JPH0439879B2 - - Google Patents
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- JPH0439879B2 JPH0439879B2 JP62164990A JP16499087A JPH0439879B2 JP H0439879 B2 JPH0439879 B2 JP H0439879B2 JP 62164990 A JP62164990 A JP 62164990A JP 16499087 A JP16499087 A JP 16499087A JP H0439879 B2 JPH0439879 B2 JP H0439879B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antibacterial
- particle size
- cotton
- microns
- wool
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- Expired - Lifetime
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- Bedding Items (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Description
[産業上の利用分野]
この発明は中綿である羊毛綿に抗菌剤や防かび
剤を散布、含浸させて衛生加工を施した羊毛綿ふ
とんや羊毛綿パツドなどの寝具に関するものであ
る。 [従来の技術] 制菌剤を散布した羊毛としては、例えば特公昭
34−698号公報に記載されているように、ホルム
アルデヒドによつて処理した羊毛が知られてい
る。 しかしながら、こうした技術においては、羊毛
綿が黄褐色に変色したり、薬剤自体の臭いが羊毛
綿に残留して不快感を与えるという問題があつ
た。 そこで、日本防菌防徽学会編、防菌防徽ハンド
ブツク(技報堂、1986、5、25)の第330頁〜第
339頁に示されているように、チアベンダゾール
などを用いて、こうして変色等の問題を解決しつ
つ、防菌防かびを行うという技術も提案されてい
る。 ところで、本発明は、チアベンダゾールなどの
薬剤の効果を増進させる目的で、種々実験・検討
を行つた結果、これらの薬剤においては、できる
だけ微粒子に粉砕することによつて防菌等の効果
を著しく増進できることを見出した。 [発明が解決しようとする課題] 本発明は、上記した知見に基づいてなされたも
ので、防菌防かび効果を著しく増進させた寝具を
提供することを目的としている。 [課題を解決するための手段] この発明に係る衛生加工を施した寝具は、中綿
である羊毛綿に、制菌剤である上記抗菌剤、防か
び剤のうち一方またはその両方を含むアクリル酸
エステル共重合樹脂水性エマルジヨンを散布、含
浸させ、細菌や真菌(かび)の繁殖を耐久的に抑
制したものである。 この発明においては中綿の種類及びその目的か
ら使用される制菌剤は以下のような特性を有する
ことが望ましい。 (イ) 細菌や真菌に対する抵抗性が大きいこと、即
ち抗菌、防かびスペクトルが広いこと。 (ロ) 羊毛綿などの繊維を脆化させたり、傷めたり
しないこと。 (ハ) 薬剤が洗濯の繰り返しや汗により流出しない
こと。 (ニ) 薬剤自体による変色が起こらないこと。 (ホ) 皮膚刺激性や経口毒性が極めて低いこと。 上記の特性からこの発明に用いられる抗菌剤と
してトリクロサン(2,4,4′−Trichloro−
2′−Hydroxydiphenyl Ether、例えば商品名イル
ガサンDP−300)、また防かび剤としてチアベン
ダゾール〔2−(4−thiazolyl)−
benzimidazole〕が挙げられる。 ところで、上記トリクロサンやチアベンダゾー
ルは水への溶解度が非常に低い。 そこで、その粒子径をできるだけ微粒子に粉砕
