JPH04371682A - サスペンション膜構造体 - Google Patents
サスペンション膜構造体Info
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- JPH04371682A JPH04371682A JP17327991A JP17327991A JPH04371682A JP H04371682 A JPH04371682 A JP H04371682A JP 17327991 A JP17327991 A JP 17327991A JP 17327991 A JP17327991 A JP 17327991A JP H04371682 A JPH04371682 A JP H04371682A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、比較的大スパンの建築
物等に好適である、新規なサスペンション膜構造体に関
するものである。
物等に好適である、新規なサスペンション膜構造体に関
するものである。
【0002】
【従来の技術と発明が解決すべき課題】現在、一般的に
普及している膜構造の形態としては空気膜構造、サスペ
ンション膜構造及び骨組膜構造がある。
普及している膜構造の形態としては空気膜構造、サスペ
ンション膜構造及び骨組膜構造がある。
【0003】空気膜構造では、膜材の外方への膨出曲率
を比較的小さくした、いわゆる低ライズの曲面とするこ
とにより、該膜材に加わる風圧力を可及的に負圧として
作用させ、安定した耐風性能を発揮させることができる
。また、膜材に補強ケーブルを適切に配置することによ
り、例えば屋内野球場のような巨大スパンを確保するこ
とが可能となる。
を比較的小さくした、いわゆる低ライズの曲面とするこ
とにより、該膜材に加わる風圧力を可及的に負圧として
作用させ、安定した耐風性能を発揮させることができる
。また、膜材に補強ケーブルを適切に配置することによ
り、例えば屋内野球場のような巨大スパンを確保するこ
とが可能となる。
【0004】しかしながら、膜面形状を維持するため常
時送風を行う必要があり、維持管理が極めて煩雑で、相
当の費用がかかり、100m以下の中小スパンの建物で
は経済的に不適合であるという問題を有する。さらに、
内部は密閉された閉鎖空間となるため、開放性や通風性
から生まれる快適さに欠け、季節感にも乏しいといった
欠点がある。
時送風を行う必要があり、維持管理が極めて煩雑で、相
当の費用がかかり、100m以下の中小スパンの建物で
は経済的に不適合であるという問題を有する。さらに、
内部は密閉された閉鎖空間となるため、開放性や通風性
から生まれる快適さに欠け、季節感にも乏しいといった
欠点がある。
【0005】次に、前記サスペンション膜構造では、膜
材に膜構造本来の曲面抵抗が期待でき、またプレストレ
スの導入が容易で、形態的にも美しい等の利点を有し、
また支柱式のサスペンション膜構造の場合には大規模な
連続した空間が得られる等の特徴がある。しかしながら
、支柱式サスペンション膜構造の場合には、用途によっ
ては支柱が邪魔になることがあり、また、単一ア−チ式
の場合には、ア−チの両側のアンバランスな張力分布に
よってア−チの安定性が悪くなり、支持架構の自立性が
得にくくなるといった問題もある。
材に膜構造本来の曲面抵抗が期待でき、またプレストレ
スの導入が容易で、形態的にも美しい等の利点を有し、
また支柱式のサスペンション膜構造の場合には大規模な
連続した空間が得られる等の特徴がある。しかしながら
、支柱式サスペンション膜構造の場合には、用途によっ
ては支柱が邪魔になることがあり、また、単一ア−チ式
の場合には、ア−チの両側のアンバランスな張力分布に
よってア−チの安定性が悪くなり、支持架構の自立性が
得にくくなるといった問題もある。
【0006】次に、上記骨組膜構造の一例として、図1
3に示すように立体トラス等の自立フレ−ム1の上面に
二次部材2を介して膜材3が張架されたものがある。本
骨組式膜構造では骨組の自立性が高く自由な曲面形状を
形成しうる等の特長を有する。また、平面や断面的な制
約がなく設計も容易となる利点がある。しかしながら、
立体トラス式のフレ−ム1のグリッド上に膜材3による
膜面が張設される場合に、上弦節点を利用した点支持方
式では、膜面に加わる風圧力は該点支持部2を介してフ
レーム1が負担するため、充分な強度を期待するのが困
難である。
3に示すように立体トラス等の自立フレ−ム1の上面に
二次部材2を介して膜材3が張架されたものがある。本
骨組式膜構造では骨組の自立性が高く自由な曲面形状を
形成しうる等の特長を有する。また、平面や断面的な制
約がなく設計も容易となる利点がある。しかしながら、
立体トラス式のフレ−ム1のグリッド上に膜材3による
膜面が張設される場合に、上弦節点を利用した点支持方
式では、膜面に加わる風圧力は該点支持部2を介してフ
レーム1が負担するため、充分な強度を期待するのが困
難である。
【0007】また、フレーム1に沿った線支持方式とす
る場合、膜面の形状維持のため上記二次部材2が余分に
必要となる等、骨組材の経済性が得がたい。さらに、膜
材3は構造膜としては大きさも曲率も小さいものとなり
、むしろガラスやアクリルといった透光性の仕上材とし
て、構造材としてのフレ−ム1の上面を覆う機能しか有
さず、膜構造が本来備えるべき膜面による張力抵抗シス
テムが充分発揮されているとは言い難いという問題があ
る。
る場合、膜面の形状維持のため上記二次部材2が余分に
必要となる等、骨組材の経済性が得がたい。さらに、膜
材3は構造膜としては大きさも曲率も小さいものとなり
、むしろガラスやアクリルといった透光性の仕上材とし
て、構造材としてのフレ−ム1の上面を覆う機能しか有
さず、膜構造が本来備えるべき膜面による張力抵抗シス
テムが充分発揮されているとは言い難いという問題があ
る。
【0008】さらに、膜材3の下にフレ−ム1があるた
め、該フレ−ム1の形態のみが内部の人間には強調され
、膜曲面の有すべき軽快さや伸びやかさといった美しさ
が減殺されている。本発明は、上記した従来の問題点に
鑑み開発されたものであり、上記各膜構造の利点を兼ね
備えた、新規なサスペンション膜構造体を提供すること
を目的とする。
め、該フレ−ム1の形態のみが内部の人間には強調され
、膜曲面の有すべき軽快さや伸びやかさといった美しさ
が減殺されている。本発明は、上記した従来の問題点に
鑑み開発されたものであり、上記各膜構造の利点を兼ね
備えた、新規なサスペンション膜構造体を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本発明に係るサスペンション膜構造体においては、略
平行もしくは略放射状に配設されたア−チ形の各サスペ
ンション梁と、該各サスペンション梁の複数個所から吊
り治具により下方に吊り下げられた膜材と、前記各サス
ペンション梁間の中間位置で各サスペンション梁と同方
向に膜材上に配設され該膜材に緊張力を付与する押えケ
−ブルと、前記各吊り治具直下位置で、吊り上げられた
前記膜材の稜線に沿って梁間方向に、膜材の裏面側に配
設された峰ケ−ブルとを備えてなることを特徴とするも
のである。
、本発明に係るサスペンション膜構造体においては、略
平行もしくは略放射状に配設されたア−チ形の各サスペ
ンション梁と、該各サスペンション梁の複数個所から吊
り治具により下方に吊り下げられた膜材と、前記各サス
ペンション梁間の中間位置で各サスペンション梁と同方
向に膜材上に配設され該膜材に緊張力を付与する押えケ
−ブルと、前記各吊り治具直下位置で、吊り上げられた
前記膜材の稜線に沿って梁間方向に、膜材の裏面側に配
設された峰ケ−ブルとを備えてなることを特徴とするも
のである。
【0010】なお、前記各サスペンション梁及び各押え
ケ−ブルは、各々の両端に配置された第1梁材及び第2
梁材に沿って各々移動可能とし、前記第1梁材もしくは
第2梁材の桁行方向の一方の端部に配設され、該第1梁
材もしくは第2梁材に沿って移動可能な、所定の剛性を
有する駆動部材を所定の駆動装置により移動させること
により、前記サスペンション梁及び押えケ−ブルととも
に前記膜材を開閉可能とするのが望ましい
ケ−ブルは、各々の両端に配置された第1梁材及び第2
梁材に沿って各々移動可能とし、前記第1梁材もしくは
第2梁材の桁行方向の一方の端部に配設され、該第1梁
材もしくは第2梁材に沿って移動可能な、所定の剛性を
有する駆動部材を所定の駆動装置により移動させること
により、前記サスペンション梁及び押えケ−ブルととも
に前記膜材を開閉可能とするのが望ましい
【0011】
また、前記第2梁材の桁行方向の両端部には、梁間方向
に各々所定の剛性を有する補強フレ−ム材が配設、固定
されており、前記駆動部材は、第2梁材の一方の端部で
前記補強フレ−ム材に所定のロック装置により着脱自在
に連結されており、前記膜材の開閉方向の一方の端部は
、前記駆動部材に沿って固着され、膜材の他方の端部は
、前記補強フレ−ム材に沿って固着されている構成とす
ることができる。
また、前記第2梁材の桁行方向の両端部には、梁間方向
に各々所定の剛性を有する補強フレ−ム材が配設、固定
されており、前記駆動部材は、第2梁材の一方の端部で
前記補強フレ−ム材に所定のロック装置により着脱自在
に連結されており、前記膜材の開閉方向の一方の端部は
、前記駆動部材に沿って固着され、膜材の他方の端部は
、前記補強フレ−ム材に沿って固着されている構成とす
ることができる。
【0012】さらに、各サスペンション梁には、タイケ
−ブルと第1プ−リと、第2プ−リと、巻上げ装置とか
らなる膜材への張力導入手段が設けられており、この張
力導入手段により前記各吊り治具11を上昇させて、前
記峰ケ−ブルを介して膜材を吊り上げることにより、各
押えケ−ブルが膜材12を拘束して所定の張力を導入す
るようにした構成とするのが望ましい。
−ブルと第1プ−リと、第2プ−リと、巻上げ装置とか
らなる膜材への張力導入手段が設けられており、この張
力導入手段により前記各吊り治具11を上昇させて、前
記峰ケ−ブルを介して膜材を吊り上げることにより、各
押えケ−ブルが膜材12を拘束して所定の張力を導入す
るようにした構成とするのが望ましい。
【0013】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面により説
明する。図1乃至図10は本発明の一実施例を示し、図
1は本実施例に係る膜構造体の構成単位を示す要部斜視
図、図2は本実施例に係る膜構造体の平面図、図3は図
2の側面図、図4は図2のA−A線断面図、図5は膜材
の平面構成を示す端面図である。
明する。図1乃至図10は本発明の一実施例を示し、図
1は本実施例に係る膜構造体の構成単位を示す要部斜視
図、図2は本実施例に係る膜構造体の平面図、図3は図
2の側面図、図4は図2のA−A線断面図、図5は膜材
の平面構成を示す端面図である。
【0014】本実施例に係るサスペンション膜構造体は
、図1に示すようにサスペンション材としてのサスペン
ション梁10と、吊り治具11と、膜材12と、峰ケ−
ブル12aと、押えケ−ブル13とを備えてなるもので
ある。
、図1に示すようにサスペンション材としてのサスペン
ション梁10と、吊り治具11と、膜材12と、峰ケ−
ブル12aと、押えケ−ブル13とを備えてなるもので
ある。
【0015】サスペンション梁10は、所定間隔を画し
