JPH0436950B2 - - Google Patents

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JPH0436950B2
JPH0436950B2 JP59501279A JP50127984A JPH0436950B2 JP H0436950 B2 JPH0436950 B2 JP H0436950B2 JP 59501279 A JP59501279 A JP 59501279A JP 50127984 A JP50127984 A JP 50127984A JP H0436950 B2 JPH0436950 B2 JP H0436950B2
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JP
Japan
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package
shell
membrane
gas
packaging
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JPS60500857A (ja
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Furederitsuku Beiroodo
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ESU AARU PII Inc
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ESU AARU PII Inc
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Publication date
Application filed by ESU AARU PII Inc filed Critical ESU AARU PII Inc
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Publication of JPH0436950B2 publication Critical patent/JPH0436950B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D81/00Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents
    • B65D81/02Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents specially adapted to protect contents from mechanical damage
    • B65D81/05Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents specially adapted to protect contents from mechanical damage maintaining contents at spaced relation from package walls, or from other contents
    • B65D81/07Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents specially adapted to protect contents from mechanical damage maintaining contents at spaced relation from package walls, or from other contents using resilient suspension means
    • B65D81/075Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents specially adapted to protect contents from mechanical damage maintaining contents at spaced relation from package walls, or from other contents using resilient suspension means the contents being located between two membranes stretched between opposed sides of the package

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Buffer Packaging (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Packaging Frangible Articles (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
  • Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)

Description

請求の範囲 1 1対の凹形契合部分および前記各契合部分の
口の周縁に弾性引張り状態で固着した弾性薄膜を
備え、前記引張り力が前記包装内に収容する物品
を前記薄膜間に位置決めすることができるように
なつており、抑制気体流によつて減衰が行われか
つ前記薄膜がその薄膜の間に位置決めされた物品
を機械的衝撃および振動から保護する減衰された
複合ばねとして作用する流体減衰装置として機能
するようにしたことを特徴とする包装。
2 前記凹形契合部分が比較的剛性の外殻体を備
えることを特徴とする請求の範囲第1項に記載し
た包装。
3 前記外殻体が熱可塑性樹脂で射出成形されて
いることを特徴とする請求の範囲第2項に記載し
た包装。
4 前記凹形契合部分が透明熱可塑性樹脂で射出
成形した比較的剛性の外殻体を備え、かつ前記薄
膜がポリウレタンフイルムを備えることを特徴と
する請求の範囲第1項に記載した包装。
5 前記凹形契合部分が気体不透過性であり、か
つ前記薄膜が抑制状態でそこを気体が通過するこ
とを許容し得るようになつていることを特徴とす
る請求の範囲第1項に記載した包装。
6 前記薄膜の各々が少なくとも1つの穿孔を有
することを特徴とする請求の範囲第5項に記載し
た包装。
7 前記薄膜が多孔質または微多孔質のフイルム
を備えることを特徴とする請求の範囲第5項に記
載した包装。
8 前記凹形契合部分が透明熱可塑性樹脂で射出
成形した比較的剛性の外殻体を備え、かつ前記薄
膜がポリウレタンフイルムを備えることを特徴と
する請求の範囲第6項に記載した包装。
9 前記凹形契合部分が前記薄膜および前記凹形
契合部分間の空間に対して、気体が抑制状態で出
入りして通過することを許容するようになつてお
り、かつ前記薄膜が気体不透過性であることを特
徴とする請求の範囲第1項に記載した包装。
10 前記凹形契合部分の各々が気体の抑制状態
での通過を許容する寸法にした少なくとも1つの
通気口を有することを特徴とする請求の範囲第9
項に記載した包装。
11 前記凹形契合部分が透明熱可塑性樹脂で射
出成形された比較的剛性の外殻体を備え、および
前記薄膜がポリウレタンフイルムを備えることを
特徴とする請求の範囲第10項に記載した包装。
12 前記凹形契合部分の各々が抑制気体流の通
過を許容する寸法の少なくとも1つの通気口を備
え、かつ前記薄膜が多孔質または微多孔質のフイ
ルムを備え、中味を殺菌することができるように
したことを特徴とする請求の範囲第1項に記載し
た包装。
13 前記凹形契合部分が比較的剛性の外殻体を
備えることを特徴とする請求の範囲第12項に記
載した包装。
14 前記外殻体が透明熱可塑性樹脂で射出成形
されていることを特徴とする請求の範囲第13項
に記載した包装。
15 前記外殻体が、前記外殻体とその薄膜との
間の前記一方の薄膜内空間と、前記他方の外殻体
内の対応する空間との間に連通するように前記薄
膜を迂回する気体通路によつて、前記包装内で気
体が抑制状態で通過することを許容できるように
したことを特徴とする請求の範囲第14項に記載
した包装。
16 前記凹形契合部分が、前記凹形契合部分と
その薄膜との間の前記一方の凹形契合部分内空間
と、前記他方の凹形契合部分内の対応する空間と
の間に連通するように前記薄膜を迂回する気体通
路によつて、前記包装内で気体が抑制状態で通過
することを許容できるようにしたことを特徴とす
る請求の範囲第1項に記載した包装。
17 前記薄膜が多孔質または微多孔質のフイル
ムを備えることを特徴とする請求の範囲第16項
に記載した包装。
18 前記凹形契合部分が透明な熱可塑性樹脂で
射出成形された比較的剛性の外殻体を備えること
を特徴とする請求の範囲第17項に記載した包
装。
19 物品を収容することを特徴とする請求の範
囲第1項に記載した包装。
20 各々が一対の凹形契合部分および前記各契
合部分の口の周辺に弾性引張り状態で固定した弾
性薄膜を備えた3つの異なる大きさの包装の組合
せであり、前記引張り力が前記包装内に収容する
物品を前記薄膜間に位置決めすることができるよ
うになつており、抑制気体流によつて減衰が行わ
れかつ前記薄膜がその薄膜の間に位置決めされた
物品を機械的衝撃および振動から保護する減衰さ
れた複合ばねとして作用する流体減衰装置として
機能し、中間の大きさの包装が最も大きい包装の
薄膜内に包囲されかつそれによつて支持され、最
も小さい包装が中間の大きさの包装の薄膜内に包
囲されかつそれによつて支持され、前記物品が最
も小さい包装の薄膜内に包囲されかつそれによつ
て支持され、3つの包装の前記薄膜が直交軸線を
限定するように配置されている組合せ。
包 装 本発明は輸送および貯蔵中、壊れ易く、脆弱ま
たは衝撃に敏感な物品を保護する改良した密封、
緩衝包装を提供する。
業界では、時計、時計のムーブメント、電子部
品、精密計器、ガラス製品、ニトログリセリン等
の壊れ易く、脆弱または衝撃に敏感な物品を輸送
するためのより優れた包装を絶えず求めている。
近年、上記のような多くの物品の包装は切断また
は成形によつて、輸送物品に合う形状としたプラ
スチツクフオームおよび複数の空気室または気泡
