JPH04367745A - 宇宙用液体移送器 - Google Patents
宇宙用液体移送器Info
- Publication number
- JPH04367745A JPH04367745A JP16773691A JP16773691A JPH04367745A JP H04367745 A JPH04367745 A JP H04367745A JP 16773691 A JP16773691 A JP 16773691A JP 16773691 A JP16773691 A JP 16773691A JP H04367745 A JPH04367745 A JP H04367745A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- pipette
- space
- end opening
- container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 title claims abstract description 38
- 239000011148 porous material Substances 0.000 claims description 15
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000005486 microgravity Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Devices For Use In Laboratory Experiments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は宇宙用液体移送器に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】地上における生物学,化学等の実験では
、図4に示すように、ピペット1を使用して、容器10
に収容した液を少量のみ他に移送することが慣用されて
いる。その際、ピペット1の先端部を容器10内の液中
に挿入すれば、毛細管力によって液はピペット1内にh
の高さまで侵入して停止するので、あとピペット1を液
面から抜いて他に移動するのである。
、図4に示すように、ピペット1を使用して、容器10
に収容した液を少量のみ他に移送することが慣用されて
いる。その際、ピペット1の先端部を容器10内の液中
に挿入すれば、毛細管力によって液はピペット1内にh
の高さまで侵入して停止するので、あとピペット1を液
面から抜いて他に移動するのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなピペットを宇宙ステーション実験室などにて使用す
るときは、次のような問題がある。すなわち、宇宙用の
容器は、図5に示すように、多孔質で柔らかい蓋11を
設けて液がこぼれないようにしてあり、ピペット1はこ
れを貫通して液中に挿入するのであるが、宇宙では微小
重力環境であるために毛細管力が大きく、このためにピ
ペット1の上端の開口から液が溢流することとなり、不
具合である。これは、毛細管力による液の上昇高さhは
一般にh=√(σ/ρg)〔ここに,σは表面張力,ρ
は密度,gは重力加速度〕であるが、宇宙ステーション
等では大略gが地上の10−4倍とすれば、hは102
倍となる。例えば地上でh=1cmとなる場合であれ
ば、宇宙ではh=1mとなってしまい、通常のピペット
長さH=20cm程度をはるかに越し、このため液はピ
ペットの上端から図示のように溢流してしまうことによ
る。
うなピペットを宇宙ステーション実験室などにて使用す
るときは、次のような問題がある。すなわち、宇宙用の
容器は、図5に示すように、多孔質で柔らかい蓋11を
設けて液がこぼれないようにしてあり、ピペット1はこ
れを貫通して液中に挿入するのであるが、宇宙では微小
重力環境であるために毛細管力が大きく、このためにピ
ペット1の上端の開口から液が溢流することとなり、不
具合である。これは、毛細管力による液の上昇高さhは
一般にh=√(σ/ρg)〔ここに,σは表面張力,ρ
は密度,gは重力加速度〕であるが、宇宙ステーション
等では大略gが地上の10−4倍とすれば、hは102
倍となる。例えば地上でh=1cmとなる場合であれ
ば、宇宙ではh=1mとなってしまい、通常のピペット
長さH=20cm程度をはるかに越し、このため液はピ
ペットの上端から図示のように溢流してしまうことによ
る。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みて提案され
たもので、下端開口から入った液が上端開口から溢流す
ることのなく内部に安定的に保持できる宇宙用液体移送
器を提供することを目的とする。
たもので、下端開口から入った液が上端開口から溢流す
ることのなく内部に安定的に保持できる宇宙用液体移送
器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために本発明は、鉛
直の円筒状ピペットの内部空間を複数の細孔が穿設され
たストッパー板により上下に仕切ったことを特徴とする
。
直の円筒状ピペットの内部空間を複数の細孔が穿設され
たストッパー板により上下に仕切ったことを特徴とする
。
【0006】
【作用】このような構成によれば、下端開口から入った
液はストッパー板の細孔部に到達した際に、細孔部での
液の表面張力の作用により液が拘束され、細孔より上方
へ液が上昇することができなくなる。これにより、液は
ピペットの上部室には侵入せず、ピペット外へ流出する
ことがなくなる。
液はストッパー板の細孔部に到達した際に、細孔部での
液の表面張力の作用により液が拘束され、細孔より上方
へ液が上昇することができなくなる。これにより、液は
ピペットの上部室には侵入せず、ピペット外へ流出する
ことがなくなる。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例を図面について説明すると
、図1はその縦断面図、図2は図1の部分拡大図、図3
は図2のIII 部を示す部分拡大図である。上図にお
