JPH04368849A - トラッピング測定方法 - Google Patents
トラッピング測定方法Info
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- JPH04368849A JPH04368849A JP3170527A JP17052791A JPH04368849A JP H04368849 A JPH04368849 A JP H04368849A JP 3170527 A JP3170527 A JP 3170527A JP 17052791 A JP17052791 A JP 17052791A JP H04368849 A JPH04368849 A JP H04368849A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- color
- ink
- primary
- reflection density
- trapping
- Prior art date
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- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
- Spectrometry And Color Measurement (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、演算・メモリー機能を
備えたカラー反射濃度計を用いてオフセット印刷におけ
るトラッピングを測定する改良された方法に関する。
備えたカラー反射濃度計を用いてオフセット印刷におけ
るトラッピングを測定する改良された方法に関する。
【0002】
【従来の技術】オフセット印刷とは、基本的には色の3
原色と言われるシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロ
ー(Y)の3色のインキを減色混合の原理に基づいて重
ね刷りすることによって全ての色を作り、その濃淡は、
網点面積率及び刷られたインキ層の厚みで表現する印刷
方法のことを言う。ただ、実際には色にコントラストや
ディテールを与えるために墨色を加えた4色刷りや、特
定色の彩度を上げるために肌色や青色等の中間色を用い
て5〜7色刷りすることが行われているが、最も重要な
のは3原色である。
原色と言われるシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロ
ー(Y)の3色のインキを減色混合の原理に基づいて重
ね刷りすることによって全ての色を作り、その濃淡は、
網点面積率及び刷られたインキ層の厚みで表現する印刷
方法のことを言う。ただ、実際には色にコントラストや
ディテールを与えるために墨色を加えた4色刷りや、特
定色の彩度を上げるために肌色や青色等の中間色を用い
て5〜7色刷りすることが行われているが、最も重要な
のは3原色である。
【0003】ところで、インキは一般に紙に対する親和
力の方が他のインキ層に対するよりも大きい。この性質
即ち、多色刷りの際に先に刷ったインキ層が、後に刷る
インキを受付けること或いはその程度のことをトラッピ
ングと言い、特にオフセット印刷においては色の再現性
についての極めて重要な指標の一つである。そして、こ
のバランスがうまくとれないと、正しい版を用いても不
自然なカラー印刷となってしまうことになる。
力の方が他のインキ層に対するよりも大きい。この性質
即ち、多色刷りの際に先に刷ったインキ層が、後に刷る
インキを受付けること或いはその程度のことをトラッピ
ングと言い、特にオフセット印刷においては色の再現性
についての極めて重要な指標の一つである。そして、こ
のバランスがうまくとれないと、正しい版を用いても不
自然なカラー印刷となってしまうことになる。
【0004】トラッピング測定の目的は、3原色の各々
のインキについて、他のインキの上に重ね刷りされたと
きの紙上へのインキの移転性が、単独で刷られた場合の
それに比べてどの程度劣るかを係数管理することである
。そして、印刷物の好ましい色の再現性を担保するため
に、インキ相互間の品質、性状をチェックしたり、2色
目に刷るインキの粘度を調整するなど印刷ラインの管理
をして、好ましいトラッピングの値に維持させることが
大切である。尚、トラッピング(率)は、十分に管理さ
れた場合で95%程度、通常は80〜90%程度である
が、値が高い方が必ずしも良いと言うわけではなく、安
定してある一定の値になればよいと言う相対的な管理が
なされる。
のインキについて、他のインキの上に重ね刷りされたと
きの紙上へのインキの移転性が、単独で刷られた場合の
それに比べてどの程度劣るかを係数管理することである
。そして、印刷物の好ましい色の再現性を担保するため
に、インキ相互間の品質、性状をチェックしたり、2色
目に刷るインキの粘度を調整するなど印刷ラインの管理
をして、好ましいトラッピングの値に維持させることが
大切である。尚、トラッピング(率)は、十分に管理さ
れた場合で95%程度、通常は80〜90%程度である
が、値が高い方が必ずしも良いと言うわけではなく、安
定してある一定の値になればよいと言う相対的な管理が
なされる。
【0005】ところで、以前にはトラッピングは熟練工
が校正刷りその他の印刷物を目で見て判断し、インキの
粘度調整その他の作業を行なっていたが、最近では反射
濃度を測定して手計算したり、或いは演算機能付きの反
射濃度測定装置を用いることにより求めるようになって
きている。これは、反射濃度が、刷られた各インキの膜
厚の指標であり、あるインキが紙に直接刷られた場合(
1次色)の膜厚と、他のインキ層の上に刷られた場合(
2次色)の膜厚との比率として、トラッピングが定義で
きることによる。
が校正刷りその他の印刷物を目で見て判断し、インキの
