JPH0440432B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0440432B2 JPH0440432B2 JP61011049A JP1104986A JPH0440432B2 JP H0440432 B2 JPH0440432 B2 JP H0440432B2 JP 61011049 A JP61011049 A JP 61011049A JP 1104986 A JP1104986 A JP 1104986A JP H0440432 B2 JPH0440432 B2 JP H0440432B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydrogen
- hydrogen separator
- caustic soda
- electrolytic cell
- aqueous solution
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)
- Prevention Of Electric Corrosion (AREA)
- Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はイオン交換膜式食塩電解装置におい
て、電解槽と、電解槽で得られた水素とカセイソ
ーダ水溶液混合物から水素を分離する水素分離器
を連結するカセイソーダ水溶液導入管部の電蝕防
止方法に関する。
て、電解槽と、電解槽で得られた水素とカセイソ
ーダ水溶液混合物から水素を分離する水素分離器
を連結するカセイソーダ水溶液導入管部の電蝕防
止方法に関する。
近来、食塩電解法は、水銀公害問題のために水
銀電解法から隔膜式またはイオン交換膜式電解法
に転換されており、中でも高純度のカセイソーダ
水溶液が得られることから、イオン交換膜式電解
法が現在主流となりつつある。
銀電解法から隔膜式またはイオン交換膜式電解法
に転換されており、中でも高純度のカセイソーダ
水溶液が得られることから、イオン交換膜式電解
法が現在主流となりつつある。
ところで、イオン交換膜式電解槽では、陰極側
に水素とカセイソーダが生成し、この水素とカセ
イソーダ水溶液は電解槽に続く水素分離器に送ら
れて水素を分離し、カセイソーダ水溶液は濃縮工
程に送られる。ここに用いられる水素分離器は、
通常、金属または合成樹脂製であり、電解槽とは
水素分離器導入管を介し、さらには該導入管の両
端はパツキングを介して、フランジでボルト止め
して連結されている。このように構成されている
ので、水素分離器が金属製の場合、電解槽と水素
分離器は金属製の該導入管を介してボルトで連結
されているから、通常は等電位にあるはずである
が、意外なことに水素分離器、水素分離器導入管
およびボルト部に腐食が生じるという問題点があ
る。また、絶縁を良くし、かつ腐蝕をさけるため
に水素分離器を合成樹脂製とした場合でも、水素
分離器導入管およびボルト部の腐食の発生が問題
となつている。
に水素とカセイソーダが生成し、この水素とカセ
イソーダ水溶液は電解槽に続く水素分離器に送ら
れて水素を分離し、カセイソーダ水溶液は濃縮工
程に送られる。ここに用いられる水素分離器は、
通常、金属または合成樹脂製であり、電解槽とは
水素分離器導入管を介し、さらには該導入管の両
端はパツキングを介して、フランジでボルト止め
して連結されている。このように構成されている
ので、水素分離器が金属製の場合、電解槽と水素
分離器は金属製の該導入管を介してボルトで連結
されているから、通常は等電位にあるはずである
が、意外なことに水素分離器、水素分離器導入管
およびボルト部に腐食が生じるという問題点があ
る。また、絶縁を良くし、かつ腐蝕をさけるため
に水素分離器を合成樹脂製とした場合でも、水素
分離器導入管およびボルト部の腐食の発生が問題
となつている。
本発明の目的は上記問題点である水素分離器を
合成樹脂製とした場合の、水素分離器導入管部、
すなわち該導入管とそのフランジを止めるボルト
部の電蝕を防止する方法を提供することにある。
合成樹脂製とした場合の、水素分離器導入管部、
すなわち該導入管とそのフランジを止めるボルト
部の電蝕を防止する方法を提供することにある。
本発明者らは、この水素分離器導入管部の腐蝕
の原因は、電解槽と水素分離器導入管部および排
出されるカセイソーダ水溶液との間に電位差が生
ずることによる電蝕であることを見出し、本発明
を完成するに至つた。
の原因は、電解槽と水素分離器導入管部および排
出されるカセイソーダ水溶液との間に電位差が生
ずることによる電蝕であることを見出し、本発明
