JPH043801B2 - - Google Patents
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- JPH043801B2 JPH043801B2 JP20424284A JP20424284A JPH043801B2 JP H043801 B2 JPH043801 B2 JP H043801B2 JP 20424284 A JP20424284 A JP 20424284A JP 20424284 A JP20424284 A JP 20424284A JP H043801 B2 JPH043801 B2 JP H043801B2
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 13
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 5
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- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、渦流式距離計の改良に関する。
非接触条件下において被測定体との距離を計測
する技術としては、従来、レーザ光、超音波また
は渦電流を用いた距離計等がある。第4図は渦電
流を利用した従来の渦流式距離計の構成図であ
る。同図において1は渦流センサであつて、この
渦流センサ1は1次コイル1−1と1対の2次コ
イル1−2,1−3とから構成され、1次コイル
1−1には発振器2から出力される所定周波数の
交流信号が増幅器3を介して供給されるようにな
つている。この渦流センサ1は金属圧延板や溶融
金属液体等の被測定体4上に近接配置され、前記
交流信号が渦流センサ1に供給されると、1次コ
イル1−1から交流磁界が発生されて被測定体4
と交差し、これにより被測定体4の表面に渦電流
が発生する。この渦電流により、被測定体4から
は1次コイル1−1により発生された交流磁界に
対して反作用となる磁界が発生する。これによ
り、2次コイル1−2,1−3と交差する磁界が
変化し各2次コイル1−2,1−3にはそれぞれ
値の異なつた電圧が誘起される。ここで、渦電流
による磁界変化の影響は、被測定体4により近接
した2次コイル1−2側に対して大きくなつてい
るので、2次コイル1−2,1−3から差分の電
圧が発生され、この差分電圧は信号増幅器5によ
り所定値まで増幅されて増幅器3の正入力端子に
帰還される。このときの増幅器3の出力電圧eput
は、渦流センサ1と被測定体4との相対距離lに
対応した値となる。ここで、出力電圧eputは、次
式により表わされる。
する技術としては、従来、レーザ光、超音波また
は渦電流を用いた距離計等がある。第4図は渦電
流を利用した従来の渦流式距離計の構成図であ
る。同図において1は渦流センサであつて、この
渦流センサ1は1次コイル1−1と1対の2次コ
イル1−2,1−3とから構成され、1次コイル
1−1には発振器2から出力される所定周波数の
交流信号が増幅器3を介して供給されるようにな
つている。この渦流センサ1は金属圧延板や溶融
金属液体等の被測定体4上に近接配置され、前記
交流信号が渦流センサ1に供給されると、1次コ
イル1−1から交流磁界が発生されて被測定体4
と交差し、これにより被測定体4の表面に渦電流
が発生する。この渦電流により、被測定体4から
は1次コイル1−1により発生された交流磁界に
対して反作用となる磁界が発生する。これによ
り、2次コイル1−2,1−3と交差する磁界が
変化し各2次コイル1−2,1−3にはそれぞれ
値の異なつた電圧が誘起される。ここで、渦電流
による磁界変化の影響は、被測定体4により近接
した2次コイル1−2側に対して大きくなつてい
るので、2次コイル1−2,1−3から差分の電
圧が発生され、この差分電圧は信号増幅器5によ
り所定値まで増幅されて増幅器3の正入力端子に
帰還される。このときの増幅器3の出力電圧eput
は、渦流センサ1と被測定体4との相対距離lに
対応した値となる。ここで、出力電圧eputは、次
式により表わされる。
eput=−G1・eio/1−G1・G2・K
=−G1・eio/1−G1・G2(eput/Zp)(M1−M2)…
…(1) なお、G1は増幅器3のオープン増幅度、eioは
発振器2の出力電圧、G2は信号増幅器5の増幅
度、Zpは1次コイル1−1のインピーダンス、
