JPH04370041A - 文字入りスイカの栽培方法 - Google Patents
文字入りスイカの栽培方法Info
- Publication number
- JPH04370041A JPH04370041A JP14467891A JP14467891A JPH04370041A JP H04370041 A JPH04370041 A JP H04370041A JP 14467891 A JP14467891 A JP 14467891A JP 14467891 A JP14467891 A JP 14467891A JP H04370041 A JPH04370041 A JP H04370041A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fruit
- cover
- light
- watermelon
- color
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 241000219109 Citrullus Species 0.000 title claims abstract description 31
- 235000012828 Citrullus lanatus var citroides Nutrition 0.000 title claims abstract description 31
- 235000013399 edible fruits Nutrition 0.000 claims abstract description 110
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 9
- 210000000991 chicken egg Anatomy 0.000 claims abstract description 7
- 238000004040 coloring Methods 0.000 claims description 4
- 241000220225 Malus Species 0.000 description 13
- 210000002615 epidermis Anatomy 0.000 description 13
- 235000021016 apples Nutrition 0.000 description 10
- 230000018109 developmental process Effects 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 239000000575 pesticide Substances 0.000 description 3
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000003306 harvesting Methods 0.000 description 2
- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 2
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- BQCADISMDOOEFD-UHFFFAOYSA-N Silver Chemical compound [Ag] BQCADISMDOOEFD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 238000004061 bleaching Methods 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 238000004042 decolorization Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000009313 farming Methods 0.000 description 1
- 235000013305 food Nutrition 0.000 description 1
- 230000005094 fruit set Effects 0.000 description 1
- 238000009396 hybridization Methods 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
- 230000001737 promoting effect Effects 0.000 description 1
- 229910052709 silver Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000004332 silver Substances 0.000 description 1
- 210000003491 skin Anatomy 0.000 description 1
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 1
- 239000012780 transparent material Substances 0.000 description 1
- 125000000391 vinyl group Chemical group [H]C([*])=C([H])[H] 0.000 description 1
- 229920002554 vinyl polymer Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Cultivation Of Plants (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スイカの果実の表面に
未発色の部分からなる文字や図柄を有する文字入りスイ
カの栽培方法に関する。
未発色の部分からなる文字や図柄を有する文字入りスイ
カの栽培方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、リンゴの果実の表皮に文字や図柄
を入れた、いわゆる文字入りリンゴが開発され、贈答品
や見舞い品等として人気が高まってきている。
を入れた、いわゆる文字入りリンゴが開発され、贈答品
や見舞い品等として人気が高まってきている。
【0003】このような文字入りリンゴを栽培するには
、まだ果実が未成長の段階で果実全体に遮光性の袋をか
ぶせ、表皮に日光が当たらないようにすることで表皮の
発色を停止させ(なお、既に着いていた色も袋をかぶせ
ることで脱色される)、そのままの状態で果実が大きく
成長するのを待つ。その後、果実が或る程度まで成長し
たら上記の袋を取り外して、文字や図柄を入れたい領域
(文字入れ領域)だけを遮光部材で覆い、その他の領域
には日光を当てることで発色を促す。そして最終的に上
記の遮光部材を除去することで、果実の表皮には上記遮
光部材に対応する未発色の部分からなる文字や図柄が形
成される。
、まだ果実が未成長の段階で果実全体に遮光性の袋をか
ぶせ、表皮に日光が当たらないようにすることで表皮の
発色を停止させ(なお、既に着いていた色も袋をかぶせ
ることで脱色される)、そのままの状態で果実が大きく
成長するのを待つ。その後、果実が或る程度まで成長し
たら上記の袋を取り外して、文字や図柄を入れたい領域
(文字入れ領域)だけを遮光部材で覆い、その他の領域
には日光を当てることで発色を促す。そして最終的に上
記の遮光部材を除去することで、果実の表皮には上記遮
光部材に対応する未発色の部分からなる文字や図柄が形
成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】リンゴに対する文字入
れ技術は上記のようにほぼ既に完成されているが、本願
発明者は、リンゴより一段とサイズの大きなスイカにも
文字入れの技術を適用しようと試みてみた。しかしなが
ら、リンゴは空中の枝から下方へ向けて成長し、その成
長速度は比較的ゆるやかで通常は直径10cm程度まで
しか大きくならないのに対し、スイカは地面に接触した
まま上方へ向けて成長し、しかも成長速度が速く直径3
0cm以上にまで大きくなるものもざらであることから
、文字入りリンゴの栽培技術をそのままスイカに適用し
ようとすると以下のような問題が生じた。
れ技術は上記のようにほぼ既に完成されているが、本願
発明者は、リンゴより一段とサイズの大きなスイカにも
文字入れの技術を適用しようと試みてみた。しかしなが
ら、リンゴは空中の枝から下方へ向けて成長し、その成
長速度は比較的ゆるやかで通常は直径10cm程度まで
しか大きくならないのに対し、スイカは地面に接触した
まま上方へ向けて成長し、しかも成長速度が速く直径3
0cm以上にまで大きくなるものもざらであることから
、文字入りリンゴの栽培技術をそのままスイカに適用し
ようとすると以下のような問題が生じた。
【0005】第1に、表皮の発色を停止させる(脱色す
る)ためにかぶせる遮光性の袋としては、リンゴの場合
は発色を停止させようとする時点での果実の大きさより
も多少大きめの袋を用意するだけで十分であったが、ス
イカの場合にはリンゴと同様に多少大きめの袋を用意す
るだけでは果実の成長速度に追いつかないという問題が
あった。すなわち、リンゴのように成長速度が遅くて小
さな果実の場合には、果実が袋内を自由に動いて常に余
裕のある位置に落ち着くといったことが可能となるが、
スイカの場合にはかなり急激に大きく成長するので、果
実が袋内を自由に動くことができず、果実の成長に伴っ
て袋が窮屈となり、最悪の場合には袋が破けたり、果実
が変形してしまうという問題が生じた。
る)ためにかぶせる遮光性の袋としては、リンゴの場合
は発色を停止させようとする時点での果実の大きさより
も多少大きめの袋を用意するだけで十分であったが、ス
イカの場合にはリンゴと同様に多少大きめの袋を用意す
るだけでは果実の成長速度に追いつかないという問題が
あった。すなわち、リンゴのように成長速度が遅くて小
さな果実の場合には、果実が袋内を自由に動いて常に余
裕のある位置に落ち着くといったことが可能となるが、
スイカの場合にはかなり急激に大きく成長するので、果
実が袋内を自由に動くことができず、果実の成長に伴っ
て袋が窮屈となり、最悪の場合には袋が破けたり、果実
が変形してしまうという問題が生じた。
【0006】第2に、上記遮光性の袋をかぶせる際には
、リンゴのように空中に吊り下がっている場合には果実
を下方から包み込むようにかぶせるだけでよいのに対し
、スイカの場合には、リンゴと同様に袋で包み込んでし
まうと、果実の底面が袋の底部と接触したままとなるの
で、袋の内部で発生した水分や袋内に外部から侵入した
水分が袋の底部へ溜まると、その水溜まりの中に果実の
底部が浸った状態のままとなり、せっかくの果実が腐っ
てしまうという問題が生じた。
、リンゴのように空中に吊り下がっている場合には果実
を下方から包み込むようにかぶせるだけでよいのに対し
、スイカの場合には、リンゴと同様に袋で包み込んでし
まうと、果実の底面が袋の底部と接触したままとなるの
で、袋の内部で発生した水分や袋内に外部から侵入した
水分が袋の底部へ溜まると、その水溜まりの中に果実の
底部が浸った状態のままとなり、せっかくの果実が腐っ
てしまうという問題が生じた。
【0007】本発明は、上記従来の問題点を解消し、ス
イカの果実の表皮にも未発色の部分からなる文字や図柄
を容易に入れることのできる文字入りスイカの栽培方法
を提供することを目的とする。
イカの果実の表皮にも未発色の部分からなる文字や図柄
を容易に入れることのできる文字入りスイカの栽培方法
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の文字入りスイカ
の栽培方法は、以下の点を特徴とする。まず、スイカの
果実がほぼ鶏卵大から野球ボール大程度の大きさに成長
したところで、この果実に遮光性の覆いをかぶせる。こ
の遮光性の覆いは単なる袋状のものではなく、ほぼ完全
に成長したスイカの果実全体を覆えるだけの大きさを有
し、しかもその底部には水はけ用の孔が設けられている
。果実を上記遮光性の覆いで覆う際には、果実の底面が
上記水はけ用の孔のところに位置するように配置する。 覆いの材質は遮光性を有するものであればなんでも採用
可能であり、例えば一般の家庭用ゴミ袋等に使用される
黒色のポリエチレンやビニール等のようなフィルム状の
ものが最も手頃と思われる。覆いの底部に設けられる水
はけ用の孔としては、この孔を介して覆い内の水分を外
部へ排出可能のものであればよく、例えば、覆いの底部
の全部もしくは一部を開放したもの、あるいは覆いの底
部に水分を排出可能な程度に複数の小孔を開けたもの等
を採用可能である。
の栽培方法は、以下の点を特徴とする。まず、スイカの
果実がほぼ鶏卵大から野球ボール大程度の大きさに成長
したところで、この果実に遮光性の覆いをかぶせる。こ
の遮光性の覆いは単なる袋状のものではなく、ほぼ完全
に成長したスイカの果実全体を覆えるだけの大きさを有
し、しかもその底部には水はけ用の孔が設けられている
。果実を上記遮光性の覆いで覆う際には、果実の底面が
上記水はけ用の孔のところに位置するように配置する。 覆いの材質は遮光性を有するものであればなんでも採用
可能であり、例えば一般の家庭用ゴミ袋等に使用される
黒色のポリエチレンやビニール等のようなフィルム状の
ものが最も手頃と思われる。覆いの底部に設けられる水
はけ用の孔としては、この孔を介して覆い内の水分を外
部へ排出可能のものであればよく、例えば、覆いの底部
の全部もしくは一部を開放したもの、あるいは覆いの底
部に水分を排出可能な程度に複数の小孔を開けたもの等
を採用可能である。
【0009】なお、遮光性の覆いをかぶせる時期は、上
記のように果実がほぼ鶏卵大から野球ボール大程度の大
きさに成長した時期が望ましく、それよりも早い時期だ
と表皮が柔らかくて作業中に傷が付きやすく、またそれ
よりも遅い時期だと発色が相当に進行しているために表
皮の色を十分に脱色できなくなるおそれがある。
記のように果実がほぼ鶏卵大から野球ボール大程度の大
きさに成長した時期が望ましく、それよりも早い時期だ
と表皮が柔らかくて作業中に傷が付きやすく、またそれ
よりも遅い時期だと発色が相当に進行しているために表
皮の色を十分に脱色できなくなるおそれがある。
【0010】また、覆いによって果実全体が遮光される
必要はなく、少なくとも所望の文字入れ領域(文字や図
柄を入れようとする領域)およびその周辺領域が遮光さ
れれば十分であり、例えば覆いの片側だけに遮光性のも
のを使用し、他の片側に透明のものを使用すること等に
より、果実の全表面のうち文字入れ領域を含む片側半分
領域だけが遮光されるようにすることも可能である。
必要はなく、少なくとも所望の文字入れ領域(文字や図
柄を入れようとする領域)およびその周辺領域が遮光さ
れれば十分であり、例えば覆いの片側だけに遮光性のも
のを使用し、他の片側に透明のものを使用すること等に
より、果実の全表面のうち文字入れ領域を含む片側半分
領域だけが遮光されるようにすることも可能である。
【0011】上記のようにして遮光性の覆いをかぶせた
後、果実の径方向への成長が八分通り終了した時点で、
上記の覆いを除去する。そして、覆いの除去された果実
表面における所望の文字入れ領域(文字や図柄を入れよ
うとする領域)のみを何らかの遮光部材で覆い、その他
の領域には日光が当たるようにしておく。上記遮光部材
としては、例えば文字や図柄の通りに切り抜いた銀紙や
、あるいは後述する実施例で示すように透明フィルム上
に黒色で文字や図柄を描いたもの等を使用可能である。
後、果実の径方向への成長が八分通り終了した時点で、
上記の覆いを除去する。そして、覆いの除去された果実
表面における所望の文字入れ領域(文字や図柄を入れよ
うとする領域)のみを何らかの遮光部材で覆い、その他
の領域には日光が当たるようにしておく。上記遮光部材
としては、例えば文字や図柄の通りに切り抜いた銀紙や
、あるいは後述する実施例で示すように透明フィルム上
に黒色で文字や図柄を描いたもの等を使用可能である。
【0012】このような状態のまま収穫時期まで待ち(
勿論、その間、果実の形や色を整えるための玉返し等の
作業・管理は通常通り行う)、収穫する際(またはそれ
以後)に上記の遮光部材を除去する。
勿論、その間、果実の形や色を整えるための玉返し等の
作業・管理は通常通り行う)、収穫する際(またはそれ
以後)に上記の遮光部材を除去する。
【0013】
【作用】スイカの果実が鶏卵大から野球ボール大程度の
大きさに成長した時点では、その表皮にはまだ完全に発
色が起こっておらず、この段階で遮光性の覆いをかぶせ
れば、そのかぶせている期間中だけ表皮の発色が停止さ
れると共に、それまで表皮に或る程度着いていた色も果
実の成長に伴って拡散されることにより脱色が促される
。この期間中に、覆いの内部で水分が発生したり、外部
から水分が侵入しても、その水分は覆いの底部に設けら
れた水はけ用の孔から外部へ排出され、覆い内に水分が
溜まるようなことがなくなり、果実は常に水はけの良好
な状態に保たれる。しかも、覆いはほぼ完全に成長した
果実を覆える程度の十分な大きさを有しているので、果
実の成長に伴って覆いが果実の外側を或る程度自由に動
くことが可能となり、よって果実は常に覆い内の余裕の
ある位置に落ち着きながら、相当に大きく成長した果実
をも十分に覆うことができる。
大きさに成長した時点では、その表皮にはまだ完全に発
色が起こっておらず、この段階で遮光性の覆いをかぶせ
れば、そのかぶせている期間中だけ表皮の発色が停止さ
れると共に、それまで表皮に或る程度着いていた色も果
実の成長に伴って拡散されることにより脱色が促される
。この期間中に、覆いの内部で水分が発生したり、外部
から水分が侵入しても、その水分は覆いの底部に設けら
れた水はけ用の孔から外部へ排出され、覆い内に水分が
溜まるようなことがなくなり、果実は常に水はけの良好
な状態に保たれる。しかも、覆いはほぼ完全に成長した
果実を覆える程度の十分な大きさを有しているので、果
実の成長に伴って覆いが果実の外側を或る程度自由に動
くことが可能となり、よって果実は常に覆い内の余裕の
ある位置に落ち着きながら、相当に大きく成長した果実
をも十分に覆うことができる。
【0014】その後、果実の径方向への成長がほぼ終了
した時点で上記覆いを除去すると、これまで遮光されて
いた領域は未発色のまま露出される。そして、この未発
色の果実表面の文字入れ領域のみを遮光部材で覆うと、
その他の領域のみが日光に当たって、通常知られている
ような緑地に黒色の縞模様からなるスイカ独自の発色が
起こる。
した時点で上記覆いを除去すると、これまで遮光されて
いた領域は未発色のまま露出される。そして、この未発
色の果実表面の文字入れ領域のみを遮光部材で覆うと、
その他の領域のみが日光に当たって、通常知られている
ような緑地に黒色の縞模様からなるスイカ独自の発色が
起こる。
【0015】最終的に、果実を収穫する際(またはそれ
以後)に上記遮光部材を除去すれば、上述したようなス
イカ独自の発色領域の中に、上記遮光部材で覆われてい
た未発色領域からなる文字や図柄の入った、文字入りス
イカが得られる。
以後)に上記遮光部材を除去すれば、上述したようなス
イカ独自の発色領域の中に、上記遮光部材で覆われてい
た未発色領域からなる文字や図柄の入った、文字入りス
イカが得られる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1に、本発明の一実施例を概略的
に示す。
しながら説明する。図1に、本発明の一実施例を概略的
に示す。
【0017】まず、通常のスイカ栽培と同様に、苗の定
植を行った後、約40日程度して花が咲いたら、雄花の
花粉を雌花に付ける、いわゆる交配(着果)を行う。交
配後約1週間から10日程度して果実が鶏卵大から野球
ボール大程度の大きさまで成長したら、その段階で、図
2に示すような遮光性の覆いMを、図1(a)に示すよ
うに鶏卵大から野球ボール大程度の果実P1 にかぶせ
る。覆いMは、例えば家庭用ゴミ袋等に使用される幅5
0cm、長さ60cm程度の黒色のポリエチレン製袋を
上下逆様に使用し、開口部Aが水はけ用の孔として底部
にくるようにし、かつ上端部の中央に果実P1 が通過
可能な程度の切れ目Bを形成したものである。なお、覆
いMのサイズや形状は、ほぼ完全に成長した果実を覆う
ことの可能な範囲内で各種考えられるが、例えば図2に
一点鎖線で示すように、果実の球形状に沿って覆いMの
両肩部分に丸味を帯びさせたものであってもよい。この
ような覆いMを果実P1 にかぶせるにあたっては、ま
ず果実P1 を切れ目Bを通して覆いMの内部に入れ、
更に果実P1 を開口部Aを介して地面Eに直接接触さ
せるようにする。また、覆いM内に日光が入らないよう
に開口部Aと地面Eとの間になるべく隙間を作らないよ
うに覆いMの位置を調整し、かつ切れ目Bの隙間もホッ
チキスや紐等でなるべく塞ぐようにする。
植を行った後、約40日程度して花が咲いたら、雄花の
花粉を雌花に付ける、いわゆる交配(着果)を行う。交
配後約1週間から10日程度して果実が鶏卵大から野球
ボール大程度の大きさまで成長したら、その段階で、図
2に示すような遮光性の覆いMを、図1(a)に示すよ
うに鶏卵大から野球ボール大程度の果実P1 にかぶせ
る。覆いMは、例えば家庭用ゴミ袋等に使用される幅5
0cm、長さ60cm程度の黒色のポリエチレン製袋を
上下逆様に使用し、開口部Aが水はけ用の孔として底部
にくるようにし、かつ上端部の中央に果実P1 が通過
可能な程度の切れ目Bを形成したものである。なお、覆
いMのサイズや形状は、ほぼ完全に成長した果実を覆う
ことの可能な範囲内で各種考えられるが、例えば図2に
一点鎖線で示すように、果実の球形状に沿って覆いMの
両肩部分に丸味を帯びさせたものであってもよい。この
ような覆いMを果実P1 にかぶせるにあたっては、ま
ず果実P1 を切れ目Bを通して覆いMの内部に入れ、
更に果実P1 を開口部Aを介して地面Eに直接接触さ
せるようにする。また、覆いM内に日光が入らないよう
に開口部Aと地面Eとの間になるべく隙間を作らないよ
うに覆いMの位置を調整し、かつ切れ目Bの隙間もホッ
チキスや紐等でなるべく塞ぐようにする。
【0018】このような状態のまま約25日程度経過す
ると、果実の径方向への成長が八分通り終了し、図1(
b)に示すように、その大きく成長した果実P2 で覆
いMの内部がほとんど一杯になる。勿論、果実P2 は
サイズは大きいが、覆いMにより日光が遮断されていた
ので、その表皮は未発色(ほとんど薄黄色で若干の模様
は生じている)のままである。この段階で、覆いMの切
れ目Bを更に大きく拡げて果実P2 を取り出すこと等
により、果実P2 上から覆いMを除去し、そして図3
に示すような文字入りのシールSを、図1(c)に示す
ように未発色の果実P2 の所望箇所に貼り付ける。こ
こで、シールSは、例えば10cm×10cm程度の大
きさの透明フィルムS1 上に所望の文字や図柄からな
る黒色の遮光部S2を印刷等により配置した構成からな
り、その裏面には粘着剤が塗布され、果実表面にワンタ
ッチで密着状態に貼り付けることができる。なお、図で
は遮光部S2 を「A」の形状としたが、これはあくま
でも一例であって、これ以外にも様々な文字や図柄を採
用可能であり、例えば「寿」、「祝」等のめでたい文字
や、あるいは家紋や商標のような図柄であってもよい。 このようなシールSを貼り付けることにより、果実の表
皮のうち遮光部S2 が位置する部分は相変わらず日光
が遮断されて未発色のままとなるが、その他の部分には
日光が当たり、徐々に発色が起こる。
ると、果実の径方向への成長が八分通り終了し、図1(
b)に示すように、その大きく成長した果実P2 で覆
いMの内部がほとんど一杯になる。勿論、果実P2 は
サイズは大きいが、覆いMにより日光が遮断されていた
ので、その表皮は未発色(ほとんど薄黄色で若干の模様
は生じている)のままである。この段階で、覆いMの切
れ目Bを更に大きく拡げて果実P2 を取り出すこと等
により、果実P2 上から覆いMを除去し、そして図3
に示すような文字入りのシールSを、図1(c)に示す
ように未発色の果実P2 の所望箇所に貼り付ける。こ
こで、シールSは、例えば10cm×10cm程度の大
きさの透明フィルムS1 上に所望の文字や図柄からな
る黒色の遮光部S2を印刷等により配置した構成からな
り、その裏面には粘着剤が塗布され、果実表面にワンタ
ッチで密着状態に貼り付けることができる。なお、図で
は遮光部S2 を「A」の形状としたが、これはあくま
でも一例であって、これ以外にも様々な文字や図柄を採
用可能であり、例えば「寿」、「祝」等のめでたい文字
や、あるいは家紋や商標のような図柄であってもよい。 このようなシールSを貼り付けることにより、果実の表
皮のうち遮光部S2 が位置する部分は相変わらず日光
が遮断されて未発色のままとなるが、その他の部分には
日光が当たり、徐々に発色が起こる。
【0019】このように果実表面にシールSを貼り付け
たまま約1週間から10日程待つと(勿論、その間、果
実の形や色を整えるための玉返し等の作業・管理は通常
通り行う)、果実の径方向への成長も完全に終了し、果
実には十分な甘味が備わると共に、その表皮(遮光部S
2 の位置する部分を除く)には緑地に黒色の縞模様か
らなるスイカ独自の発色が十分に得られる。この段階で
果実を収穫し、その際(またはそれ以後)に上記シール
Sを除去する。これにより、図1(d)に示すように、
スイカ独自の発色領域Qの中に、上記遮光部S2 で覆
われていた未発色領域Rからなる文字や図柄の入った、
文字入りの果実P3 を得ることができる。
たまま約1週間から10日程待つと(勿論、その間、果
実の形や色を整えるための玉返し等の作業・管理は通常
通り行う)、果実の径方向への成長も完全に終了し、果
実には十分な甘味が備わると共に、その表皮(遮光部S
2 の位置する部分を除く)には緑地に黒色の縞模様か
らなるスイカ独自の発色が十分に得られる。この段階で
果実を収穫し、その際(またはそれ以後)に上記シール
Sを除去する。これにより、図1(d)に示すように、
スイカ独自の発色領域Qの中に、上記遮光部S2 で覆
われていた未発色領域Rからなる文字や図柄の入った、
文字入りの果実P3 を得ることができる。
【0020】なお、果実表面にシールSを貼る時には、
果実の径方向への成長がほぼ八分通り終了しており、そ
の後果実の成長が若干続いたとしても、果実表面上での
遮光部S2 の位置はほとんどずれることはなく、よっ
てくっきりとした文字や図柄ができあがる。しかも、本
実施例で使用するフィルムS1 は日光の熱により多少
伸長可能な材質であるため、果実が予想以上に大きく成
長したとしても、その成長に伴ってフィルムS1 も伸
長し、よって遮光部S2 は常に果実表面の同位置に維
持され、何ら問題はない。
果実の径方向への成長がほぼ八分通り終了しており、そ
の後果実の成長が若干続いたとしても、果実表面上での
遮光部S2 の位置はほとんどずれることはなく、よっ
てくっきりとした文字や図柄ができあがる。しかも、本
実施例で使用するフィルムS1 は日光の熱により多少
伸長可能な材質であるため、果実が予想以上に大きく成
長したとしても、その成長に伴ってフィルムS1 も伸
長し、よって遮光部S2 は常に果実表面の同位置に維
持され、何ら問題はない。
【0021】また、上記実施例において示した日数はほ
んの一例であって、スイカの品種や気候条件等によって
或る程度変化するものであり、当然ながら本発明はこれ
らの日数に限定されるものではない。
んの一例であって、スイカの品種や気候条件等によって
或る程度変化するものであり、当然ながら本発明はこれ
らの日数に限定されるものではない。
【0022】更に、遮光性の覆いとしては、例えば図4
に示す覆いM′のように、図2の覆いMとは上下逆様に
使用して開口部Aが上部に位置するようにし、かつ底部
の一部には、或る程度大きく成長した果実が通過不可能
な程度の大きさの切れ目Cを形成したものも望ましい。 このような覆いM′を果実P1 にかぶせる際は、果実
P1 を開口部Aから覆いM′の内部に入れ、更に果実
P1 を切れ目Cを介して地面Eに直接接触させるよう
にし、また、覆いM′内に日光が入らないように開口部
Aの隙間もホッチキスや紐等でなるべく塞ぐようにする
。この場合、果実の成長に伴って、あるいは風の影響等
により、覆いM′が必要以上に上方へ移動しようとした
としても、切れ目Cを果実が簡単に通過できず、よって
覆いM′が上方へめくれ上がってしまうような不都合も
生じない。しかも、覆いM′を果実から取り外す際には
、開口部Aの隙間を塞いでいたホッチキスや紐等を除去
するだけで開口Aが大きく開くので、そこから果実を簡
単に取り出すことができるという利点もある。なお、覆
いの底部に切れ目Cを入れる代わりに、複数の小孔やス
リット状の孔を形成しても、同様な効果が得られる。
に示す覆いM′のように、図2の覆いMとは上下逆様に
使用して開口部Aが上部に位置するようにし、かつ底部
の一部には、或る程度大きく成長した果実が通過不可能
な程度の大きさの切れ目Cを形成したものも望ましい。 このような覆いM′を果実P1 にかぶせる際は、果実
P1 を開口部Aから覆いM′の内部に入れ、更に果実
P1 を切れ目Cを介して地面Eに直接接触させるよう
にし、また、覆いM′内に日光が入らないように開口部
Aの隙間もホッチキスや紐等でなるべく塞ぐようにする
。この場合、果実の成長に伴って、あるいは風の影響等
により、覆いM′が必要以上に上方へ移動しようとした
としても、切れ目Cを果実が簡単に通過できず、よって
覆いM′が上方へめくれ上がってしまうような不都合も
生じない。しかも、覆いM′を果実から取り外す際には
、開口部Aの隙間を塞いでいたホッチキスや紐等を除去
するだけで開口Aが大きく開くので、そこから果実を簡
単に取り出すことができるという利点もある。なお、覆
いの底部に切れ目Cを入れる代わりに、複数の小孔やス
リット状の孔を形成しても、同様な効果が得られる。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、果実に遮光性の覆いを
かぶせている期間中に、覆いの内部で水分が発生したり
、外部から水分が侵入しても、その水分を覆いの底部の
水はけ用の孔から外部へ排出させて、覆い内に水分が溜
まるのを防止でき、よって果実を常に水はけの良好な状
態に保つことができる。
かぶせている期間中に、覆いの内部で水分が発生したり
、外部から水分が侵入しても、その水分を覆いの底部の
水はけ用の孔から外部へ排出させて、覆い内に水分が溜
まるのを防止でき、よって果実を常に水はけの良好な状
態に保つことができる。
【0024】更に、覆いはほぼ完全に成長した果実を覆
える程度の十分な大きさを有するので、果実の成長に伴
って覆いが果実の外側を或る程度自由に動くことができ
、よって常に覆い内で果実に余裕を持たせながら、相当
に大きく成長した果実をも十分に覆うことができる。
える程度の十分な大きさを有するので、果実の成長に伴
って覆いが果実の外側を或る程度自由に動くことができ
、よって常に覆い内で果実に余裕を持たせながら、相当
に大きく成長した果実をも十分に覆うことができる。
【0025】従って、本発明によれば、リンゴとは全く
成長過程の異なるスイカに対しても、容易に文字や図柄
を入れることができるようになる。加えて、果実の成長
期間中には定期的に農薬を散布する必要があるが、本発
明のように遮光性の覆いを果実にかぶせておくことによ
り、果実表皮の発色を停止させるという作用だけでなく
、果実に農薬が付着するのを防止して、いわゆる無農薬
栽培を可能にする。無農薬栽培は、食品の安全性を追求
する傾向にある現代において非常に話題となっている農
法であり、本発明によれば、文字入りスイカを無農薬で
提供することができるので、一般消費者にとっては極め
て大きな魅力となることであろう。
成長過程の異なるスイカに対しても、容易に文字や図柄
を入れることができるようになる。加えて、果実の成長
期間中には定期的に農薬を散布する必要があるが、本発
明のように遮光性の覆いを果実にかぶせておくことによ
り、果実表皮の発色を停止させるという作用だけでなく
、果実に農薬が付着するのを防止して、いわゆる無農薬
栽培を可能にする。無農薬栽培は、食品の安全性を追求
する傾向にある現代において非常に話題となっている農
法であり、本発明によれば、文字入りスイカを無農薬で
提供することができるので、一般消費者にとっては極め
て大きな魅力となることであろう。
【図1】本発明の一実施例における栽培過程を概略的に
示す図である。
示す図である。
【図2】同実施例において使用する遮光性の覆いMの斜
視図である。
視図である。
【図3】同実施例において使用する文字入りシールSの
平面図である。
平面図である。
【図4】本発明の他の実施例に係る遮光性の覆いM′の
斜視図である。
斜視図である。
M、M′遮光性の覆い
A 開口部
B、C 切れ目
S 文字入りシール
S1 透明フィルム
S2 遮光部
P1 、P2 、P3 果実
Q 発色領域
R 未発色領域
E 地面
Claims (1)
- 【請求項1】ほぼ完全に成長したスイカの果実全体を覆
えるだけの大きさであって、底部に水はけ用の孔が設け
られた遮光性の覆いを用意し、スイカの果実がほぼ鶏卵
大から野球ボール大程度の大きさに成長したところで該
果実の底面が前記水はけ用の孔のところに位置するよう
に該果実に前記遮光性の覆いをかぶせて果実表面の発色
を停止させ、その後該果実の径方向への成長がほぼ終了
した時点で前記覆いを除去し、その未発色の果実表面に
おける所望の文字入れ領域のみを遮光部材で覆った後、
該文字入れ領域以外の領域の発色が完了してから前記遮
光部材を除去することを特徴とする文字入りスイカの栽
培方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14467891A JPH04370041A (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | 文字入りスイカの栽培方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14467891A JPH04370041A (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | 文字入りスイカの栽培方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04370041A true JPH04370041A (ja) | 1992-12-22 |
Family
ID=15367709
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14467891A Withdrawn JPH04370041A (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | 文字入りスイカの栽培方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04370041A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040036336A (ko) * | 2002-10-24 | 2004-04-30 | 정태술 | 빛글자새김 과실의 생산방법 |
| JP2019520052A (ja) * | 2016-05-09 | 2019-07-18 | シグニファイ ホールディング ビー ヴィ | レタスに自然にブランドをつける方法 |
-
1991
- 1991-06-17 JP JP14467891A patent/JPH04370041A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040036336A (ko) * | 2002-10-24 | 2004-04-30 | 정태술 | 빛글자새김 과실의 생산방법 |
| JP2019520052A (ja) * | 2016-05-09 | 2019-07-18 | シグニファイ ホールディング ビー ヴィ | レタスに自然にブランドをつける方法 |
| AU2017261655B2 (en) * | 2016-05-09 | 2023-02-16 | Philips Lighting Holding B.V. | Method to naturally brand a lettuce. |
| US11666076B2 (en) | 2016-05-09 | 2023-06-06 | Signify Holding B.V. | Method to naturally brand a lettuce |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| DE8905250U1 (de) | Blumentopf-Verpackung | |
| WO2007092259A2 (en) | Gnat-trapping hydroponic lid and wrapper and method for use thereof | |
| US20100281827A1 (en) | Method of providing a decorative cover for a flower pot formed of a heat shrinkable material | |
| JPH04370041A (ja) | 文字入りスイカの栽培方法 | |
| JP2004236656A (ja) | 保護カバー | |
| KR100600472B1 (ko) | 통기성 요철부를 갖는 플라스틱 필름 포장재 | |
| JPH09224509A (ja) | 水耕栽培用パネル | |
| KR102301711B1 (ko) | 채광조절이 가능한 숨쉬는 생육용 과수봉지 | |
| KR100541941B1 (ko) | 개량형 원터치 과일 봉지 | |
| KR20120054305A (ko) | 주름 구간이 형성된 과일 봉지 | |
| JPH05292839A (ja) | 植木鉢 | |
| KR200328610Y1 (ko) | 원터치형 과일봉지 | |
| KR200234057Y1 (ko) | 과실 보호장구 | |
| JPS6343892Y2 (ja) | ||
| KR200491595Y1 (ko) | 화분커버 | |
| JP2004065141A (ja) | 育苗装置 | |
| JPH10313703A (ja) | 植物育成容器 | |
| JP3037214U (ja) | 桃栽培用二重袋 | |
| JP2815344B2 (ja) | 開花時期調整方法 | |
| JP2002240879A (ja) | 花立てスタンドに転用可能な花束ラッピング器 | |
| JP3064306U (ja) | ワイヤ―入りビニ―ル | |
| KR0157574B1 (ko) | 과실재배봉투 | |
| JPH10215690A (ja) | 育苗トレイ | |
| JPH0984463A (ja) | 果実のバイオデッサン方法 | |
| JPS61124324A (ja) | 根深ネギの育成方法及び同方法に用いる遮光性布 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980903 |