を間に形成した2枚の柔軟なプラスチツクシート
を選択的に密封して構成するいわゆるブリスター
包装を使用して行うようになつた。しかし、上記
のような包装または包装材料はある包装用途には
欠点がないわけではない。
フオームの形状は包装物品に合わせて個々に形
成しなければならず、大規模な荷扱いを必要と
し、また包装内部の物品を見ることができない。
ブリスター包装は、これら欠点のあるものは無い
が(例えば、幾分、透明である)、別の短所があ
る。ブリスター包装は時計部品のような小型物品
には適用不可能であり、ブリスター包装した物品
はどんな寸法のものでも輸送または貯蔵の為のグ
ループ化が容易でない。
プラスチツク、または布、あるいはプラスチツ
ク、布または紙を組合せた細長い可撓性条片、も
しくは加熱収縮性フイルムを含む複数のプラスチ
ツクフイルムでできた内部スリングを使用して、
物品を外装コンテナの両側部間に吊るす、壊れ易
い部品用のスイング・サスペンジヨンまたはハン
モツク包装は何年も前から公知である。1950年3
月21日、ラーセン(Larsen)に付与された米国
特許第2501570号、1958年6月3日、リンゲンフ
エルター(Lingenfelter)に付与され、ポリフア
ブ・カンパニー(Polyfab Company)に譲渡さ
れた米国特許第2837208号、1973年8月14日、ブ
ルーメル(Bluemel)に付与された米国特許第
3752301号、および1977年6月21日にアンゲル
(Angell)に付与され、アンゲルアンド・アソシ
エイツ(Angell and Associates)に譲渡された
米国特許第4030603号は全て上記包装を開示する。
1962年9月25日、ナイマー(Naimer)に付与
された米国特許第3055495号は衝撃変形式外装部
材を備えた包装を開示している。
セル状プラスチツク緩衝カプセル、即ち、セル
内に空気を封じ込めて基本的弾性を提供するが、
小貫通穴を有して、封じ込め空気の少なくとも一
部が衝撃状態下で逃げることを許容し、保護対象
物の減衰緩衝を行なうカプセルを備え、該カプセ
ルで輸送物品の周囲を包むようにした包装体が
1976年4月13日、パターソン等(Peterson et
al)に付与され、ハネウエル・インク
(Honeywell Inc..)に譲渡された米国特許第
3949879号の例えば、1欄38−44頁および2欄44
−53頁に開示されている。
1954年6月15日、コーヘン(Cohen)に付与さ
れた米国特許第2681142号は凹形で比較的剛性の
空気透過性契合部分または外殻で構成し、弾性隔
膜を引張り力を加えて、外殻体の1または両方の
口と十字に交わすように位置決めし且つその口の
周縁に固着し、隔膜が2枚あれば、隔膜の引張力
によつて、コンテナに入れて運ぶ物品をその間に
位置決めすることができるようにしたコンテナを
開示する。(例えばコーヘンの前記特許の特許請
求の範囲第1項参照)。コーヘンによると、何れ
の外殻も空気通路を必要としないのに拘らず、隔
膜背後で一方または両方の外殻体に対する空気の
出入りを許容する為、様々な弁および通気口の配
設方法が開示されている。コーヘンの特許はま
た、それぞれ各外殻の口と十字に交わる2枚の隔
膜がある場合、両方でなく片方の隔膜を空気透過
型とすることができると開示している。1979年6
月25日に出願され、1982年6月15日に付与された
ベイルロツド(Baillod)のスイス特許第630313
号および1969年5月8日に公開されたカール
(Kalle)の西独特許出願第1461963号も参照のこ
と。
発明の要約 本発明は輸送および貯蔵中、壊れ易く、脆弱で
衝撃に敏感な物品を環境因子、特に水分およびゴ
ミによる汚染ばかりでなく、機械的衝撃または振
動による損傷からも保護する簡易、多機能な包装
システムを提供する。
本包装システムの好適実施態様は、上述したベ
イルロツドのスイス特許、カールの西独出願特許
およびコーヘンの米国特許と同様に、凹形または
使用時、凹形となり得る気体不透過型またはおお
むね気体不透過型の2つの契合部分または外殻体
を備え、前記外殻体の各々は弾性隔膜または薄膜
を弾性引張り状態で、その自由端または口と十字
に交わるように保持し且つ前記口の全周縁または
ほぼ全周縁に固着し、引張力は包装内に収容する
物品を浮上状態で、薄膜間に保持し得る程度とし
てある。
しかし、公知の先行技術に開示された何れの包
装と異なり、本発明のこの好適実施態様に従つて
構成した包装においては、前記契合部分または外
殻に接合した前記弾性隔膜または薄膜は抑制状態
で空気その他の気体がそこを通過するのを許容す
ることができるようにしてある。
本発明のこの好適実施態様を具備した組立て包
装において、空気または他の気体が抑制状態で通
過することを許容することができるようにした薄
膜を通つて、各外殻体の内部からおよび薄膜間の
空間から外殻体内に、上記気体を通過させる一
方、気体不透過性外殻体でその気体を包装内に密
封することによつて、その包装は流体減衰装置と
して機能することができる。換言すると、薄膜を
通つて、1つの外殻体から他の外殻体に至る空気
その他の気体の流れを抑制することによつて生ず