することによつて分散性を増し、細菌や真菌に対
する抵抗性を著しく増大させることができた。 その結果、上記薬剤の粒子径は最大粒子径が12
ミクロン(μm)、最小粒子径が0.001ミクロン、
平均粒子径が2ミクロン〜0.01ミクロン、望まし
くは最大粒子径が5ミクロン、最小粒子径が
0.001ミクロン、平均粒子径が0.5ミクロン〜0.01
ミクロンである。 一方、上記制菌剤を羊毛綿上に均一に、しかも
強固に結合させるためにアクリル酸エステル共重
合樹脂水性エマルジヨンを上記制菌剤に混合す
る。 上記アクリル酸エステル共重合樹脂水性エマル
ジヨンは自己架橋型で他のフイルム樹脂に比べそ
の伸度が非常に大きく、また適宜のフイルム強度
を有している。 従つて、処理された羊毛綿の通気性、嵩高性、
柔軟性などが損なわれず、またこれにより処理さ
れた羊毛綿を中綿として用いたふとんやパツドを
製作した場合、側生地例えば木綿製スムースニツ
ト地からの羊毛綿の吹き出しを完全に抑えられ
る。 特に有効なアクリル酸エステルとしては、エチ
ルとブチルエステルの共重合樹脂であり、アクリ
ル酸エチル共重合樹脂を主成分とする水性エマル
ジヨンが最適である。 また、アクリル酸エステル共重合樹脂水性エマ
ルジヨンの粒子径は、薬剤の分散性、スプレーガ
ンからの散布性、あるいは形成されたフイルムの
伸度及び強度の点から出来るだけ小さい方が良好
な結果を生む。 そのような理由から、上記エマルジヨンの平均
粒子径は0.5ミクロン〜0.001ミクロン、望ましく
は平均粒子径は0.3ミクロン〜0.01ミクロンの範
囲である。 また、トリクロサン、チアベンダゾールやアク
リル酸エステル共重合樹脂水性エマルジヨンの水
中における分散を助け、散布前に分離や沈澱が起
こらないように各種乳化剤、例えばアニオン系乳
化剤や蔗糖エステルを用いることができる。 また、完成された羊毛綿ふとんや羊毛パツドの
付加価値を増す薬剤、例えば老化防止剤(例え
ば、dl−α−Tocopherol Acetate)、保湿剤(例
えばセタノールなどのクリーム成分)、天然植物
エキス(例えばカモミールやユズオイルなど)や
天然、合成芳香剤などを添加することができる。 [実施例] 以下この発明の実施例を説明する。 実施例 1 この実施例1に係る衛生加工を施した寝具は、
側生地(木綿製スムースニツト)内に羊毛綿を詰
めた羊毛綿ふとんを用いて、この中綿に制菌剤を
散布して製造するするのであるが、その製造方法
及びその抗菌性の結果を説明する。 抗菌剤としての0.2重量部のトリクロサン(最
大粒子径が3ミクロン、平均粒子径が0.2ミクロ
ン)と、エマルジヨンとしての22.0部のアクリル
酸エチルとブチルの共重合樹脂(平均粒子径が
0.1ミクロン)と、87.8部の水とを十分に混合、
撹拌して得た水溶液200mlを、カード機から出て
来た薄い膜状の羊毛綿を多層に積み重ねた中綿
(サイズ;縦2.2m×横1.1m×厚さ5cm)の表裏
の表面に100メツシユのフイルターを備えたノズ
ルを用いて散布した。 上記実施例の処理直後の抗菌効果と3箇月経過
後の抗菌効果及び3箇月経過後の悪臭の発生の有
無並びに衛生加工処理なしのものとのハローテス
ト(AATCC記載方法に準じる)による比較結果
を第1表に示す。 但し、 A;黄色ブドウ球菌(S.aureus) B;大腸菌(E.coli)を意味する。
剤を散布、含浸させて衛生加工を施した羊毛綿ふ
とんや羊毛綿パツドなどの寝具に関するものであ
る。 [従来の技術] 制菌剤を散布した羊毛としては、例えば特公昭
34−698号公報に記載されているように、ホルム
アルデヒドによつて処理した羊毛が知られてい
る。 しかしながら、こうした技術においては、羊毛
綿が黄褐色に変色したり、薬剤自体の臭いが羊毛
綿に残留して不快感を与えるという問題があつ
た。 そこで、日本防菌防徽学会編、防菌防徽ハンド
