JPH05288216A - 力検出手段付き直線運動用案内装置 - Google Patents
力検出手段付き直線運動用案内装置Info
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Abstract
をモニタし得る力検出手段付きの直線運動用案内装置を
提供する。 【構成】 摺動台3を、被案内部材7が取付けられる取
付部4と、転動体2が転動する部分を有するスライド部
5と、前記取付部4とスライド部5との間に設けられる
力検出手段6と、から構成してなることを特徴とする。
力検出手段6は、力の作用方向に弾性変形可能な弾性部
材11と、弾性部材11の荷重に応じて変化する変位ま
たはひずみを電気信号に変換して検出する変位またはひ
ずみ検出手段12と、を具備してなることを特徴とす
る。弾性部材11は力の作用方向にのみ弾性変形可能で
かつ他の方向には剛な構造となっていることを特徴とす
る。
Description
置,工作機械,各種検査装置等に広く用いられる直線運
動用案内装置に関し、特に力検出手段付きの直線運動用
案内装置に関する。
細加工の高精度化の要求が高まっている。NC(数値制
御)が開発されて以来、位置制御により加工精度は飛躍
的に向上した。このような位置制御を高精度にするため
に、従来は工作機械の剛性を上げることに力がそそがれ
てきた。
を高めるといってもおのずと限界があり、近年の微細加
工に要求される加工精度を得るのが困難になってきてい
る。
械,工具,ワークの変形量等を知り、それによってワー
クの加工精度のみならず、ツールの形状変化や異常検
出、外乱への対処、さらには過大な力がワークあるいは
ツールにかかることの回避、加工能率等を考慮すること
も必要になる。力をモニタすると加工の状態を的確に把
握できる。
や加工システムの無人化や省力化はかなり進んでいるも
のの、24時間完全無人化運転を実際に行っているシス
テムはなかなか見当たらない。
の折損、あるいは周囲環境の変化により設定した条件と
は異なったことが起きた時に、それを検出する有効な手
段がないために対処できないからである。また、熟練加
工者が、経験から加工時のワークに与えている力を判断
し、微妙に調整して、安全にそして精密に加工する技術
が現行の工作機械には欠落しているためである。
の重要な要素である力を検出し、力情報をフィードバッ
クして工作機械を制御する必要性が生じてきている。
るためになされたもので、その目的とするところは、半
導体製造装置や工作機械等の直線案内部に広く用いられ
る転がり接触形の直線運動用案内装置に力検出手段を組
み込むことにより、実際に加わる力に高精度に検出して
力の情報をモニタし得る力検出手段付きの直線運動用案
内装置を提供することにある。
に、本発明にあっては、軌道レールと、該軌道レールに
転動体を介して軌道レールに沿って直線方向に摺動自在
に設けられる摺動台と、を備えた直線運動用案内装置に
おいて、前記摺動台を、被案内部材が取付けられる取付
部と、転動体が転動する部分を有するスライド部と、取
付部とスライド部との間に設けられる力検出手段とから
構成してなることを特徴とする。
と、力の大きさに対応する弾性部材の変位または歪みを
電気信号に変換して検出する変位または歪み検出手段
と、を具備してなることを特徴とする。
変形可能でかつ他の方向には剛な構造としたことを特徴
とする。
な薄肉部を備えた構造とすることが好ましい。
ージを貼着した構造とすることが効果的である。
が、軌道レールの長さ方向と、軌道レールと摺動台間の
疑似摺動面に対して直交する方向と、軌道レールに対し
て直交しかつ疑似摺動面と平行方向の三方向のうち、少
なくとも一方向であることが好適である。
にあっては、取付部とスライド部の間に設けられた力検
出手段によって、直線運動用案内装置に実際に作用して
いる力の変化を直接検出することができる。
部材の変位または歪みを検出することによって、力を精
密に検出することができる。
形可能でかつ力の作用方向とは異なる方向に剛な構造と
しておくことによって、必要な剛性を得ることができ
る。
とすることにより、力をより感度よく検出することがで
きる。
する。
動用案内装置の概念的な構成を示している。この直線運
動用案内装置は、直線的に延びる軌道レール1と、この
軌道レール1に転動体としての多数のボール2を介して
組みつけられる摺動台3と、から構成されている。この
摺動台3は、例えば可動テーブル7等の被案内部材が取
付けられる取付部4と、ボール2が転動する部分を有す