粘度調整その他の作業を行なっていたが、最近では反射
濃度を測定して手計算したり、或いは演算機能付きの反
射濃度測定装置を用いることにより求めるようになって
きている。これは、反射濃度が、刷られた各インキの膜
厚の指標であり、あるインキが紙に直接刷られた場合(
1次色)の膜厚と、他のインキ層の上に刷られた場合(
2次色)の膜厚との比率として、トラッピングが定義で
きることによる。
【0006】即ち、反射濃度はこれらのインキ層に、光
の3原色と言われる赤(R)、緑(G)、青紫(B)の
分光を照射した場合の反射率の対数の絶対値として定義
される。反射率100%の時反射濃度は0、反射率10
%では1、反射率1%では2となる。但し、反射率は網
点面積率によって変化するので、トラッピングの場合に
はベタ印刷部分を測定する必要がある。このベタ印刷部
分は、コントロールストリップと言われる印刷物の端の
部分に印刷される箇所に印刷されている。
の3原色と言われる赤(R)、緑(G)、青紫(B)の
分光を照射した場合の反射率の対数の絶対値として定義
される。反射率100%の時反射濃度は0、反射率10
%では1、反射率1%では2となる。但し、反射率は網
点面積率によって変化するので、トラッピングの場合に
はベタ印刷部分を測定する必要がある。このベタ印刷部
分は、コントロールストリップと言われる印刷物の端の
部分に印刷される箇所に印刷されている。
【0007】尚、光の3原色(R,G,B)は色の3原
色(C,M,Y)と補色の関係にある。例えばシアン(
C)インキのベタ印刷部分の反射光を、600nm〜7
00nmの光を透過する赤(R)フィルターを通して計
測すれば、その膜厚が厚い程換言すればシアン色が濃い
程反射率が小さく、逆に反射濃度は大きくなると言う形
で評価できる。ところで、理論上純粋なシアンインキは
、緑色(500nm〜600nm)及び青紫色(400
nm〜500nm)の光は全反射する(反射濃度0)。 しかし、実際のシアン(C)インキは、これらG光やB
光も幾分吸収する。
色(C,M,Y)と補色の関係にある。例えばシアン(
C)インキのベタ印刷部分の反射光を、600nm〜7
00nmの光を透過する赤(R)フィルターを通して計
測すれば、その膜厚が厚い程換言すればシアン色が濃い
程反射率が小さく、逆に反射濃度は大きくなると言う形
で評価できる。ところで、理論上純粋なシアンインキは
、緑色(500nm〜600nm)及び青紫色(400
nm〜500nm)の光は全反射する(反射濃度0)。 しかし、実際のシアン(C)インキは、これらG光やB
光も幾分吸収する。
【0008】即ち、実際のシアン(C)インキは、不足
気味のシアン(c)成分(例えば、一般のプロセスイン
キで反射濃度が1.6程度)と、相当量のマゼンタ(m
)成分(同じく0.4程度)と、少量のイエロー(y)
成分(同じく0.1程度)よりなる。同様に、実際のマ
ゼンタ(M)インキは、不足気味のマゼンタ(m)成分
(同じく1.5程度)と、相当量のイエロー(y)成分
(同じく0.8程度)と、少量のシアン(c)成分(同
じく0.1程度)よりなる。また実際のイエロー(Y)
インキは、不足気味のイエロー(y)成分(同じく1.
0程度)と、少量のマゼンタ(m)成分(同じく0.1
程度)と、少量のシアン(c)成分(同じく0.03程
度)よりなる。これらの数字は例示であり、インキの種
類や印刷機械及び印刷工程或いは反射濃度計のフィルタ
ー特性(波長幅)等の違いにより、かなり変動する
気味のシアン(c)成分(例えば、一般のプロセスイン
キで反射濃度が1.6程度)と、相当量のマゼンタ(m
)成分(同じく0.4程度)と、少量のイエロー(y)
成分(同じく0.1程度)よりなる。同様に、実際のマ
ゼンタ(M)インキは、不足気味のマゼンタ(m)成分
(同じく1.5程度)と、相当量のイエロー(y)成分
(同じく0.8程度)と、少量のシアン(c)成分(同
じく0.1程度)よりなる。また実際のイエロー(Y)
インキは、不足気味のイエロー(y)成分(同じく1.
0程度)と、少量のマゼンタ(m)成分(同じく0.1
程度)と、少量のシアン(c)成分(同じく0.03程
度)よりなる。これらの数字は例示であり、インキの種
類や印刷機械及び印刷工程或いは反射濃度計のフィルタ
ー特性(波長幅)等の違いにより、かなり変動する
【0009】以上の事実が、反射濃度によるトラッピン
グの測定を複雑なものにしている。即ち、2次色の各色
成分(c,m,y)の反射濃度は、1次色の1色目と2
色目の各色成分の反射濃度の和として表わされる。従っ
て、1色目の色成分の影響を除去するために1色目のイ
ンキが単独で刷られた箇所と、基準となる2色目のイン
キが単独で刷られた箇所と、更に1色目のインキの上に
2色目のインキが重ね刷りされた箇所の合計3箇所の反
射濃度を測定する必要がある。
グの測定を複雑なものにしている。即ち、2次色の各色
成分(c,m,y)の反射濃度は、1次色の1色目と2
色目の各色成分の反射濃度の和として表わされる。従っ
て、1色目の色成分の影響を除去するために1色目のイ
ンキが単独で刷られた箇所と、基準となる2色目のイン
キが単独で刷られた箇所と、更に1色目のインキの上に
2色目のインキが重ね刷りされた箇所の合計3箇所の反
射濃度を測定する必要がある。
【0010】そして、従来型の演算機能を備えたカラー
反射濃度計を用いる場合には、上記3箇の測定箇所の種
類(1次色か2次色か、1次色の場合は1色目か2色目
か)を反射濃度計に認識させるために、3箇所の測定箇
所を反射濃度計の仕様に従って決められた順序で測定す
ると言う操作が必要となる。
反射濃度計を用いる場合には、上記3箇の測定箇所の種
類(1次色か2次色か、1次色の場合は1色目か2色目
か)を反射濃度計に認識させるために、3箇所の測定箇
所を反射濃度計の仕様に従って決められた順序で測定す
ると言う操作が必要となる。
【0011】例えば、ある印刷工程で刷り順がシアン、
