JPH043901B2 - - Google Patents

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JPH043901B2
JPH043901B2 JP61114488A JP11448886A JPH043901B2 JP H043901 B2 JPH043901 B2 JP H043901B2 JP 61114488 A JP61114488 A JP 61114488A JP 11448886 A JP11448886 A JP 11448886A JP H043901 B2 JPH043901 B2 JP H043901B2
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JP61114488A
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  • Eyeglasses (AREA)
  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Coloring (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は、表面硬化膜を有する物品に、太陽光
や室内光下では検出できず、紫外線の照射により
発色して確認できる標識を表示する技術に関す
る。 [従来の技術] 現在、ジエチレングリコールビスアリルカーボ
ネートポリマー、ポリカーボネート等からなるプ
ラスチツクの表面硬度向上を目的に各種の表面硬
化処理が行なわれている。しかし、中には傷発生
防止効果が乏しく、消費者からクレームとして返
却されてくることがしばしばである。かかるクレ
ームに適切な対応をするために、自社製品である
ことを確認できることが必要であるばかりか、消
費者には判別できない構造になつていることが好
ましい。このような検出手段の具体的な方法とし
て隠しマーク付与がある。すなわち、太陽光や室
内光下では検出できず、紫外線の照射により発色
し標識を確認するものであるが、従来から公知の
方法としては、蛍光染料を固体昇華性不活性希釈
剤および液体担体物質に混合して調製したインク
を用いて標識ゴム印等で印刷し、熱処理により浸
透含有させる方法が提案されている(例えば特開
昭56−28886号公報、特開昭54−112657号公報)。 一方、特開昭61−17101号公報には水で混練し
てペースト化した蛍光染料を用いて標識を印刷
し、熱処理により隠しマークを付与する技術が開
示されている。 (発明が解決しようとする問題点) これらは、太陽光や室内光下での通常の使用状
態では見えず、紫外線の照射により発色して標識
が確認できるため、メーカーの表示、ユーザーへ
の品質保証等に利用されているものであるが、レ
ンズ表面の詳細な検査および光学特性を検査する
有効な手段であるレーザー光線下で観察すると、
従来技術の表示法は印刷の跡が認められる。これ
は、標識の印刷部に微妙な屈折異常が生じている
ためであり眼鏡レンズ等の光学レンズとしては好
ましくない。 さらには特開昭61−17101号公報に開示されて
いる技術は混練に用いる水分量が経時的に変化
し、隠しマークの鮮明さにバラツキが生じるなど
の問題点がある。 [問題点を解決するための手段] 本発明の目的は、染色または染料透過が可能な
表面硬化膜を有する物品に対し、太陽光や室内光
下での通常使用状態では確認できず紫外線の照射
で発色して確認でき、またレーザー光線での印刷
部の観察においても光学的に何等問題のない標識
の表示方法を提供するものである。 さらに他の目的としては前記目的を再現性よ
く、永続的に使用可能で生産性に優れた隠しマー
クを付与する技術を提供するものである。 すなわち、本発明は染色または染料透過が可能
な表面硬化膜を有する物品の表面に蛍光染料と非
蛍光固形物とからなる混合粉体を用いて標識を印
刷し、染着処理したことを特徴とする隠しマーク
に関するものである。 本発明で言うところの染色または染料透過が可
能な表面硬化膜とは、すでに知られている多くの
膜組成が適用可能である。とくに表面硬度が高
く、かつ染色または染料透過が可能なものとし
て、オルガノポリシロキサン系表面硬化膜が好ま
しく用いられる。かかるオルガノポリシロキサン
系表面硬化膜の具体例としては特公昭60−11727
号公報、特公昭57−2735号公報に挙げられた技術
が挙げられる。 表面硬化膜を設ける物品の基材として使用され
るものは無機ガラス、セラミツク、鉄板などの金
属のような無機物品、さらにはポリメチルメタク
リレートおよびその共重合体、ポリカーボネー
ト、ポリスチレン、ポリアクリロニトリル、ポリ
塩化ビニル、セルロース類、ポリエチレン、ポリ
エステルなどに代表される熱可塑性プラスチツ
ク、およびジエチレングリコールビスアリルカー
ボネート重合体(CR−39ポリマー)、多官能(メ
タ)アクリレート重合体およびその共重合体、ジ
ビニルベンゼン重合体およびその共重合体、ポリ
ウレタン、エポキシ樹脂などの熱硬化性プラスチ
ツク、さらには紙、ダンボール、木材などにも適
用可能である。とくに、表面硬化、透明性、軽量
性、耐衝撃性などの点からプラスチツクがとくに
好ましい。 一方、物品の形状は本発明を必要とするもので
あれば何でもよいが、とくに外観品位が重要であ
る眼鏡レンズ、サングラスレンズが好ましい。さ
らには高付加価値商品であるプラスチツクレンズ
には、その必要性がとくに強く、もつとも好まし
く適用される物品である。 つぎに本発明で言うところの蛍光染料とは紫外
線の照射により、蛍光を発するものであれば、と
くに限定されないが、隠しマークの目的から実質
的に無色であることが好ましい。かかる蛍光染料
としてはすでに多くのものが市販されており、な
かでも染着速度、蛍光発光性などの点から
Mikawhite ATN conc原末(日本化薬製)、
Kayalight A(日本化薬製)、三井 油溶性蛍光
染料(三井東圧化学製)等が好ましく用いられ
る。 一方、これらの蛍光染料と混合して用いらる非
蛍光固形物とは、粉末化が可能で、表面硬化膜を
劣化させず、蛍光染料と容易に混合粉体となるも
のであれば何でもよいが、安定性、コスト、粉末
化の容易さなどの点から無機化合物の使用が好適
なものである。かかる無機化合物の具体的な例と
してはハロゲン化ナトリウム、ハロゲン化カリウ
ム、ハロゲン化リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸
カリウムなどの各種アルカリ金属塩、さらには各
種のアルカリ土類金属塩、二酸化ケイ素微粉末、
など数多くのものが挙げられる。これらの無機化
合物中でも吸湿化、潮解性などを有していないも
のがとくに本発明には適している。なお、混合粉
体中には外観、染色性などの特性を変えない範囲
で、界面活性剤各種溶剤などを添加してもよい
が、印刷後の過剰粉体を除去することを考慮すれ
ば実質的に粉体状であることが好ましい。 蛍光染料と非蛍光固形物との混合比は蛍光染料
の種類、表面硬化膜の組成、要求される蛍光発色
濃度などによつて決定されるべきであるが、一般
的には蛍光染料1重量部に対し、非蛍光固形物が
100〜0.1重量部が好ましい。 本発明における蛍光染料と非蛍光固形物の混合
方法としては各種の公知な方法が適用できる。ま
た、粉体の粒径は標識の内容、大きさ、物品の形
状になどによつて最適化されるべきであるが、標
識の鮮明度、印刷の容易さなどの点から、1次粒
子径で500ミクロン以下が好ましい。 物品表面への蛍光染料の印刷方法は特に限定さ
れないが、上記のようにして作成した混合粉体を
標識を刻印したゴム印などに乗せ、余分な粉体を
取り除いた後、表面硬化膜を有する物品上に転写
印刷する方法が好ましい。 つぎに本発明においては蛍光染料を物品に定着
させることが必要であり、染着処理を施すもので
ある。ここで染着処理とは印刷した蛍光染料を表
面硬化膜を有する物品へ移行させるための処理を
言うものである。かかる染着処理としては簡単、
かつ効果の点から熱処理がもつとも好ましい。熱
処理条件としては粉体の種類、雰囲気の湿度、表
面硬化膜組成などによつて異なり、実験的に定め
られるべきであるが、通常は50〜150℃、5分〜
20時間の加熱で十分な隠しマークが得られる。 本発明で言う標識とは漢字、平仮名、片仮名、
アルフアベツト等の文字、数字、記号、マーク、
絵、あるいはこれらの組合せ等からなるもので、
特に限定されないが、印刷が鮮明にされるものが
好ましい。本発明の好ましい実施態様としては物
品基板上に表面硬化膜を被覆し、印刷可能な状態
としたのち、蛍光染料と非蛍光固形物からなる混
合粉体で標識を刻印し、加熱処理することによつ
て染着処理と表面硬化膜の硬化を同時に達成させ
る方法が挙げられる。 染着処理後は物品表面に残つている混合粉体を
布、紙などで巻き取ることが商品価値の点から好
ましい。 このような工程で作成した物品は、太陽光や室
内光下での通常使用状態では、印刷していない物
品と何等変わるところはないが、ブラツクライト
等の紫外線を照射すると発色して標識が確認でき
る。 また、得られた標識は、物品表面を水や有機溶
剤でふいても消えることはなく、物品を染色や反
射防止加工等の後加工をしても消えることはな
い。 次に本発明を実施例により説明する。 実施例1〜4、比較例1〜2 (1) 表面硬化膜用コーテイング組式物の調製 (a) γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシ
ラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジエ
トキシシラン共加水分解物の調製 回転子を備えた反応器中にγ−グリシドキ
シプロピルトリメトキシシラン42.4部とγ−
グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラ
ン99.7部を仕込み、マグネテイツクスターラ
ーを用いて撹拌しながら、0.05規定塩酸水溶
液24.2部を液温を10℃に保ちながら滴下し、
滴下終了後さらに30分間撹拌を続けて、加水
分解物を得た。 (b) コーテイング組成物の調製 前記(a)の共加水分解物にイソプロピルアル
コール199.6部、アセチルアセトン11.9部、
シリコーン系界面活性剤1.6部を添加混合し、
イソプロピルアルコール分散シリカゾル(平
均粒子径10〜15nm)338.3部、アルミニウム
アセチルアセトネート6.45部を添加し、充分
撹拌した後、コーテイング組成物を得た。 (2) 表面硬化膜物品の作製 透明基材としてCR−39(ジエチレングリコー
ルビスアリルカーボネート重合体)の−6.00ジ
オプターレンズを使用し、前記(b)で調製したコ
ーテイング組成物を引き上げ速度10cm/分の条
件で浸漬塗布し、次いで82℃/12分の予備硬化
された表面硬化膜物品を得た。 (3) 隠しマーク用混合粉体の調製 蛍光染料(日本化薬製 Mikawhite ATN
conc原末)と臭化カリウムを表1に示す割合
で混合し、それぞれ乳鉢で十分に微粉化混合し
て隠しマーク用混合粉体とした。 (4) 隠しマークの作製 前記(2)で得た表面硬化膜物品上に(3)で調製し
た混合粉体をTR印の標識あるゴム印で刻印し
た。その後、100℃で4時間の染着処理を行な
つたのち、布で余分の混合粉体を除去して隠し
マークを有するプラスチツクレンズを得た。 (5) 評価方法および結果 前記(4)で得られたレンズを以下に示す方法で
評価を行なつた。結果は表1に示す。 (a) 隠しマーク性能 紫外線ランプ(ブラツクライト)を当てて
印刷したTR印が発色により確認できるかど
うかを調べた。 (b) 染色テスト 赤、青、黄の3原色からなる分散染料で10
分間、93℃で染色し、得られた染色品につい
て染色むら発生の有無を調べた。
【表】 [発明の効果] 本発明により得られる隠しマークには以下のよ
うな効果がある。 紫外線ランプにより明確に刻印が確認できる
ため、メーカーの確認などが容易にでき、消費
者に適切なサービスが可能となる。 紫外線ランプを取り去ると記号は速やかに見
えなくなり、高品位外観を保持できる。 隠しマーク上から染色しても染色むらが発生
しない。また、反射防止加工などの後加工にも
まつたく影響を与えず、かつ、隠しマーク性能
を保持している。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 染色または染料透過が可能な表面硬化膜を有
    する物品の表面に蛍光染料と非蛍光固形物とから
    なる混合粉体を用いて標識を印刷し、染着処理し
    たことを特徴とする隠しマーク。 2 染色または染料透過が可能な表面硬化膜がオ
    ルガノポリシロキサン系硬化膜であることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の隠しマーク。 3 蛍光染料が実質的に無色であることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の隠しマーク。 4 非蛍光固形物が無機化合物であることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の隠しマーク。 5 染着処理が熱処理であることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の隠しマーク。 6 物品がプラスチツク基板からなることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の隠しマーク。 7 物品のプラスチツク基板がプラスチツクレン
    ズであることを特徴とする特許請求の範囲第6項
    記載の隠しマーク。
JP61114488A 1986-05-21 1986-05-21 隠しマ−ク Granted JPS62271734A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61114488A JPS62271734A (ja) 1986-05-21 1986-05-21 隠しマ−ク

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JP61114488A JPS62271734A (ja) 1986-05-21 1986-05-21 隠しマ−ク

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JPS62271734A JPS62271734A (ja) 1987-11-26
JPH043901B2 true JPH043901B2 (ja) 1992-01-24

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ID=14639007

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61114488A Granted JPS62271734A (ja) 1986-05-21 1986-05-21 隠しマ−ク

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