるものであるように構成することもできる。また
、上記構成において、前記オーバーコート層を塗布する
塗布装置がディスペンサー装置によるものであるように
構成することもできる。また、上記構成においては、前
記アンダーコート層を半硬化状態にする手段が加熱装置
または紫外線照射装置であるように構成することもでき
る。また、上記構成においては、前記オーバーコート層
を半硬化状態にする手段が加熱装置または紫外線照射装
置であるようにすることもできる。
達成するために、次のように構成した。すなわち、この
発明のファスナーチェーンの絵付け装置は、移送中のフ
ァスナーチェーンのファスナーエレメントの表面に硬化
性樹脂よりなるアンダーコート層を連続的に塗布する塗
布装置と、前記アンダーコート層を半硬化状態に硬化す
る半硬化装置と、前記アンダーコート層の上に絵付け層
を連続的に転写する転写装置と、前記絵付け層の上に硬
化性樹脂よりなるオーバーコート層を連続的に塗布する
塗布装置と、前記アンダーコート層およびオーバーコー
ト層を完全硬化状態に硬化する硬化装置とを順次連続し
て設けたものである。また前記絵付け層の上に硬化性樹
脂よりなるオーバーコート層を連続的に塗布する塗布装
置の次に、前記オーバーコート層を半硬化状態に硬化す
る半硬化装置と、前記アンダーコート層およびオーバー
コート層を完全硬化状態に硬化させる硬化装置とを設け
るようにしてもよい。また、上記構成において、前記ア
ンダーコート層を塗布する塗布装置がディスペンサー装
置によるものであるように構成することもできる。また
、上記構成において、前記オーバーコート層を塗布する
塗布装置がディスペンサー装置によるものであるように
構成することもできる。また、上記構成においては、前
記アンダーコート層を半硬化状態にする手段が加熱装置
または紫外線照射装置であるように構成することもでき
る。また、上記構成においては、前記オーバーコート層
を半硬化状態にする手段が加熱装置または紫外線照射装
置であるようにすることもできる。
【0005】
【実施例】以下に、本発明にかかる実施例を図面に基づ
いて詳細に説明する。図1は、本発明の絵付け装置を概
略的に示したもので、ファスナーチェーン1を移送しな
がら、その噛合したファスナーエレメント3の表面に図
4に示すように、アンダーコート層4を、その上に絵付
け層5を、そしてオーバーコート層6を順次連続的に形
成して、図3に示す絵付けファスナーチェーン1を製造
するところのものである。絵付けするファスナーチェー
ン1は、図3に示すように、布などの生地を織成あるい
は編成した無色あるいは着色されたファスナーテープ2
の縁部に、ポリアセタール、ナイロン、ABS、ポリエ
ステルなどの合成樹脂で成形されたファスナーエレメン
ト3を定間隔に植設した一対のファスナーテープ2を噛
み合い状態で組み合わせたもので、このような長尺状の
ファスナーチェーン1を、たとえば、ロール状に巻き取
られた送り出しロール7より送り出し、そのファスナー
エレメント3の表面に硬化性樹脂よりなるアンダーコー
ト層4を形成する。硬化性樹脂としては、耐性の強い成
膜が可能である樹脂であり、ファスナーエレメント3に
対して密着性が良好なものがよい。これには各種あるが
特に熱硬化性樹脂や紫外線硬化性、電子線硬化性樹脂な
どが適している。熱硬化性樹脂としてはアクリル系樹脂
・ビニル系樹脂などがある。紫外線硬化性樹脂としては
、たとえば、反応性二重結合または反応性エポキシ基を
有するプレポリマー、反応性希釈剤、光開始剤、紫外線
吸収剤、抗酸化剤とから構成されているものがある。 このような硬化性樹脂を主成分として溶剤などによりイ
ンキ化やペースト化されたものを用いるとよい。アンダ
ーコート層4を形成する塗布装置は、精密な塗膜が連続
的に形成できるディスペンサー装置10を用いて塗膜の
パターンや膜厚などを微調節可能に連続して高精度に形