るスライド部5と、取付部4とスライド部5との間に設
けられる力検出手段6とから構成される。力検出手段6
により検出された検出信号は力情報として各種コントロ
ーラ部100に送られる。
の基本的な使用例を示している。すなわち、一対の軌道
レール1,1を互いに平行に敷設し、軌道レール1,1
上を摺動する左右一対づつの計4個の摺動台3,3,
3,3上に可動テーブル7が取りつけられる。この可動
テーブル7上でワーク8が加工される。加工時に工具9
からワーク8に作用する力は、可動テーブル7を通じて
直線運動用案内装置の摺動台3に伝達される。
力情報はコンピュータ等を用いて記憶される。この力情
報のデータと加工に関する経験的知識を活用すること
で、加工状態をモデル化でき、将来の加工状態の予測,
予知が可能になり、予測,予知した将来の加工状態に基
づいて現在の加工状態に補正をかけるフィードフォファ
ード制御が可能となる。
ブル7を通じて摺動台3に伝達されており、摺動台3に
設けられた力検出手段6によって工具9に実際に作用す
る力を検出することができる。この力を検出することに
よって、工具9の形状変化と異常検出及びワーク8の形
状認識、さらに予め設定した値以上の力がワーク8や工
具9にかかった時の対処が可能となる。
とにより、加工力によるワーク8の変形のモデル化も可
能になる。
は、摺動台3に対して上下方向に作用するラジアル荷重
と、摺動台3の前後方向に作用するスラスト荷重と、摺
動台3の左右横方向に作用する横方向荷重の三方向の力
と、三方向それぞれの軸回りの回転モーメントの6つの
力がある。説明の都合上、図1(c) に示すように、軌道
レール1を下に摺動台3を上にした状態で、互いに直交
するXYZ直交座標系のY軸を摺動台3が摺動する方向
である軌道レール1の長さ方向にとり、X軸を摺動台3
と軌道レール1との疑似摺動面と平行でかつ摺動台3の
摺動する方向に対して直交する方向にとり、Z軸を軌道
レール1の疑似摺動面に対して直交する上下方向にとっ
て説明するものとすると、上記したラジアル荷重はZ軸
方向荷重に、スラスト荷重はY軸方向の荷重に、横方向
荷重がX方向荷重にそれぞれ対応する。さらに、三軸回
りのモーメントは、X軸,Y軸,Z軸回りのモーメント
に対応する。ここで、疑似摺動面とは左右のボール2,
2を結ぶ仮想の平面である。力検出手段6は、X軸,Y
軸,Z軸方向のすべての力を検出するように構成しても
よく、また、ある特定の方向の力のみを検出するような
構成としてもよく、図2は、力検出手段6の基本的な構
成を示す模式図である。すなわち、この力検出手段6
は、軸方向に弾性変形可能な弾性部材11と、この弾性
部材11の軸方向変位または歪みを電気信号に変換して
検出する検出手段12と、を具備しており、弾性部材1
1は固定部材13と可動部材14の間に介在され、固定
部材13と可動部材14を連結するようになっている。
そして、力の変化に応じて弾性部材11が弾性変形し、
この弾性部材11の歪みや変位が検出手段12によって
電気信号に変換されて軸力が検出される。
の変位または歪み検出手段12の各種変形例が示されて
いる。
みゲージ等の抵抗式センサ12aを用いて弾性部材11
の歪みを検出するようにしたものである。
電素子や電歪素子等を用いて変位を電圧変化として検出
する電圧式センサ12bを用いて弾性部材11の変位を
検出するようにしたものである。
動トランスやうず電流センサ等の電磁誘導式センサ12
cを利用して弾性部材11の変位を検出するようにした
ものである。
電容量式ギャップセンサ12dを用い弾性部材11の変
位を電気容量に変換して検出するようにしたものであ
る。
り干渉方式の光ファイバ式センサ12eを利用して弾性
部材11の変位を検出するようにしたものである。
材11の変位を検出するための各種センサを用いること
ができる。図4は、図2の力検出手段6を適用した場合
の直線運動用案内装置の各種構成例を示している。
向、すなわち上下方向の力を検出する場合を示し、図4
(b) は、力検出手段6よってX軸方向、すなわち左右横
方向の力を検出する場合を示し、図4(c) は、力検出手
段6によってY軸方向、すなわち前後方向の力を検出場
合を示している。
を組み合わせて2方向,3方向の力を検出する構成とす
ることもできる。
出する場合を示しており、その他図示しないが図4(b)
(c) を組み合わせてXY軸の二方向の力を検出すること
もできるし、図4(a) ,(c) を組合わせればYZ軸の二
方向の力を検出することができ、さらに図4(a) 〜(c)
