JPH04369520A - 電動式射出成形機における射出制御方法および装置 - Google Patents
電動式射出成形機における射出制御方法および装置Info
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- JPH04369520A JPH04369520A JP17346591A JP17346591A JPH04369520A JP H04369520 A JPH04369520 A JP H04369520A JP 17346591 A JP17346591 A JP 17346591A JP 17346591 A JP17346591 A JP 17346591A JP H04369520 A JPH04369520 A JP H04369520A
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- 239000007924 injection Substances 0.000 title claims abstract description 231
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 8
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- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 5
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- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電動式射出成形機にお
ける射出制御方法および装置に関する。
ける射出制御方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】射出成形機における射出制御では射出の
初期段階で射出速度優先でスクリューを駆動し、スクリ
ューが特定の切替位置に到達して樹脂の充填が完了した
段階から設定射出圧力でスクリューを押圧して一定の樹
脂圧力を維持して保圧を行う。
初期段階で射出速度優先でスクリューを駆動し、スクリ
ューが特定の切替位置に到達して樹脂の充填が完了した
段階から設定射出圧力でスクリューを押圧して一定の樹
脂圧力を維持して保圧を行う。
【0003】サーボモータを備えた電動式射出成形機に
おける射出制御もこれと同様にして行われる。即ち、特
開昭62−97813号公報に開示されているように、
射出開始後は、まず、射出制御が行われ、保圧工程に入
ると、樹脂圧力を検出するセンサからの検出樹脂圧力が
設定射出圧力(設定保圧)になるようにフィードバック
制御され保圧制御を行う。
おける射出制御もこれと同様にして行われる。即ち、特
開昭62−97813号公報に開示されているように、
射出開始後は、まず、射出制御が行われ、保圧工程に入
ると、樹脂圧力を検出するセンサからの検出樹脂圧力が
設定射出圧力(設定保圧)になるようにフィードバック
制御され保圧制御を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような圧
力制御を行うと、この間スクリュー位置や速度の制御が
不能となる。従って、樹脂の充填が不十分だったり逆流
が生じたりしてシリンダ内の樹脂圧力が設定射出圧力に
到達しないような場合には、スクリューが最前進位置に
到達してからもスクリューに強力な駆動力が作用する結
果となり、スクリューがシリンダ先端部に衝突する等し
て様々な損傷を生ずる危険があった。
力制御を行うと、この間スクリュー位置や速度の制御が
不能となる。従って、樹脂の充填が不十分だったり逆流
が生じたりしてシリンダ内の樹脂圧力が設定射出圧力に
到達しないような場合には、スクリューが最前進位置に
到達してからもスクリューに強力な駆動力が作用する結
果となり、スクリューがシリンダ先端部に衝突する等し
て様々な損傷を生ずる危険があった。
【0005】そこで、本発明の目的は、所定の圧力制御
を行い、しかも、スクリューの衝突を未然に防止するこ
とのできる電動式射出成形機における射出制御方法およ
び装置を提供することにある。
を行い、しかも、スクリューの衝突を未然に防止するこ
とのできる電動式射出成形機における射出制御方法およ
び装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の電動式射出成形
機における第1,第3の発明の射出制御方法および装置
は、射出圧力を検出する圧力センサと、設定射出圧力と
上記圧力センサで検出される現在射出圧力との偏差に基
いて速度指令を出力する速度指令手段と、サーボ回路の
位置ループの出力と上記速度指令手段からの出力とを比
較する比較手段と、該比較手段からの信号に基いて上記
サーボ回路の速度ループに入力される速度指令を上記位
置ループ出力か上記速度指令手段からの出力かに切替え
る切替手段とを設け、上記切替手段は位置ループの出力
と速度指令手段の出力のうち小さい方の出力を速度ルー
プに入力するようにした構成により上記目的を達成した
。
機における第1,第3の発明の射出制御方法および装置
は、射出圧力を検出する圧力センサと、設定射出圧力と
上記圧力センサで検出される現在射出圧力との偏差に基
いて速度指令を出力する速度指令手段と、サーボ回路の
位置ループの出力と上記速度指令手段からの出力とを比
較する比較手段と、該比較手段からの信号に基いて上記
サーボ回路の速度ループに入力される速度指令を上記位
置ループ出力か上記速度指令手段からの出力かに切替え
る切替手段とを設け、上記切替手段は位置ループの出力
と速度指令手段の出力のうち小さい方の出力を速度ルー
プに入力するようにした構成により上記目的を達成した
。
【0007】また、第2,第4の発明においては、射出
圧力を検出する圧力センサと、設定射出圧力と上記圧力
センサで検出される現在射出圧力との偏差に基いてトル
ク指令を出力するトルク指令手段と、上記サーボ回路の
速度ループの出力と上記トルク指令手段からの出力とを
比較する比較手段と、該比較手段からの信号に基いて上
記射出用サーボモータに入力されるトルク指令を上記速
度ループ出力か上記トルク指令手段からの出力かに切替
える切替手段とを設け、上記切替手段は速度ループの出
力とトルク指令手段の出力のうち小さい方の出力を射出
用サーボモータに入力するようにした構成により上記目
的を達成した。
圧力を検出する圧力センサと、設定射出圧力と上記圧力
センサで検出される現在射出圧力との偏差に基いてトル
ク指令を出力するトルク指令手段と、上記サーボ回路の
速度ループの出力と上記トルク指令手段からの出力とを
比較する比較手段と、該比較手段からの信号に基いて上
記射出用サーボモータに入力されるトルク指令を上記速
度ループ出力か上記トルク指令手段からの出力かに切替
える切替手段とを設け、上記切替手段は速度ループの出
力とトルク指令手段の出力のうち小さい方の出力を射出
用サーボモータに入力するようにした構成により上記目
的を達成した。
【0008】
【作用】第1,第3の発明においては、射出用サーボモ
ータにスクリュー最前進位置までの移動指令を出力して
射出を開始すると共に、設定射出圧力と現在射出圧力と
の偏差に基いて出力される速度指令と位置ループから出
力される速度指令との大小関係を逐次比較し、値の小さ
な方の速度指令に基いて速度ループ制御を行い射出用サ
ーボモータを駆動する。
ータにスクリュー最前進位置までの移動指令を出力して
射出を開始すると共に、設定射出圧力と現在射出圧力と
の偏差に基いて出力される速度指令と位置ループから出
力される速度指令との大小関係を逐次比較し、値の小さ
な方の速度指令に基いて速度ループ制御を行い射出用サ
ーボモータを駆動する。
【0009】射出開始直後の段階では樹脂の充填が完了
しないので設定射出圧力と現在射出圧力との偏差が大き
く、設定射出圧力と現在射出圧力との偏差に基いて出力
される速度指令の値が相対的に大きくなる。一方、射出
用サーボモータの駆動を妨げる樹脂圧がスクリューに作