成するもので、ディスペンサー装置10としては、ノズ
ル11の内部に硬化性樹脂を主成分とする溶剤などによ
りインキ化やペースト化したインキやペーストなどを充
填し、インキにかけるエアー圧や塗布時間をコントロー
ラ12により微妙に調整して吐出量を微調節する構成の
ものや、粘度が低いインキやペーストが順次送られてく
るフッ素樹脂よりなる中空チューブをしごく速度を微調
節する構成のものなどがある。また、ノズルの先端に取
り付けるニードル13の口径や刷毛状のテフロンニード
ルの幅などを適宜選択して用いるようになっている。そ
して次の半硬化装置20に送り上記アンダーコート層4
を半硬化状態にする。半硬化状態とは、触ってもあまり
べとつかない程度の指触乾燥の状態であり、アンダーコ
ート層4の表面には活性が残っている状態である。半硬
化を行うには、アンダーコート層4を構成する硬化性樹
脂の種類により硬化条件が異なり、たとえば、アンダー
コート層4が紫外線硬化性樹脂よりなる場合は、半硬化
装置20として紫外線照射装置を用いこの中をファスナ
ーチェーン1を連続的に通過させながら、波長・強度な
どの照射条件を適宜調節して、紫外線あるいは電子線を
照射し、樹脂の架橋を途中で中断させるようにする。ま
た、熱硬化性樹脂の場合は、半硬化装置20として乾燥
炉などの加熱装置を用いこの中をファスナーチェーン1
を連続的に通過させながら加熱温度を適宜調節して、溶
剤を揮発させる。
いて詳細に説明する。図1は、本発明の絵付け装置を概
略的に示したもので、ファスナーチェーン1を移送しな
がら、その噛合したファスナーエレメント3の表面に図
4に示すように、アンダーコート層4を、その上に絵付
け層5を、そしてオーバーコート層6を順次連続的に形
成して、図3に示す絵付けファスナーチェーン1を製造
するところのものである。絵付けするファスナーチェー
ン1は、図3に示すように、布などの生地を織成あるい
は編成した無色あるいは着色されたファスナーテープ2
の縁部に、ポリアセタール、ナイロン、ABS、ポリエ
ステルなどの合成樹脂で成形されたファスナーエレメン
ト3を定間隔に植設した一対のファスナーテープ2を噛
み合い状態で組み合わせたもので、このような長尺状の
ファスナーチェーン1を、たとえば、ロール状に巻き取
られた送り出しロール7より送り出し、そのファスナー
エレメント3の表面に硬化性樹脂よりなるアンダーコー
ト層4を形成する。硬化性樹脂としては、耐性の強い成
膜が可能である樹脂であり、ファスナーエレメント3に
対して密着性が良好なものがよい。これには各種あるが
特に熱硬化性樹脂や紫外線硬化性、電子線硬化性樹脂な
どが適している。熱硬化性樹脂としてはアクリル系樹脂
・ビニル系樹脂などがある。紫外線硬化性樹脂としては
、たとえば、反応性二重結合または反応性エポキシ基を
有するプレポリマー、反応性希釈剤、光開始剤、紫外線
吸収剤、抗酸化剤とから構成されているものがある。 このような硬化性樹脂を主成分として溶剤などによりイ
ンキ化やペースト化されたものを用いるとよい。アンダ
ーコート層4を形成する塗布装置は、精密な塗膜が連続
的に形成できるディスペンサー装置10を用いて塗膜の
パターンや膜厚などを微調節可能に連続して高精度に形
成するもので、ディスペンサー装置10としては、ノズ
ル11の内部に硬化性樹脂を主成分とする溶剤などによ
りインキ化やペースト化したインキやペーストなどを充
填し、インキにかけるエアー圧や塗布時間をコントロー
ラ12により微妙に調整して吐出量を微調節する構成の
ものや、粘度が低いインキやペーストが順次送られてく
るフッ素樹脂よりなる中空チューブをしごく速度を微調
節する構成のものなどがある。また、ノズルの先端に取
り付けるニードル13の口径や刷毛状のテフロンニード
ルの幅などを適宜選択して用いるようになっている。そ
して次の半硬化装置20に送り上記アンダーコート層4