を組み合わせればXXYZ軸の三方向の力を検出する構
成をとることができる。
より具体化した直線運動用案内装置を示すものである。
この直線運動用案内装置はZ軸方向の力のみを検出する
もので、基本的には図4に示す装置と同様の構成で、力
検出手段6の弾性部材11Aとして薄肉の板ばねを用
い、スライド部5および取付部4と一体構造としたもの
である。
検出手段6の弾性部材11Aを薄肉の環状平板形状と
し、環状平板状の弾性部材11Aの外端を取付部4内端
に固定し、弾性部材11Aの内端をスライド部5に固定
してZ軸方向に弾性変形可能に構成したものである。
ブロック体を加工することによって取付部4と弾性部材
11Aとスライド部5とを一体構成としてある。すなわ
ち、摺動台3の前後左右の側面に全周的にスリット15
を形成し、一方、摺動台3の上面中央にスリット15の
奥端の直径よりも大径の円形の凹部16を形成し、凹部
16底面とスリット15の間を薄肉にして弾性部材11
Aを構成している。この摺動台3の凹部16の開口部は
蓋体17によって閉塞されている。
により、弾性部材11AはZ軸方向には弾性変形可能で
かつZ軸以外のX,Y軸方向には剛な構成となってお
り、X軸,Y軸方向の剛性を高剛性に保つことができ
る。
部材11Aの弾性変形に対応する変位量を検出するため
の検出手段としての歪みゲージ12aが貼着されてい
る。この歪みゲージ12aはもっとも歪みの大きい弾性
部材11Aの付けね部に貼着することによって、感度が
高められている。
弾性部材11Aの外径端部に4枚等配し、一方、内径端
部に外径端側とは45度位相をずらして4枚等配し、合
計8枚の歪みゲージ12aが用いられている。
を弾性部材11Aの凹部16側の表面に取付け、歪みゲ
ージ12aからの信号線は取付部4に固定される接続端
子18を通じて取り出される。歪みゲージ12aからの
検出信号は、ストレインアンプ101によって増幅さ
れ、さらにA/D変換器102によってディジタル信号
に変換され、力情報としてコントローラ100で処理判
断される。
となっているので、あらゆる方向に均一のばね特性でも
って傾動可能である。したがって、各歪みゲージ12a
が貼着されたそれぞれの位置の荷重に比例して弾性部材
11Aの各部が弾性変形することになり、各歪みゲージ
12aからの出力情報を読むことで摺動台3上面に作用
するZ軸方向の力の円周方向の分布がわかる。この円周
方向のZ軸方向力の分布を知ることにより、力の大きさ
だけでなくその方向性等についても精密に検出すること
ができる。
ので、図6(a) に示すような単なる環状平板構造の他
に、図6(b) 〜(e) に示すように孔11Bを開けた形状
に成形することもできる。
在される弾性部材11Bを円筒形として、XYZ軸方向
の力を検出可能としたものである。
材であり、この環状の取付部4に円筒状の弾性部材11
Bの上端を固定し、スライダ部5に弾性部材11Bの下
端を固定している。
ゲージ12aを図7(a) に示すように弾性部材11Bの
上下方向中途部位に貼着すれば主としてZ軸方向の力検
出に有効であり、図7(c) に示すように弾性部材11B
の付け根部位に貼着すればXY軸方向の力検出に有効で
ある。また、せん断ゲージを弾性部材11B表面に貼着
してもXY軸方向の力検出に有効である。
段6を取付部4およびスライダ部5と一体構造としてい
るが、図8に示すように力検出手段6を別体構造とする
こともできる。
5の間で分割して、力検出手段6と取付部4とを一体構
成したものである。すなわち、力検出手段6はスライド
部5にボルト51によって固定される固定部61と、非
案内部材を取りつけるための取付部4と、この固定部6
1と取付部4とを一体的に連結する弾性部材11Aと、
この弾性部材11A表面に貼着された変位検出手段とし
ての歪ゲージ12aと、から構成されている。この弾性
部材11Aは、図5と同様の環状平板構造で、Z軸方向
に弾性変形可能でX軸,Y軸方向には剛な構造となって
いる。
6を複数種類用意しておいて、検出すべき力の種類に応
じて力検出手段6のみをアタッチメントとして取り替え
ることができる。
手段の各種変形例を示している。すなわち、図8(b) は
環状平板構造の弾性部材を平行に二枚設けた平行平板構
造としたもので、このようにすれば、Z軸方向にのみ選
択的に検出することが可能である。
可能な平行平板構造の弾性部材11Cと、Y軸方向にの
み弾性変形可能な平行平板構造の弾性部材11Dを組み
合わせた構造である。このようにすれば、XY軸方向の