マゼンタ、イエローであるとする。この場合、図6に示
すようにシアン(C)インキに対するマゼンタ(M)イ
ンキのトラッピング量を求める場合、■必ず1次色の1
色目としてシアンインキの印刷部分を捜して測定し、■
次に1次色の2色目としてマゼンタインキの部分を捜し
て測定する必要がある。しかも、各色ともマゼンタ(M
)インキの最大反射濃度を示す色成分であるマゼンタ(
m)成分の反射濃度値を記憶させておかねばならない。 ■次いで、2次色の部分を測定するが、3種類の2次色
のうち、シアン(C)インキとマゼンタ(M)インキが
刷り重ねられた青紫(B)色の箇所をさがして測定しな
ければならない。この場合も、マゼンタ(m)成分の反
射濃度値を測定して演算に供する。これでやっとトラッ
ピング量が算出できる。
マゼンタ、イエローであるとする。この場合、図6に示
すようにシアン(C)インキに対するマゼンタ(M)イ
ンキのトラッピング量を求める場合、■必ず1次色の1
色目としてシアンインキの印刷部分を捜して測定し、■
次に1次色の2色目としてマゼンタインキの部分を捜し
て測定する必要がある。しかも、各色ともマゼンタ(M
)インキの最大反射濃度を示す色成分であるマゼンタ(
m)成分の反射濃度値を記憶させておかねばならない。 ■次いで、2次色の部分を測定するが、3種類の2次色
のうち、シアン(C)インキとマゼンタ(M)インキが
刷り重ねられた青紫(B)色の箇所をさがして測定しな
ければならない。この場合も、マゼンタ(m)成分の反
射濃度値を測定して演算に供する。これでやっとトラッ
ピング量が算出できる。
【0012】この従来の方法においては、全ての組合せ
についてのトラッピング量を測定するには、上記方法を
繰り返す必要がある。その測定手順を、図7に基づいて
説明する。この場合も、インキの刷り順をシアン(C)
、マゼンタ(M)、イエロー(Y)とする。
についてのトラッピング量を測定するには、上記方法を
繰り返す必要がある。その測定手順を、図7に基づいて
説明する。この場合も、インキの刷り順をシアン(C)
、マゼンタ(M)、イエロー(Y)とする。
【0013】まず、(i)測定する印刷試料の紙の部分
の反射濃度を測定する。(ii)次に、前記した通りシ
アンインキの1次色を測定し、マゼンタインキの1次色
を測定し、次いでシアンインキとマゼンタインキを刷り
重ねた2次色(青紫)を測定する。それぞれの測定値か
ら紙部分のマゼンタ(m)成分の反射濃度値を減算して
、マゼンタインキのシアンインキ上へのトラッピング量
が算出される。(iii )続いて、マゼンタインキの
1次色を測定し、イエローインキの1次色を測定し、マ
ゼンタインキとイエローインキの2次色(赤)を測定す
ることによって、同様にイエローインキのマゼンタイン
キ上へのトラッピング量が算出される。(iv)更に、
シアンインキの1次色を測定し、イエローインキの1次
色を測定し、シアンインキとイエローインキの2次色(
緑)を測定することによって、同様にイエローインキの
シアンインキ上へのトラッピング量が算出される。
の反射濃度を測定する。(ii)次に、前記した通りシ
アンインキの1次色を測定し、マゼンタインキの1次色
を測定し、次いでシアンインキとマゼンタインキを刷り
重ねた2次色(青紫)を測定する。それぞれの測定値か
ら紙部分のマゼンタ(m)成分の反射濃度値を減算して
、マゼンタインキのシアンインキ上へのトラッピング量
が算出される。(iii )続いて、マゼンタインキの
1次色を測定し、イエローインキの1次色を測定し、マ
ゼンタインキとイエローインキの2次色(赤)を測定す
ることによって、同様にイエローインキのマゼンタイン
キ上へのトラッピング量が算出される。(iv)更に、
シアンインキの1次色を測定し、イエローインキの1次
色を測定し、シアンインキとイエローインキの2次色(
緑)を測定することによって、同様にイエローインキの
シアンインキ上へのトラッピング量が算出される。
【0014】尚、従来の演算機能がない反射濃度計と手
計算によりトラッピング量を求める場合には、上記の手
順以外に、上記3箇の測定箇所について、2色目のイン
キの色(1次色)に該当する色成分についての反射濃度
を夫々測定してメモしておかねばならない。しかも、更
に別途計算してトラッピング量を求める必要がある。 尚、この場合も各1次色の刷順をはっきり覚えておく必
要がある。
計算によりトラッピング量を求める場合には、上記の手
順以外に、上記3箇の測定箇所について、2色目のイン
キの色(1次色)に該当する色成分についての反射濃度
を夫々測定してメモしておかねばならない。しかも、更
に別途計算してトラッピング量を求める必要がある。 尚、この場合も各1次色の刷順をはっきり覚えておく必
要がある。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の方
法によるトラッピング測定では、2次色に刷り重ねられ
た2色のインキのうち、どちらのインキが1色目なのか
を、測定者が測定毎に印刷工程をチェックして覚えてお
き、刷られた順に従って1次色の印刷箇所を選び且つ測
定する必要がある。2次色も、どの色を測定するかを目
で見て選択しなければならない。もし、測定の順序や測
定対象を間違えれば、不正確なデータが得られ、それに
基づいてインキの調整を行ったりすれば、酷い仕上がり
となる。
法によるトラッピング測定では、2次色に刷り重ねられ
た2色のインキのうち、どちらのインキが1色目なのか
を、測定者が測定毎に印刷工程をチェックして覚えてお
き、刷られた順に従って1次色の印刷箇所を選び且つ測
定する必要がある。2次色も、どの色を測定するかを目
で見て選択しなければならない。もし、測定の順序や測
定対象を間違えれば、不正確なデータが得られ、それに
基づいてインキの調整を行ったりすれば、酷い仕上がり
となる。
【0016】更に、全ての2次色の組合せについて測定