を完成するに至つた。
すなわち本発明は
イオン交換膜式食塩電解装置において、電解槽の
水素とカセイソーダ混合物から水素を分離する水
素分離器内のカセイソーダ水溶液と、電解槽の陰
極室部分を電気的に接続することを特徴とする食
塩電解槽の水素分離器導入管部の電蝕防止方法で
ある。
水素とカセイソーダ混合物から水素を分離する水
素分離器内のカセイソーダ水溶液と、電解槽の陰
極室部分を電気的に接続することを特徴とする食
塩電解槽の水素分離器導入管部の電蝕防止方法で
ある。
本発明の方法では水素分離器内のカセイソーダ
液中に、鉄棒、鉄片などの導電体を浸漬するなど
の方法で、カセイソーダ溶液に導電体を接触さ
せ、この導電体と、電解槽の陰極室部分とを銅線
などの導電体でつなぐ。このため電解槽と水素分
離器内のカセイソーダ水溶液は等電位となつて叙
上の電蝕が防止される。
液中に、鉄棒、鉄片などの導電体を浸漬するなど
の方法で、カセイソーダ溶液に導電体を接触さ
せ、この導電体と、電解槽の陰極室部分とを銅線
などの導電体でつなぐ。このため電解槽と水素分
離器内のカセイソーダ水溶液は等電位となつて叙
上の電蝕が防止される。
なおこの際、各フランジの間も同様に銅線など
でつないでおくと、ボルト部の電蝕防止効果が向
上するのでさらに好ましい。
でつないでおくと、ボルト部の電蝕防止効果が向
上するのでさらに好ましい。
以下本発明を実施例により詳細に説明する。
実施例
第1図は本発明を実施する1例の概念図であ
る。
る。
電解槽1の陽極2と陰極3との間にイオン交換
膜4があり、この陽極側に精製食塩水5(通常濃
度は25〜26重量%である)が導入され、陽極側か
ら塩素6と濃度が薄くなつた食塩水7が排出され
る。一方陰極側には通常低濃度のカセイソーダ水
溶液8が導入され、イオン交換膜4を通してナト
リウムイオンが取り込まれてカセイソーダ水溶液
の濃度が上がると共に陰極では水素が発生する。
この高濃度のカセイソーダは水素と共に電解槽か
ら排出され、水素分離器導入管9を介して連結さ
れた合成樹脂製の水素分離器10に導入される。
分離した水素11は水素分離器導入管の上部に設
けられた配管12を通して水素貯槽(図示せず)
または水素消費工程(図示せず)に送られる。一
方、水素を分離したカセイソーダ13は水素分離
器に設けられた配管14を経て、一部は濃縮工程
へ送られ残部は水を加えられ電解槽に循環され
る。
膜4があり、この陽極側に精製食塩水5(通常濃
度は25〜26重量%である)が導入され、陽極側か
ら塩素6と濃度が薄くなつた食塩水7が排出され
る。一方陰極側には通常低濃度のカセイソーダ水
溶液8が導入され、イオン交換膜4を通してナト
リウムイオンが取り込まれてカセイソーダ水溶液
の濃度が上がると共に陰極では水素が発生する。
この高濃度のカセイソーダは水素と共に電解槽か
ら排出され、水素分離器導入管9を介して連結さ
れた合成樹脂製の水素分離器10に導入される。
分離した水素11は水素分離器導入管の上部に設
けられた配管12を通して水素貯槽(図示せず)
または水素消費工程(図示せず)に送られる。一
方、水素を分離したカセイソーダ13は水素分離
器に設けられた配管14を経て、一部は濃縮工程
へ送られ残部は水を加えられ電解槽に循環され
る。
ここにおいて水素分離器導入管からの漏電を防
止するために、水素分離器は合成樹脂製を用い、
また水素分離器導入管上部からの水素配管12も
電解槽からの漏電防止策がほどこされているの
で、漏電対策はほぼ完全であるはずであるが、水
素分離器から配管14を経て排出されるカセイソ
ーダ水溶液が導電性体となり、他の所でアースさ
れて水素分離器導入管やこれを取付けるためのボ
トル部に電蝕が生ずる。
止するために、水素分離器は合成樹脂製を用い、
また水素分離器導入管上部からの水素配管12も
電解槽からの漏電防止策がほどこされているの
で、漏電対策はほぼ完全であるはずであるが、水
素分離器から配管14を経て排出されるカセイソ
ーダ水溶液が導電性体となり、他の所でアースさ
れて水素分離器導入管やこれを取付けるためのボ
トル部に電蝕が生ずる。
この電蝕をさけるために、水素分離器内に鉄棒
15を浸漬し、この鉄棒を電解槽の陰極室部分1
6と銅線17で連結して、電解槽と水素分離器内
のカセイソーダ水溶液を等電位とした。
15を浸漬し、この鉄棒を電解槽の陰極室部分1
6と銅線17で連結して、電解槽と水素分離器内
のカセイソーダ水溶液を等電位とした。
この結果、水素分離器導入管およびボルト部分
の電蝕を防止することができた。
の電蝕を防止することができた。
本発明の水素分離器導入管部の電蝕防止法は、
単に電解槽と水素分離器内カセイソーダ水溶液を
金属線などの導電体で電気的に接続するのみで達
せられるので、極めて効率的である。
単に電解槽と水素分離器内カセイソーダ水溶液を
金属線などの導電体で電気的に接続するのみで達
せられるので、極めて効率的である。
また、水素分離器導入管部が電蝕により破壊す
ることがなくなるので安全性も極めて良好とな
る。
ることがなくなるので安全性も極めて良好とな
る。
第1図はイオン交換膜式食塩電解槽と水素分離
器の要部を示す概念図である。 1……電解槽、2……陽極、3……陰極、4…
…イオン交換膜、9……水素分離器導入管、10
……水素分離器、15……鉄棒、17……銅線。
器の要部を示す概念図である。 1……電解槽、2……陽極、3……陰極、4…
…イオン交換膜、9……水素分離器導入管、10
……水素分離器、15……鉄棒、17……銅線。
Claims (1)
- 1 イオン交換膜式食塩電解装置において、電解
槽の水素とカセイソーダ混合物から水素を分離す
る水素分離器内のカセイソーダ水溶液と、電解槽
の陰極室部分を電気的に接続することを特徴とす
る食塩電解槽の水素分離器導入管部の電蝕防止方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61011049A JPS62170491A (ja) | 1986-01-23 | 1986-01-23 | 食塩電解槽の水素分離器導入管部の電蝕防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61011049A JPS62170491A (ja) | 1986-01-23 | 1986-01-23 | 食塩電解槽の水素分離器導入管部の電蝕防止方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62170491A JPS62170491A (ja) | 1987-07-27 |
| JPH0440432B2 true JPH0440432B2 (ja) | 1992-07-02 |
Family
ID=11767170
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61011049A Granted JPS62170491A (ja) | 1986-01-23 | 1986-01-23 | 食塩電解槽の水素分離器導入管部の電蝕防止方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62170491A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103614740A (zh) * | 2013-12-13 | 2014-03-05 | 攀枝花钢企欣宇化工有限公司 | 电解槽稳压装置 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19940699C2 (de) | 1999-08-27 | 2002-02-07 | Mg Technologies Ag | Verfahren zum Verhindern von Streuströmen in peripheren Anlagenteilen in einer Elektrolyse zum Gewinnen von Metallen |
| EP4074862A1 (de) * | 2021-04-14 | 2022-10-19 | Siemens Energy Global GmbH & Co. KG | Elektrolyseeinrichtung |
| EP4074863A1 (de) * | 2021-04-14 | 2022-10-19 | Siemens Energy Global GmbH & Co. KG | Elektrolyseeinrichtung |
-
1986
- 1986-01-23 JP JP61011049A patent/JPS62170491A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103614740A (zh) * | 2013-12-13 | 2014-03-05 | 攀枝花钢企欣宇化工有限公司 | 电解槽稳压装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62170491A (ja) | 1987-07-27 |
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