て平行に配設されており、図1及び図4に示すように上
方に湾曲したア−チ形状に形成されている。各サスペン
ション梁10からは、所定本数の吊り治具11が下方に
吊り下げられ、該各吊り治具11により、吊り金具11
aを介して膜材12が吊り上げられている。なお、各サ
スペンション梁10の間は、桁行方向の横力に対抗しう
るように所定の伸縮可能な補強材(図示せず)で連結し
ておくのが望ましい。
て平行に配設されており、図1及び図4に示すように上
方に湾曲したア−チ形状に形成されている。各サスペン
ション梁10からは、所定本数の吊り治具11が下方に
吊り下げられ、該各吊り治具11により、吊り金具11
aを介して膜材12が吊り上げられている。なお、各サ
スペンション梁10の間は、桁行方向の横力に対抗しう
るように所定の伸縮可能な補強材(図示せず)で連結し
ておくのが望ましい。
【0016】峰ケ−ブル12aは、前記吊り治具11の
直下位置で、吊り上げられた前記膜材12の稜線に沿っ
て梁間方向に、膜材12の裏面側に配設されており、比
較的細径のケ−ブルで構成されている。峰ケ−ブル12
aは、各吊り治具11の位置で前記吊り金具11aによ
り点支持形式で保持されており、実質的には、各吊り治
具11で峰ケ−ブル12aを介して膜材12を吊り上げ
ていることとなる。
直下位置で、吊り上げられた前記膜材12の稜線に沿っ
て梁間方向に、膜材12の裏面側に配設されており、比
較的細径のケ−ブルで構成されている。峰ケ−ブル12
aは、各吊り治具11の位置で前記吊り金具11aによ
り点支持形式で保持されており、実質的には、各吊り治
具11で峰ケ−ブル12aを介して膜材12を吊り上げ
ていることとなる。
【0017】各サスペンション梁10間の中間位置には
、該サスペンション梁10と平行に押えケ−ブル13が
膜材12上に配設されており、後述の如く各吊り治具1
1を上昇させて、峰ケ−ブル12aを介して膜材12を
吊り上げると、各押えケ−ブル13が膜材12を拘束す
るため、膜材12に必要とされる張力を導入しうるよう
になっている。
、該サスペンション梁10と平行に押えケ−ブル13が
膜材12上に配設されており、後述の如く各吊り治具1
1を上昇させて、峰ケ−ブル12aを介して膜材12を
吊り上げると、各押えケ−ブル13が膜材12を拘束す
るため、膜材12に必要とされる張力を導入しうるよう
になっている。
【0018】膜材12からなる膜面は、図1及び図4に
示す如く、吊り治具11による各支持点間では充分な曲
率を保持して曲面の安定化が図られ、膜材12と押えケ
−ブル13とが一体化した膜体自身の張力抵抗システム
が発揮されるよう構成されている。また、膜面全体とし
ては外方への膨出度の小さい、低ライズ曲面として形成
され、風圧力が加わった場合に膜面に可及的に負圧分布
を得るように構成されている。
示す如く、吊り治具11による各支持点間では充分な曲
率を保持して曲面の安定化が図られ、膜材12と押えケ
−ブル13とが一体化した膜体自身の張力抵抗システム
が発揮されるよう構成されている。また、膜面全体とし
ては外方への膨出度の小さい、低ライズ曲面として形成
され、風圧力が加わった場合に膜面に可及的に負圧分布
を得るように構成されている。
【0019】図2乃至図5において、14はサスペンシ
ョン梁10の両端位置で桁行方向に配設された支持部材
としての第1梁材であり、21は押えケ−ブル13の両
端位置で桁行方向に配設された支持部材としての第2梁
材である。
ョン梁10の両端位置で桁行方向に配設された支持部材
としての第1梁材であり、21は押えケ−ブル13の両
端位置で桁行方向に配設された支持部材としての第2梁
材である。
【0020】また、16は各サスペンション梁10の両
端部位置に配置された柱材であり、柱材16からは、横
架材17及び補助柱材18が外方に突出配置され、これ
に第1補強ワイヤ−19及び第2補強ワイヤ−20が配
設されて、図4に示す如くトラスを形成している。
端部位置に配置された柱材であり、柱材16からは、横
架材17及び補助柱材18が外方に突出配置され、これ
に第1補強ワイヤ−19及び第2補強ワイヤ−20が配
設されて、図4に示す如くトラスを形成している。
【0021】また、前記柱材16の上下端と、押えケ−
ブル13の両端部位置の第2梁材21間に各々ブレ−ス
材22、23が張設されている。さらに、図5に示すよ
うに、押えケ−ブル13の両端部位置の梁材21と前記
横架材17の先端との間に各々ワイヤ−材24が張設さ
れている。
ブル13の両端部位置の第2梁材21間に各々ブレ−ス
材22、23が張設されている。さらに、図5に示すよ
うに、押えケ−ブル13の両端部位置の梁材21と前記
横架材17の先端との間に各々ワイヤ−材24が張設さ
れている。
【0022】図2、図5、図6に示す25は、第2梁材
21の桁行方向の一方の端部(本実施例では図中左側端
部)に配置された、駆動部材としてのリ−ドフレ−ムで
あり、所定の剛性を保持させるため、本実施例ではトラ
ス形状に形成されているが、単体のフレ−ム材でもよい
。
21の桁行方向の一方の端部(本実施例では図中左側端
部)に配置された、駆動部材としてのリ−ドフレ−ムで
あり、所定の剛性を保持させるため、本実施例ではトラ
ス形状に形成されているが、単体のフレ−ム材でもよい
。
【0023】第2梁材21の桁行方向の両端部には、梁
間方向に各々所定の剛性を有する補強フレ−ム材26が
架設、固定されており、前記リ−ドフレ−ム25は、第
2梁材21の前記した一方の端部で、この補強フレ−ム
材26に所定のロック装置27により着脱自在に連結さ
れており、前記膜材12の開閉方向の一方の端部は、前
記リ−ドフレ−ム25に沿って固着され、膜材12の他