ブツク(技報堂、1986、5、25)の第330頁〜第
339頁に示されているように、チアベンダゾール
などを用いて、こうして変色等の問題を解決しつ
つ、防菌防かびを行うという技術も提案されてい
る。 ところで、本発明は、チアベンダゾールなどの
薬剤の効果を増進させる目的で、種々実験・検討
を行つた結果、これらの薬剤においては、できる
だけ微粒子に粉砕することによつて防菌等の効果
を著しく増進できることを見出した。 [発明が解決しようとする課題] 本発明は、上記した知見に基づいてなされたも
ので、防菌防かび効果を著しく増進させた寝具を
提供することを目的としている。 [課題を解決するための手段] この発明に係る衛生加工を施した寝具は、中綿
である羊毛綿に、制菌剤である上記抗菌剤、防か
び剤のうち一方またはその両方を含むアクリル酸
エステル共重合樹脂水性エマルジヨンを散布、含
浸させ、細菌や真菌(かび)の繁殖を耐久的に抑
制したものである。 この発明においては中綿の種類及びその目的か
ら使用される制菌剤は以下のような特性を有する
ことが望ましい。 (イ) 細菌や真菌に対する抵抗性が大きいこと、即
ち抗菌、防かびスペクトルが広いこと。 (ロ) 羊毛綿などの繊維を脆化させたり、傷めたり
しないこと。 (ハ) 薬剤が洗濯の繰り返しや汗により流出しない
こと。 (ニ) 薬剤自体による変色が起こらないこと。 (ホ) 皮膚刺激性や経口毒性が極めて低いこと。 上記の特性からこの発明に用いられる抗菌剤と
してトリクロサン(2,4,4′−Trichloro−
2′−Hydroxydiphenyl Ether、例えば商品名イル
ガサンDP−300)、また防かび剤としてチアベン
ダゾール〔2−(4−thiazolyl)−
benzimidazole〕が挙げられる。 ところで、上記トリクロサンやチアベンダゾー
ルは水への溶解度が非常に低い。 そこで、その粒子径をできるだけ微粒子に粉砕
することによつて分散性を増し、細菌や真菌に対
する抵抗性を著しく増大させることができた。 その結果、上記薬剤の粒子径は最大粒子径が12
ミクロン(μm)、最小粒子径が0.001ミクロン、
平均粒子径が2ミクロン〜0.01ミクロン、望まし
くは最大粒子径が5ミクロン、最小粒子径が
0.001ミクロン、平均粒子径が0.5ミクロン〜0.01
ミクロンである。 一方、上記制菌剤を羊毛綿上に均一に、しかも
強固に結合させるためにアクリル酸エステル共重
合樹脂水性エマルジヨンを上記制菌剤に混合す
る。 上記アクリル酸エステル共重合樹脂水性エマル
ジヨンは自己架橋型で他のフイルム樹脂に比べそ
の伸度が非常に大きく、また適宜のフイルム強度
を有している。 従つて、処理された羊毛綿の通気性、嵩高性、
柔軟性などが損なわれず、またこれにより処理さ
れた羊毛綿を中綿として用いたふとんやパツドを
製作した場合、側生地例えば木綿製スムースニツ
ト地からの羊毛綿の吹き出しを完全に抑えられ
る。 特に有効なアクリル酸エステルとしては、エチ
ルとブチルエステルの共重合樹脂であり、アクリ
ル酸エチル共重合樹脂を主成分とする水性エマル
ジヨンが最適である。 また、アクリル酸エステル共重合樹脂水性エマ
ルジヨンの粒子径は、薬剤の分散性、スプレーガ
ンからの散布性、あるいは形成されたフイルムの
伸度及び強度の点から出来るだけ小さい方が良好
な結果を生む。 そのような理由から、上記エマルジヨンの平均
粒子径は0.5ミクロン〜0.001ミクロン、望ましく
は平均粒子径は0.3ミクロン〜0.01ミクロンの範
囲である。 また、トリクロサン、チアベンダゾールやアク
リル酸エステル共重合樹脂水性エマルジヨンの水
中における分散を助け、散布前に分離や沈澱が起
こらないように各種乳化剤、例えばアニオン系乳
化剤や蔗糖エステルを用いることができる。 また、完成された羊毛綿ふとんや羊毛パツドの
付加価値を増す薬剤、例えば老化防止剤(例え
ば、dl−α−Tocopherol Acetate)、保湿剤(例