を行なうためには、各インキの1次色については合計2
回ずつしかも順序正しく測定しなければならなず、手間
と時間がかかり非能率的である。しかも、刷り順を覚え
ておいて測定順位を判断するなど測定者に精神的な緊張
を要求しどうしても操作ミスが生じ易い。刷り順の異な
る印刷試料を交互に測定する場合などは、特に苦労する
。手計算の場合には、上記に加えて測定値をメモする手
間、計算する手間が更に加わる。
を行なうためには、各インキの1次色については合計2
回ずつしかも順序正しく測定しなければならなず、手間
と時間がかかり非能率的である。しかも、刷り順を覚え
ておいて測定順位を判断するなど測定者に精神的な緊張
を要求しどうしても操作ミスが生じ易い。刷り順の異な
る印刷試料を交互に測定する場合などは、特に苦労する
。手計算の場合には、上記に加えて測定値をメモする手
間、計算する手間が更に加わる。
【0017】従来のトラッピング測定におけるこれらの
問題は、印刷されたインキの種類判別を1次色と2次色
の区分のみならず1次色同士、2次色同士であっても測
定者が行なわねばならないことにより生じる。また、必
ず定められた測定順序の通りに測定しなければならない
ことによる。
問題は、印刷されたインキの種類判別を1次色と2次色
の区分のみならず1次色同士、2次色同士であっても測
定者が行なわねばならないことにより生じる。また、必
ず定められた測定順序の通りに測定しなければならない
ことによる。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述のような
欠点を解消するために、カラー反射濃度計自体に印刷さ
れたインキの種類を判別させる機能を持たせた。即ち本
発明では、図1〜図3に示すように、まず1次色(単色
)のベタ印刷部分を順不同に測定して、反射濃度が最大
の色成分を主成分とする1次色であると判断し、その1
次色毎に夫々の色成分(c,m,y)の反射濃度値を反
射濃度計のメモリーに記憶させる。次いで、任意の2次
色(2色重ね刷り)のベタ印刷部分を測定して該2次色
を反射濃度が最大と中間の色成分をそれぞれ主成分とす
る色のインキの重ね刷りしたものと決定する。そして、
予めメモリーに記憶させてある1次色の刷り順に基づい
て2次色の上側(1次色の2色目)のインキを決定する
。尚、図1は本発明方法の測定手順を示すフローチャー
ト、図2は3原色(C,M,Y)のインキが印刷された
1次色とその色成分(c,m,y)の反射濃度との関係
を模式的に示した説明図、図3は同じく刷り順をC,M
,Yとした2次色のインキの組合せ(C−M,C−Y,
M−Y)とその色成分(c,m,y)の反射濃度との関
係を模式的に示した説明図である。
欠点を解消するために、カラー反射濃度計自体に印刷さ
れたインキの種類を判別させる機能を持たせた。即ち本
発明では、図1〜図3に示すように、まず1次色(単色
)のベタ印刷部分を順不同に測定して、反射濃度が最大
の色成分を主成分とする1次色であると判断し、その1
次色毎に夫々の色成分(c,m,y)の反射濃度値を反
射濃度計のメモリーに記憶させる。次いで、任意の2次
色(2色重ね刷り)のベタ印刷部分を測定して該2次色
を反射濃度が最大と中間の色成分をそれぞれ主成分とす
る色のインキの重ね刷りしたものと決定する。そして、
予めメモリーに記憶させてある1次色の刷り順に基づい
て2次色の上側(1次色の2色目)のインキを決定する
。尚、図1は本発明方法の測定手順を示すフローチャー
ト、図2は3原色(C,M,Y)のインキが印刷された
1次色とその色成分(c,m,y)の反射濃度との関係
を模式的に示した説明図、図3は同じく刷り順をC,M
,Yとした2次色のインキの組合せ(C−M,C−Y,
M−Y)とその色成分(c,m,y)の反射濃度との関
係を模式的に示した説明図である。
【0019】
続いて、T(%)=(D3−D1)÷D2×100
〔I〕なる式を
用いて、該2次色の上側のインキのトラッピング量(T
)を算出する。尚、該式中のD1、D2、D3はいずも
れ1次色の2色目の最大反射濃度を示す色成分について
の反射濃度であり、D1は1次色の1色目、D2は1次
色の2色目、D3は2次色の値を示す。
〔I〕なる式を
用いて、該2次色の上側のインキのトラッピング量(T
)を算出する。尚、該式中のD1、D2、D3はいずも
れ1次色の2色目の最大反射濃度を示す色成分について
の反射濃度であり、D1は1次色の1色目、D2は1次
色の2色目、D3は2次色の値を示す。
【0020】但し、本発明は印刷箇所が1次色か2次色
であるかを自動的に判断することを要旨とするものでは
ない。即ち、印刷された色が1次色か2次色かは人間が
見て判断し、まず1次色を測定して前記処理を行なう。 この場合、測定している印刷箇所が1次色であるとの信
号を反射濃度計の記憶・演算処理部に与える必要がある
が、どの1次色を測定するかは順不同でよい。次いで、
2次色であるとの信号を装置に与えて前記処理を行なう
。2次色を測定する場合も順不同でよく、測定された2
次色についてのトラッピング量が上記した本発明方法に
より自動的に算出される。もっとも、2次色を測定する
前に全ての1次色を測定しておく必要はない。例えば、
2次色である青紫(B)色のトラッピングを測定する場
合、1次色としてシアンインキとマゼンタインキが測定
されていればよい。
であるかを自動的に判断することを要旨とするものでは
ない。即ち、印刷された色が1次色か2次色かは人間が
見て判断し、まず1次色を測定して前記処理を行なう。 この場合、測定している印刷箇所が1次色であるとの信
号を反射濃度計の記憶・演算処理部に与える必要がある
が、どの1次色を測定するかは順不同でよい。次いで、
2次色であるとの信号を装置に与えて前記処理を行なう
。2次色を測定する場合も順不同でよく、測定された2
次色についてのトラッピング量が上記した本発明方法に
より自動的に算出される。もっとも、2次色を測定する
前に全ての1次色を測定しておく必要はない。例えば、
2次色である青紫(B)色のトラッピングを測定する場
合、1次色としてシアンインキとマゼンタインキが測定
されていればよい。
【0021】尚、印刷された色が1次色か2次色かの判
断自体も、装置に自動的に行なわせるようにすることが
できる。例えば、ヒューエラーやグレイネス等、色の属
性を利用して、1次色と2次色を区別する信号を得、そ
の信号に基づいて上記した本発明方法を適用する。この
場合、1次色の測定前に2次色を測定してもそのデータ
はキャンセルされるので、誤測定は回避される。
断自体も、装置に自動的に行なわせるようにすることが
できる。例えば、ヒューエラーやグレイネス等、色の属
性を利用して、1次色と2次色を区別する信号を得、そ
の信号に基づいて上記した本発明方法を適用する。この
場合、1次色の測定前に2次色を測定してもそのデータ
はキャンセルされるので、誤測定は回避される。
【0022】また、本発明では、1次色を測定する前に
紙の各色成分の反射濃度値を測定するとか、予め記憶さ
せてある紙の反射濃度値を用い、1次色及び2次色の各
色成分の反射濃度値から減算させることにより、紙色の
影響を除去する。
紙の各色成分の反射濃度値を測定するとか、予め記憶さ
せてある紙の反射濃度値を用い、1次色及び2次色の各
色成分の反射濃度値から減算させることにより、紙色の
影響を除去する。
【0023】次に、本発明における用語について説明す
る。まず、トラッピングとは多色刷りの際に先に刷った
インキ層が、後に刷るインキを受付けることを言い、ト
ラッピング量とはその程度とか測定されたデータのこと
を言う。また、反射濃度値とは、測定されたデータを意
味する。更に、試料とは、校正刷り等の印刷物を言い、
測定箇所とは試料中の反射濃度を測定する箇所を言い、
紙の部分、1次色の部分及び2次色の部分を言う。また
、ベタ印刷部分とは、インキで完全に覆われた印刷部分
、換言すれば網点面積率が100%の印刷部分を言う。 次いで、色成分とは、シアン(c)、マゼンタ(m)、
イエロー(y)を言い、シアン(C)インキはシアン(
c)成分の反射濃度が最大であり、マゼンタ(M)イン
キはマゼンタ(m)成分の反射濃度が最大であり、イエ
ロー(Y)インキはイエロー(y)成分の反射濃度が最
大である。また記憶とは、パラメーターのような設定値
や測定或いは演算した結果のデータを、測定装置のメモ
リーに永久或いは一時的に保持させておくことを言う。
る。まず、トラッピングとは多色刷りの際に先に刷った
インキ層が、後に刷るインキを受付けることを言い、ト
ラッピング量とはその程度とか測定されたデータのこと
を言う。また、反射濃度値とは、測定されたデータを意
味する。更に、試料とは、校正刷り等の印刷物を言い、
測定箇所とは試料中の反射濃度を測定する箇所を言い、
紙の部分、1次色の部分及び2次色の部分を言う。また
、ベタ印刷部分とは、インキで完全に覆われた印刷部分
、換言すれば網点面積率が100%の印刷部分を言う。 次いで、色成分とは、シアン(c)、マゼンタ(m)、
イエロー(y)を言い、シアン(C)インキはシアン(
c)成分の反射濃度が最大であり、マゼンタ(M)イン
キはマゼンタ(m)成分の反射濃度が最大であり、イエ
ロー(Y)インキはイエロー(y)成分の反射濃度が最
大である。また記憶とは、パラメーターのような設定値
や測定或いは演算した結果のデータを、測定装置のメモ
リーに永久或いは一時的に保持させておくことを言う。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図4は、1次色か2次色の判別も自動的に行なう場
合の処理を示すフローチャートの一例である。まず、測
定によって得られた各色成分(c,m,y)の反射濃度
の内最大値がある一定値X未満の場合はこの測定箇所を
インキが刷られていない紙の部分と判断し、それ以外の
場合は、何らかのインキが刷られた部分(1次色か2次
色)と判断する。この一定値Xとは、通常の印刷に用い
る紙のそれ自身の各反射濃度値より大きく、且つ通常の
印刷に用いるインキのベタ濃度より小さい値で、0.4
〜0.7程度が望ましい。尚、一般に紙の反射濃度は、
通常いずれの成分も0.1〜0.2前後程度或いはそれ
以下である。
る。図4は、1次色か2次色の判別も自動的に行なう場
合の処理を示すフローチャートの一例である。まず、測
定によって得られた各色成分(c,m,y)の反射濃度
の内最大値がある一定値X未満の場合はこの測定箇所を
インキが刷られていない紙の部分と判断し、それ以外の
場合は、何らかのインキが刷られた部分(1次色か2次
色)と判断する。この一定値Xとは、通常の印刷に用い
る紙のそれ自身の各反射濃度値より大きく、且つ通常の
印刷に用いるインキのベタ濃度より小さい値で、0.4
〜0.7程度が望ましい。尚、一般に紙の反射濃度は、
通常いずれの成分も0.1〜0.2前後程度或いはそれ
以下である。
【0025】ここで紙と判断した場合、測定装置(演算
、メモリー機能付きのカラー反射濃度計)のメモリーに
その値を記憶させる。すでに測定済であれば、データを
更新する。それ以外の場合は、各色の測定された反射濃
度値から装置に記憶された紙の反射濃度値を減算した後
、式〔II〕によってヒューエラー(H)を求める。 H(%)=(Dmid−Dmin)÷(Dmax−
Dmin)×100〔II〕ここで、Dminは各色成
分(c,m,y)の反射濃度のうち最小値、Dmidは
同じく中間値、Dmaxは同じく最大値を夫々示す。
、メモリー機能付きのカラー反射濃度計)のメモリーに
その値を記憶させる。すでに測定済であれば、データを
更新する。それ以外の場合は、各色の測定された反射濃
度値から装置に記憶された紙の反射濃度値を減算した後
、式〔II〕によってヒューエラー(H)を求める。 H(%)=(Dmid−Dmin)÷(Dmax−
Dmin)×100〔II〕ここで、Dminは各色成
分(c,m,y)の反射濃度のうち最小値、Dmidは
同じく中間値、Dmaxは同じく最大値を夫々示す。
【0026】次いで、最大濃度成分の比較基準値と該得
られたヒューエラーの値とを比較し、ヒューエラーの値
が該比較基準値以下(或いは未満)の場合は最大反射濃
度の色成分(例えばc成分)を主成分とするインキ(こ
の場合Cインキ)を印刷した1次色と判断し、基準値以
上の場合は2次色と判断する。2次色の場合は、反射濃
度が最大と中間の色成分(例えばc成分とm成分)をそ
れぞれ主成分とする色のインキ(この場合CインキとM
インキ)の重ね刷りしたものと決定する。
られたヒューエラーの値とを比較し、ヒューエラーの値
が該比較基準値以下(或いは未満)の場合は最大反射濃
度の色成分(例えばc成分)を主成分とするインキ(こ
の場合Cインキ)を印刷した1次色と判断し、基準値以
上の場合は2次色と判断する。2次色の場合は、反射濃
度が最大と中間の色成分(例えばc成分とm成分)をそ
れぞれ主成分とする色のインキ(この場合CインキとM
インキ)の重ね刷りしたものと決定する。
【0027】比較基準値は、以下の事実に基づいて本発
明者が着想開発したもので、反射濃度が最大である色成
分がシアンの場合35〜45、マゼンタの場合55〜6
5、イエローの場合20〜30程度とする。即ちヒュー
エラーとは、理論上の理想シアン、マゼンタ、イエロー
の各インキから、実際のインキがどれくらい色相的にズ
レているかを%で表したもので、シアンインキで5〜3
0%前後、マゼンタインキで30〜50%前後、イエロ
ーインキで2〜15%前後である。ところが、2次色に
ついて同様にヒューエラーを求めると、例えば、前記し
たプロセスインキの場合で計算すると、青紫色(B)の
場合80程度、赤色(R)の場合85程度、緑色(G)
の場合55程度になり、1次色とは大きな隔たりがある
。尚、比較基準値は1つの色成分に対して2個設定し、
低い値以下の場合は1次色、高い値以上の場合は2次色
と決定し、その中間は何れかに決定せずに再度測定する
とか手動測定を行なうようにしてもよい。
明者が着想開発したもので、反射濃度が最大である色成
分がシアンの場合35〜45、マゼンタの場合55〜6
5、イエローの場合20〜30程度とする。即ちヒュー
エラーとは、理論上の理想シアン、マゼンタ、イエロー
の各インキから、実際のインキがどれくらい色相的にズ
レているかを%で表したもので、シアンインキで5〜3
0%前後、マゼンタインキで30〜50%前後、イエロ
ーインキで2〜15%前後である。ところが、2次色に
ついて同様にヒューエラーを求めると、例えば、前記し
たプロセスインキの場合で計算すると、青紫色(B)の
場合80程度、赤色(R)の場合85程度、緑色(G)
の場合55程度になり、1次色とは大きな隔たりがある
。尚、比較基準値は1つの色成分に対して2個設定し、
低い値以下の場合は1次色、高い値以上の場合は2次色
と決定し、その中間は何れかに決定せずに再度測定する
とか手動測定を行なうようにしてもよい。
【0028】ここで1次色と判断された場合は、図2に
示すように、その測定箇所は反射濃度が最大の色のイン
キが刷られたものと判断し、測定装置のメモリー上にそ
の1次色の種類と3成分の反射濃度のデータを(紙の反
射濃度データを除去後)記憶させる。すでに記憶済であ
れば、データを更新する。
示すように、その測定箇所は反射濃度が最大の色のイン
キが刷られたものと判断し、測定装置のメモリー上にそ
の1次色の種類と3成分の反射濃度のデータを(紙の反
射濃度データを除去後)記憶させる。すでに記憶済であ
れば、データを更新する。
【0029】2次色と判断された場合、図3に示すよう
にその測定箇所は反射濃度が最大の色と中間の色成分を
それぞれ主成分とする色のインキの重ね刷りしたものと
判断する。そして、予めメモリーに設定されているイン
キの刷り順のパラメーターによって、1色目と2色目の
判断を行なう。
にその測定箇所は反射濃度が最大の色と中間の色成分を
それぞれ主成分とする色のインキの重ね刷りしたものと
判断する。そして、予めメモリーに設定されているイン
キの刷り順のパラメーターによって、1色目と2色目の
判断を行なう。
【0030】続いて、先に装置に記憶させてある各1次
色の反射濃度値と2次色の測定値から、式〔I〕により
、該2次色の上側のインキのトラッピング量(T)を算
出する。 T(%)=(D3−D1)÷D2×100
〔I〕但し、 式〔I〕中、D1、
D2、D3はいずもれ1次色の2色目の最大反射濃度を
示す色成分についての反射濃度であり、D1は1次色の
1色目、D2は1次色の2色目、D3は2次色の値を示
す。以上が、測定されたインキの種類を判別する方法と
該方法を利用してトラッピング量を求める方法である。
色の反射濃度値と2次色の測定値から、式〔I〕により
、該2次色の上側のインキのトラッピング量(T)を算
出する。 T(%)=(D3−D1)÷D2×100
〔I〕但し、 式〔I〕中、D1、
D2、D3はいずもれ1次色の2色目の最大反射濃度を
示す色成分についての反射濃度であり、D1は1次色の
1色目、D2は1次色の2色目、D3は2次色の値を示
す。以上が、測定されたインキの種類を判別する方法と
該方法を利用してトラッピング量を求める方法である。
【0031】次に、上記実施例の方法を採り入れた測定
装置を使用して、トラッピング測定を実施する際の使用
者の測定手順を図5に示すフローチャートで説明する。
装置を使用して、トラッピング測定を実施する際の使用
者の測定手順を図5に示すフローチャートで説明する。
【0032】まず、印刷試料の各インキの刷り順が装置
の現在のパラメーターと一致しているかを確認し、不一
致の場合はパラメーターを変更する。しかし、本来イン
キの刷り順は頻繁に変更されるものではないため、実際
にはパラメーターを変更する作業は非常に稀であると考