用せず、射出用サーボモータが移動指令に追従して移動
する結果、位置ループから出力される速度指令の値は相
対的に小さい。従って、射出開始直後の段階では、射出
用サーボモータが位置ループから出力される速度指令に
より速度優先で制御される。
しないので設定射出圧力と現在射出圧力との偏差が大き
く、設定射出圧力と現在射出圧力との偏差に基いて出力
される速度指令の値が相対的に大きくなる。一方、射出
用サーボモータの駆動を妨げる樹脂圧がスクリューに作
用せず、射出用サーボモータが移動指令に追従して移動
する結果、位置ループから出力される速度指令の値は相
対的に小さい。従って、射出開始直後の段階では、射出
用サーボモータが位置ループから出力される速度指令に
より速度優先で制御される。
【0010】この間に樹脂の充填が完了して樹脂圧が増
大すると、設定射出圧力と現在射出圧力との偏差が徐々
に小さくなり、設定射出圧力と現在射出圧力との偏差に
基いて出力される速度指令の値が相対的に小さくなる。 一方、スクリューには射出用サーボモータの駆動を妨げ
る樹脂圧が作用して位置ループの偏差が増大するので、
位置ループから出力される速度指令の値が相対的に大き
くなる。そして、位置ループから出力される速度指令の
値が設定射出圧力と現在射出圧力との偏差に基いて出力
される速度指令の値を越えて樹脂の充填が確認されると
、射出用サーボモータは設定射出圧力と現在射出圧力と
の偏差に基いて出力される速度指令により設定射出圧力
を目標値とする圧力優先制御が行われる。
大すると、設定射出圧力と現在射出圧力との偏差が徐々
に小さくなり、設定射出圧力と現在射出圧力との偏差に
基いて出力される速度指令の値が相対的に小さくなる。 一方、スクリューには射出用サーボモータの駆動を妨げ
る樹脂圧が作用して位置ループの偏差が増大するので、
位置ループから出力される速度指令の値が相対的に大き
くなる。そして、位置ループから出力される速度指令の
値が設定射出圧力と現在射出圧力との偏差に基いて出力
される速度指令の値を越えて樹脂の充填が確認されると
、射出用サーボモータは設定射出圧力と現在射出圧力と
の偏差に基いて出力される速度指令により設定射出圧力
を目標値とする圧力優先制御が行われる。
【0011】また、樹脂の充填が不十分だったり逆流が
生じたりした場合にはスクリューに樹脂圧力の反力が作
用せず、設定射出圧力と現在射出圧力との偏差が小さく
ならず、この偏差に基く速度指令は大きな値を維持する
。しかし、射出用サーボモータが移動指令に追従して移
動する結果、位置ループから出力される速度指令の値が
大きくならないので、射出用サーボモータは位置ループ
から出力される速度指令でそのまま駆動制御される。 その結果、位置ループから出力される速度指令がスクリ
ュー最前進位置を越えて出力されることはないので、ス
クリューのオーバートラベルは未然に防止され、衝突が
阻止される。
生じたりした場合にはスクリューに樹脂圧力の反力が作
用せず、設定射出圧力と現在射出圧力との偏差が小さく
ならず、この偏差に基く速度指令は大きな値を維持する
。しかし、射出用サーボモータが移動指令に追従して移
動する結果、位置ループから出力される速度指令の値が
大きくならないので、射出用サーボモータは位置ループ
から出力される速度指令でそのまま駆動制御される。 その結果、位置ループから出力される速度指令がスクリ
ュー最前進位置を越えて出力されることはないので、ス
クリューのオーバートラベルは未然に防止され、衝突が
阻止される。
【0012】第2,第4の発明においては、設定射出圧
力と現在射出圧力との偏差に基いて出力されるトルク指
令と速度ループから出力されるトルク指令との大小関係
を逐次比較して値の小さな方のトルク指令に基いて射出
用サーボモータを駆動する場合も上記と同様であり、射
出開始直後の段階では樹脂の充填が完了しないので設定
射出圧力と現在射出圧力との偏差が大きく、設定射出圧
力と現在射出圧力との偏差に基いて出力されるトルク指
令の値が相対的に大きくなる一方、射出用サーボモータ
の駆動を妨げる樹脂圧は作用せず射出用サーボモータが
移動指令に追従するので、速度ループから出力されるト
ルク指令の値は相対的に小さい。従って、射出開始直後
の段階では、射出用サーボモータが速度ループから出力
されるトルク指令により速度優先で制御される。
力と現在射出圧力との偏差に基いて出力されるトルク指
令と速度ループから出力されるトルク指令との大小関係
を逐次比較して値の小さな方のトルク指令に基いて射出
用サーボモータを駆動する場合も上記と同様であり、射
出開始直後の段階では樹脂の充填が完了しないので設定
射出圧力と現在射出圧力との偏差が大きく、設定射出圧
力と現在射出圧力との偏差に基いて出力されるトルク指
令の値が相対的に大きくなる一方、射出用サーボモータ
の駆動を妨げる樹脂圧は作用せず射出用サーボモータが
移動指令に追従するので、速度ループから出力されるト
ルク指令の値は相対的に小さい。従って、射出開始直後
の段階では、射出用サーボモータが速度ループから出力
されるトルク指令により速度優先で制御される。
【0013】この間に樹脂の充填が完了すると、設定射
出圧力と現在射出圧力との偏差が徐々に小さくなり、設
定射出圧力と現在射出圧力との偏差に基いて出力される
トルク指令の値が相対的に小さくなる一方、射出用サー
ボモータの駆動を妨げる樹脂圧が作用して速度ループの
偏差が増大し、速度ループから出力されるトルク指令の
値が相対的に大きくなる。速度ループから出力されるト
ルク指令の値が設定射出圧力と現在射出圧力との偏差に
基いて出力されるトルク指令の値を越えて樹脂の充填が
確認されると、射出用サーボモータは設定射出圧力と現
在射出圧力との偏差に基いて出力されるトルク指令によ
り設定射出圧力を目標値とする圧力優先制御が行われる
。
出圧力と現在射出圧力との偏差が徐々に小さくなり、設
定射出圧力と現在射出圧力との偏差に基いて出力される
トルク指令の値が相対的に小さくなる一方、射出用サー
ボモータの駆動を妨げる樹脂圧が作用して速度ループの
偏差が増大し、速度ループから出力されるトルク指令の
値が相対的に大きくなる。速度ループから出力されるト
ルク指令の値が設定射出圧力と現在射出圧力との偏差に
基いて出力されるトルク指令の値を越えて樹脂の充填が
確認されると、射出用サーボモータは設定射出圧力と現
在射出圧力との偏差に基いて出力されるトルク指令によ
り設定射出圧力を目標値とする圧力優先制御が行われる
。
【0014】また、樹脂の充填が不十分だったり逆流が
生じたりした場合には設定射出圧力と現在射出圧力との
偏差が小さくならず、速度ループから出力されるトルク
指令の値も大きくならないので、射出用サーボモータは
速度ループから出力されるトルク指令でそのまま駆動制
御されるが、速度ループから出力されるトルク指令がス
クリュー最前進位置を越えて出力されることはないので
、スクリューのオーバートラベルは未然に防止され、衝
突が阻止される。
生じたりした場合には設定射出圧力と現在射出圧力との
偏差が小さくならず、速度ループから出力されるトルク
指令の値も大きくならないので、射出用サーボモータは
速度ループから出力されるトルク指令でそのまま駆動制
御されるが、速度ループから出力されるトルク指令がス
クリュー最前進位置を越えて出力されることはないので
、スクリューのオーバートラベルは未然に防止され、衝
突が阻止される。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明の方法を適用した一実施例の電動式
射出成形機の要部を示すブロック図で、射出成形機の射
出軸についてのみ図示し、型締軸,スクリュー回転軸等
は図示していない。
する。図1は本発明の方法を適用した一実施例の電動式
射出成形機の要部を示すブロック図で、射出成形機の射
出軸についてのみ図示し、型締軸,スクリュー回転軸等
は図示していない。
【0016】1はスクリュー、2はスクリューを軸方向
に移動して樹脂を射出させる射出用サーボモータ、3は
該射出用サーボモータ2の位置および速度を検出するパ
ルスコーダ、4はスクリューに作用する反力を樹脂圧力
