JPH0440496Y2 - - Google Patents

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JPH0440496Y2
JPH0440496Y2 JP1987101651U JP10165187U JPH0440496Y2 JP H0440496 Y2 JPH0440496 Y2 JP H0440496Y2 JP 1987101651 U JP1987101651 U JP 1987101651U JP 10165187 U JP10165187 U JP 10165187U JP H0440496 Y2 JPH0440496 Y2 JP H0440496Y2
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、バツク等に用いられる合成樹脂製の
なす環に関し、特に紐の端部を連結するようにし
た紐連結用なす環に関するものである。
従来の技術 従来、紐の端部を連結するようにした紐連結用
なす環としては、台湾専利公報第80037号に開示
されたものが知られている。この紐連結用なす環
は、なす環の本体部材が紐装着穴を形成した筒状
の頭部を有し、この頭部に内方側に弾性変形する
一対の挾圧片を設け、前記頭部の紐装着穴に紐の
端部を挿入して予め紐に挿通されているキヤツプ
を該頭部に嵌め込むことにより両挾圧片を内方側
に弾性変形させ、もつて両挾圧片が紐を挾圧保持
するようになつている。
考案が解決しようとする問題点 しかし、上記紐連結用なす環は、紐を両挾圧片
により挾圧保持しているので紐が回転せず、従つ
て紐が捩れたり又はその挾圧部分で紐が裂損して
しまうという恐れがある。また両挾圧片により紐
を挾圧するようになつているので、紐の挾圧力に
抗してキヤツプを筒状の頭部に嵌め込まなくては
ならず、従つてその組付けが大変である。さらに
キヤツプを頭部に嵌め込んで両挾圧片を内方側に
弾性変形させているので、本体部材が引張られる
と紐を挾圧保持している両挾圧片が外方側に逃
げ、もつてキヤツプが本体部材の頭部から抜け出
てしまうという問題点があつた。
本考案は、上記問題点に着目してなされたもの
であつて、紐が捩れたり裂損したりすることのな
い組付け簡単な紐連結用なす環を提供することを
目的とする。
問題点を解決するための手段 本考案は、頭部の下面に下方に向けて延びる複
数の弾性脚片を有し当該弾性脚片の先端に外方側
へ突出する係止突起を形成した紐連結部材と、前
記紐連結部材が嵌合する装着穴を有する収納筒部
の下面にフツクおよび当該フツクの開口を閉塞す
る抜止片を設けたなす環本体とから成り、前記紐
連結部材の頭部に各弾性脚片の間において上下方
向へ貫通する紐通し孔を穿設することにより当該
頭部の下面に紐の膨大端部を保持する保持面を形
成し、他方、前記なす環本体の収納筒部の下部に
装着穴と連通し紐連結部材の弾性脚片の係止突起
が係止する係止孔を形成したことを特徴とする紐
連結用なす環とすることによつて、上記問題点を
解決したのである。
作 用 紐連結部材となす環本体とを組付けるに先立
ち、紐の一端を紐連結部材の各弾性脚片側より紐
通し孔に挿入して頭部側に引つ張ることで、紐の
他端に形成した膨大端部を頭部の保持面に保持さ
せることにより、紐連結部材に紐を装着する。し
かる後、なす環本体の収納筒部の装着穴に紐連結
部材を弾性脚片側より挿入して、当該弾性脚片の
係止突起を収納筒部の係止孔に係止させることに
より、紐連結部材をなす環本体に組付ける。
実施例 以下、図面に示す実施例に基づいて本考案を説
明する。
第1図において、11は紐Cを装着する紐連結
部材、12はなす環本体であり、両部材11,1
2とも合成樹脂材により形成されている。
前記紐連結部材11は、第2図ないし第4図に
示されるように、円柱状に形成した頭部15と、
この頭部15の下面から互いに離隔して下方側に
延びる複数本(図示の例では2本)の弾性脚片1
6,16とから成つている。該頭部15には、各
弾性脚片16,16の間において上下方向へ貫通
する紐通し孔17が穿設されていて、この紐通し
孔17の周囲が後述の紐Cの膨大端部C1を保持
する保持面15aとなつている。しかして、前記
紐通し孔17は、その直径が紐Cの外径よりも大
きく、かつ同紐Cの膨大端部C1よりも小さくな
つている。該両弾性脚片16,16は、頭部15
の径方向で対面して内方側に弾性変形可能となつ
ている。この両弾性脚片16,16の下方先端に
は、外方側に向けて突出する係止突起18,18
が形成されており、この両係止突起18,18
は、後述の本体部材12の係止孔24,24に
夫々係止するようになつている。
前記紐連結部材11に紐Cを装着するには、第
1図に示されるように、紐Cの一方の端部を弾性
脚片16側から紐通し孔17に通して頭部15側
に引張ると、該紐Cの他方の端部に形成した結び
玉状の膨大端部C1が両弾性脚片16,16の間
で頭部15の下面に回転自在に保持される。な
お、この膨大端部C1は、両弾性脚片16,16
の内側面間の距離よりも小さく、かつ紐通し孔1
7の径よりも大であればどのようなものであつて
もよく、例えば紐Cが合成繊維等のものであれば
加熱成形しても形成できる。
前記なす環本体12は、第5図ないし第7図に
示されるように、略し字状に形成したフツク部2
0と、平板状の抜止片21と、円柱状に形成した
収納筒部22とから成つている。該フツク部20
と抜止片21は、相互に対面して収納筒部22の
下面に形成されている。該抜止片21は、フツク
部20の先端内側でフツク部20の開口を閉塞
し、フツク部20側に向けて弾性変形可能となつ
ている。該収納筒部22には、紐連結部材11が
嵌合する装着穴23が形成されている。この装着
穴23は、収納筒部22の軸方向に延びて上方側
が開口しており、紐連結部材11を完全に挿入し
た際、頭部15が収納筒部22の上面からわずか
に突出する深さに形成されている。また、該収納
筒部22には、一対の係止孔24,24が穿設さ
れている。この両係止孔24,24は、装着穴2
3と連通して収納筒部22の径方向で対面してい
る。さらに、該収納筒部22には、その内周側縁
上部に両弾性脚片16,16導入用の傾斜凹部2
5,25が形成されている。該両傾斜凹部25,
25は、係止孔24,24の上方側に形成されて
下方内側に傾斜しており、これにより本体部材1
2に対する紐連結部材11の位置決めが簡単に行
なえる。
このような構成とした本考案の紐連結用なす環
は、なす環本体12の装着穴23に、紐Cを装着
した紐連結部材11を弾性脚片16側から挿入す
るだけで、弾性脚片16,16の係止突起18,
18が収納筒部22の係止孔24,24に係止
し、従つて紐連結部材11となす環本体12との
組付けが簡単に行なえる。また紐連結部材11が
弾性脚片16,16の係止部18,18でなす環
本体12の収納筒部22の係止孔24,24に係
止しているので、紐Cに引張力が作用しても紐連
結部材11となす環本体12が分離することがな
い。さらに紐Cの膨大端部C1が紐連結部材11
の両弾性脚片16,16間で頭部15の保持面1
5aに回転自在に保持されているので、紐Cが紐
連結部材11に対して回転可能となり、もつて紐
Cが捩れたり裂損したりすることがない。
第8図は、本考案の紐連結用なす環の他の実施
例を示し、紐連結部材11の頭部15上方にフラ
ンジ部26を形成した他は、第1図に示す紐連結
用なす環と同一の構成となつている。この紐連結
用なす環は、紐連結部材11の頭部15上方がフ
ランジ部26により径大となつているため、紐連
結部材11を本体部材12の装着穴23に挿入し
て組付ける操作が簡単に行なえるという利点があ
る。
考案の効果 以上、説明したように、本考案によれば、なす
環本体の収納筒部の装着穴に紐連結部材を弾性脚
片側より挿入するだけで、当該弾性脚片の係止突
起が収納筒部の係止孔に係止するようになつてい
るので、紐連結部材となす環本体との組付けが簡
単に行なえる上、紐連結部材の弾性脚片の係止突
起がなす環本体の収納筒部の係止孔に係止してい
るから、紐に引張力が作用しても紐連結部材とな
す環本体とが分離することがない。
また、紐通し孔が紐連結部材の頭部に各弾性脚
片の間において上下方向へ貫通して形成してある
ので、紐の一端を紐連結部材の各弾性脚片側より
紐通し孔に挿入することができ、したがつて、紐
通し孔への紐の挿通作業を簡単に行うことができ
る。
更に、紐連結部材の頭部に各弾性脚片の間にお
いて上下方向へ貫通する紐通し孔を穿設すること
により当該頭部の下面に紐の膨大端部を保持する
保持面を形成しているので、紐の膨大端部が各弾
性脚片の間で回転自在に保持されることとなつ
て、従来周知の紐連結用なす環のように紐が捩れ
たり裂損したりするということがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る紐連結用なす環の一実
施例を示す部分断面図、第2図は、紐連結部材の
一例を示す正面図、第3図は、第2図の−線
断面図、第4図は、第2図に示す紐連結部材の平
面図、第5図は、本体部材の一例を示す正面図、
第6図は、第5図の−線断面図、第7図は、
第5図に示す本体部材の平面図、第8図は、本考
案に係る紐連結用なす環の他の実施例を示す部分
断面図である。 C……紐、C1……膨大端部、11……紐連結
部材、12……本体部材、15……頭部、16…
…弾性脚片、17……紐通し孔、18……係止突
起、22……収納筒部、23……装着穴、24…
…係止孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 頭部15の下面に下方に向けて延びる複数の弾
    性脚片16,16を有し当該弾性脚片16,16
    の先端に外方側へ突出する係止突起18,18を
    形成した紐連結部材11と、前記紐連結部材11
    が嵌合する装着穴23を有する収納筒部22の下
    面にフツク20および当該フツク20の開口を閉
    塞する抜止穴21を設けたなす環本体12とから
    成り、前記紐連結部材11の頭部15に各弾性脚
    片16,16の間において上下方向へ貫通する紐
    通し孔17を穿設することにより当該頭部5の下
    面に紐Cの膨大端部C1を保持する保持面15a
    を形成し、他方、前記なす環本体12の収納筒部
    22の下部に装着穴23と連通し紐連結部材11
    の弾性脚片16,16の係止突起18,18が係
    止する係止孔24,24を形成したことを特徴と
    する紐連結用なす環。
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