を半硬化状態にする。半硬化状態とは、触ってもあまり
べとつかない程度の指触乾燥の状態であり、アンダーコ
ート層4の表面には活性が残っている状態である。半硬
化を行うには、アンダーコート層4を構成する硬化性樹
脂の種類により硬化条件が異なり、たとえば、アンダー
コート層4が紫外線硬化性樹脂よりなる場合は、半硬化
装置20として紫外線照射装置を用いこの中をファスナ
ーチェーン1を連続的に通過させながら、波長・強度な
どの照射条件を適宜調節して、紫外線あるいは電子線を
照射し、樹脂の架橋を途中で中断させるようにする。ま
た、熱硬化性樹脂の場合は、半硬化装置20として乾燥
炉などの加熱装置を用いこの中をファスナーチェーン1
を連続的に通過させながら加熱温度を適宜調節して、溶
剤を揮発させる。
【0006】ついで、転写装置30に送り半硬化状態に
された上記アンダーコート層4の上に、転写法により絵
付け層5を形成する。絵付けを施す転写シート31とは
、転写後に剥離される基体シート上に、転写後に剥離さ
れずにファスナーエレメント3上に密着する絵付け層5
が形成されたもので、絵付け層5は、基体シート側から
順に剥離層、図柄層、接着層などが積層されたものであ
る。基体シートとしては、ポリエチレンテレフタレート
やポリプロピレンなどの合成樹脂製フィルムを用いる。 基体シートは表面に離型処理が施されていてもよい。剥
離層は、転写後は基体シートから剥離されるものである
。剥離層は通常、グラビア印刷法により形成されるもの
であり、アクリル系樹脂・ビニル系樹脂などの熱可塑性
樹脂が使用できる。図柄層は、着色図柄や光沢図柄など
であり、またこれらが任意に組み合わされた層であって
もよい。着色図柄は通常の顔料または染料と、バインダ
ー・添加剤などよりなる着色インキを用いて、通常の印
刷法などで形成される。着色インキは剥離層との密着性
に優れ、また耐候性に優れたものを使用するとよい。図
柄層は一層でも、あるいは多色となる多層構成でもよい
。また、光沢図柄は真空蒸着法やスパッタリング法・イ
オンプレーティング法などで形成されたアルミニウムや
ニッケル、クロム、錫などの金属薄膜により形成したも
のである。必要により金属薄膜の上下の層にはアンカー
層が形成される。接着層は、ファスナーエレメント3上
に上記の転写層を接着させるものである。接着層として
は、アンダーコート層4の表面素材に適した感熱性ある
いは感圧性の樹脂を適宜使用する。この転写シート31
をロール転写装置30に連続的に送り込み、ファスナー
エレメント3上に接着層が接するように重ね合わせ、シ
リコーン樹脂製のパッドロール32で基体シート側から
加熱加圧することにより密着させ、その後基体シートを
剥離する。ファスナーエレメント3に重なっていない部
分は基体シートとともに剥離し、ファスナーエレメント
3に重なっている部分は基体シートと剥離層との界面で
剥離してファスナーエレメント3上に残存し、絵付け層
5がアンダーコート層4上に形成されるように構成され
ている。ついで、第2の塗布装置に送り上記絵付け層5
の上に、硬化性樹脂よりなるオーバーコート層6を形成
する。オーバーコート層6はアンダーコート層4と同様
の硬化性樹脂を用いて形成するもので、アンダーコート
層4の硬化性樹脂の種類に関係なく、オーバーコート層
6として熱硬化性樹脂、紫外線硬化性樹脂を適宜使用す
ることができる。オーバーコート層6を形成するにはア
ンダーコート層4と同様にディスペンサー装置40によ
って形成される。最後に、完全硬化装置50に送り上記
アンダーコート層4およびオーバーコート層6を完全硬
化させて、図3および図4に示すような絵付きファスナ
ーチェーン1の完成品となってロール状に巻取りロール
8に巻取られる。完全硬化状態とは、アンダーコート層
4においては、アンダーコート層4を半硬化状態にする
工程において残っていた表面活性により絵付け層5が強