えばセタノールなどのクリーム成分)、天然植物
エキス(例えばカモミールやユズオイルなど)や
天然、合成芳香剤などを添加することができる。 [実施例] 以下この発明の実施例を説明する。 実施例 1 この実施例1に係る衛生加工を施した寝具は、
側生地(木綿製スムースニツト)内に羊毛綿を詰
めた羊毛綿ふとんを用いて、この中綿に制菌剤を
散布して製造するするのであるが、その製造方法
及びその抗菌性の結果を説明する。 抗菌剤としての0.2重量部のトリクロサン(最
大粒子径が3ミクロン、平均粒子径が0.2ミクロ
ン)と、エマルジヨンとしての22.0部のアクリル
酸エチルとブチルの共重合樹脂(平均粒子径が
0.1ミクロン)と、87.8部の水とを十分に混合、
撹拌して得た水溶液200mlを、カード機から出て
来た薄い膜状の羊毛綿を多層に積み重ねた中綿
(サイズ;縦2.2m×横1.1m×厚さ5cm)の表裏
の表面に100メツシユのフイルターを備えたノズ
ルを用いて散布した。 上記実施例の処理直後の抗菌効果と3箇月経過
後の抗菌効果及び3箇月経過後の悪臭の発生の有
無並びに衛生加工処理なしのものとのハローテス
ト(AATCC記載方法に準じる)による比較結果
を第1表に示す。 但し、 A;黄色ブドウ球菌(S.aureus) B;大腸菌(E.coli)を意味する。
【表】
更に、この抗菌加工処理を施した羊毛綿を一部
切断し、網袋に入れて家庭用電気洗濯機を用い、
繰り返し洗濯を10回行い、洗濯処理前の試料とと
もに黄色ブドウ球菌に対する抗菌性を測定した結
果を第2表に示す。
切断し、網袋に入れて家庭用電気洗濯機を用い、
繰り返し洗濯を10回行い、洗濯処理前の試料とと
もに黄色ブドウ球菌に対する抗菌性を測定した結
果を第2表に示す。
【表】
この結果、繰り返し洗濯後も抗菌性に変化がな
いことが判明した。 また、側生地に使用した木綿製スムースニツト
は、本来抗菌性を有するものではないが、この木
綿製スムースニツトの側生地に抗菌加工を施した
羊毛綿を中綿として詰め、12時間後に測定した結
果、側生地にも抗菌性が付与されていることが判
明した。 その原因は中綿からの抗菌剤の昇華、吸着によ
るものであることが判明した。 その結果、側生地にわざわざ抗菌加工を施さな
くても、抗菌加工を施した中綿を詰めることのみ
で側生地にも抗菌性を持たせられることが判明し
た。 また、上記実施例1における衛生加工剤の粒子
径の大小による抗菌性の相違を試した結果〔ハロ
ーテスト(mm)〕、粒子径が増大するとその効果が
著しく減少することが判明した。 すなわち、最大粒子径3ミクロン、平均粒子径
0.2ミクロンの場合には、黄色ブドウ球菌(A)
については9、大腸菌(B)については8であつ
たものが、最大粒子径30ミクロン、平均粒子径10
ミクロンの場合、黄色ブドウ球菌(A)について
は5、大腸菌(B)については5という結果がで
た。 次に、この発明の実施例2について説明する。 実施例 2 この実施例2に係る衛生加工を施した寝具は、
側生地(木綿製スムースニツト)内に羊毛綿を詰
めた羊毛綿ふとんであつて、この中綿に制菌剤を
散布して製造するのであるが、その製造方法及び
その抗菌性の結果を説明する。 抗菌剤としての0.1重量部のトリクロサン(最
大粒子径が10ミクロン、平均粒子径が2ミクロ
ン)と、防かび剤として0.2部チアベンダゾール
(最大粒子径が10ミクロン、平均粒子径が2ミク
ロン)と、エマルジヨンとしての25.0部のアクリ
ル酸エチル共重合樹脂(平均粒子径が0.2ミクロ
ン)と、74.7部の水とを室温で十分に混合、撹拌
して得た水溶液300mlを、カード機から出て来た
薄い膜状の羊毛綿を多層に積み重ねた中綿(サイ
ズ;縦2.2m×横1.1m×厚さ5cm)の表裏の表面
に50メツシユのフイルターを備えたノズルを用い
て均一に散布し、140℃に熱せられた乾燥機で5
