JPH0440656Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0440656Y2 JPH0440656Y2 JP1987017082U JP1708287U JPH0440656Y2 JP H0440656 Y2 JPH0440656 Y2 JP H0440656Y2 JP 1987017082 U JP1987017082 U JP 1987017082U JP 1708287 U JP1708287 U JP 1708287U JP H0440656 Y2 JPH0440656 Y2 JP H0440656Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- visible light
- denture base
- rebase
- denture
- light
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、不適合義歯床裏装用の可視光重合リ
ベース材を口腔内において光硬化させるための可
視光重合リベース材硬化装置に関する。
ベース材を口腔内において光硬化させるための可
視光重合リベース材硬化装置に関する。
(従来の技術)
従来、経年変化などにより不適合状態となつた
義歯床と口腔粘膜との適合性をより正確に改修す
ることによつて、義歯床の口蓋、歯槽弓粘膜から
の脱落を防止することが行なわれている。
義歯床と口腔粘膜との適合性をより正確に改修す
ることによつて、義歯床の口蓋、歯槽弓粘膜から
の脱落を防止することが行なわれている。
これは不適合義歯の「裏装」あるいは「改床」
といわれ、咬合関係は正確であるが義歯床が粘膜
面に適合しなくなつた場合に、人工歯部を現状の
ままにして咬合関係を変化させることなく、新し
い床材料を義歯床に裏付けして義歯床と粘膜との
再適合を図るものであり、一般に「リベース」と
もいわれる。
といわれ、咬合関係は正確であるが義歯床が粘膜
面に適合しなくなつた場合に、人工歯部を現状の
ままにして咬合関係を変化させることなく、新し
い床材料を義歯床に裏付けして義歯床と粘膜との
再適合を図るものであり、一般に「リベース」と
もいわれる。
そしてこれら方法には直接法と間接法とがあ
り、直接法は常温重合レジンを用いて口腔内で直
接粘膜面に適合させてそのまま重合させるもので
チエアーサイドで簡単に行え、適合性もよいけれ
ども、レジンモノマーによる強い刺激や重合時の
発熱が患者に非常な不快感を与えるという問題と
アミンによるリベース材の変質という問題があ
る。
り、直接法は常温重合レジンを用いて口腔内で直
接粘膜面に適合させてそのまま重合させるもので
チエアーサイドで簡単に行え、適合性もよいけれ
ども、レジンモノマーによる強い刺激や重合時の
発熱が患者に非常な不快感を与えるという問題と
アミンによるリベース材の変質という問題があ
る。
また間接法は加熱により重合する加熱重合レジ
ンを使用するもので、物理的には優れた素材とな
るが、印象、埋没、レジンてん入などの技工操作
が煩雑である。
ンを使用するもので、物理的には優れた素材とな
るが、印象、埋没、レジンてん入などの技工操作
が煩雑である。
さらに加熱操作を伴うため、義歯床が変形して
適合性にも問題が生じる。
適合性にも問題が生じる。
他方、上記方法での欠点がないものとして、最
近においては光重合樹脂が使用されるようにな
り、特に、最近では紫外光でなく可視光重合硬化
性の安全な樹脂が、義歯修復、リベースに適用さ
れつつある。
近においては光重合樹脂が使用されるようにな
り、特に、最近では紫外光でなく可視光重合硬化
性の安全な樹脂が、義歯修復、リベースに適用さ
れつつある。
そしてその可視光重合樹脂には、多官能アクリ
レート系(ポリオールアクリレート、ポリエステ
ルアクリレートなど)樹脂が広く使用されてお
り、ペースト状或はシート状のプレポリマー(例
えば、「エポレツクス」:商品名(日本油脂(株))))
に可視光を照射することによつて重合硬化が行な
われる。
レート系(ポリオールアクリレート、ポリエステ
ルアクリレートなど)樹脂が広く使用されてお
り、ペースト状或はシート状のプレポリマー(例
えば、「エポレツクス」:商品名(日本油脂(株))))
に可視光を照射することによつて重合硬化が行な
われる。
(考案が解決しようとする問題点)
前記のとおり、光重合によるリベースは好まし
いものであるが、粘膜と接する義歯床面にペース
ト状又はシート状可視光重合性樹脂材(リベース
材)を付着して、これを口腔内に入れ、口蓋、歯
槽弓等粘膜への圧接と筋形成を繰り返して印象を
採得した後、それを取り出す際において、まわり
の口唇舌その他粘膜などに触れて義歯床辺縁部の
前記光重合性樹脂材(光に当たつていないため柔
らかい)が変形する場合が間々ある。
いものであるが、粘膜と接する義歯床面にペース
ト状又はシート状可視光重合性樹脂材(リベース
材)を付着して、これを口腔内に入れ、口蓋、歯
槽弓等粘膜への圧接と筋形成を繰り返して印象を
採得した後、それを取り出す際において、まわり
の口唇舌その他粘膜などに触れて義歯床辺縁部の
前記光重合性樹脂材(光に当たつていないため柔
らかい)が変形する場合が間々ある。
この段階で、特に辺縁部が変形すると、将来、
製品義歯床は部分的に口腔粘膜に突き当たり潰瘍
を生じ疼痛の原因となる。また気密性が無くなり
空気が侵入するため、義歯床が粘膜面から非常に
外れ易くなる。したがつて、術者はこの取り出し
作業には細心の注意と熟練を要するのである。
製品義歯床は部分的に口腔粘膜に突き当たり潰瘍
を生じ疼痛の原因となる。また気密性が無くなり
空気が侵入するため、義歯床が粘膜面から非常に
外れ易くなる。したがつて、術者はこの取り出し
作業には細心の注意と熟練を要するのである。
(問題点を解決するための手段)
本考案は前記問題点を解決すべく種々研究の結
果なされたもので、本考案のリベース材硬化装置
を用いれば、術者は容易かつ安全・確実に、優れ
た義歯床の直接法リベースができるのである。
果なされたもので、本考案のリベース材硬化装置
を用いれば、術者は容易かつ安全・確実に、優れ
た義歯床の直接法リベースができるのである。
本考案はすなわち、可視光供給光源を内蔵した
把持部とその前部に延設された透明樹脂、ガラス
等の光導通性材料製の平面視U型可視光照射具と
から構成され、かつ平面視U型可視光照射具に
は、一方面に可視光照射面を設け、他側面に反射
体を設けてなることを特徴とする、不適合義歯床
の口腔内裏装用の、可視光重合リベース材硬化装
置である。
把持部とその前部に延設された透明樹脂、ガラス
等の光導通性材料製の平面視U型可視光照射具と
から構成され、かつ平面視U型可視光照射具に
は、一方面に可視光照射面を設け、他側面に反射
体を設けてなることを特徴とする、不適合義歯床
の口腔内裏装用の、可視光重合リベース材硬化装
置である。
なお、上記平面視U型可視光照射具の反射体を
金属製の補強フレーム兼反射体で構成し、その内
側には、透明樹脂、ガラス、光フアイバー集合体
等の光導通性材料を装填し、均質な可視光照射が
保証されるようにすることも好ましい。
金属製の補強フレーム兼反射体で構成し、その内
側には、透明樹脂、ガラス、光フアイバー集合体
等の光導通性材料を装填し、均質な可視光照射が
保証されるようにすることも好ましい。
上記において光照射面は、平面視U型可視光照
射具の一方側面(例えば下面)にあり、他側面
(例えば側面・上面)の内面は光反射面となして
一方面への光の照射効率を高める。
射具の一方側面(例えば下面)にあり、他側面
(例えば側面・上面)の内面は光反射面となして
一方面への光の照射効率を高める。
可視光照射具の形状は、平面視U型で略歯列弓
型のものであり、義歯床、特に義歯床の辺縁部に
付着されたリベース材を光硬化させるのに適応し
た形状とする。
型のものであり、義歯床、特に義歯床の辺縁部に
付着されたリベース材を光硬化させるのに適応し
た形状とする。
したがつて、平面視U型可視光照射具は歯列弓
の歯幅よりも若干広幅(歯の前側面部及び裏側面
部をカバーする程度)のものが好ましい。
の歯幅よりも若干広幅(歯の前側面部及び裏側面
部をカバーする程度)のものが好ましい。
歯幅よりも若干広幅のものにあつては、口腔内
において、義歯床内側辺縁部から外側辺縁部付近
のリベース材までを同時に光硬化させることがで
き、また、口腔内に挿入した際、その内側面を義
歯歯列外面に安定的に当接して頬側肉と義歯歯列
との間に光照射面を介在させることができるた
め、義歯床外側辺縁部付近のリベース材を容易に
光硬化させることができる。
において、義歯床内側辺縁部から外側辺縁部付近
のリベース材までを同時に光硬化させることがで
き、また、口腔内に挿入した際、その内側面を義
歯歯列外面に安定的に当接して頬側肉と義歯歯列
との間に光照射面を介在させることができるた
め、義歯床外側辺縁部付近のリベース材を容易に
光硬化させることができる。
可視光照射具の形状等は以上のようであるが、
光源部との接続は、光源を内蔵した把持部をネジ
結合等により延設して一体化している。
光源部との接続は、光源を内蔵した把持部をネジ
結合等により延設して一体化している。
手指にて把持できるピストル型グリツプ等の把
持部の役割は、操作の容易性、安定性を確保する
ばかりでなく、光源を収容するものである。
持部の役割は、操作の容易性、安定性を確保する
ばかりでなく、光源を収容するものである。
光源としては、主波長500nm付近の可視光を発
生するハロゲンランプ、キセノンランプ等が好ま
しいが、可視光重合性樹脂の種類に応じて適宜波
長のものを選択使用すればよい。
生するハロゲンランプ、キセノンランプ等が好ま
しいが、可視光重合性樹脂の種類に応じて適宜波
長のものを選択使用すればよい。
(実施例)
次に本考案の実施例を、添付図面を参照して説
明する。
明する。
第1図は本考案の実施例装置の一部切欠き概略
斜視図であり、第2図1〜5は本考案実施例装置
を用いる口腔内における義歯床リベースの直接法
工程の略説図を示すものである。
斜視図であり、第2図1〜5は本考案実施例装置
を用いる口腔内における義歯床リベースの直接法
工程の略説図を示すものである。
第1図において、1は透明ガラス製可視光照射
具、2は光照射面、3はランプ(光源)、4は電
源(電池)、5は把持部であり、作業時において、
術者は把持部5を手指で把持しつつ可視光照射具
1を患者の口腔内へ挿入し、光照射面2から特に
義歯床辺縁部の光重合性樹脂材(リベース材)付
近に可視光を照射(第2図5参照)するものであ
る。
具、2は光照射面、3はランプ(光源)、4は電
源(電池)、5は把持部であり、作業時において、
術者は把持部5を手指で把持しつつ可視光照射具
1を患者の口腔内へ挿入し、光照射面2から特に
義歯床辺縁部の光重合性樹脂材(リベース材)付
近に可視光を照射(第2図5参照)するものであ
る。
可視光照射具1の下面は光照射面2となつてい
るが、その他の上側面は金属製の可視光照射具補
強フレームを兼ねた光反射体7となつている。
るが、その他の上側面は金属製の可視光照射具補
強フレームを兼ねた光反射体7となつている。
つぎに、第2図1〜5によつて、実施例装置を
用いた義歯床リベースの直接法について説明す
る。
用いた義歯床リベースの直接法について説明す
る。
まず、経年変化によつて不適合状態となつた全
部床義歯10の床辺縁部11を含む床面12に、
可視光重合性シート状リベース材13を積重ねる
(第2図1)。
部床義歯10の床辺縁部11を含む床面12に、
可視光重合性シート状リベース材13を積重ねる
(第2図1)。
次いで、手指及び押圧棒14を用いて、シート
状リベース材13を義歯床12に緊密に積層し
(第2図2)、リベース材13の余分なはみ出し部
を切除して、未硬化リベース材付着義歯床15を
得る(第2図3:裏面、4:表面)。
状リベース材13を義歯床12に緊密に積層し
(第2図2)、リベース材13の余分なはみ出し部
を切除して、未硬化リベース材付着義歯床15を
得る(第2図3:裏面、4:表面)。
その後、未硬化リベース材付着義歯床15を口
腔内へ挿入し、咬合して口蓋、歯槽弓粘膜16等
への圧接と筋形成を繰り返す。
腔内へ挿入し、咬合して口蓋、歯槽弓粘膜16等
への圧接と筋形成を繰り返す。
これによつて、義歯床15を未硬化リベース材
を調厚して歯槽弓等粘膜16へフイツトさせ、そ
して後、可視光照射具1の照射面2から可視光を
照射して、特に義歯床辺縁部11付近のリベース
材17を重合硬化する(第2図5))。この際、可
視光は紫外光よりも透過性が良好なため、樹脂製
義歯床を透過してその裏面部までにも到達する。
を調厚して歯槽弓等粘膜16へフイツトさせ、そ
して後、可視光照射具1の照射面2から可視光を
照射して、特に義歯床辺縁部11付近のリベース
材17を重合硬化する(第2図5))。この際、可
視光は紫外光よりも透過性が良好なため、樹脂製
義歯床を透過してその裏面部までにも到達する。
なお、この可視光重合による硬化処理は、完全
に行うことなく、仮硬化程度であつてもよい。そ
の理由は、仮硬化されていると、リベース材付着
義歯床を歯槽弓粘膜から取り出す際、義歯床辺縁
部11のリベース材17が変形することはほとん
ど阻止できるためである。
に行うことなく、仮硬化程度であつてもよい。そ
の理由は、仮硬化されていると、リベース材付着
義歯床を歯槽弓粘膜から取り出す際、義歯床辺縁
部11のリベース材17が変形することはほとん
ど阻止できるためである。
最後に、口腔内から取り出されたリベース材付
着全部床義歯を、大光量の可視光照射装置内へ移
載し、未硬化リベース材を完全に重合硬化せしめ
た後、若干の仕上げ加工を施して完成品とする。
着全部床義歯を、大光量の可視光照射装置内へ移
載し、未硬化リベース材を完全に重合硬化せしめ
た後、若干の仕上げ加工を施して完成品とする。
(考案の効果)
以上のとおり本考案の可視光重合リベース材硬
化装置はコンパクトで、把持・操作がし易く、本
考案装置を用いれば、リベース材付着義歯床を歯
槽弓等粘膜から取り出す際、義歯床辺縁部のリベ
ース材が変形することを防止できる。
化装置はコンパクトで、把持・操作がし易く、本
考案装置を用いれば、リベース材付着義歯床を歯
槽弓等粘膜から取り出す際、義歯床辺縁部のリベ
ース材が変形することを防止できる。
その結果、経年変化により不適合状態となつた
全部床義歯を、容易かつ確実に、優れた適合性を
有するものに改修することができる。
全部床義歯を、容易かつ確実に、優れた適合性を
有するものに改修することができる。
なお、本考案装置は光源が口腔内に挿入される
ことがないため、安全性が確保できる。
ことがないため、安全性が確保できる。
さらに、可視光による光重合を対象とするた
め、紫外光のような有害性がない。
め、紫外光のような有害性がない。
第1図は本考案の実施例装置の一部切欠き概略
斜視図であり、第2図1〜5は本考案実施例装置
を用いる口腔内における義歯床リベースの直接法
工程の略説図を示すものである。 図中、1……可視光照射具、2……光照射面、
3……光源、4……電源、7……補強フレーム兼
光反射体、10……全部床義歯、11……義歯床
辺縁部、12……床面、13……光重合性シート
状リベース材、14……押圧棒、15……未硬化
リベース材付着義歯床、16……歯槽弓粘膜、1
7……義歯床辺縁部リベース材。
斜視図であり、第2図1〜5は本考案実施例装置
を用いる口腔内における義歯床リベースの直接法
工程の略説図を示すものである。 図中、1……可視光照射具、2……光照射面、
3……光源、4……電源、7……補強フレーム兼
光反射体、10……全部床義歯、11……義歯床
辺縁部、12……床面、13……光重合性シート
状リベース材、14……押圧棒、15……未硬化
リベース材付着義歯床、16……歯槽弓粘膜、1
7……義歯床辺縁部リベース材。
Claims (1)
- 可視光供給光源を内蔵した把持部とその前部に
延設された透明樹脂、ガラス等の光導通性材料製
の平面視U型可視光照射具とから構成され、かつ
平面視U型可視光照射具には、一方面に可視光照
射面を設け、他側面に反射体を設けてなることを
特徴とする、不適合義歯床の口腔内裏装用の、可
視光重合リベース材硬化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987017082U JPH0440656Y2 (ja) | 1987-02-10 | 1987-02-10 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987017082U JPH0440656Y2 (ja) | 1987-02-10 | 1987-02-10 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63124910U JPS63124910U (ja) | 1988-08-15 |
| JPH0440656Y2 true JPH0440656Y2 (ja) | 1992-09-24 |
Family
ID=30809513
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987017082U Expired JPH0440656Y2 (ja) | 1987-02-10 | 1987-02-10 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0440656Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3970856A (en) * | 1975-05-16 | 1976-07-20 | Cavitron Corporation | Ultraviolet light applicator |
-
1987
- 1987-02-10 JP JP1987017082U patent/JPH0440656Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63124910U (ja) | 1988-08-15 |
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