力と、さらにZ軸回りのモーメントについて検出するこ
とが可能である。
もので、力検出手段を設けることによって、直線運動用
案内装置に実際に作用する力を直接検出することができ
る。
部材の変位または歪みを検出することによって、力を高
精度に検出することができる。
向に剛な形状にすることにより、直線運動用案内装置の
無用の剛性低下を防止することができる。
案内装置の概念構成を示す図、同図(b) は直線運動用案
内装置の使用例を示す概略斜視図、同図(c) は直線運動
用案内装置の荷重作用方向を説明するための斜視図であ
る。
る。
例を示す構成図である。
を用いて表現した本発明の力検出手段付き直線運動用案
内装置の各種構成例を示す概略図である。
は縦断面図、同図(b) は平面図、同図(c) および(d) は
作動状態を説明するための弾性部材近傍の断面図であ
る。
変形例を示す平面図である。
図(a) は縦断面図、同図(b) は平面図、同図(c) はXY
軸方向の力検出に有効な歪みゲージの貼着位置を示す要
部断面図である。
手段が分割タイプの直線運動用案内装置の概略断面図、
同図(b) ,(c) は同図(a) の分割タイプの力検出手段の
各種変形例を示す概略断面図である。
検出手段 13 固定部材 14 可動部材
Claims (6)
- 【請求項1】 軌道レールと、該軌道レールに転動体を
介して軌道レールに沿って直線方向に摺動自在に設けら
れる摺動台と、を備えた直線運動用案内装置において、 前記摺動台を、被案内部材が取付けられる取付部と、転
動体が転動する部分を有するスライド部と、前記取付部
とスライド部との間に設けられる力検出手段と、から構
成してなることを特徴とする力検出手段付き直線運動用
案内装置。 - 【請求項2】 力検出手段は、力の作用方向に弾性変形
可能な弾性部材と、該弾性部材の荷重に応じて変化する
変位または歪みを電気信号に変換して検出する変位また
は歪み検出手段と、を具備してなる請求項1に記載の力
検出手段付き直線運動用案内装置。 - 【請求項3】 弾性部材を力の作用方向にのみ弾性変形
可能でかつ他の方向には剛な構造とした請求項2に記載
の力検出手段付き直線運動用案内装置。 - 【請求項4】 弾性部材は、力の作用方向に弾性変形可
能な薄肉部を備えている請求項2または3に記載の力検
出手段付き直線運動用案内装置。 - 【請求項5】 薄肉部に歪み検出手段として歪みゲージ
を貼着してなる請求項4に記載の力検出手段付き直線運
動用案内装置。 - 【請求項6】 力検出手段によって検出する力の作用方
向が、軌道レールの長さ方向と、軌道レールと摺動台間
の疑似摺動面に対して直交する方向と、軌道レールに対
して直交しかつ疑似摺動面と平行方向の三方向のうち、
少なくとも一方向である請求項2,3,4または5に記
載の力検出手段付き直線運動用案内装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4115297A JP2673849B2 (ja) | 1992-04-09 | 1992-04-09 | 力検出手段付き直線運動用案内装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4115297A JP2673849B2 (ja) | 1992-04-09 | 1992-04-09 | 力検出手段付き直線運動用案内装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05288216A true JPH05288216A (ja) | 1993-11-02 |
| JP2673849B2 JP2673849B2 (ja) | 1997-11-05 |
Family
ID=14659157
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4115297A Expired - Lifetime JP2673849B2 (ja) | 1992-04-09 | 1992-04-09 | 力検出手段付き直線運動用案内装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
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| JP (1) | JP2673849B2 (ja) |
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