分間自己架橋させて乾燥させた。 上記実施例の処理直後の抗菌効果及び防かび効
果と、3箇月経過後の抗菌効果及び防かび効果
と、3箇月経過後の悪臭の発生の有無並びに衛生
加工処理なしのものとのハローテスト(AATCC
記載方法に準じる)による比較結果を第3表に示
す。 但し、 A;黄色ブドウ球菌(S.aureus) B;大腸菌(E.coli) C;白癬菌(T.mentagrophytes) D;青かび(P.citrinum) E;黒かび(A.niger)を夫々意味する。
いことが判明した。 また、側生地に使用した木綿製スムースニツト
は、本来抗菌性を有するものではないが、この木
綿製スムースニツトの側生地に抗菌加工を施した
羊毛綿を中綿として詰め、12時間後に測定した結
果、側生地にも抗菌性が付与されていることが判
明した。 その原因は中綿からの抗菌剤の昇華、吸着によ
るものであることが判明した。 その結果、側生地にわざわざ抗菌加工を施さな
くても、抗菌加工を施した中綿を詰めることのみ
で側生地にも抗菌性を持たせられることが判明し
た。 また、上記実施例1における衛生加工剤の粒子
径の大小による抗菌性の相違を試した結果〔ハロ
ーテスト(mm)〕、粒子径が増大するとその効果が
著しく減少することが判明した。 すなわち、最大粒子径3ミクロン、平均粒子径
0.2ミクロンの場合には、黄色ブドウ球菌(A)
については9、大腸菌(B)については8であつ
たものが、最大粒子径30ミクロン、平均粒子径10
ミクロンの場合、黄色ブドウ球菌(A)について
は5、大腸菌(B)については5という結果がで
た。 次に、この発明の実施例2について説明する。 実施例 2 この実施例2に係る衛生加工を施した寝具は、
側生地(木綿製スムースニツト)内に羊毛綿を詰
めた羊毛綿ふとんであつて、この中綿に制菌剤を
散布して製造するのであるが、その製造方法及び
その抗菌性の結果を説明する。 抗菌剤としての0.1重量部のトリクロサン(最
大粒子径が10ミクロン、平均粒子径が2ミクロ
ン)と、防かび剤として0.2部チアベンダゾール
(最大粒子径が10ミクロン、平均粒子径が2ミク
ロン)と、エマルジヨンとしての25.0部のアクリ
ル酸エチル共重合樹脂(平均粒子径が0.2ミクロ
ン)と、74.7部の水とを室温で十分に混合、撹拌
して得た水溶液300mlを、カード機から出て来た
薄い膜状の羊毛綿を多層に積み重ねた中綿(サイ
ズ;縦2.2m×横1.1m×厚さ5cm)の表裏の表面
に50メツシユのフイルターを備えたノズルを用い
て均一に散布し、140℃に熱せられた乾燥機で5
分間自己架橋させて乾燥させた。 上記実施例の処理直後の抗菌効果及び防かび効
果と、3箇月経過後の抗菌効果及び防かび効果
と、3箇月経過後の悪臭の発生の有無並びに衛生
加工処理なしのものとのハローテスト(AATCC
記載方法に準じる)による比較結果を第3表に示
す。 但し、 A;黄色ブドウ球菌(S.aureus) B;大腸菌(E.coli) C;白癬菌(T.mentagrophytes) D;青かび(P.citrinum) E;黒かび(A.niger)を夫々意味する。
【表】
また、上記実施例2における衛生加工剤の粒子
径の大小による抗菌性の相違を試した結果〔ハロ
ーテスト(mm)〕、粒子径が増大するとその効果が
著しく減少することが判明した。 その加工処理後のそれぞれの結果を第4表に示
す。
径の大小による抗菌性の相違を試した結果〔ハロ
ーテスト(mm)〕、粒子径が増大するとその効果が
著しく減少することが判明した。 その加工処理後のそれぞれの結果を第4表に示
す。
【表】
[発明の効果]
以上説明したようにこの発明に係る寝具は、中
綿である羊毛綿に制菌剤を散布含浸させるととも
に、この制菌剤として、抗菌剤としてトリクロサ
ンを含み、防かび剤としてチアベンダゾールを含
み、かつ、トリクロサンおよびチアベンダゾール
の平均粒子径を、2ミクロン以下としたものを用