方の端部は、前記補強フレ−ム26材に沿って固着され
ている。
間方向に各々所定の剛性を有する補強フレ−ム材26が
架設、固定されており、前記リ−ドフレ−ム25は、第
2梁材21の前記した一方の端部で、この補強フレ−ム
材26に所定のロック装置27により着脱自在に連結さ
れており、前記膜材12の開閉方向の一方の端部は、前
記リ−ドフレ−ム25に沿って固着され、膜材12の他
方の端部は、前記補強フレ−ム26材に沿って固着され
ている。
【0024】本実施例では各サスペンション梁10の両
端部及び各押えケ−ブル13の両端部は、所定の移動装
置により両端の支持部材(各サスペンション梁10につ
いては前記第1梁材14、各押えケ−ブル13について
は前記第2梁材21)に沿って桁行方向に移動可能とな
っている。なお、移動装置としては、例えば第1梁材1
4及び第2梁材21に沿ってレ−ルを取付けておき、各
サスペンション梁10の両端部及び各押えケ−ブル13
の両端部に取付けられた滑動部材が前記レ−ルに沿って
移動しうるようにする等、公知の適宜装置を利用しうる
。
端部及び各押えケ−ブル13の両端部は、所定の移動装
置により両端の支持部材(各サスペンション梁10につ
いては前記第1梁材14、各押えケ−ブル13について
は前記第2梁材21)に沿って桁行方向に移動可能とな
っている。なお、移動装置としては、例えば第1梁材1
4及び第2梁材21に沿ってレ−ルを取付けておき、各
サスペンション梁10の両端部及び各押えケ−ブル13
の両端部に取付けられた滑動部材が前記レ−ルに沿って
移動しうるようにする等、公知の適宜装置を利用しうる
。
【0025】また、本実施例では前記リ−ドフレ−ム2
5が、第2梁材21に沿って移動可能となっており、リ
−ドフレ−ム25を駆動部材として、所定の駆動装置に
より桁行方向に駆動することにより、後述する如く各サ
スペンション梁10及び押えケ−ブル13とともに前記
膜材12を開閉自在としている。
5が、第2梁材21に沿って移動可能となっており、リ
−ドフレ−ム25を駆動部材として、所定の駆動装置に
より桁行方向に駆動することにより、後述する如く各サ
スペンション梁10及び押えケ−ブル13とともに前記
膜材12を開閉自在としている。
【0026】なお、前記駆動装置としては、第2梁材2
1に沿ってラックを取付けておき、リ−ドフレ−ム25
の端部に取付けられた電動モ−タの回転軸に前記ラック
に対応したピニオンを設けて、電動モ−タの回転により
リ−ドフレ−ム25を駆動しうるようにする等、公知の
適宜装置を利用しうる。
1に沿ってラックを取付けておき、リ−ドフレ−ム25
の端部に取付けられた電動モ−タの回転軸に前記ラック
に対応したピニオンを設けて、電動モ−タの回転により
リ−ドフレ−ム25を駆動しうるようにする等、公知の
適宜装置を利用しうる。
【0027】また、上記ロック装置27としては、例え
ば、リ−ドフレ−ム25と補強フレ−ム材26のいずれ
か一方に取付けられた複数個の可動ピンが、他方の材に
設けられた対応する嵌合穴に嵌合しうるようにしておき
、空気圧あるいは油圧により可動ピンを地上位置から遠
隔操作して、リ−ドフレ−ム25と補強フレ−ム材26
とを連結したり、該連結を解除しうるように構成すれば
よい。
ば、リ−ドフレ−ム25と補強フレ−ム材26のいずれ
か一方に取付けられた複数個の可動ピンが、他方の材に
設けられた対応する嵌合穴に嵌合しうるようにしておき
、空気圧あるいは油圧により可動ピンを地上位置から遠
隔操作して、リ−ドフレ−ム25と補強フレ−ム材26
とを連結したり、該連結を解除しうるように構成すれば
よい。
【0028】さらに、本実施例では図7及び図8に示す
ような膜材12への張力導入手段を備えている。即ち、
サスペンション梁10に沿ってワイヤ−ロ−プ等の連続
する一本のタイケ−ブル30を配設し、前記各吊り治具
11の上端には、回動軸31及び軸支持ロッド32を介
して各々第1プ−リ33が回動自在に配設されている。
ような膜材12への張力導入手段を備えている。即ち、
サスペンション梁10に沿ってワイヤ−ロ−プ等の連続
する一本のタイケ−ブル30を配設し、前記各吊り治具
11の上端には、回動軸31及び軸支持ロッド32を介
して各々第1プ−リ33が回動自在に配設されている。
【0029】また、各吊り治具11の直上位置には、保
持部材34が各々サスペンション梁10に固定されてお
り、該保持部材34に一体に形成された一対の軸受プレ
−ト35と回動軸36により一対の第2プ−リ37が回
転自在に配置されている。
持部材34が各々サスペンション梁10に固定されてお
り、該保持部材34に一体に形成された一対の軸受プレ
−ト35と回動軸36により一対の第2プ−リ37が回
転自在に配置されている。
【0030】前記タイケ−ブル30は、各吊り治具11
の位置において、図示の如く前記各第2プ−リ37の一
方に係合した後に垂下されて前記各第1プ−リ33を介
して他方の各第2プ−リ37に係合するように順次延設
されており、また、該タイケ−ブル30の端部は、前記
サスペンション梁10の両端に配設された所定の図示し
ない巻上げ装置に連結されている。
の位置において、図示の如く前記各第2プ−リ37の一
方に係合した後に垂下されて前記各第1プ−リ33を介
して他方の各第2プ−リ37に係合するように順次延設
されており、また、該タイケ−ブル30の端部は、前記
サスペンション梁10の両端に配設された所定の図示し
ない巻上げ装置に連結されている。
【0031】しかして、巻上げ装置による巻上げ時には
、前記押えケ−ブル13は、図7に示すように上方に湾
曲した円弧状をなすように構成されているが、本実施例
では、巻上げ時に前記各吊り治具11が円弧状となった
前記押えケ−ブル13に対して各々その法線方向に延設
配置されるように取付位置を設定してある。
、前記押えケ−ブル13は、図7に示すように上方に湾
曲した円弧状をなすように構成されているが、本実施例
では、巻上げ時に前記各吊り治具11が円弧状となった
前記押えケ−ブル13に対して各々その法線方向に延設
配置されるように取付位置を設定してある。
【0032】即ち、図7のように、巻上げ時には各スト
ラットケ−ブル11の延長仮想線Tは、各々押えケ−ブ
ル13の曲線と直交するように、各ストラットケ−ブル
11の膜材12に対する吊点位置と、該各吊り治具11
の延長仮想線Tの上方線上にある前記保持部材34のサ
スペンション梁10への固定位置とがあらかじめ設定さ
れているものである。なお、巻き上げ装置は、例えば正
逆回転可能なウインチなどで構成し、前記タイケ−ブル
30の端部をウインチに連結し、ウインチは地上位置か
ら遠隔操作可能とすればよい。
ラットケ−ブル11の延長仮想線Tは、各々押えケ−ブ
ル13の曲線と直交するように、各ストラットケ−ブル
11の膜材12に対する吊点位置と、該各吊り治具11
の延長仮想線Tの上方線上にある前記保持部材34のサ
スペンション梁10への固定位置とがあらかじめ設定さ
れているものである。なお、巻き上げ装置は、例えば正
逆回転可能なウインチなどで構成し、前記タイケ−ブル
30の端部をウインチに連結し、ウインチは地上位置か
ら遠隔操作可能とすればよい。
【0033】よって、図7に示すように、前記巻上げ装
置により前記タイケ−ブル30を図中矢線方向に巻取る
ことにより、該タイケ−ブル30が各第1プ−リ33を
介して前記各吊り治具11を同時に各々所定距離だけ上
方に引き上げると、峰ケ−ブル12aを介して膜材12
が吊り上げられ、膜材12は、各押えケ−ブル13によ
り拘束されて緊張力を付与されるため、膜材12に所定
の張力を導入することができる。しかして、各峰ケ−ブ
ル12aに沿って、膜材12は、図1もしくは図4など
に示すような、いわゆる山脈状の稜線を描く。峰ケ−ブ
ル12aは、このように、各吊り治具11を上昇させて
膜材12に張力を導入する際に、各吊り金具11aの位
置の膜材12に応力が集中するのを防止して、該応力を
分散するとともに、膜材12の稜線部分の形状を整える
機能を果たしている。
置により前記タイケ−ブル30を図中矢線方向に巻取る
ことにより、該タイケ−ブル30が各第1プ−リ33を
介して前記各吊り治具11を同時に各々所定距離だけ上
方に引き上げると、峰ケ−ブル12aを介して膜材12
が吊り上げられ、膜材12は、各押えケ−ブル13によ
り拘束されて緊張力を付与されるため、膜材12に所定
の張力を導入することができる。しかして、各峰ケ−ブ
ル12aに沿って、膜材12は、図1もしくは図4など
に示すような、いわゆる山脈状の稜線を描く。峰ケ−ブ
ル12aは、このように、各吊り治具11を上昇させて
膜材12に張力を導入する際に、各吊り金具11aの位
置の膜材12に応力が集中するのを防止して、該応力を
分散するとともに、膜材12の稜線部分の形状を整える
機能を果たしている。
【0034】また、膜材12を開放状態にする際には、
押えケ−ブル13の緊張を解除して膜材12を弛緩させ
てから、各サスペンション梁10、押えケ−ブル13を
膜材12とともに各々所定の方向に移動させる必要があ
る。
押えケ−ブル13の緊張を解除して膜材12を弛緩させ
てから、各サスペンション梁10、押えケ−ブル13を
膜材12とともに各々所定の方向に移動させる必要があ
る。
【0035】この場合には、前記巻上げ装置を上記巻上
げ時と逆駆動させて、タイケ−ブル30を巻き戻せば、
膜材12や押えケ−ブル13等の重量により各吊り治具
11が下方に移動して、各押えケ−ブル13の緊張を解
除して膜材12を弛緩させることができる。なお、膜材
12を前記開放状態から再度閉鎖状態にした場合には、
上記した初期の張力導入と同様にして、巻上げ装置によ
り膜材12に再度張力を付与すればよいものである。
げ時と逆駆動させて、タイケ−ブル30を巻き戻せば、
膜材12や押えケ−ブル13等の重量により各吊り治具
11が下方に移動して、各押えケ−ブル13の緊張を解
除して膜材12を弛緩させることができる。なお、膜材
12を前記開放状態から再度閉鎖状態にした場合には、
上記した初期の張力導入と同様にして、巻上げ装置によ
り膜材12に再度張力を付与すればよいものである。
【0036】かかる構成からなる、本実施例に係るサス
ペンション膜構造体では、膜材12を開放状態にする際
には、まず、前記巻上げ装置を巻戻しして、押えケ−ブ
ル13の緊張力を解き、膜材12の張力を弛緩させてお
くとともに、地上からの操作により前記ロック装置27
のロックを解除して前記リ−ドフレ−ム25を前記補強
フレ−ム材26から切り離しておく。
ペンション膜構造体では、膜材12を開放状態にする際
には、まず、前記巻上げ装置を巻戻しして、押えケ−ブ
ル13の緊張力を解き、膜材12の張力を弛緩させてお
くとともに、地上からの操作により前記ロック装置27
のロックを解除して前記リ−ドフレ−ム25を前記補強
フレ−ム材26から切り離しておく。
【0037】しかる後に、リ−ドフレ−ム25を前記駆
動装置により、桁行方向の他方の端部方向に向けて移動
させる。この際、リ−ドフレ−ム25は、膜材12及び
押えケ−ブル13を押圧しながら移動するから、吊り治
具11と、タイケ−ブル30を介して各サスペンション
梁10も強制的に移動してゆき、全体が桁行方向に移動
してゆく。
動装置により、桁行方向の他方の端部方向に向けて移動
させる。この際、リ−ドフレ−ム25は、膜材12及び
押えケ−ブル13を押圧しながら移動するから、吊り治
具11と、タイケ−ブル30を介して各サスペンション
梁10も強制的に移動してゆき、全体が桁行方向に移動
してゆく。
【0038】よって、膜材12は、図9に示す閉鎖状態
から図10に示すように次第に折り畳まれた状態へと移
行してゆく。この際、各吊り治具11を、移動にあわせ
て徐々に前記巻き取り装置により上昇させてゆけば、膜
材12をシワなどを生じることなく、効率的に折り畳ま
れた状態にすることができる。
から図10に示すように次第に折り畳まれた状態へと移
行してゆく。この際、各吊り治具11を、移動にあわせ
て徐々に前記巻き取り装置により上昇させてゆけば、膜
材12をシワなどを生じることなく、効率的に折り畳ま
れた状態にすることができる。
【0039】しかして、桁行方向の前記他方の端部まで
の移動が終了すれば、膜材12を図6に示すように所定
の開放状態にすることができる。また、開放状態から膜
材12を閉じるには、上記した操作手順と逆の操作を行
ない、リ−ドフレ−ム25を元の位置にまで駆動してゆ
き、図5に示すように膜材12とともに元の位置に戻っ
たリ−ドフレ−ム25をロック装置27の操作により再
び補強フレ−ム材26に連結した状態とする。しかる後
に、各サスペンション梁10の両端部に配置された巻上
げ装置により再び、膜材12に所定の張力を導入すれば
よいものである。
の移動が終了すれば、膜材12を図6に示すように所定
の開放状態にすることができる。また、開放状態から膜
材12を閉じるには、上記した操作手順と逆の操作を行
ない、リ−ドフレ−ム25を元の位置にまで駆動してゆ
き、図5に示すように膜材12とともに元の位置に戻っ
たリ−ドフレ−ム25をロック装置27の操作により再
び補強フレ−ム材26に連結した状態とする。しかる後
に、各サスペンション梁10の両端部に配置された巻上
げ装置により再び、膜材12に所定の張力を導入すれば
よいものである。
【0040】上記構成からなる、本実施例に係る膜構造
では、支配的荷重となる風圧力に対しては、上記の如く
膜面には大部分負圧として作用するため、該負圧は膜材
12及び押えケ−ブル13が張力として負担し、例えば
局部的風圧力による膜面の変形に伴う不均衝な応力が発
生しても、該応力は柔軟な膜材12と押えケ−ブル13
とにより吸収される。
では、支配的荷重となる風圧力に対しては、上記の如く
膜面には大部分負圧として作用するため、該負圧は膜材
12及び押えケ−ブル13が張力として負担し、例えば
局部的風圧力による膜面の変形に伴う不均衝な応力が発
生しても、該応力は柔軟な膜材12と押えケ−ブル13
とにより吸収される。
【0041】よって、サスペンション梁10には、多少
の正圧分布となる部分の風圧力のみが吊り治具11を介
して短期荷重として作用するだけとなる。従来の上記骨
組膜構造では、骨組の上面に膜材が張設される構造であ
ったため、風圧力は正圧、負圧を問わず最終的にはすべ
て骨組が負担するようになっており、従って該骨組はこ
れに耐えるだけの大型断面部材が必要となり、骨組材相
互の結合等も複雑となっていたが、上記の如く本実施例
ではサスペンション梁10は、該サスペンション梁10
や、膜材12、ケ−ブル13等の極めて軽量な長期自重
及びある程度の風圧力、積雪の短期荷重を支えるだけで
よい。
の正圧分布となる部分の風圧力のみが吊り治具11を介
して短期荷重として作用するだけとなる。従来の上記骨
組膜構造では、骨組の上面に膜材が張設される構造であ
ったため、風圧力は正圧、負圧を問わず最終的にはすべ
て骨組が負担するようになっており、従って該骨組はこ
れに耐えるだけの大型断面部材が必要となり、骨組材相
互の結合等も複雑となっていたが、上記の如く本実施例
ではサスペンション梁10は、該サスペンション梁10
や、膜材12、ケ−ブル13等の極めて軽量な長期自重
及びある程度の風圧力、積雪の短期荷重を支えるだけで
よい。
【0042】また、ア−チ形状に形成されているため、
吊り治具11を介して伝達される荷重は、サスペンショ
ン梁10にはすべて軸力として作用するため、合理的か
つ経済的な断面設計が可能である。
吊り治具11を介して伝達される荷重は、サスペンショ
ン梁10にはすべて軸力として作用するため、合理的か
つ経済的な断面設計が可能である。
【0043】また、上記の如く、押えケ−ブル13が同
時に風圧力に対する大きな抵抗要素としても機能しうる
ものであるため、構造的に極めて合理的なものとなる。
時に風圧力に対する大きな抵抗要素としても機能しうる
ものであるため、構造的に極めて合理的なものとなる。
【0044】また、上記の如く、軽微な自重に対しては
、膜材12はサスペンション梁10への点支持、また大
きな風荷重に対しては、押えケ−ブル13への線支持と
なっており、接合部の態様が荷重の大きさに応じた合理
的なものとして形成されている。
、膜材12はサスペンション梁10への点支持、また大
きな風荷重に対しては、押えケ−ブル13への線支持と
なっており、接合部の態様が荷重の大きさに応じた合理
的なものとして形成されている。
【0045】さらに、膜材12がサスペンション梁10
から点状に最小限の個数で吊られることにより、防水上
のディテ−ルも簡素化されうる。
から点状に最小限の個数で吊られることにより、防水上
のディテ−ルも簡素化されうる。
【0046】また、膜面と、サスペンション梁10とは
、吊り治具11及びタイケ−ブル30を介して一応分離
した形態となっているため、外観はサスペンション梁1
0によるメカニックなデザインとなり、一方、内観は天
井に充分な曲率を有する膜面が配設されることにより、
従来のサスペンション膜構造や空気膜構造のような膜独
自の柔かく魅力的な雰囲気が得られる。
、吊り治具11及びタイケ−ブル30を介して一応分離
した形態となっているため、外観はサスペンション梁1
0によるメカニックなデザインとなり、一方、内観は天
井に充分な曲率を有する膜面が配設されることにより、
従来のサスペンション膜構造や空気膜構造のような膜独
自の柔かく魅力的な雰囲気が得られる。
【0047】また、膜面がサスペンション梁10の下部
に配置されるため、建方(膜材12のサスペンション梁
10への取付け)が従来の骨組膜構造に比較して容易と
なる。
に配置されるため、建方(膜材12のサスペンション梁
10への取付け)が従来の骨組膜構造に比較して容易と
なる。
【0048】また、経年的なクリ−プに伴なう膜面への
再緊張は、上記した初期プレストレスの導入と同様に外
周部において容易に行ないうる。
再緊張は、上記した初期プレストレスの導入と同様に外
周部において容易に行ないうる。
【0049】また、本実施例では膜材12の桁行方向両
端部がリ−ドフレ−ム25と、補強フレ−ム材26に各
々固定されており、このリ−ドフレ−ム25と、補強フ
レ−ム材26が所定の剛性を有するものであるため、前
記緊張装置による膜材12への張力導入の際に桁行方向
に作用する引張力に対して、このリ−ドフレ−ム25と
、補強フレ−ム材26が対抗する。
端部がリ−ドフレ−ム25と、補強フレ−ム材26に各
々固定されており、このリ−ドフレ−ム25と、補強フ
レ−ム材26が所定の剛性を有するものであるため、前
記緊張装置による膜材12への張力導入の際に桁行方向
に作用する引張力に対して、このリ−ドフレ−ム25と
、補強フレ−ム材26が対抗する。
【0050】よって、膜材12に有害な変形を生じさす
ことなく、該膜材12に梁間方向だけでなく桁行方向(
膜材12の開閉方向)へも充分な張力を結果的に付与す
ることができるものである。
ことなく、該膜材12に梁間方向だけでなく桁行方向(
膜材12の開閉方向)へも充分な張力を結果的に付与す
ることができるものである。
【0051】また、タイケ−ブル30と、プ−リ−を利
用した巻上げ装置とにより、膜材12への張力導入作業
を短時間で効率良く行うことができる。
用した巻上げ装置とにより、膜材12への張力導入作業
を短時間で効率良く行うことができる。
【0052】さらに、緊張時には、各吊り治具11が円
弧状となった押えケ−ブル13に対して各々その法線方
向に延設配置されるように構成されているため、各吊り
治具11から膜材12に加わる吊上げ力は、円弧状の押
えケ−ブル13の円中心位置に集束するように作用し、
膜材12への張力導入時の力学的安定度が高くなる。
弧状となった押えケ−ブル13に対して各々その法線方
向に延設配置されるように構成されているため、各吊り
治具11から膜材12に加わる吊上げ力は、円弧状の押
えケ−ブル13の円中心位置に集束するように作用し、
膜材12への張力導入時の力学的安定度が高くなる。
【0053】なお、上記実施例では各サスペンション梁
10が相互に平行に配設された例を示したが、この他に
も例えば図11あるいは図12に示す各実施例のように
各サスペンション梁10を相互に略放射状に配設するこ
とも可能であり、この場合各押えケ−ブル13は、各サ
スペンション梁10の中間位置で該サスペンション梁1
0と同方向に配設すればよい。
10が相互に平行に配設された例を示したが、この他に
も例えば図11あるいは図12に示す各実施例のように
各サスペンション梁10を相互に略放射状に配設するこ
とも可能であり、この場合各押えケ−ブル13は、各サ
スペンション梁10の中間位置で該サスペンション梁1
0と同方向に配設すればよい。
【0054】なお、上記実施例では、駆動部材としての
リ−ドフレ−ム25を第2梁材21端部に設置した例を
示したが、第1梁材14のほうに、リ−ドフレ−ム25
を取付けるようにしても作用効果的には同様である。た
だし、この場合には、第2梁材21側にも、膜材端部の
補強フレ−ム材26と、リ−ドフレ−ム25に相当する
部材とロック装置27が必要となるため、部材点数は増
加する。
リ−ドフレ−ム25を第2梁材21端部に設置した例を
示したが、第1梁材14のほうに、リ−ドフレ−ム25
を取付けるようにしても作用効果的には同様である。た
だし、この場合には、第2梁材21側にも、膜材端部の
補強フレ−ム材26と、リ−ドフレ−ム25に相当する
部材とロック装置27が必要となるため、部材点数は増
加する。
【0055】また、各サスペンション梁10に上記した
張力導入手段を設ける例の他、各サスペンション梁10
は、吊り治具11により膜材12を吊るだけにしておき
、各押えケ−ブル13の両端部もしくは一方の端部に所
定の緊張装置を設けて、押えケ−ブル13を緊張させる
ことにより、膜材12に張力を導入するようにしてもよ
い。
張力導入手段を設ける例の他、各サスペンション梁10
は、吊り治具11により膜材12を吊るだけにしておき
、各押えケ−ブル13の両端部もしくは一方の端部に所
定の緊張装置を設けて、押えケ−ブル13を緊張させる
ことにより、膜材12に張力を導入するようにしてもよ
い。
【0056】さらに、本発明は上記各実施例に限定され
るものではなく、各サスペンション梁10間の間隔やス
パン、吊り治具11の配設本数などは、設計条件に応じ
て適宜変更可能である等、本発明の要旨を逸脱しない範
囲内で種々の変形例が可能であることは言うまでもない
。
るものではなく、各サスペンション梁10間の間隔やス
パン、吊り治具11の配設本数などは、設計条件に応じ
て適宜変更可能である等、本発明の要旨を逸脱しない範
囲内で種々の変形例が可能であることは言うまでもない
。
【0057】
【発明の効果】本発明は上述した如く構成されており、
以下の効果を奏し得る。 (1) 軽量構造としての耐風性能が、膜材と押えケ−
ブルからなる膜体に主として期待でき、膜構造が本来有
すべき膜体の張力抵抗が充分に発揮されうる。 (2) ア−チ形状のサスペンション梁には、下部から
の鉛直荷重はすべて軸力として作用するため、合理的な
構造形式とすることができる。 (3) 膜材を開閉可能とすることにより、特にスポ−
ツ用の施設として利用する場合等には、天候に応じて快
適な空間の開放性を確保することができる。
以下の効果を奏し得る。 (1) 軽量構造としての耐風性能が、膜材と押えケ−
ブルからなる膜体に主として期待でき、膜構造が本来有
すべき膜体の張力抵抗が充分に発揮されうる。 (2) ア−チ形状のサスペンション梁には、下部から
の鉛直荷重はすべて軸力として作用するため、合理的な
構造形式とすることができる。 (3) 膜材を開閉可能とすることにより、特にスポ−
ツ用の施設として利用する場合等には、天候に応じて快
適な空間の開放性を確保することができる。
【図1】膜構造体の実施例の構成単位を示す要部斜視図
である。
である。
【図2】膜構造体の平面図である。
【図3】第2図の側面図である。
【図4】第2図のA−A線断面図である。
【図5】膜材の平面構成を示す端面図である。
【図6】膜材の開放状態を示す端面図である。
【図7】張力導入装置の実施例を示す概念図である。
【図8】第7図の要部拡大説明図である。
【図9】膜材の閉止状態を示す説明図である。
【図10】膜材の解放状態を示す説明図である。
【図11】本発明の他の実施例を示す概念図である。
【図12】本発明の他の実施例を示す概念図である。
【図13】従来の骨組膜構造の例を示す概念図である。
10 サスペンション梁
11 吊り治具
12 膜材
12a 峰ケ−ブル
13 押えケ−ブル
14 第1梁材
15 補剛材
21 第2梁材
25 補強部材
26 庇材
27 ロック装置
30 タイケ−ブル
33 第1プ−リ−
37 第2プ−リ−
Claims (4)
- 【請求項1】略平行もしくは略放射状に配設されたア−
チ形の各サスペンション梁と、該各サスペンション梁の
複数個所から吊り治具により下方に吊り下げられた膜材
と、前記各サスペンション梁間の中間位置で各サスペン
ション梁と同方向に膜材上に配設され該膜材に緊張力を
付与する押えケ−ブルと、前記各吊り治具直下位置で、
吊り上げられた前記膜材の稜線に沿って梁間方向に、膜
材の裏面側に配設された峰ケ−ブルとを備えてなること
を特徴とするサスペンション膜構造体。 - 【請求項2】前記各サスペンション梁及び各押えケ−ブ
ルは、各々の両端に配置された第1梁材及び第2梁材に
沿って各々移動可能であり、前記第1梁材もしくは第2
梁材の桁行方向の一方の端部に梁間方向に配設され、該
第1梁材もしくは第2梁材に沿って移動可能な、所定の
剛性を有する駆動部材を所定の駆動装置により移動させ
ることにより、前記サスペンション梁及び押えケ−ブル
とともに前記膜材を開閉可能とした請求項1に記載のサ
スペンション膜構造体。 - 【請求項3】前記第2梁材の桁行方向の両端部には、梁
間方向に各々所定の剛性を有する補強フレ−ム材が配設
、固定されており、前記駆動部材は、第2梁材の一方の
端部で前記補強フレ−ム材に所定のロック装置により着
脱自在に連結されており、前記膜材の開閉方向の一方の
端部は、前記駆動部材に沿って固着され、膜材の他方の
端部は、前記補強フレ−ム材に沿って固着されているこ
とを特徴とする請求項2に記載のサスペンション膜構造
体。 - 【請求項4】前記各サスペンション梁には、タイケ−ブ
ルと第1プ−リと、第2プ−リと、巻上げ装置とからな
る膜材への張力導入手段が設けられており、この張力導
入手段により前記各吊り治具11を上昇させて、前記峰
ケ−ブルを介して膜材を吊り上げることにより、各押え
ケ−ブルが膜材12を拘束して所定の張力を導入するよ
うにしたことを特徴とする請求項2もしくは請求項3に
記載のサスペンション膜構造体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17327991A JPH04371682A (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | サスペンション膜構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17327991A JPH04371682A (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | サスペンション膜構造体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04371682A true JPH04371682A (ja) | 1992-12-24 |
Family
ID=15957507
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17327991A Pending JPH04371682A (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | サスペンション膜構造体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04371682A (ja) |
-
1991
- 1991-06-18 JP JP17327991A patent/JPH04371682A/ja active Pending
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