力に固着され、しかも耐水性、耐溶剤性に優れた状態で
ある。一方、オーバーコート層6においては、表面の耐
候性・耐摩擦性や耐洗濯性や堅牢度などが充分な状態、
つまり、ファスナーエレメント3にスライダーが装着さ
れ、スライドファスナーとして実際の使用に供されたと
き、スライダーとの摩擦や洗濯時の水や溶剤の浸食に対
して十分な強度を保有する状態である。完全硬化を行う
には、アンダーコート層4およびオーバーコート層6を
構成する硬化性樹脂の種類により硬化条件が異なる。た
とえば、オーバーコート層6が紫外線硬化性樹脂の場合
は、完全硬化装置50として紫外線照射装置を用い、そ
の中をファスナーチェーン1を連続的に通過させながら
、波長・強度などの照射条件を適宜調節して、紫外線あ
るいは電子線を適宜調節して照射し、樹脂の架橋を完全
終了させ、完全に硬化させる。また、熱硬化性樹脂の場
合は、完全硬化装置50として乾燥炉などの加熱装置を
用い、その中をファスナーチェーン1を連続的に通過さ
せながら加熱温度を適宜調節して、溶剤を完全に揮発さ
せて完全に硬化させる。
された上記アンダーコート層4の上に、転写法により絵
付け層5を形成する。絵付けを施す転写シート31とは
、転写後に剥離される基体シート上に、転写後に剥離さ
れずにファスナーエレメント3上に密着する絵付け層5
が形成されたもので、絵付け層5は、基体シート側から
順に剥離層、図柄層、接着層などが積層されたものであ
る。基体シートとしては、ポリエチレンテレフタレート
やポリプロピレンなどの合成樹脂製フィルムを用いる。 基体シートは表面に離型処理が施されていてもよい。剥
離層は、転写後は基体シートから剥離されるものである
。剥離層は通常、グラビア印刷法により形成されるもの
であり、アクリル系樹脂・ビニル系樹脂などの熱可塑性
樹脂が使用できる。図柄層は、着色図柄や光沢図柄など
であり、またこれらが任意に組み合わされた層であって
もよい。着色図柄は通常の顔料または染料と、バインダ
ー・添加剤などよりなる着色インキを用いて、通常の印
刷法などで形成される。着色インキは剥離層との密着性
に優れ、また耐候性に優れたものを使用するとよい。図
柄層は一層でも、あるいは多色となる多層構成でもよい
。また、光沢図柄は真空蒸着法やスパッタリング法・イ
オンプレーティング法などで形成されたアルミニウムや
ニッケル、クロム、錫などの金属薄膜により形成したも
のである。必要により金属薄膜の上下の層にはアンカー
層が形成される。接着層は、ファスナーエレメント3上
に上記の転写層を接着させるものである。接着層として
は、アンダーコート層4の表面素材に適した感熱性ある
いは感圧性の樹脂を適宜使用する。この転写シート31
をロール転写装置30に連続的に送り込み、ファスナー
エレメント3上に接着層が接するように重ね合わせ、シ
リコーン樹脂製のパッドロール32で基体シート側から
加熱加圧することにより密着させ、その後基体シートを
剥離する。ファスナーエレメント3に重なっていない部
分は基体シートとともに剥離し、ファスナーエレメント
3に重なっている部分は基体シートと剥離層との界面で
剥離してファスナーエレメント3上に残存し、絵付け層
5がアンダーコート層4上に形成されるように構成され
ている。ついで、第2の塗布装置に送り上記絵付け層5
の上に、硬化性樹脂よりなるオーバーコート層6を形成
する。オーバーコート層6はアンダーコート層4と同様
の硬化性樹脂を用いて形成するもので、アンダーコート
層4の硬化性樹脂の種類に関係なく、オーバーコート層
6として熱硬化性樹脂、紫外線硬化性樹脂を適宜使用す
ることができる。オーバーコート層6を形成するにはア
ンダーコート層4と同様にディスペンサー装置40によ
って形成される。最後に、完全硬化装置50に送り上記
アンダーコート層4およびオーバーコート層6を完全硬
化させて、図3および図4に示すような絵付きファスナ