いて、本発明ピペットが図4に示したものと異なるとこ
ろはピペット1に筒状多孔ストッパーを挿入したことに
ある。すなわち、ストッパー板2は中空栓状(あるいは
コップ状)の形で、ピペット1の上端開口からピペット
1の内壁にほぼ密着してピペット1内に挿入され、上縁
に周設されたフランジがピペット1の上端に当って停止
する。ストッパー2の材質は例えば(透明)合成樹脂と
し適度な柔軟性があるものとする。図2はストッパー2
の詳細図で、底部には、複数の直径dの貫通細孔3が縦
横に穿設され、ストッパー2はピペット1内への挿入あ
るいは引出しが手動で簡単にできるように設計され、洗
浄又は取替が容易にできるものとする。いま、図1のピ
ペット1の先端を液中に浸けると、液は毛細管力により
上昇してくる。液面がストッパー2の底部細孔3に到達
したときは細孔部での状況は図3に示すようになる。す
なわち、液は細孔3から半球状に突出した形となり、孔
壁との間に接線方向に表面張力σが働いて孔壁に付着し
ようとする。ここで、表面張力σの孔軸方向の分力をσ
x とし、一方、細孔3から上方の圧力P2 に対し細
孔から下には毛細管力で押し上げようとする圧力P1
がかかるので、液に対する上向きの力は、式(1) と
なる。 F1 =(π/4)・d2 ・(P1 −P2)………
(1)これに対する下向きの抗力は式(2) F2 =πd・σx ………(2) であるから、dが小さい場合にはF1 <F2 となっ
て液は細孔より上に上昇することができない。本発明で
はそのようにdを選定するので、液のピペット上部侵入
を自動的に止めることができる。
、図1はその縦断面図、図2は図1の部分拡大図、図3
は図2のIII 部を示す部分拡大図である。上図にお
いて、本発明ピペットが図4に示したものと異なるとこ
ろはピペット1に筒状多孔ストッパーを挿入したことに
ある。すなわち、ストッパー板2は中空栓状(あるいは
コップ状)の形で、ピペット1の上端開口からピペット
1の内壁にほぼ密着してピペット1内に挿入され、上縁
に周設されたフランジがピペット1の上端に当って停止
する。ストッパー2の材質は例えば(透明)合成樹脂と
し適度な柔軟性があるものとする。図2はストッパー2
の詳細図で、底部には、複数の直径dの貫通細孔3が縦
横に穿設され、ストッパー2はピペット1内への挿入あ
るいは引出しが手動で簡単にできるように設計され、洗
浄又は取替が容易にできるものとする。いま、図1のピ
ペット1の先端を液中に浸けると、液は毛細管力により
上昇してくる。液面がストッパー2の底部細孔3に到達
したときは細孔部での状況は図3に示すようになる。す
なわち、液は細孔3から半球状に突出した形となり、孔
壁との間に接線方向に表面張力σが働いて孔壁に付着し
ようとする。ここで、表面張力σの孔軸方向の分力をσ
x とし、一方、細孔3から上方の圧力P2 に対し細
孔から下には毛細管力で押し上げようとする圧力P1
がかかるので、液に対する上向きの力は、式(1) と
なる。 F1 =(π/4)・d2 ・(P1 −P2)………
(1)これに対する下向きの抗力は式(2) F2 =πd・σx ………(2) であるから、dが小さい場合にはF1 <F2 となっ
て液は細孔より上に上昇することができない。本発明で
はそのようにdを選定するので、液のピペット上部侵入
を自動的に止めることができる。
【0008】
【発明の効果】要するに本発明によれば、鉛直の円筒状
ピペットの内部空間を複数の細孔が穿設されたストッパ
ー板により上下に仕切ったことにより、下端開口から入
った液が上端開口から溢流することのなく内部に安定的
に保持できる宇宙用液体移送器を得るから、本発明は産
業上極めて有益なものである。
ピペットの内部空間を複数の細孔が穿設されたストッパ
ー板により上下に仕切ったことにより、下端開口から入
った液が上端開口から溢流することのなく内部に安定的
に保持できる宇宙用液体移送器を得るから、本発明は産
業上極めて有益なものである。
【図1】本発明の一実施例を示すピペットの縦断面図で
ある。
ある。
【図2】図1の部分拡大図である。
【図3】図2のIII 部を示す部分拡大図である。
【図4】公知のピペットの地上での使用状態を示す側面
図である。
図である。
【図5】図4のピペットの宇宙での使用状態を示す同じ
く側面図である。
く側面図である。
【符号の説明】
1 ピペット
2 ストッパー板
3 細孔
Claims (1)
- 【請求項1】 鉛直の円筒状ピペットの内部空間を複
数の細孔が穿設されたストッパー板により上下に仕切っ
たことを特徴とする宇宙用液体移送器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16773691A JPH04367745A (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | 宇宙用液体移送器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16773691A JPH04367745A (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | 宇宙用液体移送器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04367745A true JPH04367745A (ja) | 1992-12-21 |
Family
ID=15855183
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16773691A Pending JPH04367745A (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | 宇宙用液体移送器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04367745A (ja) |
-
1991
- 1991-06-12 JP JP16773691A patent/JPH04367745A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19991020 |