る流体減衰作用はその対の薄膜が減衰復合ばねと
して作用することを許容し、輸送または貯蔵物品
を外殻体と接触させずに浮動状態で保持しなが
ら、機械的衝撃および振動を迅速に減衰させる。
気体不透過性外殻体および空気またはその他の
気体が抑制状態で通過することを許容することが
できるようにした薄膜を備えた上記構造であつ
て、本発明を具現化した包装において実現した流
体減衰作用は気体不透過性またはおおむね気体不
透過性の1対の薄膜とおよび包装の各2部分内に
て、薄膜と外殻体間の空間に対し、空気または他
の気体が抑制状態で出入りすることができるよう
にした外殻体とを備えた包装でもほぼ等しいある
いは同等の結果を得ることができる。上記包装に
は、例えば、各外殻体に1または複数の通気口ま
たは穴を設け、その通気口または穴の寸法は抑制
気体流が得られ且つ1対の気体不透過性薄膜が減
衰複合ばねとして作用することを許容し得る大き
さとすることができる。このように、上記包装も
また本発明の範囲に属すると考えることができ
る。しかし、以下に説明するように、さらに変形
を加えない限り、この包装は次の何れかまたは両
方の理由により、全部ではないにしてもある用途
には本発明の気体不透過性外殻体の包装より不適
当であると考えられる。
この包装の外殻体の通気口または穴はコーヘン
の特許の例えば5欄、33−64行に開示してあるよ
うに、包装の2部分において、薄膜と外殻体間の
空間内で圧縮作用が生ずるのを阻止するほど大き
い場合には、包装が必要な流体減衰作用を行うこ
とを許容し得ないため、比較的小さくし、外殻体
に対し、空気または他の気体が抑制状態でのみ出
入りするようにしなければならない。抑制状態の
気体の通過のみを許容し得るほど小さい寸法とし
た穴は塵埃により、または他の包装あるいは包装
材料に接触して詰まる可能性がある。かかる場合
には、包装内に収容した物品の機械的衝撃または
振動に起因する損傷に対する保護は減少しまたは
完全に失われてしまう。
上記包装はおおむね空気不透過性薄膜であつて
も、特別に処理しなければ、通常、防湿バリヤー
として作用しないため、ある状況下では、湿気ま
たは他の気体状汚染物質に対し、十分保護するこ
とができない。
しかし、本発明のもう1つの実施態様による
と、包装を収容した上記気体不透過性薄膜の比較
的小さい通気口または穴はその通気口または穴の
上あるいは内部にフイルタ手段を用いることによ
り、その通気口または穴を詰まらせる塵埃または
他の物の侵入を防止することができる。このフイ
ルタ手段は大流量時の圧力降下が小さい材料を備
え、空気または他の気体が通気口あるいは穴を通
過することにより行われる減衰作用を妨害しない
ようにすることが望ましい。この目的にはセルロ
ース・アセテートフイルタ材料等を用いることが
できる。
本発明のもう1つの実施態様は、外殻体に対し
て出入りする抑制気体流を提供する寸法とし、上
述した方法でフイルタを設けることが望ましいが
必らずしもそうする必要のない通気口または穴を
備え、また、各外殻体の口と十字に交わるように
弾性引張り状態に保持し且つ前記口の全周縁また
はほぼ全周縁に固着した望ましくは多孔質または
微多孔質の薄膜である気体不透過性薄膜を備えた
包装を提供する。上記包装では、外殻体および気
体透過性薄膜の小寸法の穴は各々協働し、空気ま
たは他の気体が抑制状態で通過して、包装に対す
る出入りを許容し、よつて、必要な減衰効果を提
供し、この場合も、その薄膜対が減衰復合ばねと
して作用することを許容する。
上記包装は殺菌した物品の輸送および貯蔵に使
用することができる。殺菌は任意の適当な手段で
行うことができるが、以下により詳細に説明する
ように、完全に組立てた状態または保持された2
つの薄膜間で半組立体とした状態の物品を殺菌ガ
ス雰囲気中に暴露させることによつて行うことが
望ましい。所望ならば、殺菌が完了した後、ガス
を含有する包装または半組立体に真空を導入する
ことによつて、組立て包装または半組立体から殺
菌を除去することができる。真空が釈放されたな
らば、空気または他の気体、例えば窒素を半組立
体の気体透過性薄膜の気孔あるいは完全に組立て
た包装の外殻体の通気口または穴を通じて、包装
または半組立体内に導入し、また、不活性ガスを
使用する場合には、包装または本発明を具現化し
た包装に構成した後の半組立体は不活性雰囲気を
有する別の包装内に入れて輸送し、または貯蔵
し、物品が必要な場合、常に安全に開放すること
ができる。
本発明のもう1つの実施態様において、包装の
2部分間の抑制気体流は、薄膜を迂回して、薄膜
と外殻体間に形成した1つの外殻体内の空間およ
び他の外殻体内の対応空間間に連通する気体通
路、流路、ダクト、穴等によつて提供される。そ
の気体通路は例えば、外殻体内に成形すること、
外殻体内に穿孔、その他の方法で切り込むこと、
薄膜を外殻体の周縁に固着するとき適当な寸法の
空隙を残すこと等、適当な任意の方法で提供する
ことができる。上記通路はそれ自体または(1)抑制
気体通過を許容することができるようにした1対
の薄膜、特に、それ自体では必要な気体流を提供
するほど多孔性でない多孔質または微多孔質の薄
膜または(2)各々抑制状態であるが不十分な気体流
を許容し得る寸法にした通気口または穴を有する
