JPH0439359Y2 - - Google Patents
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- JPH0439359Y2 JPH0439359Y2 JP10401686U JP10401686U JPH0439359Y2 JP H0439359 Y2 JPH0439359 Y2 JP H0439359Y2 JP 10401686 U JP10401686 U JP 10401686U JP 10401686 U JP10401686 U JP 10401686U JP H0439359 Y2 JPH0439359 Y2 JP H0439359Y2
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- semicircular
- blade
- blades
- ring
- central axis
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Landscapes
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Accessories For Mixers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、ロツクボルト内に軸方向に沿つて
嵌挿固定され、ロツクボルト内を通過する液を撹
拌する静止ミキサーに関するものである。
嵌挿固定され、ロツクボルト内を通過する液を撹
拌する静止ミキサーに関するものである。
トンネル工事等においては、落盤防止のため
に、岩盤(地山)に形成した孔内に、中空パイプ
状のロツクボルトを挿入し、そのなかに二液型発
泡ウレタン樹脂等からなる岩盤固結用液を圧入
し、孔およびその周囲の地山に固結することが行
われている。上記ウレタン樹脂の2液を混合撹拌
するために、ロツクボルト内には、第8図のよう
な静止ミキサーが軸方向に沿つて取り付けられて
いる。この静止ミキサーには、図示のように、略
らせん状のエレメント31a,31b,31c
が、軸回り方向に角度を変えて連設され、この静
止ミキサー内に導入された2液a,bをエレメン
トの両面のそれぞれのうねり面に沿つて別々に進
行させながら、それぞれのエレメント境界で互い
に衝突干渉し合わせて混合撹拌し均一混合液にす
る。
に、岩盤(地山)に形成した孔内に、中空パイプ
状のロツクボルトを挿入し、そのなかに二液型発
泡ウレタン樹脂等からなる岩盤固結用液を圧入
し、孔およびその周囲の地山に固結することが行
われている。上記ウレタン樹脂の2液を混合撹拌
するために、ロツクボルト内には、第8図のよう
な静止ミキサーが軸方向に沿つて取り付けられて
いる。この静止ミキサーには、図示のように、略
らせん状のエレメント31a,31b,31c
が、軸回り方向に角度を変えて連設され、この静
止ミキサー内に導入された2液a,bをエレメン
トの両面のそれぞれのうねり面に沿つて別々に進
行させながら、それぞれのエレメント境界で互い
に衝突干渉し合わせて混合撹拌し均一混合液にす
る。
しかしながら、このような静止ミキサーでは各
エレメントのそれぞれのうねり面に沿つて流れる
液は、エレメントとエレメントとの境界で一部が
交叉し衝突するため流れの勢いが殺され流速が遅
くなつてしまう。このため、硬化時間の短い岩盤
固結用液を使用すると、場合によつて薬液がロツ
クボルト内で硬化するという難点を生じる。
エレメントのそれぞれのうねり面に沿つて流れる
液は、エレメントとエレメントとの境界で一部が
交叉し衝突するため流れの勢いが殺され流速が遅
くなつてしまう。このため、硬化時間の短い岩盤
固結用液を使用すると、場合によつて薬液がロツ
クボルト内で硬化するという難点を生じる。
この考案は、このような事情に鑑みなされたも
ので、2液混合後の硬化時間が著しく短い岩盤固
結用液を、ロツクボルト内で硬化させることなく
充分混合してロツクボルトから送出しうる静止ミ
キサーの提供をその目的とする。
ので、2液混合後の硬化時間が著しく短い岩盤固
結用液を、ロツクボルト内で硬化させることなく
充分混合してロツクボルトから送出しうる静止ミ
キサーの提供をその目的とする。
上記の目的を達成するため、この考案の静止ミ
キサーは、ロツクボルト内に軸方向に沿つて嵌挿
固定される静止ミキサーであつて、リング状取付
座と、このリング状取付座のリングの中心を通り
リング状取付座に対して垂直に延びる中心軸を挟
んでその一方の側に設けられる半円状の一重羽根
と、上記中心軸の他方の側に設けられる半円状の
二重羽根を備え、上記半円状の一重羽根が、半円
状の一端から他端に向かつて昇る昇り傾斜に傾斜
した状態で中心軸方向に沿つて適宜間隔で複数個
設けられ、上記半円状の二重羽根が、2枚の羽根
の半円状の一端を接合し他端を離間させ、かつ離
間側を上記一重羽根の間に位置させた状態で上記
一重羽根と逆向きに傾斜し中心軸方向に沿つて適
宜間隔で複数個設けられているという構成をと
る。
キサーは、ロツクボルト内に軸方向に沿つて嵌挿
固定される静止ミキサーであつて、リング状取付
座と、このリング状取付座のリングの中心を通り
リング状取付座に対して垂直に延びる中心軸を挟
んでその一方の側に設けられる半円状の一重羽根
と、上記中心軸の他方の側に設けられる半円状の
二重羽根を備え、上記半円状の一重羽根が、半円
状の一端から他端に向かつて昇る昇り傾斜に傾斜
した状態で中心軸方向に沿つて適宜間隔で複数個
設けられ、上記半円状の二重羽根が、2枚の羽根
の半円状の一端を接合し他端を離間させ、かつ離
間側を上記一重羽根の間に位置させた状態で上記
一重羽根と逆向きに傾斜し中心軸方向に沿つて適
宜間隔で複数個設けられているという構成をと
る。
すなわち、この静止ミキサーは、従来例のよう
に2液をエレメントの境界部で互いに交叉させ衝
突させながら混合撹拌するのではなく、静止ミキ
サーの中心軸を挟んでその両側に配設された羽根
の配設態様を変え、それぞれ2液を同方向に旋回
させて流しながら、両液を、中心軸の一方の側で
は初期流速で流し、他方の側では加速して流すよ
うにし、初期流速で流れる液を加速された液が追
い越すようにし、この過程で、上記両液を混合す
る。したがつて、従来例のような両液の交叉衝突
によるエネルギーロスを生じないため、両液の初
期流速を落とすことなく充分な混合を達成でき
る。このため、硬化時間が極めて早い岩盤固結用
液の使用が可能となる。
に2液をエレメントの境界部で互いに交叉させ衝
突させながら混合撹拌するのではなく、静止ミキ
サーの中心軸を挟んでその両側に配設された羽根
の配設態様を変え、それぞれ2液を同方向に旋回
させて流しながら、両液を、中心軸の一方の側で
は初期流速で流し、他方の側では加速して流すよ
うにし、初期流速で流れる液を加速された液が追
い越すようにし、この過程で、上記両液を混合す
る。したがつて、従来例のような両液の交叉衝突
によるエネルギーロスを生じないため、両液の初
期流速を落とすことなく充分な混合を達成でき
る。このため、硬化時間が極めて早い岩盤固結用
液の使用が可能となる。
つぎに、この考案を実施例にもとづいて詳しく
説明する。
説明する。
第1図ないし第5図はこの考案の一実施例を示
している。これらの図において、第1図aは斜視
図を示し、第1図bは第1図aをイ方向から見た
状態を、第2図は第1図をロ方向より見た状態
を、第3図は第2図を方向より見た状態を、第
4図は第2図を方向より見た状態を、第5図は
第2図を方向から見た状態をそれぞれ示してい
る。これらの図において、1はこの考案の静止ミ
キサーであつて、全体がプラスチツクで一体的に
形成され、線状の中心軸体2と、複数の一重羽根
3と、複数の二重羽根4と、リング状取付座5と
から構成されている。
している。これらの図において、第1図aは斜視
図を示し、第1図bは第1図aをイ方向から見た
状態を、第2図は第1図をロ方向より見た状態
を、第3図は第2図を方向より見た状態を、第
4図は第2図を方向より見た状態を、第5図は
第2図を方向から見た状態をそれぞれ示してい
る。これらの図において、1はこの考案の静止ミ
キサーであつて、全体がプラスチツクで一体的に
形成され、線状の中心軸体2と、複数の一重羽根
3と、複数の二重羽根4と、リング状取付座5と
から構成されている。
上記複数の一重羽根3は、半円板状体(第2図
参照)からなり、第3図に示すように、その一端
3aから他端3bに向かつて昇る昇り斜面(ただ
し第1図、第2図、第5図では図示の関係上下り
斜面となる)になるように傾斜した状態で、中心
軸体2の軸方向に沿つて所定間隔で配設されてい
る。そして、半円板状体の半円状の直辺6a(第
1図、第2図参照)の中心を中心軸体2に連結一
体化して取り付けられている。上記複数の二重羽
根4は、第5図に示すように、中心軸体2を挟ん
で一重羽根3に対応する位置に一重羽根3とは逆
方向の傾斜状態で所定間隔を保つて設けられてい
る。上記二重羽根4は、一重羽根3と同一形状を
有する羽根7と、その羽根7と略同形状であるが
やや長さの短い羽根8とから構成され、一端7
a,8a間が離間され他端7b,8bが接続され
ている。そして、その離間側を、上記一重羽根3
と3の間に位置決めした状態で、配設されてい
る。この場合、二重羽根4は、その離間側の羽根
端部7a,8aをそれぞれ隣接する二重羽根4の
離間側の羽根端部8a,7aに連結し、接続側の
羽根端部7b,8bにおける接続部9を一重羽根
3の端部3aに連結し、かつ上記一重羽根3と同
様、半円状の直辺6b(第2図参照)を中心軸体
2に連結一体化することにより取付固定されてい
る。なお、二重羽根4と一重羽根3とは、中心軸
体2を挟んで設けられてそれぞれ中心軸体2に連
結されているとともに、上記のように二重羽根4
の接続部9によつて相互に連結されており、さら
に中心軸体2を挟んで対面する部分が相互に連結
されていて、それによつて静止ミキサー1全体が
強固な構造に形成されている。
参照)からなり、第3図に示すように、その一端
3aから他端3bに向かつて昇る昇り斜面(ただ
し第1図、第2図、第5図では図示の関係上下り
斜面となる)になるように傾斜した状態で、中心
軸体2の軸方向に沿つて所定間隔で配設されてい
る。そして、半円板状体の半円状の直辺6a(第
1図、第2図参照)の中心を中心軸体2に連結一
体化して取り付けられている。上記複数の二重羽
根4は、第5図に示すように、中心軸体2を挟ん
で一重羽根3に対応する位置に一重羽根3とは逆
方向の傾斜状態で所定間隔を保つて設けられてい
る。上記二重羽根4は、一重羽根3と同一形状を
有する羽根7と、その羽根7と略同形状であるが
やや長さの短い羽根8とから構成され、一端7
a,8a間が離間され他端7b,8bが接続され
ている。そして、その離間側を、上記一重羽根3
と3の間に位置決めした状態で、配設されてい
る。この場合、二重羽根4は、その離間側の羽根
端部7a,8aをそれぞれ隣接する二重羽根4の
離間側の羽根端部8a,7aに連結し、接続側の
羽根端部7b,8bにおける接続部9を一重羽根
3の端部3aに連結し、かつ上記一重羽根3と同
様、半円状の直辺6b(第2図参照)を中心軸体
2に連結一体化することにより取付固定されてい
る。なお、二重羽根4と一重羽根3とは、中心軸
体2を挟んで設けられてそれぞれ中心軸体2に連
結されているとともに、上記のように二重羽根4
の接続部9によつて相互に連結されており、さら
に中心軸体2を挟んで対面する部分が相互に連結
されていて、それによつて静止ミキサー1全体が
強固な構造に形成されている。
リング状取付座5は、中心部が穴部11に形成
されたリング状をしており、リング状の相対峙す
る部分に、取付座5側の一重羽根3および二重羽
根4の取付部12,13が連結されている。この
場合、上記中心軸体2はリング状取付座5に直交
するように設定されている。また、中心軸体2の
根元部は、途中で切れておりリング状取付座5と
離れた状態になつている。
されたリング状をしており、リング状の相対峙す
る部分に、取付座5側の一重羽根3および二重羽
根4の取付部12,13が連結されている。この
場合、上記中心軸体2はリング状取付座5に直交
するように設定されている。また、中心軸体2の
根元部は、途中で切れておりリング状取付座5と
離れた状態になつている。
このように構成された静止ミキサー1は、第6
図のように、先端閉塞中空パイプ状のロツクボル
ト14内に設けられた導入孔15に、羽根外周部
がロツクボルト14の内壁とわずかな隙間を形成
した状態で嵌挿され、導入孔15の溝部16に静
止ミキサー1のリング状取付座5を位置決めし、
ニツプル17のねじ部17aによる押圧によつて
固定される。このロツクボルト14はその根元側
に逆止弁18a付き継手18がら合されていて、
根元側から先端部19まで導入孔15が穿孔され
ており、その先端部19の外周部には吐出孔20
が設けられている。
図のように、先端閉塞中空パイプ状のロツクボル
ト14内に設けられた導入孔15に、羽根外周部
がロツクボルト14の内壁とわずかな隙間を形成
した状態で嵌挿され、導入孔15の溝部16に静
止ミキサー1のリング状取付座5を位置決めし、
ニツプル17のねじ部17aによる押圧によつて
固定される。このロツクボルト14はその根元側
に逆止弁18a付き継手18がら合されていて、
根元側から先端部19まで導入孔15が穿孔され
ており、その先端部19の外周部には吐出孔20
が設けられている。
このロツクボルト14の使用に際しては、第7
図のように、地山21に形成された孔22内にロ
ツクボルト14を挿入し、ロツクボルト14の根
元側端部の逆止弁18a付き継手18に、接続ユ
ニツト24cをワンタツチで接続し、2本のホー
ス24a,24bを介して二液型発泡ウレタン樹
脂を圧入することが行われる。これにより、上記
ウレタン樹脂がロツクボルト14内の導入孔15
に導入される。ロツクボルト14内に導入された
ウレタン樹脂のA,B2液は、導入孔15内を流
れ静止ミキサー1で混合撹拌された後、ロツクボ
ルト14の先端側に設けられた吐出孔20から吐
出され、孔22を満たしたのち地山内に浸透し硬
化して地山の固結を行う。固結完了後は、接続ユ
ニツト24cをワンタツチで外し、ロツクボルト
14を地山内に補強用に残す。
図のように、地山21に形成された孔22内にロ
ツクボルト14を挿入し、ロツクボルト14の根
元側端部の逆止弁18a付き継手18に、接続ユ
ニツト24cをワンタツチで接続し、2本のホー
ス24a,24bを介して二液型発泡ウレタン樹
脂を圧入することが行われる。これにより、上記
ウレタン樹脂がロツクボルト14内の導入孔15
に導入される。ロツクボルト14内に導入された
ウレタン樹脂のA,B2液は、導入孔15内を流
れ静止ミキサー1で混合撹拌された後、ロツクボ
ルト14の先端側に設けられた吐出孔20から吐
出され、孔22を満たしたのち地山内に浸透し硬
化して地山の固結を行う。固結完了後は、接続ユ
ニツト24cをワンタツチで外し、ロツクボルト
14を地山内に補強用に残す。
ここで、岩盤固結用の上記ウレタン樹脂のA,
B両液がロツクボルト14内で静止ミキサー1に
よつて混合撹拌される様子を、第1図ないし第5
図を用いて詳しく説明する。これらの図におい
て、黒色矢印はロツクボルト14の根元側から圧
入されるウレタン樹脂のA,B両液のうち、A液
を、白色矢印はB液の流れを示す。上記両液は、
静止ミキサー1の手前までは層流状態で流れ静止
ミキサー1で混合される。すなわち、静止ミキサ
ー1まで層流状態で到来した上記A,B両液は、
第1図aおよび第2図に示すように、そのA液が
一重羽根3側に、B液が二重羽根4側に導入さ
れ、それぞれ羽根に沿つて矢印のように同方向に
(進行方向Xに対して反時計方向)旋回しながら
流れる。より詳しく説明すると、第3図に示すよ
うに、黒色の矢印で示すA液がリング状取付座5
の穴部11を通つて静止ミキサー1内に導入され
ると、A液は図示のように上向き傾斜の一重羽根
3の羽根面に沿い、一端3aから他端3bに向か
つて斜め上方に流れ、他端3b近傍まで進んだと
ころで、ロツクボルト14の内壁の作用で、中心
軸体2を挟んで反対側に位置する二重羽根4の離
間側(開放側)へ左旋回しながら流れ込む。その
状態からA液は二重羽根4の離間側から接続部9
側へ流れ、この過程で増速され(流路が徐々に狭
くなるため流速が速くなる)ながら、一部が分岐
して図示の矢印A1,A2,A3のように中心軸体2
を挟んで反対側に位置する一重羽根3の間に左旋
回して流れ込み、同様にして残部が矢印A′のよ
うに左旋回してより進行方向X側の一重羽根3の
間に左旋回して流れ込む。これら矢印A′,A1〜
A3で示す流れは増速されていて、初期導入流速
よりも速くなつている。他方、白色矢印で示すB
液は、二重羽根4の羽根7の外側に沿つて矢印の
ように下降し、下部に進んだところで、ロツクボ
ルト14の内壁の作用で、その一部が分岐して図
示の矢印B1のように、中心軸体2を挟んで反対
側に位置する一重羽根の間に左旋回して流れ込
み、同様にして残部が矢印B′のように左旋回し
てより進行方向X側の一重羽根3の間に流れ込
む。これら矢印B′,B1で示す流れは、一重羽根
3の間隔がどの部分も同じであるため増速され
ず、初期導入速度とほぼ同じ速度で流れる。この
場合、黒色矢印A1と白色矢印B1とは同じ流路を
流れ、黒色矢印A2と白色矢印B′とは同じ流路を
流れており、A1,A2の速度がB1,B′よりも速い
ため、A1,A2の追い越し現象を生じ、流速の差
により2液混合がなされる。このようにして、
A,B両液は、流速の差により混合され、移送速
度を殆ど低下させることなく進行方向Xにミキシ
ング移送される。
B両液がロツクボルト14内で静止ミキサー1に
よつて混合撹拌される様子を、第1図ないし第5
図を用いて詳しく説明する。これらの図におい
て、黒色矢印はロツクボルト14の根元側から圧
入されるウレタン樹脂のA,B両液のうち、A液
を、白色矢印はB液の流れを示す。上記両液は、
静止ミキサー1の手前までは層流状態で流れ静止
ミキサー1で混合される。すなわち、静止ミキサ
ー1まで層流状態で到来した上記A,B両液は、
第1図aおよび第2図に示すように、そのA液が
一重羽根3側に、B液が二重羽根4側に導入さ
れ、それぞれ羽根に沿つて矢印のように同方向に
(進行方向Xに対して反時計方向)旋回しながら
流れる。より詳しく説明すると、第3図に示すよ
うに、黒色の矢印で示すA液がリング状取付座5
の穴部11を通つて静止ミキサー1内に導入され
ると、A液は図示のように上向き傾斜の一重羽根
3の羽根面に沿い、一端3aから他端3bに向か
つて斜め上方に流れ、他端3b近傍まで進んだと
ころで、ロツクボルト14の内壁の作用で、中心
軸体2を挟んで反対側に位置する二重羽根4の離
間側(開放側)へ左旋回しながら流れ込む。その
状態からA液は二重羽根4の離間側から接続部9
側へ流れ、この過程で増速され(流路が徐々に狭
くなるため流速が速くなる)ながら、一部が分岐
して図示の矢印A1,A2,A3のように中心軸体2
を挟んで反対側に位置する一重羽根3の間に左旋
回して流れ込み、同様にして残部が矢印A′のよ
うに左旋回してより進行方向X側の一重羽根3の
間に左旋回して流れ込む。これら矢印A′,A1〜
A3で示す流れは増速されていて、初期導入流速
よりも速くなつている。他方、白色矢印で示すB
液は、二重羽根4の羽根7の外側に沿つて矢印の
ように下降し、下部に進んだところで、ロツクボ
ルト14の内壁の作用で、その一部が分岐して図
示の矢印B1のように、中心軸体2を挟んで反対
側に位置する一重羽根の間に左旋回して流れ込
み、同様にして残部が矢印B′のように左旋回し
てより進行方向X側の一重羽根3の間に流れ込
む。これら矢印B′,B1で示す流れは、一重羽根
3の間隔がどの部分も同じであるため増速され
ず、初期導入速度とほぼ同じ速度で流れる。この
場合、黒色矢印A1と白色矢印B1とは同じ流路を
流れ、黒色矢印A2と白色矢印B′とは同じ流路を
流れており、A1,A2の速度がB1,B′よりも速い
ため、A1,A2の追い越し現象を生じ、流速の差
により2液混合がなされる。このようにして、
A,B両液は、流速の差により混合され、移送速
度を殆ど低下させることなく進行方向Xにミキシ
ング移送される。
このように、この実施例の静止ミキサーは、
A,B両液を、移送速度を殆ど低下させることな
くミキシング移送しうるため、2液混合後の硬化
の速いウレタン樹脂を途中で硬化させることなく
円滑に移送しうる。
A,B両液を、移送速度を殆ど低下させることな
くミキシング移送しうるため、2液混合後の硬化
の速いウレタン樹脂を途中で硬化させることなく
円滑に移送しうる。
なお、上記実施例では、二重羽根4の離間側の
端部7a,8aを隣接する二重羽根4の離間側の
端部8a,7aと連結させているが、必ずしも連
結させる必要はない。離間側を一重羽根3の間に
位置決めさせ、液が加速されるようにしてあれば
よい。
端部7a,8aを隣接する二重羽根4の離間側の
端部8a,7aと連結させているが、必ずしも連
結させる必要はない。離間側を一重羽根3の間に
位置決めさせ、液が加速されるようにしてあれば
よい。
この考案の静止ミキサーは、以上のように構成
されているため、2液からなる岩盤固結用液を、
移送速度を殆ど低下させることなく充分に混合し
ながら移送することができる。したがつて、2液
混合後の硬化の著しく速い薬液であつても途中で
硬化させるということなくミキシング移送しうる
ようになる。
されているため、2液からなる岩盤固結用液を、
移送速度を殆ど低下させることなく充分に混合し
ながら移送することができる。したがつて、2液
混合後の硬化の著しく速い薬液であつても途中で
硬化させるということなくミキシング移送しうる
ようになる。
第1図aはこの考案の一実施例を示す斜視図、
第1図bは第1図aのイ方向の斜視図、第2図は
第1図aをロ方向から見た正面図、第3図は第2
図を方向から見た側面図、第4図は同じく方
向から見た平面図、第5図は同じく方向から見
た側面図、第6図はこの考案の静止ミキサーがロ
ツクボルト内に取り付けられた状態を示す断面
図、第7図はそのロツクボルトの使用方法を示す
説明図、第8図は従来例を示す説明図である。 1……静止ミキサー、2……中心軸体、3……
一重羽根、3a,3b……端部、4……二重羽
根、5……リング状取付座、7,8……羽根、7
a,7b,8a,8b……端部、9……接続部、
14……ロツクボルト。
第1図bは第1図aのイ方向の斜視図、第2図は
第1図aをロ方向から見た正面図、第3図は第2
図を方向から見た側面図、第4図は同じく方
向から見た平面図、第5図は同じく方向から見
た側面図、第6図はこの考案の静止ミキサーがロ
ツクボルト内に取り付けられた状態を示す断面
図、第7図はそのロツクボルトの使用方法を示す
説明図、第8図は従来例を示す説明図である。 1……静止ミキサー、2……中心軸体、3……
一重羽根、3a,3b……端部、4……二重羽
根、5……リング状取付座、7,8……羽根、7
a,7b,8a,8b……端部、9……接続部、
14……ロツクボルト。
Claims (1)
- ロツクボルト内に軸方向に沿つて嵌挿固定され
る静止ミキサーであつて、リング状取付座と、こ
のリング状取付座のリングの中心を通りリング状
取付座に対して垂直に延びる中心軸を挟んでその
一方の側に設けられる半円状の一重羽根と、上記
中心軸の他方の側に設けられる半円状の二重羽根
を備え、上記半円状の一重羽根が、半円状の一端
から他端に向かつて昇る昇り傾斜に傾斜した状態
で中心軸方向に沿つて適宜間隔で複数個設けら
れ、上記半円状の二重羽根が、2枚の羽根の半円
状の一端を接合し他端を離間させ、かつ離間側を
上記一重羽根の間に位置させた状態で上記一重羽
根と逆向きに傾斜し中心軸方向に沿つて適宜間隔
で複数個設けられている静止ミキサー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10401686U JPH0439359Y2 (ja) | 1986-07-07 | 1986-07-07 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10401686U JPH0439359Y2 (ja) | 1986-07-07 | 1986-07-07 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS639398U JPS639398U (ja) | 1988-01-21 |
| JPH0439359Y2 true JPH0439359Y2 (ja) | 1992-09-14 |
Family
ID=30977116
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10401686U Expired JPH0439359Y2 (ja) | 1986-07-07 | 1986-07-07 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0439359Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-07-07 JP JP10401686U patent/JPH0439359Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS639398U (ja) | 1988-01-21 |
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