JPH0440514B2 - - Google Patents

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JPH0440514B2
JPH0440514B2 JP4075784A JP4075784A JPH0440514B2 JP H0440514 B2 JPH0440514 B2 JP H0440514B2 JP 4075784 A JP4075784 A JP 4075784A JP 4075784 A JP4075784 A JP 4075784A JP H0440514 B2 JPH0440514 B2 JP H0440514B2
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Tsugio Shibata
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SEIATSU KK
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電設工事諸作業中、電柱等重量物の積
載と運搬、建柱のための竪穴掘削、建柱、積載ウ
インチを利用した牽引作業及び積載の油圧パワー
ユニツトを利用して電設用の油圧工具を使用する
諸作業に使用する作業車に関する。
〔従来技術〕
従来、上記諸作業を行う為には、それぞれその
目的のみに使用する専用の大、中型車が備えられ
稼働しているが、短時間に作業を完了する必要が
ある為に、それぞれの専用車を集中して待機させ
る等の無駄や不便があつた。また狭溢な場所等に
おいては、大型車の進入稼働が困難であり、この
場合人力に頼らざるをえず、各作業に長時間を要
し、かつ危険性の高いものであつた。
〔発明の目的〕
本発明は、実質的に一台で全ての電設作業を容
易かつ迅速に行うことが出来、且つ溢路や農道な
どにも進入容易であり、また交通量の多い幹線道
路の傍らにおいても安全、迅速に作業を遂行する
ことができる電設用作業車を提供することを目的
とする。
本発明はまた前記諸作業を小人数で行うことが
でき、省力化も図ることができる電設用作業車を
提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
本発明は、走行車に起倒自在に配置した主リー
ダと、該主リーダに多段伸縮式として移動可能に
連接した副リーダと、前記主リーダ及び副リーダ
の伸縮方向へ移動可能に前記副リーダに連接した
電柱受け用の移動ベースとを備え、前記主リーダ
に一端を固定し且つ該主リーダが起立姿勢のとき
前記副リーダの上端部を走行自在に巡つて他端を
前記移動ベースに連結した連鎖部材を設け、前記
主リーダに一端を固定し且つ該主リーダが起立姿
勢のとき前記副リーダの下端部を走行自在に巡つ
て他端を前記移動ベースに連結した連鎖部材を設
け、前記主リーダに対して前記副リーダが移動す
るとき、前記移動ベースは前記副リーダの移動方
向と同じ向きに移動可能としたことを特徴とす
る。
〔実施例〕
以下、添付図に示す実施例に基づいて本発明を
具体的に説明する。
第1図は本発明の電設用作業車の一実施例を示
す正面図、第2図は第1図の−線による矢視
平面図、第3図は同−線による矢視側面図、
第4図は同−線による矢視側面図である。
図において、1は作業車の車体枠、2は車体枠
1の中央部に固定した駆動エンジン、3は駆動エ
ンジン2及び無端ベルト4によつて駆動される二
連油圧ポンプ、5は車体枠1の後部に設けた油圧
ポンプ3用の作動油タンク、6は車体枠1の両側
に設けた一対の履帯、7は車体枠1の前方両側に
ブラケツト8によて固定された出力軸に駆動スプ
ロケツト9を結合する走行用油圧モータ、10は
車体枠1の後方に組み込まれて履帯6に内接する
従動スプロケツト、11は車体枠1の両側下方で
軸受部を軸芯として履帯6の下側に内接する接地
用従動輪、12は車体枠1の前方に設けられ後述
する各油圧シリンダ及び各油圧モータの作動をコ
ントロールする操作バルブブロツク、13は同様
に車体枠1に設けられた各種油圧工具使用の際に
これを接続する油圧コンバータ、14は車体枠1
の中央部片側に設けられ180度旋回及び90度ロツ
ク可能な牽引積載用の積載ウインチ、15は車体
枠1の前方寄りに設けたリーダ受部、16は車体
枠1の上部前後に立設した支柱16aに取付けた
側面積載用電柱受部、17は車体枠1の後方両側
に張り出し可能に設けたアウトリガー兼接地用油
圧シリンダ、18は車体枠1後方両側に設けた複
合リーダ受けブラケツト、19はこのブラケツト
18の支点軸20を介して起倒用油圧シリンダ2
1によつて起倒自在に取付けた複合リーダであ
る。
第5図は複合リーダ19の一部切欠拡大正面
図、第6図は第5図の−線による断面図、第
7図は同−線による断面図、第8図は同−
線による断面図である。なお、第6図は移動ベ
ース32は主リーダ30の最も上端に位置させた
ときに下側のベース61を下方から見たものに相
当し、第7図はこのベース61を上方から見たも
のに相当している。
複合リーダ19は、主リーダ30とこの主リー
ダ30の中で進退自在に取付けられる副リーダ3
1を備えると共に、副リーダ31に対してその長
手方向に移動自在に連接した移動ベース32を組
み込んだものである。
主リーダ30は、複合リーダ19の幅方向の両
端に位置する外側枠33となるもので、凹状の横
断面を持つ一対の主材34をそれぞれの凹み部分
が向き合う姿勢に互いに平行に配列している。そ
して、これらの主材34の上端及び下端等の背部
には連結材35を掛け渡して主材34どうしを一
体化する。したがつて、主リーダ30は、幅が広
く前後方向が短い偏平な凹状の空間をもつものと
なる。また、主リーダ30の背部には、副リーダ
31を昇降動作させるシリンダの基部を枢着する
ための副リーダ用シリンダ受けブラケツト36、
起倒支点軸ブラケツト37及び起倒用シリンダロ
ツド受けブラケツト38を下から順に設ける。副
リーダ用シリンダ受けブロケツト36は、第7図
に示すように、主リーダ30の連結材35のほぼ
中央に位置した一対のものである。そして、第1
図及び第7図のように、ピン接合により副リーダ
用油圧シリンダ42の下端部を枢着している。そ
して、主リーダ30の下端には支持軸41によつ
てリーダ脚39を連接し、このリーダ脚39を第
5図において上下方向に回動可能とする。更に、
主リーダ30の背部には、副リーダ31を移動さ
せるための副リーダ用油圧シリンダ42をその軸
線が主リーダ30の軸線と平行になるように設
け、その基端部をブラケツト36に枢着する。
副リーダ31は、主リーダ30のそれぞれの主
材34によつて区画された空間の中に、第5図に
おいて上下に移動可能に組み込まれる。この副リ
ーダ31は、第6図〜第8図に示すように、凹状
の横断面形状を持つ一対のフレーム31aを幅方
向に互いに平行となるように配置したものであ
る。これらのフレーム31aの下端側には、それ
ぞれに2個のガイドホイール43を回転自在に設
け、これらのガイドホイール43を主リーダ30
の主材34の内壁に当てて転動可能とする。ま
た、第6図に示すように、主材34の上端部側に
はフレーム31aの外側面を摺動可能に案内する
ガイドメタル44を設ける。したがつて、副リー
ダ31はガイドホイール43とガイドメタル44
による2点で主リーダ30に連接されることにな
る。
また、副リーダ31は、第5図に示すようにそ
の背部に設けたブラケツト45によつて副リーダ
用油圧シリンダ42に連接される。そして、この
副リーダ用油圧シリンダ42を作動させれば、ガ
イドホイール43とガイドメタル44との間の摺
動構造によつて、副リーダ31は主リーダ30に
対して、第1図の一点鎖線で示す位置まで上昇し
たり、この位置から下降して主リーダ30の中に
収まる動きが可能となる。
更に、副リーダ31に対して移動ベース32を
第5図において上下に移動可能に連接する。この
連接のため、第7図に示すように、移動ベース3
2の背部側にはホイール32aを設け、このホイ
ール32aを副リーダ31のフレーム31aの凹
状横断面を利用して転動自在に組み込む。
移動ベース32は、電柱を包み込むことができ
る程度の凹部を持つ2枚のベース60,61を備
え、これらのベース60,61の幅方向の両端を
外枠62によつて一体連結した箱状のものであ
る。そして、背部の幅方向の両端部に設ける一対
のブラケツト64を、第5図に示すように上下の
2個所に設け、これらの各ブラケツト64にそれ
ぞれ軸63を取り付けている。これらの軸63は
副リーダー31のフレーム31aの中に入り込
み、軸63を回転自在に設けたホイール32aが
このフレーム31の内壁に接触しながら転動可能
としている。また、移動ベース32の下側のベー
ス61の凹部にはV形に2個の電柱受けコロ65
を設け、積載る電柱をこのコロ62で受けるよう
にする。なお、移動ベース32には、第5図に示
すようにワイヤロープ等を通せる取付け孔90を
開けておき、これを各種の作業に利用する。
更に、副リーダ31の上端及び下端には、スプ
ロケツト46,47をそれぞれブラケツト48,
49によつて取り付ける。これらのスプロケツト
46,47は、正面から見て(第5図において右
側から見て)幅方向の2個所にそれぞれ2個ずつ
配置する。
主リーダ30の上端と移動ベース32の上側の
ブラケツト64にはそれぞれチエイン固定部6
6,67を設け、これらの固定部66,67とを
チエイン69aで連接すると共に、このチエイン
69aを副リーダ31の上端のスプロケツト46
に巻き掛ける。また、移動ベース32の下側のブ
ロケツト64と主リーダ30の上端よりも低い位
置にも、それぞれチエイン固定部68,69を設
け、これらの固定部68,69をチエイン69b
で連接すると共に、このチエイン69bを副リー
ダ31の下端のスプロケツト47に巻き掛ける。
なお、本実施例では、チエイン69a,69bが
連鎖部材として設けられているが、後述の作業で
は一方のチエイン69aのみで、副リーダ31の
昇降時に同時に移動ベース32を昇降させること
も可能である。
以上の主リーダ30と副リーダ31との間の連
接構造により、副リーダ用油圧シリンダ42を作
動させると、副リーダ31は第1図の一点鎖線で
示す高さまで上昇する。このとき、移動ベース3
2は副リーダ31と一体になつているので、この
移動ベース32も副リーダ31の上昇高さに等し
い分だけ上昇することになる。そして、この副リ
ーダ31の上昇に伴つて、スプロケツト46,4
7も上昇するので、チエイン固定部66,69が
静止位置にあることから、チエイン69a,69
bも走行していずれもスプロケツト46,47を
第5図において反時計方向に回転させる。したが
つて、移動ベース32は第5図の最も低い位置か
ら、第1図の一点鎖線で示す最も高い位置まで移
動する。すなわち、副リーダ31の上昇分に加え
て、この副リーダ31に対して移動ベース32が
上昇し、副シリンダ用油圧シリンダ42のストロ
ークよりも長い移動ベース32のストロークを得
ることができる。
第9図は主リーダ30の基端部の拡大側面図、
第10図は第9図の−線による断面図、第1
1図は第10図の−線による断面図である。
主リーダ39の下端部には、幅方向に支持軸4
1を回転自在に組み込み、支持軸41の両端部に
リーダ脚39を接地姿勢から主リーダ30の側面
に沿う姿勢まで回転可能に取り付けている。ま
た、リーダ脚30によつて囲まれた部分には、移
動ベース32のコロ65と同様に電柱Aを受ける
ローラ54を備えたローラプレート40を設け
る。このローラプレート40は第11図の状態か
ら反時計方向に180度の範囲で回動可能である。
そして、第10図に示すようにローラプレート4
0には幅方向の2個所に切欠40aを設け、この
切欠40aの中に入り込むピン53を主リーダ3
0の下端に固定する。そして、第10図に示すよ
うにローラ54が電柱Aを受ける姿勢のときに
は、ピン53の上端に固定具53aをネジ接合等
によつて結合し、これによりローラプレート40
の姿勢を拘束する。また、支持軸41よりも奥側
にも、切欠40a下から上に突き抜ける姿勢のピ
ン52を設けておき、ローラプレート40を使用
しないときには第11図のように反時計方向にこ
れを反転させてピン52が切欠40aを突き抜け
るようにする。そして、このピン52の上端にネ
ジ接合等によつて固定具52aを結合することに
よつて、ローラプレート40を退避姿勢にロツク
することができる。
また、このローラプレート40が第10図の姿
勢にあるときには、リーダ脚39は第9図に示す
ような接地姿勢に拘束される。そして、ローラプ
レート40を退避位置に反転させたときには、主
リーダ30の側面に沿う起立姿勢にロツクな構成
を持たせる。
以上の構成を持つ電設作業車による各種の作業
について、第12図以降の図面によつて説明す
る。
第12図及び第13図は電柱の建柱用の竪穴を
掘削作業する例であり、アースオーガ装置によつ
て縦穴の掘削開始する前の側面図及び正面図であ
る。
図において、本発明の電設作業車の移動ベース
32には、掘削のための駆動装置80を取り付
け、この駆動装置80の中間軸81を介してアー
スオーガ82を連接している。
掘削に際しては、まず竪穴の掘削予定位置に車
体枠1を停止させて複合リーダ19を直立した姿
勢に設定する。そして、アウトリガー兼接地用油
圧シリンダ17によつて接地すると共に、リーダ
脚39も接地させる。次いで、移動ベース32を
複合リーダ19の下端部まで下げてこの移動ベー
ス32に駆動装置80をアタツチメント式として
固定し、この駆動装置80に、車体枠1に設けた
油圧コンバータ13からの油圧ホース(図示せ
ず)を接続する。そして副リーダ用油圧シリンダ
42によつて副リーダ31を上昇させて移動ベー
ス32の高さを設定した後中間軸81を駆動装置
80に連結し、更に図示のように移動ベース32
を最も高い位置まで上昇させてアースオーガ82
をこの中間軸81に接続する。
このような準備の後、駆動装置80によつてア
ースオーガ82を回転させながら、副リーダ用油
圧シリンダ42のアクチユエータを後退させて移
動ベース32及び副リーダ31を下降させてい
く。これにより、アースオーガ82が回転しなが
ら下降し、建柱用の竪穴を掘削することができ
る。ここで、アースオーガ82を下降させていく
ときには、これを土中に差し込んでいく力を移動
ベース32が与える必要がある。この力は、副リ
ーダ用油圧シリンダ42が収縮するときにワイヤ
96bが移動ベース32を引き下げる方向に走る
ことによつて得られる。すなわち、ワイヤ69b
は第12図の状態から第1図の状態に戻ように動
くので、移動ベース32を下に引くようになり、
これを利用することによつて、アースオーガ82
による掘削を可能とする。
この建柱用の竪穴の掘削が完了した後には、電
柱Aを竪穴位置まで搬送する。この電柱Aの搬送
作業も、本発明の電設用作業車によつて行われ、
まず最初に電柱Aを積載する作業から始める。
第14図から第21図に電設用作業車への電柱
Aの積載作業の要領を示す。なお、電柱Aはコン
クリート柱A−1、中間鋼管A−2及び上部鋼管
A−3の組合せ例として示す。
まず、電柱を積載する前に、車体枠1を地面に
置かれた中間鋼管A−2及び上部鋼管A−3に位
置合わせして停止させ、その左右側部にそれぞれ
2本ずつ側面積み補助金具70を取り付ける。こ
の側面補助金具70は第15図に示すように、下
端を接地させて上端を車体枠1に固定して使用す
るものであり、上端には回転軸70bによつて図
中の矢印方向に回動自在な挿入杆70aを備えて
いる。そして、この挿入杆70aは第1図で示し
た支柱16aの側面積載用電柱受部16の保持孔
に差し込まれ、第14図のように斜めの姿勢とし
て車体枠1に固定される。
次いで、地面上の中間鋼管A−2に対して、ウ
インチ14からのワイヤ72をその外周面に巻き
掛ける。そして、ウインチ14を駆動してワイヤ
72を巻き上げると、中間鋼管A−2は側面補助
金具70に乗り上がり、最終的に第14図の一点
鎖線で示すように中間鋼管A−2は側面積載用電
柱受部16の中に収まる。なお、上部鋼管A−3
についても同様な作業によつて、第14図に示す
ように他方側の側面積載用電柱受部16の上に載
せることができる。
コンクリート柱A−1を積載するには、第16
図のように複合リーダ19を起立した姿勢とする
と共に、第17図に示す支持金具73を補助的な
ものとして用意する。この支持金具73は、2本
の脚を自立式として備え、えこれらの脚の上端ど
うしをチエイン73aで結んだものである。
地面に置いたコンクリート柱A−1に対し、第
16図のように下端にセツトした移動ベース32
にワイヤBを繋ぎ、このワイヤBをコンクリート
柱A−1の周りに掛ける。そして、副リーダ用油
圧シリンダ42を作動して、副リーダ31及び移
動ベース32を上昇させると、同図の一点鎖線で
示すようにコンクリート柱A−1は地面から離
れ、このとき車体枠1から適当な距離をおいた位
置に支持金具72をコンクリート柱A−1の下に
潜らせ、これをチエイン73aによつて支持す
る。
コンクリート柱A−1を支持金具73で支持し
た後には、起倒用油圧シリンダ21によつて、第
18図に示すように複合リーダ19を車体枠1の
上に倒して寝かせる。この作業の間では、複合リ
ーダ19の下端のローラプレート40を第10図
及び第11図のように主リーダ30の前方に突き
出る姿勢としてロツクしておき、リーダ脚39は
主リーダ30の側面に沿う姿勢に設定しておく。
この設定の後、複合リーダ19を倒していくと、
コンクリート柱A−1の先端側はローラプレート
40の上に次第に載るようになり、このローラプ
レート40に備えた2個の受けローラ54によつ
て支持される。また、これと同時に移動ベース3
2のコロ65によつてもコンクリート柱A−1が
支持されるようになる。
このようにコンクリート柱A−1の一端を複合
リーダ19の下端部に載せた後は、吊り金具75
を第19図に示すようにコンクリート柱A−1の
下端に掛ける。そして、積載ウインチ14のワイ
ヤ76を移動ベース32に取付けた滑車77に掛
けてその先端にフツク78を設け、このフツク7
8と吊り金具75側に付けた二重のワイヤ79を
掛け合わせる。積載ウインチ14を作動してワイ
ヤ79を巻き上げていくと、コンクリート柱A−
1は第18図のようにローラプレート40の受け
ローラ54の転動によつて次第に車体枠1の前側
方向へ進む。このようなコンクリート柱A−1の
移動により、その重心が受けローラ54側に移つ
た後は、支持金具73を撤去する。
この後も積載ウインチ14の作動を継続し、コ
ンクリート柱A−1を複合リーダ19の上端側へ
と送る。そして、この積載ウインチ14によつ積
載と同時に、移動ベース32を動かすことによつ
て、コンクリート柱A−1を第19図のように完
全に積載する。すなわち、コンクリート柱A−1
の先端部分が移動ベース32の上に載つた後に、
副リーダ用油圧シリンダ42を作動させれば、副
リーダ31は第19図において右側へ移動すると
同時に移動ベース32もコンクリート柱A−1の
積載方向へと動く。したがつて、最終的には第1
9図に示すように副リーダ31が伸び切つた位置
まで進出し、コンクリート柱A−1は第20図に
ように複合リーダ19の上に積載される。
なお、第21図はリーダ脚39の上に電柱Aを
載せて搬送できる例を示す図である。これは、電
柱Aに移動ベース32からのワイアBを掛け、副
リーダ用油圧シリンダ42によつてこのワイヤB
を張り、これを利用して電柱Aをリーダ脚39の
上に載せるようにしたもおである。この場合で
は、電柱Aは紙面と直交する向きの姿勢となるこ
とは無論である。
このようにコンクリート柱A−1、中間鋼管A
−2及び上部鋼管A−3を第20図のように電設
作業車に載せた状態で、建柱現場まで移送するこ
とができる。なお、コンクリート柱A−1は複合
リーダ19に支持されているので、直ぐに竪穴の
中に挿入できる。このため、現場では中間鋼管A
−2と上部鋼管A−3だけを地面に降ろし、コン
クリート柱A−1は複合リーダ19の上に載せた
ままでよい。
建柱現場では、第22図から第25図に示す建
柱作業を行うが、第22図では複合リーダ19の
上に載せたコンクリート製の1本の電柱Aの建柱
作業について説明する。
第22図において、一点鎖線で示す電柱Aを複
合リーダ19の上に載せて竪穴位置まで搬送し、
アウトリガー兼接地用油圧シリンダ17によつて
車体枠1を位置決めして安定させる。そして、車
体枠1の前端部に、第24図に示す安定用補助脚
85を接続して建柱に際しての車体枠1の基底を
広くす。安定用補助脚85は、車体枠1の挿入孔
(図示せず)に差し込む挿入端85aを一端に備
え、他端には車輪85bを設けたものである。
建柱作業の前に、複合リーダ19を起立させた
ときに移動ベース32から電柱Aが抜け出ること
を防ぐために、移動ベース32との間で電柱Aを
抱くように安全ベルトCを掛ける。そして、電柱
Aを複合リーダ19の上で移動させ、電柱Aの下
端を複合リーダ19の下端と揃えるようにする。
なお、このような作業は副リーダ用油圧シリンダ
42を作動させたり、積載ウインチ14のワイヤ
を電柱Aの基端に掛けて巻き上げることによつて
行える。
次いで、建柱時用ワイヤロープ86を移動ベー
ス32に開けた取付け孔90に掛けると共に、電
柱Aの下端を抱くようにして設けた吊り金具75
をこの建柱時用ワイヤロープ86に連結する。そ
して、この作業の後、起倒用油圧シリンダ21に
よつて複合リーダ19を徐々に起こしていき、こ
れが直立した時点で静止させる。そして、リーダ
脚39を図示のように接地姿勢としてロツクし、
電柱Aの竪穴との整合度をチエツクして埋設作業
に移行する。この埋設作業は、副リーダ用油圧シ
リンダ42のアクチユエータを後退させることに
よつて、副リーダ31及び移動ベース32を共に
下降させながら行う。
このような作業によつて、電柱Aの下端部は竪
穴の中に次第に落とし込まれ、その埋設設定深さ
になつたら、建柱時用ワイヤロープ86を吊り金
具75から外す。なお、この吊り金具75は電柱
Aと共に竪穴の通に埋めたままとする。
一方、コンクリート柱A−1、中間鋼管A−2
及び上部鋼管A−3を組み合わせた都市型複合柱
の建柱の場合、建柱場所に十分スペースがあると
きは、これらの柱A−1、鋼管A−2、A−3を
予め地上で連結して1本物とする。この後、この
1本物の電柱を前記と同様な要領で複合リーダ1
9の上に載せ、第22図で説明した建柱作業によ
つて電柱の下端部を竪穴に埋設すればよい。
また、建柱作業の場所が狭いときに都市型複合
柱を建注する場合は、第23図〜第27図に示す
要領で行う。
まず、建柱後の根元となるコンクリート柱A−
1建柱は、第22図で説明したものと全く同様な
要領で行う。そして、コンクリート柱A−1を竪
穴に仮埋設した後、第25図に示すように車体枠
1をコンクリート柱A−1から離れる方向に少し
移動させ、側面積載用受部16に載せていた中間
鋼管A−2を複合リーダ19の上に移し変える。
そして、コンクリート柱A−1の場合と同様に起
倒用油圧シリンダ21及び副リーダ用油圧シリン
ダ42の作業によつて、中間鋼管A−2を仮設し
たコンクリート柱A−1の近くに立ち上げる。こ
の後、中間鋼管A−2の姿勢を維持するために、
ワイヤ96によつて固定状態にあるコンクリート
柱A−1に縛り付けて一体化する。
次に、移動ベース32の上端に第26図及び第
27図に示す建柱用補助ブラケツト92を固定
し、更にこのブラケツト92を利用して建柱用補
助柱93を連結する。この作業は、移動ベース3
2が最も低いレベルとなるように設定した状態で
行い、建柱用補助柱93の上端部には上端補助ブ
ラケツト93aを設けてこれに吊り上げ滑車95
を取り付ける。そして、この滑車95に巻き付け
たワイヤ95aをウインチ14に接続すると共
に、上部鋼管A−3の中途部分の外周に掛け回し
て保持するための保持ワイヤDをこのワイヤ95
aの先端に一体化している。
建柱用補助ブラケツト92は、第27図に示す
ように、中間鋼管A−2を抱くように突き出した
二股状のアーム92aを持ち、これらのアーム9
2aの先端には中間鋼管A−2を保持するための
安全ベルト92bを設けている。また、上端補助
ブラケツト93aも建柱用補助ブラケツト92と
同様に、上部鋼管A−2を受ける二股状のアーム
を備え、このアームの先端に安全ベルト93bを
取り付けたものである。
建柱用補助柱93等を連結した後は、移動ベー
ス32を副リーダ用油圧シリンダ42によつてそ
の最上端位置まで上昇させ、建柱用補助柱93の
滑車95によつて、側面積載用受部16に載つて
いる上部鋼管A−3を吊り上げる。この吊り上げ
作業では、保持ワイヤDを上部鋼管A−3の外周
面に設ける足場用のボルトA−4に掛け、このボ
ルトA−4を引き上げるようにして上部鋼管A−
3を吊り上げるようにする。そして、コンクリー
ト柱A−1によつて拘束されている中間鋼管A−
2の上端に上部鋼管A−3の下端に嵌め、これら
鋼管A−2,A−3を1本物とする作業を行う。
次に、移動ベース32を最下端まで下げ、中間
鋼管A−2の下端部を建柱用補助ブラケツト92
の凹み部分に納めると同時に安全ベルト92bで
拘束す。また、上部鋼管A−3の下端部も建柱用
補助柱93の上端のブラケツト93aの凹みに納
めると同時に安全ベルト93bによつて保持し、
更に保持ワイヤDを上部鋼管A−3の下端側の足
場用のボルトA−4に掛ける。
そして、ワイヤ96を切断してコンクリート柱
A−1による中間鋼管A−2へ拘束を解き、移動
ベース32をその最も高い位置まで上昇させる。
この後、起倒用油圧シリンダ21のアクチユエー
タを少し後退させて、第25図において複合リー
ダ19の上端を右側に鉛直線から2〜3°傾ける。
すなわち、接地部分が少し浮くようにしてアウト
リガー兼接地用シリンダ17による設置を解除
し、車体枠1が移動できるようにする。そして、
中間鋼管A−2の下端が根元コンクリート柱A−
1の上端よりも高いレベルにあることを確認し、
これらが嵌合可能な位置まで静かに車体枠1を前
進させた後に停止させる。
次に、複合リーダ19の姿勢を鉛直に戻した
後、移動ベース32を緩やかに下降させ、コンク
リート柱A−1への中間鋼管A−2の位置を調整
しながらこれらを一体に結合する。そして、各ベ
ルお及びワイヤロープの連結を解き、移動ベース
32を下降され、更に複合リーダ19を車体枠1
上に倒して建柱用補助柱93やブラケツト92を
取り除けば、電柱の設置が完了する。
〔発明の効果〕
本発明により、次のよう効果を奏することがで
きる。
建柱用の竪穴掘削から電柱の積載搬送及び建
柱作業が、一つの作業車で一貫作業でき、現場
での施工が簡単に行える。
クレーン等の補助的な機械を必要としないの
で、狭い建柱現場でも作業の煩雑さを伴うこと
なく、短時間で施工できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電設用作業車の一実施例を示
す側面図、第2図は第1図の−線矢視による
平面図、第3図は第1図の−線矢視による正
面図、第4図は第1図の−線矢視による背面
図、第5図は電設用作業車の複合リーダの要部を
示す一部切欠側面図、第6図は第5図の−線
による断面図、第7図は第5図の−線による
断面図、第8図は第5図の−線矢視による断
面図、第9図は主リーダの下端部の拡大側面図、
第10図は第9図の−線による主リーダの下
端部の横断面図、第11図は第10図の−線
による主リーダの下端部の縦断面図、第12図及
び第13図はそれぞれ建柱用の竪穴掘削作業を示
す側面図及び正面図、第14図は鋼管柱の側面積
載を示す背面図、第15図は側面積載に利用する
補助金具の正面図、第16図はコンクリート柱の
積載作業の初期段階を示す側面図、第17図は複
合リーダへの電柱の積載に利用する支持金具の正
面図、第18図はコンクリート柱の複合リーダへ
の積載を示す側面図、第19図はコンクリート柱
の積載完了時を示す側面図、第20図はコンクリ
ート柱と鋼管柱を積載したときの側面図、第21
図はリーダ脚を電柱の搬送に利用する例を示す側
面図、第22図は1本物の電柱の建柱作業を示す
側面図、第23図はその正面図、第24図は建柱
作業に利用する安定用補助脚の側面図、第25図
は複合型の電柱の建柱作業を示す側面図、第26
図は第25図の建柱作業に利用するブラケツトの
側面図、第27図はその平面図である。 1:車体枠(走行車)、19:複合リーダ、2
1:起倒用油圧シリンダ、30:主リーダ、3
1:副リーダ、42:副リーダ用油圧シリンダ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 走行車に起倒自在に配置した主リーダと、該
    主リーダに多段伸縮式として移動可能に連接した
    副リーダと、前記主リーダ及び副リーダの伸縮方
    向へ移動可能に前記副ルーダに連接した電柱受け
    用の移動ベースとを備え、 前記主リーダに一端を固定し且つ該主リーダが
    起立姿勢のとき前記副リーダの上端部を走行自在
    に巡つて他端を前記移動ベースに連結した連鎖部
    材を設け、 前記主リーダに一端を固定し且つ該主リーダが
    起立姿勢のとき前記副リーダの下端部を走行自在
    に巡つて他端を前記移動ベースに連結した連鎖部
    材を設け、 前記主リーダに対して前記副リーダが移動する
    とき、前記移動ベースは前記副リーダの移動方向
    と同じ向きに移動可能としたことを特徴とする電
    設用作業車。
JP4075784A 1984-03-02 1984-03-02 電設用作業車 Granted JPS60184173A (ja)

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