JPH044006Y2 - - Google Patents

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JPH044006Y2
JPH044006Y2 JP952586U JP952586U JPH044006Y2 JP H044006 Y2 JPH044006 Y2 JP H044006Y2 JP 952586 U JP952586 U JP 952586U JP 952586 U JP952586 U JP 952586U JP H044006 Y2 JPH044006 Y2 JP H044006Y2
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bottom plate
rail
plate
pad
sleeper
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【考案の詳細な説明】 考案の属する技術分野 この考案は、鉄道における枕木とレールとの間
に設置される絶縁パツドに関するものである。
従来技術とその欠点 一般的に、鉄道用枕木の絶縁パツドを枕木とレ
ールとの間に固定締結する場合は、次の条件を満
足することが要求される。
a 枕木が鉄製又はコンクリート製のいずれであ
つても、枕木とレール間の絶縁を確実に行なう
こと(絶縁性)。
b 走行車両の制動、振動衝撃などによるレール
のふく進(Creeping)に対して絶縁パツドが
犬釘、クリツプ、ボルトなどの締結装置及び枕
木から脱落しないこと(非脱落性)。
c レール新設時だけでなく、使用中の一部交換
が容易に行なえること(交換可能性)。
絶縁性については、枕木が鉄製である場合は、
レール底面と枕木の直接接触を断つばかりでな
く、締結装置のクリツプ及びボルトとの接触を断
つことが必要である。コンクリート製枕木は、そ
れ自体かなりの絶縁性を有するので、内部の補強
材である鉄筋と連結された締結ボルトとレール間
の絶縁を確保すればよい。しかし、コンクリート
枕木の場合も、その表面に鉄分の多い塵が溜る
と、絶縁不良になる。
上記の点を考慮して、合成樹脂などの絶縁材料
で成形され、レール底面と枕木との間に介在され
る底板と、レールフランジの側面及び上面を覆
い、クリツプで押えるための押え板とを一体に備
えた枕木用絶縁パツドが特開昭58−146601号公報
に紹介された。しかし、一体物に成形する場合は
底板と押え板とを連結する部分を、レールから加
わる衝撃に対して充分な強度を保つために極めて
強固に形成する必要があり、強固な構造とした場
合は絶縁パツドの取付け時又は交換時の作業性が
悪い。上記公報に記載の考案では、作業性改善の
ために、レールフランジ幅とほぼ等しい間隔をも
つて設けられ、上部に凹凸部を有し、かつ前後方
向に延びる内壁部片と、この内壁部片の外側方に
配置され、前記凹凸部と噛み合う凹凸部を有し、
レールフランジ上面に接する屈曲可能な押え板と
を備えている。しかし、このような改善努力にも
拘らず、一体構造である限り、屈曲可能な押え板
の強度と作業性との常時二律背反性は解消されて
いない。
上記非脱落性の要求は、絶縁パツドの長手方向
両端に下方に突出する係止片又は係止縁を設け、
これを枕木の側面に当接させる技術により満足さ
れることが実公昭51−17604号公報、特開昭58−
146601号公報及び特開昭58−213901号公報の記載
により知られている。
また、特開昭58−213901号公報に記載の考案
は、絶縁パツドをレール底面と枕木との間に介在
される底板とその底板の一端から屈曲してレール
フランジの上面を覆う押え板とを一体に有する同
一形状の一対のパツド部分で構成し、両パツド部
分の底板を枕木とレールフランジとの間に差し込
み、かつ、重ね合せて連結することにより上記作
業性の改善を意図したものである。
しかし、同考案は、底板が全幅にわたつて均等
な厚みを有する平坦なものであるから、左右両パ
ツド部分の重ね合せを可能にするため、底板の先
端部を前半部とに後半部と分割し、それぞれに上
方半厚部と下方半厚部を形成している。従つて、
左右のパツド部分の重ね合せ可能な範囲は底板の
幅方向の一部に過ぎないから、レールのフランジ
幅に対する調整可能量が少なく、融通性に乏しい
という欠点がある。また、半厚部の幅を大きくし
