JPH0438247Y2 - - Google Patents

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JPH0438247Y2
JPH0438247Y2 JP1984160969U JP16096984U JPH0438247Y2 JP H0438247 Y2 JPH0438247 Y2 JP H0438247Y2 JP 1984160969 U JP1984160969 U JP 1984160969U JP 16096984 U JP16096984 U JP 16096984U JP H0438247 Y2 JPH0438247 Y2 JP H0438247Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、各種工作機械の加工テーブル面など
の基準面と、工具の先端あるいは加工中心等とを
同一平面上に位置合せするための基準位置検出装
置にかかり、特に検出装置の測定子アームがX、
Y、Z方向3軸に可動自在な基準位置検出装置に
関するものである。
〔従来の技術〕
一般に各種工作機械で被加工物を加工する場
合、加工テーブル面が一つの加工基準面となる。
そのために被加工物の加工を開始する前に、例え
ばフライス盤、シエーバー等では、工具の刃先
を、加工テーブル面と同一平面に位置させる。そ
してこの位置を工具の上下方向(Z軸方向)の加
工基準とする必要がある。そうすれば、加工テー
ブル面からの工具の刃先までの距離を正確に知る
ことができるので、被加工物の厚みが種々変化し
ても容易に一定法に仕上げることができる。また
中ぐり盤でも同様にバイトの回転中心と加工テー
ブルまでの位置を正確に知ることができれば加工
作業が容易になる。
そこで従来では、加工テーブル面を工具の測定
基準にする場合には、加工テーブル面に直接工具
を当接すればよいが、加工テーブル面あるいは工
具を破損することがあるので、第3図a、bに示
す方法で行われていた。
これはスライス盤の一例を示したもので、図中
1は、工作機械の加工テーブルで、この加工テー
ブル1上面の加工テーブル面1aに被加工物を載
置固定し、所定の寸法に加工するものである。そ
してこの加工テーブル1は、図示しないガイド機
構により、前後方向(X軸方向)に摺動自在に構
成されている。また、2はサドルで、クロスレー
ル4に沿つて左右横方向(Y軸方向)に移動する
とともに、バイト5aがチヤツク等によつて取り
付けられた主軸部5を上下方向(Z軸方向)に移
動させるものである。そして主軸部5にはスケー
ル6aが取り付けられ、サドル2に固定されたヘ
ツド部6bとでスケール部6を構成している。こ
のスケール部6により、サドル2に対する主軸部
5の相対移動量を測定し、スケール部6からカウ
ンタ装置本体8にケーブル10により信号が出力
され、主軸部5の移動量が表示される。さらに加
工テーブル1には、ダイヤルゲージ3が測定部3
aを加工テーブル面1a上方に突出した状態で固
定されている。そして、ダイヤルゲージ3からは
測定子3aの変位量がケーブル10を通して出力
されカウンタ装置本体9に表示される構成であ
る。
また、加工テーブル面1aとバイド5aの刃先
を同一平面状に位置させるためには、高精度の仕
上げ面7aを有する検出板7を使用する。第3図
aに示すように最初に、仕上げ面7aを下面と
し、検出板7を上方からダイヤルゲージ3の測定
子3aに跨がるように加工テーブル面1aに載置
する。この時、前記測定子3aは検出板7に押さ
れて降下し、測定子3aの上端と加工テーブル面
1aとは、同一平面になる。そして、このままの
状態で、カウンタ装置本体9の表示部を例えば零
リセツトする。次に検出板7を取り除き、ダイヤ
ルゲージ3の測定子3aを元の位置に復帰させ
る。さらにサドル2及び加工テーブル1を移動さ
せ、バイト5aの先端部と前記測定子3aが同一
軸になるようにする。そして主軸部5を降下さ
せ、バイト5aの先端をダイヤルゲージ3の測定
子3aに当接させる。さらに主軸部5を降下させ
れば、測定子3aも降下し、それに合せてカウン
タ装置本体9の表示部の値も、次第に零に近づ
き、ついに零になる。この時、バイト5aの先端
は、加工テーブル面1aと同一平面に位置する。
そして、カウンタ装置本体8の表示部を零リセツ
ト(基準値を入力してもよい)すれば、加工テー
ブル面1aと、バイト5aの先端の間隔を常に知
ることができる。
以上のように、加工テーブル面1aとバイト5
aの位置関係がわかれば、加工テーブル面1aを
加工基準として、被加工物の形状が異なつても所
望の寸法に精度よく加工できる。
〔考案が解決しようとしている問題点〕
しかしながら、上述のような加工テーブルと工
具の先端の位置合せを行う場合ダイヤルゲージの
位置合せを行つたのちに、工具の位置合せを行う
といつた2重の手間が必要であり、工具の交換が
頻繁な場合には、作業性を著しく低下させるとい
う問題があつた。また、ダイヤルゲージは測定子
3aの上下方向(Z軸方向)に対して移動可能で
あるが、前後・左右(X軸、Y軸方向)に移動で
きない。そのため、X,Y軸方向の力に対して
は、逃けがないため、工具の位置合せのとき、場
合によつては、工具あるいはダイヤルゲージを破
損するという問題があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上述した問題点に鑑みてなされたも
