JPH0439446B2 - - Google Patents

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JPH0439446B2
JPH0439446B2 JP13291183A JP13291183A JPH0439446B2 JP H0439446 B2 JPH0439446 B2 JP H0439446B2 JP 13291183 A JP13291183 A JP 13291183A JP 13291183 A JP13291183 A JP 13291183A JP H0439446 B2 JPH0439446 B2 JP H0439446B2
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、医薬品あるいは染料用原料として有
用な有機スルホン酸又はその塩の製造方法に関
し、さらに詳しくは、一般式R−X(中Rは脂肪
族アミン又は芳香族アミンを示し、Xはハロゲン
原子を示す。)で表わされる化合物又はハロゲン
化水塩を亜硫酸塩及び/又は亜硫酸水素塩と反応
させて有機スルホン酸化合物又はその塩を製造す
るに当り、過剰量の亜硫酸水素塩の存在下で反応
させることを特徴とする有機スルホン酸又はその
塩の製造方法に関する。
ハロゲン化有機化合物と亜硫酸塩とを反応させ
る、いわゆるStrecker反応は、スルホン基導入に
極めて有用である。しかし、この方法では、出発
原料のハロゲン化有機化合物と生成した有機スル
ホン酸との間で脱ハロゲン化水素反応が起き、副
反応物が少量又は大量に副生し、精製工程の増
加、副生物の製品への混入、排水処理等の問題を
引き起こし工業的製造には不向きであつた。
本発明者らは、従来法の上記欠点を克服するた
め鋭意研究を重ねた結果、アミノ基を有する、ハ
ロゲン化有機化合物をスルホン化するに当り、反
応系に過剰量の亜硫酸水素塩を存在させることに
より、非有効成分である副反応物の副生が抑制さ
れ、反応生成物の分離、生成が容易になり、安価
に緩和な条件下で有機スルホン酸を製造でき、そ
して排水処理も容易になることを見出し、この知
見に基づき本発明を完成するに至つた。
本発明において一般式R−Xで表わされる出発
原料としてのハロゲン化有機化合物を詳しく説明
すれば次の通りである。
式中Rは脂肪族アミン又は芳香族アミンを示
す。なおアミノ基は、1つ以上有するものとし、
第一アミン、第二アミン、第三アミンのいずれで
もよい。
Rはさらに詳しく例示すると、下記のR′の炭
素原子に結合する1つ又は2つ以上の水素原子が
アミノ基に置換されたものである。
すなわちR′として、アルキルには直鎖状のア
ルキル、分岐状のアルキル、又はアリールが含ま
れる。
直鎖状のアルキルとしてはC1〜C18のアルキル
が好ましく、その例としてはメチル、エチル、プ
ロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、オクチ
ル、ドデシル、オクタデシル、があげられるが、
特に好ましいものはC1〜C8のアルキルである。
分岐状のアルキルとしてはC3〜C18のアルキルが
好ましく、その例としては、イソブチル、2−メ
チルブチル、2−メチルヘプチル、イソヘキシ
ル、ネオペンチル、イソペンチル、3−メチルヘ
プチル、イソプロピル、sec−ブチル、1−メチ
ルペンチル、tert−ブチル、tert−ペンチルがあ
げられるが、特に好ましいものはC3〜C8のもの
である。またアリール、としては、フエニル、ナ
フチル等があげられる。なおR′が上記例示のも
のに限定されないことはもちろんである。
次に、式中Xは、ハロゲン原子であるが塩素原
子又は臭素原子が好ましい。
また、一般式R−Xで示される化合物のハロゲ
ン化水素塩は、通常上記Xに対応するハロゲン化
水素の塩である。
次に亜硫酸塩としては亜硫酸リチウム、亜硫酸
ナトリウム、亜硫酸カリウム、亜硫酸銀、亜硫酸
銅、亜硫酸カルシウム、亜硫酸アンモニウムなど
が挙げられる。また亜硫酸水素塩としては亜硫酸
水素リチウム、亜硫酸水素ナトリウム、亜硫酸水
素カリウム、亜硫酸水素アンモニウムなどが挙げ
げられる。ただし、亜硫酸塩及び亜硫酸水素塩は
上記例示の塩に限定されるものでなく、その他の
塩を用いてもよい。
本発明の方法は無溶媒であるいは溶媒を用いて
行う。溶媒としては水、アルコール類、ケトン
類、環状エーテル類等が挙げられるが、特に好ま
しいのは水、又は水と他の溶媒との混合物であ
る。
反応時間は10分ないし50時間で十分である。反
応圧力は通常、常圧で十分であるが、オートクレ
ーブを用い加圧下で行つてもよい。反応温度は20
℃ないし300℃の範囲である。
反応系に亜硫酸塩あるいは亜硫酸水素塩ととも
に過剰量存在させる亜硫酸水素塩の量は一般式R
−Xで表わされるハロゲン化有機化合物に対し
1.01〜10倍モル過剰とするのがよいが、好ましく
は2〜5倍モル過剰に用いるのがよい。この場合
亜硫酸水素塩の量が少ないと副反応物の生成を完
全に抑制することができない。また、多すぎると
その分離回収が繁雑になり経済的ではない。
本発明方法によれば、副生物の生成が著しく抑
制されると共に、緩和な条件下で高収率で目的の
有機スルホン酸を得ることができる。したがつ
て、有機スルホン酸の分離、精製が容易であり、
排水処理に対する負荷も著しく軽減される。
次に本発明を実施例に基づきさらに詳細に説明
する。
実施例 1 撹拌器、温度計、滴下漏斗及び冷却管を備えた
四つ口フラスコ中に亜硫酸ナトリウム0.4モルと
亜硫酸水素ナトリウム2.0モルをとり、水350mlに
溶解させ、100℃に昇温させたのちp−クロルア
ニリン0.4モルの水溶液で5時間で滴下し、滴下
終了後さらに5時間100℃に保持して熟成を行つ
た。この合成により、4−アミノベンゼンスルホ
ン酸ナトリウムが転化率78%で得られた。残りは
未反応p−クロルアニリンであつた。
比較例 1 実施例1と同様の反応装置を使用し、亜硫酸水
素ナトリウムを使用しなかつた以外は実施例1と
全く同様にして反応を行つたところ、4−アミノ
ベンゼンスルホン酸ナトリウムが転化率58%で得
られた。このとき4−アミノベンゼンスルホン酸
ナトリウムとp−クロルアニリンとの反応及びそ
の重合物が15%副生していた。残りは未反応p−
クロルアニリンであつた。
実施例 2 実施例1と同様な反応装置を用い、亜硫酸ナト
リウム0.4モルと亜硫酸水素ナトリウム1.2モルを
水200に溶解させ、80℃に昇温させたのち、0.4モ
ルのクロルエチルアミン塩酸塩水溶液を3時間か
けて滴下し、滴下終了後さらに4時間80℃に保持
して熟成を行つた。この合成により、2−アミノ
エタンスルホン酸が転化率92%で得られた。残り
は未反応クロルエチルアミン及びクロルエチルア
ミンの原料となるモノエタノールアミン塩酸塩で
あつた。
比較例 2 亜硫酸水素ナトリウムを使用しなかつた以外は
実施例2と全く同様にして実施例2と同様の装置
を用いて反応を行わせたところ、2−アミノエタ
ンスルホン酸が転化率85%で得られた。このと
き、2−アミノエタンスルホン酸とクロルエチル
アミンとの反応物及びその重合物が12%副生して
いた。残りは未反応クロルエチルアミンとモノエ
タノールアミン塩酸塩であつた。
実施例 3 実施例1と同様な反応装置を用い、亜硫酸ナト
リウム0.4モルと亜硫酸水素ナトリウム1.8モルを
水300mlに溶解し、80℃に昇湿させたのち、0.4モ
ルの3−クロル−2−メチルプロピルアミン塩酸
塩水溶液を3時間で滴下し、滴下終了後さらに5
時間80℃で熟成させた。この合成により、3−ア
ミノ−2−メチルプロパンスルホン酸が転化率88
%で得られた。残りは未反応3−クロル−2−メ
チルプロピルアミン及び3−クロル−2−メチル
プロピルアミンの原料となる2−メチル−3−プ
ロパノールアミン塩酸塩であつた。
比較例 3 亜硫酸水素ナトリウムを使用しなかつた以外は
実施例2と全く同様にして実施例3と同様の装置
を用いて反応を行わせたところ、3−アミノ−2
−メチルプロパンスルホン酸が転化率81%で得ら
れた。このとき、3−アミノ−2−メチルプロパ
ンスルホン酸と、3−クロル−2−メチルプロピ
ルアミンとの反応物及びその重合物が15%副生し
ていた。残りは未反応3−クロル−2−メチルプ
ロピルアミンと、2−メチル−3−プロパノール
アミン塩酸塩であつた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 一般式R−X(式中Rは脂肪族アミン又は芳
    香族アミンを示し、Xはハロゲン原子を示す。)
    で表わされる化合物又はそのハロゲン化水素塩を
    亜硫酸塩及び/又は亜硫酸水素塩と反応させて有
    機スルホン酸化合物又はその塩を製造するに当
    り、過剰量の亜硫酸水素塩の存在下で反応させる
    ことを特徴とする有機スルホン酸又はその塩の製
    造方法。
JP13291183A 1983-07-22 1983-07-22 有機スルホン酸又はその塩の製造方法 Granted JPS6025937A (ja)

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JPS6025937A JPS6025937A (ja) 1985-02-08
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