て融通性を豊かにすると、左右のパツド部分の半
厚部に重なり合つていない部分が生じるため、安
定性に欠けるとともに、強度が極端に低下し、破
損するおそれがある。
この考案の目的 この考案は、上記の点に鑑み、左右一対の絶縁
パツド部材からなる鉄道用枕木の絶縁パツドにお
いて、レールフランジ幅に対する調整可能量が大
きくて各種レールに対する融通性が豊富で、しか
も、いずれのレールに対して使用しても充分な安
定性及び強度が確保され、電流漏洩防止効果も発
揮されるようにすることを目的とする。
この考案の実施例 次に、この考案の一実施例について、第1図〜
第5図に基いて説明する。
この考案に係る鉄道用枕木の絶縁パツドは、基
本的には、それぞれレールRのフランジfの上面
u、側面s及び底面bに接する押え板1と、側板
2と、及び底板3とを有して電気絶縁材料で一体
に成形された同一形状の一対のパツド部材P1
Prをレールの左右両側に配置し、両パツド部材の
底板3をレールフランジfの底面bと枕木s1上
面との間に差し込み、重ね合せて、既知のよう
に、押え板1の上方及び側板2の側方から当て板
とボルトで締結し又はレールクリツプで弾性締結
することにより固定されるものである。
押え板1の周辺を高さ方向に延長するコ字形の
上部フランジ4を設けて、その上部フランジ内側
に前記当て板、又はレールクリツプを嵌合すると
ともに、底板3のレール長手方向の一端に下方に
延長する下部フランジ5を設け、これを枕木s1
の側面に当接することにより、この絶縁パツドが
レールのふく進や伸縮に対してレール長手方向、
すなわち、車両の進行方向へのズレ移動を防止し
ている。さらに、底板3の上下両面にすべり止め
用の凹凸6を形成することにより、左右一対のパ
ツド部材の凹凸が相互に嵌合してずれないように
構成してある。
このように、押え板1の上部フランジ4と当て
板及びボルト又はレールクリツプとの嵌合締結、
底板3の下部フランジ5と枕木側面との当接の外
に、左右両パツド部材の底板3の重ね合せに伴な
う上下両面の凹凸の嵌合により、絶縁パツドのレ
ールの左右方向のみでなく、長手方向のずれ移動
をも確実に防止することができる。
この考案に係る絶縁パツドにおいては、各パツ
ド部材の底板3が、全幅にわたつて、側板2側が
厚く、かつ、底板の先端に向かつて薄くなる楔状
に形成してある点、及びその底板の底面に長手方
向に連続する溝7が幅方向に適宜の間隔をもつて
複数本設けられている点、に最大の特徴がある。
上記のように、この考案に係る絶縁パツドは、
左右一対のパツド部材P1,Prの底板3を重ね合
せて締結固定されるが、底板が全幅にわたつて楔
状に形成されて、テーパを有するから、底板3の
レール底面と枕木との間への差し込みが容易にで
きる。また、左右のパツド部材をレール底面と枕
木間に差し込んだときは、第4図の右側に示され
ているように、底板が下側になつた方のパツド部
材の底板と押え板との間が、当然、他方のパツド
部材のそれよりも大きくならなければならない
が、底板3はその底面に設けられた溝7により屈
曲性を備えているため、レールの荷重を受ける右
側のパツド部材の底板が左側のパツド部材の底板
に馴染むように所要量だけ屈曲する。従つて、左
右のパツド部材の底板が安定した状態で重なり合
うとともに、絶縁パツドがレールと枕木の間で充
分な強度を確保する。
また、パツド部材の底板を全幅にわたつて楔状
に形成したので、レールの種類により異なるフラ
ンジfの幅に対応して底板の重なり量を大きい範
囲において任意に調整することができ、一種類の
絶縁パツドで各種レールに対する融通性を有す
る。
さらに、前記底板の複数個の溝は、底板の当接
面の間に雨水等が侵入して電流漏洩の原因となる
毛細管作用を中断する機能をも備えるので、絶縁
パツドの絶縁性が向上する。加えて、各パツド部
材の底板の先端は強度維持、負傷防止及び製造上
の理由から所要の厚みをもつて切断された形状と
される。従つて、左右のパツド部材の底板を重ね
た状態では第4図に示されているように、互いに
一方の底板先端と他方の底板基端との間に楔状の
空〓8が形成されることとなり、この空〓も毛細
管作用の中断効果を助長するため、絶縁性が格段
に向上する。
さらにこの考案の派生的な効果として、底板3
が楔状に形成されるから、底板は側板側において
大きい厚みを有する。従つて、第5図に示すよう