ーチェーン1の完成品となってロール状に巻取りロール
8に巻取られる。完全硬化状態とは、アンダーコート層
4においては、アンダーコート層4を半硬化状態にする
工程において残っていた表面活性により絵付け層5が強
力に固着され、しかも耐水性、耐溶剤性に優れた状態で
ある。一方、オーバーコート層6においては、表面の耐
候性・耐摩擦性や耐洗濯性や堅牢度などが充分な状態、
つまり、ファスナーエレメント3にスライダーが装着さ
れ、スライドファスナーとして実際の使用に供されたと
き、スライダーとの摩擦や洗濯時の水や溶剤の浸食に対
して十分な強度を保有する状態である。完全硬化を行う
には、アンダーコート層4およびオーバーコート層6を
構成する硬化性樹脂の種類により硬化条件が異なる。た
とえば、オーバーコート層6が紫外線硬化性樹脂の場合
は、完全硬化装置50として紫外線照射装置を用い、そ
の中をファスナーチェーン1を連続的に通過させながら
、波長・強度などの照射条件を適宜調節して、紫外線あ
るいは電子線を適宜調節して照射し、樹脂の架橋を完全
終了させ、完全に硬化させる。また、熱硬化性樹脂の場
合は、完全硬化装置50として乾燥炉などの加熱装置を
用い、その中をファスナーチェーン1を連続的に通過さ
せながら加熱温度を適宜調節して、溶剤を完全に揮発さ
せて完全に硬化させる。
【0007】図2は本発明の他の実施例の一つを示した
もので、通常、熱硬化性樹脂を完全に硬化させるには、
長時間かかるため、これを効率よく行うようにしたもの
である。図1の実施例と相違するところは、オーバーコ
ート層6を半硬化装置60にて半硬化状態にしてタック
をなくしてから、巻取りロール8にロール状に巻き取り
その後さらに完全硬化装置50においてアンダーコート
層4およびオーバーコート層6の硬化を進行させて最終
的に完全硬化させるように構成したものである。このよ
うにすると、ファスナーチェーン1をロール状に巻き取
って、小スペースで硬化装置中におくことができ、効率
的である。また、オーバーコート層6の半硬化とアンダ
ーコート層4の半硬化とが同一の処理であるので、図2
に示すように、オーバーコート層6を半硬化装置20に
再び送り込むことによって半硬化させることも可能であ
る。このように構成することによって、オーバーコート
層6の半硬化装置を設置する必要がなくなる。なお、本
発明は上記実施例に限定されるものではなく、その他種
々の態様で実施できる。たとえば、ファスナーチェーン
1の送り出しは、連続の巻取りロールからではなく、長
尺の短冊状のファスナーチェーン1を連続的に送るよう
にしても同様の絵付けを施すことができる。また、アン
ダーコート層4やオーバーコート層6を形成するのに、
輪転ロールパッド装置を使用してもよい。これは通常の
オフセット印刷によく似た形式であり、シリコーンゴム
などのロール状の軟らかいパッドロールを回転して、金
属凹版などの版から受け取ったパターンあるいはパッド
自体が凸部として有するパターンを、長尺物の曲面の表
面に連続的に精度よく印刷する装置である。このような
装置でも、薄い膜厚で高密度に形成することが可能であ
り、無駄なく精度よくアンダーコート層4あるいはオー
バーコート層6を形成することができる。また、アンダ
ーコート層4を形成する前直前にゴミ取りや集塵を行う
ようにしてもよい。また、オーバーコート層6を形成す
る前直前にゴミ取りや集塵を行うようにしてもよい。
もので、通常、熱硬化性樹脂を完全に硬化させるには、
長時間かかるため、これを効率よく行うようにしたもの
である。図1の実施例と相違するところは、オーバーコ
ート層6を半硬化装置60にて半硬化状態にしてタック
をなくしてから、巻取りロール8にロール状に巻き取り
その後さらに完全硬化装置50においてアンダーコート
層4およびオーバーコート層6の硬化を進行させて最終
的に完全硬化させるように構成したものである。このよ
うにすると、ファスナーチェーン1をロール状に巻き取
って、小スペースで硬化装置中におくことができ、効率
的である。また、オーバーコート層6の半硬化とアンダ
ーコート層4の半硬化とが同一の処理であるので、図2
に示すように、オーバーコート層6を半硬化装置20に
再び送り込むことによって半硬化させることも可能であ
る。このように構成することによって、オーバーコート
層6の半硬化装置を設置する必要がなくなる。なお、本
発明は上記実施例に限定されるものではなく、その他種
々の態様で実施できる。たとえば、ファスナーチェーン
1の送り出しは、連続の巻取りロールからではなく、長
尺の短冊状のファスナーチェーン1を連続的に送るよう
にしても同様の絵付けを施すことができる。また、アン
ダーコート層4やオーバーコート層6を形成するのに、
輪転ロールパッド装置を使用してもよい。これは通常の
オフセット印刷によく似た形式であり、シリコーンゴム
などのロール状の軟らかいパッドロールを回転して、金
属凹版などの版から受け取ったパターンあるいはパッド
自体が凸部として有するパターンを、長尺物の曲面の表
面に連続的に精度よく印刷する装置である。このような
装置でも、薄い膜厚で高密度に形成することが可能であ
り、無駄なく精度よくアンダーコート層4あるいはオー
バーコート層6を形成することができる。また、アンダ
ーコート層4を形成する前直前にゴミ取りや集塵を行う
ようにしてもよい。また、オーバーコート層6を形成す
る前直前にゴミ取りや集塵を行うようにしてもよい。
【0008】
【発明の効果】本発明の構成によれば、ファスナーチェ
ーンを移送しながらファスナーエレメントの表面にアン
ダーコート層を連続的に形成し、その上に転写法によっ
て絵付け層を連続的に形成し、そしてオーバーコート層
を連続的に形成することができるので、ファスナーチェ
ーンを工程が移るたびに製造ラインからおろす必要もな
くなり、絵付きファスナーチェーンの生産性が向上し、
量産が可能となる。また、本発明の構成によれば、転写
材を用いて転写装置により長尺状のファスナーチェーン
に絵付け層を形成するようにしたため、印刷による着色
図柄、蒸着による光沢図柄などのいろいろな意匠が任意
に組み合わされた絵付けが可能となり、しかもその絵柄
はオーバーコート層により保護され、耐摩耗性、耐洗濯
性などの耐久性に優れた絵付きファスナーチェーンが得
られる。
ーンを移送しながらファスナーエレメントの表面にアン
ダーコート層を連続的に形成し、その上に転写法によっ
て絵付け層を連続的に形成し、そしてオーバーコート層
を連続的に形成することができるので、ファスナーチェ
ーンを工程が移るたびに製造ラインからおろす必要もな
くなり、絵付きファスナーチェーンの生産性が向上し、
量産が可能となる。また、本発明の構成によれば、転写
材を用いて転写装置により長尺状のファスナーチェーン
に絵付け層を形成するようにしたため、印刷による着色
図柄、蒸着による光沢図柄などのいろいろな意匠が任意
に組み合わされた絵付けが可能となり、しかもその絵柄
はオーバーコート層により保護され、耐摩耗性、耐洗濯
性などの耐久性に優れた絵付きファスナーチェーンが得
られる。
【図1】本発明のファスナーチェーンの絵付け装置の一
実施例を示す概念図である。
実施例を示す概念図である。
【図2】本発明の絵付け装置の他の実施例を示す概念図
である。
である。
【図3】本発明によって製造されたファスナーチェーン
の平面図である。
の平面図である。
【図4】図3のA−A線の断面図である。
【符号の説明】
1 ファスナーチェーン
2 ファスナーテープ
3 ファスナーエレメント
4 アンダーコート層
5 絵付け層
6 オーバーコート層
10 ディスペンサー装置
11 ノズル
13 ニードル
20 半硬化装置
30 ロール転写装置
31 転写シート
32 パッドロール
40 ディスペンサー装置
50 完全硬化装置
60 半硬化装置
Claims (6)
- 【請求項1】 移送中のファスナーチェーンのファス
ナーエレメントの表面に硬化性樹脂よりなるアンダーコ
ート層を連続的に塗布する塗布装置と、前記アンダーコ
ート層を半硬化状態に硬化する半硬化装置と、前記アン
ダーコート層の上に絵付け層を連続的に転写する転写装
置と、前記絵付け層の上に硬化性樹脂よりなるオーバー
コート層を連続的に塗布する塗布装置と、前記アンダー
コート層およびオーバーコート層を完全硬化状態に硬化
する硬化装置とを順次連続して設けたことを特徴とする
ファスナーチェーンの絵付け装置。 - 【請求項2】 前記絵付け層の上に硬化性樹脂よりな
るオーバーコート層を連続的に塗布する塗布装置の次に
、前記オーバーコート層を半硬化状態に硬化する半硬化
装置と、前記アンダーコート層およびオーバーコート層
を完全硬化状態に硬化させる硬化装置とを設けた請求項
1記載のファスナーチェーンの絵付け装置。 - 【請求項3】 前記アンダーコート層を連続的に塗布
する塗布装置がディスペンサー装置によるものである請
求項1または2記載のファスナーチェーンの絵付け装置
。 - 【請求項4】 前記オーバーコート層を連続的に塗布
する塗布装置がディスペンサー装置によるものである請
求項1または2記載のファスナーチェーンの絵付け装置
。 - 【請求項5】 前記アンダーコート層を半硬化状態に
する手段が加熱装置または紫外線照射装置である請求項
1〜4のいずれかに記載のファスナーチェーンの絵付け
装置。 - 【請求項6】 前記オーバーコート層を半硬化状態に
する手段が加熱装置または紫外線照射装置である請求項
1〜5のいずれかに記載のファスナーチェーンの絵付け
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24015791A JPH04367604A (ja) | 1991-06-15 | 1991-06-15 | ファスナーチェーンの絵付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24015791A JPH04367604A (ja) | 1991-06-15 | 1991-06-15 | ファスナーチェーンの絵付け装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04367604A true JPH04367604A (ja) | 1992-12-18 |
Family
ID=17055345
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24015791A Withdrawn JPH04367604A (ja) | 1991-06-15 | 1991-06-15 | ファスナーチェーンの絵付け装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04367604A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101683388B1 (ko) * | 2015-07-28 | 2016-12-06 | 남두현 | 파스너 제조 시스템 및 방법 및 이것에 의해 제조된 파스너 |
-
1991
- 1991-06-15 JP JP24015791A patent/JPH04367604A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101683388B1 (ko) * | 2015-07-28 | 2016-12-06 | 남두현 | 파스너 제조 시스템 및 방법 및 이것에 의해 제조된 파스너 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980903 |