として検出する圧力センサ、5はシリンダである。
に移動して樹脂を射出させる射出用サーボモータ、3は
該射出用サーボモータ2の位置および速度を検出するパ
ルスコーダ、4はスクリューに作用する反力を樹脂圧力
として検出する圧力センサ、5はシリンダである。
【0017】又、10は射出成形機を制御するための制
御装置で、該制御装置10はNC用CPU11とPMC
用CPU12とを有し、NC用CPU11には制御プロ
グラムを格納したROM17およびデータの一時記憶等
に利用されるRAM18がバス25で結合され、又、P
MC用CPU12にはシーケンスプログラムを格納した
ROM19およびデータの一時記憶等に利用されるRA
M20がバス25で結合されている。14はBACで、
NCプログラムや各種設定値を記憶する共有RAM15
およびNC用CPU11とPMC用CPU12とがバス
25で接続され、該BAC14で使用するバスを制御す
るようになっている。又、該BAC14にはオペレータ
パネルコントローラ21を介してCRT/MDI22が
接続されている。
御装置で、該制御装置10はNC用CPU11とPMC
用CPU12とを有し、NC用CPU11には制御プロ
グラムを格納したROM17およびデータの一時記憶等
に利用されるRAM18がバス25で結合され、又、P
MC用CPU12にはシーケンスプログラムを格納した
ROM19およびデータの一時記憶等に利用されるRA
M20がバス25で結合されている。14はBACで、
NCプログラムや各種設定値を記憶する共有RAM15
およびNC用CPU11とPMC用CPU12とがバス
25で接続され、該BAC14で使用するバスを制御す
るようになっている。又、該BAC14にはオペレータ
パネルコントローラ21を介してCRT/MDI22が
接続されている。
【0018】13は射出成形機の各軸のサーボモータの
出力トルク,速度,位置を制御するデジタルサーボ回路
の一部を構成するサーボCPUで、該CPU13にはバ
ス25でデータの一時記憶に利用されるRAM23と入
出力回路24およびサーボ制御用の制御プログラムおよ
び設定値等を記憶するサーボ共有RAM16が接続され
、該サーボ共有RAM16にはNC用CPU11がバス
接続されている。
出力トルク,速度,位置を制御するデジタルサーボ回路
の一部を構成するサーボCPUで、該CPU13にはバ
ス25でデータの一時記憶に利用されるRAM23と入
出力回路24およびサーボ制御用の制御プログラムおよ
び設定値等を記憶するサーボ共有RAM16が接続され
、該サーボ共有RAM16にはNC用CPU11がバス
接続されている。
【0019】上記入出力回路24にはD/A変換器を有
するドライバ7を介して電力増幅器6が接続され、該電
力増幅器6の出力で射出用サーボモータ2を駆動するよ
うになっている。又、入出力回路24には電力増幅器6
の出力、即ち、射出用サーボモータ2の駆動電流をA/
D変換器9で変換した駆動電流値データおよび圧力セン
サ4の出力をA/D変換器8でデジタル信号に変換した
圧力データならびにパルスコーダ3からのパルス出力が
入力されるようになっている。
するドライバ7を介して電力増幅器6が接続され、該電
力増幅器6の出力で射出用サーボモータ2を駆動するよ
うになっている。又、入出力回路24には電力増幅器6
の出力、即ち、射出用サーボモータ2の駆動電流をA/
D変換器9で変換した駆動電流値データおよび圧力セン
サ4の出力をA/D変換器8でデジタル信号に変換した
圧力データならびにパルスコーダ3からのパルス出力が
入力されるようになっている。
【0020】以上のような構成において、射出成形機を
稼動させると、PMC用CPU12がROM19のシー
ケンスプログラムによりシーケンス制御を行う一方、N
C用CPU11が共有RAM15のNCプログラムによ
って射出成形機の各動作の制御を行い、各軸のサーボモ
ータに対して移動指令を出力し、この移動指令がサーボ
共有RAM16に一旦記憶されると共に、各軸毎の移動
指令に対し、サーボCPU13が所定周期毎の処理で位
置および速度ループの処理を実行して各軸毎のサーボモ
ータの位置制御,速度制御,トルク制御を行うこととな
る。
稼動させると、PMC用CPU12がROM19のシー
ケンスプログラムによりシーケンス制御を行う一方、N
C用CPU11が共有RAM15のNCプログラムによ
って射出成形機の各動作の制御を行い、各軸のサーボモ
ータに対して移動指令を出力し、この移動指令がサーボ
共有RAM16に一旦記憶されると共に、各軸毎の移動
指令に対し、サーボCPU13が所定周期毎の処理で位
置および速度ループの処理を実行して各軸毎のサーボモ
ータの位置制御,速度制御,トルク制御を行うこととな
る。
【0021】図2は射出制御時におけるサーボCPU1
3が位置・速度ループ処理周期毎に実行する処理の概略
を示す第1実施例のフローチャートである。以下、図2
を参照して請求項1および3に対応した本発明の第1実
施例の処理動作を説明する。
3が位置・速度ループ処理周期毎に実行する処理の概略
を示す第1実施例のフローチャートである。以下、図2
を参照して請求項1および3に対応した本発明の第1実
施例の処理動作を説明する。
【0022】サーボCPU13は、NC用CPU11か
ら分配周期毎に分割されて出力されるスクリュー最前進
位置への移動指令を更に位置・速度ループ処理周期毎に
分割した移動指令θrとパルスコーダ3からのフィード
バックパルスにより従来と同様に位置ループ処理を行い
速度指令Vcを算出する(ステップS1)。また、サー
ボ共有RAM16に記憶された設定射出圧力Psと圧力
センサ4で検出された現在射出圧力Pfとの偏差を求め
、この偏差に比例ゲインKxを乗じて圧力偏差に基く速
度指令Pcを算出する(ステップS2)。
ら分配周期毎に分割されて出力されるスクリュー最前進
位置への移動指令を更に位置・速度ループ処理周期毎に
分割した移動指令θrとパルスコーダ3からのフィード
バックパルスにより従来と同様に位置ループ処理を行い
速度指令Vcを算出する(ステップS1)。また、サー
ボ共有RAM16に記憶された設定射出圧力Psと圧力
センサ4で検出された現在射出圧力Pfとの偏差を求め
、この偏差に比例ゲインKxを乗じて圧力偏差に基く速
度指令Pcを算出する(ステップS2)。
【0023】位置ループ処理による速度指令Vcと圧力
偏差に基く速度指令Pcを算出したサーボCPU13は
両者の大小関係を比較し(ステップS3)、圧力偏差に
基く速度指令Pcの値が位置ループの速度指令Vcの値
に比べて相対的に小さければ、圧力偏差に基く速度指令
Pcで従来と同様の速度ループ処理を実行する一方(ス
テップS4)、位置ループ処理による速度指令Vcの値
が圧力偏差に基く速度指令Pcの値に比べて相対的に小
さければ、位置ループ処理による速度指令Vcで従来と
同様に速度ループ処理を実行する(ステップS5)。即
ち、速度指令VcもしくはPcとパルスコーダ3からの
フィードバックパルスから求められるサーボモータの検
出実速度から従来と同様にPI(比例,積分)制御を行
ってトルク指令値Trを求める。そして、該トルク指令
値Trを電流ループに引き渡して(ステップS6)、当
該位置・速度ループ処理周期の処理を終了する。また、
電流ループではトルク指令値TrとA/D変換器9を介
して入力される射出用サーボモータ2の駆動電流値とに
より従来と同様の電流ループ処理を行ってドライバ7を
介して電力増幅器6に出力し、射出用サーボモータ2を
駆動制御する。
偏差に基く速度指令Pcを算出したサーボCPU13は
両者の大小関係を比較し(ステップS3)、圧力偏差に
基く速度指令Pcの値が位置ループの速度指令Vcの値
に比べて相対的に小さければ、圧力偏差に基く速度指令
Pcで従来と同様の速度ループ処理を実行する一方(ス
テップS4)、位置ループ処理による速度指令Vcの値
が圧力偏差に基く速度指令Pcの値に比べて相対的に小
さければ、位置ループ処理による速度指令Vcで従来と
同様に速度ループ処理を実行する(ステップS5)。即
ち、速度指令VcもしくはPcとパルスコーダ3からの
フィードバックパルスから求められるサーボモータの検
出実速度から従来と同様にPI(比例,積分)制御を行
ってトルク指令値Trを求める。そして、該トルク指令
値Trを電流ループに引き渡して(ステップS6)、当
該位置・速度ループ処理周期の処理を終了する。また、
電流ループではトルク指令値TrとA/D変換器9を介
して入力される射出用サーボモータ2の駆動電流値とに
より従来と同様の電流ループ処理を行ってドライバ7を
介して電力増幅器6に出力し、射出用サーボモータ2を
駆動制御する。
【0024】射出開始直後の段階では金型への樹脂の充
填が完了していないので設定射出圧力Psと現在射出圧
力Pfとの偏差が大きく、設定射出圧力Psと現在射出
圧力Pfとの偏差に基いて算出される速度指令Pcの値
が相対的に大きくなる。一方、スクリュー1には射出用
サーボモータ2の駆動を妨げる樹脂圧が作用せず射出用
サーボモータ2がNC用CPU11からの移動指令に追
従するので位置偏差は小さく位置ループ処理による速度
指令Vcの値は相対的に小さい。従って、射出開始直後
の段階では、射出用サーボモータ2は位置ループ処理に
よる速度指令Vcにより速度優先で制御される。
填が完了していないので設定射出圧力Psと現在射出圧
力Pfとの偏差が大きく、設定射出圧力Psと現在射出
圧力Pfとの偏差に基いて算出される速度指令Pcの値
が相対的に大きくなる。一方、スクリュー1には射出用
サーボモータ2の駆動を妨げる樹脂圧が作用せず射出用
サーボモータ2がNC用CPU11からの移動指令に追
従するので位置偏差は小さく位置ループ処理による速度
指令Vcの値は相対的に小さい。従って、射出開始直後
の段階では、射出用サーボモータ2は位置ループ処理に
よる速度指令Vcにより速度優先で制御される。
【0025】スクリュー1が前進する間に金型への樹脂
の充填が完了すると、該スクリュー1に樹脂の反力が作
用して設定射出圧力Psと現在射出圧力Pfとの偏差が
徐々に小さくなり、圧力偏差に基く速度指令Pcの値が
相対的に小さくなる。また、スクリュー1の前進が妨げ
られる結果、位置の偏差が増大して位置ループ処理によ
る速度指令Vcの値が相対的に大きくなる。そして、位
置ループ処理による速度指令Vcが圧力偏差に基く速度
指令Pcの値を越えると、射出用サーボモータ2は設定
射出圧力Psと現在射出圧力Pfとの偏差に基いて出力
される速度指令Pcにより設定射出圧力Psを目標値と
する圧力優先制御が行われる。樹脂の逆流や洩れおよび
充填不良等の問題がなければ、位置ループにある程度の
偏差を残したままの状態で設定射出圧力Psによる保圧
が所定時間行われて射出制御が完了し、設定射出圧力P
sによる良好な保圧処理が行われることとなる。
の充填が完了すると、該スクリュー1に樹脂の反力が作
用して設定射出圧力Psと現在射出圧力Pfとの偏差が
徐々に小さくなり、圧力偏差に基く速度指令Pcの値が
相対的に小さくなる。また、スクリュー1の前進が妨げ
られる結果、位置の偏差が増大して位置ループ処理によ
る速度指令Vcの値が相対的に大きくなる。そして、位
置ループ処理による速度指令Vcが圧力偏差に基く速度
指令Pcの値を越えると、射出用サーボモータ2は設定
射出圧力Psと現在射出圧力Pfとの偏差に基いて出力
される速度指令Pcにより設定射出圧力Psを目標値と
する圧力優先制御が行われる。樹脂の逆流や洩れおよび
充填不良等の問題がなければ、位置ループにある程度の
偏差を残したままの状態で設定射出圧力Psによる保圧
が所定時間行われて射出制御が完了し、設定射出圧力P
sによる良好な保圧処理が行われることとなる。
【0026】一方、樹脂の充填が不十分だったりスクリ
ュー1とシリンダ5との間に逆流が生じたりした場合に
はシリンダ5内の樹脂圧が増大しないので設定射出圧力
Psと現在射出圧力Pfとの偏差が小さくならず、圧力
偏差に基く速度指令Pcは大きな値を示すこととなる。 一方、スクリュー1には射出用サーボモータ2の駆動を
妨げる樹脂圧が作用しないため、射出用サーボモータ2
はNC用CPU11からの移動指令に追従し、位置偏差
は大きく増大せず、位置ループ処理による速度指令Vc
の値は大きくならない。従って、射出用サーボモータ2
は位置ループから出力される速度指令Vcによって最終
段階まで駆動制御されることとなる。位置ループ処理に
よる速度指令Vcの出力はスクリュー1が最前進位置ま
で移動して位置偏差がなくなった段階で自動的に停止さ
れるので、スクリュー1のオーバートラベルが未然に防
止され、シリンダ5先端部との衝突は阻止される。
ュー1とシリンダ5との間に逆流が生じたりした場合に
はシリンダ5内の樹脂圧が増大しないので設定射出圧力
Psと現在射出圧力Pfとの偏差が小さくならず、圧力
偏差に基く速度指令Pcは大きな値を示すこととなる。 一方、スクリュー1には射出用サーボモータ2の駆動を
妨げる樹脂圧が作用しないため、射出用サーボモータ2
はNC用CPU11からの移動指令に追従し、位置偏差
は大きく増大せず、位置ループ処理による速度指令Vc
の値は大きくならない。従って、射出用サーボモータ2
は位置ループから出力される速度指令Vcによって最終
段階まで駆動制御されることとなる。位置ループ処理に
よる速度指令Vcの出力はスクリュー1が最前進位置ま
で移動して位置偏差がなくなった段階で自動的に停止さ
れるので、スクリュー1のオーバートラベルが未然に防
止され、シリンダ5先端部との衝突は阻止される。
【0027】図3はサーボCPU13の射出制御におけ
る位置・速度ループ処理周期毎に実行される処理を概略
で示す第2実施例のフローチャートである。射出成形機
の構成自体は上述の第1実施例と同様である。以下、第
1の実施例と同様に、サーボCPU13は位置ループ処
理を行って、速度指令Vcを算出し(ステップT1)、
更に、位置ループの速度指令Vcとパルスコーダ3から
のフィードバックパルスVfより求められる射出用サー
ボモータ2の現在速度とに基いて従来と同様の速度ルー
プの処理を実行することによりトルク指令値Trを求め
る(ステップT2)。更に、サーボ共有RAM16に記
憶された設定射出圧力Tsと圧力センサ4で検出された
現在射出圧力Tfとの偏差を求め、この偏差に比例ゲイ
ンKyを乗じて圧力偏差に基くトルク指令Tcを算出す
る(ステップT3)。
る位置・速度ループ処理周期毎に実行される処理を概略
で示す第2実施例のフローチャートである。射出成形機
の構成自体は上述の第1実施例と同様である。以下、第
1の実施例と同様に、サーボCPU13は位置ループ処
理を行って、速度指令Vcを算出し(ステップT1)、
更に、位置ループの速度指令Vcとパルスコーダ3から
のフィードバックパルスVfより求められる射出用サー
ボモータ2の現在速度とに基いて従来と同様の速度ルー
プの処理を実行することによりトルク指令値Trを求め
る(ステップT2)。更に、サーボ共有RAM16に記
憶された設定射出圧力Tsと圧力センサ4で検出された
現在射出圧力Tfとの偏差を求め、この偏差に比例ゲイ
ンKyを乗じて圧力偏差に基くトルク指令Tcを算出す
る(ステップT3)。
【0028】速度ループ処理によるトルク指令Trと圧
力偏差に基くトルク指令Tcを算出したサーボCPU1
3は両者の大小関係を比較し(ステップT4)、圧力偏
差に基くトルク指令Tcの値が速度ループからのトルク
指令Trの値に比べて相対的に小さければ、圧力偏差に
基くトルク指令Tcを電流ループに引き渡して(ステッ
プT5)、当該位置・速度ループ処理周期の処理を終了
する。一方、速度ループ処理によるトルク指令Trの値
が圧力偏差に基くトルク指令Tcの値に比べて相対的に
小さければ、速度ループからのトルク指令Trを電流ル
ープに引き渡して(ステップT6)、当該位置・速度ル
ープ処理周期の処理を終了する。電流ループでは、トル
ク指令値TcとA/D変換器9を介して入力される射出
用サーボモータ2の駆動電流値とにより従来同様に電流
ループ処理を行ってドライバ7を介して電力増幅器6に
出力し、射出用サーボモータ2を駆動制御する。
力偏差に基くトルク指令Tcを算出したサーボCPU1
3は両者の大小関係を比較し(ステップT4)、圧力偏
差に基くトルク指令Tcの値が速度ループからのトルク
