JPH0441191Y2 - - Google Patents

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JPH0441191Y2
JPH0441191Y2 JP11756686U JP11756686U JPH0441191Y2 JP H0441191 Y2 JPH0441191 Y2 JP H0441191Y2 JP 11756686 U JP11756686 U JP 11756686U JP 11756686 U JP11756686 U JP 11756686U JP H0441191 Y2 JPH0441191 Y2 JP H0441191Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案は精紡機、粗紡機等の紡機の機台長手
方向に沿つて移動し、玉揚げ、篠替え、糸継等の
作業を行う玉揚機、篠替機、糸継機等の紡機にお
ける自動機の姿勢制御装置に関するものである。
(従来の技術) 一般に、この種の自動機が作業を行う場合、自
動機と紡機との位置関係を一定に保つ必要があ
る。ところが、一般に工場の床面は完全な水平で
ないため、自動機が直接床面上を走行して作業を
行う場合には、作業位置により紡機と自動機との
位置関係が異なり作業に支障を生ずる。このた
め、従来は紡機のスピンドルレールと平行に高さ
調整を行つて床面にレールを敷設し、このレール
上を自動機が走行するようにしたものが実施され
ている。ところが、このレールの敷設は床面を堀
り起こす等の面倒な作業を必要とし、多大な費用
と労力を必要とするばかりでなく、既設工場に敷
設する場合には長い工事期間中機台の運転を停止
しなければならないという不都合がある。前記問
題点を解消するため昭和51年4月5日公開の特開
昭51−40437号公報には、作業機(自動機)の紡
機機台側側面に少なくとも2個のガイドローラ
を、床面には一対の走行用床車輪を設け、ガイド
ローラを紡機に付設したガイドレールに嵌合し床
面を走行して玉揚げ等の作業を行う作業機に、走
行中に車体の傾きを自動的に検出して検出信号を
発する検出装置を取付け、この検出信号に応動し
て走行用床車輪を上下動させ、走行中に作業機の
傾きを補正するようにした作業機の走行姿勢制御
装置が提案されている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、前記装置では走行中の車体の傾きを
検出して走行中に作業機の傾きを補正するため、
傾き検出精度が悪いという不都合がある。すなわ
ち、走行中に傾きを検出する場合にはセンサに振
動加速度が加わるため、応答性を良くした場合に
は自動機の傾きによる検出信号と振動加速度によ
る検出信号との区別が困難となり、両者を区別す
るため応答性を悪くする必要が生じ、傾きの検出
精度も悪くなる。従つて、自動機の姿勢を精度良
く水平に制御することが困難となる。
考案の構成 (問題点を解決するための手段) 前記の問題点を解決するためこの考案において
は、床面走行用車輪を備え紡機機台に沿つて移動
して玉揚げ、篠替え等の作業を行う自動機に、前
記車輪を上下動させる車輪昇降装置と、自動機の
傾きを検出するための傾斜検出装置と、前記紡機
機台と自動機との間隔を常時計測する測定装置
と、前記測定装置による計測値が所定の範囲から
外れた場合自動機の移動を停止する停止装置と、
停止時に前記傾斜検出装置の検出信号に基づき自
動機の傾きが所定の値以上のときに車輪昇降装置
を駆動制御する制御装置とを設けた。
(作用) この考案の自動機は床面走行用車輪が床面に接
触した状態で紡機機台に沿つて移動し、所定作業
位置に停止した状態で玉揚げ、篠替え等の作業を
行う。この際自動機の左右方向すなわち紡機機台
長手方向と直交する平面内での傾きが床面の凹凸
により変化する。自動機に許容される傾きの程度
は作業時と走行時とでは異なり、走行時には許容
される傾きの程度が大きい。この装置では紡機機
台と自動機との間隔を常時計測する測定装置によ
り自動機の姿勢が走行に支障のない状態にあるか
否かを検出するとともに、異常検出時には停止し
て姿勢制御を行う。又、所定作業位置に停止した
時にも前記傾斜検出装置の検出信号に基づいて姿
勢制御を行う。
(実施例) 以下この考案を精紡機の自動機に具体化した一
実施例を第1〜6図に従つて説明する。第1図に
示すように精紡機機台1の側面には機台長手方向
に沿つてガイドレール2が水平に延設され、該ガ
イドレール2の外側には所定間隔でガイドピン2
aが突設されている。自動機3には精紡機機台1
側側面に前記ガイドレール2と嵌合可能な2個の
ガイドローラ4及び前記ガイドピン2aと係合可
能なスクロールカム3aが配設され、反対側側面
下部の前記両ガイドローラ4の中央と対応する位
置には床面走行用車輪5が配設されている。そし
て、図示しない駆動モータによりスクロールカム
3aが回転駆動されることにより前記ガイドロー
ラ4がガイドレール2に嵌合した状態で精紡機機
台1に沿つて所定距離ずつ間欠的に移動し、自動
機に装備された玉揚装置あるいは篠替装置を作動