M1およびM2は1次コイル1−1と1対の2次コ
イル1−2,1−3との間の各相互インピーダン
ズである。
…(1) なお、G1は増幅器3のオープン増幅度、eioは
発振器2の出力電圧、G2は信号増幅器5の増幅
度、Zpは1次コイル1−1のインピーダンス、
M1およびM2は1次コイル1−1と1対の2次コ
イル1−2,1−3との間の各相互インピーダン
ズである。
したがつて、増幅器3の出力電圧eputを計測す
れば間接的に相対距離lが求められる。
れば間接的に相対距離lが求められる。
ところで、第(1)式の分母において各相互インピ
ーダンスM1,M2の差と(eput/Zp)とが掛け算
されているが、この場合各相互インピーダンス
M1,M2の各虚数部分が等しくないと、出力電圧
eputは虚数部分をもつた式で表わされることにな
る。このように虚数部分をもつことは実際の出力
電圧eputでは位相偏位が発生することになる。と
ころで、この位相偏位の要因としては次のような
ことが考えられる。すなわち、 1対の2次コイル1−2,1−3の各インピ
ーダンスのアンバランス。
ーダンスM1,M2の差と(eput/Zp)とが掛け算
されているが、この場合各相互インピーダンス
M1,M2の各虚数部分が等しくないと、出力電圧
eputは虚数部分をもつた式で表わされることにな
る。このように虚数部分をもつことは実際の出力
電圧eputでは位相偏位が発生することになる。と
ころで、この位相偏位の要因としては次のような
ことが考えられる。すなわち、 1対の2次コイル1−2,1−3の各インピ
ーダンスのアンバランス。
被測定体4の電気的特性と磁気的特性。
1次コイル1−1に供給する交流信号(交流
電流)の周波数。
電流)の周波数。
渦流センサ1全体の径および形状。
信号増幅器5の入力インピーダンス値とその
変動。
変動。
渦流センサ1と装置本体つまり増幅器3、信
号増幅器5とを結線する同軸ケーブルの分布容
量のアンバランスおよび温度変動による分布容
量の変動。
号増幅器5とを結線する同軸ケーブルの分布容
量のアンバランスおよび温度変動による分布容
量の変動。
装置本体(IC)の位相偏位、プリント基板
の分布容量 などである。
の分布容量 などである。
ところで、位相偏位が大きくなると増幅器3は
正常に動作することができなくなり、この結果出
力電圧eputは、第5図に示すように正常動作時の
出力特性(イ)と比較して出力特性(ロ)のように非常に
大きな誤差を含んだものとなつてしまう。さら
に、甚だしくは帰還ループにおいて自己発振する
こともある。
正常に動作することができなくなり、この結果出
力電圧eputは、第5図に示すように正常動作時の
出力特性(イ)と比較して出力特性(ロ)のように非常に
大きな誤差を含んだものとなつてしまう。さら
に、甚だしくは帰還ループにおいて自己発振する
こともある。
本発明は上記実情に基づいてなされたもので、
その目的とするところは、位相偏位を補償して発
振現象をなくし得、安定に動作しかつ高精度な渦
流式距離計を提供することにある。
その目的とするところは、位相偏位を補償して発
振現象をなくし得、安定に動作しかつ高精度な渦
流式距離計を提供することにある。
本発明は、被測定体上に配置され、発振器の交
流出力信号が第1の増幅回路を介して供給される
1次コイルおよび1対のコイルから成る2次コイ
ルから構成される渦流センサの2次コイルの各コ
イルに誘起する電圧のいずれか一方を移相する、
すなわち2次コイルの各誘起電圧の差電圧を前記
交流出力信号を所定位相だけ移相させた信号によ
り同期検波し、この同期検波により前記差電圧に
含まれる位相偏位成分を直流信号として取り出
し、移相制御手段がこの直流信号を受けてその電
圧値に応じて静電容量を可変し、前記2次コイル
に誘起する電圧のいずれか一方を移相して前記位
相偏位成分を補償するようにした渦流式距離計で
ある。
流出力信号が第1の増幅回路を介して供給される
1次コイルおよび1対のコイルから成る2次コイ
ルから構成される渦流センサの2次コイルの各コ
イルに誘起する電圧のいずれか一方を移相する、
すなわち2次コイルの各誘起電圧の差電圧を前記
交流出力信号を所定位相だけ移相させた信号によ
り同期検波し、この同期検波により前記差電圧に
含まれる位相偏位成分を直流信号として取り出
し、移相制御手段がこの直流信号を受けてその電
圧値に応じて静電容量を可変し、前記2次コイル
に誘起する電圧のいずれか一方を移相して前記位
相偏位成分を補償するようにした渦流式距離計で
