JPH04370293A - グラビア用紙の製造方法及び該方法により得られたグラビア用紙 - Google Patents

グラビア用紙の製造方法及び該方法により得られたグラビア用紙

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JPH04370293A
JPH04370293A JP16907891A JP16907891A JPH04370293A JP H04370293 A JPH04370293 A JP H04370293A JP 16907891 A JP16907891 A JP 16907891A JP 16907891 A JP16907891 A JP 16907891A JP H04370293 A JPH04370293 A JP H04370293A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はグラビア用紙の製造に於
いて、所定の静的平滑度に仕上げる場合に嵩高で、剛性
、不透明度が高く、また静的平滑度は同一でも動的な平
滑性に優れるため、ミスドットが少なく、網点再現性に
優れるグラビア用紙の製造方法及び該製造方法で製造す
るグラビア用紙に関するものである。
【0002】
【従来の技術】雑誌の所謂グラビアページの充実により
グラビア用紙も依然安定した需要がある。グラビアペー
ジは、ファッション、美術関係や料理ページなどで鮮や
かな色調と深みのある画像が再現できるので、欠くべか
らざるものである。多色グラビアの用途は主として出版
向けのため中質コート紙が主に使用されて来ている。最
近ではその印刷仕上がりの良さと目への優しさから艶消
し塗工紙の需要が増加しているのにつられ、グラビアで
もマット系が目立つ様になって来ている。
【0003】一般にグラビアの印刷効果を出すためには
平滑性が極めて重要である。通常用途の紙の場合、上、
中質紙は30〜50秒(ベック平滑度計による測定値:
JIS  P8119)位に対し、グラビア用紙はスー
パーカレンダー処理をして100〜300秒と非塗工紙
としては可成り高いレベルにある。またスーパーカレン
ダー処理を行なわず、マシンカレンダーで出来るだけ平
滑度を上げてグラビア用とすることもある。その場合は
70〜100秒程度の平滑度となる。この様に高平滑な
仕上がりにするのは塗工紙の場合にも同じである。
【0004】この様にグラビア用紙は従来のカレンダー
処理により平滑度を高くする必要があるため、紙の密度
の上昇が大きく、不透明性、剛度等の特性の低下が大き
くなって了う。一方、グラビア印刷適性としてはミスド
ットを低減し、網点再現性を向上させるためには平滑度
を低下させることはできない。この様な問題点を解決す
るためには密度の上昇を最小限に押えて、高平滑な紙を
製造する必要がある。
【0005】前記の様にグラビア用紙の製造にはスーパ
ーカレンダー等を用いたカレンダー処理が行なわれるが
、密度の大幅な上昇は避けられない。カレンダー処理に
より密度の上昇を押えて平滑性、光沢を向上させる方法
として、高温ロールによる熱カレンダー処理或いはカレ
ンダー処理直前に紙表面への水塗布或いは加熱蒸気の付
与等の方法が知られている。
【0006】一般に紙の表面性を向上させるためには加
熱よりも加湿の方が効果が高いとされている(M.Ag
routs; Tappi  J. 66(10), 
96(1983))。また水塗布の場合は、紙の平均水
分が最低でも約1.5%以上上昇して了い密度の上昇幅
が大きくなること、カレンダーロールへの塗料の付着の
問題が大きいこと等の問題がある。
【0007】以上の事実により軽度の加熱蒸気を紙に付
与した後にカレンダー処理する方法が近年開発され、そ
の効果が認められている(特開平2−160993)。 但しこの方法は塗工軽量印刷用紙に適用されたものであ
り、以下の点で本発明と基本的に異なっている。
【0008】(1)本発明では特開平2−160993
の方法とは異なり、紙に蒸気を付与した後のカレンダー
処理条件を前記請求項に記述した如く処理温度を100
〜150℃に限定して始めて本発明に記載した品質上の
効果が得られることを認めたものである(特開平2−1
60993の方法では同じ効果は得られない)。また、
高耐熱性の樹脂ロールを有するソフトカレンダーを用い
て始めて上記の様な高温条件でカレンダー処理が可能と
なる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は上記の如
きグラビア用紙の有する難点を解決すべく鋭意検討を重
ねた結果、加熱蒸気を用いて予め紙表面を加湿且つ加熱
した後、特定範囲の温度でソフトカレンダー処理するこ
とにより、従来の技術の様に静的平滑度を向上させなく
ても、グラビア印刷適性(動的平滑性、ミスドット、網
点再現性等)を向上させることが可能となり、更に新た
に嵩高で不透明性,剛性,引張強度も向上することを認
め、従来に無い優れた品質を有するグラビア用紙の製造
方法及びその製造方法により得られるグラビア用紙を提
供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明はグラビア用紙の
製造方法に於いて、カレンダー処理直前に低圧で軽度の
加熱蒸気を紙に平行に噴出させ紙表面を加湿及び加熱し
た後、100〜150℃の範囲内でソフトカレンダー処
理を行なうことを特徴とするグラビア用紙の製造方法で
ある。また本発明は上記製造方法により得られる非塗工
紙或いは塗工量が片面10〜20g/m2のグラビア用
紙である。
【0011】本発明の特徴は、グラビア用紙のカレンダ
ー処理直前に低圧で軽度の加熱蒸気を紙の表面に付着さ
せ、特定の温度条件で処理する点にある。これ迄の蒸気
加湿装置は実機での連続使用の場合、以下の様な問題が
あった。即ち、 (1)蒸気ドレンが紙面に落下或いは吹き飛ばされる。 (2)蒸気が周囲に飛散し、周辺の機器に結露し、紙に
結露水が落下する。 (3)蒸気が周辺に漏れ、作業環境が悪化する。 等の問題である。
【0012】以上の問題点を解決するためコアンダ効果
を利用して蒸気を紙に平行且つ対向させて流す装置が提
案された。この利点は紙と蒸気の接触時間を長くできる
こと、紙につれまわってくる空気の侵入を防止できるこ
と、紙の走行安定性が向上することにある。
【0013】本装置の主たるコンセプトは以下の如くで
ある。蒸気の持つ熱エネルギーは紙と蒸気の温度差によ
って蒸気が紙表面に微粒となって凝縮することによって
伝えられる。この時、空気が介在すると空気は断熱材の
役目を果たし、熱授受の効率は著しく低下すると共に、
凝縮水は大きな粒子となって了い、凝縮水の紙への付着
が不均一になって了い、水分,温度ムラが大きくなって
了う。この様に操業上の問題点を解決すると共に熱効率
を改善することにより始めてカレンダー前での使用が可
能となった。
【0014】従来のカレンダー処理は約50〜80℃程
度で処理しており、所定の表面性を得るためには可成り
高い線圧で紙を潰している。同じ表面性をより低線圧で
得、嵩高で強度特性を向上させるためには、紙の極く表
層部のみを緻密化する必要がある。この手法としては紙
の表層部のみを加熱により潰すことによって表面性を発
現させる所謂温度勾配カレンダー法が従来から提案され
ている(M.F.Grattonet, a l, ;
 Pulp and PaperCan., 88(1
2), T461(1987)等)。
【0015】また別な方法として、紙の表層部のみを加
湿により潰す方法がある。この方法は加熱か加湿かの違
いだけで、その作用機構は基本的に温度勾配カレンダー
法と同じである。即ち加湿により紙の表層部のみを可塑
化した直後にカレンダー処理することによりカレンダー
ロール表面を可塑化された紙表面に転写するメカニズム
である。
【0016】本発明者等はこの加湿カレンダー法を鋭意
研究した結果、水シャワーにより加湿する場合は加湿量
が多くなって了い(紙の平均水分量として1.5%以上
増加する)、カレンダー処理により表面性は大きく向上
するが、同時に嵩の低下幅も大きくなって了うことを認
めた。これは紙の表層部だけでなく中層部まで水分が浸
透して了ったことが原因と考えられる。またこの方法で
は紙のプロファイルの制御も難しいこと等の問題点があ
った。また、この場合紙表面に付着した水がカレンダー
ロールの温度を下げる方向に作用することも判った。
【0017】前記の様に紙表面を可塑化するにはカレン
ダーロールの温度はより高温で処理する方が望ましいが
、水シャワーによる加湿方法ではカレンダーロール温度
を下げる方向に作用するためマイナスの効果となって了
う。
【0018】以上の様な検討から本発明者等は蒸気によ
る加湿方法が最良であることを認めた。本発明に用いる
蒸気は高温(100℃以上)であるため、紙表面(この
場合、顔料塗被面及び塗被面直下の紙表面)を同時に加
湿且つ加温して可塑化する。従って、蒸気加湿直後にカ
レンダー処理した場合、非塗工紙の場合は紙の表層部、
塗工紙の場合は顔料塗工層及び顔料塗工層に近い紙表層
部層のみ密度が増加し表面性が向上するが、紙中層部は
密度が上がらず、紙全体としては平均密度がそれほど上
がらず、低線圧の処理で所定の表面性が得られ、嵩高で
、強度が高く、グラビア印刷適性の優れたグラビア用紙
が得られるのである。また従来のカレンダー法の場合と
同じ密度、嵩に紙を仕上げた場合にも上記同様品質に優
れたグラビア用紙が得られるものである。
【0019】また、本発明と同様な蒸気によるカレンダ
ー法を用いて、その効果を論じた先行技術(特開平2−
160993)とは以下の点で基本的に異なるものであ
る。本発明では紙に蒸気を付与した後のカレンダー処理
条件を前記請求項に記述した如くカレンダー処理温度を
100〜150℃に規定したことである。
【0020】上記先行技術では蒸気加湿によるカレンダ
ー処理により、紙の密度上昇及び嵩の減少を最小限に押
えた儘、王研式平滑度(静的平滑度)を向上させること
が可能となり、それによって始めて印刷適性の向上が可
能であると論じている。しかし本発明の方法によれば王
研式平滑度が変わらなくても動的平滑度が向上するため
、印刷適性を向上することが可能となった。
【0021】更に上記先行技術では嵩(密度の逆数),
剛度,不透明度は低下傾向にあるのに対し、本発明の方
法によれば嵩,不透明度,剛度も向上し、更に新たに引
張強度も向上し得ることも認めた。これ等の理由は、紙
の熱,水分に対する可塑性,紙の熱伝導度,弾性率,紙
層構造,弾性ロールの弾性率等複雑な因子によって紙の
表面性の発現性メカニズムが左右されると考えられるた
め定かではないが、おおむね以下の違いが理由として考
えられる。
【0022】先ず前記の如くカレンダー処理温度が10
0℃以下で処理した場合は、カレンダーロールの温度が
紙表層部の温度より低いため、予め蒸気により加熱され
た極く表層部の紙の温度が逆に冷される結果となり、紙
の表層部のみを可塑化する効果に対してマイナス効果と
なり、結果として同じ密度に紙を仕上げても王研式平滑
度は向上しなくなる。
【0023】また、150℃以上の高温で処理すると加
温と蒸気による加湿が過度になって了い、相乗効果によ
り表面性は大きく向上するものの前記の様に極端に密度
が上昇して了い、結果として嵩,不透明度,剛度の低下
を招く。本発明の方法によれば、一つには100℃以上
の高温で処理することにより同じ王研式平滑度(静的平
滑度)を得るのに、より低線圧で処理できるため、嵩,
不透明度が向上する。また紙に強いしごきを与えないで
済むため、剛度,引張強度が向上する(100℃以下で
は全く効果は無い)。
【0024】また本発明は耐熱,耐圧性に優れた特殊樹
脂ロールと金属ロールの組合せから成るソフトカレンダ
ーを用いることにより始めて上記の様な高温でカレンダ
ー処理することが可能となる。何故なら一般的に使用さ
れるスーパーカレンダーの場合には、弾性ロールである
コットンロールの内部発熱が大きく、耐熱,耐圧性に限
界があるためロールの最高使用温度は一般に約85℃以
下に制限されるためである。また板紙の製造で一般に使
用されるグロスカレンダーの場合には金属ロール側は1
00℃以上の高温でも使用されるが、弾性ロールである
ゴムロールは耐久性に著しく劣るため一般に高速抄紙機
,高速コータには適用できない。
【0025】従って耐熱,耐圧性に優れた特殊樹脂ロー
ルを有するソフトカレンダーを採用して始めて高温、高
圧での使用が可能となる。本発明の低圧で軽度の加熱蒸
気流を紙に噴出する装置としては、紙と平行に蒸気を噴
出する装置、ノズルから紙表面に一定の角度で噴出する
装置などで、蒸気が紙表面に付着して適度に紙の温度と
水分を上昇させる調整ができるものであれば使用できる
【0026】本発明に於いて使用する蒸気は低圧で軽度
の加熱蒸気で紙に付与する場合、使用蒸気圧は1kg/
cm2以下で、蒸気流量が15〜18kg/Hr/m幅
で、紙水分増加率が0.3〜1.2%の範囲内で蒸気を
付与することが望ましい。その理由は前記の様に蒸気圧
が高く、流量も多過ぎると、過剰の水分が紙中層部まで
浸透し、カレンダー処理後の嵩を大きく低下させる。ま
た紙への蒸気付着量が多過ぎると塗工紙の場合、塗工層
表面がカレンダーロールに取られる問題を生じる。逆に
蒸気流量が少な過ぎると、紙の平滑,光沢ムラを発生さ
せる恐れがあり、また加湿,加温の効果が少なくなり、
平滑性,印刷適性の向上効果も少なくなる。
【0027】従って適正な水分付与条件としては、望ま
しくは紙水分増加率が0.3〜1.2%の範囲内で蒸気
を付与することが望ましい。蒸気塗布後、カレンダーロ
ールニップに入る迄の時間はできる限り短い方が良く、
0.01〜0.25秒の範囲内が望ましい。これ以上時
間が長いと蒸気粒子が紙中層部に侵入し、カレンダー処
理後の嵩を大きく低下させる。また本研究の結果、使用
する弾性ロールの硬度はショアD87〜93の範囲内に
在ることが望ましいことが判った。
【0028】その理由は明確ではないが、弾性ロールの
硬度がより低い場合には、ニップ幅は広くなり、紙に対
する面圧が大きくなる。この場合には金属ロールの表面
を紙表面に転写する時間が長くなり、面圧とは逆に線圧
は小さくなるため紙の光沢発現性は高くなるが、紙の表
層部より若干中層部近くまでの平滑性を測定する王研式
平滑度では余り大きな向上として現われない。
【0029】逆に弾性ロール硬度が高い場合には、ニッ
プ幅も狭く、紙に掛かる線圧も高いため王研式の平滑度
の向上も大きくなると考えられる。但しロール硬度が過
度に高いと、異物通過時のロールの傷付きとその復元性
に劣り実用的でなく、品質的にも従来の金属ロール/金
属ロールの組み合わせによるカレンダー法と差が無くな
って了う。従って適度な硬度範囲の弾性ロールを使用す
る必要がある。
【0030】また本発明に使用する非塗工紙は中質紙で
も上質紙でもよく、坪量は50〜180g/m2の範囲
に限定される。また原紙に内添する填料はタルク,クレ
ー,カオリン,炭酸カルシウム等一般に使用されるもの
であれば何でも良い。更に本発明のグラビア用紙には、
染料,サイズ剤,乾燥紙力増強剤,湿潤紙力増強剤,定
着剤,歩留り向上剤等通常抄紙で用いられる添加剤を必
要に応じて含むものである。
【0031】また本発明に使用する塗工紙は塗被量が片
面10〜20g/m2であり、片面塗被でも両面塗被紙
何れでも良い。また、原紙表面に塗工する顔料としては
、クレー,カオリン,タルク,水酸化アルミニウム,炭
酸カルシウム,酸化チタン,炭酸マグネシウム,合成シ
リカ,サチンホワイト,プラスチックヒグメント等を単
独に、または数種類組み合わせて使用することができる
。また、塗工液に使用するバインダーとしてはデンプン
,ポリビニルアルコール,ラテックス等を単独に、また
は数種類組み合わせて用いることができる。
【0032】また塗工方法としては一般に塗工紙製造に
使用される塗工装置、例えばブレードコータ,アエナイ
フコータ,ロールコータ,リバースロールコータ,バー
コータ,カーテンコータ,ダイスロットコータ,グラビ
アコータ等を用いオンマシン或いはオフマシンによって
原紙上に一層或いは多層に分けて塗被されるものである
【0033】以上、本発明者等は紙の表層部のみを可塑
化する手段として加熱或いは加湿によるカレンダー法を
種々検討を嵩ねた結果、低圧で軽度の加熱蒸気をグラビ
ア用紙の表面に付与し、紙表面を加湿且つ加熱した後、
特定範囲の温度でソフトカレンダー処理することにより
、従来の技術の様に静的平滑度を向上させなくても、動
的平滑度を向上させミスドットが少なく、網点再現性を
飛躍的に向上させることができることを認めた。更に嵩
高で、剛度,引張強度等強度特性も向上することも認め
、従来に無い優れた品質を有するグラビア用紙が得られ
ることを認めた。
【0034】
【実施例】以下に本発明の実施例を示す。カレンダー処
理に、加熱装置を有するチルドロールと樹脂ロールの組
み合わせから成る2段ソフトニップを有する2スタック
のソフトカレンダー(南千住製作所(株)製,ロール面
長1050mm,ソフトロール硬度,ショアー硬度D8
9)を用い、各ニップ前に、チルドロールに当たる側の
紙表面に蒸気が噴出される様に加湿装置(相川鉄鋼株式
会社のスチームフォイル)を設置し下記の実験を行なっ
た。
【0035】実施例1 坪量62g/m2の原紙に、平均粒子径が0.7μmの
炭酸カルシウムを50重量部配合した塗被液を、片面1
3g/m2の割合で両面塗工した塗工紙を用いてこれに
使用蒸気圧0.8kg/cm2,蒸気流量が50kg/
Hr/m幅一定条件下で蒸気を付与し、0.03秒後に
各カレンダーニップに入る様にカレンダー処理した。そ
の際カレンダーロール温度は120℃で処理した。
【0036】実施例2 坪量125g/m2の非塗工上質紙を使用する以外は、
上記実施例1と全く同じ条件で蒸気を紙に付与しカレン
ダー処理した。
【0037】比較例1 カレンダーロール温度を70℃でカレンダー処理するこ
と以外は総べて上記実施例1と同条件でカレンダー処理
した。
【0038】比較例2 蒸気を全く使用せず、カレンダーロール温度を70℃で
カレンダー処理すること以外は総べて上記実施例1と同
条件でカレンダー処理した。
【0039】比較例3 カレンダーロール温度を70℃でカレンダー処理するこ
と以外は総べて上記実施例2と同条件でカレンダー処理
した。
【0040】〈品質評価方法〉 ・白紙光沢度:JIS  P−8142に従い角度75
度で測定した。 ・静的平滑度:JAPAN Tappi No5  王
研式平滑度試験機で測定した。 ・動的平滑度:パーカプリントサーフ表面粗さ(PPS
)計(野村商事製PPS−78型)を用い、μ単位の粗
さとして表示する。数値の小さい方が動的平滑度が高い
【0041】・剛性:JIS  P−8143に従いク
ラークこわさ試験機で測定した。 ・引張強度:JIS  P−8114ショッパー型試験
器で測定した。 ・グラビア印刷適性:熊谷理機工業社製グラビア印刷適
性試験機を使用し、黒インキを深さ35μmの版でベタ
印刷した。ミスドットの評価は、上記印刷試料1mm2
当りのインキ転移不良部の個数で評価した。網点再現性
の評価は、光学顕微鏡で見た5段階相対評価で示した。
【0042】
【0043】
【発明の効果】表から明らかな様に、従来の蒸気加湿カ
レンダー技術と異なり、紙に蒸気を付与した後のカレン
ダー処理条件を前記請求項に記述した如くカレンダー処
理温度を100〜150℃に規定しソフトカレンダー処
理する本発明の方法により、静的平滑度(王研式平滑度
)が変わらなくても動的平滑度が向上するため、ミスド
ットが少なく、網点再現性に優れたグラビア用紙を製造
し得る。更に嵩高で、剛度,引張強度等強度特性も向上
させ得る。従って、本発明のグラビア用紙の製造方法に
より製造されたグラビア用紙は、従来に無い優れた品質
特性が得られ、その製品価値か極めて大なるものがある

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  グラビア用紙の製造方法に於いて、グ
    ラビア用紙のカレンダー処理直前に低圧で軽度の加熱蒸
    気を付与し紙表面を加湿及び加熱した後、カレンダーロ
    ール温度が100〜150℃範囲内でのソフトカレンダ
    ー処理を行なうことを特徴とするグラビア用紙の製造方
    法。
  2. 【請求項2】  請求項1記載の製造方法により製造さ
    れたグラビア用紙が非塗工紙である非塗工グラビア用紙
  3. 【請求項3】  請求項1記載の製造方法により製造さ
    れたグラビア用紙が塗工量片面10〜20g/m2であ
    る塗工グラビア用紙。
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