して所定の作業を行う。
第1図に示すように精紡機機台1のスピンドル
レール6の外側には断面U字状のガイドレール7
が固定されている。前記ガイドレール7と対応す
る自動機3の側面にはコイルばね8が突設され、
その先端には逆U字状をなす支持部材9が固定さ
れている。支持部材9の一端には前記ガイドレー
ル7と係合するコロ10が回転自在に支承され、
他端には近接スイツチの作動片としての鉄片11
がガイドレール7と平行に固定されている。又、
前記支持部材9の下方には前記鉄片11を挟む状
態で一対の近接スイツチ12a,12bが自動機
3の傾きが走行時の許容範囲を越える時より若干
少ない傾きの際に作動する位置に配設されてい
る。前記鉄片11と近接スイツチ12a,12b
等により精紡機機台1と自動機3との間隔を常時
計測する測定装置13が構成されている。
第5,6図に示すように自動機3の下部外側に
は支持ブラケツト14が突設され、該支持ブラケ
ツト14に固定された支軸15に対して支持レバ
ー16が回動可能に支持され、該支持レバー16
に床面走行用車輪5が支軸17を介して回転自在
に支持されている。自動3の前端にはブラケツト
18が固定され、該ブラケツト18には油圧シリ
ンダ19がその基端において回動可能に支持さ
れ、該油圧シリンダ19のピストンロツド20と
前記支持レバー16の一端とがピン21により回
動可能に連結されている。前記支持レバー16と
油圧シリンダ19とにより車輪昇降装置が構成さ
れている。
自動機3には精紡機機台1の長手方向と直交す
る平面内における自動機3の傾きを検出するため
の傾斜検出装置としての傾斜角センサ22が装備
されている。傾斜角センサ22としては振子を利
用した周知のポテンシヨメータ式あるいはトルク
バランス式のセンサが使用されている。そして、
自動機3に装備された制御装置23が前記傾斜角
センサ22の検出信号に基づいて前記車輪走行装
置すなわち油圧シリンダ19の駆動制御を行うよ
うになつている。
第3図に示すように制御装置23は前記傾斜角
センサ22から出力される検出信号を入力して演
算処理を行う中央処理装置(以下CPUという)
24と、制御プログラムを記憶した読み出し専用
メモリ(ROM)よりなるプログラムメモリ25
と、演算処理結果等を一時記憶する読み出し及び
書替え可能なモメリ(RAM)よりなる作業用メ
モリ26とからなり、CPU24はプログラムメ
モリ25に記憶されたプログラムに従つて動作す
る。又、CPU24は傾斜角センサ22の検出信
号をA/D変換器27及び入出力インターフエイ
ス28を介して入力し、入出力インターフエイス
28及びシリンダ駆動回路29を介して前記油圧
シリンダ19を駆動制御する。
次に前記のように構成された装置の作用を説明
する。自動機3は一対のガイドローラ4によりガ
イドレール2に支承された状態で精紡機機台1に
沿つて移動するので前後方向の水平は常に保た
れ、精紡機機台1の長手方向と直交する平面内の
傾きが床面の凹凸に対応する床面走行用車輪5の
位置により変化する。傾斜角センサ22は常に検
出信号を出力しているが、自動機3の走行中に出
力される信号には自動機3の傾斜によるものと自
動機3の走行に伴う振動加速度によるものとが含
まれているので正確な傾斜角と対応しない。従つ
て、走行中の傾斜角センサ22の検出信号に基づ
く制御は信頼性に欠けるため行われない。
自動機3が所定の作業位置に停止した後、傾斜
角センサ22の出力信号が安定する若干の時間経
過後制御装置23が姿勢制御動作を開始する。す
なわち、姿勢制御開始信号によりCPU24が傾
斜角センサ22からA/D変換器27、入出力イ
ンターフエイス28を経て入力される信号に基づ
き自動機3の傾斜角を演算し、その演算結果が作
業に支承を来たさない所定の設定範囲内にあるか
否かを判断し、所定の設定範囲内から外れている
場合にはシリンダ駆動回路29にシリンダ駆動信
号を出力する。
自動機3が精紡機機台側へ傾斜している場合に
は、ピストンロツド20を引き込む方向に油圧シ
リンダ19が作動され、支持レバー16が支軸1
5を中心に第6図の反時計方向に回動されて床面
走行用車輪5が上動される。又、自動機3が反対
側へ傾斜している場合には、ピストンロツド20
が突出する方向に油圧シリンダ19が作動され、
支持レバー16が時計方向に回動されて床面走行
用車輪5が下降される。油圧シリンダ19の作動
中も傾斜角センサ22の検出信号は常にCPU2
4に入力され、CPU24は連続的に自動機3の
傾斜角を演算し、その値が所定の範囲内になつた
時点でシリンダ駆動停止信号を出力する。これに
よりピストンロツド20の移動が停止されて床面
走行用車輪5はその位置に保持され、自動機3の
姿勢が作業に支承のない状態に保持される。又、
前記シリンダ駆動停止信号の出力と同時に姿勢制
御完了信号が出力され、姿勢制御信号がOFFと
なると同時に篠替え等の作業が開始される。そし
て、作業完了後自動機3が再び走行を開始して次
の作業位置まで移動して同位置に停止し、以下同
様に前記姿勢制御と自動機の作業とが行われる。
一方、測定装置13は精紡機機台1と自動機3
との間隔が自動機3の精紡機機台1への接触ある
