JPH04371304A - H形鋼圧延用タテロール - Google Patents
H形鋼圧延用タテロールInfo
- Publication number
- JPH04371304A JPH04371304A JP14891891A JP14891891A JPH04371304A JP H04371304 A JPH04371304 A JP H04371304A JP 14891891 A JP14891891 A JP 14891891A JP 14891891 A JP14891891 A JP 14891891A JP H04371304 A JPH04371304 A JP H04371304A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rolling
- layer
- steel
- sleeve
- tatterol
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はH形鋼のフランジ外面を
圧延するためのタテロールに関する。
圧延するためのタテロールに関する。
【0002】
【従来の技術】H形鋼圧延用ロールは、図2に示すよう
に、H形鋼13のフランジ内面ないしウエブを圧延する
ための水平ロール11と、フランジ外面を圧延するため
のタテロール12とで構成される。タテロール12は、
通常、円筒形をしており、ベアリングを介して鉛直方向
に垂設されたロール軸に回転自在に取付けられる。
に、H形鋼13のフランジ内面ないしウエブを圧延する
ための水平ロール11と、フランジ外面を圧延するため
のタテロール12とで構成される。タテロール12は、
通常、円筒形をしており、ベアリングを介して鉛直方向
に垂設されたロール軸に回転自在に取付けられる。
【0003】このタテロールは、主として遠心力鋳造に
より、外内二層からなる複合構造をしており、外層は耐
摩耗性のある高Cアダマイトあるいはグレン材等の高合
金鋳鉄材によって形成され、一方内層は強靭なダクタイ
ル鋳鉄あるいは黒鉛鋼等の強靭鋳造材によって形成され
ている。
より、外内二層からなる複合構造をしており、外層は耐
摩耗性のある高Cアダマイトあるいはグレン材等の高合
金鋳鉄材によって形成され、一方内層は強靭なダクタイ
ル鋳鉄あるいは黒鉛鋼等の強靭鋳造材によって形成され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】製品の生産性向上、高
品質化への対応を考えた場合、従来の鋳鉄系ロールでは
耐摩耗性、耐肌荒性ともに限界がある。又、圧延条件が
厳しくなっていく中で、内層材の強靭性の向上に対する
要望も強い。本発明はかかる問題に鑑み、優れた圧延特
性と強靭性とを兼備したH形鋼圧延用タテロールを提供
することを目的とする。
品質化への対応を考えた場合、従来の鋳鉄系ロールでは
耐摩耗性、耐肌荒性ともに限界がある。又、圧延条件が
厳しくなっていく中で、内層材の強靭性の向上に対する
要望も強い。本発明はかかる問題に鑑み、優れた圧延特
性と強靭性とを兼備したH形鋼圧延用タテロールを提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされた本発明のタテロールは、鋼製スリーブ1 の
外周面の周方向に側端面が外開きテーパ面3 で構成さ
れた凹部2 が形成され、該凹部2 に粉体プラズマ肉
盛溶接により硬化肉盛層4 が形成されていることを発
明の構成とするものである。
になされた本発明のタテロールは、鋼製スリーブ1 の
外周面の周方向に側端面が外開きテーパ面3 で構成さ
れた凹部2 が形成され、該凹部2 に粉体プラズマ肉
盛溶接により硬化肉盛層4 が形成されていることを発
明の構成とするものである。
【0006】
【作用】硬化肉盛層は粉体プラズマ肉盛溶接によって形
成されるため、鋳造法では製造できなかった耐摩耗性等
の圧延特性に優れる適宜の高合金材によって形成するこ
とができる。また、肉盛溶接により、溶融池を急冷凝固
させることができ、硬化肉盛層の組織微細化を図ること
ができ、圧延特性の一層の向上を図ることができる。
成されるため、鋳造法では製造できなかった耐摩耗性等
の圧延特性に優れる適宜の高合金材によって形成するこ
とができる。また、肉盛溶接により、溶融池を急冷凝固
させることができ、硬化肉盛層の組織微細化を図ること
ができ、圧延特性の一層の向上を図ることができる。
【0007】また、ロールの外周端縁部は鋼製スリーブ
の外周端縁部で形成されるため、端部の欠損防止に効果
的である。また、硬化肉盛層の両端はスリーブの外周端
