JPH04371556A - 希土類磁石合金及び希土類永久磁石 - Google Patents
希土類磁石合金及び希土類永久磁石Info
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- JPH04371556A JPH04371556A JP3171699A JP17169991A JPH04371556A JP H04371556 A JPH04371556 A JP H04371556A JP 3171699 A JP3171699 A JP 3171699A JP 17169991 A JP17169991 A JP 17169991A JP H04371556 A JPH04371556 A JP H04371556A
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- magnets
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
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- H01F1/01—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials
- H01F1/03—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity
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-
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、RCo5 系の新規で
かつ高い磁気特性、耐蝕性を有する希土類磁石合金およ
び希土類永久磁石に関するものである。
かつ高い磁気特性、耐蝕性を有する希土類磁石合金およ
び希土類永久磁石に関するものである。
【0002】
【従来の技術】希土類−遷移金属2元系において、種々
の金属間化合物が知られているが、殆の系において存在
し、その結晶構造から種々の化合物が誘導される基本結
晶の一つが六方晶CaCu5 構造である。例えば、R
M3 化合物から誘導されるものの例として、R2M7
,R2M17,RM12 等が存在する(ここでRは希
土類金属、Mは遷移金属を表す)。希土類磁石として最
初に開発された1−5系SmCo磁石(以下、1−5磁
石という)も、六方晶CaCu5 構造を有するSmC
o5 化合物を基本としている。このようにCaCu5
構造は基本結晶の1つであるにも拘らず、R−Fe
2元系においてはRFe5 化合物は存在しない。
の金属間化合物が知られているが、殆の系において存在
し、その結晶構造から種々の化合物が誘導される基本結
晶の一つが六方晶CaCu5 構造である。例えば、R
M3 化合物から誘導されるものの例として、R2M7
,R2M17,RM12 等が存在する(ここでRは希
土類金属、Mは遷移金属を表す)。希土類磁石として最
初に開発された1−5系SmCo磁石(以下、1−5磁
石という)も、六方晶CaCu5 構造を有するSmC
o5 化合物を基本としている。このようにCaCu5
構造は基本結晶の1つであるにも拘らず、R−Fe
2元系においてはRFe5 化合物は存在しない。
【0003】RFe5 を安定化させる試みは為されて
いるが、バルク状では成功しておらず、スパッター法に
よる準安定相としてのみ報告されているだけである(F
.J.Cadieu,T.D.Cheung,L.Wi
ckramasekara and S.H.A1y,
J.Appl.Phys.55,2611(1984)
,O.Kubaschewski,IRON−BINA
RY PHASE DIAGRAMS;Springe
r Verlag,104(1982)参照)。1−5
磁石は非常に高い保磁力を有し、極めて温度安定性の良
い磁石として知られているが、CoサイトをFeのよう
な飽和磁化を改善できる可能性のある原子で置換するこ
とが出来ないため、2−17系SmCo磁石(以下2−
17磁石という)に較べて磁気特性が劣っている(K.
J.Strnat,Ferromagnetic Ma
terials Vol.4,131(1988),K
.Kumar,J.Appl. Phys.63,R1
3(1988), 特開平3−16102号公報参照)
。 従って、希土類磁石の需要動向は、2−17磁石に移っ
ており、1−5磁石の比率は年々低下している。
いるが、バルク状では成功しておらず、スパッター法に
よる準安定相としてのみ報告されているだけである(F
.J.Cadieu,T.D.Cheung,L.Wi
ckramasekara and S.H.A1y,
J.Appl.Phys.55,2611(1984)
,O.Kubaschewski,IRON−BINA
RY PHASE DIAGRAMS;Springe
r Verlag,104(1982)参照)。1−5
磁石は非常に高い保磁力を有し、極めて温度安定性の良
い磁石として知られているが、CoサイトをFeのよう
な飽和磁化を改善できる可能性のある原子で置換するこ
とが出来ないため、2−17系SmCo磁石(以下2−
17磁石という)に較べて磁気特性が劣っている(K.
J.Strnat,Ferromagnetic Ma
terials Vol.4,131(1988),K
.Kumar,J.Appl. Phys.63,R1
3(1988), 特開平3−16102号公報参照)
。 従って、希土類磁石の需要動向は、2−17磁石に移っ
ており、1−5磁石の比率は年々低下している。
【0004】また、希土類としてSmでなく、非常に豊
富に存在しているCeを使用した2相分離型のCe(
Co,Cu,Fe)5磁石がある(T.Tawara
and H.Senno,Jpn.J.Appl.Ph
ys.,12,761(1973) 参照))。この型
の磁石ではCuを添加したことによりFe置換が可能と
なったが、Cuにより磁性が薄められている点とFe置
換量に限界があるため、最大エネルギー積で10〜15
MGOeの値しか得られていない。このようにRCo5
化合物に対してRFe5 化合物が存在しないため、S
mCo5 またはCeCo5 を基礎とする磁石の磁気
特性を改善する上で、Fe置換が出来ないもしくはFe
置換量に限界があり不十分な磁気特性しか得られていな
かった。
富に存在しているCeを使用した2相分離型のCe(
Co,Cu,Fe)5磁石がある(T.Tawara
and H.Senno,Jpn.J.Appl.Ph
ys.,12,761(1973) 参照))。この型
の磁石ではCuを添加したことによりFe置換が可能と
なったが、Cuにより磁性が薄められている点とFe置
換量に限界があるため、最大エネルギー積で10〜15
MGOeの値しか得られていない。このようにRCo5
化合物に対してRFe5 化合物が存在しないため、S
mCo5 またはCeCo5 を基礎とする磁石の磁気
特性を改善する上で、Fe置換が出来ないもしくはFe
置換量に限界があり不十分な磁気特性しか得られていな
かった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような従
来の磁石組成の欠点を克服し、高いFe置換量を可能と
し、高い磁気特性を実現するものである。
来の磁石組成の欠点を克服し、高いFe置換量を可能と
し、高い磁気特性を実現するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、かかる課
題を解決するためには、RFe5 相の安定化が必要不
可欠であることを見出し、磁石組成を種々検討して本発
明に到達したもので、その要旨は、磁石合金組成式がR
(Fe1−XCoX )YAZ (ここにRはSmまた
はCeの1種以上、AはCまたはNの1種以上、0.1
≦X ≦0.6、4≦Y ≦6、0.1≦Z ≦1)
からなり、かつ主相が六方晶CaCu5 構造であり、
かつ格子間侵入原子を持つことを特徴とする希土類永久
磁石合金およびこの希土類磁石合金を粉末化し、これを
磁場中成形、焼結、時効してなる希土類永久磁石にある
。
題を解決するためには、RFe5 相の安定化が必要不
可欠であることを見出し、磁石組成を種々検討して本発
明に到達したもので、その要旨は、磁石合金組成式がR
(Fe1−XCoX )YAZ (ここにRはSmまた
はCeの1種以上、AはCまたはNの1種以上、0.1
≦X ≦0.6、4≦Y ≦6、0.1≦Z ≦1)
からなり、かつ主相が六方晶CaCu5 構造であり、
かつ格子間侵入原子を持つことを特徴とする希土類永久
磁石合金およびこの希土類磁石合金を粉末化し、これを
磁場中成形、焼結、時効してなる希土類永久磁石にある
。
【0007】以下、本発明を詳細に説明する。高いFe
置換量を実現するためにはRFe5 相の安定化が必要
であるが、Ce(Co,Fe,Cu)5 磁石における
のように、遷移金属サイトを非磁性原子で置換するので
は折角高いFe置換量を実現しても磁性が薄められてし
まい、高い磁気特性を実現することは困難である。従っ
て、遷移金属サイト以外に第3元素を導入することによ
りRFe5 相を安定化することが望ましい。そこで本
発明者等は、RサイトでもFeサイトでもなく、RとF
eの原子間に侵入型として入る原子を導入することによ
り、RFe5 化合物を安定化出来ることを見出し、C
原子が好適であることを確認した。また、C原子はR原
子と炭化物を作り易いため、RFe5 を安定化する前
にRと炭化物を作ってしまう恐れがあるが、原料金属溶
解時にCを添加することによりRFe5 CX を生成
させることが出来た。
置換量を実現するためにはRFe5 相の安定化が必要
であるが、Ce(Co,Fe,Cu)5 磁石における
のように、遷移金属サイトを非磁性原子で置換するので
は折角高いFe置換量を実現しても磁性が薄められてし
まい、高い磁気特性を実現することは困難である。従っ
て、遷移金属サイト以外に第3元素を導入することによ
りRFe5 相を安定化することが望ましい。そこで本
発明者等は、RサイトでもFeサイトでもなく、RとF
eの原子間に侵入型として入る原子を導入することによ
り、RFe5 化合物を安定化出来ることを見出し、C
原子が好適であることを確認した。また、C原子はR原
子と炭化物を作り易いため、RFe5 を安定化する前
にRと炭化物を作ってしまう恐れがあるが、原料金属溶
解時にCを添加することによりRFe5 CX を生成
させることが出来た。
【0008】侵入型で導入可能な原子としてC原子の他
にN原子があり、窒素ガス雰囲気中で原料金属を溶解、
鋳造してもRFe5 を安定化することは出来ないが、
予め、RFe5 CX 化合物を作製し、この合金また
は合金粉末を窒化処理した場合には、N原子は結晶格子
中に導入可能であることが判った。
にN原子があり、窒素ガス雰囲気中で原料金属を溶解、
鋳造してもRFe5 を安定化することは出来ないが、
予め、RFe5 CX 化合物を作製し、この合金また
は合金粉末を窒化処理した場合には、N原子は結晶格子
中に導入可能であることが判った。
【0009】本発明磁石合金の基本組成は式 R(F
e1−XCoX)YAZ で表され、R希土類元素の内
、SmまたはCeの1種以上、AはCまたはNの1種以
上、0.1 ≦X ≦0.6、4≦Y ≦6、0.1≦
Z ≦1からなる。遷移金属と希土類元素との比である
Y値については、4以上6以下が好ましい。なぜなら、
これより小さいと2−17相が少なくなりFeの導入が
難しくなるためである。また、これより大きいと1−5
相が発生し難くなり磁壁ピン止めの効果が得られなくな
るためである。Co量Xは遷移金属としてFe単独より
もCoを同時に添加した方がキュリー温度と飽和磁化も
高くなるため、遷移金属全量に対して0.1 以上0.
6 以下がピン止め効果を得る点で好ましく、0.6
を越えるとキュリー温度は更に上昇するが、飽和磁化の
減少を引き起こすし、CoはFeよりも高価なので好ま
しくなく、0.1 未満では細かい2相分離組織が得ら
れなくなる。C量については発生する2−17相に固溶
する量があればよく、0.1以上1以下が良い。N量に
ついてもC量と同様である。
e1−XCoX)YAZ で表され、R希土類元素の内
、SmまたはCeの1種以上、AはCまたはNの1種以
上、0.1 ≦X ≦0.6、4≦Y ≦6、0.1≦
Z ≦1からなる。遷移金属と希土類元素との比である
Y値については、4以上6以下が好ましい。なぜなら、
これより小さいと2−17相が少なくなりFeの導入が
難しくなるためである。また、これより大きいと1−5
相が発生し難くなり磁壁ピン止めの効果が得られなくな
るためである。Co量Xは遷移金属としてFe単独より
もCoを同時に添加した方がキュリー温度と飽和磁化も
高くなるため、遷移金属全量に対して0.1 以上0.
6 以下がピン止め効果を得る点で好ましく、0.6
を越えるとキュリー温度は更に上昇するが、飽和磁化の
減少を引き起こすし、CoはFeよりも高価なので好ま
しくなく、0.1 未満では細かい2相分離組織が得ら
れなくなる。C量については発生する2−17相に固溶
する量があればよく、0.1以上1以下が良い。N量に
ついてもC量と同様である。
【0010】異方性焼結磁石の製造方法としては従来法
と特に異なる点はないが、原料金属溶解時にCとして黒
鉛またはフェロカーボンを添加する点のみが異なる。純
黒鉛を粉末または塊状で用いても良いが、純黒鉛では溶
け残りが生じたり、粉末状のものでは溶解中に溶湯表面
に浮いて飛散することがあり組成に偏析を起こし易いた
め、好ましくはフェロカーボンを用いる方がよい。高周
波溶解炉などで溶解し作製された化合物合金は、組織を
均質化するため粉砕前に溶体化処理をすることが好まし
い。以下の工程は合金粗粉砕、微粉砕、磁場中配向成形
、焼結、時効熱処理と従来法と同じで良い。窒化処理は
必要に応じて、合金微粉末を窒素ガス雰囲気下、400
〜550 ℃の温度範囲で1〜24時間処理すれば良
い。なお、本発明の磁石合金を用いてボンド磁石を製造
するには従来公知の方法によれば良い。
と特に異なる点はないが、原料金属溶解時にCとして黒
鉛またはフェロカーボンを添加する点のみが異なる。純
黒鉛を粉末または塊状で用いても良いが、純黒鉛では溶
け残りが生じたり、粉末状のものでは溶解中に溶湯表面
に浮いて飛散することがあり組成に偏析を起こし易いた
め、好ましくはフェロカーボンを用いる方がよい。高周
波溶解炉などで溶解し作製された化合物合金は、組織を
均質化するため粉砕前に溶体化処理をすることが好まし
い。以下の工程は合金粗粉砕、微粉砕、磁場中配向成形
、焼結、時効熱処理と従来法と同じで良い。窒化処理は
必要に応じて、合金微粉末を窒素ガス雰囲気下、400
〜550 ℃の温度範囲で1〜24時間処理すれば良
い。なお、本発明の磁石合金を用いてボンド磁石を製造
するには従来公知の方法によれば良い。
【0011】C原子がR、Fe原子間に侵入型として導
入されている証拠として、格子定数の増加が挙げられる
。 C原子はR原子や、Fe原子より小さいため、Rまたは
Feのサイトに置換しているのであれば、格子定数は減
少する筈である。しかし、逆に増加している(特にa軸
)ことから、格子間に入っているものと考えられる。a
軸が伸びていることは、C面内にC原子が導入されてい
ることを意味するものと考えられる。
入されている証拠として、格子定数の増加が挙げられる
。 C原子はR原子や、Fe原子より小さいため、Rまたは
Feのサイトに置換しているのであれば、格子定数は減
少する筈である。しかし、逆に増加している(特にa軸
)ことから、格子間に入っているものと考えられる。a
軸が伸びていることは、C面内にC原子が導入されてい
ることを意味するものと考えられる。
【0012】従来の粉末冶金法による焼結磁石において
も、原料や工程に起因するCが数百ppm 含有されて
いたが、これらは原料金属溶解時に取り込まれるのでは
なく、合金を微粉砕した後、焼結工程で使用する有機バ
インダー等が合金粉末表面に取り込まれていたもので、
このようなCは化合物合金と焼結時に反応して希土類炭
化物を生成し、炭化物微粒子として存在していた。
本発明のようなC原子を従来法における不純物C原子と
区別することは容易であり、EPMAや金属顕微鏡によ
る組織観察や粉末X線回折で格子定数を測定することに
より容易に識別することが可能である。即ち、本発明で
は組織内に希土類炭化物はあまり観測されず、格子定数
はC添加無しのものに較べて特にa軸が伸びている。従
来法による焼結磁石ではこの逆となっている。また、C
原子は結晶格子中に導入されているため、耐食性に影響
は全く無い。
も、原料や工程に起因するCが数百ppm 含有されて
いたが、これらは原料金属溶解時に取り込まれるのでは
なく、合金を微粉砕した後、焼結工程で使用する有機バ
インダー等が合金粉末表面に取り込まれていたもので、
このようなCは化合物合金と焼結時に反応して希土類炭
化物を生成し、炭化物微粒子として存在していた。
本発明のようなC原子を従来法における不純物C原子と
区別することは容易であり、EPMAや金属顕微鏡によ
る組織観察や粉末X線回折で格子定数を測定することに
より容易に識別することが可能である。即ち、本発明で
は組織内に希土類炭化物はあまり観測されず、格子定数
はC添加無しのものに較べて特にa軸が伸びている。従
来法による焼結磁石ではこの逆となっている。また、C
原子は結晶格子中に導入されているため、耐食性に影響
は全く無い。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施態様を実施例を挙げて具
体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるもので
はない。 (実施例1)純度99%のSmメタル、純度99.9%
のFe、Co、およびCを各々表1のように秤量し不活
性ガス中で高周波溶解を行い、溶湯を銅鋳型で冷却した
。該インゴットを粗粉砕後、N2ガスによるジェットミ
ルで3〜5μm径に微粉砕を行なった。該微粉を 15
KOeの静磁場中で配向させた状態で1Ton/cm2
の圧力でプレス成形を行なった後、該成形体を不活性
ガス中1050〜1250℃の温度で1〜2時間焼結を
行い、引続き 500〜 900℃の温度範囲で1時間
以上熱処理を行なった後急冷した。該焼結体の磁気特性
iHcを自記磁束計で測定した結果を示した。表1に
示したように、比較例(合金番号1、3、5、7、9)
としてCを添加しなかったものは、Feを分離してしま
い、1−5相にFeを含まないため、磁気特性が悪い。 このことからCがFeを含む1−5相の形成に不可欠な
要素であることが判る。また、Cを添加したものはFe
を添加することにより磁気特性が向上している。
体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるもので
はない。 (実施例1)純度99%のSmメタル、純度99.9%
のFe、Co、およびCを各々表1のように秤量し不活
性ガス中で高周波溶解を行い、溶湯を銅鋳型で冷却した
。該インゴットを粗粉砕後、N2ガスによるジェットミ
ルで3〜5μm径に微粉砕を行なった。該微粉を 15
KOeの静磁場中で配向させた状態で1Ton/cm2
の圧力でプレス成形を行なった後、該成形体を不活性
ガス中1050〜1250℃の温度で1〜2時間焼結を
行い、引続き 500〜 900℃の温度範囲で1時間
以上熱処理を行なった後急冷した。該焼結体の磁気特性
iHcを自記磁束計で測定した結果を示した。表1に
示したように、比較例(合金番号1、3、5、7、9)
としてCを添加しなかったものは、Feを分離してしま
い、1−5相にFeを含まないため、磁気特性が悪い。 このことからCがFeを含む1−5相の形成に不可欠な
要素であることが判る。また、Cを添加したものはFe
を添加することにより磁気特性が向上している。
【0014】
【表1】
【0015】(実施例2)純度99%のSmメタル、純
度99.9%のFe、Co、およびCを各々表2のよう
に秤量し不活性ガス中で高周波溶解を行い、溶湯を銅鋳
型で冷却した。該インゴットを粗粉砕し、さらにN2ガ
スによるジェットミルで3〜5μm径に微粉砕を行なっ
た。該微粉末をN2ガス中400 〜550 ℃の温度
範囲で窒化処理を行いN原子侵入を図った。次いでこの
微粉末をエポキシ樹脂中に分散させた後、15KOe
の静磁場中で配向させた状態で樹脂を熱硬化させ、ボン
ド磁石を作製した。比較例(合金番号1、3、5、7、
9)として窒化処理を行わずに磁石化したものを示した
。該ボンド磁石の磁気特性 iHcを自記磁束計で測定
した結果を表2に併記した。表2に示したように、比較
例としてCを添加しなかったものは、実施例1同様の理
由で磁気特性が悪い。また、窒化処理したものは、しな
かったものに較べて若干磁気特性が向上している。
度99.9%のFe、Co、およびCを各々表2のよう
に秤量し不活性ガス中で高周波溶解を行い、溶湯を銅鋳
型で冷却した。該インゴットを粗粉砕し、さらにN2ガ
スによるジェットミルで3〜5μm径に微粉砕を行なっ
た。該微粉末をN2ガス中400 〜550 ℃の温度
範囲で窒化処理を行いN原子侵入を図った。次いでこの
微粉末をエポキシ樹脂中に分散させた後、15KOe
の静磁場中で配向させた状態で樹脂を熱硬化させ、ボン
ド磁石を作製した。比較例(合金番号1、3、5、7、
9)として窒化処理を行わずに磁石化したものを示した
。該ボンド磁石の磁気特性 iHcを自記磁束計で測定
した結果を表2に併記した。表2に示したように、比較
例としてCを添加しなかったものは、実施例1同様の理
由で磁気特性が悪い。また、窒化処理したものは、しな
かったものに較べて若干磁気特性が向上している。
【0016】
【表2】
【0017】
【発明の効果】本発明により、従来Feを導入できなか
ったSmCo5 系磁石にCまたはCおよびNを添加す
ることによりFeを導入することが可能となったのみな
らず、高磁気特性を有する1−5系磁石を低コストで製
造することが出来、産業上その利用価値は極めて高い。
ったSmCo5 系磁石にCまたはCおよびNを添加す
ることによりFeを導入することが可能となったのみな
らず、高磁気特性を有する1−5系磁石を低コストで製
造することが出来、産業上その利用価値は極めて高い。
Claims (2)
- 【請求項1】磁石合金組成式がR(Fe1−XCoX
)YAZ (ここにRはSmまたはCeの1種以上、A
はCまたはNの1種以上、0.1 ≦X ≦0.6、4
≦Y ≦6、0.1≦Z ≦1)からなり、かつ主相が
六方晶CaCu5 構造であり、かつ格子間侵入原子を
持つことを特徴とする希土類永久磁石合金。 - 【請求項2】請求項1に記載の希土類磁石合金を粉末化
し、これを磁場中成形、焼結、時効してなる希土類永久
磁石。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3171699A JPH04371556A (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | 希土類磁石合金及び希土類永久磁石 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3171699A JPH04371556A (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | 希土類磁石合金及び希土類永久磁石 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04371556A true JPH04371556A (ja) | 1992-12-24 |
Family
ID=15928043
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3171699A Pending JPH04371556A (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | 希土類磁石合金及び希土類永久磁石 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04371556A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3462465A1 (en) | 2017-09-29 | 2019-04-03 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Rare earth magnet |
| JP2019068027A (ja) * | 2017-09-29 | 2019-04-25 | トヨタ自動車株式会社 | 希土類磁石 |
-
1991
- 1991-06-17 JP JP3171699A patent/JPH04371556A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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