いは走行限界以上の傾斜を防ぐ一定範囲内にある
か否かを検知し、外れた場合にはその検知信号に
より自動機3の移動が停止される。すなわち、鉄
片11が固定された支持部材9はコロ10を介し
てガイドレール7に沿つて移動するため鉄片11
と精紡機機台1とは常に所定間隔を保つており、
自動機3が精紡機機台側に傾いた場合には一方の
近接スイツチ12aと鉄片11との距離が近くな
り、反対側に傾いた場合には他方の近接スイツチ
12bと突片11との距離が近くなる。そして、
鉄片11といずれか一方の近接スイツチ12a,
12bとの距離が所定の値以下となると近接スイ
ツチ12a,12bが作動し、その差動信号に基
づいてスクロールカム3aの駆動モータが停止す
る。そして、停止状態において制御装置23が作
動し、姿勢制御が行われる。この場合の姿勢制御
は走行に支承のない状態であればよいため、前記
作業のための姿勢制御より大まかな姿勢制御でよ
い。すなわち、CPU24は近接スイツチ12a,
12bの検知信号に基づいて自動機3が停止した
際の制御動作においては基準の制御範囲を前記作
業停止時における基準範囲よりも広い基準範囲を
基に制御を行う。このように測定装置13により
自動機3の状態が常に検知されているため、所定
の作業位置間を移動する間に自動機3が精紡機機
台1と接触したり、走行限界以上に傾くという事
態が確実に防止される。又、作業終了後に自動機
3が元の位置まで戻るときには、往動時と異なり
測定装置13により自動機3が走行可能限界近く
まで傾いた時点でのみ姿勢制御が行われるため、
停止、発進の回数が少なくなり短時間で元の位置
まで戻ることができる。
なお、この考案は前記実施例に限定されるもの
ではなく、例えば、第7図に示すように近接スイ
ツチ12a,12bに代えて一対の光電検出器3
0a,30bを配設するとともに鉄片11に代え
てロツド31を支持部材9に取付けたり、近接ス
イツチ12a,12bに代えてリミツスイツチを
設けたり、直接精紡機機台との距離を測定するポ
テンシヨメータを設けたり、車輪昇降装置として
油圧シリンダ19に代えてモータにより駆動され
るボールねじ機構を使用してもよい。さらには精
紡機以外の粗紡機あるいは撚糸機等他の紡機の自
動機に適用してもよい。
考案の効果 以上詳述したように、この考案によれば床面走
行用車輪を床面の凹凸に対応して上下動させるこ
とにより、自動機の姿勢を篠替え、玉揚げ等の作
業に支承のない水平状態に制御することができる
ので、従来と異なり床面に走行用レールを敷設す
る必要がなく既設工場の機台に対しても容易に使
用することができる。又、停止時に姿勢制御を行
うため、走行中に姿勢制御を行う場合と異なり傾
斜検出装置の検出信号に振動加速度が加わること
なく自動機の傾きによる信号のみが出力されるた
め、傾きの検出精度が安定し精度の高い姿勢制御
を行うことができ篠替機のように精度の高い傾き
の制御が必要な場合にも支障なく行うことがで
き、しかも走行中常に紡機機台と自動機との間隔
が走行に支障のない状態にあるか否かが検知され
ているので走行中に自動機が紡機機台と接触した
り、走行可能限界以上に傾くという事態を確実に
防止することができるという優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1〜6図はこの考案を具体化した一実施例を
示すものであつて、第1図は精紡機と自動機との
関係を示す概略側面図、第2図は測定装置を示す
斜視図、第3図はブロツク図、第4図は作業位置
における姿勢制御状態を示すタイミングチヤー
ト、第5図は昇降装置の平面図、第6図は同じく
側面図、第7図は測定装置の変更例を示す斜視図
である。 精紡機機台……1、ガイドレール……2、自動
機……3、ガイドローラ……4、床面走行用車輪
……5、測定装置……13、油圧シリンダ……1
9、傾斜角センサ……22、制御装置……23。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 床面走行用車輪を備え紡機機台に沿つて移動し
    て玉揚げ、篠替え等の作業を行う自動機に、前記
    車輪を上下動させる車輪昇降装置と、自動機の傾
    きを検出するための傾斜検出装置と、前記紡機機
    台と自動機との間隔を常時計測する測定装置と、
    前記測定装置による計測値が所定の範囲から外れ
    た場合自動機の移動を停止する停止装置と、停止
    時に前記傾斜検出装置の検出信号に基づき自動機
    の傾きが所定の値以上のときに前記車輪昇降装置
    を駆動制御する制御装置とを設けた紡機における
    自動機の姿勢制御装置。
JP11756686U 1986-07-31 1986-07-31 Expired JPH0441191Y2 (ja)

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JPS6324282U JPS6324282U (ja) 1988-02-17
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