のであり、きわめて簡単な構成で、加工テーブル
と工具の先端の位置合せを行うことができる基準
位置検出装置を提供することを目的とし、その構
成は、検出装置本体は、検出装置本体の外枠を形
成し、その底面を基準面に載置するケースと、ケ
ース内部に配設され、少なくとも3個の固定側電
極と、前記底面に向かつて開口軸を有する円筒体
と、前記ケースの底面と平行で、底面に対し一定
高さに規制された先端部ならびに前記円筒体の内
周面に嵌合する球状のヒンジボールとを有し、外
力に応じてX,Y,Z3軸方向に移動自在な測定
子アームと、前記測定子アームの他端に形成され
た可動側電極と、外力除去後可動側電極が固定側
電極に当接するように測定子アームを所定位置に
復帰保持する弾性部材と、前記ケースを貫通し、
先端部が前記円筒体外周を押圧する複数個のねじ
と、測定子アームの微動を前記可動側電極と固定
側電極の離間により感知し、所定の信号を発生さ
せる出力部から構成されたことを特徴とするもの
である。
〔作用〕
本考案の基準位置検出装置は、上述した構成で
あるので、例えば、検出装置本体を工作機械の加
工テーブル上に載置し、上方から工具を降下さ
せ、工具の先端が測定子アームの先端部に接触す
ると同時に、所定の信号を発信し両者の接触を感
知する作用がある。また接触と同時に、測定子ア
ームは下方に降下し、いわゆる逃げが形成され
る。
〔実施例〕
以下図面を用いて本考案の基準位置検出装置を
詳細に説明する。第1図aは基準位置検出装置の
一実施例を示す縦断面図、第1図bは、第1図a
中のI−I線断面図、第2図は、本考案の使用例
を示した図である。
この基準位置検出装置は、検出装置本体と、こ
の検出装置本体からの信号を受信するカウンタ装
置本体等から構成されている。そして第1図a、
bに示すように、20は検出装置本体であり、外
壁を形成するケース部Aと、測定子アーム、電極
等からなる各種部材とで形成されている。
ケース部Aは、上部ケース21、下部ケース2
2及びキヤツプ23からなり、キヤツプ23に
は、可撓性材料からなる防塵用のシール部材37
aが、また上部ケース21にも、シール部材37
bが取り付けられている。また24は測定子アー
ムで、その先端部24aはケース底面22aと平
行に構成されるとともに、中間部にステンレス鋼
やベアリング鋼からなるヒンジボール25が設け
られている。そして端部が可動側電極26に螺着
している。また、27は絶縁材料で形成された電
極ホルダーであり、上部ケース21と下部ケース
22間にOリング31を介して挟持されている。
この電極ホルダー27上には、3個の固定側電極
29が配設され、後述する弾性部材30によつ
て、上方に付勢されている可動側電極26を、上
方から支承し、測定子アーム24を定位置に規定
している。このとき可動側電極26は、ケース底
面22aと平行に配設されているのが望ましい。
そしてこの可動側電極26と固定側電極29及び
後述する基板28とで出力部を構成している。
さらに、前記可動側電極26と各固定側電極2
9とで接点機構を形成している。そして28は検
出回路を有する基板であり、ナツト32によりホ
ルダー29′を介して固定側電極29に固定され
ている。また基板28と可動側電極26間には、
固定側電極29と体面する位置にスプリング等の
弾性部材30が張架配設され、いわゆる復帰機構
として可動側電極26しいては測定子アーム24
を定位置に効果的に復帰再現させるものである。
そして33は円筒体であり、内周面はヒンジボ
ール25と接触し、前記ヒンジボール25の転動
を支承している。この円筒体33の上下面を保持
した状態でスリーブ34は、上下ケース21に固
着されている。この円筒体33はヒンジボール2
5と同様に、耐磨耗性に富み、外力に対する形状
変化の極めて少ないベアリング鋼、ステンレス鋼
あるいは工具鋼などで形成する。
この場合、最終的には円筒体33とヒンジボー
ル25の間には、測定子アーム24の定位置復帰
再現性を確保するため、隙間があつてはならな
い。しかしながら組立作業を容易にする上から、
組立時には両者間に微少間隙、一般には数μm〜
数十μm程度の間隙をとりすき間隙めとする。そ
して上部ケース21に複数本のねじ36を貫通さ
せ、これにより円筒体33の外周面を押圧変形さ
せて、円筒体33の内周面とヒンジボール25間
の隙間をなくすようにする。
しかして、測定子アーム24の先端部24aに
工具等の被測定物が当接し、固定側電極29のう
ち少なくとも一つが、可動側電極26と開離すれ
ば、基板28に形成された検出回路から接触検知
信号を発信し、コネクタ35を通して外部に該信
号が出力されるものである。
そしてこの検出装置本体20の測定精度は、ケ
ース底面22aと測定子アーム24の先端部24
aの平行度で決定されるため、組立て精度を含め
ても、平行度の誤差は、前記先端部24aの量端
で10μm以下であることが望ましい。
次に本考案の基準位置検出装置による測定例を
第2図に示す。
図中、第3図a,bに示す従来のものとは同一
箇所には同一符号を付して説明する。
まず、検出装置本体20のケース底面22aか
ら測定子アーム24の先端部24aまでの全高
を、あらかじめ正確に測定しておき、カウンタ装
置本体8′に入力しておく、次に検出装置本体2
0を加工テーブル面1a上に載置し、加工テーブ
ル1およびサドル2を移動させ、主軸部5に固定
されたバイト5aを測定子アーム24上に移動さ
せる。そして主軸5を次第に降下させていく。そ
して主軸部5の移動量は、スケール部6により測
定され、カウンタ装置本体8′に移動量が表示さ
れる。さらに主軸部5の降下させ、バイト5aの
先端が測定子アーム24の先端部24aに当接す
る。すると検出装置本体20からは、接触検知信
号がカウンタ装置本体8′に出力される。このま
まカウンタ装置本体8′では、それまで表示され
ていた主軸部5の移動量がキヤンセルされ、あら
かじめ記憶しておいた検出装置本体20の全高
が、主軸部5の移動量として新たに表示され、加
工テーブル面1aとバイト5aの位置合せが終了
する。
また、バイト5aが前記先端部24aに当接し
た後さらに降下しても、測定子アーム24には、
上下軸方向(Z軸方向)の逃げが形成されている
ので、バイト5aあるいは測定子アーム24を損
傷することはない。さらに誤つてバイト5aを前
後あるいは左右方向から測定子アーム24に当接
しても、測定子アーム24には、前後左右の逃げ
が形成されているので、バイト5aあるいは測定
子アーム24を損傷することはない。
〔効果〕
しかして本願考案の基準位置検出装置は、検出
装置本体を加工テーブル上のどの位置にでも自由
に載置できるので、迅速な設定ができる。また測
定子アームは、X、Y、Z3軸方向に自由に移動
でき、測定子アームの逃げ量が大きいので、工具
を測定子アームに当接した場合、工具あるいは測
定子アームを破損することはない。さらにX、Y
軸方向から測定アームに工具を当接しても両者を
破損することはない。特に移動部の慣性が大きい
大形機械には効果的である。また基準位置検出装
置のうちカウンタ装置本体は、工作機のZ軸方向
のカウンタ装置本体を兼用するため、システム自
体が簡略化される。さらに、工具と加工テーブル
の位置合せは一回の操作でよく、従来2重の測定
を行つていたのに対し、測定作業も簡略化され、
しかも操作性が大幅に向上するなど優れた効果を
有する。また測定子アームを円筒体に嵌挿後ねじ
によつて円筒体の外周を押圧し、円筒体を変形さ
せ、円筒体の内周面をヒンジボールに当接させる
ものである。そのため、検出装置本体の組立作業
を容易に行うことができ、なおかつ復帰再現性が
良好に保てる効果がある。
本考案は上述した実施例に限定されることなく
加工基準面が加工テーブル以外、例えば被加工物
上面が加工基準面である場合など種々変更可能で
ある。
さらに、場合によつては、操作性を損なわない
範囲でマグネツト等の吸着装置を配設すれば、検
出装置本体の位置ずれを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図aは、本考案の一実施例を示す縦断面
図、第1図bは、第1図a中のI−I線断面図、
第2図は本考案の基準位置検出装置による測定例
を示した図、第3図a,bは加工テーブル面と工
具との従来の位置合せを示した図である。 20……検出装置本体、A……ケース、24…
…測定子アーム、24a……先端部、25……ヒ
ンジボール、26……可動側電極、27……電極
ホルダー、28……基板、29……固定側電極、
30……弾性部材、33……円筒体、36……ね
じ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 検出装置本体と、検出装置本体から出力された
    信号を受信するカウンタ装置本体とからなり、各
    種工作機械の加工テーブル等の基準面と工具の位
    置関係を測定する基準位置検出装置において、前
    記検出装置本体は、検出装置本体の外枠を形成
    し、その底面を基準面に載置するケースと、ケー
    ス内部に配設され、少なくとも3個の固定側電極
    と、前記底面に向つて開口軸を有する円筒体と、
    前記ケースの底面と平行で、底面に対し一定高さ
    に規制された先端部ならびに前記円筒体の内周面
    に嵌合する球状のヒンジボールとを有し、かつ外
    力に応じてX、Y、Z3軸方向に移動自在な測定
    子アームと、前記測定子アームの他端に形成され
    た可動側電極と、外力除去後可動側電極が固定側
    電極に当接するように測定子アームを所定位置に
    復帰保持する弾性部材と、前記ケースを貫通し、
    先端部が前記円筒体外周を押圧する複数個のねじ
    と、測定子アームの微動を前記可動側電極と固定
    側電極の離間により感知し、所定の信号を発生さ
    せる出力部から構成されたことを特徴とする基準
    位置検出装置。
JP1984160969U 1984-10-23 1984-10-23 Expired JPH0438247Y2 (ja)

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Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6317641Y2 (ja) * 1980-12-18 1988-05-18
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JPS6174810U (ja) 1986-05-20

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