縁部によって狭まれるため、熱処理による組織の変態膨
張差から、硬化肉盛層には必然的に大きな残留圧縮応力
が円周方向と軸方向に発生し、耐ヒートクラックの向上
、ひいては耐肌荒性の向上を図ることができる。
の外周端縁部で形成されるため、端部の欠損防止に効果
的である。また、硬化肉盛層の両端はスリーブの外周端
縁部によって狭まれるため、熱処理による組織の変態膨
張差から、硬化肉盛層には必然的に大きな残留圧縮応力
が円周方向と軸方向に発生し、耐ヒートクラックの向上
、ひいては耐肌荒性の向上を図ることができる。
【0008】
【実施例】図1は実施例に係るタテロールであり、円筒
状のスリーブ1 の外周面は、周方向に沿って軸方向端
面が外開き状のテーパ面3 で形成された凹部2 が形
成されており、該凹部2 に硬化肉盛層4 が形成され
ている。該硬化肉盛層4 はH形鋼のフランジ面に対応
する範囲にわたり形成されている。
状のスリーブ1 の外周面は、周方向に沿って軸方向端
面が外開き状のテーパ面3 で形成された凹部2 が形
成されており、該凹部2 に硬化肉盛層4 が形成され
ている。該硬化肉盛層4 はH形鋼のフランジ面に対応
する範囲にわたり形成されている。
【0009】前記スリーブ1 は溶接性の良好な低合金
鋼材、例えばSC材、SCM材等で形成されている。凹
部2 の深さAは5〜30mm程度でよく、スリーブ側
端と凹部上端との間隔Bは少なくとも10mm程度あれ
ばよい。前記硬化肉盛層4 は、粉体プラズマ肉盛溶接
によって形成されており、原料粉末として好適なハイス
系高融点高合金粉末の組成例(wt%) を下記に示す
。
鋼材、例えばSC材、SCM材等で形成されている。凹
部2 の深さAは5〜30mm程度でよく、スリーブ側
端と凹部上端との間隔Bは少なくとも10mm程度あれ
ばよい。前記硬化肉盛層4 は、粉体プラズマ肉盛溶接
によって形成されており、原料粉末として好適なハイス
系高融点高合金粉末の組成例(wt%) を下記に示す
。
【0010】C :1.5 〜3.5 %、 Si
:0.1 〜1.5 %、 Mn:0.1 〜1.5
%、Ni:0.1 〜1.5 %、 Cr:1.0
〜7.0 %、 Mo:1.0 〜7.0 %、C
o:5.0 〜15.0%、 W :5.0 〜1
5.0%、 V :5.0 〜15.0%、残部実
質的にFe 原料粉末の粒径は、通常、溶接作業性の容易さから60
〜250 μm 程度とされる。尚、凹部2 の側端面
は外開きテーパ面3 とされているため、端部での溶接
作業も容易である。
:0.1 〜1.5 %、 Mn:0.1 〜1.5
%、Ni:0.1 〜1.5 %、 Cr:1.0
〜7.0 %、 Mo:1.0 〜7.0 %、C
o:5.0 〜15.0%、 W :5.0 〜1
5.0%、 V :5.0 〜15.0%、残部実
質的にFe 原料粉末の粒径は、通常、溶接作業性の容易さから60
〜250 μm 程度とされる。尚、凹部2 の側端面
は外開きテーパ面3 とされているため、端部での溶接
作業も容易である。
【0011】スリーブ1 に硬化肉盛層4 が形成され
た後、通常、焼入れ、焼戻し(二次硬化) 熱処理が施
され、2次炭化物の析出、基地の強化が図られる。前記
ハイス系高融点高合金粉末によって硬化肉盛層4を形成
した場合、1100℃〜1250℃で焼入れ、 500
℃〜600 ℃で焼戻しし、硬度がHs85〜95に調
整される。熱処理後の組織は、凝固時に晶出する1次炭
化物と、焼戻しで析出する微細な2次炭化物およびマル
テンサイトもしくはベイナイト組織からなっている。
た後、通常、焼入れ、焼戻し(二次硬化) 熱処理が施
され、2次炭化物の析出、基地の強化が図られる。前記
ハイス系高融点高合金粉末によって硬化肉盛層4を形成
した場合、1100℃〜1250℃で焼入れ、 500
℃〜600 ℃で焼戻しし、硬度がHs85〜95に調
整される。熱処理後の組織は、凝固時に晶出する1次炭
化物と、焼戻しで析出する微細な2次炭化物およびマル
テンサイトもしくはベイナイト組織からなっている。
【0012】次に具体的実施例を掲げる。■ 外径φ
800 ×幅290 mmのSCM440 相当材のス
リーブ素材の外周面に図1のように凹部を切削加工によ
り形成した。尚、凹部の深さAは18mm、端部間隔B
は15mmとした。■ 下記組成の粉末を用いて、粉
体プラズマ肉盛溶接により、前記凹部に硬化肉盛層を形
成した。 ・肉盛材料(粉末) 化学組成(wt %)C :2
.2 %、Si:0.2 %、Mn:0.3 %、Ni
:0.2 %、Cr:4.1 %、Mo:5.2 %、
W :6.5 %、V :7.8 %、Co:8.
5 %、残部実質的にFe■ 肉盛溶接後、焼入れ、
二次硬化熱処理を行い、硬化肉盛層の表面硬度をHs8
5〜90とした。■ 仕上加工後、H形鋼圧延用タテ
ロールとして実機に組み込み、圧延に供したところ、従
来の3〜5倍の耐摩耗性を示し、肌荒れについても良好
であり、割損、欠け等の事故も発生しなかった。
800 ×幅290 mmのSCM440 相当材のス
リーブ素材の外周面に図1のように凹部を切削加工によ
り形成した。尚、凹部の深さAは18mm、端部間隔B
は15mmとした。■ 下記組成の粉末を用いて、粉
体プラズマ肉盛溶接により、前記凹部に硬化肉盛層を形
成した。 ・肉盛材料(粉末) 化学組成(wt %)C :2
.2 %、Si:0.2 %、Mn:0.3 %、Ni
:0.2 %、Cr:4.1 %、Mo:5.2 %、
W :6.5 %、V :7.8 %、Co:8.
5 %、残部実質的にFe■ 肉盛溶接後、焼入れ、
二次硬化熱処理を行い、硬化肉盛層の表面硬度をHs8
5〜90とした。■ 仕上加工後、H形鋼圧延用タテ
ロールとして実機に組み込み、圧延に供したところ、従
来の3〜5倍の耐摩耗性を示し、肌荒れについても良好
であり、割損、欠け等の事故も発生しなかった。
【0013】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明のH形鋼圧延
用タテロールは、スリーブ外周面の周方向に沿って形成
した所定の凹部に粉体プラズマ肉盛溶接により硬化肉盛
層を形成したので、硬化肉盛層を、残留圧縮応力を有し
、微細組織の高合金耐摩耗材で形成することができ、優
れた圧延特性を具備させることができる。又、スリーブ
本体は鋼材で形成されているため、優れた強靭性を兼備
させることができる。
用タテロールは、スリーブ外周面の周方向に沿って形成
した所定の凹部に粉体プラズマ肉盛溶接により硬化肉盛
層を形成したので、硬化肉盛層を、残留圧縮応力を有し
、微細組織の高合金耐摩耗材で形成することができ、優
れた圧延特性を具備させることができる。又、スリーブ
本体は鋼材で形成されているため、優れた強靭性を兼備
させることができる。
【図1】実施例に係るH形鋼圧延用タテロールの半断面
図である。
図である。
【図2】H形鋼の圧延状態を示す部分断面説明図である
。
。
1 スリーブ
2 凹部
3 テーパ面
4 硬化肉盛層
Claims (1)
- 【請求項1】 鋼製スリーブ(1) の外周面の周方
向に側端面が外開きテーパ面(3) で構成された凹部
(2) が形成され、該凹部(2)に粉体プラズマ肉盛
溶接により硬化肉盛層(4) が形成されていることを
特徴とするH形鋼圧延用タテロール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14891891A JPH04371304A (ja) | 1991-06-20 | 1991-06-20 | H形鋼圧延用タテロール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14891891A JPH04371304A (ja) | 1991-06-20 | 1991-06-20 | H形鋼圧延用タテロール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04371304A true JPH04371304A (ja) | 1992-12-24 |
Family
ID=15463574
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14891891A Pending JPH04371304A (ja) | 1991-06-20 | 1991-06-20 | H形鋼圧延用タテロール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04371304A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007326554A (ja) * | 2006-04-11 | 2007-12-20 | Deere & Co | 金属結合による被覆を有するトラック・チェーン連結金具および車台トラック・ローラ |
| JP2019152859A (ja) * | 2018-03-01 | 2019-09-12 | キヤノン株式会社 | 光学部品の製造方法、光学部品、交換レンズ、光学機器、クイックリターンミラー、およびカメラ |
-
1991
- 1991-06-20 JP JP14891891A patent/JPH04371304A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007326554A (ja) * | 2006-04-11 | 2007-12-20 | Deere & Co | 金属結合による被覆を有するトラック・チェーン連結金具および車台トラック・ローラ |
| JP2019152859A (ja) * | 2018-03-01 | 2019-09-12 | キヤノン株式会社 | 光学部品の製造方法、光学部品、交換レンズ、光学機器、クイックリターンミラー、およびカメラ |
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