JPH0439314A - 水性分散体 - Google Patents

水性分散体

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JPH0439314A
JPH0439314A JP14671690A JP14671690A JPH0439314A JP H0439314 A JPH0439314 A JP H0439314A JP 14671690 A JP14671690 A JP 14671690A JP 14671690 A JP14671690 A JP 14671690A JP H0439314 A JPH0439314 A JP H0439314A
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styrene
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meth
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時田 卓
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忠雄 斉藤
Kunihiko Yorihiro
頼広 邦彦
Hajime Inagaki
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は水性分散体に関し、特に成形品に下塗りして成
形品の表面への塗料の付着性を向上させることができる
水性分散体に関する。
〈従来の技術〉 従来、ポリプロピレン等のポリオレフィンの成形品の表
面に塗装を施して、その付加価値を高めることが一行わ
れている。  しがし、一般にポリオレフィンは、極性
に乏しく、塗料の付着性が悪い。 そのため、従来は予
め成形品の表面をブライマーで処理し、て塗料の付着性
および密着性を改善することが行なわれている。
そこで、ブライマーなしで直接成形品等に1回塗り可能
な塗料のバインダーとして使用するものとして、不活性
有機溶媒中でスチレン・ブタジェン・スチレンブロック
共重合体の水素添加物の存在下に(メタ)アクリル酸エ
ステル、特に水酸基を有するビニル単量体を重合して得
られる塗料用樹脂組成物が提案されている。
(特開昭63−51477号公報) 〈発明が解決しようとする課題〉 しかし、前記特開昭63−51477号公報に記載され
た塗料用樹脂組成物を用いても、得られる塗膜は、剥離
強度が十分なものではない。 また、この組成物を含め
て従来のブライマーは、いずれも有機溶媒を含有または
有機溶媒に溶解して使用するものであるため、製造およ
び使用時の作業環境を悪化させる原因となるという問題
がある。
そこで本発明は、樹脂成形品、特にポリプロピレン等の
ポリオレフィンの成形品との付着性に優れるため、十分
な剥離強度を有する塗膜を得ることができ、また有機溶
媒を使用しない水系であるため、作業環境を良好に保つ
ことができる、プライマーとして好適な水性分散体を提
供することにある。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は、前記課題を解決するために、スチレン・ブタ
ジエンブロック共重合体またはその水素添加物に、水酸
基を有するα、β−不飽和ビニル単量体を0.05〜2
5重量%含むようにグラフト共重合させてなる変性重合
体を水に分散させてなる水性分散体であって、前記変性
重合体5〜70重量部に対して水95〜30重量部を含
む水性分散体を提供するものである。
また、前記水酸基を有するα、β−不飽和ビニル単量体
が、1価のアルコールの(メタ)アクリル酸エステルま
たは多価アルコールのモノ(メタ)アクリル酸エステル
であると、好ましい。
以下、本発明について、詳細に説明する。
本発明の水性分散体の構成成分である変性重合体の主成
分であるスチレン・ブタジエンブロック共重合体は、1
個以上のスチレンに由来する繰返し構造単位であるスチ
レン重合体ブロックと、1個以上のブタジェンに由来す
る繰返し構造単位であるブタジェン重合体ブロックとを
含む共重合体であり、例えば、一般式%式% (式中、Sはスチレン重合体ブロック、Dはブタジェン
重合体ブロックを示し、nは1以上の整数である。) 好ま、シ<は下言己式。
−D−3− (式中、SおよびDは上記と同じであり、mは0または
1である。) で表される構造を有するものである。
このスチレン・ブタジエンブロック共重合体は、例えば
、米国特許第3,265,765号明細書、特開昭61
−192743号公報等に記載されている方法によって
製造されるものなどが挙げられる。 このスチレン・ブ
タジエンブロック共重合体の具体例として、クレイトン
1101や1102(いずれもシェル化学社製)として
市販されているものが挙げられる。
また、このスチレン・ブタジエンブロック共重合体の水
素添加物は、例えば、特公昭43−6636号公報、特
公昭45−20504号公報、特公昭48−3555号
公報等に記載されている方法によって製造されるものな
どが挙げられる。 このスチレン・ブタジエンブロック
共重合体の水素添加物の具体例として、クレイトンG−
1652(シェル化学社!j8りとして市販されている
ものが挙げられる。
これらのスチレン・ブタジエンブロック共重合体または
その水素添加物は、本発明の水性分散体の塗膜の剥離強
度および固形分濃度の点から、テトラヒドロフランを溶
媒として、40℃でゲルパーミェーション・クロマトグ
ラフィによって測定される数平均分子量がlXl0’〜
18X10’であるものが好ましく、特に、1.5X1
0’〜12X10’であるものが好ましい。 また、ス
チレン含有量は、本発明の水性分散体の塗膜の付着性、
剥離強度、低温特性、べたつき性の点等から、10〜6
0重量%であることが好ましく、特に12〜55重量%
であることが好ましい。
本発明の水性分散体は、上記のようなスチレン・ブタジ
エンブロック共重合体またはその水素添加物(以下、こ
れらを単にブロック共重合体という)に、水酸基を有す
るα、β−不飽和ビニル単量体(以下、単にビニル単量
体という)をグラフト共重合させてなる変性重合体を水
に分散させてなるものである。
このビニル単量体としては、飼犬ば、ヒドロキシエチル
(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ
)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル(メタ)アク
リレート、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピル(
メタ)アクリレート、3−クロロ−2−ヒドロキシプロ
ピル(メタ)アクリレート等の1価のアルコールの(メ
タ)アクリル酸エステル;グリセリンモノ(メタ)アク
リレート、ペンタエリスリトールモノ (メタ)アクリ
レート、トリメチロールプロパンモノ(メタ)アクリレ
ート、テトラエチロールエタンモノ(メタ)アクリレー
ト、ブタンジオールモノ(メタ)アクリレート、ポリエ
チレングリコールモノ(メタ)アクリレート等の多価ア
ルコールのモノ(メタ)アクリル酸エステル;10−ウ
ンデセン−1−オール、1−オクテン−3−オール、2
−メタノールノルボルネン、ヒドロキシスチレン、ヒド
ロキシエチルビニルエーテル、ヒドロキシエチルビニル
エーテル、N−メチロールアクリルアミド、2−(メタ
)アクリロイルオキシエチルアシッドホスフェート、グ
リセリンモノアリルエーテル、アリルアルコール、アリ
ロキシエタノールなどが挙げられる。 これらの中でも
、1価のアルコールの(メタ)アクリル酸エステルまた
は多価アルコールのモノ(メタ)アクリル酸エステルが
好ましく用いられる。
このビニル単量体は、0.05〜25重量%、好ましく
は0.5〜10重量%含有されるように、上記ブロック
共重合体にグラフト共重合されて変性重合体を構成する
。 このような変性重合体を用いることによって、付着
性および耐水性に優れた塗膜を形成する水性分散体を得
ることができる。
本発明の水性分散体の構成成分である変性重合体の製造
は、例えば、ラジカル重合開始剤の存在下、不活性溶媒
の存在下もしくは不存在下に、前記ブロック共重合体に
前記ビニル単量体をグラフト共重合させることによって
得ることができる。
不活性溶媒の存在下にグラフト共重合する方法としては
、例えば、不活性溶媒1m”にブロック共重合体を10
〜3000kg、好ましくは20〜]、 OOOk g
溶解して溶液を調製−した後、これに溶液中のブロック
共重合体1kg当たりビニル単量体を0.5〜100ミ
リモル/分、好ましくは1〜20ミリモル/分の割合で
逐次添加するとともに、ラジカル重合開始剤をブロック
共重合体1kg当たり5X10−’〜50ミリモル/分
、好ましくはlXl0−”〜5ミリモル/分の割合にて
逐次添加して反応させる方法がある。 このとき、ラジ
カル重合開始剤/ビニル単量体の使用割合は、通常、モ
ル比で、1/100〜315、好ましくは1/20〜1
/2の範囲である。 また、反応は加熱攪拌下に行なう
のが好ましい、 反応温度は50℃以上、特に80〜2
00℃の範囲が好適であり、反応時間は2〜10時間程
度である。 反応方式は、回分式、連続式のいずれでも
よいが、グラフト共重合を均一に行なうためには、回分
式が好ましい。
また、グラフト共重合を不活性溶媒の不存在下に行なう
方法としては、例えば、ブロック共重合体の軟化点以上
の反応温度で、ビニル単量体およびラジカル重合開始剤
の存在下に、該ブロック共重合体を加熱溶融し、強撹拌
することによって反応を行なう方法を挙げることができ
る。 さらに、ブロック共重合体、ビニル単量体および
ラジカル重合開始剤を予め混合しておき、混合物を押出
機にて加熱溶融して押出しながらグラフト共重合させる
こともできる。 これらの不活性溶媒の不存在下に行な
う方法において、ビニル単量体およびラジカル重合開始
剤の使用量5ならびに両者の使用割合等は、前記の不活
性溶媒の存在下に行なう方法と同様である。
上記グラフト共重合に用いられるラジカル重合開始剤と
しては、例えば、ベンゾイルペルオキシド、ジクロロベ
ンゾイルペルオキシド、ジクミルペルオキシド、ジ−t
−ブチルペルオキシド、2,5−ジメチルージ(ペルオ
キシベンゾエート)ヘキシン−3,1,4−ビス(1−
ブチルペルオキシイソプロビル)ベンゼン、ラウロイル
ペルオキシド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブ
チルペルオキシ)−ヘキシン−3,2,5−ジメチル−
2,5−ジ(1−ブチルペルオキシ)−ヘキサン等の有
機ペルオキシド:t−ブチルベルアセテート、t−ブチ
ルベルベンゾエート、t−ブチルベルフェニルアセテー
ト、t−プチルペルイソブチレ−1・、t−ブチルベル
ーS−オクトエート、t−ブチルビバレート、クミルベ
ルビバレート、t−ブチルベルジエチルアセテート等の
有機ベルエステル;アゾビスイソブチロニトリル、ジメ
チルアゾイソブチロニトリル等のアゾ化合物等が挙げら
れ、好ましくは有機ペルオキシドおよび有機ベルエステ
ルである。
本発明の水性分散体は、以上のようにして得られる変性
重合体を水に分散させて得られる。 変性重合体を水に
分散させて、本発明の水性分散体を製造する方法として
は、例えば、該変性重合体、水および界面活性剤を一括
して混合して乳化させるドラム乳化法;予め粉砕してお
いた変性重合体を界面活性剤とともに水中に投入して分
散させる粉砕法、有機溶媒に溶解した変性重合体と界面
活性剤および水とを混合した後、有機溶媒を除去する溶
媒置換法;ホモミキサーを用いて分散を行なうホモミキ
サー法;転相法等が挙げられ、使用する変性重合体の物
性に応じて適宜選択される。
用いられる界面活性剤としては、非イオン系およびアニ
オン系界面活性剤を挙げることができる。 非イオン系
界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレンアル
キルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリルエー
テル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキ
シエチレンアルキルアミンエーテル等が挙げられる。 
アニオン系界面活性剤としては、例えば、脂肪酸塩、高
級アルコール硫酸エステル、アルキルベンゼンスルホン
酸ソーダ、ナフタリンスルホン酸ホルマリン縮合物、ポ
リオキシエチレンアルキルエーテルサルフェート等が挙
げられ、特にアルキルベンゼンスルホン酸ソーダが好ま
しい。
この界面活性剤の使用量は、変性重合体の分散状態が良
好で、かつ得られる水性分散体の成形品との密着性が良
好となる点で、通常、変性重合体に対して0.05〜1
0重量%程度が好ましく、特に0.1〜7重量%が好ま
しい。
本発明の水性分散体中における変性重合体と水の使用割
合は、変性重合体5〜70重量部に対して、水95〜3
0重量部の割合の範囲の中で、適宜選択される。 特に
、本発明の水性分散体を噴′n塗布する場合には、塗布
面に塗りむらが生じに<(、塗膜の付着性のばらつきが
生じにくく、また、形成される塗膜の層が厚くならない
ため、例えば、プライマーとして使用した場合に塗装後
の塗膜の平滑性が良好となる点で3〜45重量%が好ま
しい。
また、本発明の水性分散体には、必要に応じて、増粘剤
、塩基性物質、消泡剤等を添加することができる。
増粘剤としては、例えば、アルギン酸アンモニウム、ア
ルギン酸ナトリウム、ベントナイトクレー等の鉱物性増
粘剤;ポリアクリル酸ナトリウム、ポリアクリル酸アン
モニウム、アクリルエマルジョンコポリマー架橋アクリ
ルエマルジョンコポリマー等のアクリル酸系増粘剤:カ
ルボキシルメチルセルロース、メチルセルロース、ヒド
ロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシエチルセ
ルロース等の繊維素誘導体等を挙げることができ、特に
カルボキシメチルセルロースが好ましい。
消泡剤としては、例えば、ヒマシ油、大豆油、アマニ油
等の植物油;スピンドル油、流動パラフィン等の鉱物油
ニステアリン酸、オレイン酸等の脂肪酸;オレイルアル
コール、ポリオキシアルキレングリコール、オクチルア
ルコール等のアルコール類;エチレングリコールジステ
アレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレー
ト等の脂肪酸エステル;トリブチルホスフェート、ナト
リウムオクチルホスフェート等のリン酸エステル;ポリ
オキシアルキレンアミド等のアミド類;ステアリン酸ア
ルミニウム、オレイン酸カリウム、ステアリン酸カルシ
ウム等の金属石鹸;ジメチルシリコン、ポリエーテル変
性シリコン等のシリコン類;シアミルアミン、ポリオキ
シプロピレンアルキルアミン等のアミン類等が挙げられ
る。
さらにまた、素材とのぬれを良くするt:めに、アルコ
ール、トルエン等の有機溶媒を、必要に応じて添加する
ことができる。
さらに、本発明の水性分散体は、上記以外に、必要に応
じて酸化防止剤、耐候安定剤、耐熱防止剤等の各種安定
剤;酸化チタン、有機曲料等の着色剤:カーボンブラッ
ク、フェライト等の導電性付与剤などを含有していても
よい。
本発明の水性分散体は、ポリオレフィンやその他の重合
体からなる成形品の表面に塗布し、その表面への塗料の
付着性を改善するためのブライマー等として用いられる
。特に、本発明の水性分散体は、例えば、高圧法ポリエ
チレン、中低圧法ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
−4−メチル−1−ペンテン、ポリ−1−ブテン、ポリ
スチレン等のポリオレフィン、エチレン・プロピレン共
重合体、エチレン・ブテン共重合体、プロピレン・ブテ
ン共重合体等のオレフィン共重合体などからなる成形品
に好適に用いることができる。
さらに、本発明の水性分散体は、上記のポリオレフィン
やその共重合体以外にも、ポリプロピレンと合成ゴムと
からなる成形品、ポリアミド樹脂、不飽和ポリエステル
樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリカーボネ
ート樹脂等からなる自動車用バンパー等の成形品、さら
には、鋼板や電着処理用鋼板等の表面処理にも用いるこ
とができる。 また、ポリウレタン樹脂、脂肪酸変性ポ
リエステル樹脂、オイルフリーポリエステル樹脂、メラ
ミン樹脂、エポキシ樹脂等を主成分とする塗料、ブライ
マー、接着剤等を塗布した表面に下塗りし、その表面へ
の塗料等の付着性を改善すると共に、鮮映性、低温衝撃
性等にも優れる塗膜を形成するのにも用いられる。
本発明の水性分散体は、これを適用する成形品が、タル
ク−亜鉛華、ガラス繊維、チタン白、硫酸マグネシウム
等の無機充填剤、顔料等が配合されている場合にも、特
に塗膜の付着性の良いブライマー塗膜を形成することが
できる。 また、本発明の水性分散体を塗布する成形品
は、上記以外に、種々の安定剤、紫外線吸収剤、塩酸吸
収剤等が配合されていてもよい。
好ましく用いられる安定剤としては、例えば、2,6−
ジーt−ブチル−4−メ゛チルフェノール、テトラキス
[メチレン(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ
ヒドロシンナメート)]メタン、メタオクタデシル−3
−(4′−ヒドキシ−3,5−ジ−t−ブチルフェニル
)プロピオネート、2,2′ −メチレンビス(4−メ
チル−6−t−ブチルフェノール)4.4′−ブチリデ
ンビス(3−メチル−6−t−ブチルフェノール)、4
4′ −チオビス(3−メチル−6−t−ブチルフェノ
ール)、2.2−チオビス(4−メチル−6−t−ブチ
ルフェノール)、1.3.5−トリメチル−2,4,6
−1リス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベ
ンジル)ベンゼン、]、]3.5−トリス2−メチル−
4−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェノール)ブタン等
のフェノール系安定剤;ジラウリルチオジプロピオネー
ト、ジステアリルチオジプロピオネート等のイオウ系安
定剤;トリデシルホスファイト、トリノニルフェニルホ
スファイト等のリン系安定剤などを挙げることができる
。
また、用いられる紫外線吸収剤としては、例えば、2−
ヒドロキシ−4−オクトキシベンゾフェノン、2−エチ
ルへキシル−2−シアノ−3,3−ジフェニルアクリレ
ート、バラオクチルフェニルサリチレート等が挙げられ
る。
塩酸吸収剤としては1例λば、ステアリン酸カルシウム
等が挙げられる。
本発明の水性分散体は、成形品への噴霧塗布に好適であ
り、例えば、スプレーガンにて成形品の表面に吹き付け
られる。成形品への塗布は常1Bで行なえば良く、塗布
した後、自然乾燥や加熱強制乾燥等、適宜の方法によっ
て乾燥され、塗膜を形成することができる。
以上のように、成形品の表面に本発明の水性分散体を塗
布し、乾燥させた後、該成形品の表面には、静電塗装、
吹き付は塗装、刷毛塗り等の方法によって、塗料を塗布
することができる。 塗料の塗布は、下塗りした後、上
塗りする方法で行なってもよい。 塗料を塗布した後、
ニクロム線、赤外線、高周波等によって加熱する通常の
方法に従って塗膜を硬化させて、所望の塗膜を表面に有
する成形品を得ることができる。 塗膜を硬化させる方
法は、成形品の材質、形状、使用する塗料の性状等によ
って適宜選ばれる。
〈実施例〉 以下、本発明の実施例および比較例を挙げ、本発明を具
体的に説明するが、本発明はこれら実施例により何ら限
定されるものではない。
また、以下において、塗膜の物性は下記の方法に従って
評価した。
tti民鼠 、JIS  K5400に記載されている基盤目試験の
方法に準じて、基盤目を付けた試験片を作成し、セロテ
ープにチバン■製、商品名)を試験片の基盤目上に張り
付けた後、これを速やかに90°の方向に引っ張って剥
離させ、基盤目100の内で剥離されなかった基盤目の
数を数え、付着性の指標とした。
肱夏豊」 基材上に塗膜を調製し、1c+++幅にカッター刃で基
材に刃が到達するまで切れ目を入れ、端部を剥離させた
後、その剥離した塗膜の端部を50 mm/分の速度で
180°の方向に塗膜が剥離するまで引っ張って剥離強
度を測定した。
1木ユ1上 試験片を40℃の水中に240時間浸漬させた後、基盤
目試験に供し、付着性を評価した。
(実施例1) (変性重合体の製造) 撹拌装置を備えた容量1.5βのオートクレーブに、ス
チレン・ブタジエンブロック共重合体の水素添加物であ
るクレイトンG−1652(シェル化学社製、数平均分
子量=8.8X10’、スチレン含有量:31重量%)
250重量部およびトルエン500重量部を仕込み、撹
拌下に160℃まで昇温しな。
次いで、2−ヒドロキシプロピルアクリレート25重量
部およびジ−t−ブチルペルオキシド6.5重量部を、
それぞれ5時間かけて分割して加えた後、さらに、16
0℃で2時間撹拌しながら反応させた。
得られた変性重合体の2−ヒドロキシプロピルアクリレ
ートの含有量を測定したところ、344重量%であった
。
(水性分散体・の製造) 前記の反応で得られた変性重合体を含むトルエン溶液に
、さらにトルエンを加え、変性重合体の濃度を125g
/ffに調整した。
この変性重合体溶液を500g  蒸留水500g、j
:iよびドデシルベンゼンスルホン駿ナトリウム(ネオ
ペレックスF−25、花王株製)1.44gを混合し、
回転数10000rpmで15分間撹拌した。次いで、
カルボキシルメチルセルロース(HE−600、第1工
業薬品製)0.72gを加え、撹拌混合した。 得られ
た乳化液中のトルエンをエバポレーターで減圧留去し、
変性重合体濃度20重量%の水性分散体を得た。
(塗装) この水性分散体を、1,1.1−トリクロルエタン蒸気
で洗浄したポリプロピレン製角板(X 440 、三井
石油化学工業株式会社製)に、200g/m2となるよ
うに噴震塗布した。
この角板をエアオーブン中で100℃で30分間加熱乾
燥させたのち、これを基盤目試験、剥離強度の測定およ
び耐水性試験に供した。 結果を表1に示す。
(実施例2)。
実施例1と同様に、ポリプロピレン製角板に水性分散体
を塗布した後、さらに上塗り検事」(日本ビーケミカル
社製、R−271)を乾燥膜厚60μmになるように塗
布した。 室温で10分間放冷させた後、100℃のオ
ーブン中で30分間焼付を行なった。 得られた塗膜を
基盤目試験、剥離強度の測定および耐水性試験に供した
。 結果を表1に示す。
(実施例3) 1.1.1−トリクロルエタンの蒸気で洗浄する代りに
、ホワイトガソリンで表面を拭いたポリプロピレン製角
板を用いた以外は実施例1と同様にして水性分散体を塗
布した後、さらに実施例2と同様にして上塗り塗料を塗
布して塗膜を得た。
得られた塗膜を基盤目試験、剥離強度の1tlll定お
よび耐水性試験に供した。
(実施例4) 実施例1で製造したものと同じスチレン・ブタジエンブ
ロック共重合体3kg、2−ヒドロキシエチルアクリレ
ート120gおよび2,5−ジメチルージ(t−ブチル
ペルオキシ)ヘキサン12gをヘンシェル・ミキサーで
予め混合した後、2軸押出機(池貝鉄工所製PCM−4
5)にて、樹脂温度230℃、回転数26Orpmで造
粒した。
得られた変性重合体中の2−ヒドロキシエチルアクリレ
ートの含有量は2.9重量%であった。
この度付重合体を実施例1と同様にして水性分散体を製
造し、実施例1と同様にして基盤目試験、剥離強度の測
定および耐水性試験に供した。 結果を表1に示す。
(実施例5) 実施例4で調製した水性分散体を実施例4と同様にポリ
プロピレン製角板に塗布した後、実施例2と同様にして
上塗り塗料を塗布した。
得られた塗膜について、基盤目試験、剥離強度の測定お
よび耐水性試験に供した。 結果を表1に示す。
(比較例1) 水性分散体を塗布しない以外は実施例2と同様にして上
塗り塗料を塗布した試料を作成し、基盤目試験、剥離強
度の測定に供しまた。 結果を表1に示す。
*基盤目試験:X/100 *剥離強度:g/cm 〈発明の効果〉 本発明の水性分散体は、スチレン・ブタジエンブロック
共重合体またはその水素添加物に水酸基を有するα、β
−不飽和ビニル単量体をグラフト共重合させてなる変性
重合体を水に分散してなるものであり、成形品の塗布時
の作業性に優れ、しかも微粒化できるため塗料の付着性
のみならず、鮮映性に優れる塗膜を形成することができ
る。 また、有機溶媒を使用していないため、製造時お
よび塗布作業時の作業環境を良好に保つことができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)スチレン・ブタジエンブロック共重合体またはそ
    の水素添加物に、水酸基を有するα,β−不飽和ビニル
    単量体を0.05〜25重量%含むようにグラフト共重
    合させてなる変性重合体を水に分散させてなる水性分散
    体であって、前記変性重合体5〜70重量部に対して水
    95〜30重量部を含む水性分散体。
  2. (2)前記水酸基を有するα,β−不飽和ビニル単量体
    が、1価のアルコールの(メタ)アクリル酸エステルま
    たは多価アルコールのモノ(メタ)アクリル酸エステル
    である請求項1に記載の水性分散体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011001446A (ja) * 2009-06-18 2011-01-06 Asahi Kasei Chemicals Corp 共重合体ラテックスの製造方法
US8557934B2 (en) 2008-07-04 2013-10-15 Asahi Kasei Chemicals Corporation Copolymer latex and method for producing the same
CN118772713A (zh) * 2024-07-30 2024-10-15 恒昌涂料(惠阳)有限公司 一种应用于玩具的一次性eva单涂喷漆、其制备方法及漆膜

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