に、その厚肉の点を利用して、レールフランジf
の先端部による切断作用回避用の凹溝9を容易に
形成することができる。すなわち、凹溝9がない
場合は、レールの傾きによりレールフランジの先
端が底板3に食い込み、これに振動衝撃などが加
わつて、底板の厚肉部が劣化し、亀裂やえぐれな
どが発生して伝播し、遂には底板の切断に至るこ
とがある。これに対して、第5図に示すように緩
やかな凹みを設けて、部分的な弱点を無くすこと
により、レールからの力が底板3の全体又は側板
及び押え板にも分散されるため、切断が防止され
る。
なお、この考案に係る絶縁パツドを幅が小さい
レールに適用する場合は、底板に凹溝9を設けな
い第2図又は第4図の構造のものでも、両パツド
部材の底板の重なり部分の左右両側に空〓が形成
されることにより、レールフランジの先端から力
が加わつたときに底板の厚肉部が前記空〓に歪曲
することができるため、切断作用回避の作用効果
が得られる。
上述のように、この種絶縁パツドは、多量に使
用されることから、この考案では経済的にも充分
な配慮をして、左右一対の同一形状のパツド部材
で構成している。また、素材として一般成形材料
であるナイロン6、ナイロン66、高密度ポリエ
チレン(HDPE)、ポリプロピレン、シートモー
ルデイングコンパウンド(SMC)などの主材に
耐候性改善用副材を混入したものを用いて射出成
形により一体成形する。これにより、一種類の金
型を使用して成形できるので、多量生産に適して
おり、経済的効果も大きい。
なお、より経済的効果を狙つて、押え板1と側
板2と底板3を一平面状に成形し、次に側面板部
を中心に折曲するなどの加工をすることもでき
る。
この考案の効果 上述のように、この考案による絶縁パツドは、
左右一対の同一形状の絶縁パツド部材からなり、
各パツド部材の底板は、ほぼ全幅にわたつて側板
側が厚く、先端に向かつて薄くなる楔状に形成さ
れているとともに、下面に長手方向に連続する溝
を幅方向に間隔をもつて複数本有し、左右のパツ
ド部材は、それぞれ底板を枕木とレール底面との
間に差し込み、かつ、両底板を重ね合せて固定さ
れるので、レールフランジ幅に対する調整可能量
が大きく各種レールに対する融通性が豊富であ
り、しかも、いずれのレールに対して使用しても
充分な安定性及び強度が確保され、さらに前記溝
により電流漏洩防止効果も発揮される。加えて、
絶縁パツドの保守交換がレールの僅かなつり上げ
ですむので、極めて容易にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例を示す斜視図、
第2図はレールに対する位置関係を示す正面図、
第3図は同じく平面図、第4図は使用状態を示す
断面図である。第5図はこの考案の他の実施例を
示す正面図である。 R……レール、f……フランジ、s1……枕
木、P1,Pr……パツド部材、1……押え板、2
……側板、3……底板、6……凹凸、7……溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 枕木とレール底面との間に介在される底板と、
    該底板の一側端に連結され、レールフランジの片
    側上面を覆うための押え板とを一体とする、絶縁
    材料で形成された左右同一形状の一対のパツド部
    材からなり、左右各パツド部材の底板は、ほぼ全
    幅にわたつて前記押え板側が厚く底板の先端に向
    かつて薄くなる楔状に形成されているとともに、
    底板の下面に長手方向に連続する溝を幅方向に間
    隔をもつて複数本設けたことを特徴とする鉄道用
    枕木の絶縁パツド。
JP952586U 1986-01-25 1986-01-25 Expired JPH044006Y2 (ja)

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JPS62125101U JPS62125101U (ja) 1987-08-08
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JP2518405Y2 (ja) * 1992-02-25 1996-11-27 日本エラスター株式会社 枕木遊間レールパッド

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