JPH0439092Y2 - - Google Patents
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- JPH0439092Y2 JPH0439092Y2 JP1985070369U JP7036985U JPH0439092Y2 JP H0439092 Y2 JPH0439092 Y2 JP H0439092Y2 JP 1985070369 U JP1985070369 U JP 1985070369U JP 7036985 U JP7036985 U JP 7036985U JP H0439092 Y2 JPH0439092 Y2 JP H0439092Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elastic body
- stopper plate
- shaft
- elastic
- steering
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案はステアリングシヤフトのアツパーシヤ
フトとロアシヤフトを接続するステアリングシヤ
フトの弾性軸継手に関する。
フトとロアシヤフトを接続するステアリングシヤ
フトの弾性軸継手に関する。
従来の技術
一般に、自動車のステアリングシヤフト中に
は、実開昭57−179572中第1図に示すように弾性
軸継手が設けられ、この弾性軸継手によつて操向
車輪からステアリングホイールに伝達される路面
振動およびシミー等が吸収されるようになつてい
る。かかる弾性軸継手としては第4図に示すよう
なものが従来存在する。即ち、この弾性軸継手1
はゴム成形された円板状の弾性体2と、この弾性
体2に対向配置される保持板3と、この保持板3
と前記弾性体2とを周縁部で連結するピン4とに
よつて概略構成され、前記弾性体2が、図外のス
テアリングホイールを取付けるアツパーシヤフト
5に装着され、かつ前記保持板3が、図外のステ
アリングリンケージに接続されるロアシヤフト6
に装着されるようになつている。そして、前記弾
性体2のシヤフト軸方向(図中左右方向)両端に
は、該弾性体2の撓み変形を防止する第1ストツ
パープレート7および第2ストツパープレート8
が当接されるようになつている。ところで、これ
ら第1ストツパープレート7および第2ストツパ
ープレート8の外径端部は、弾性体2から離れる
方向に折曲されて逃げ部9が形成され、前記外径
端部と弾性体2との間に間隙δが設けられるよう
になつている。従つて、前記逃げ部9により弾性
体2の撓み変形が可能となり、アツパーシヤフト
5、ロアシヤフト6間の曲げが許容されるように
なつている。
は、実開昭57−179572中第1図に示すように弾性
軸継手が設けられ、この弾性軸継手によつて操向
車輪からステアリングホイールに伝達される路面
振動およびシミー等が吸収されるようになつてい
る。かかる弾性軸継手としては第4図に示すよう
なものが従来存在する。即ち、この弾性軸継手1
はゴム成形された円板状の弾性体2と、この弾性
体2に対向配置される保持板3と、この保持板3
と前記弾性体2とを周縁部で連結するピン4とに
よつて概略構成され、前記弾性体2が、図外のス
テアリングホイールを取付けるアツパーシヤフト
5に装着され、かつ前記保持板3が、図外のステ
アリングリンケージに接続されるロアシヤフト6
に装着されるようになつている。そして、前記弾
性体2のシヤフト軸方向(図中左右方向)両端に
は、該弾性体2の撓み変形を防止する第1ストツ
パープレート7および第2ストツパープレート8
が当接されるようになつている。ところで、これ
ら第1ストツパープレート7および第2ストツパ
ープレート8の外径端部は、弾性体2から離れる
方向に折曲されて逃げ部9が形成され、前記外径
端部と弾性体2との間に間隙δが設けられるよう
になつている。従つて、前記逃げ部9により弾性
体2の撓み変形が可能となり、アツパーシヤフト
5、ロアシヤフト6間の曲げが許容されるように
なつている。
考案が解決しようとする問題点
しかしながら、かかる従来の弾性軸継手1は、
第1、第2ストツパープレート7、8に形成され
た逃げ部9が、図示するように弾性体2への当接
部分8aから段差部9aをもつて急激に折曲さ
れ、そして該段差部9aから外径端方向は間隙δ
をもつて前記弾性体2端面と略平行に延設されて
いる。従つて、弾性軸継手1に作用する曲げモー
メントによつて、弾性体2の外径部が前記段差部
9aから間隙δ分だけは容易に撓み変形される
が、この時の弾性体による撓み剛性は前記段差部
9aの径γによつて決定されてしまう。ところ
が、この段差部9aの径γは前記当接部分8aの
面積が広くなることからあまり大きくはできな
い。即ち、該当接部分8aの面積が広くなると、
パワーステアリング特有の異音対策等に対して防
音効果が低下してしまう。このため、前記弾性軸
継手1の曲げ剛性は低くなり、F・F(フロント
エンジンフロントドライブ)車等のように2ジヨ
イントタイプのステアリングコラムには、前記弾
性軸継手1の使用が困難になつてしまう。従つ
て、弾性体2の撓み剛性を向上するために該弾性
体2を厚くすることが考えられるが、この場合は
弾性体2の回転方向の剛性も必然的に増大されて
しまい、シミー等の回転方向振動に対しては著し
く悪化してしまうという問題点があつた。
第1、第2ストツパープレート7、8に形成され
た逃げ部9が、図示するように弾性体2への当接
部分8aから段差部9aをもつて急激に折曲さ
れ、そして該段差部9aから外径端方向は間隙δ
をもつて前記弾性体2端面と略平行に延設されて
いる。従つて、弾性軸継手1に作用する曲げモー
メントによつて、弾性体2の外径部が前記段差部
9aから間隙δ分だけは容易に撓み変形される
が、この時の弾性体による撓み剛性は前記段差部
9aの径γによつて決定されてしまう。ところ
が、この段差部9aの径γは前記当接部分8aの
面積が広くなることからあまり大きくはできな
い。即ち、該当接部分8aの面積が広くなると、
パワーステアリング特有の異音対策等に対して防
音効果が低下してしまう。このため、前記弾性軸
継手1の曲げ剛性は低くなり、F・F(フロント
エンジンフロントドライブ)車等のように2ジヨ
イントタイプのステアリングコラムには、前記弾
性軸継手1の使用が困難になつてしまう。従つ
て、弾性体2の撓み剛性を向上するために該弾性
体2を厚くすることが考えられるが、この場合は
弾性体2の回転方向の剛性も必然的に増大されて
しまい、シミー等の回転方向振動に対しては著し
く悪化してしまうという問題点があつた。
そこで、本考案はストツパープレートの段差部
形状を、常時はストツパープレートと弾性体間の
当接面積を少なくし、かつ弾性体の撓み変形時に
は曲げ剛性を大きくできるようにしたステアリン
グシヤフトの弾性軸継手を提供することを目的と
する。
形状を、常時はストツパープレートと弾性体間の
当接面積を少なくし、かつ弾性体の撓み変形時に
は曲げ剛性を大きくできるようにしたステアリン
グシヤフトの弾性軸継手を提供することを目的と
する。
問題点を解決するための手段
かかる目的を達成するために本考案は、ステア
リングホイールを装着するアツパーシヤフトと、
ステアリングリンケージに接続されるロアシヤフ
トのいずれか一方に装着され、シヤフト軸方向両
端に第1ストツパープレートおよび第2ストツパ
ープレートが当接される弾性体と、前記アツパ
ー、ロアシヤフトの他方に装着される保持板と、
この保持板と前記弾性体とを連結するピンとを備
え、前記第1ストツパープレートおよび第2スト
ツパープレートの外径端部を折曲して、前記弾性
体との間に間隙を形成する逃げ部が設けられるよ
うになつたステアリングシヤフトの弾性軸継手に
おいて、前記逃げ部の全域を、前記弾性体と反対
側の位置に曲率中心を有し前記弾性体の端面との
間隙が外径方向に行くに従つて徐々に大きくなる
円弧状に形成することにより構成してある。
リングホイールを装着するアツパーシヤフトと、
ステアリングリンケージに接続されるロアシヤフ
トのいずれか一方に装着され、シヤフト軸方向両
端に第1ストツパープレートおよび第2ストツパ
ープレートが当接される弾性体と、前記アツパ
ー、ロアシヤフトの他方に装着される保持板と、
この保持板と前記弾性体とを連結するピンとを備
え、前記第1ストツパープレートおよび第2スト
ツパープレートの外径端部を折曲して、前記弾性
体との間に間隙を形成する逃げ部が設けられるよ
うになつたステアリングシヤフトの弾性軸継手に
おいて、前記逃げ部の全域を、前記弾性体と反対
側の位置に曲率中心を有し前記弾性体の端面との
間隙が外径方向に行くに従つて徐々に大きくなる
円弧状に形成することにより構成してある。
作 用
以上の構成により本考案のステアリングシヤフ
トの弾性軸継手にあつては、ストツパープレート
の逃げ部が円弧状に形成され、該ストツパープレ
ートと弾性体との間の間隙が、前記逃げ部の形成
始端部から外径方向に行くに従つて徐々に大きく
なつている。従つて、弾性体に撓み変形が生じな
い通常時は、前記ストツパープレートと弾性体と
の当接面積は、該ストツパープレートの前記逃げ
部形成始端部内方の面積によつて決定され、該形
成始端部径を小さく設定しておくことによつて、
前記当接面積を少なくすることができる。一方、
前記弾性体に撓み変形が生じたときには、該弾性
体は円弧状の逃げ部に沿つて変形され、この弾性
体変形量に応じてストツパープレート、弾性体間
の当接面積が外径方向に徐々に増大される。従つ
て、この当接面積の増大に伴つて弾性体の曲げ剛
性が徐々に大きくなる。
トの弾性軸継手にあつては、ストツパープレート
の逃げ部が円弧状に形成され、該ストツパープレ
ートと弾性体との間の間隙が、前記逃げ部の形成
始端部から外径方向に行くに従つて徐々に大きく
なつている。従つて、弾性体に撓み変形が生じな
い通常時は、前記ストツパープレートと弾性体と
の当接面積は、該ストツパープレートの前記逃げ
部形成始端部内方の面積によつて決定され、該形
成始端部径を小さく設定しておくことによつて、
前記当接面積を少なくすることができる。一方、
前記弾性体に撓み変形が生じたときには、該弾性
体は円弧状の逃げ部に沿つて変形され、この弾性
体変形量に応じてストツパープレート、弾性体間
の当接面積が外径方向に徐々に増大される。従つ
て、この当接面積の増大に伴つて弾性体の曲げ剛
性が徐々に大きくなる。
実施例
以下、本考案の実施例を図に基づいて詳細に説
明する。尚、この実施例を説明するにあたつて従
来の構成と同一部分に同一符号を付して述べる。
明する。尚、この実施例を説明するにあたつて従
来の構成と同一部分に同一符号を付して述べる。
即ち、第1図、第2図は本考案の一実施例を示
すステアリングシヤフトの弾性軸継手1aを示
し、5はアツパーシヤフト、6はロアシヤフト
で、これらアツパー、ロアシヤフト5,6は前記
弾性軸継手1aを介して互いに連結されている。
該弾性軸継手1aの弾性体2は、ゴム等の弾性部
材で円板状に形成され、該弾性体2の周縁部には
略等間隔にピン4の取付孔11およびピン4aの
取付孔11aが形成されている。一方、ロアシヤ
フト6に装着される保持板3は、前記弾性体2に
対向して配置され、該保持板3の周縁部には前記
弾性体2の取付孔11に対応してピン4の挿通孔
12が形成されている。ところで、前記弾性体2
の両端には、アツパーシヤフト5側に第1ストツ
パープレート7、ロアシヤフト6側に第2ストツ
パープレート8が配置されている。これら第1、
第2ストツパープレート7,8は第3図A、Bに
示すように1対の対向部が括れる切欠開口7a,
8aが形成された分銅形をしており、該切欠開口
7a,8aの対向方向とは直角方向に1対の取付
孔7b,8bが形成されている。そして、前記第
1、第2ストツパープレート7,8は90゜の位相
をもつて弾性体2両側に配置され、第1ストツパ
ープレート7の取付けにあたつては、前記ピン4
を前記第1ストツパープレート7の取付孔7bに
貫通し、更にこのピン4を前記弾性体2の取付孔
11および第2ストツパープレート8の切欠開口
8a、そして保持板3の挿通孔12に夫々挿通し
て、該ピン4の先端を保持板3にかしめ固定して
いる。一方、第2ストツパープレート8の取付け
にあたつては、ピン4aを第2ストツパープレー
ト8の取付孔8bから貫通して弾性体2の取付孔
11a、第1ストツパープレート7の切欠開口7
aそしてアツパーシヤフト5のフランジ部5aに
夫々挿通して、該フランジ部5aにピン4a先端
をかしめ固定してある。尚、前記ピン4,4aの
外周には第1ストツパープレート7と保持板3お
よび第2ストツパープレート8とフランジ部5a
との間に配設させるブツシユ13,13aが嵌合
され、かつ、該ブツシユ13,13aの外周には
保持板3と弾性体2との間およびフランジ部5a
と弾性体2との間に配置される筒状のカラー1
4,14aが嵌合されている。
すステアリングシヤフトの弾性軸継手1aを示
し、5はアツパーシヤフト、6はロアシヤフト
で、これらアツパー、ロアシヤフト5,6は前記
弾性軸継手1aを介して互いに連結されている。
該弾性軸継手1aの弾性体2は、ゴム等の弾性部
材で円板状に形成され、該弾性体2の周縁部には
略等間隔にピン4の取付孔11およびピン4aの
取付孔11aが形成されている。一方、ロアシヤ
フト6に装着される保持板3は、前記弾性体2に
対向して配置され、該保持板3の周縁部には前記
弾性体2の取付孔11に対応してピン4の挿通孔
12が形成されている。ところで、前記弾性体2
の両端には、アツパーシヤフト5側に第1ストツ
パープレート7、ロアシヤフト6側に第2ストツ
パープレート8が配置されている。これら第1、
第2ストツパープレート7,8は第3図A、Bに
示すように1対の対向部が括れる切欠開口7a,
8aが形成された分銅形をしており、該切欠開口
7a,8aの対向方向とは直角方向に1対の取付
孔7b,8bが形成されている。そして、前記第
1、第2ストツパープレート7,8は90゜の位相
をもつて弾性体2両側に配置され、第1ストツパ
ープレート7の取付けにあたつては、前記ピン4
を前記第1ストツパープレート7の取付孔7bに
貫通し、更にこのピン4を前記弾性体2の取付孔
11および第2ストツパープレート8の切欠開口
8a、そして保持板3の挿通孔12に夫々挿通し
て、該ピン4の先端を保持板3にかしめ固定して
いる。一方、第2ストツパープレート8の取付け
にあたつては、ピン4aを第2ストツパープレー
ト8の取付孔8bから貫通して弾性体2の取付孔
11a、第1ストツパープレート7の切欠開口7
aそしてアツパーシヤフト5のフランジ部5aに
夫々挿通して、該フランジ部5aにピン4a先端
をかしめ固定してある。尚、前記ピン4,4aの
外周には第1ストツパープレート7と保持板3お
よび第2ストツパープレート8とフランジ部5a
との間に配設させるブツシユ13,13aが嵌合
され、かつ、該ブツシユ13,13aの外周には
保持板3と弾性体2との間およびフランジ部5a
と弾性体2との間に配置される筒状のカラー1
4,14aが嵌合されている。
本実施例は第1ストツパープレート7および前
記第2ストツパープレート8は第2図に示すよう
に切欠開口7a,8a近傍の外径端部A、Bの全
域を、前記弾性体2と反対側の位置に曲率中心を
有し前記弾性体2の端面との間隙が外径方向に行
くに従つて徐々に大きくなる方向に大きな曲率で
円弧状に湾曲することにより逃げ部20が形成さ
れている。また、中央部は弾性体2から離れる方
向に突出して各切欠開口7a,8a間を短絡して
いる。
記第2ストツパープレート8は第2図に示すよう
に切欠開口7a,8a近傍の外径端部A、Bの全
域を、前記弾性体2と反対側の位置に曲率中心を
有し前記弾性体2の端面との間隙が外径方向に行
くに従つて徐々に大きくなる方向に大きな曲率で
円弧状に湾曲することにより逃げ部20が形成さ
れている。また、中央部は弾性体2から離れる方
向に突出して各切欠開口7a,8a間を短絡して
いる。
なお、ストツパープレートおよび弾性体をアツ
パー、ロアシヤフトに固定する手段としてピンを
挿通して保持板にカシメ固定しているが、ピンを
保持板側から挿通し、ストツパープレート側でカ
シメ固定してもよい。また、固定手段としてピン
のかわりにボルト・ナツト等の固定手段にしても
よい。
パー、ロアシヤフトに固定する手段としてピンを
挿通して保持板にカシメ固定しているが、ピンを
保持板側から挿通し、ストツパープレート側でカ
シメ固定してもよい。また、固定手段としてピン
のかわりにボルト・ナツト等の固定手段にしても
よい。
以上の構成により、本実施例の弾性軸継手1a
にあつては、従来と同様にロアシヤフト6からア
ツパーシヤフト5に伝達される路面、シミー等の
振動およびパワーステアリング異音は、前記弾性
軸継手1aの弾性体2により吸収され、ステアリ
ングホイール振動が低減される。ところで、前記
弾性軸継手1aはアツパー、ロアシヤフト5,6
間の折れ曲りを、弾性体2の撓み変形により許容
するが、この弾性体2の撓み変形は第2ストツパ
ープレート8の逃げ部20によつて行なわれる。
この逃げ部20は大きな曲率でもつて円弧状に形
成されているため、該逃げ部20の形成始端部2
0aから第2ストツパープレート8の外端までの
間は、該第2ストツパープレート8と弾性体2端
面との間の間隙は徐々に大きくなるように設定さ
れる。従つて、弾性体2が撓み変形する場合、こ
の撓み変形量に応じて弾性体2が前記逃げ部20
に当接される面積が徐々に増大される。つまり、
このように弾性体2と第2ストツパープレート8
間の当接面積が徐々に増大されることによつて、
弾性体2の撓み剛性即ち弾性軸継手1aの曲げ剛
性が徐々に増大されることになる。一方、弾性軸
継手1aに曲げモーメントが作用しない通常時に
あつては、弾性体2は逃げ部20に当接されず、
該弾性体2と第2ストツパープレート8間の当接
面積は、該第2ストツパープレート8の逃げ部2
0の形成始端部20a内方における面積によつて
決定され、該形成始端部20aを小径に設定する
ことによつて、前記通常時の当接面積を少なくで
き、パワーステアリング異音とかシミー等の防止
効果を向上できる。また、本実施例にあつては前
述したように弾性体2の撓み剛性向上が逃げ部2
0によつて達成されるため、弾性体2の肉厚を薄
くでき、該弾性体2の回転方向剛性を小さくでき
る。従つて、このことによつてもシミー等の回転
方向振動の更なる低減を図ることができる。
にあつては、従来と同様にロアシヤフト6からア
ツパーシヤフト5に伝達される路面、シミー等の
振動およびパワーステアリング異音は、前記弾性
軸継手1aの弾性体2により吸収され、ステアリ
ングホイール振動が低減される。ところで、前記
弾性軸継手1aはアツパー、ロアシヤフト5,6
間の折れ曲りを、弾性体2の撓み変形により許容
するが、この弾性体2の撓み変形は第2ストツパ
ープレート8の逃げ部20によつて行なわれる。
この逃げ部20は大きな曲率でもつて円弧状に形
成されているため、該逃げ部20の形成始端部2
0aから第2ストツパープレート8の外端までの
間は、該第2ストツパープレート8と弾性体2端
面との間の間隙は徐々に大きくなるように設定さ
れる。従つて、弾性体2が撓み変形する場合、こ
の撓み変形量に応じて弾性体2が前記逃げ部20
に当接される面積が徐々に増大される。つまり、
このように弾性体2と第2ストツパープレート8
間の当接面積が徐々に増大されることによつて、
弾性体2の撓み剛性即ち弾性軸継手1aの曲げ剛
性が徐々に増大されることになる。一方、弾性軸
継手1aに曲げモーメントが作用しない通常時に
あつては、弾性体2は逃げ部20に当接されず、
該弾性体2と第2ストツパープレート8間の当接
面積は、該第2ストツパープレート8の逃げ部2
0の形成始端部20a内方における面積によつて
決定され、該形成始端部20aを小径に設定する
ことによつて、前記通常時の当接面積を少なくで
き、パワーステアリング異音とかシミー等の防止
効果を向上できる。また、本実施例にあつては前
述したように弾性体2の撓み剛性向上が逃げ部2
0によつて達成されるため、弾性体2の肉厚を薄
くでき、該弾性体2の回転方向剛性を小さくでき
る。従つて、このことによつてもシミー等の回転
方向振動の更なる低減を図ることができる。
考案の効果
以上説明したように本考案のステアリングシヤ
フトの弾性軸継手にあつては、弾性体の端面に当
接されるストツパープレートの逃げ部を、該スト
ツパープレートと弾性体端面との間隙が外径方向
に行くに従つて徐々に大きくなる円弧状に形成し
たので、前記弾性体が撓み変形される際には、こ
の撓み変形量に応じて弾性体と前記逃げ部との当
接面積が徐々に増大され、撓み剛性が徐々に大き
くなる。一方、弾性体が撓み変形されない通常時
にあつては、前記ストツパープレートと弾性体の
当接面積は前記逃げ部の形成始端部径によつて決
定され、この形成始端部径をある程度小さくして
おくことによつて、パワーステアリング異音、シ
ミー等の防振効果を向上できる。従つて、本考案
は、弾性体が撓み変形される際には、弾性体と逃
げ部との当接面積が徐々に増大されるので、撓み
剛性が徐々に大きくなり、弾性体が撓み変形され
ない通常時には逃げ部の形成始端部径を小さくし
て、防振効果を一層向上させることができるとい
う優れた効果を奏する。
フトの弾性軸継手にあつては、弾性体の端面に当
接されるストツパープレートの逃げ部を、該スト
ツパープレートと弾性体端面との間隙が外径方向
に行くに従つて徐々に大きくなる円弧状に形成し
たので、前記弾性体が撓み変形される際には、こ
の撓み変形量に応じて弾性体と前記逃げ部との当
接面積が徐々に増大され、撓み剛性が徐々に大き
くなる。一方、弾性体が撓み変形されない通常時
にあつては、前記ストツパープレートと弾性体の
当接面積は前記逃げ部の形成始端部径によつて決
定され、この形成始端部径をある程度小さくして
おくことによつて、パワーステアリング異音、シ
ミー等の防振効果を向上できる。従つて、本考案
は、弾性体が撓み変形される際には、弾性体と逃
げ部との当接面積が徐々に増大されるので、撓み
剛性が徐々に大きくなり、弾性体が撓み変形され
ない通常時には逃げ部の形成始端部径を小さくし
て、防振効果を一層向上させることができるとい
う優れた効果を奏する。
第1図は本考案の一実施例を示すステアリング
シヤフトの弾性軸継手の要部断面側面図、第2図
は本考案の分解斜視図、第3図は本考案に用いら
れるストツパープレートを示し、同図Aは平面
図、同図BはA図中−線からの断面図、第4
図は従来のステアリングシヤフトの弾性軸継手の
側面図である。 1a……弾性軸継手、2……弾性体、3……保
持板、4……ピン、5……アツパーシヤフト、6
……ロアシヤフト、7,8……ストツパープレー
ト、20……逃げ部。
シヤフトの弾性軸継手の要部断面側面図、第2図
は本考案の分解斜視図、第3図は本考案に用いら
れるストツパープレートを示し、同図Aは平面
図、同図BはA図中−線からの断面図、第4
図は従来のステアリングシヤフトの弾性軸継手の
側面図である。 1a……弾性軸継手、2……弾性体、3……保
持板、4……ピン、5……アツパーシヤフト、6
……ロアシヤフト、7,8……ストツパープレー
ト、20……逃げ部。
Claims (1)
- ステアリングホイールを装着するアツパーシヤ
フトと、ステアリングリンケージに接続されるロ
アシヤフトのいずれか一方に装着され、シヤフト
軸方向両端に第1ストツパープレートおよび第2
ストツパープレートが当接される弾性体と、前記
アツパー、ロアシヤフトの他方に装着される保持
板と、この保持板と前記弾性体とを連結するピン
とを備え、前記第1ストツパープレートおよび第
2ストツパープレートの外径端部を折曲して、前
記弾性体との間に間隙を形成する逃げ部が設けら
れるようになつたステアリングシヤフトの弾性軸
継手において、前記逃げ部の全域を、前記弾性体
と反対側の位置に曲率中心を有し前記弾性体の端
面との間隙が外径方向に行くに従つて徐々に大き
くなる円弧状に形成したことを特徴とするステア
リングシヤフトの弾性軸継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985070369U JPH0439092Y2 (ja) | 1985-05-13 | 1985-05-13 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985070369U JPH0439092Y2 (ja) | 1985-05-13 | 1985-05-13 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61185674U JPS61185674U (ja) | 1986-11-19 |
| JPH0439092Y2 true JPH0439092Y2 (ja) | 1992-09-11 |
Family
ID=30606884
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985070369U Expired JPH0439092Y2 (ja) | 1985-05-13 | 1985-05-13 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0439092Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102174599B1 (ko) * | 2014-05-09 | 2020-11-06 | 주식회사 만도 | 자동차 조향장치의 중간축 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60159230U (ja) * | 1984-03-30 | 1985-10-23 | 東海ゴム工業株式会社 | 緩衝継手 |
-
1985
- 1985-05-13 JP JP1985070369U patent/JPH0439092Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61185674U (ja) | 1986-11-19 |
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