ある。
以下、本発明の一実施例について図面を参照し
て説明する。第1図は本発明の渦流式距離計の構
成図である。第1図において10は渦流センサで
あつて、この渦流センサ10は一定振幅で所定周
波数の交流信号が供給される1次コイル10−1
と、この1次コイルに近接配置された対なる2次
コイル10−2,10−3とから構成されてい
る。なお、2次コイルの各コイル10−2,10
−3は、同一巻数となつている。具体的に1次コ
イル10−1には、発振器11の出力端が第1の
増幅器12を介して接続され、一方の2次コイル
10−2は第2の増幅器としての信号増幅器13
の負入力端子に接続され、他方の2次コイル10
−3は移相制御手段としての電圧−容量変換回路
14を介して信号増幅器13の正入力端子に接続
されている。そして、信号増幅器13の出力端子
が第1の増幅器12の正入力端子に接続されて帰
還がかけられる構成となつている。
て説明する。第1図は本発明の渦流式距離計の構
成図である。第1図において10は渦流センサで
あつて、この渦流センサ10は一定振幅で所定周
波数の交流信号が供給される1次コイル10−1
と、この1次コイルに近接配置された対なる2次
コイル10−2,10−3とから構成されてい
る。なお、2次コイルの各コイル10−2,10
−3は、同一巻数となつている。具体的に1次コ
イル10−1には、発振器11の出力端が第1の
増幅器12を介して接続され、一方の2次コイル
10−2は第2の増幅器としての信号増幅器13
の負入力端子に接続され、他方の2次コイル10
−3は移相制御手段としての電圧−容量変換回路
14を介して信号増幅器13の正入力端子に接続
されている。そして、信号増幅器13の出力端子
が第1の増幅器12の正入力端子に接続されて帰
還がかけられる構成となつている。
15は発振器11から出力される交流信号を90
度移相して出力する移相回路であつて、その出力
信号は同期検波回路16に送られるようになつて
いる。この同期検波回路16は、信号増幅器13
から出力される2次コイル10−2,10−2の
各誘起電圧の差電圧を、移相回路15により移相
された発振器11から出力される交流信号に同期
して検波し、差電圧に含まれる位相偏位成分を直
流信号として取り出すものである。そうして、こ
の同期検波回路10から出力される直流信号は、
直流増幅回路17を介して前記電圧−容量変換回
路14に送られるようになつている。
度移相して出力する移相回路であつて、その出力
信号は同期検波回路16に送られるようになつて
いる。この同期検波回路16は、信号増幅器13
から出力される2次コイル10−2,10−2の
各誘起電圧の差電圧を、移相回路15により移相
された発振器11から出力される交流信号に同期
して検波し、差電圧に含まれる位相偏位成分を直
流信号として取り出すものである。そうして、こ
の同期検波回路10から出力される直流信号は、
直流増幅回路17を介して前記電圧−容量変換回
路14に送られるようになつている。
さて、この電圧−容量変換回路14は、同期検
波回路16から出力される直流信号を受け、この
直流信号の電圧値に応じて自身の回路内に接続さ
れた静電容量が変化し、この変化に応じて2次コ
イル10−3の誘起電圧の位相をずらして信号増
幅器13の非反転入力端子に送出する機能をもつ
たものである。具体的には第2図に示すような構
成となつている。すなわち、入力端子Yioと出力
端子outとの間にコンデンサC0が接続された掛算
器14−1が、入力端子Yioがコイル10−3に
接続され、出力端子outがコンデンサC0を介して
信号増幅器13の非反転入力端子に接続された構
成となつている。なお、同期検波回路16から出
力される直流信号は掛算器14−1の入力端子
Xioに入力するようになつている。掛算器14−
1の入力端子Yioとコイル10−3との間に抵抗
R1が接続されるとともに入力端子Yioに抵抗R
2が接続されて接地されている。また、信号増幅
器13の反転入力端子と出力端子およびコイル1
0−2との間にはそれぞれ抵抗R3,R4が接続
されている。
波回路16から出力される直流信号を受け、この
直流信号の電圧値に応じて自身の回路内に接続さ
れた静電容量が変化し、この変化に応じて2次コ
イル10−3の誘起電圧の位相をずらして信号増
幅器13の非反転入力端子に送出する機能をもつ
たものである。具体的には第2図に示すような構
成となつている。すなわち、入力端子Yioと出力
端子outとの間にコンデンサC0が接続された掛算
器14−1が、入力端子Yioがコイル10−3に
接続され、出力端子outがコンデンサC0を介して
信号増幅器13の非反転入力端子に接続された構
成となつている。なお、同期検波回路16から出
力される直流信号は掛算器14−1の入力端子
Xioに入力するようになつている。掛算器14−
1の入力端子Yioとコイル10−3との間に抵抗
R1が接続されるとともに入力端子Yioに抵抗R
2が接続されて接地されている。また、信号増幅
器13の反転入力端子と出力端子およびコイル1
0−2との間にはそれぞれ抵抗R3,R4が接続
されている。
次に上記の如く構成された距離計の動作につい
て説明する。渦流センサ10が被測定体S例えば
圧延板や溶解液などの上部に置かれ、この渦流セ
ンサ10の1次コイル10−1に発振器11から
出力される交流信号が第1の増幅器12を介して
供給されると、1次コイル10−1からは交流磁
界が発生しこの交流磁界が被測定体Sと交差す
る。すると、被測定体Sの表面に渦電流が発生し
この渦電流によつて1次コイル10−1により発
生した交流磁界に対して反作用となる磁界が発生
する。この磁界の反作用により2次コイルの各コ
イル10−2,10−3と交差する交流磁界が変
化し、その変化量は被測定体Sに近い側のコイル
10−2に対して大きくなる。したがつて、2次
コイルの各コイル10−2,10−3に誘起する
電圧はそれぞれ異なつた値となる。ここで、2次
コイルのコイル10−2の誘起電圧をeS1、コイ
ル10−3の誘起電圧をeS2とすると、信号増幅
器13からは(eS2−eS1)G13なる差電圧が出力さ
れる。なお、G13は信号増幅器13の増幅度であ
る。
て説明する。渦流センサ10が被測定体S例えば
圧延板や溶解液などの上部に置かれ、この渦流セ
ンサ10の1次コイル10−1に発振器11から
出力される交流信号が第1の増幅器12を介して
供給されると、1次コイル10−1からは交流磁
界が発生しこの交流磁界が被測定体Sと交差す
る。すると、被測定体Sの表面に渦電流が発生し
この渦電流によつて1次コイル10−1により発
生した交流磁界に対して反作用となる磁界が発生
する。この磁界の反作用により2次コイルの各コ
イル10−2,10−3と交差する交流磁界が変
化し、その変化量は被測定体Sに近い側のコイル
10−2に対して大きくなる。したがつて、2次
コイルの各コイル10−2,10−3に誘起する
電圧はそれぞれ異なつた値となる。ここで、2次
コイルのコイル10−2の誘起電圧をeS1、コイ
ル10−3の誘起電圧をeS2とすると、信号増幅
器13からは(eS2−eS1)G13なる差電圧が出力さ
れる。なお、G13は信号増幅器13の増幅度であ
る。
一方、移相回路15は発振器11から出力され
る交流信号を90度移相して同期検波回路16に出
力している。そこで、同期検波回路16は、移相
回路15からの移相された交流信号に同期して信
号増幅器13から出力される差電圧を検波し、差
電圧に含まれる位相偏位成分に応じた直流信号を
出力する。この直流信号は直流増幅回路17を介
して電圧−容量変換回路14の掛算器14−1に
入力する。
る交流信号を90度移相して同期検波回路16に出
力している。そこで、同期検波回路16は、移相
回路15からの移相された交流信号に同期して信
号増幅器13から出力される差電圧を検波し、差
電圧に含まれる位相偏位成分に応じた直流信号を
出力する。この直流信号は直流増幅回路17を介
して電圧−容量変換回路14の掛算器14−1に
入力する。
これにより、2次コイルのコイル10−3と信
号増幅器13の非反転入力端子との間に介存する
実質的な静電容量が、掛算器14−1に入力した
直流信号の電圧値に応じて変化する。つまり、直
流信号の電圧値をVxとすると、等価静電容量Ce
は次式により表わされる。すなわち Ce=Cp(1+0.1Vx)〔F〕 …(2) である。このように等価静電容量Ceが変化する
ことによりコイル10−3の誘起電圧eS2は、差
電圧に含まれる位相偏位成分に応じて移相されて
信号増幅器13の非反転入力端子に送られる。し
たがつて、2次コイルの各誘起電圧間に位相ずれ
が生じても、この位相ずれが自動的に補償される
ことになる。そうして、信号増幅器13から出力
される差電圧が第1の増幅器12の非反転入力端
子に加わることにより、第1の増幅器12からは
渦流センサ1と被測定体Sとの距離に応じた電圧
信号e0が出力される。第3図は第1図に示す距離
計の渦流センサ10を温度20℃,60℃の条件のも
とで試験を行ない、この結果得られた出力特性図
である。なお、渦流センサ10にはコイル径30mm
φのものが用いられている。この出力特性図から
判るように温度60℃の条件で補償が行なわれない
と温度20℃の条件での出力特性と異なつたものと
なるが、補償を行なうと温度20℃の出力特性と同
一になつている。したがつて、温度が変化しても
第1図に示す距離計の出力特性は変化せず、距離
lに応じた出力電圧が得られる。
号増幅器13の非反転入力端子との間に介存する
実質的な静電容量が、掛算器14−1に入力した
直流信号の電圧値に応じて変化する。つまり、直
流信号の電圧値をVxとすると、等価静電容量Ce
は次式により表わされる。すなわち Ce=Cp(1+0.1Vx)〔F〕 …(2) である。このように等価静電容量Ceが変化する
ことによりコイル10−3の誘起電圧eS2は、差
電圧に含まれる位相偏位成分に応じて移相されて
信号増幅器13の非反転入力端子に送られる。し
たがつて、2次コイルの各誘起電圧間に位相ずれ
が生じても、この位相ずれが自動的に補償される
ことになる。そうして、信号増幅器13から出力
される差電圧が第1の増幅器12の非反転入力端
子に加わることにより、第1の増幅器12からは
渦流センサ1と被測定体Sとの距離に応じた電圧
信号e0が出力される。第3図は第1図に示す距離
計の渦流センサ10を温度20℃,60℃の条件のも
とで試験を行ない、この結果得られた出力特性図
である。なお、渦流センサ10にはコイル径30mm
φのものが用いられている。この出力特性図から
判るように温度60℃の条件で補償が行なわれない
と温度20℃の条件での出力特性と異なつたものと
なるが、補償を行なうと温度20℃の出力特性と同
一になつている。したがつて、温度が変化しても
第1図に示す距離計の出力特性は変化せず、距離
lに応じた出力電圧が得られる。
このように本発明の距離計においては、2次コ
イルのコイル10−3と信号増幅器13の非反転
入力端子との間に電圧−容量変換回路14を設
け、この電圧−容量変換回路14により同期検波
回路16からの位相偏位成分に応じた直流信号に
応じてコイル10−3の誘起電圧を移相して位相
偏位成分を補償するようにしたので、渦流センサ
10の周囲温度が変化して2次コイルの各コイル
10−2,10−3のインピーダンスがアンバラ
ンスとなり各誘起電圧間に位相偏位が生じてもこ
の位相偏位が自動的に補償され、渦流センサ10
と被測定体Sとの距離に応じた正確な出力電圧が
得られ測定精度が向上する。これにより、出力電
圧が誤差を含んだものとなつたり、自己発振する
ようなこともなく、回路の動作が安定する。そし
て、各回路の調整が非常に簡単になる。
イルのコイル10−3と信号増幅器13の非反転
入力端子との間に電圧−容量変換回路14を設
け、この電圧−容量変換回路14により同期検波
回路16からの位相偏位成分に応じた直流信号に
応じてコイル10−3の誘起電圧を移相して位相
偏位成分を補償するようにしたので、渦流センサ
10の周囲温度が変化して2次コイルの各コイル
10−2,10−3のインピーダンスがアンバラ
ンスとなり各誘起電圧間に位相偏位が生じてもこ
の位相偏位が自動的に補償され、渦流センサ10
と被測定体Sとの距離に応じた正確な出力電圧が
得られ測定精度が向上する。これにより、出力電
圧が誤差を含んだものとなつたり、自己発振する
ようなこともなく、回路の動作が安定する。そし
て、各回路の調整が非常に簡単になる。
したがつて、被測定体Sが例えば溶解液であつ
て、渦流センサ10の周囲温度が変化しても、こ
の溶解液と渦流センサ10との距離を精度高く測
定できる。
て、渦流センサ10の周囲温度が変化しても、こ
の溶解液と渦流センサ10との距離を精度高く測
定できる。
本発明によれば、渦流センサの1対のコイルか
らなる2次コイルのいずれか一方のコイルと2次
コイルの各誘起電圧の差電圧を出力する第2の増
幅回路との間に移相制御手段を設け、この移相制
御手段により一方のコイルの誘起電圧を、差電圧
に含まれる位相偏位成分に応じた直流信号により
移相するようにしたので、位相偏位を補償して発
振現象をなくし得、安定に動作する高精度な渦流
式距離計を提供できる。
らなる2次コイルのいずれか一方のコイルと2次
コイルの各誘起電圧の差電圧を出力する第2の増
幅回路との間に移相制御手段を設け、この移相制
御手段により一方のコイルの誘起電圧を、差電圧
に含まれる位相偏位成分に応じた直流信号により
移相するようにしたので、位相偏位を補償して発
振現象をなくし得、安定に動作する高精度な渦流
式距離計を提供できる。
第1図は本発明に係る渦流式距離計の一実施例
を示す構成図、第2図は第1図に示す距離計にお
ける電圧−容量変換回路の具体的な構成図、第3
図は第1図に示す距離計の出力特性図、第4図は
従来の渦流式距離計の構成図、第5図は第4図に
示す距離計の出力特性図である。 10…渦流センサ、10−1…1次コイル、1
0−2,10−3…2次コイルの各コイル、11
…発振器、12…第1の増幅器、13…信号増幅
器、14…電圧−容量変換回路、14−1…掛算
器、C0…コンデンサ、15…移相回路、16…
同期検波回路、17…直流増幅回路、S…被測定
体。
を示す構成図、第2図は第1図に示す距離計にお
ける電圧−容量変換回路の具体的な構成図、第3
図は第1図に示す距離計の出力特性図、第4図は
従来の渦流式距離計の構成図、第5図は第4図に
示す距離計の出力特性図である。 10…渦流センサ、10−1…1次コイル、1
0−2,10−3…2次コイルの各コイル、11
…発振器、12…第1の増幅器、13…信号増幅
器、14…電圧−容量変換回路、14−1…掛算
器、C0…コンデンサ、15…移相回路、16…
同期検波回路、17…直流増幅回路、S…被測定
体。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 被測定体上に配置され、発振器の交流出力信
号が第1の増幅回路を介して供給される1次コイ
ルおよび1対のコイルから成る2次コイルから構
成される渦流センサと、前記発振器の交流出力信
号を所定位相だけ移相する移相回路と、前記渦流
センサの2次コイルの各コイルに誘起する各電圧
の差電圧を求め、この差電圧を前記第1の増幅回
路に帰還する第2の増幅回路と、この第2の増幅
回路から出力される差電圧を前記移相回路により
移相された交流出力信号により同期検波し、前記
差電圧に含まれる位相偏位成分を直流信号として
取り出す同期検波回路と、前記渦流センサの2次
コイルのいずれか一方のコイルと前記第2の増幅
回路との間に設けられ、前記同期検波回路から出
力される直流信号の電圧値に応じて静電容量が可
変し、前記いずれか一方のコイルの誘起電圧の位
相を制御する移相制御手段とを具備したことを特
徴とする渦流式距離計。 2 移相制御手段は、一方の入力端に同期検波回
路の出力端が接続され、他方の入力端と出力端と
の間にコンデンサが接続され、かつ前記他方の入
力端に渦流センサの2次コイルのいずれか一方の
コイルが接続されるとともに前記出力端に前記コ
ンデンサを介して第2の増幅回路の入力端が接続
された掛算器を有する特許請求の範囲第1項記載
の渦流式距離計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20424284A JPS6182102A (ja) | 1984-09-29 | 1984-09-29 | 渦流式距離計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20424284A JPS6182102A (ja) | 1984-09-29 | 1984-09-29 | 渦流式距離計 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6182102A JPS6182102A (ja) | 1986-04-25 |
| JPH043801B2 true JPH043801B2 (ja) | 1992-01-24 |
Family
ID=16487200
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20424284A Granted JPS6182102A (ja) | 1984-09-29 | 1984-09-29 | 渦流式距離計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6182102A (ja) |
-
1984
- 1984-09-29 JP JP20424284A patent/JPS6182102A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6182102A (ja) | 1986-04-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |