JPH0440299Y2 - - Google Patents

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JPH0440299Y2
JPH0440299Y2 JP1986193361U JP19336186U JPH0440299Y2 JP H0440299 Y2 JPH0440299 Y2 JP H0440299Y2 JP 1986193361 U JP1986193361 U JP 1986193361U JP 19336186 U JP19336186 U JP 19336186U JP H0440299 Y2 JPH0440299 Y2 JP H0440299Y2
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cable
filler
reinforcing
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hole
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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、ケーブルを水中電気機器内にその
貫通金物を通して導入させる引込み部に関し、さ
くに引張り強さと水密性に優れた構造をもつもの
である。
【従来の技術】
一従来例について、第4図を参照しながら説明
する。この図で、引込み部は大別すると、ケーブ
ル1、ケーブル貫通金物2、水中電気機器のケー
ブル導入孔部3、および保持筒4からなつてい
る。 ケーブル1は、その端面から導線12が引き出
されるとともに、保持筒4に嵌挿固着される。こ
の固着は、保持筒4のケーブル1の端面側に設け
られる空間および、ケーブル1の外周面とこれが
嵌挿される保持筒4の孔との隙間に充たされた充
填剤46による。 水中電気機器のケーブル導入孔部3は、水中電
気機器8のボス81に設けられ、外側から順に、
ねじ孔33、第2孔32、第1孔31、阻止部3
4からなつている。 ケーブル1を貫通させて保持する保持筒4を、
導線12の側からケーブル導入孔部3に、阻止部
31で止まるまで挿入していく。このとき、保持
筒4の外周に装着されるOリング45が、第1孔
31の内周面と接触して水の浸入を阻止する役目
をもつ。ケーブル1には、また、2個のワツシヤ
21ではさまれたガスケツト22とケーブル貫通
金物2が嵌挿される。そして、まずワツシヤ2
1、ガスケツト22をケーブル導入孔部3の第2
孔32に挿入し、最後にケーブル貫通金物2をね
じ孔にねじ込んで全体を固定する。 したがつて、引込み部における引張り強さは、
ケーブル1の外周面とガスケツト22の内周面と
の摩擦力、および、保持筒4の孔の内面、ケーブ
ル1の端部外周と充填剤46との接着力に依存す
る。また、水密性は、ケーブル1の外周面とガス
ケツト22の内周面との押圧接触、ガスケツト2
2の外周面と第2孔32との押圧接触、保持筒4
の内部での充填剤46との密着、および、Oリン
グ45と第1孔31との押圧接触に依存する。 なお、第4図には図示してないが、ケーブル1
によつて水中電気機器8を吊り下げることもあり
うることにを考慮し、その重量を支えるつれに、
ケーブル貫通金物2にケーブル押さえ金具を併設
することもある。
【考案が解決しようとする問題点】
以上説明したように、従来の技術では、引込み
部における引張り強さは、ケーブル1の外周部と
ガスケツト22の内周面との摩擦力、および、保
持筒4の孔の内面、ケーブル1の端部外周と充填
剤46との接着力に依存し、また、水密性は、ケ
ーブル1の外周面とガスケツト22の内周面との
押圧接触、ガスケツト22の外周面と第2孔32
との押圧接触、保持筒4の内部での充填剤46と
の密着、および、Oリング45と第1孔31との
押圧接触に依存する。 したがつて、次のような問題点がある。まず、
引張り強さについては、ケーブル1の外被面−例
えば塩化ビニルやポリエチレン材料の場合が多い
−と充填剤46との“ぬれ性”、つまり接着性が
あまり良くないため、引張り強度を弱めている。
次に、水密性については、同様にケーブル1の外
被面と充填剤46との“ぬれ性”、つまり密着性
があまり良くないため、水密性を弱めている。ま
たは、この水密性の低下を防止するために、ケー
ブル1の外被面に前処理を施したり、外被材質を
選択したりしなければならない。 この考案の目的は、従来の技術がもつ以上の問
題点を解消し、簡単な構造で、かつ優れた引張り
強さと水密性をもつ水中電気機器のケーブル引込
み部を提供することにある。
【問題点を解決するための手段】
前記の目的を達成するために、この考案は次の
構成をとる。すなわち、 (1) 水中電気機器のケーブル導入孔部と、ケーブ
ルの端末部を貫通させるとともに固着保持する
ほぼ円筒状の保持筒を備え、 (2) 前記ケーブルは、芯線として挿入された金属
ワイヤからなる補強材を有し、その端末面から
前記補強材の一部が突出され、この補強材の突
出部分がフランジを有する補強筒に嵌挿固着さ
れるとともに、前記ケーブルの端末面が前記補
強筒の一方の端面に設けられ前記端末面より外
方に張り出したフランジ面に当接され、かつ、
前記端末面から導線が引き出され、 (3) 前記保持筒には、その中心線と同軸に小径、
大径の2個の孔を連設し、前記ケーブルの端部
が前記小径孔に嵌挿され、かつ前記補強筒の全
部および前記導線の一部が前記フランジ面の張
り出し部分を前記小径孔、大径孔間の境界の段
付き面に当接させて前記大径孔内に格納される
とともに、この大径孔内空間および前記の小径
孔、ケーブル端部外周面間の隙間に充たされる
充填剤によつて前記補強筒の全部および前記導
線の一部ならびに前記ケーブルの端部が固着さ
れる。 なお、充填剤は、前記大径孔内の主として前記
補強筒周辺空間に充たされる、強度と水密性をも
つ第1の充填剤−例えばエポキシ系のもの−と、
前記大径孔内の主としてその開口近傍の空間に充
たされる、水密性と可撓性をもつ第2の充填剤−
例えばシリコーン系のもの−とからなるようにす
ることができる。
【作用】
以上説明したような構成であるから、この考案
の作用は次のようになる。 ケーブルの引込み部の引張り強さは、ケーブ
ルに、その補強材を介して補強筒が固着され、こ
の補強筒のフランジが保持筒の段付き面と当接す
ることによつて、ケーブルが保持筒から抜けるこ
とが機械的に阻止される;これに、ケーブル外
被面とガスケツト内周面との摩擦力が加わつてい
る−ことによつて得られる。 また、ケーブルの引込み部の水密性は、補強
筒のフランジの外周面および端面と、保持筒の大
径孔内周面および段付き面との間の隙間に充たさ
れた充填剤が、フランジおよび保持筒とは“ぬれ
性”つまり接着性が良く、これに、ケーブル外
被面と保持筒の小径孔内周面との隙間に充たされ
る充填剤の密着性と、ガスケツトによる水密性
とが加わる−ことによつて得られる。 また、充填剤が、第1の充填剤、例えばエポキ
シ系のものと、第2の充填剤、例えばシリコーン
系のものとの二重構造をとるときには、第1、第
2充填剤の接着力による引張り強さ、水密性が得
られるとともに、とくに第2の充填剤の可撓性に
よつて、導線に無理な力が作用することが防止さ
れる。
【実施例】
この考案の一実施例を、以下に図を参照しなが
ら説明する。なお、第1図はこの考案に係る一実
施例の断面図、第2図は同じくその要部断面図で
ある。 第1図において、この水中電気機器のケーブル
引込み部は大別すると、ケーブル1、ケーブル貫
通金物2、水中電気機器のケーブル導入孔部3、
保持筒4からなつている。 ケーブル1は、第2図で拡大図示したように、
その端面から導線12と所定長の補強材13とが
引き出される。この補強材13に補強筒14の筒
14aが嵌挿され、そのフランジ14bをケーブ
ル1の端面に接触させて固着する。なお、補強材
13は、ケーブル1の機械的な強度を補強するた
めに、その芯線として挿入されている金属ワイヤ
である。また、補強筒14も金属材料からなり、
補強材13との固着は、筒14aの補強材13へ
の圧着によつている。もちろん、この固着は溶着
によつてもよい。 また、以上説明したように端末処理したケーブ
ル1は、その端部の外被部分が保持筒4の第2孔
42の内周面と接触し、補強筒14のフランジ1
4bのケーブル1端面から張り出した部分が、第
1、第2孔の境界の段付き面と接触するように、
保持筒4に挿入される。そして、補強筒14と導
線12の根元部分とが保持筒4の第1孔41の内
部にある状態で、この第1孔41の空間、およ
び、第2孔42とケーブル1の外被面との隙間に
充填剤46、例えばエポキシ系のものを充填し、
導線12、補強筒14とともにケーブル1と保持
筒14とを固着する。なお、保持筒4の第1孔4
1内周面の溝48,49は、充填剤46との接触
面積を増すとともに、形状的に抜けないようにし
たものである。 また、水中電気機器のケーブル導入孔部3は、
水中電気機器8のボス81に設けられ、外側から
順に、ねじ孔33、第2孔32、第1孔31、阻
止部34からなつている。 ケーブル1を貫通させて保持した保持孔4を、
導線12の側からケーブル導入孔部3に阻止部3
4で止まるまで挿入していく。このとき、保持筒
4の外周の溝44に装着されるOリング45が、
第1孔31の内周面と接触する。 さらに、ケーブル1には、2個のワツシヤ21
ではさまれたガスケツト22とケーブル貫通金物
2が嵌挿される。そして、まずワツシヤ21、ガ
スケツト22を、ケーブル導入孔部3の第2孔3
2に挿入させ、最後にケーブル貫通金物2をねじ
孔にねじ込んで、保持筒4を阻止部34に押し付
け、全体を固定する。 なお、以上に説明した内容は、ケーブル1の端
末処理と、このケーブル1の保持筒4との固着方
式とが異なる外は、第4図に基づいて述べた一従
来例の場合と同様である。第4図で用いられたと
同じ部材には、第1図、第2図においても同じ符
号を付してある。 以上説明したような構成であるから、この実施
例の作用は次のようになる。 ケーブル1に、その補強材13を介して補強筒
14が固着され、この補強筒14のフランジ14
bが保持筒4の段付き面43と当接することによ
つて、ケーブル1が保持筒4から抜けることが機
械的に阻止される。さらに、強度と水密性とを兼
備するエポキシ系充填剤46によつてケーブル1
がその端末部分−補強筒14、導線12−ととも
に、保持筒4に固着される。もちろん、さらにこ
れに、ケーブル1の外被面とガスケツト22の内
周面との摩擦力が加わつている。以上のようにし
て、ケーブル1の引込み部の引張り強さが得られ
る。 また、ケーブルの引込み部の水密性は次のよう
にして得られる。すなわち、補強筒14のフラン
ジ14bの外周面および端面と、保持筒4の第1
孔41内周面および段付き面43との間の隙間に
充たされた充填剤46は、フランジ14bおよび
保持筒4とは“ぬれ性”つまり密着性が良いか
ら、微小な隙間も残すことなく充填固着される。
また、これに、ケーブル1外被面と保持筒4の第
2孔42内周面との隙間に充たされる充填剤46
の密着性と、ガスケツト22、Oリング45によ
る水密性とが加わり、さらに強化される。 次に別の実施例について、第3図の要部断面図
を参照しながら説明する。この例では、充填剤の
構成を変えてある。すなわち、強度と水密性を兼
備する第1の充填剤46、例えばエポキシ系のも
のが、保持筒4の第1孔41の空間の補強筒14
周辺部分を充填し、可撓性をもつ第2の充填剤4
7、例えばシリコーン系のものが、第1孔41の
開口近傍の空間を充填して、いわゆる充填剤の二
重構造をとつている。したがつて、充填剤46に
よつて主として強度が、充填剤46,47によつ
て水密性がそれぞれ得られるとともに、とくに充
填剤47の可撓性によつて、導線12に無理な力
が作用することが防止される。
【考案の効果】
以上説明したように、この考案においては、ケ
ーブルに、その補強材を介して補強筒が固着さ
れ、この補強筒のフランジが補強筒の段付き面と
当接することによつて、ケーブルが保持筒から抜
けることが機械的に阻止され、これに、ケーブル
外被面とガスケツト内周面との摩擦力が加わるこ
とによつてケーブルの引込み部の引張り強さが得
られる;また、補強筒のフランジの外周面および
端面と、保持筒の大径孔内周面および段付き面と
の間の隙間に充たされた充填剤は、フランジおよ
び保持筒との“ぬれ性”つまり密着性が良く、こ
れに、ケーブル外被面と保持筒の小径孔内周面と
の隙間に充たされる充填剤の密着性と、ガスケツ
トによる水密性とが加わることによつてケーブル
の引込み部の水密性が得られる。 したがつて、この考案によれば、従来の技術に
比べ次のようなすぐれた効果がある。 (1) ケーブル引込み部の引張り強さと水密性が格
段に向上する。 (2) 比較的簡単な構造と組立作業とによつて実現
することができ、コスト的にも有利である。 (3) 実施態様によれば、導線の根元が可撓性充填
剤で固着されているから、この導線に無理な力
が作用することが防止され、損傷を受けるおそ
れが減少する。 (4) 別の実施態様によれば、補強筒とケーブルの
補強材との固着力が簡単、確実に得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る一実施例の断面図、第
2図は同じくその要部側面図、第3図はこの考案
に係る別の実施例の要部断面図、第4図は一従来
例の断面図である。 符号説明、1……ケーブル、11……端面、1
2……導線、13……補強材、14……補強筒、
14a……筒、14b……フランジ、2……ケー
ブル貫通金物、3……ケーブル導入孔部、31…
…第1孔、32……第2孔、33……ねじ孔、3
4……阻止部、4……保持筒、41……第1孔、
42……第2孔、43……段付き面、44,4
8,49……溝、45……Oリング、46,47
……充填剤、8……水中電気機器、81……ボ
ス。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ケーブルを水中電気機器内に導入させる引込
    み部において、 前記水中電気機器のケーブル導入孔部と、前
    記ケーブルの端末部を貫通させるとともに固着
    保持するほぼ円筒状の保持筒を備え、 前記ケーブルは、芯線として挿入された金属
    ワイヤからなる補強材を有し、その端末面から
    前記補強材の一部が突出され、この補強材の突
    出部分がフランジを有する補強筒に嵌挿固着さ
    れるとともに、前記ケーブルの端末面が前記補
    強筒の一方の端面に設けられ前記端末面より外
    方に張り出したフランジ面に当接され、かつ、
    前記端末面から導線が引き出され、 前記保持筒には、その中心線と同軸に小径、
    大径の2個の孔を連設し、前記ケーブルの端部
    が前記小径孔に嵌挿され、かつ前記補強筒の全
    部および前記導線の一部が前記フランジ面の張
    り出し部分を前記小径孔、大径孔間の境界の境
    界の段付き面に当接させて前記大径孔内に格納
    されるとともに、この大径孔内空間および前記
    の小径孔、ケーブル端部外周面間の隙間に充た
    される充填材によつて前記補強筒の全部および
    前記導線の一部ならびに前記ケーブルの端部が
    固着される ことを特徴とする水中電気機器のケーブル引込
    み部。 2 実用新案登録請求の範囲第1項記載のケーブ
    ル引込み部において、充填剤が、前記大径孔内
    の前記補強筒周辺空間に充たされる、強度と水
    密性をもつ第1の充填剤と、前記大径孔内のそ
    の開口近傍の空間を充たされる、水密性と可撓
    性をもつ第2の充填剤とからなることを特徴と
    する水中電気機器のケーブル引込み部。 3 実用新案登録請求の範囲第2項記載のケーブ
    ル引込み部において、第1の充填剤が、エポキ
    シ系のものであり、第2の充填剤が、シリコー
    ン系のものであることを特徴とする水中電気機
    器のケーブル引込み部。 4 実用新案登録請求の範囲第1項ないし第3項
    記載のいずれかの項に記載のケーブル引込み部
    において、補強筒が、金属材料からなり、前記
    補強材との固着が、圧着または溶着によること
    を特徴とする水中電気機器のケーブル引込み
    部。
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