えられる。次に、試料の紙部分の反射濃度を測定すると
、上述の方法により装置は自動的に紙濃度として記憶す
る。
の現在のパラメーターと一致しているかを確認し、不一
致の場合はパラメーターを変更する。しかし、本来イン
キの刷り順は頻繁に変更されるものではないため、実際
にはパラメーターを変更する作業は非常に稀であると考
えられる。次に、試料の紙部分の反射濃度を測定すると
、上述の方法により装置は自動的に紙濃度として記憶す
る。
【0033】次に、1次色の印刷箇所を図2に示すよう
に3色について各々測定する。この場合、1次色の測定
順序は任意でよく、装置は測定された箇所が1次色であ
り、どの色のインキかを自動的に判別し、測定値を該当
する色の反射濃度値として記憶する。
に3色について各々測定する。この場合、1次色の測定
順序は任意でよく、装置は測定された箇所が1次色であ
り、どの色のインキかを自動的に判別し、測定値を該当
する色の反射濃度値として記憶する。
【0034】以上の操作の後、図3に示すように任意の
2次色を測定することによって、装置は測定された箇所
が2次色であり、どの2色のインキが重ね刷りされてい
るかを判断する。そして、先に記憶した1次色の各色成
分の反射濃度値と2次色の測定値からトラッピング量を
算出し、表示又は印字する。以上が、本実施例の方法を
採り入れた測定装置を使用して、トラッピング測定を実
施する際の使用者の操作手順である。
2次色を測定することによって、装置は測定された箇所
が2次色であり、どの2色のインキが重ね刷りされてい
るかを判断する。そして、先に記憶した1次色の各色成
分の反射濃度値と2次色の測定値からトラッピング量を
算出し、表示又は印字する。以上が、本実施例の方法を
採り入れた測定装置を使用して、トラッピング測定を実
施する際の使用者の操作手順である。
【0035】次に、紙の反射濃度についての変形例を説
明する。上記実施例では、測定の度ごとに紙の反射濃度
を測定し、その測定値に基づいて紙濃度の影響を除去し
ていた。しかし、オフセット印刷に用いられる紙の種類
は、印刷物の種類や工場毎に大体きまっている。そこで
、必要な紙の反射濃度を予め測定して測定装置のメモリ
ーに記憶させておき、測定に際してそのデータを呼び出
して演算するようにすることもできる。これは、紙の種
類による反射濃度の違いはかなりの程度であるとしても
、同一種類、品番の紙同士では、測定値に影響を与える
程の差はないとの見地に立つものである。
明する。上記実施例では、測定の度ごとに紙の反射濃度
を測定し、その測定値に基づいて紙濃度の影響を除去し
ていた。しかし、オフセット印刷に用いられる紙の種類
は、印刷物の種類や工場毎に大体きまっている。そこで
、必要な紙の反射濃度を予め測定して測定装置のメモリ
ーに記憶させておき、測定に際してそのデータを呼び出
して演算するようにすることもできる。これは、紙の種
類による反射濃度の違いはかなりの程度であるとしても
、同一種類、品番の紙同士では、測定値に影響を与える
程の差はないとの見地に立つものである。
【0036】また、上記実施例では、印刷された色が1
次色か2次色かをも判断する。そして、この判断の基準
としてヒューエラーを採用している。ヒューエラーの他
、グレイネス等その他の色の属性を利用して、1次色か
2次色かの判断をさせ、そのの結果を演算処理部に出力
するようにしてもよい。或いは、その印刷箇所が1次色
か2次色か判断してスィッチやボタン等で装置に指示す
れば、同様に簡単な操作でトラッピングを容易に測定す
ることができる。紙部分は、1次色として測定する。 後者の場合上記実施例より幾分手間はかかるが、従来方
法と異なり1次色同士、2次色同士の区別や測定順を覚
えておく必要がなく、上記同様に簡単にトラッピングの
測定ができる。
次色か2次色かをも判断する。そして、この判断の基準
としてヒューエラーを採用している。ヒューエラーの他
、グレイネス等その他の色の属性を利用して、1次色か
2次色かの判断をさせ、そのの結果を演算処理部に出力
するようにしてもよい。或いは、その印刷箇所が1次色
か2次色か判断してスィッチやボタン等で装置に指示す
れば、同様に簡単な操作でトラッピングを容易に測定す
ることができる。紙部分は、1次色として測定する。 後者の場合上記実施例より幾分手間はかかるが、従来方
法と異なり1次色同士、2次色同士の区別や測定順を覚
えておく必要がなく、上記同様に簡単にトラッピングの
測定ができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明方法は、1次
色のベタ印刷部分を順不同に測定して夫々の各色成分の
反射濃度値を記憶させた後、任意の2次色のベタ印刷部
分を測定して該2次色を反射濃度が最大と中間の色成分
をそれぞれ主成分とする色のインキの重ね刷りしたもの
と決定し、次いで予め記憶させてある1次色の刷り順に
基づいて2次色の上側(1次色の2色目)のインキを決
定し、演算により該2次色の上側のインキのトラッピン
グ量を算出するものである。
色のベタ印刷部分を順不同に測定して夫々の各色成分の
反射濃度値を記憶させた後、任意の2次色のベタ印刷部
分を測定して該2次色を反射濃度が最大と中間の色成分
をそれぞれ主成分とする色のインキの重ね刷りしたもの
と決定し、次いで予め記憶させてある1次色の刷り順に
基づいて2次色の上側(1次色の2色目)のインキを決
定し、演算により該2次色の上側のインキのトラッピン
グ量を算出するものである。
【0038】従って、測定時に1次色か2次色かの判断
は必要であるが、1次色の測定時に各インキの刷り順は
もとより、2次色と1次色の関連を考慮する必要がない
ため、測定者は緊張を強いられず且つ測定操作の煩雑さ
が解消されて操作ミスが激減する。また、一度測定した
1次色の反射濃度値はインキの種類とともに自動的に装
置に記憶されるし、2次色の測定後自動的にトラッピン
グ量を算出するので、トラッピングの測定操作は著しく
簡略化され、手間と時間が大幅に省略されて測定コスト
の低下と測定の正確さがもたらされる。更に、1次色と
2次色の判別をヒューエラー等色の属性を利用して行な
う場合測定者は全く色のことを気にすることなく測定で
き、測定者の操作ミスや測定操作の煩雑さは更に減少す
るなど、極めて有意義なトラッピング測定方法である。
は必要であるが、1次色の測定時に各インキの刷り順は
もとより、2次色と1次色の関連を考慮する必要がない
ため、測定者は緊張を強いられず且つ測定操作の煩雑さ
が解消されて操作ミスが激減する。また、一度測定した
1次色の反射濃度値はインキの種類とともに自動的に装
置に記憶されるし、2次色の測定後自動的にトラッピン
グ量を算出するので、トラッピングの測定操作は著しく
簡略化され、手間と時間が大幅に省略されて測定コスト
の低下と測定の正確さがもたらされる。更に、1次色と
2次色の判別をヒューエラー等色の属性を利用して行な
う場合測定者は全く色のことを気にすることなく測定で
き、測定者の操作ミスや測定操作の煩雑さは更に減少す
るなど、極めて有意義なトラッピング測定方法である。
【図1】本発明方法の測定手順を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図2】本発明における1次色のインキのとその色成分
の反射濃度との関係を模式的に示した説明図である。
の反射濃度との関係を模式的に示した説明図である。
【図3】本発明における2次色のインキの組合せとその
色成分の反射濃度との関係を模式的に示した説明図であ
る。
色成分の反射濃度との関係を模式的に示した説明図であ
る。
【図4】本発明方法の1実施例であって、1次色か2次
色の判別も自動的に行なう場合のフローチャートである
。
色の判別も自動的に行なう場合のフローチャートである
。
【図5】1次色か2次色の判別も自動的に行なう場合の
一例について、トラッピング測定を実施する際の測定者
の操作手順を示すフローチャートである。
一例について、トラッピング測定を実施する際の測定者
の操作手順を示すフローチャートである。
【図6】従来のトラッピングを測定する場合の1次色と
2次色の印刷部分を模式的に示した説明図である。
2次色の印刷部分を模式的に示した説明図である。
【図7】従来の方法を用いてトラッピング測定を実施す
る際の測定者の操作手順の一例を示すフローチャートで
ある。
る際の測定者の操作手順の一例を示すフローチャートで
ある。
Claims (2)
- 【請求項1】 カラー反射濃度計によりオフセット印
刷に於ける1次色(単色)のベタ印刷部分を順不同に測
定して夫々の各色成分(c,m,y)の反射濃度値を記
憶させた後、任意の2次色(2色重ね刷り)のベタ印刷
部分を測定して該2次色を反射濃度が最大と中間の色成
分をそれぞれ主成分とする色のインキの重ね刷りしたも
のと決定し、次いで予め記憶させてある1次色の刷り順
に基づいて2次色の上側(1次色の2色目)のインキを
決定し、式〔I〕により該2次色の上側のインキのトラ
ッピング量(T)を算出することを特徴とするトラッピ
ング測定方法。 T(%)=(D3−D1)÷D2×100
〔I〕式〔I〕中、D1、D2、D3
はいずれも1次色の2色目の最大反射濃度を示す色成分
についての反射濃度であり、D1は1次色の1色目、D
2は1次色の2色目、D3は2次色の値を示す。 - 【請求項2】 1次色を測定する前に、紙の各色成分
の反射濃度値を測定して、1次色及び2次色の各色成分
の反射濃度値から減算させるものである請求項1記載の
トラッピング測定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3170527A JPH04368849A (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | トラッピング測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3170527A JPH04368849A (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | トラッピング測定方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04368849A true JPH04368849A (ja) | 1992-12-21 |
Family
ID=15906589
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3170527A Pending JPH04368849A (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | トラッピング測定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04368849A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006159416A (ja) * | 2004-12-02 | 2006-06-22 | Toppan Printing Co Ltd | 印刷制御方法および印刷制御装置 |
-
1991
- 1991-06-14 JP JP3170527A patent/JPH04368849A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006159416A (ja) * | 2004-12-02 | 2006-06-22 | Toppan Printing Co Ltd | 印刷制御方法および印刷制御装置 |
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