指令Trの値に比べて相対的に小さければ、圧力偏差に
基くトルク指令Tcを電流ループに引き渡して(ステッ
プT5)、当該位置・速度ループ処理周期の処理を終了
する。一方、速度ループ処理によるトルク指令Trの値
が圧力偏差に基くトルク指令Tcの値に比べて相対的に
小さければ、速度ループからのトルク指令Trを電流ル
ープに引き渡して(ステップT6)、当該位置・速度ル
ープ処理周期の処理を終了する。電流ループでは、トル
ク指令値TcとA/D変換器9を介して入力される射出
用サーボモータ2の駆動電流値とにより従来同様に電流
ループ処理を行ってドライバ7を介して電力増幅器6に
出力し、射出用サーボモータ2を駆動制御する。
【0029】速度ループからのトルク指令Trの値は位
置偏差および速度偏差に依存しているから、射出制御時
に生じる現象は上述の第1実施例の場合と同様である。
置偏差および速度偏差に依存しているから、射出制御時
に生じる現象は上述の第1実施例の場合と同様である。
【0030】即ち、射出開始直後の段階では設定射出圧
力Tsと現在射出圧力Tfとの偏差が大きく、圧力偏差
に基いて算出されるトルク指令Tcの値が相対的に大き
くなる一方、射出用サーボモータ2の駆動を妨げる樹脂
圧は作用しないので射出用サーボモータ2がNC用CP
U11からの移動指令に追従し、速度ループからのトル
ク指令Trの値は相対的に小さくなる。従って、射出開
始直後の段階では、射出用サーボモータ2が速度ループ
のトルク指令Trにより優先制御される。
力Tsと現在射出圧力Tfとの偏差が大きく、圧力偏差
に基いて算出されるトルク指令Tcの値が相対的に大き
くなる一方、射出用サーボモータ2の駆動を妨げる樹脂
圧は作用しないので射出用サーボモータ2がNC用CP
U11からの移動指令に追従し、速度ループからのトル
ク指令Trの値は相対的に小さくなる。従って、射出開
始直後の段階では、射出用サーボモータ2が速度ループ
のトルク指令Trにより優先制御される。
【0031】また、スクリュー1が前進する間に金型へ
の樹脂の充填が完了すると、スクリュー1に樹脂の反力
が作用して設定射出圧力Tsと現在射出圧力Tfとの偏
差が徐々に小さくなり、圧力偏差に基くトルク指令Tc
の値が相対的に小さくなると共に、スクリュー1の前進
が妨げられる結果、速度は低下し、位置偏差および速度
偏差が増大して速度ループからのトルク指令Trの値が
相対的に大きくなる。そして、速度ループのトルク指令
Trが圧力偏差に基くトルク指令Tcの値を越えると、
射出用サーボモータ2は設定射出圧力Tsと現在射出圧
力Tfとの偏差に基いて出力されるトルク指令Tcによ
り設定射出圧力Tsを目標値とする優先制御が行われる
。樹脂の逆流や洩れおよび充填不良等の問題がなければ
、位置ループおよび速度ループにある程度の位置偏差,
速度偏差を残したままの状態で設定射出圧力Tsによる
保圧が所定時間行われて射出制御が完了し、設定射出圧
力Tsによる良好な保圧処理が行われることとなる。
の樹脂の充填が完了すると、スクリュー1に樹脂の反力
が作用して設定射出圧力Tsと現在射出圧力Tfとの偏
差が徐々に小さくなり、圧力偏差に基くトルク指令Tc
の値が相対的に小さくなると共に、スクリュー1の前進
が妨げられる結果、速度は低下し、位置偏差および速度
偏差が増大して速度ループからのトルク指令Trの値が
相対的に大きくなる。そして、速度ループのトルク指令
Trが圧力偏差に基くトルク指令Tcの値を越えると、
射出用サーボモータ2は設定射出圧力Tsと現在射出圧
力Tfとの偏差に基いて出力されるトルク指令Tcによ
り設定射出圧力Tsを目標値とする優先制御が行われる
。樹脂の逆流や洩れおよび充填不良等の問題がなければ
、位置ループおよび速度ループにある程度の位置偏差,
速度偏差を残したままの状態で設定射出圧力Tsによる
保圧が所定時間行われて射出制御が完了し、設定射出圧
力Tsによる良好な保圧処理が行われることとなる。
【0032】一方、樹脂の充填が不十分だったり逆流が
生じたりした場合には、シリンダ5内の樹脂圧が増大し
ないので設定射出圧力Tsと現在射出圧力Tfとの偏差
が小さくならず、その結果圧力偏差に基くトルク指令T
cが大きくなる。一方、射出用サーボモータ2がNC用
CPU11からの移動指令に追従する結果、位置偏差,
速度偏差は増大せず、速度ループからのトルク指令Tr
の値は大きくならない。従って、射出用サーボモータ2
は速度ループから出力されるトルク指令Trによって最
終段階まで駆動制御されることとなる。そして、トルク
指令Trの出力はスクリュー1が最前進位置まで移動し
て位置偏差がなくなった段階で自動的に停止されるので
、スクリュー1のオーバートラベルが未然に防止され、
シリンダ5先端部との衝突は阻止される。
生じたりした場合には、シリンダ5内の樹脂圧が増大し
ないので設定射出圧力Tsと現在射出圧力Tfとの偏差
が小さくならず、その結果圧力偏差に基くトルク指令T
cが大きくなる。一方、射出用サーボモータ2がNC用
CPU11からの移動指令に追従する結果、位置偏差,
速度偏差は増大せず、速度ループからのトルク指令Tr
の値は大きくならない。従って、射出用サーボモータ2
は速度ループから出力されるトルク指令Trによって最
終段階まで駆動制御されることとなる。そして、トルク
指令Trの出力はスクリュー1が最前進位置まで移動し
て位置偏差がなくなった段階で自動的に停止されるので
、スクリュー1のオーバートラベルが未然に防止され、
シリンダ5先端部との衝突は阻止される。
【0033】次に、サーボCPU13やRAM23およ
びサーボ共有RAM16等からなるデジタルサーボ回路
に替えて従来から行われているアナログ式のサーボ回路
を適用して射出用サーボモータ2を駆動するようにした
場合の実施例について説明する。
びサーボ共有RAM16等からなるデジタルサーボ回路
に替えて従来から行われているアナログ式のサーボ回路
を適用して射出用サーボモータ2を駆動するようにした
場合の実施例について説明する。
【0034】図4は射出用サーボモータ2に関するサー
ボ回路の構成を概略で示す第3実施例のブロック図であ
る。射出成形機および制御装置10に関する主要部の構
成自体は上述の第1および第2実施例と同様であり、図
1においてデジタルサーボ回路を構成する要素13,1
6,23,24等が従来から公知のアナログ式のサーボ
回路に替わるだけであり、従来から周知であるので詳細
は省略する。
ボ回路の構成を概略で示す第3実施例のブロック図であ
る。射出成形機および制御装置10に関する主要部の構
成自体は上述の第1および第2実施例と同様であり、図
1においてデジタルサーボ回路を構成する要素13,1
6,23,24等が従来から公知のアナログ式のサーボ
回路に替わるだけであり、従来から周知であるので詳細
は省略する。
【0035】26は位置ループを構成するブロックであ
り、可逆カウンタ等からなるエラーレジスタ,D/A変
換器,増幅器等で構成され、NC用CPU11からの分
配パルスθrを積算すると共にパルスコーダ3からの位
置に関するフィードバックパルスθfを減算し、この値
、即ち、位置指令に対するエラー量の値を逐次D/A変
換して速度指令Vcとして出力する。27は速度ループ
を構成するブロックで誤差増幅器等からなり、入力され
た速度指令とパルスコーダ3からのフィードバックパル
スθfをF/V変換して求められた現在速度Vfとの間
の速度偏差をPI(比例,積分)制御を行って増幅して
トルク指令Trを出力する。28は電流ループを構成す
るブロックで誤差増幅器等からなり、入力されたトルク
指令Trと射出用サーボモータ2に流れる電力増幅器2
9からの駆動電流の偏差を電力増幅器29へ出力するこ
とにより射出用サーボモータ2を駆動制御する。
り、可逆カウンタ等からなるエラーレジスタ,D/A変
換器,増幅器等で構成され、NC用CPU11からの分
配パルスθrを積算すると共にパルスコーダ3からの位
置に関するフィードバックパルスθfを減算し、この値
、即ち、位置指令に対するエラー量の値を逐次D/A変
換して速度指令Vcとして出力する。27は速度ループ
を構成するブロックで誤差増幅器等からなり、入力され
た速度指令とパルスコーダ3からのフィードバックパル
スθfをF/V変換して求められた現在速度Vfとの間
の速度偏差をPI(比例,積分)制御を行って増幅して
トルク指令Trを出力する。28は電流ループを構成す
るブロックで誤差増幅器等からなり、入力されたトルク
指令Trと射出用サーボモータ2に流れる電力増幅器2
9からの駆動電流の偏差を電力増幅器29へ出力するこ
とにより射出用サーボモータ2を駆動制御する。
【0036】4は上述の第1および第2実施例と同様の
圧力センサであり、射出機構の一部を構成するスクリュ
ー1に作用する反力を樹脂圧力として検出する。これら
の構成に関しては従来の電動式射出成形機と同様である
が、本実施例においては、更に、NC用CPU11によ
って設定された設定射出圧力Psと圧力センサ4によっ
て検出された現在射出圧力Pfとの偏差を速度指令Pc
として出力する速度指令手段としての差動増幅器30が
設けられ、また、位置ループ26と速度ループ27との
間には、速度ループ27への入力を差動増幅器30から
の速度指令Pcと位置ループ26からの速度指令Vcと
の間で切替える切替スイッチ32が配備されている。切
替スイッチ32は差動増幅器30からの速度指令Pcと
位置ループ26からの速度指令Vcとの大小関係間を比
較する比較器31の出力によって切替えられ、速度指令
Pcが速度指令Vcよりも小さい場合には差動増幅器3
0に接続される一方、速度指令Vcが速度指令Pcより
も小さい場合には位置ループ26の側に接続される。
圧力センサであり、射出機構の一部を構成するスクリュ
ー1に作用する反力を樹脂圧力として検出する。これら
の構成に関しては従来の電動式射出成形機と同様である
が、本実施例においては、更に、NC用CPU11によ
って設定された設定射出圧力Psと圧力センサ4によっ
て検出された現在射出圧力Pfとの偏差を速度指令Pc
として出力する速度指令手段としての差動増幅器30が
設けられ、また、位置ループ26と速度ループ27との
間には、速度ループ27への入力を差動増幅器30から
の速度指令Pcと位置ループ26からの速度指令Vcと
の間で切替える切替スイッチ32が配備されている。切
替スイッチ32は差動増幅器30からの速度指令Pcと
位置ループ26からの速度指令Vcとの大小関係間を比
較する比較器31の出力によって切替えられ、速度指令
Pcが速度指令Vcよりも小さい場合には差動増幅器3
0に接続される一方、速度指令Vcが速度指令Pcより
も小さい場合には位置ループ26の側に接続される。
【0037】第3実施例のサーボ回路を適用した場合、
射出制御時に生じる現象は上述の第1実施例の場合と同
様である。
射出制御時に生じる現象は上述の第1実施例の場合と同
様である。
【0038】即ち、射出開始直後の段階では金型への樹
脂の充填が完了していないので設定射出圧力Psと現在
射出圧力Pfとの偏差が大きく、設定射出圧力Psと現
在射出圧力Pfとの偏差に基いて差動増幅器30から出
力される速度指令Pcの値が相対的に大きくなる一方、
スクリュー1には射出用サーボモータ2の駆動を妨げる
樹脂圧が作用せず射出用サーボモータ2がNC用CPU
11からの移動指令に追従するので位置ループ26から
の速度指令Vcの値は相対的に小さくなり、射出開始直
後の段階では、切替スイッチ32が位置ループ26側に
接続され、射出用サーボモータ2が位置ループ26から
の速度指令Vcにより速度優先で制御される。
脂の充填が完了していないので設定射出圧力Psと現在
射出圧力Pfとの偏差が大きく、設定射出圧力Psと現
在射出圧力Pfとの偏差に基いて差動増幅器30から出
力される速度指令Pcの値が相対的に大きくなる一方、
スクリュー1には射出用サーボモータ2の駆動を妨げる
樹脂圧が作用せず射出用サーボモータ2がNC用CPU
11からの移動指令に追従するので位置ループ26から
の速度指令Vcの値は相対的に小さくなり、射出開始直
後の段階では、切替スイッチ32が位置ループ26側に
接続され、射出用サーボモータ2が位置ループ26から
の速度指令Vcにより速度優先で制御される。
【0039】スクリュー1が前進する間に金型への樹脂
の充填が完了すると、該スクリュー1に樹脂の反力が作
用して設定射出圧力Psと現在射出圧力Pfとの偏差が
徐々に小さくなり、圧力偏差に基いて差動増幅器30か
ら出力される速度指令Pcの値が相対的に小さくなる一
方、スクリュー1の前進が妨げられて位置偏差が増大し
、位置ループ26からの速度指令Vcの値が相対的に大
きくなる。位置ループ26からの速度指令Vcが差動増
幅器30からの速度指令Pcの値を越えると、切替スイ
ッチ32が差動増幅器30側に接続され、射出用サーボ
モータ2は差動増幅器30から出力される速度指令Pc
により設定射出圧力Psを目標値とする圧力フィードバ
ック制御が行われ、圧力優先制御が行われる。樹脂の逆
流や洩れおよび充填不良等の問題がなければ、位置ルー
プ26にある程度の偏差を残したままの状態で設定射出
圧力Psによる保圧が所定時間行われて射出制御が完了
し、設定射出圧力Psによる良好な保圧処理が行われる
こととなる。
の充填が完了すると、該スクリュー1に樹脂の反力が作
用して設定射出圧力Psと現在射出圧力Pfとの偏差が
徐々に小さくなり、圧力偏差に基いて差動増幅器30か
ら出力される速度指令Pcの値が相対的に小さくなる一
方、スクリュー1の前進が妨げられて位置偏差が増大し
、位置ループ26からの速度指令Vcの値が相対的に大
きくなる。位置ループ26からの速度指令Vcが差動増
幅器30からの速度指令Pcの値を越えると、切替スイ
ッチ32が差動増幅器30側に接続され、射出用サーボ
モータ2は差動増幅器30から出力される速度指令Pc
により設定射出圧力Psを目標値とする圧力フィードバ
ック制御が行われ、圧力優先制御が行われる。樹脂の逆
流や洩れおよび充填不良等の問題がなければ、位置ルー
プ26にある程度の偏差を残したままの状態で設定射出
圧力Psによる保圧が所定時間行われて射出制御が完了
し、設定射出圧力Psによる良好な保圧処理が行われる
こととなる。
【0040】一方、樹脂の充填が不十分だったり逆流が
生じたりすると樹脂圧が増大しないので、設定射出圧力
Psと現在射出圧力Pfとの偏差、即ち、差動増幅器3
0からの速度指令Pcの値は大きな値に保持される。ま
た、射出用サーボモータ2がNC用CPU11からの移
動指令に追従するため、位置ループ26からの速度指令
Vcは大きくならない。従って、切替スイッチ32は位
置ループ26側に接続されたままとなり、射出用サーボ
モータ2は位置ループ26から出力される速度指令Vc
によって最終段階まで駆動制御されることとなる。位置
ループ26からの速度指令Vcはスクリュー1が最前進
位置まで移動した段階で位置偏差が0となり自動的に停
止されるので、スクリュー1のオーバートラベルが未然
に防止され、シリンダ5先端部との衝突は阻止される。
生じたりすると樹脂圧が増大しないので、設定射出圧力
Psと現在射出圧力Pfとの偏差、即ち、差動増幅器3
0からの速度指令Pcの値は大きな値に保持される。ま
た、射出用サーボモータ2がNC用CPU11からの移
動指令に追従するため、位置ループ26からの速度指令
Vcは大きくならない。従って、切替スイッチ32は位
置ループ26側に接続されたままとなり、射出用サーボ
モータ2は位置ループ26から出力される速度指令Vc
によって最終段階まで駆動制御されることとなる。位置
ループ26からの速度指令Vcはスクリュー1が最前進
位置まで移動した段階で位置偏差が0となり自動的に停
止されるので、スクリュー1のオーバートラベルが未然
に防止され、シリンダ5先端部との衝突は阻止される。
【0041】図5はアナログ式サーボ回路による本発明
の第4実施例のブロック図である。この第4実施例では
、第3実施例とほぼ同一構成であり、相違する点は、切
替スイッチが第3実施例では位置ループと速度ループと
の間に設けられているのに対し、この第4実施例では速
度ループと電流ループとの間に設けられ、電流ループに
入力されるトルク指令を速度ループからか差動増幅器の
出力かに切替える点である。即ち、切替スイッチ34は
差動増幅器33からのトルク指令Tcと速度ループ27
からのトルク指令Trとの大小関係間を比較する比較器
35によって切替えられ、トルク指令Tcがトルク指令
Trよりも小さい場合には差動増幅器33に接続される
一方、トルク指令Trがトルク指令Tcよりも小さい場
合には速度ループ27の側に接続される。
の第4実施例のブロック図である。この第4実施例では
、第3実施例とほぼ同一構成であり、相違する点は、切
替スイッチが第3実施例では位置ループと速度ループと
の間に設けられているのに対し、この第4実施例では速
度ループと電流ループとの間に設けられ、電流ループに
入力されるトルク指令を速度ループからか差動増幅器の
出力かに切替える点である。即ち、切替スイッチ34は
差動増幅器33からのトルク指令Tcと速度ループ27
からのトルク指令Trとの大小関係間を比較する比較器
35によって切替えられ、トルク指令Tcがトルク指令
Trよりも小さい場合には差動増幅器33に接続される
一方、トルク指令Trがトルク指令Tcよりも小さい場
合には速度ループ27の側に接続される。
【0042】射出開始直後の段階では設定射出圧力Ts
と現在射出圧力Tfとの偏差が大きく、圧力偏差に基い
て差動増幅器33から出力されるトルク指令Tcの値が
相対的に大きくなる。一方、射出用サーボモータ2はN
C用CPU11からの移動指令に追従するので速度ルー
プ27からのトルク指令Trの値が相対的に小さくなり
、射出開始直後の段階では、射出用サーボモータ2が速
度ループ27からのトルク指令Trにより優先制御され
る。
と現在射出圧力Tfとの偏差が大きく、圧力偏差に基い
て差動増幅器33から出力されるトルク指令Tcの値が
相対的に大きくなる。一方、射出用サーボモータ2はN
C用CPU11からの移動指令に追従するので速度ルー
プ27からのトルク指令Trの値が相対的に小さくなり
、射出開始直後の段階では、射出用サーボモータ2が速
度ループ27からのトルク指令Trにより優先制御され
る。
【0043】また、スクリュー1が前進する間に金型へ
の樹脂の充填が完了すると、スクリュー1に樹脂の反力
が作用して設定射出圧力Tsと現在射出圧力Tfとの偏
差が徐々に小さくなり、圧力偏差に基いて差動増幅器3
3から出力されるトルク指令Tcの値が相対的に小さく
なると共に、スクリュー1の前進が妨げられる結果、位
置偏差,速度偏差が増大して速度ループ27からのトル
ク指令Trの値が相対的に大きくなる。そして、速度ル
ープ27からのトルク指令Trが差動増幅器33からの
トルク指令Tcの値を越えると、射出用サーボモータ2
は設定射出圧力Tsと現在射出圧力Tfとの偏差に基い
て出力されるトルク指令Tcにより設定射出圧力Tsを
目標値とする優先制御が行われる。樹脂の逆流や洩れお
よび充填不良等の問題がなければ、位置ループ26およ
び速度ループ27にある程度の位置偏差,速度偏差を残
したままの状態で設定射出圧力Tsによる保圧が所定時
間行われて射出制御が完了し、設定射出圧力Tsによる
良好な保圧処理が行われることとなる。
の樹脂の充填が完了すると、スクリュー1に樹脂の反力
が作用して設定射出圧力Tsと現在射出圧力Tfとの偏
差が徐々に小さくなり、圧力偏差に基いて差動増幅器3
3から出力されるトルク指令Tcの値が相対的に小さく
なると共に、スクリュー1の前進が妨げられる結果、位
置偏差,速度偏差が増大して速度ループ27からのトル
ク指令Trの値が相対的に大きくなる。そして、速度ル
ープ27からのトルク指令Trが差動増幅器33からの
トルク指令Tcの値を越えると、射出用サーボモータ2
は設定射出圧力Tsと現在射出圧力Tfとの偏差に基い
て出力されるトルク指令Tcにより設定射出圧力Tsを
目標値とする優先制御が行われる。樹脂の逆流や洩れお
よび充填不良等の問題がなければ、位置ループ26およ
び速度ループ27にある程度の位置偏差,速度偏差を残
したままの状態で設定射出圧力Tsによる保圧が所定時
間行われて射出制御が完了し、設定射出圧力Tsによる
良好な保圧処理が行われることとなる。
【0044】一方、樹脂の充填が不十分だったり逆流が
生じたりした場合にはシリンダ5内の樹脂圧が増大しな
いので設定射出圧力Tsと現在射出圧力Tfとの偏差に
基いて差動増幅器33から出力されるトルク指令Tcが
小さくならず、また、射出用サーボモータ2はNC用C
PU11からの移動指令に追従するので、速度ループ2
7からのトルク指令Trの値も大きくならないので、切
替スイッチ34は速度ループ側に接続される。従って、
射出用サーボモータ2は速度ループ27から出力される
トルク指令Trによって最終段階まで駆動制御されるこ
ととなる。トルク指令Trの出力はスクリュー1が最前
進位置まで移動して位置偏差がなくなった段階で自動的
に停止されるので、スクリュー1のオーバートラベルが
未然に防止され、シリンダ5先端部との衝突は阻止され
る。
生じたりした場合にはシリンダ5内の樹脂圧が増大しな
いので設定射出圧力Tsと現在射出圧力Tfとの偏差に
基いて差動増幅器33から出力されるトルク指令Tcが
小さくならず、また、射出用サーボモータ2はNC用C
PU11からの移動指令に追従するので、速度ループ2
7からのトルク指令Trの値も大きくならないので、切
替スイッチ34は速度ループ側に接続される。従って、
射出用サーボモータ2は速度ループ27から出力される
トルク指令Trによって最終段階まで駆動制御されるこ
ととなる。トルク指令Trの出力はスクリュー1が最前
進位置まで移動して位置偏差がなくなった段階で自動的
に停止されるので、スクリュー1のオーバートラベルが
未然に防止され、シリンダ5先端部との衝突は阻止され
る。
【0045】
【発明の効果】本発明は、射出制御の段階で設定射出圧
力と現在射出圧力との偏差に基いて出力される速度指令
やトルク指令と、射出用サーボモータを制御する位置ル
ープからの速度指令や速度ループからのトルク指令とを
逐次比較し、値の小さな方の指令値に基いて射出用サー
ボモータを駆動するようにしたので、射出開始段階にお
ける速度の優先制御と充填樹脂を押圧する射出後半の保
圧制御とを従来と同様に円滑に行うことができ、しかも
、樹脂の充填が不十分となって射出後半の樹脂圧力が設
定値に達しないような場合には、位置偏差による位置ル
ープからの速度指令やこの速度指令に基くトルク指令に
よりスクリューが最前進位置で自動的に停止するから、
充填不良等によるスクリューのオーバートラベルや衝突
事故が未然に防止される。
力と現在射出圧力との偏差に基いて出力される速度指令
やトルク指令と、射出用サーボモータを制御する位置ル
ープからの速度指令や速度ループからのトルク指令とを
逐次比較し、値の小さな方の指令値に基いて射出用サー
ボモータを駆動するようにしたので、射出開始段階にお
ける速度の優先制御と充填樹脂を押圧する射出後半の保
圧制御とを従来と同様に円滑に行うことができ、しかも
、樹脂の充填が不十分となって射出後半の樹脂圧力が設
定値に達しないような場合には、位置偏差による位置ル
ープからの速度指令やこの速度指令に基くトルク指令に
よりスクリューが最前進位置で自動的に停止するから、
充填不良等によるスクリューのオーバートラベルや衝突
事故が未然に防止される。
【図1】本発明の方法をデジタルサーボに適用した一実
施例の電動式射出成形機の要部を示すブロック図
施例の電動式射出成形機の要部を示すブロック図
【図2
】同実施例の電動式射出成形機において射出制御時にサ
ーボCPUが位置・速度ループ処理周期毎に実行する処
理の概略を示す第1実施例のフローチャート
】同実施例の電動式射出成形機において射出制御時にサ
ーボCPUが位置・速度ループ処理周期毎に実行する処
理の概略を示す第1実施例のフローチャート
【図3】同
実施例の電動式射出成形機において射出制御時にサーボ
CPUが位置・速度ループ処理周期毎に実行する処理の
概略を示す第2実施例のフローチャート
実施例の電動式射出成形機において射出制御時にサーボ
CPUが位置・速度ループ処理周期毎に実行する処理の
概略を示す第2実施例のフローチャート
【図4】本発明
の方法を適用した電動式射出成形機のアナログ式サーボ
回路を示す第3実施例の機能ブロック図
の方法を適用した電動式射出成形機のアナログ式サーボ
回路を示す第3実施例の機能ブロック図
【図5】本発明
の方法を適用した電動式射出成形機のアナログ式サーボ
回路を示す第4実施例の機能ブロック図
の方法を適用した電動式射出成形機のアナログ式サーボ
回路を示す第4実施例の機能ブロック図
1 スクリュー
2 射出用サーボモータ
3 パルスコーダ
4 圧力センサ
10 制御装置
13 サーボCPU
30 速度指令手段としての差動増幅器31 比較
器 32 切替スイッチ 33 トルク指令手段としての差動増幅器34 切
替スイッチ 35 比較器
器 32 切替スイッチ 33 トルク指令手段としての差動増幅器34 切
替スイッチ 35 比較器
Claims (4)
- 【請求項1】 射出用サーボモータと、スクリューの
位置および速度を検出する検出器と、射出圧力を検出す
る圧力センサとを有し、少なくとも位置ループと速度ル
ープの制御を行って上記射出用サーボモータを制御する
電動式射出成形機における射出制御方法において、上記
射出用サーボモータにスクリュー最前進位置までの移動
指令を出力して駆動すると共に、設定射出圧力と現在射
出圧力との偏差に基いて出力される速度指令と位置ルー
プから出力される速度指令との大小関係を逐次比較し、
値の小さな方の速度指令に基いて速度ループ制御を行っ
て射出用サーボモータを駆動することを特徴とした電動
式射出成形機における射出制御方法。 - 【請求項2】 射出用サーボモータと、スクリューの
位置および速度を検出する検出器と、射出圧力を検出す
る圧力センサとを有し、少なくとも位置ループと速度ル
ープの制御を行って上記射出用サーボモータを制御する
電動式射出成形機における射出制御方法において、上記
射出用サーボモータにスクリュー最前進位置までの移動
指令を出力して駆動すると共に、設定射出圧力と現在射
出圧力との偏差に基いて出力されるトルク指令と速度ル
ープから出力されるトルク指令との大小関係を逐次比較
し、値の小さな方のトルク指令に基いて射出用サーボモ
ータを駆動することを特徴とした電動式射出成形機にお
ける射出制御方法。 - 【請求項3】 射出用サーボモータと、スクリューの
位置および速度を検出する検出器と、上記射出用サーボ
モータを制御する位置ループと速度ループを有するサー
ボ回路とを備えた電動式射出成形機の射出制御装置にお
いて、射出圧力を検出する圧力センサと、設定射出圧力
と上記圧力センサで検出される現在射出圧力との偏差に
基いて速度指令を出力する速度指令手段と、上記サーボ
回路の位置ループの出力と上記速度指令手段からの出力
とを比較する比較手段と、該比較手段からの信号に基い
て上記サーボ回路の速度ループに入力される速度指令を
上記位置ループ出力か上記速度指令手段からの出力かに
切替える切替手段とを設け、上記切替手段は位置ループ
の出力と速度指令手段の出力のうち小さい方の出力を速
度ループに入力するようにした電動式射出成形機におけ
る射出制御装置。 - 【請求項4】 射出用サーボモータと、スクリューの
位置および速度を検出する検出器と、上記射出用サーボ
モータを制御する位置ループと速度ループを有するサー
ボ回路とを備えた電動式射出成形機の射出制御装置にお
いて、射出圧力を検出する圧力センサと、設定射出圧力
と上記圧力センサで検出される現在射出圧力との偏差に
基いてトルク指令を出力するトルク指令手段と、上記サ
ーボ回路の速度ループの出力と上記トルク指令手段から
の出力とを比較する比較手段と、該比較手段からの信号
に基いて上記射出用サーボモータに入力されるトルク指
令を上記速度ループ出力か上記トルク指令手段からの出
力かに切替える切替手段とを設け、上記切替手段は速度
ループの出力とトルク指令手段の出力のうち小さい方の
出力を射出用サーボモータに入力するようにした電動式
射出成形機における射出制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03173465A JP3091262B2 (ja) | 1991-06-19 | 1991-06-19 | 電動式射出成形機における射出制御方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03173465A JP3091262B2 (ja) | 1991-06-19 | 1991-06-19 | 電動式射出成形機における射出制御方法および装置 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18136598A Division JP3157780B2 (ja) | 1991-06-19 | 1998-06-15 | 電動式射出成形機における保圧制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04369520A true JPH04369520A (ja) | 1992-12-22 |
| JP3091262B2 JP3091262B2 (ja) | 2000-09-25 |
Family
ID=15960984
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03173465A Expired - Fee Related JP3091262B2 (ja) | 1991-06-19 | 1991-06-19 | 電動式射出成形機における射出制御方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3091262B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1378806A1 (en) * | 2002-07-05 | 2004-01-07 | Fanuc Ltd | Electric injection molding machine with servo motor controlled through pressure control loop |
| JP2012011723A (ja) * | 2010-07-02 | 2012-01-19 | Toyo Mach & Metal Co Ltd | 射出成形機及び射出成形機用制御回路 |
| US10108182B2 (en) | 2016-04-22 | 2018-10-23 | Mitsubishi Electric Corporation | Motor control apparatus |
-
1991
- 1991-06-19 JP JP03173465A patent/JP3091262B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1378806A1 (en) * | 2002-07-05 | 2004-01-07 | Fanuc Ltd | Electric injection molding machine with servo motor controlled through pressure control loop |
| US6902386B2 (en) | 2002-07-05 | 2005-06-07 | Fanuc Ltd | Electric injection molding machine |
| JP2012011723A (ja) * | 2010-07-02 | 2012-01-19 | Toyo Mach & Metal Co Ltd | 射出成形機及び射出成形機用制御回路 |
| US10108182B2 (en) | 2016-04-22 | 2018-10-23 | Mitsubishi Electric Corporation | Motor control apparatus |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3091262B2 (ja) | 2000-09-25 |
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