1対の外殻体の何れか、あるいはその双方と協働
することによつて、必須の抑制気体流を提供する
ように設計することができる。何れの場合でも、
実際の効果は再度、対の薄膜が減衰複合ばねとし
て作用することを許容することであろう。
本発明によつて、得られる結果は気体不透過性
外装コンテナ内において、大気圧の1/2乃至大気
圧以上の圧力下で作用する1対の気体不透過性薄
膜を備える包装では達成することができない。上
記包装内では、薄膜は単に位置決め装置としての
み作用し、薄膜と外殻体間に取込んだ気体は薄膜
によるあらゆる弾性動作をおおむね阻止してしま
う。上記包装内の圧力が増大するに伴なつて、内
部に収容した物品は益々弾性に支持され、ひどく
過剰に減衰されたシステムが形成される。これに
よつて、衝撃がほとんど直かに物品に伝達され、
封じ込め気体の圧縮率による緩衝は最小限になつ
てしまう。
同様に、1対の気体不透過性薄膜、1対の気体
透過性薄膜または1つの気体透過性薄膜と1つの
気体不透過性薄膜を備え、さらに、空気または他
の気体が未抑制状態で通過し、包装に対し出入り
することを許容し(よつて、包装内に圧縮作用が
生ずるのを阻止する)得る大きさの通気口または
穴を外殻体に設けた包装は非減衰またはひどく減
衰不足のシステムを形成し、包装が外部衝撃を受
けるとき、その内部に収容した物品は過度且つ非
減衰の変位または振動を生ずる。
輸送または貯蔵物品を装填する外殻体に気体透
過性弾性薄膜、抑制された気体通路、抑制された
気体の通過を許容し得る寸法とした開放通気口ま
たは穴を使用し、あるいはこれらを任意に組合せ
ることによつて、物品の装填中、薄膜の下に封じ
込んだ空気または他の気体を通気することができ
る。これは薄膜と外殻体間に大気圧以上の圧力が
生ずるのを最小限にし、従つて、保護物品に作用
する薄膜の弾性引張力は衝撃効果をより有効に減
衰することができる。
本発明に従つて構成した2つの未組立て包装部
分は、かさばらず、使用前、組重ねた状態で輸送
し且つ貯蔵することができる。さらに、上記包装
の装填および組立ては容易に自動化し、雰囲気を
汚染させる虞れなくして、製造用クリーン・ルー
ム環境と一体化させることができる。
図示した実施態様の説明 第1図は時計または時計部品を収容した本発明
の好適実施態様による包装の斜視図である。
第2図は第1図の包装の中心部に関する部分断
面図である。
第3図は第1図の包装の分解図である。
第4図は本発明を具現化した包装の分離可能な
集束体を示す斜視図である。
図面を参照しながら説明する。
第1図において、透明な熱可塑性樹脂で射出成
形した凹形円形の気体不透過性の上部外殻体2
と、一対の透明な弾性薄膜3および4と、凹形円
形の不透過性の他の下部外殻体11とで構成され
た包装1は時計又は時計部品12を収容し、その
弾性薄膜の各々は上部薄膜3に無作為に穿孔した
3つの穴5,6および7、および下部薄膜4に無
作為に穿孔した3つの穴8,9および10によつ
て、各々空気または他の気体が抑制状態で通過す
ることを許容することができるようにされ、その
下部外殻体11は上部外殻体2と同じ透明な熱可
塑性樹脂で射出成形されており、弾性薄膜3およ
び4は上部外殻体および下部外殻体の中で上部外
殻体2、および下部外殻体11と同一の透明な熱
可塑性樹脂で射出成形された薄肉厚の契合止め輪
(図示せず)によつて、適所に保持されている。
上部外殻体2および下部外殻体11はその契合端
縁13上に、部品12を収容した包装1を一旦組
立てたならば、外殻体2および11が相互に回転
するのを阻止する作用をする鋸歯状輪14および
15を備えている。
第1図に図示した包装1の好適実施態様におい
て、上部外殻体2および下部外殻体11各々の内
径は80mmとし、薄膜3および4は各々、5%予備
伸長させた0.04mm厚の押出しポリウレタンフイル
ムで製造し、包装が空の状態(部品12のない)
で閉鎖されているときは、平らに接触するように
し、薄膜3および4の穴5,6,7,8,9およ
び10の直径は各々0.1mmとし、薄膜3および4
とそれぞれの外殻体2および11間の垂直隙間は
20mmとし、部品12を差し込む前の各薄膜3およ
び4とそれぞれの外殻体2および11間に封じ込
む気体容積は約86c.c.としてある。
第2図において、上部薄膜3を上部外殻体2の
口に保持する薄肉厚の上部契合止め輪16および
下部薄膜4を下部外殻体11内に保持する薄肉厚
の下部契合止め輪17の縦断面図が示してある。
上部外殻体2および下部外殻体11の契合端縁1
3における鋸歯状体14および15、肩部または
棚状突起18および上部止め輪16が定着する上
部外殻体2の側壁部19、肩部または棚状突起2
0および下部止め輪17が定着する下部外殻体1
1の側壁部21の縦断面図も示してあり、密閉形
に密封した包装が必要な場合に採用する本発明の
もう1つの実施態様として、上部外殻体2が下部
外殻体11と合わされたときに、包装1の端縁1
3の周囲に密封手段またはガスケツトを形成し、
気密閉鎖体を提供する上部薄膜3の伸長部分また
はひだ襟状体22が図示してある。
上部止め輪16および下部止め輪17は全体と
して第3図に示してある。
第4図において、各々、透明熱可塑性樹脂で成
形した上部外殻体26および下部外殻体27を備
え、隅部に丸味をつけた複数の正方形包装23が
示してある。各包装23は各々、無作為に穿孔し
た穴25を有する1対の透明弾性薄膜24を備え
ている。この薄膜24は各々、上部外殻体26お
よび下部外殻体27と同一の透明熱可塑性樹脂で
射出成形した薄肉厚の上部および下部止め具(図
示せず)によつて、それぞれ、上部外殻体26お
よび下部外殻体27内に保持してある。包装23
は破断可能な成形棒28によつて相互に保持して
あり、該棒28によつて、包装は装填の前あるい
は後に相互に分離することができる。
【発明の詳細な説明】
本発明の新規な包装システムに採用した外殻体
は比較的剛性であることが望ましい。しかし、外
殻体は必らずしも剛性とする必要はなく、本発明
のある実施態様においては、外殻体に使用する材
料は可撓性があり且つ膨張可能で、空気または他
の気体が抑制状態で通過することを許容すること
ができるようにした薄膜、同様の機能を持たせた
気体通路、あるいはその双方を収容する気体不透
過性外殻体を形成するようにすることができる。
しかし、通常、外殻体は比較的剛性のキヤツプ状
またはボール状をした2つの部品を備え、この部
品の自由端縁または口には、両方の外殻体が互い
に接合したとき、緊密に嵌合することを許容し、
包装の頂部および底部を形成するようにしたフラ
ンジ、凹所、溝、突起、棚状突起、リツプ体等が
設けてある。各外殻体の開放端または口の形状は
円形または楕円形とすることが望ましいが、辺間
の内角が鋭角でなく、十分な半分で、直線部分ま
たは彎曲部分を接合することができる限り、ほと
んどあらゆる任意の彎曲形状または、あらゆる直
線辺の形状も許容することができる。カツプ状ま
たはボール状部品、あるいは外殻体は直線または
彎曲状の垂直辺を備えることができる。未組立体
を輸送および格納のため組重ねることができるよ
う、側面には勾配を付けた方が有利である。
下部外殻体は安定性が得られるよう、通常、平
坦であるが、組立てた包装を別の包装の上に積重
ねるとき、対応部品の外側に契合し、安定性をさ
らに向上させることができるよう、張出部、溝を
設けるか、または他の方法による形状にすること
ができる。外殻体は金属、セラミツクス、木、ガ
ラス等を含む適当な任意の材料で製造することが
できるが、特に、熱可塑性材料による精密射出成
形に適している。外殻体にはポリスチレン、高密
度ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネ
ート等のような透明で比較的剛性のプラスチツク
および薄膜には透明プラスチツクフイルムを使用
することによつて、包装を開放せずに、包装部品
を容易に見ることができる。その包装内の薄膜が
不透明である場合であつても、包装物品の輪郭は
外殻体を通じて見えるであろう。
通常、外殻体を製造するのに用いる材料は保護
用包装の一体性を維持し得るよう強靭で且つ亀裂
および破損に対する抵抗性を備えることを要す
る。
各外殻体の開放端にはフランジ、凹宿、溝、突
起、棚状突起、リツプ体等を設けて、弾性薄膜の
端縁の位置決めおよび保持を行なう。2つの外殻
体が相互に合わされたとき、2つの薄膜はおおむ
ね平行になるようにすることが望ましく、さら
に、包装が空のときは、平らに接触するようにす
ることが一層望ましい。薄膜は任意の妥当な距離
だけ分離し、異形部品を収容することができるよ
うにし、また輸送あるいは貯蔵物品が外殻体の縁
まで移動するのを依然として阻止し得る任意の程
度まで平行位置から変位させることもできるが、
薄膜の端縁が平らに接触する場合に、普通の形状
の部品に対する最大の衝撃保護が得られる。薄膜
は関係する材料の圧縮率如何によつて、化学的方
法即ち接着剤、ヒート・シール、スナツプ式止め
具、加熱収縮スリーブまたは圧縮フランジを含む
がこれらに限定されない任意の適当な手段で外殻
体に取付けることができる。
本発明の好適実施態様ではプラスチツクス、金
属または他の適当な任意の材料で製造した機械的
摩擦止め輪を利用して、薄膜を予備伸長し且つ外
殻体の口と十字に交わる適当な位置に保持してあ
る。
もう1つの好適実施態様では包装の下部外殻体
はその頂端縁または口付近にめす凹所を機械加
工、成形または他の方法で形成してあり、凹所の
側部が外殻体の底面に垂直となり、その底端縁ま
たは周縁が外殻体の底部に平行となるようにして
ある。外殻体の凹所内に滑り込み、凹所を充填す
る薄肉厚の契合片または止め具が設けられるであ
ろう。適当な弾性フイルム片を下部外殻体の口の
上に位置決めし、薄肉厚の契合止め具を外殻体の
凹内に押込み、溝の内壁と薄肉厚の契合止め具の
外壁間でフイルムを圧縮するとき、フイルムはそ
の端縁に作用する機械的摩擦力によつて、伸長
し、薄肉厚の契合止め具が凹所の底部に達する
と、フイルムは適正な位置に固定されて、適正に
伸長し、包装の上部外殻体と契合する。
この好適実施態様においても同様に、上部外殻
体には薄肉厚の外側止め具が設けられるであろ
う。外殻体上に薄肉厚の契合止め具を押圧し、外
殻体の外側と薄肉厚の契合止め具間に薄膜を繋留
して弾性薄膜を組立てることによつて、予備伸長
させた契合薄膜が形成される。薄肉厚の下部契合
止め具の内側形状および薄肉厚の上部契合止め具
の外側形状を後者が前者の内部に緊密に嵌合する
ようにし、また契合した外殻体上に位置決めフラ
ンジ、凹所、溝、突起、棚状突起、リツプ体等を
設けた場合、2つの薄膜は2つの組立体を結合し
たとき、平行に、また所望であれば、相互に面状
接触するように配設される。
本発明のもう1つの実施態様において、薄膜は
先ず、一旦、結合したならば締結されたままにす
る手段を備えることが望ましい1対の止め具各々
に固着される。次いで、外殻体は止め具を締結す
る前またはその後何れかで、各止め具に結合する
ことができる。止め具自体、一旦結合したならば
相互に締結し得るようにする手段を備えていない
場合には、所望であれば、外殻体に結合する前
に、外部提供手段で締結するか、あるいは、外殻
体自体に組立体全体を固着する締結手段を設ける
ことができる。別の方法として、包装全体は一旦
結合したならば、外部提供手段を用いて固着する
ことができる。
先ず、薄膜を止め具に固着し、次に、薄膜間に
物品を入れ、その後、先ず止め具を締結し、次い
で外殻体を加えるか、または止め具を結合するこ
とによつて、組立体全体を結合し、外殻体あるい
は外殻体の結合後に提供した手段を用いて、組立
体を締結して得られた上記型式の組立体はそれ自
体、直ぐに、自動包装工程に適したものとなる。
上記工程においては、各々、多孔質または微多孔
質のフイルムを保持する捻りまたはスナツプ嵌合
止め具が物品の周囲で相互に締結してあり、この
半組立体は例えば酸化エチレンガスを用いて、殺
菌し、その結果殺菌された半組立体は各々、抑制
気体通過を許容し得る寸法の通気口または穴を有
する2つの外殻間に閉鎖し、このようにして組立
てた包装に真空を作用させて殺菌ガスを除去し、
真空を解放し、次いで、空気または別の気体が包
装を充填し得るようにしてある。
物品を封入した薄膜を支持し、本発明を具現化
した包装に組立てられる半組立体はまた、輸送ま
たは貯蔵する物品を2枚の薄膜形成フイルム間に
入れ、サンドイツチ状フイルムの各側部に止め具
を並置し、次いで、物品を封入した薄膜を支持す
る止め具の半組立体を残して、止め具の外端縁に
沿つてフイルムをトリミングすることによつて、
構成することもできる。
物品を封入した薄膜を支持し、本発明を具現化
した包装に組立てられる止め具の半組立体は、物
品を内部に入れた後に、殺菌を行なう半組立体を
含んで、薄膜の多孔性が必要な緩衝効果を提供す
るのに十分であり、または外殻体にはこの効果を
提供しあるいはそれを促進する為の抑制気体通路
が設けてある限り、薄膜として、多孔質または微
多孔質のフイルムを備え、気体不透過性外殻体と
共に組立てることができるのは勿論である。
空気または別の気体が抑制状態で薄膜を通過す
ることは、薄膜材として、多孔質(微多孔質を含
む)フイルムを使用し、または各薄膜に1または
複数の穴を設けることによつて可能となる。後者
の方法を採用した場合、穴の位置は薄膜の周縁に
向けて、即ち、外殻体の口と接触する端縁に向け
て設けることが望ましい。これは、穴が包装する
物品で閉塞されないようにするのに役立つ。
弾性薄膜として、任意の番号の弾性フイルム材
を使用することができる。採用する薄膜は引張強
度、靭性、引裂抵抗に優れ、弾性係数、引張り状
態での応力緩和が小さくまた、恒久的変形を生ず
ることのない優れた伸長性を備えたフイルムで製
造することが望ましい。多孔質および不透過性材
の双方とも使用することができるが、多孔質フイ
ルムの方が一般的に高価であり、薄膜の気体の通
過を正しく制御し、流体減衰効果を得るには、不
透過性材料に穴を設ければ容易に可能となる。
上記フイルムには、低密度ポリエチレン、ポリ
プチレン、微多孔質ポリプロピレンおよびゴムが
含まれる。この目的上、優れた性質を併有してい
る好適な材料は透明ポリウレタンフイルムであ
る。
薄膜の厚みは採用するフイルムの物理的性質、
浮上物品の重量および包装の寸法如何による。一
般に、最小厚みは、薄膜上に作用する包装物品の
重量による予備伸長薄膜のたわみがその薄膜の配
置中心を通る薄膜の両端縁間の最短直線距離の約
5%以下に制限するのに必要な値とするが、ある
場合には、適当な程度の減衰を行うならば、上記
たわみは保護効果を減少することのない上記距離
の30%となるようにしてもよい。包装物品には最
小の静荷動が作用し、機械的衝撃および振動に対
する保護に役立つ最柔軟なばね作用を提供するた
め、可能な限り最も薄い薄膜を使用すべきであ
る。包装物品を最適に保事するためには、物品の
上下の薄膜は同一材料および厚みで製造し、同一
の表面形状および面積を備え、同一程度の予備伸
長を行ない、薄膜を通る同一の通気面積(穿孔ま
たは多孔質通路)を有し、さらに、非ひずみ薄膜
とその組立て外殻体間の気体空間が同一容積であ
るようにすることが望ましい。厚み約0.025−
0.04mmのポリウレタンフイルムが時計部品、ムー
ブメントおよびケースの輸送および貯蔵に使用す
る箱に特に有効であることが分かつた。
薄膜は0乃至50%予備伸長させて、外殻体の開
放端または口と十字に交わるように取付けること
が望ましく、さらに、取付けた薄膜の配置中心を
通る非支持直線の約2%乃至5%、予備伸長させ
ることが一層望ましい。
薄膜の材料および寸法を適切に選択し、また薄
膜、外殻体あるいはその両方が空気または他の気
体を一定の流量の抑制状態で包装内を流過し、ま
たは包装に対して出入りすることを許容し得るよ
うにし、得られる減衰がそのシステムの臨界的減
衰を越えない(換言すると、得られる減衰の程度
が臨界未満から臨界に及ぶが、いかなる場合で
も、過剰減衰以下であること)ようにすることに
よつて、本発明を具現化した包装は一定重量の物
品用に設計することができ、従つて、前記包装が
一定の外力を受けた場合、薄膜により包装内に収
容された物品の最大変位はその物品が包装の内側
に当たることになる変位量以下となる。
機械的衝撃から十分保護し得るのに必須である
薄膜の厚み、弾性および予備伸長、端縁の形状、
包装の容積、薄膜の穴の寸法および数、または多
孔性、外殻の穴の寸法および数等は実験により、
容易に決定することができ、当業者は薄膜の穴ま
たは気孔、外殻体の通気口、穴または通路あるい
はその任意の組合せ体を抑制状態で通過する取込
み気体の減衰と結合した複合ばねとして、薄膜を
取扱うことにより、正確な値を計算することがで
きる。上記必要な係数を計算することのできる方
程式は例えば、ウイリアムテイ−トムプソン
(William T.Thompson)の「マークの機械技師
用標準便覧」(「Marks′ Standard Handbook
for Mechanical Engineers」)第8版(New
York:McGraw−Hill Book Company、1978)
5−67頁乃至5−71頁に記載した「振動」
(「Vibration」)の欄に見ることができる。特に、
自由および強制振動に対する運動の微分方程式を
参照すること。
上述したように、本発明の包装内に使用する気
体として空気を採用することができるが、窒素、
アルゴン、または他のあらゆる不活性ガスあるい
は混合気体、酸化エチレンのような殺菌ガス等も
使用することができる。どんな種類の気体を使用
する場合でも、薄膜を通り、あるいは包装に対し
て出入りする抑制流量を決定し、必要な程度の減
衰を確保する場合、気体の密度、粘度および他の
流体性質を考慮しなければならない。
物品は通常、本発明を具現化した包装内に、そ
の最長および中間寸法部分を弾性薄膜の平面上
に、およびその最短寸法部分をその平面と垂直に
置いた状態で包装される。包装の形状を設計する
場合、薄膜の固定周縁上における任意の二つの対
向する点の間の距離は薄膜上に位置決めした部品
の交差直線寸法の約1.25乃至約3倍となるように
することが望ましく、さらに、上記寸法の約1.5
乃至約2倍とすることが一層望ましいが、包装の
設計に際し、他の変数を正しく考慮する限り、よ
り大きな任意の倍数とすることができる。包装の
両方向における非たわみ薄膜とボール状外殻体の
底部間の垂直隙間は非たわみ薄膜上に位置決めし
た部品の最大垂直寸法と同等またはそれ以上と
し、包装に衝撃が加わつた場合、物品の損傷を阻
止し得るようにする必要がある。包装の寸法は薄
膜がたわみ、外殻体の内面と接触する場合、薄膜
の弾性限界以上とならず、また恒久的変形が生じ
ないように選択することが望ましい。
組立てた包装は接着シールまたはテープ、糊、
かみ合い切欠きまたは鋸歯状体、捻りまたはスナ
ツプ嵌合部材、ボルトまたはねじ、クランプ等を
含む包装体自体に組込んだ手段、または外部提供
手段、何れからの任意の適当な手段で密封するこ
とができる。薄膜はその端縁の全周囲と接触する
ように保持し、所望ならば密閉密封を行ない、あ
るいは第2図に示したようなひだ襟状体22を設
け、同一の結果を得ることができる。しかし、外
殻体の端縁を引張りまたは摩擦接触により、相互
に保持した包装の2部分と単に契合接触させれば
通常、十分である。
2つの外殻体継手部分における包装の端縁が円
形形状である場合には、第1図に示すように、相
補嵌合切欠き、鋸歯状体または波状体を設け、組
立てた外殻体が相互に回転するのを阻止すること
ができる。
物品の寸法および形状、薄膜に作用する引張力
の程度、薄膜を構成するフイルム、薄膜相互の間
隔、物品自体の形状等の因子如何によつて、本発
明に従つた単一包装内に包装した物品は、包装の
薄膜支持端縁に作用する十分な力の影響を受け、
薄膜内でその一端縁方向に移動することがある。
しかし、もし異なる大きさの3つの包装が組み合
せて使用され、そこにおいて、中間の大きさの包
装が最も大きい包装の薄膜に包囲されかつそれに
よつて支持され、最も小さい包装が中間の大きさ
の包装の薄膜に包囲されかつそれによつて支持さ
れ、物品が最も小さい包装の薄膜に包囲されかつ
それによつて支持され、三つの包装の薄膜が直交
軸線を限定するように配置される場合には、任意
の方向から作用して物品を包装内の薄膜の端縁方
向に移動させる力に対して物品を保護できる。上
記のような包装形態はニトログリセリンのような
衝撃に鋭感な爆発性物質の輸送に、特に適してい
る。
当業者にとつて、請求の範囲に記載した本発明
の精神および範囲から逸脱することなく、本発明
を実施する上で他の変形を加えることができるこ
とは明白であろう。
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