いたので、寝具における防菌および防かび効果を
大幅に向上させることができた。
綿である羊毛綿に制菌剤を散布含浸させるととも
に、この制菌剤として、抗菌剤としてトリクロサ
ンを含み、防かび剤としてチアベンダゾールを含
み、かつ、トリクロサンおよびチアベンダゾール
の平均粒子径を、2ミクロン以下としたものを用
いたので、寝具における防菌および防かび効果を
大幅に向上させることができた。
Claims (1)
- 1 中綿である羊毛綿に制菌剤を散布、含浸させ
て衛生加工を施した寝具であつて、前記制菌剤
が、抗菌剤としてトリクロサンを含み、防かび剤
としてチアベンダゾールを含み、かつ、前記トリ
クロサンおよびチアベンダゾールの平均粒子径
を、2ミクロン以下としたことを特徴とする寝
具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16499087A JPS648996A (en) | 1987-07-01 | 1987-07-01 | Beddings |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16499087A JPS648996A (en) | 1987-07-01 | 1987-07-01 | Beddings |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS648996A JPS648996A (en) | 1989-01-12 |
| JPH0439879B2 true JPH0439879B2 (ja) | 1992-06-30 |
Family
ID=15803743
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16499087A Granted JPS648996A (en) | 1987-07-01 | 1987-07-01 | Beddings |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS648996A (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4952072A (en) * | 1987-06-18 | 1990-08-28 | Westinghouse Electric Corp. | System and method for removing and consolidation fuel rods of a nuclear fuel assembly |
| JPH0343953U (ja) * | 1989-09-11 | 1991-04-24 | ||
| JP3721311B2 (ja) | 2001-04-18 | 2005-11-30 | 富士紡ホールディングス株式会社 | 機能化繊維材料とその製造方法 |
| JP2009256325A (ja) * | 2008-03-17 | 2009-11-05 | Kao Corp | トリクロサン含有抗菌・抗黴性組成物 |
| JP2011063528A (ja) * | 2009-09-16 | 2011-03-31 | Kao Corp | トリクロサン含有抗菌・抗黴組成物 |
| JP2016011393A (ja) * | 2014-06-30 | 2016-01-21 | マチダコーポレーション株式会社 | 表面処理液の製造方法、表面処理液及び表面処理方法 |
-
1987
- 1987-07-01 JP JP16499087A patent/JPS648996A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS648996A (en) | 1989-01-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |